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引越し

引越しの初期費用はいくら必要?必要な全費用と安く引っ越すための全知識

「引越しの初期費用はいくら?」「どのくらいの金額を用意しておけばいい?」など、引越しにかかる初期費用が気になっていませんか?

引越しは賃貸物件の費用として家賃の4~6ヶ月が初期費用としてかかり、その他にも費用が必要です。ただ、それぞれの費用は、安く抑えることもでき、10万円以上浮かせられる方もいます。

このページでは、引越し会社で4年勤務していた筆者が、引越しで必要なお金、そしてそれぞれの出費を抑えるためのコツを以下の流れで紹介していきます。

  1. 引越しにかかる初期費用の目安一覧
  2. 賃貸物件を借りる時の初期費用と安くするためのポイント
  3. 引越し業者を使う時の費用と安くするためのポイント
  4. 家電や家具を買い揃える時の費用とその内訳
  5. その他、引越しでかかる可能性のある費用一覧
  6. 引越しの初期費用が払えない時はどうすればいい?

全て読めば、引越しの初期費用は何にいくらかかるのかだけでなく、安くするための方法もわかり、引越しの費用で失敗しなくなるでしょう。

1. 引越しにかかる初期費用の目安一覧

まず、引越しでは初期費用として以下の費用がかかる可能性が高いです。

①賃貸物件を借りるための初期費用家賃の4~6ヶ月
②引越しで荷物を運ぶときの費用29,000円~(一人暮らし)
59,000円~(二人暮らし)
③家電や家具を新しく買い揃える場合の費用90,000円~
(一人暮らし向けの家財をゼロから揃える場合)

①の賃貸物件は多くの人に必要な費用で、②や③は荷物を持っていくか、買い換えるのかで必要かどうかは変わります。

パターン別に紹介すると以下の初期費用が目安です。

初めて一人暮らしを始める場合
(家賃6万円の家)
賃貸物件の初期費用:24~36万円
家電や家具一式:9万円~
合計:33万円~
一人暮らしで荷物をそのまま持っていく場合
(家賃8万円の家)
賃貸物件の初期費用:32~48万円
引越し業者:2.9万円~
合計:35万円~
二人暮らしで荷物を持っていき、一部家電を交換する場合
(家賃11万円の家)
賃貸物件の初期費用:44~55万円
引越し業者:5.9万円~
冷蔵庫:1.7万円~、テレビ1.5万円~
合計:53万円~
二人暮らしを新しく始める場合
一部家具・家電を購入しそれぞれの家から荷物を運ぶ
(家賃15万円の家)
賃貸物件の初期費用:60~90万円
引越し業者:5.8万円~(2.9万円~×2回)
ソファー:1万円~、冷蔵庫:1.7万円~、炊飯器0.6万円~
合計:69万円~

