「リバーシティ21センチュリーパークタワーってどんなマンション？」「中古マンションとしてはいい物件なの？」など、リバーシティ21センチュリーパークタワー（以下、センチュリーパークタワー）について気になっていませんか？

センチュリーパークタワーは、周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実しているおすすめの中古マンションの一つですが、購入前に知るべき注意点やデメリットもあります。

このページでは、不動産の売買業界で長年働いてきた筆者が、センチュリーパークタワーを購入する前に知っておくべき以下のポイントを解説します。

1. 4つの軸で徹底評価！センチュリーパークタワーの特徴とは
2. もう少し詳しく知りたい方へ！センチュリーパークタワーの詳細情報
3. どんな部屋があるの？センチュリーパークタワーの部屋を2つピックアップ！
4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと
5. センチュリーパークタワーと合わせて検討したいマンション3選

購入してから「こんなはずじゃなかった」「他のマンションにすべきだった」と感じることがなくなるでしょう。

トップ画引用：三井のリハウス

1. 4つの軸で徹底評価！センチュリーパークタワーの特徴とは

センチュリーパークタワーは、三井不動産が手がける地上54階地下3階建、総戸数756戸を誇る高級タワーマンションです。

施工は、スーパーゼネコンである「大成建設」と、準大手ゼネコンの「三井住友建設」が共同で担い、1999年3月に竣工しました。

建物は、制震構造になっていることから、地震にも強いため、安心して暮らすことのできるタワーマンションです。

引用：三井のリハウス

また、リバーシティ21とは、月島駅周辺にある計8棟の高層マンションが立ち並ぶ「大川端リバーシティ21」という超高層住宅エリアのことを言います。

引用：GoogleMap

なお、エリア内にはコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、生活に便利な施設が一通り揃っており、不自由なく暮らすことができます。

それではセンチュリーパークタワーについて、購入前に知っておきたい下記のポイントを簡単に解説していきます。

• 立地
• 価格
• 共用施設
• 周辺環境

1-1. 立地：3駅が使えるが、駅からやや遠い

センチュリーパークタワーの立地は下記のようになっていて、3つの駅が利用可能です。

引用：GoogleMap

利用可能駅

• 月島駅（大江戸線・有楽町線）・・・徒歩10分
• 八丁堀駅（日比谷線・京葉線）・・・徒歩12分
• 越中島駅（京葉線）・・・徒歩13分

3駅4路線が使え、交通の便には大変優れていますが、最寄りの月島駅まで徒歩10分かかるため、都心のタワーマンションにしては駅から遠いと感じるかもしれません。

住所：東京都中央区佃１丁目１１番６号

ただ、上記の路線が使えることで、月島駅や八丁堀駅から都内各地へのアクセスは良好です。

※所要時間は、日中平常時のもので時間帯により異なります。 待ち時間及び乗り換え時間は含まれておりません。

もっと駅近なタワーマンションはある？

以下は、月島エリアで駅近なタワーマンションの例ですので、距離が気になる方は参考にしてください。

• キャピタルゲートプレイスザ・タワー（月島駅徒歩1分）
• ライオンズタワー月島（月島駅徒歩2分）
• ファミール月島グランスイートタワー（月島駅徒歩2分）
• ムーンアイランドタワー（月島駅徒歩2分）
• アイ・マークタワー（月島駅徒歩2分）

1-2. 価格：相場より高い

センチュリーパークタワーで過去に売り出されていた部屋と、その価格を抜粋してみました。

現在も複数の部屋が売り出されていますが、相場感としては上記のようになります。

最新の情報が気になる方は、HOME’Sなどの大手不動産情報サイトを確認すれば、効率よく売り出し物件を探せます。

• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

他のタワーマンションと比べてどうなの？

業界大手の三井不動産が手がけるハイグレードマンションであり、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実しているせいか、センチュリーパークタワーの価格は相場より高いと言えます。

