要注意!日本通運の引越しの見積もり前に絶対知っておくべき2つの注意点
「日本通運の引越しの見積もりが取りたい」「日本通運の見積もりは取るべき?」など、日本通運の見積もりが気になっていませんか?
日本通運は、おすすめの業者の一つですが、見積もりの取り方次第では、必要以上に割高な料金を払うことになる恐れもあります。
このページでは、引越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、日本通運の見積もりで失敗しないために知っておくべきことを下記の流れで紹介していきます。
- 日本通運の見積もりを取る前に絶対知るべき2つの注意点
- 日本通運やその他の複数業者へ見積もりを取るためのコツ
- 大手15社を比較!日本通運の特徴とおすすめ引越し業者5選
- 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認の3つのポイント
- 最後の1社を選ぶための選定基準
- 日本通運の料金目安と料金事例
- 日本通運のプランとオプション解説
- 日本通運の見積もりに関するQ&A
最後まで読めば、日本通運の見積もりで失敗しないコツから、最安で使うためのコツまでわかり、引越しの満足度をよりあげられます。
目次
1. 日本通運の見積もりを取る前に絶対知るべき2つの注意点
日本通運に限らず、引越しは距離や荷物の量をもとに、利用者ごとに料金が計算されるため、見積もりをとって金額を確認する必要があります。
日本通運は公式ページ(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/)や電話(0120-154022)で見積もり依頼ができますが、下記の2点は絶対に注意すべきです。
- 日本通運からしか見積もりを取らないと高くなる
- 見積もりは早く取らなければ高くなる
この2点は「単身か家族か」「どこに住んでいるか」に関わらず、すべての人が気を付けるべきことです。
1-1. 日本通運からしか見積もりを取らないと高くなる
引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。
日本通運に限らず、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。
反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。
実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります。
また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。
単身パックも割引してくれるの?
日本通運の単身パックという下記の専用ボックスを使った単身向け格安サービスは、Web上で自動的に料金が出るサービスなので、Web上で計算された料金からは下げられません。
引用:日本通運
それでも、複数社から見積もりを取ることで、他の業者が日本通運を意識して安くしてくれたり、より安い業者が見つかる可能性あるので、必ず複数社から見積もりを取るべきです。
比較して一番いい業者を選べる
また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。
日本通運以外に安くていい業者が見つかる可能性がありますから、必ず複数社を比較することを意識しましょう。
日本通運が向いていない人もいる
「3. 大手15社を比較!日本通運の特徴とおすすめ引越し業者4選」で比較をしていますが、日本通運は「料金が安く、サービスの質が高い業者」です。
そのため、価格重視の人にはより良い業者がある可能性が高いです。
このページを参考に複数社に見積もりをとれば、価格重視の人もベストな引越し業者を探せます。
1-2. 見積もりは早く取らないと高くなる
各社のトラックや作業員の数には限りがあり、引越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど料金は高くなります。
まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。
また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、日本通運や、その他安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。