このページではそれぞれの費用に関して、内訳、細かい相場、安くするためのコツなどを1つずつ丁寧に紹介していきます。

2. 賃貸物件を借りる時の初期費用と安くするためのポイント

まずは賃貸物件を借りるときの初期費用です。

賃貸物件の初期費用は、下記の2つの支払い先があり、不動産会社に支払う金額は割引をしてもらいやすいです。

賃貸契約の仕組み

物件を紹介してくれた不動産会社物件の所有者である大家
仲介手数料(紹介料)礼金や家賃
◎安くしやすい△割引しにくい

ただ、まず、賃貸にそもそもどんな費用が必要か?どの費用の割引を狙えばいいかを紹介していきます。

2-1. 賃貸にかかる初期費用の一覧

新たに部屋を借りる際は、下記の項目の費用が必要と考えておきましょう。

費用費用の内容目安
敷金(保証金)家賃が払えない時、室内を破損させた時のために預けるお金家賃の1~2ヶ月
礼金大家に部屋を貸してもらうお礼として支払うお金家賃の1~2ヶ月
前家賃口座振替などの準備ができるまで、翌月分の家賃を支払っておくことが一般的家賃の1ヶ月
日割り賃料月の途中からの入居の場合は日数に応じて家賃を支払う家賃×住む日数/月の日数
仲介手数料家を探した不動産会社に支払うお金家賃の0.55~1.1ヶ月(税込)
火災保険料火事に備えて保険への加入が必須15,000円前後
鍵交換費用前の入居者が合鍵で入れないように鍵を変えるのが一般的20,000円前後
保証委託料家賃が支払えない時に建て替えてくれる「家賃保証会社」に支払うお金家賃の30~60%
オプション費用消臭や除菌などのオプション10,000~30,000円前後

トータルすると家賃の4~6ヶ月分になることが多いです。

で示した費用が「不動産会社」に支払うお金で、より割引を狙いやすいです。まずは、不動産会社を安く使うためのコツを紹介します。

2-2. 仲介してくれる不動産会社を安く使うコツ

まずは物件を探すところや、契約を手伝ってくれる、仲介の不動産会社への費用についてです。

大手の「アパマンショップ」から、地元の不動産屋さんまで、不動産仲介をしている会社は複数あり、同じ物件でも使う不動産会社によって金額に差が出ることがあります。

そこで、下記の2つを実践することで、仲介してくれる不動産会社を安く使うことができます。

  • ①仲介手数料を無料にする
  • ②オプションはつけない

仲介会社は、物件を紹介すればするだけ儲かるので、「より条件のいい人を..」と考える大家とは違い、安くしてもらいやすいです。

①仲介手数料を無料にする

仲介手数料は、不動産会社に紹介や契約のサポートの代金として、支払うお金で、家賃1ヶ月分が相場です。

ただ、不動産会社が自由に決められ、中には無料にしてくれることもあります。

以下の不動産会社は仲介手数料無料の物件を複数扱っています。

ポータルサイトほど物件数は多くないので、メインでは使いにくいものの、まだ部屋を決めていない状態でしたら、上記のサイトを利用し物件を探すと簡単に仲介手数料無料の物件が探せます。

ポータルサイトとは?

不動産下記のように、たくさんの不動産会社が、自分の会社が扱う物件を持ち寄って載せているサイトで、代表的な物だと「SUUMO(https://suumo.jp/chintai/)」などがあります。

あなたが物件①に興味を持てば不動産会社Aに問い合わせることになります。

最大手の「SUUMO」には700万前後の物件があり、理想の物件を見つけやすいです。

SUUMOを使う方も、気になる物件が見つかり次第、上記業者のサイトや、Googleなどで「物件名+仲介手数料無料」で検索し、仲介手数料が無料や半額の会社を探しましょう。

なぜ仲介手数料を無料にできるの?

物件によって、不動産会社は大家から広告料「AD」をもらえるからです。

広告料をもらえる物件であれば、仲介手数料を取らなくても利益が出るので、無料にしてくれます。

②オプションはつけない

エイブルやアパマンショップなどの大手の不動産会社は下記のようなオプションを付けようとしてきますが、付けられていたら、外してもらえるようにお願いしましょう。

  • 消臭・消毒(相場1~2万円/1回)
  • 入居サポート(相場1~2万円/2年)

消臭・消毒は室内に消臭スプレーを吹きかけるだけのことが多いです。

入居サポートは、水道トラブルなどの時に、業者を手配してくれるものですが、今の時代、トラブル時の業者はネットで簡単に探せます。

以上のように、価格に見合っていないサービスの可能性が高いので、オプションは外してもらいましょう。

2-3. 大家さんとの交渉のコツ

大家さんは、個人の人から、たくさんの物件を保有している企業まで、幅広いです。

物件ごとに価格が決まっているため、安くなる可能性は低いですが、人気のない物件は「借りてくれる人を欲しがっている」状態で、安くしてくれることもあります。

基本的に、大家さんへの交渉は不動産会社が行いますが、不動産会社への伝え方次第で安くできるかが異なります。

また、どの料金を下げていくかも重要ですから、おすすめ順に下げられる項目を紹介します。

交渉のしやすさ金額面のインパクト
①礼金をカットしてもらう★★★★☆★★★★★
②フリーレント をつけてもらう★★★☆☆★★★★☆
③鍵交換費用を負担してもらう★★★★☆★★☆☆☆
④家賃を下げてもらう★☆☆☆☆★★★☆☆