また、竣工から20年以上が経っているため、築浅な物件をお探しの方は注意しましょう。

以下は、周辺エリアにあるタワーマンションで過去に掲載されていた物件の例です。

1-3. 共用施設：生活を豊かにする施設が充実

センチュリーパークタワーは、スカイラウンジやパーティールームなど、生活をより豊かにしてくれる施設が充実しています。

そのため、友人や家族を招く際などにも有効活用でき、大変便利です。

3つのラウンジ｜入居者の憩いの場

ラウンジ（B1F）

引用：SUUMO

ガーデンラウンジ（1F）

引用：住友不動産販売

スカイラウンジ（33F）

引用：SUUMO

センチュリーパークタワーには、下記3つのラウンジが設けられており、来客との談笑などに活用できます。

• ラウンジ
• ガーデンラウンジ
• スカイラウンジ

また、スカイラウンジは33階にあるため、眺望を楽しみながらくつろぐことができます。

パーティールーム｜大人数の集まりに便利

家族や友人など大人数を招いてのイベントや、入居者同士の交流会などに利用できるパーティールームが設けられています。

ゲストルーム｜来客向けの宿泊施設

引用：SUUMO

ゲストルームは、来客向けの宿泊施設のことで、友人や、両親が遊びにきた際に利用してもらうなど、さまざまな使い道があり便利です。

なお、33階と高層階にあるため、眺望を楽しんでもらうこともできます。

キッズルーム｜子育てに便利な施設

引用：SUUMO

マンション内にはキッズルームが設けられているため、小さな子供でも安心して遊ばせることができます。

また、ママ同士の交流の場としても利用可能です。

コンシェルジュサービスも好評！

センチュリーパークタワーでは専門スタッフが駐在しており、下記のようなサービスを受けられ、実際の入居者からも「助かる」という口コミがあります。

• 来訪者の受付・案内
• 共用施設の予約
• 宅配便の一時預かりサービス
• タクシー手配サービス
• クリ―ニング取次サービス
• 各業者紹介サービス
• メッセージ預かり

その他にも施設は充実！

その他にも下記のような共用施設があり、生活をより豊かに、便利にしてくれます。

コミュニティルーム｜打ち合わせや会議などに便利

ミュージックスタジオ｜楽器練習に最適な防音室

ライブラリー｜読書に集中できるスペース

エントランス

センチュリーパークタワーのエントランスは、レンガ造りの落ち着きと高級感を兼ね備えたデザインとなっています。

下記の画像を観ていただければエントランスの雰囲気が伝わるかと思います。

引用：三井のリハウス

また、その他共用部も下記のようにゴージャスな作りとなっています。

風除室

エントランスホール

地下への階段

地下1階ロビー

地下1階車寄せ

エレベーターホール

引用（上記全て）：SUUMO

1-4. 周辺環境：便利な施設が揃っており、住みやすい

センチュリーパークタワーは、駅から遠いものの周辺施設は充実しており、とても住みやすいタワーマンションです。

引用：GoogleMap

センチュリーパークタワーが建つ高層住宅エリアの「大川端リバーシティ21」にはコンビニやスーパーなどが揃っており、食材や日用品の買い出しなどに大変便利です。

また、保育施設（ほっぺるランド）や小学校も同じ敷地内にあるため、子育て環境もしやすいです。

Q. 学区はどこになる？

小学校や中学校は地図上にある「佃島小学校」「佃中学校」です。

近隣にある便利な店舗や施設

下記は、センチュリーパークタワーの近隣にある、生活する上であって便利な店舗や施設の例です。

ここまでのまとめ

ここまでをまとめるとセンチュリーパークタワーは、周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実している非常に住みやすい高級タワーマンションです。

気になるのであれば、他の人が購入する前に内見に行くことをおすすめします。

ただし、業界大手の三井不動産が手がけるハイグレードマンションであり、建物内の施設も充実しているせいか、価格が相場よりも高いため、周辺の複数のタワーマンションとも比較し、納得してから契約に進みましょう。