さらに選択肢が減ってくると、複数社からの見積もりを取れなくなりますし、最悪対応可能な業者が見つからない可能性もあります。
時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。
- 3月~4月上旬の引越し:1ヶ月前
- それ以外の時期の引越し:2週間前
引越し3ヶ月以上前だと見積もりを受け付けていない業者が多いものの、引越しまで3ヶ月を切っているなら基本的に対応してくれます。
3ヶ月を切っていて、見積もりに必要な下記の項目が決まっていれば、すぐに見積もりを取りましょう。
- 引越し先の住所
- 引越しの希望日
- 運びたい家具
Q. 「とりあえず」で見積もりや予約を取るのは大丈夫?
大丈夫です。基本的に見積もりは無料で、引越しを予約しても3日前までにキャンセル・変更すればキャンセル料はかからないという業界のルールがあります。
また、引越しの日程が固まらない方は見積もり時にその旨を伝えれば、予約の空き具合を元にいつまでに確定すればいいかを各社教えてくれます。
ただし、1点だけ注意が必要で、ダンボールを事前に受け取ってしまうと、キャンセル時に「返送料」や「使用したダンボールの代金」がかかる可能性がありますから「ダンボールはX月X日以降に送って下さい」と伝え、予定が決まるまでは受け取らないようにしましょう。
この2つを抑えれば相場より安く引越しができる
- 複数社から見積もりを取る
- なるべく早く見積もりを取る
以上2点を抑えておけば、日本通運を使う場合も、それ以外の場合も料金目安や相場より費用を抑えて引越しができる可能性が高いです。
より安くするためにも、日本通運だけでなく、複数の業者から、なるべく早く見積もりを取ることを意識しましょう。
複数の業者からの見積もりの取り方は次の章で解説しますが、結論をいうと、一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使うことが最も効果的です。
2. 日本通運やその他の複数業者へ見積もりを取るためのコツ
実際に複数業者から見積もりをとる際、やり方を間違えると、無駄な手間がかかったり、ベストな業者に見積もりをお願いできません。
そうならないように、この章では日本通運含め、複数業者に効率よく見積もりを取るためのコツを紹介します。
2-1. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ
見積もりには下記の2つの方法がありますが、日本通運に決めている方も「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。
- 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
- 一括見積もりサイトを使う
一括見積もりサイトとは?
複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。
利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。
一括見積もりサイトを使うべき理由
- ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
- 入力を何度もしなくてもいいので簡単
- あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる
一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。
日本通運に決めている方もサイトを使って依頼するだけで、日本通運から安い金額を引き出しやすくなります。
また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。
一括見積もりサイトの唯一のデメリット
デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。
ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。
ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。
そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。
Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?
引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。
一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。
Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?
上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。
割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。
2-2. おすすめの一括見積もりサイトは?
引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。
理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。
対応業者数 | 業者の希望 | |
引越し侍 | 300社以上 | ◯ |
引越し価格ガイド | 300社以上 | × |
ズバット引越し比較 | 220社以上 | ◯ |
引越し見積もりEX | 210社以上 | × |
SUUMO引越し | 140社以上 | ○ |
LIFULL引越し | 100社以上 | ○ |
価格.com引越し | 100社以上 | ○ |
引越しラクっとNAVI | 60社以上 | ○ |
引越しネット | 30社以上 | ○ |
引越し達人.セレクト | 10社以上 | × |
アットホーム引越し | 10社以上 | ○ |
楽天引越し | 5社以上 | ○ |
比較.com | 3社以上 | × |
引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。
提携業者数は最も多く、日本通運含む大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。
下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。
あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。
引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/
2-3. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?
引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。
厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介します。
- ①サービスにもこだわりたいケース
- ②料金を最安にしたいケース
①サービスにもこだわりたいケース
「3章」で15社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れているので、「日本通運」に加えて、あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から2~3社選びましょう。
料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者
- アート引越センター(https://www.the0123.com)
- サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
サービスの質が高くて、価格も安い業者
- 人力引越社(https://www.j-h-kyoto.com/)
サービス・料金のバランスがいい業者
- アリさんマークの引越社(https://www.2626.co.jp)
- ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
上記で3社揃わない場合は、評価が4.0以上あり、口コミ件数も多い業者から価格を見ながら選ぶようにしましょう。
口コミ件数も重要で、評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためより信頼できます。
②料金を最安にしたいケース
概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。
概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。
日本通運はここには入らない可能性もありますが、最安の業者ということであれば概算価格が安い業者を選ぶべきです。
概算価格が同じ業者が複数ある場合、口コミ評価4.0以上のもので件数が多いものを選びましょう。
日本通運が候補に出ない場合は?
あなたの希望の条件で引越しができない(空きがない)ことが考えられます。
ただ、公式ページ(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/)や電話(0120-154022)から問い合わせることで、日程を調整できる可能性がありますから、選択肢に出なかった場合のみ個別に問い合わせをしましょう。
2-4. 入力後はどうなる?