不動産会社を通したとしても、何回も交渉をすると大家へ与える印象はよくないため、上から1~2項目選んで交渉してみましょう。

また、3~4月は「黙っていても申し込みがある」時期ですから、割引交渉をしようとすると、入居を断られる可能性もあります。

①礼金をカットしてもらう

礼金は、「お礼」という意味のお金で、大家からしてもサービスしやすく、人気のない部屋の場合はカットしてもらいやすいです。

「家賃1~2ヶ月」を浮かせられ、インパクトも大きいため、礼金が入っている物件の場合、最優先で交渉しましょう。

ただ、無条件での交渉は難しいので、下記のように1~2年住むことを条件に礼金をカットしてもらいましょう。

「短期違約金」を条件に入れて、1年以内の解約は賃料1ヶ月分を違約金として支払うので、礼金を0にしてください。

②フリーレント をつけてもらう

礼金がない物件の場合、フリーレント をつけてもらえるよう交渉しましょう。

フリーレントとは、決められた日数分の家賃が無料になることで、取得できる平均値は0.5ヶ月〜1ヶ月です。

インパクトも大きく、毎月の家賃よりは交渉しやすいため、つけてくれるように頼みましょう。

実際に交渉するときは、「短期違約金」を申し出るか、下記のように「すぐに入居する」ことを条件に交渉してみましょう。

審査承認後、すぐに契約と契約金の支払いを済ませることを条件に、フリーレント1ヶ月を付けてくれませんか?