また、駅までやや距離があるため、駅から歩いて内覧に行き、自分の足ではどのくらい時間がかかるか確かめてみましょう。

なお、竣工から20年以上が経っているため、建物の老朽化具合や室内設備のグレードなども内覧時に確認しておきましょう。

また、内見に行く前にもう少し知りたい..という方のために、次の章でセンチュリーパークタワーについてより具体的に解説をします。

2. もう少し詳しく知りたい方へ！センチュリーパークタワーの詳細情報

ここまでで興味を持ったのであれば気軽に内見に行ってみましょう。

すぐに内見に行けない方や、もう少し具体的に知りたい方のために、下記のポイントで細かく解説していきます。

1. 室内の雰囲気について
2. 部屋ごとの設備について
3. 駐車場/駐輪場について
4. セキュリティ面について
5. 地震や津波などの自然災害への強さについて
6. 周辺の治安について
7. 子育てのしやすさについて
8. 過去に起こった事故について
9. 資産性について
10. 賃貸で募集される家賃について

2-1. 室内の雰囲気について

過去に売り出されていた部屋の写真から、センチュリーパークタワーの室内の雰囲気が把握できるかと思います。

引用：SUUMO

予算が合う部屋で売り出されているものはできるだけ多く内見し、あなたにぴったりな部屋を見つけましょう。

「3. どんな部屋があるの？センチュリーパークタワーの部屋を2つピックアップ！」で部屋の例を紹介します。

部屋からの眺めについて

センチュリーパークタワーの周囲には高い建物が多くありますが、方角に注意して選べば、眺めのいい部屋もたくさんあります。

下記は、北東向き43階からの眺望ですので、気になる方は参考にしてみてください。

引用：SUUMO

なお、マンションの南、南西側は高い建物が特に多いため、遠くの景色まで眺めたい方は慎重に選びましょう。

引用：GoogleMap

上記のことから、内覧時には眺望もしっかり確認しておきましょう。

2-2. 部屋ごとの設備について

各住戸の設備も、下記のような生活に必要なものがしっかり整備されています。

• システムキッチン
• IHクッキングヒーター
• 浄水器
• ディスポーザー
• 食器洗浄乾燥機
• 浴室換気乾燥機
• 追焚機能浴室
• 床暖房
• 温水洗浄便座
• エアコン
• TVモニター付きインターホン
• CATV/BS・CS
• 光ファイバー

部屋によってはリフォームが施され、上記の設備が付帯されていないケースも稀にあるため、事前に確認するようにしましょう。

部屋でペットは飼える？

センチュリーパークタワーではペットを飼うことができます。

飼育可能なペットの種類や頭数などは部屋ごとに異なる可能性があるため、契約前に確認しておきましょう。

ゴミ出しの手間やルールについて

24時間・365日ゴミを出すことが可能なので、ゴミ出しは非常に楽です。

また、各フロアにゴミ置場が設置されているので、ゴミを捨てるとき、わざわざエレベーターに乗る手間が省ける点も人気があります。

洗濯物は外に干せる？

センチュリーパークタワーでは、強風や建物の景観保持などの観点からバルコニーに洗濯物を干すことができません。

そのため、すべての住戸に浴室乾燥機が設備として備え付けられています。

2-3. 駐車場/駐輪場について

センチュリーパークタワーは、583台分の駐車場の他に、駐輪場やバイク置き場も用意されています。

また、駐車場は月額30,000円〜利用可能です。

空き状況などは契約前に確認しておきましょう。

2-4. セキュリティ面について

センチュリーパークタワーは、敷地内の要所に防犯カメラが備え付けられていることに加え、T Vモニター付きオートロックで来訪者の顔を確認できるため、セキュリティは万全です。

また、防犯性の高いキーシステムを採用していることから、ピッキングによる空き巣被害も防げます。

24時間有人警備のセキュリティ

マンション内には管理員や警備員が24時間常駐しており、定期的に館内の見回りも行っているため、夜間でも安心して暮らすことができます。

2-5. 地震や津波などの自然災害への強さについて

冒頭でもお伝えしたように、センチュリーパークタワーは、スーパーゼネコンである大成建設と、準大手ゼネコンの三井住友建設による「制震構造」で建てられているため地震に強いといえます。