引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。
- 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
- 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
- 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
- 最終的な一社に絞る
以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。
日本通運含めどの業者でも必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。
引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。
引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/
ただ、「交渉してもっと安くしたい」「3社の中からどうやって選べばいいかわからない」という方は見積もり予約をした後でも構いませんので、下記の章を確認しましょう。
Q. 引越し見積もりは訪問?
あなたの入力した条件や業者の方針次第で、見積もり後「訪問」して見積もりを取るか、「メールや電話」だけで見積もりを取るかが異なります。
どちらも一長一短で、下記のように違いがあります。
・訪問見積もり | ◯営業マンが採寸や荷物量の計算を全て行ってくれる ×簡単な片付けと立会いが必要 |
・メール ・電話 ・WEB | ◯人に合わない/立会が不要 ×自分で採寸したり、荷物量を計算しなければならない |
業者があなたの状況に合わせた方法を提案してくれますが、どちらか強い要望があれば、入力後業者からくる連絡で相談しましょう。
ただ、家族引越しなど荷物が多い方は訪問を必須にしている業者が多く、日本通運は単身でも訪問を求められることが多いです。
2-5. 日本通運の訪問見積もりの流れ
日本通運に限らず、引越しの訪問見積もりは下記の流れで進みます。
簡単な挨拶をした後は、引越し業者が荷物の確認〜料金計算や説明まで全てやってくれるのであなたがすべきことはありません。
「これも運びますか?」「荷物は以上ですか?」など荷物について質問は受けるので、何か聞かれたら答えるようにしましょう。
所要時間は下記の通りです。
- 15~30分/1社(単身)
- 30~50分/1社(ファミリー)
- 20~40分/1社(2人暮らし)
3. 大手15社を比較!日本通運の特徴とおすすめ引越し業者5選
日本通運とあわせてどこに見積もりを取ればいいかわからない、日本通運がそもそもどうなのか知りたいという方に向けて引越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。
- 価格帯
- サービス内容
-引越安心マーク(※5-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
-サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
-梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
-社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
-補償:壊されたものを補償してもらえるか
比較の結果は下記の通りになります。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
料金 | サービス | |||||||
価格帯 (単身) | 価格 (家族) | サービス評価 | 安心マーク | サービスの豊富さ | 梱包資材 | 社内教育 | 補償 | |
アート引越センター | 高 | 高 | 4.70 ★★★★★ | ◎ | ◎ 8pt | ◎ 9pt | ◎ | ◎ |
アリさんマークの引越社 | 高 | 標準 | 4.45 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◎ | ◎ |
サカイ引越センター | 高 | 高 | 4.40 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
人力引越社 | 安 | 安 | 4.20 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◯ | ◎ |
ハトのマークの引越センター | 高 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6.5pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
日本通運 | 安 | 安 | 4.00 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
ハート引越センター | やや安 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
西濃運輸 | - | - | 3.85 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 5.5pt | ◎ 8pt | △ | ◎ |
福山通運 | - | - | 3.65 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7.5pt | △ 4pt | △ | ◎ |
アップル引越センター | 安 | 安 | 3.60 ★★★★☆ | - | ◎ 9pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
SGムービング | やや高 | 高 | 3.55 ★★★★☆ | ◎ | △ 4pt | △ 4pt | ◯ | ◎ |
ファミリー引越センター | やや安 | やや高 | 3.20 ★★★☆☆ | - | ◯ 7.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
アーク引越センター | 高 | 安 | 3.15 ★★★☆☆ | - | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
ベスト引越サービス | 安 | 安 | 3.10 ★★★☆☆ | - | ◯ 6.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
クロネコヤマト | 安 | × | 2.30 ★★☆☆☆ | - | △ 3pt | △ 2.5pt | ◯ | ◎ |
- 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
- サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
- 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
- 該当のサービスを提供していない業者「×」
上記の表をもとに日本通運は改めて、「料金が安く、サービスの質が高い業者」と言えます。
3-1. 日本通運の特徴
改めて、日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引越しサービスを得意としており、サービスと価格のバランスの良い業者です。
下記のように実際の引越しの環境を再現した施設で社員研修を行っているので、スタッフの技術力は高いです。
▼研修の様子
引用:日本通運
また、引越し技術の正確性やスピードを全国の支店で競う引越し作業コンテストを実施しており、モチベーションの維持や技術向上のための取り組みをしっかりと行っています。
▼引越し作業コンテストの様子
引用:日本通運
価格は単身・ファミリー共に安いので、価格を抑えながらも安い料金でサービスを受けることができます。
会社名 | 日本通運株式会社 |
設立 | 1937年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,500円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
3-2. 日本通運以外のおすすめ業者5選
日本通運以外のおすすめの業者は、下記の5社です。
料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者
- アート引越センター(https://www.the0123.com)
- サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
サービスの質が高くて、価格も安い業者
- 人力引越社(https://www.j-h-kyoto.com/)
サービス・料金のバランスがいい業者
- アリさんマークの引越社(https://www.2626.co.jp)
- ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。
引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、日本通運含めた6社全てに対応しています。
日本通運以外のおすすめ業者について紹介していきます。
アート引越センター
アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。
他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。
- 引っ越し後の家具移動(1回)
- 食器ケースの貸し出し
- シューズボックスの貸し出し
価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。
会社名 | アートコーポレーション株式会社 |
設立 | 1977年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500円~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円) ・家族引っ越し(県内:112,500~126,000円、県外:147,000~285,000円) |
アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com
サカイ引越センター
サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。
引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。
価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。
会社名 | 株式会社サカイ引越センター |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円) ・家族引っ越し(県内:112,500円~126,000円、県外:147,000円~285,000円) |
サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
人力引越社
人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。
ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。
また、以下のような資材も揃います。
- ダンボール(配送料が必要)
- 布団袋
- ハンガーケース
- プチプチ状のシート(配送料が必要)
そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。
ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 株式会社 キョウトプラス |
設立 | 2005年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,000円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。
徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。
家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が少し高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 株式会社引越社 |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円) ・家族引っ越し(県内:71,000円~79,000円、県外:93,000円~180,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円) ・家族引っ越し(県内:106,500円~118,500円、県外:139,500円~270,000円) |
アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp
ハトのマークの引越センター
ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。
地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。
- 引っ越し作業の実技研修
- マナー研修
- 社内の引越コンテスト
- 引越管理士資格認定制度(社内資格)
なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。
そのため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 全国引越専門協同組合連合会 |