③鍵交換費用を負担してもらう

鍵交換の費用が請求書に入っている場合、「大家さん負担で交換して欲しい」と交渉しましょう。

なぜなら、鍵交換費用は「大家さんが支払うことが妥当」と国が定めており、原則は大家さんの管理業務のひとつと言えるからです。

国交省ガイドライン」には下記の通り記載されています。

鍵の取替え(破損、鍵紛失のない場合)
入居者の入れ替わりによる物件管理上の問題であり、賃貸人(大家)の負担とすることが妥当と考えられる。

上記のことから、大家さんに費用を負担してもらうために、不動産会社の担当者へ下記のように伝えてみましょう。

賃貸のガイドラインを確認したところ、鍵交換費用は貸主が負担することが妥当となっていたので、大家さんに負担して頂きたいです。

(礼金を払う場合はさらに)今回は礼金も支払うので、礼金の一部から費用を負担して頂きたいです。

「鍵交換の費用を渋って契約が無しになるぐらいなら、大家さんが負担する」となり、負担してもらえることがあります。

④家賃を下げてもらうのは最終手段

家賃は難易度が高いため、礼金やフリーレントが断られた場合、ダメ元で交渉しましょう。

他の難易度が高い理由は、以下の2つです。

  • 大家にとって長期的な収入が減る
  • 家賃収入=物件の価値と考えることが多く、家賃を下げると物件の価値が落ちる

家賃を下げるくらいなら、フリーレントをつける、という大家も多く、家賃を下げてくれる可能性は低いため、最後の交渉材料にしましょう。

下記の交渉材料が効果があります。

  • 会社の決まりで、家賃が◯◯万円を切れば週末にでも契約することができる。
  • 別の物件と迷ってるが、こっちがあと◯◯円安くなるならこっちに決めたい。

2-4.初期費用を下げるその他のテクニック

上記以外に、「火災保険」を自分で選ぶことで、時期にかかわらず、数千円の節約ができることがあります。

賃貸物件の火災保険は加入が必須ですが、大家が指定する保険会社に加入する義務はありません。

そのため、「自分で探して契約したいので、必要な補償内容(補償金額)を教えてください」と、不動産会社に相談してみましょう。

教えてもらった補償内容を火災保険の会社に伝えればすぐに見合うプランを出してくれるので、大家の指定する火災保険と比較して安ければそちらにしましょう。

保険料は見積もり次第になりますが、火災保険会社10社の料金を比較した結果、「日新火災(https://direct.nisshinfire.co.jp/)」が最安になる可能性が高いです。

ネット上に家族構成を入力すると料金が出るため、提案された業者と料金を比較しましょう。

契約完了したら保険証券が発行されるので、できる限り入居開始前までに提出することが望ましいです。

以上の方法で賃貸の初期費用を下げていきましょう。

3. 引越し業者を使う時の費用と安くするためのポイント

引越しで、家具や家電を引越し業者にお願いして運んでもらう場合は、引越し業者の費用も用意しておく必要があります。

3-1. 引越し業者の相場は?

引越しは、料金表があるサービスではなく、見積もりを取って料金を確定させるサービスです。

実際に見積もりを取らないと料金がわからないサービスですが、大まかに把握していただくために人数×距離に合わせて引越し料金の相場(税込)を算出しました。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

単身2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
39,000円65,000円78,000円89,000円106,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
41,000円68,000円90,000円103,000円121,000円
~200km未満
(同一地方内)
50,000円87,000円100,000円109,000円155,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
70,000円129,000円160,000円176,000円203,000円
500km~
(長距離)
84,000円171,000円192,000円229,000円281,000円

上記は繁忙期以外の平日の料金目安です。繁忙期や土日祝日は下記のように相場が上がることを意識しておきましょう。

3月下旬~4月上旬2倍
3月上旬~3月中旬1.4倍
ゴールデンウィーク1.2倍
土日・祝日1.1倍

ただ、あくまでも相場で、見積もりの取り方次第で、高くも安くもできます。

3-2. 相場より安く引越し業者を使うためのポイント

引越し業者を安く使うために最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

より多くの業者から見積もりをとった方がベストな1社を探しやすいものの、見積もりにも対応の手間がかかるので、このページを参考に業者を厳選し、効率よく見積もりを取りましょう。

3-3. 複数業者から見積もりを取るための方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

3-4. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のような大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

引越し侍を使うだけで、特に交渉しなくても他社を意識した価格にしてくれます。

ただ直前になると業者の空きがなくなり、複数社の見積もりが取れなくなるので、早めに見積もりを依頼しましょう。

4. 家電や家具を買い揃える時の費用とその内訳

家具や家電は、いいものを買おうとすると高額になります。

ただ、安くて、最低限の機能のもので揃えるとすると、一人暮らしの場合で、新品でも90,000円~揃えることが可能です。

Amazon(https://www.amazon.co.jp)で高評価を得ていた安めの家電や家具の価格帯を紹介します。

4-1. 家電

家電に関しては下記の通りで、7万円前後から一式揃えられます。

テレビ 32型15,000円〜
冷蔵庫(100L~150L)17,000円〜
洗濯機(4.5kg)20,000円〜
掃除機5,000円〜
炊飯器(2合)4,000円〜
電子レンジ(17L)5,000円〜
合計68,000円~

4-2. 家具

家具に関しては、下記の通りで、2万円前後から揃えることが可能です。

ふとんセット6,000円〜
シングルベッド12,000円~
カーテン2,000円〜
ローテーブル2,000円〜
合計22,000円~

ベッドを使わない方は、さらに安くすることも可能です。

4-3. 家族の場合は?