制震構造は地震エネルギーを制震装置が吸収することにより、建物にかかるエネルギーを小さくして揺れを軽減します。

津波や洪水の影響は？

月島エリアは、津波による被害予測は出ていないものの、一部の地域で洪水が起こる危険性があります。

以下は国交省が発表している「ハザードマップ」ですが、センチュリーパークタワー周辺は部分的に最大「0.5m〜3m」洪水によって浸水する可能性があります。

※想定される浸水の水位：■0.5m未満｜■0.5m~3m｜■3m~5m｜■5m~10m

引用：ハザードマップ

液状化のリスクは？

月島がある”湾岸エリア”は、埋立地として誕生した土地なので、昔から地盤が弱く地震が来たときのリスクが極めて高いといわれています。

実際に東日本大震災のときも、月島にあるいくつかの公園では、地表面に亀裂が入る液状化現象が見られました。

また、日本の地盤事情に精通する「地盤ネットホールディングス」は、東京の危険地域として以下3つのエリアをあげています。

• 江東区：豊洲
• 中央区：月島
• 江戸川区：葛西

そのため、どうしても液状化に悩みたくない方は、海や河川の近くにあるタワーマンションは避け、新宿周辺など高台にある物件を選ぶようにしましょう。

2-6. 周辺の治安について

月島エリアでは、盗難や万引きなどの軽犯罪が年に数十回起こっています。

以下のマップは、警視庁が発表している2021年の1年間を通しての「犯罪情報マップ」ですが、マンション周辺は犯罪件数が14件〜の薄オレンジに塗られています。

引用：警視庁犯罪情報マップ

また、マンションの建つ”佃2丁目”で起こった犯罪の内訳は下記の通りです。

• 侵入窃盗：1件
• 自転車盗難：6件
• 万引き：6件
• 特殊詐欺：1件
• その他：5件

軽犯罪が中心なため、過剰に気にする必要はありませんが、心配な方は内覧の際にマンション周辺の雰囲気もあわせて確認しておきましょう。

2-7. 子育てのしやすさについて

センチュリーパークタワーは、下記2つの観点から子育てにも向いているマンションです。

• 保育・教育機関が充実している
• 近隣にレジャー施設がたくさんある

保育・教育機関が充実している

センチュリーパークタワー周辺には、子育てに関係する施設が下記のように充実しています。

中央区の待機児童数は東京でもワースト2位なので、誰でも簡単に入園できませんが、保育園自体の数は多いためタイミング次第で入れる可能性はあります。

近隣にレジャー施設がたくさんある

センチュリーパークタワーからは、数多くのレジャー施設が揃う豊洲やお台場にもすぐ行けるので、お子さんも存分に楽しむことができます。

以下は、豊洲とお台場にある有名な商業施設です。

豊洲やお台場なら車で15分以内で行けますし、サイクリングがてら自転車でも行ける距離感なので、休日の予定は尽きないでしょう。

2-8. 過去に起こった事故について

いくら条件がよくても、事件や自殺などの事故が起きた部屋は避けたい方も多いと思います。

そこで下記4つの方法から、センチュリーパークタワーについて徹底的に調査をしました。

• SNS（Twitterなど）
• Google検索
• Yahoo検索
• 事故物件検索サイト（https://www.oshimaland.co.jp/）

その結果、センチュリーパークタワーは事故物件に関して、事故物件検索サイト（https://www.oshimaland.co.jp/）に下記の情報がありました。

また、不動産業者から提示される資料に「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と表記されている場合、トラブルになりうる事があった可能性が高いので、必ず内容を聞くようにしましょう。

