引越し

赤帽の料金目安と見積もり前に知っておくべき注意点

「赤帽の料金はいくらくらい?」「他社と比べて高いの?」など赤帽の料金が気になっていませんか?

赤帽は配送、引越し、どちらで使う場合も短距離だと安い傾向ですが、引越しについては注意点やデメリットも多い業者です。

このページでは大手引越し業者で4年間営業をしてきた筆者が、赤帽の料金や知っておくべき注意点を下記の流れで紹介します。

  1. 1分でわかる赤帽の料金
  2. 赤帽の引越しのデメリット・注意点
  3. 大手16社を比較!赤帽と合わせて検討したい7社
  4. 赤帽以外の引越し業者を安く使うための注意点
  5. 複数業者へ見積もりを取るためのコツ
  6. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  7. 最後の1社を選ぶための選定基準
  8. 赤帽に関するQ&A

全て読めば、赤帽の料金の目安から、より安くていい業者の選び方まで、赤帽を使う前に知っておくべき全てのことがわかります。

目次

1. 1分でわかる赤帽の料金

赤帽では、見積もりを取って料金を確定させる必要があります。

料金は「距離」「所要時間」「時期」などをもとにトータルで算出されます。

まずは赤帽の料金が大体どのくらいなのか、他社と比べてどうなのかを紹介します。

1-1. 赤帽の料金目安

赤帽の引越しや荷物の配送など複数の業務を行っており、それぞれの料金目安(税込)は以下の通りです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

引越し※
配送
荷物量軽トラック1台分軽トラック1台分ダンボール10個程度家具・家電1個
作業員1名2名1名1名
~15km未満
(同市区町村程度)
13,750円25,000円4,950円7,100円
~50km未満
(同都道府県程度)
20,500円37,000円11,550円14,300円
~200km未満
(同一地方内)
46,100円85,000円31,900円35,300円
~500km未満
(関東〜関西程度)
95,900円171,400円64,900円67,700円

※家具・家電を3個以上運ぶ場合は引越し扱い

ただし、上記表の目安は平日の料金で、下記の人気の時期は相場が上がることを意識しておきましょう。

  • 土日:2割UP
  • 3月中旬~4月中旬:1割UP(引越し料金のみ)

なお、赤帽は作業員の人数を依頼者が決めることができ、作業員を増やすと料金も高くなります。

1-2. 他社と比較して短距離だと「安い」

細かな条件によっても変わりますが、赤帽は「近距離の引越しや配送が安い」傾向にあります。

この章では、下記の3つにわけて赤帽の料金目安をそれぞれ他社と比較していきます。

単身引越しの料金比較

赤帽は単身の短距離引越し(50km未満)が安く、業界の相場や他社と比較して、1万円以上安く引越しすることも可能です。

赤帽の単身引越しの距離別の料金目安(税込)を大手引越し業者と比較しました。

~15km未満
(同市区町村程度)
〜50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方内)
赤帽
(作業員1名)
13,750円20,500円46,100円
赤帽
(作業員2名)
25,000円37,000円85,000円
サカイ引越センター39,000円43,000円55,000円
アート引越センター34,000円38,000円48,000円
アリさんマークの引越社33,000円37,000円47,000円
日本通運28,000円31,000円40,000円

ただ、赤帽の引越しは注意点・デメリットが多いので「2章」で解説している注意点を確認した上で利用を検討しましょう。

ダンボールのみ配送の料金比較

ダンボールだけの配送の場合も短距離(15km未満)で、なおかつ5個以上だと配送料が安くなります。

赤帽と大手宅配業者のダンボールの配送料金(税込)を距離別にまとめました。

ダンボール5個の場合
~15km未満
(同市区町村程度)
〜50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方内)
赤帽4,950円11,550円31,900円
ゆうパック6,100円6,350円6,350円
佐川急便6,930円6,930円6,930円
ヤマト運輸6,450円6,450円6,450円

ただ、赤帽のダンボールの配送は1個など細かい単位ではなく、5~10個ごとに料金が変わっていき、ダンボールの数が少ないと割高になります。

下記のように4個以下のダンボールを運ぶ場合は「ゆうパック」を使った方が安くなる可能性が高いです。

ダンボール4個の場合
~15km未満
(同市区町村程度)
〜50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方内)
赤帽4,950円14,300円35,300円
ゆうパック4,880円5,080円5,080円
佐川急便5,544円5,544円5,544円
ヤマト運輸5,160円5,160円5,160円