また、家族の場合は、以下の家具・家電も追加で買う方が多いです。

ダイニングテーブル10,000円〜
ダイニング用チェア6,000円/1台〜
ソファー10,000円〜
合計(チェア2台購入時)32,000円~

ベッドやふとんセットも人数分必要で、ライフスタイルや人数に合わせて加算していきましょう。

また、家族の引越しの場合、人数に合わせ、下記の家電は大型にする方が多いです。

冷蔵庫2人暮らし(200~300L):17,000円〜
3~4人暮らし(500L):
洗濯機2人暮らし(7kg):25,000円〜
3~4人暮らし(10L):
炊飯器2人暮らし(3合):6,000円〜
3~4人暮らし(5合):
電子レンジ

もっと安くする方法はある?

中古で問題ない方は、メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)などのフリマアプリで探すと、きちんとしたメーカーの商品が上記の目安よりもさらに安くなることがあります。

また、Amazonのタイムセール(https://www.amazon.co.jp/gp/goldbox/)に、家具家電が安く出ることもあるので、こまめに確認しましょう。

5. その他、引越しでかかる可能性のある費用一覧

そのほかにも引越し時には、以下の費用が必要です。それぞれの詳細や相場について、1つずつ解説します。

5-1. 賃貸を退去する時にかかる費用

今の家が賃貸物件の場合、退去する時に、費用がかかることがあります。

  • クリーニング代:部屋をクリーニングするための費用
  • 修繕費:あなたが何か壊したり、傷をつけた場合の修理費用
  • 短期違約金:1年未満の解約時などに支払う義務があるケースが多い

敷金などを預けていればそこから差し引かれますが、そうではない場合や足りない場合、退去する時に請求が来ることになります。

どれも、契約書などに明記されたり、契約時に説明を受けているはずです。

特に多くの方に当てはまるのが、クリーニング代で、下記目安の費用がかかります。

部屋の間取りハウスクリーニング の相場
ワンルーム・1K2~4万円
1LDK~2LDK4~7万円
3LDK~7~10万円

その他、以下のような項目があると、修繕費として退去時の費用に上乗せされる可能性もありますので注意しましょう。

  • タバコによるヤニや臭い
  • くぎ穴やネジ穴
  • ペットによる柱などのキズ・臭い
  • 落書きなど故意の汚れや傷
  • 不適切な利用による汚れや破損

5-2. 引越し先まで行くための費用

引越し当日、業者のトラックに乗せていってもらうことはできず、電車や自家用車などで移動することになります。

遠方で新幹線や飛行機を使う場合は高額になるので、その費用も用意しておきましょう。

遠方の引越しの方の注意点

遠方の引越しを中心に、引越しのスケジュール次第では新居に荷物が届くのは翌日以降になることがあります。

そのため、場合によってはホテルなどを利用するケースもあり、その費用かかります。

5-3. 引越し時に不用品を処分する費用

不用品を処分する際の相場は以下の通りです。

家電・名処分費用の相場
テレビ2,500~6,000円
エアコン1,500~4,500円
冷蔵庫4,000~8,000円
洗濯機(乾燥機)3,000~6,000円
ベッド1,000~2,000円

ただ、不用品回収の業者を使うことで、1~2万円で「軽トラ積み放題」で運んでくれ、分別せずに一気に回収してもらうことも可能です。

暮らしのマーケットの不用品業者

引用:くらしのマーケット

細かい不用品もダンボールなどに入れておけばそのまま運んでもらえるので、手間なく不用品を一気に処分できます。

不用品回収業者を探す場合、くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)に載っている業者の料金相場が安いため、まずはくらしのマーケットで探しましょう。

10,000円台で、トラック積み放題で処分してくれる格安業者が大量に載っています。

5-4. インターネットなどの工事費

固定回線のインターネットなど、工事が必要なサービスを使っている方は、工事費がかかる可能性があります。

インターネットの場合、5,000~20,000円程度かかる業者が多く、中には長く使ってもらうために無料にしている業者もいます。

使っているインターネット業者に電話で問い合わせれば引越し先などの条件を踏まえ金額・手続きを教えてくてます。

「高い」と感じたら乗り換えも検討しよう

もし引越しの工事費が高いと感じた場合、一回解約して引越し先で新しく契約し直すことを検討しましょう。

インターネット回線の中には数万円のキャッシュバックや工事費無料のサービスもあるため、一度解約し、別の回線にキャンペーン付きで申し込むことで費用を抑えられることがあります。

6. 引越しの初期費用が払えない時はどうすればいい?