2-9. 資産性について

結論からお伝えすると、センチュリーパークタワーの資産性は高いといえます。

ただ、10年後20年後のマンションの価値など誰も予測できません。しかし、下記の2点に関しては、いつになっても変わることはありません。

• 立地条件
• ブランド

この2点を考慮すれば、資産性はどうなのかが、わかりやすくなります。

立地条件

センチュリーパークタワーは、駅までやや距離があるものの、3駅4路線が使え、交通の便に大変優れており、新橋駅や東京駅まで電車で5分前後で出られます。

また、コンビニやスーパー、ドラッグストなど生活に必要な施設がマンション周辺に揃っており、不自由なく暮らすことができます。

湾岸エリアで特に人気のある月島において、立地条件は十分整っているので、資産価値が落ちることは考えにくいです。

ブランド

センチュリーパークタワーは、三井不動産が開発し、スーパーゼネコンである大成建設と、準大手ゼネコンの三井住友建設が施工した、文句のつけようがない高級タワーマンションです。

不動産業と建設業のトップレベルの会社が手がけるタワーマンションであれば、将来売却するときでも値崩れしにくいといえるでしょう。

2-10. 賃貸で募集される家賃について

分譲マンションとして人気のセンチュリーパークタワーですが、賃貸でも同様に人気があり、家賃の目安としては下記のようになっています。

将来賃貸で貸し出すことも考えている方は、上記の家賃を参考にしてください。

次の章では、実際にどんな部屋がいくらで売られていたのかを詳しく解説していきます。

3. どんな部屋があるの？センチュリーパークタワーの部屋を2つピックアップ！

過去に、センチュリーパークタワーで売り出されていた部屋を紹介していきます。

「センチュリーパークタワーではどれくらいの所に、どれくらいの予算で住めるか」の参考にしてください。

27階2LDK｜二人暮らしや家族向けの物件

引用：at home

こちらは、価格:1億3,480万円、管理費:28,400円/月、修繕積立金:11,110円/月の部屋です。

間取りは2LDKの82.26㎡あり、二人暮らしや家族で住むのに向いています。

いい意味でも悪い意味でも特徴の少ないスタンダードな部屋なので、センチュリーパークタワーの雰囲気を確かめるためにも、まずは内見をしてみましょう。

• 価格：1億3,480万円
• 管理費：28,400円/月
• 修繕積立金：11,110円/月

41階3LDK｜高層階の家族向け物件

引用：at home

こちらは、価格:1億3,580万円、管理費:26,900円/月、修繕積立金:10,540円/月の部屋です。

間取りは3LDKで78.09㎡あり、家族で暮らすのに向いています。

また、41階と高層階に位置しているため、眺めの良い部屋をお探しの方におすすめです。

• 価格：1億3,580万円
• 管理費：26,900円/月
• 修繕積立金：10,540円/月

次の章では、中古マンションを買うときに知っておくべきことを解説するので、失敗しないためにも必ず確認してください。

4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと

中古マンションを買うという行為は、あなたが投資家でない限り一生で一度のことが多いはずです。

そんな一大イベントを成功させるためには、必ず知っておくべきことを把握した上で比較検討することが何よりも大切です。

そこで、誰でもわかりやすく知ってもらえるように、下記の8つに分けて解説していきます。

1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる
2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安
3. 相場価格を把握していれば騙されない
4. 一生住む予定でも資産性は重要
5. 将来を考えて階層を検討すること
6. マンションごとにルールが異なる
7. 必ず複数の物件を内見すること
8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