ダンボールのサイズは、配送や引越しでよく使われる100サイズ(縦+横+高さの合計が100cm)で計算をしています。

家具・家電の単品配送の料金比較

家具や家電などを単品で運ぶ場合は、それぞれ安くなる条件が異なりますが、いずれも長距離(200km以上)の場合、高くなります。

今回は赤帽と宅配業界最大手のヤマトグループが行っている「らくらく家財宅急便」の料金(税込)と比較をしています。

単身用の冷蔵庫(120L)・洗濯機(縦型6kg)の場合

冷蔵庫や洗濯機を運ぶ場合は15km未満の近距離だと安くなる可能性があります。

~15km未満
(同市区町村程度)
〜50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方内)
赤帽7,100円11,550円31,900円
ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)
7,535円7,535円7,535円
シングルベッドの場合

シングルベッドの場合は50km未満であれば安く配送をすることができます。

~15km未満
(同市区町村程度)
〜50km未満
(同都道府県程度)
~200km未満
(同一地方内)
赤帽7,100円11,550円31,900円
ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)
16,555円16,555円16,555円

1-3.赤帽は使うべき?

赤帽は引越しや配送など複数の業務を行っており、それぞれ使うべき条件が異なります。

配送をしたい人

まず、赤帽の配送を使うべき条件と当てはまらなかった場合に使うべきサービスをまとめました。

荷物使うべき条件当てはまらなかった場合に使うべきサービス
・ダンボール下記の2つにいずれも当てはまる
距離:15km未満
ダンボールの数:5個以上
ゆうパック
・冷蔵庫(120L)
・洗濯機(6L)
距離:15km未満ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)
・シングルベッド距離:50km未満ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)

配送に関する解説は以上になるので、赤帽の配送を利用する方は下記の問い合わせ先から依頼をしましょう。

引越しをしたい人

赤帽の引越しは50km以内の時に安いです。

ただ、引越しについては料金以外にも知っておくべき注意点・デメリットあり、料金だけで決めると失敗する可能性が高いです。

次章で注意点・デメリットについては詳しく解説しますが、先に赤帽の引越しを検討すべき人をお伝えすると下記の全てに当てはまる人が検討すべきです。

  • 近距離(50km以内目安)の引越し
  • 1人で運べない家具・家電がない、もしくは運ぶのを手伝う
  • 軽トラックに荷物が積みきれる
  • サービスよりも、価格を重視したい

次章以降では赤帽引越しの注意点・デメリットだけでなく、赤帽を使うべきでない人の業者の見つけ方など引越しに関する解説をしていきます。

2.赤帽の引越しのデメリット・注意点

赤帽は料金が安い分、下記のようにデメリット・注意点が多いサービスです。

  • 作業員を追加しないと自分で手伝うことになる
  • 荷物量が多いと割高になる
  • 引越安心マークは取得していない
  • 最低限必要なサービスに対応していない
  • ダンボールを自分で用意する必要がある

この章では上記のデメリット・注意点について解説をしていきます。

2-1.作業員を追加しないと自分で手伝うことになる

赤帽は通常、ドライバーの1名のみで運搬を行うので、一人では運べない大きかったり、重い荷物を運ぶ際は、運搬を手伝う必要あります。

手伝いをしたくない場合、追加料金を支払えば、作業員の追加が可能で手伝いも不要になります。

ただ、追加するとおよそ倍の料金が発生してしまい、割高になる可能性があります。

2-2.荷物量が多いと割高になる

赤帽は下記のような軽トラックの専門の運送業者のため、運べる荷物も軽トラックに収まる荷物になります。

▼赤帽の軽トラック

赤帽の軽トラック

引用:赤帽きむら運送

1台に収まらない場合は、トラックを追加したり、往復することで対応してくれる事もありますが、倍程度の追加料金が発生して割高になることが多いです。

なお、赤帽ではメールや電話で事前に見積をとってくれるので、その際にあなたの荷物がトラックに積み込めるかどうかはわかります。

事前にどのぐらいの荷物が運べるのか知っておきたい方へ、赤帽で運べる荷物量の参考例をまとめました。

赤帽に積み込める荷物

  • 衣装ケース×3
  • 食器棚×1
  • 冷蔵庫小×1
  • テレビ小×1
  • シングルベッド×1
  • 折りたたみ机×1
  • 折りたたみイス×1
  • カラーボックス×1
  • ダンボール×10

家族引越しには対応してくれない事が多い

家族引越しの場合、荷物が多くトラックが何台も必要になったり、往復する回数が多くなるので対応してもらえないことが多いです。

家族引越しの方は、家族引越しに対応していてサービスの良い引越し業者を「3章」で紹介しています。

2-3.引越安心マークは取得していない

赤帽は引越し業界の認定マークである引越安心マークを取得していません。

引越安心マークとは、申請を受け、一定の基準をクリアした業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことで、300社以上が取得しています。

引越安心マーク

引越安心マークには下記等「適切な従業員教育を行っていること」「トラブルを防止する体制」などの審査項目があり、認定を取っていることは、社員教育が徹底されていて、トラブルが起こりにくいという証になります。