設立 | 1974年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円) ・家族引っ越し(県内:65,000円~72,000円、県外:84,500円~164,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円) ・家族引っ越し(県内:97,500円~108,000円、県外:127,500円~246,000円) |
ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/
4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認の3つのポイント
それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。
下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。
- 予算は伝えない
- その場で決定しない
- 他社の見積もり額を伝える時は要注意
繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。
それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。
4-1.予算は伝えない
見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。
会話例
引越し業者:予算は決まっていますか?
あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。
4-2. その場で決定をしない
引越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。
他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。
どうやって防げばいいのか
自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。
会話例
引越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!
あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。
いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。
あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。
4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意
2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。
この時、下記のように振舞いましょう。
- それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
→1社目の見積もりのように振る舞う - それまで提示された料金にある程度納得しているケース
→正直に他社の料金を伝える
他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。
そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。
会話例
引越し業者:ちなみに他社さんの見積もりはとりました?
あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。
他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。
Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?
他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。
するなら単身引越しは1割程度、家族引越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。
ケース別に使えるその他テクニック
その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。
- 日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
- 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
- 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない
当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。
①日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。
会話例
あなた:引越しは3月1日から3月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と朝一は対応ができないのでそれ以外でお願いします。
引越し業者:3月11日の午後の便ではどうでしょうか?ちょうど同じ方向にトラックがいるので安くできそうです。
②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。
会話例
あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?
引越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。
あなた:ありがとうございます。同居人にも相談してみます。
一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。
ただし、引越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。
また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。
③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない
駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。
会話例
あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。
駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。
5. 最後の1社を選ぶための選定基準
各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。
日本通運や、その他このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。
ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。
- 引越安心マークの有無
- サービスの範囲
- 梱包資材の内容
- 作業員の人数と構成
- 補償内容
- 細かい契約条件
5-1. 引越安心マークの有無
「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。
引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。
(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行ため又は信用を損なう恐れのある行ためがないこと
この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。
また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。
このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。
この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。
引用:国土交通省
信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。
下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。
取得している | 取得していない |
|
|
その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。
5-2. サービスの範囲
下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。
- ダンボールを回収してくれる
- 洗濯機の取り付け・取り外し
- ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
- 作業員が靴下を履き替えてくれる
- 引越し後、家具の移動を1度してくれる
特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。
ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。
- 当日別料金が発生する
- 解体が必要なものは運んでくれない
これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。
5-3. 梱包資材の内容
アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。
引用:アート引越センター
どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。
価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。
5-4. 作業員の人数と構成
引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。
また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。
正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。
例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。
5-5. 補償内容
基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。
ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。
このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。
5-6. 細かい契約条件
引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。
下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。
契約内容 | 概要とデメリット |
積み切り(積みきり) | ・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。 ・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。 |
フリー便 | ・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。 ・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。 |
混載便 | ・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。 |
見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。
特に積み切り契約は特に要注意
積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。
単身者(ワンルーム〜1DK) | 2トントラックショート |
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK) | 2トントラックロング |
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK) | 3トントラック |
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい) | 4トントラック |
積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。
運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。
<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう
上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。
その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。
会話例
お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。
他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、
御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?
ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。
Q. 断る業者への連絡は?
見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。
メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。
ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。
会話例
引越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?
あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。
引越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?
あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。
引越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!
Q. 営業マンの対応は評価しなくても良いの?
しなくてもいいです。
なぜなら、営業マンと当日作業する人は違う人だからです。
ただ、「こんな会社にはお願いしたくない」「こんなに頑張ってくれたし、この人にお願いしたい」という対応をされたらそれを重視して選んでも問題ありません。
6. 日本通運の料金目安と料金事例
日本通運の料金について知りたい方へ料金目安と実際に日本通運を使った人の料金事例を紹介していきます。
6-1. 日本通運の料金目安
日本通運の料金目安は以下の通りです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
単身 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
~15km未満 (同市区町村程度) | 33,000円 | 51,000円 | 62,000円 | 70,000円 | 84,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) | 35,000円 | 55,000円 | 72,000円 | 81,000円 | 95,000円 |
~200km未満 (同一地方内) | 43,000円 | 69,000円 | 80,000円 | 87,000円 | 121,000円 |
~500km未満 (関東〜関西程度) | 60,000円 | 102,000円 | 127,000円 | 139,000円 | 160,000円 |
500km~ (長距離) | 72,000円 | 135,000円 | 152,000円 | 181,000円 | 220,000円 |
ただし、上記は繁忙期ではない時期の平日の料金で、下記の人気の時期は相場が上がることを意識しておきましょう。
- 土日:1割UP
- 3月~4月上旬:5割UP
6-2. 日本通運の料金事例とその他の口コミ・評判
日本通運の料金事例やその他の口コミ・評判を下記2つにわけ、まとめました。
単身者の料金事例と口コミ
担当者の対応が非常に明るく、丁寧に接してくれました。
料金:40,000円
家族引越しの料金事例と口コミ
作業員の方々の働きに感動しました。
<良かった点>
・引越し社員が皆さんスキルが高く、迅速に梱包・配送を行ってくれたこと。
・不明な点について直接聞いても、真摯に丁寧な説明で対応してくれたこと。
・荷物(ダンボール・家具など)を丁寧に気を付けながら扱ってくれたこと。全員がそのような意識で行われていることに社内教育スキルの高さが伺えた。
折り返しの電話連絡は遅いが、丁寧な対応。
この人大丈夫?ってアルバイトの人もいるけど、ベテラン作業員がいるので安心できた。
オプションの電気工事をした会社も丁寧な対応
7. 日本通運のプランとオプション解説
日本通運には、単身引越し向けのプランと家族引越し向けのプランがそれぞれありますが、詳しく把握しておく必要はないです。
なぜなら、一括見積もりサイト「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使えば、あなたの条件で希望通りのコース(プラン)を選んでくれるからです。
ただ、事前に知っておきたい、という方のために、下記の2つに分けてコースの特徴を紹介します。
7-1.日本通運の単身引越しのプラン
日本通運の単身引越のプランは4つで、あなたの荷物量や距離など条件によってプランが変わります。
全てのプランで冷蔵庫などの大型の家具・家電の梱包などの対応はしてくれますが、ダンボールに入る荷物の荷造りや荷解きは自分で行うことになります。
もし、荷造りや荷解きを依頼したい場合は、オプションで追加をしてもらいましょう。
-スマホでは左右にスクロールできます-
プラン名 | 料金 | 参考荷物量(ボックスサイズ:高さ×横×奥行) | 特記事項 |
単身パック当日便 | ・16,500円〜 ・見積もり次第で細かく料金が変動 | ・トラックに入る量の引越し ・1R~2DK程度の荷物量が目安 | 下記の2点が利用条件 ・車で30分前後の移動距離 ・作業開始から終了までが4時間以内 |
単身パックL | ・同一県内引越し:29,700円~ ・東京↔大阪:41,800円~ ・料金はボックス1つあたりの定額制 | ・下記の大きさの専用ボックスに荷物を積み込む ・175cm×104cm×108cm(1.96㎥) | ・ベッドなどボックスに入り切らない荷物は別送になる ・荷物を受け取れるのが最短で翌日になる |