4-1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる

マンションは管理体制が整っているか・いないかで、暮らしやすさが決まると言っても過言ではありません。

管理が隅々まで行き届いているマンションは、エントランスやエレベーターホールも常に綺麗ですし、ゴミ置場も整頓されています。

目に見える部分だけでなく、排水管や電気系統などの定期点検もきちんと行われているため、長く安心して暮らすことができます。

管理組合が機能しているかも重要

分譲マンションは管理組合を作ることが法律で決められています。このとき、管理組合はあるものの、全く機能していないケースもあるため注意が必要です。

管理組合が機能していないと、修繕積立金の滞納者が多かったり、修繕計画が不十分で必要な修繕ができないケースも出てきます。

そのため、中古マンションを購入するときは、管理組合が機能しているか、滞納者はいないか、などを不動産会社に確認しましょう。

センチュリーパークタワーは、管理会社である「三井不動産レジデンシャルサービス」に業務を委託しているので、修繕費の回収含め問題なく機能しています。

また、実績などに基づいて設定した標準の修繕周期をベースに「長期修繕計画」を立てています。

期間中に予想される修繕工事の費用総額と、それに応じた修繕積立金の使い道が決められているため、修繕計画が明確になっています。

4-2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安

中古マンションを購入するときの初期費用は下記の項目が必要となり、一般的に物件価格の「6~13%」が目安です。

上記の中でも高額な費用となるのが「仲介手数料」です。仮に5,000万円の物件を購入する場合は「約171万円（税込）」が仲介手数料として必要です。

ただ、センチュリーパークタワーの売り出し物件の中でも、部屋によっては「仲介手数料半額や無料」で購入できることもあります。

以下のイメージのように、階数が違うだけで内装や眺望が変わらない場合は、価格が高くても仲介手数料を含めた合計額で選んだ方がお得になることもあります。

センチュリーパークタワーのような戸数が多い大型マンションだと、上記のようなケースも多いので、売り出し中の部屋をすべて確認して、後悔しない選択をしましょう。

4-3. 相場価格を把握していれば騙されない

中には相場以上の価格で売られているマンションもあり、高値でつかまされる可能性もあるので注意しましょう。

また、売るときはいくらぐらいで売れるのかも、調べておいたほうがよりいいでしょう。

相場価格を知りたい場合は不動産会社に聞いてもいいですが、都合のいい情報しか教えてくれない可能性もあるので、ネット上で確認することがおすすめです。

ネットで調べる場合は、下記2サイトの情報量が多いので活用してみましょう。

• 国土交通大臣指定の不動産流通システム：レインズマーケットインフォメーション
• 国土交通省が運営するWEBサイト：不動産情報ライブラリ

センチュリーパークタワーが建つ”月島エリア”は、タワーマンションが多いエリアなので、必ず近隣マンションの価格を把握するようにしてください。

また、センチュリーパークタワー内でも、「類似の部屋が過去に安く取引されていた」なんてケースもあり得るので、損しないために必ず自分でも見ておきましょう。

4-4. 一生住む予定でも資産価値は重要

一生住むと決めて購入した物件でも、ライフスタイルや仕事の影響で将来売却することになる可能性はゼロではないため、資産価値は非常に重要です。

下記の観点で少しでも価格が落ちにくいマンションを選んでおけば、最悪売ればいいので、リスクは少ないです。

• 立地：何年先でも人気のエリア、特に駅から近い物件を選ぶ
• ブランド：大手が力を入れていて、知名度・ステータスの高いブランドを選ぶ

特に重要なのが立地で、不動産において最も重要な要素と言っても過言ではありません。

正直、立地さえ良ければ入居者も後を絶たないので、最悪賃貸で貸し出せば大損はしません。

反対に、今後の人口減少とともに住みたい人がいなくなるエリアでは、十分な修繕もできず、スラム化がより深刻化していく可能性があります。

繰り返しになりますが、センチュリーパークタワーは、3駅4路線が使え、利便性に大変優れています。

また、業界大手の三井不動産が開発し、スーパーゼネコンの大成建設と準大手ゼネコンの三井住友建設が施工した、文句のつけようがない高級タワーマンションですので、資産価値は下がりにくいといえるでしょう。