ここまで、引越しの初期費用の内訳や、安くするための方法を紹介してきましたが、それでも初期費用が足りない、払えないという方は以下の2つを検討しましょう。

  • クレジットカード払いにできるか確認する
  • 初期費用のかからない物件に入居する

一つずつ紹介します。

6-1. クレジットカード払いにできるか確認する

「家具・家電」はもちろん、「賃貸の初期費用」「引越し業者」もクレジットカードが使えることがあります。

賃貸の初期費用をクレジットカード払いする方法

ごく一部ですが、クレジットカード払いできる物件もあります。

すでに不動産会社とやりとりをしている場合は、下記を確認しましょう。

  • 気になる物件がある場合:この物件はクレジットカードで支払えますか?
  • 気になる物件がない場合:クレジットカード払いできる物件を教えてください。

まだ不動産会社とやりとりしていない方は、クレカ払い可能な物件を探した上で、その物件を扱う不動産会社に連絡しましょう。

物件掲載数が400万以上で、業界トップクラスのポータルサイト 「HOMES」がクレジットカード払い可能な物件の特集を行っていて、大量に掲載されています。

専用ページ(https://www.homes.co.jp/chintai/theme/12163/)からクレジットカードで支払い可能な物件だけを検索できます。

ここで良さそうな物件を探し、その物件を仲介手数料無料で紹介している業者に問い合わせましょう。

引越し業者をクレジットカード払いする方法

大手の下記の業者は、サービス内容も優れていて、カード払いも可能です。

全て引越し侍に対応していますから、引越し侍で見積もりを取り、「カード払いしたい」と伝えましょう。

「見積もり時」「3日前までに」など各社カードを使うためのルールがあるので、見積もり時に伝えましょう。既に見積もりを取った方は、早めに電話で確認すべきです。

6-2. 初期費用のかからない物件に入居する

入居時に敷金・礼金・仲介手数料がなく、家具家電も完備されている、初期費用が通常の賃貸ほどはかからない物件を検討するのも一つの手です。

初期費用がかかりにくい物件には以下の2つの種類があり、他人と共同生活でも問題なければ、安く住める「シェアハウス」がおすすめです。

シェアハウス風呂トイレなどが共同で家賃が安い家
(都内賃料目安:3~5万円/月、初期費用:2~3万円)
マンスリーマンション・ウィークリーマンション7~30日単位で借りるマンション
(都内賃料目安:6~10万円/月、初期費用:2~4万円)

とにかく初期費用が安くなるので、初期費用が払えない場合は一時的に住み、貯めてから引越しをしてもいいでしょう。

シェアハウスはどうやって探すべき?

下記のように、複数のシェアハウス検索サイトがあります。

掲載物件数(全国)
クロスハウス約5,600件
オークハウス約4,700件
シェアシェア約2,500件
シェアーズ約1,500件
ゲストハウスバンク約1,500件
ひつじ不動産非公開
シェアパレード非公開
ボーダーレスハウス非公開
シェアクリップ非公開
シェアパーク非公開

物件数の多い、下記の2サイトを使えば、理想の物件が探しやすいです。

7. まとめ

引越しの初期費用について紹介してきましたが、いかがでしたか?

引越しの初期費用として、「賃貸の初期費用:家賃の4~6ヶ月分」に加え、引越し業者や家具家電の購入費用などがかかります。

出費が多くなるので、このページを参考にそれぞれの費用を抑えていきましょう。

このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。