単身パックS ※現在は取り扱いなし | ・同一県内引越し:19,800円~ ・東京↔大阪:28,600円~ ・料金はボックス1つあたりの定額料金 | ・下記の大きさの専用ボックスに荷物を積み込む ・155cm×108cm×74cm(1.23㎥) | |
積んでみる1.5m3(リューベイ) ※現在は取り扱いなし | ・同一県内引越し:18,700円 ・東京↔大阪:30,800円 ・定額制のプラン(ボックスの追加は不可) | ・下記のサイズ内に荷物を積み上げる ・150cm×100cm×100cm(1.50㎥) |
- 「単身パックS」と「積んでみる1.5m3」は現在取り扱いなし
「単身パックL」は下記の専用ボックスを使って運搬をします。
引用:日本通運
ただ、下記に該当する方は次で紹介する家族引越しを案内される場合もあります。
- 専用のボックスに入りきらない荷物が複数ある
- 荷物が多すぎて家族引越しのプランの方が安くなる
単身者の見積もりはWEB、電話で完結する
日本通運の単身引越しの見積もりは、WEB上で見積もり金額が確定し、その後内容の確認電話をした上で最終の申し込みとなります。
要望すれば、営業マンが家に来る訪問見積もりに対応してもらえる可能性もありますが、条件によっては対応してもらえないこともあります。
訪問見積もりをしてくれる業者に依頼をしたい場合は、下記の2社に訪問見積もりの希望をすれば基本的に対応してもらえます。
- サカイ引越センター
- アート引越センター
7-2.日本通運の家族引越しのプラン
日本通運の家族引越しには3つのプランがあり、ダンボールへの荷造りや荷解きをどこまで任せるかでプランが変わります。
コース | 価格帯 | コースの解説 |
セルフプラン | 安 | 家具の梱包、搬出〜設置まで、自分でできないことを最低限行ってもらえるコース |
ハーフプラン | 中 | 標準コースに加え、細かい荷造りも行ってくれるコース |
フルプラン | 高 | 細かい荷造り、荷ほどきと必要なことを全て行ってくれるコース |
なお、ほとんどの方が「セルフプラン」が適用され、先ほどの料金相場(通常料金)は「セルフプラン」の料金です。
それ以上のプランは料金相場より下記の倍率で高くなります。
ハーフプラン:1.25倍
フルプラン:1.5倍
7-3. 日本通運のオプションについて
下記は別料金での有料オプションです。
- エアコンの取り外し・取り付け
- その他電気工事(照明、ウォシュレット)
- 自動車陸送
- ピアノの運送
- 荷物の一時保管
- ハウスクリーニング
- 盗聴器探査サービス
- 不用品の回収
- 家電リサイクル品の引き取り
上記は別料金ですから、希望する場合は見積書をもらったら、きちんと含まれているか確認しておきましょう。
8. 日本通運の見積もりに関するQ&A
最後に日本通運の見積もりに関するQ&Aを紹介します。
8-1. 見積もりは無料?料金はかかる?
申し込みするまで一切かかりません。
申し込みの意思を決めた場合のみ、キャンセル料(2日前から)と、ダンボールの返送・買取料がかかります。
8-2. 地域ごとにおすすめ度や見積もりの方法に違いはある?
ありません。
日本通運は全国どこでも同水準のサービスで、サービス重視の人におすすめの業者です。
ただし、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使うことで、地域密着の優良業者に出会える可能性もあります。
8-3. 日本通運の見積もり対応時間は?
営業所によって異なりますが、「8~20時」です。
ただし上記以外の時間でも対応してもらえる可能性があるので、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)入力後に来る連絡で相談してみましょう。
9. まとめ
日本通運の見積もりのコツや注意点を紹介してきましたがいかがでしたか?
日本通運は十分おすすめの業者ですが、下記の2つは注意しましょう。
- 日本通運からしか見積もりを取らないと高くなる
- 見積もりを早く取らなければ高くなる
なるべく早く、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」で、安く使える可能性が高まりますし、より良い業者が見つかる可能性もあります。
まずは一括見積もりサイトである「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使い、複数業者へ見積もり依頼をすることから始めましょう。
このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。
サービス比較の採点基準(参考データ)
サービスの総合評価 | 下記の5つの観点をもとに算出 ・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮 ・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-=0pt)で算出 |
安心マーク | 有=「◎」、無=「-」 |
サービス範囲 | 下記10点満点で評価
|
梱包資材 | 下記10点満点で評価
|
社内教育 | 教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△ |
補償 | 業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=- |
日通さんは電話のみで的確に値段を出していただけたのが良かったです。