4-5. 将来を考えて階層を検討すること

タワーマンション=高階層と考える人もいますが、それぞれにデメリットがありますので、階層ごとのデメリットを確認しましょう。

今は、高層階の景色が魅力的でも、数十年後もそうなのか将来を見据えて考えてみましょう。

また、最近人気なのは、10~19階のいわゆる中階層で、上記のデメリットをあまり感じずに暮らせるはずです。

センチュリーパークタワー周辺は高い建物が多いですが、部屋の方角を重視して選べば、眺めがいい部屋はたくさんあります。
そのため、階数関係なく別の方角の部屋が売り出されていたら、必ず確認して比較検討してみましょう。

4-6. マンションごとにルールが異なる

どのマンションでも必ずルールが決められているため、すべて確認してから購入するようにしましょう。

特に下記3つの内容は知っていないと後々トラブルにつながるので注意しましょう。

センチュリーパークタワーの場合、ペットを飼うことができます。

また、楽器演奏に関しては共用施設にサウンドルームが設けられており、部屋での演奏も相談可能となっています。部屋ごとのルールなどは契約前に確認しておきましょう。

洗濯物に関しては、強風や建物の景観保持の観点からバルコニーに干すことは原則不可となっています。なお、室内には浴室乾燥機が完備されています。

住民からの口コミも参考にする

実際にセンチュリーパークタワーに住んでる人たちの口コミも、検討するときの参考になります。

「マンションコミュニティ」というサイトに、住民が自由に書き込める掲示板があるので、確認しておきましょう。

4-7. 実際に内見で住みやすさを確認すること

実際に住んで満足できるかも、じっくり見ておく必要があります。

下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内見時に確認しましょう。

必ず複数の物件を見ること

タワーマンションに住んだことがない方は、複数の物件を内見した上で決定するといいでしょう。

同じエリア、同じ条件の物件を多くチェックできれば物件ごとのデメリットや相場がわかってくるはずです。

必ず3棟以上の物件をここまでの観点含め、確かめるようにしましょう。

共有施設を精査すること

あなたの欲しい共用施設が付いているかは、必ず確認、精査すべきです。

ただ、「共用施設が豊富」は一見メリットですが、デメリットでもあります。

共用施設がタワーマンションの魅力の1つではありますが、管理費や修繕積立金が高くなる傾向にあるので、使わない共用施設は費用の「払い損」につながります。

自分に必要ない共用施設はどれくらいあるか、費用を考慮したときにコスパはどうかも判断材料にしましょう。

センチュリーパークタワーには、無駄と思われがちなプールや大浴場はついてないので、費用の「払い損」と感じることはないでしょう。

4-8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

中古マンションを購入するときは、どの不動作会社に案内から購入までの手続きを任せるかが、とにかく重要です。

新築マンションであれば売主が直接購入者を募集するので信用性はありますが、中古の場合、全く関係ない仲介会社でも購入を斡旋することは可能です。

このとき、自社の利益しか考えていない仲介会社だと、無理やり購入を迫られたり、必要以上にしつこい営業をされることがあるので注意が必要です。

ただ、初めて中古物件の購入を検討している人が仲介会社を見極めるのは困難なので、下記の観点から東証一部上場企業のLIFULLが運営する「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのがおすすめです。

• どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる
• 営業をしないと公言している
• 希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

※「HOME’S 住まいの窓口」は、あなたの要望を聞いた上で、最適な不動産会社を紹介してくれるサービスです。

どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる

特定のタワーマンションのみを紹介してきたり、オーナーと癒着している不動産会社に相談すると、デメリットを隠されたり、他社のマンション情報を教えてくれません。

この場合、本当にあなたが理想としている物件を購入することができず、一生に一度の物件購入が失敗に終わってしまうでしょう。

「HOME’S 住まいの窓口」は特定の物件や不動産会社を勧めないと公言しており、中立に「本当にその物件でいいのか」「どの不動産会社に依頼するのがベストか」アドバイスをくれます。

営業をしないと公言している

不動産販売業者の中には、お願いした物件以外にも複数の物件を営業してくる会社もあります。

「HOME’S住まいの窓口」は「あなたが希望しない限りは営業しない」と宣言しています。

また、紹介された不動産業者からの営業がわずらわしい時は、「HOME’S 住まいの窓口」に相談すれば代わりに断ってもらえます。

希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

中古マンションを買う場合、そのマンションの取引実績が多い不動産会社を選んだ方が失敗しにくいです。理由は、メリットはもちろん、デメリットもきちんと把握していて目玉物件を扱っていることも多いからです。

極端な話、ファミリー用の大型マンションを希望しているのに、投資用ワンルームマンションがメインの不動産会社に相談しても、大型マンションの優良な情報は得られません。

「HOME’S 住まいの窓口」であれば、業界の裏事情にも精通していて、希望しているマンションに特に詳しい不動産会社や担当者を紹介してくれるので効率的です。

以上のことを踏まえると、「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのが最も騙されにくく、失敗しにくいです。

また、相談する前に、気になる物件をいくつか絞った方がより的確なアドバイスをもらえるので、センチュリーパークタワー以外のマンションも見ておきましょう。

• HOME’S住まいの窓口公式ページ：https://www.homes.co.jp/counter/

5. センチュリーパークタワーと合わせて検討したいマンション3選

他にも、周辺エリアでセンチュリーパークタワーと合わせて検討する人の多いタワーマンションを紹介します。

5-1. ライオンズタワー月島

引用：大京穴吹不動産

「ライオンズタワー月島」は、準大手ゼネコンの前田建設株式会社が施工した、地上32階地下2階建、291戸の高級タワーマンションです。

建物は、オール電化システムを採用しているため、火災の危険性が低く、安心して暮らせます。

間取りが1LDK〜4LDKまであるため、一人暮らしから家族暮らしまで、自分のライフスタイルに合わせた部屋を検討できます。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 月島駅（大江戸線・有楽町線）・・・徒歩2分

5-2. ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス

引用：三菱地所ハウスネット

「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」は、三菱地所レジデンスが手がける地上49階地下2階建、883戸の高級タワーマンションです。

ラウンジやカフェなど10個以上の共用施設が利用できるため、高級タワーマンションならではの環境を求める方におすすめです。

また、駅からは若干離れますが、「TOKYO BRT」のバスターミナルまで徒歩1分なので、新橋や虎ノ門までダイレクトにアクセスできます。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 勝どき駅（大江戸線）・・・徒歩12分
• 月島駅（大江戸線・有楽町線）・・・徒歩12分
• 新豊洲駅（ゆりかもめ）・・・徒歩14分

5-3. キャピタルゲートプレイスザ・タワー

引用：三井の賃貸

「キャピタルゲートプレイスザ・タワー」は、地上53階地下2階建、総戸数624戸を誇る高級タワーマンションです。

マンション内のエレベーターで月島駅に直結しており、徒歩1分ほどでアクセスできます。

また、キャピタルゲートプレイスザ・タワーの低層部分は、コンビニや飲食店、クリニックなどが入る商業ゾーンとなっており、生活に大変便利です。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 月島駅（大江戸線・有楽町線）・・・徒歩1分[直結]

6. まとめ

センチュリーパークタワーについて、購入前に知っておいてほしいことをまとめましたが、いかがでしたか？

センチュリーパークタワーは、周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実している非常に住みやすい高級タワーマンションです。

ただし、業界大手の三井不動産が手がけるハイグレードマンションであり、建物内の施設も充実しているせいか、価格が相場よりも高いため、周辺の複数のタワーマンションとも比較し、納得してから契約に進みましょう。

また、駅までやや距離があるため、駅から歩いて内覧に行き、自分の足ではどのくらい時間がかかるか確かめてみましょう。

なお、センチュリーパークタワーは、竣工から20年以上が経っているため、建物の老朽化具合や室内設備のグレードなども内覧時に確認しておきましょう。

ちなみに、月島エリアは埋立地であるため、大地震が発生した際に液状化のリスクがあります。

そのため、液状化に絶対に悩みたくない方は、海や河川の近くに建つタワーマンションは避け、なるべく高台にある物件を選びましょう。

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