2-4.最低限必要なサービスに対応していない

赤帽では引越し時に最低限必要な下記のサービスに対応していません。

  • 洗濯機の取り付け、取り外し
  • ベッドの解体、組み立て

上記のサービスは他社では対応してくれることが多いです。

なお、ベッドや洗濯機に関する作業を自分でするとなるとかなりの手間がかかり、別途業者に作業を依頼しても、その分費用が発生します。

また養生についても、対応してくれないことが多いです。

養生とは、エレベーターやエントランス、部屋を下記のように保護する作業で養生がないと、壁などにキズがつく可能性があります。

養生のイメージ

出典:アート引越センター

洗濯機やベッドに関する作業依頼した場合の金額目安

洗濯機やベッドに関する作業を他で依頼した場合の料金目安(税込)は下記の通りで、全て依頼すると1万円程度かかります。

解体/取り外し組み立て/取り付け
ベッド2,000円〜2,000円〜
洗濯機2,500円〜2,500円〜

なお、上記の目安は地域の便利屋さんに仕事が依頼できる「くらしのマーケット」の料金を参考にしています。

2-5.ダンボールを自分で用意する必要がある

赤帽では、ダンボールの無料提供、販売をしていないため、自分で用意する必要があります。

他の業者では、無料で提供してくれることも多い「布団袋」や「ハンガーケース」など荷造りをより楽にする引越し資材も提供していません。

▼ハンガーケース

ハンガーケース

赤帽の引越しを検討すべき条件

繰り返しになりますが、この解説してきた内容を踏まえると、赤帽の引越しを検討すべきなのは下記にすべて当てはまる人です。

  • 近距離(50km以内目安)の引越し
  • 1人で運べない家具・家電がない、もしくは運ぶのを手伝う
  • 軽トラックに荷物が積みきれる
  • サービスよりも、価格を重視したい

全て当てはまった人がする事

全て当てはまった人は下記の連絡先から赤帽へ見積もり依頼をしましょう。

ただ、全て当てはまった人も、赤帽以外の業者からも見積もりをとり比較した上で判断をするのがおすすめです。

なぜなら、赤帽以外からも見積もりを取ることで、「よりサービスの良い業者」や「より安い業者」が見つかる可能性があるからです。

その際の見積もりのとり方の手順を「4章」以降で紹介していますが、一括見積もりサイト「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使えば、より良い業者を見つけられる可能性があります。

当てはまらなかった人はどうすれば良い?

当てはまらない項目が一つでもあった人は、赤帽は使うべきではないので、「3章」以降でおすすめの業者や見積もりのコツを紹介しています。

ただ、結論を早く知りたいという方へ、先にお伝えすると一括見積もりサイトの「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使い複数社に見積もり依頼し、比較をすべきです。

引越し業者の見積もりは複数社から取ることで、他社を意識して、勝手に値下げしてくれます。

そして、引越し侍を使えば、あなたの条件に合う複数社に簡単に見積もり依頼をする事が可能だからです。

3. 大手16社を比較!赤帽と合わせて検討したい7社

赤帽は他と比べてどうなのか、他にどの会社を検討すべきかわからないという方に向けて、大手引越し業者16社を比較しました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マーク(※6-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

料金サービス
価格帯
(単身)
価格帯
(家族)
サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センターやや高4.80 ★★★★★
9pt

9pt
サカイ引越センターやや高4.50 ★★★★☆
6.5pt

8.5pt
日本通運標準やや安4.40 ★★★★☆
7pt

7pt
アリさんマークの引越社やや高標準4.40 ★★★★☆
7pt

7pt
ハトのマークの引越センター4.25 ★★★★☆
5.5pt

7pt
ハート引越センター3.90 ★★★★☆
6pt

8pt
SGムービング標準3.75 ★★★★☆
4pt

3.5pt
西濃運輸標準標準3.65 ★★★★☆
4.5pt

7pt
福山通運やや高標準3.40 ★★★☆☆
5pt

4pt
フクフク引越センター3.35
★★★☆☆

2pt

4pt
ファミリー引越センター3.30 ★★★☆☆
8pt

7.5pt
アーク引越センターやや高標準3.25 ★★★☆☆
8pt

7pt
アップル引越センター標準3.15 ★★★☆☆
9pt

7.5pt
ベスト引越サービスやや安3.10 ★★★☆☆
5.5pt

8pt
人力引越社やや安やや安2.85 ★★★☆☆
6pt

5pt
クロネコヤマト標準2.65 ★★★☆☆
4pt

2.5pt
赤帽1.95
★★☆☆☆

2pt
×
0pt

上記の表をもとに赤帽は改めて、「料金は安いが、サービスの質が低い業者」と言えます。

おすすめの業者は、下記の7社で赤帽では対応してもらえないこともある家族引越しも対応しています。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質も高く、価格も標準的な業者

料金が安く、サービスも悪くない業者

サービスで劣る点はあるが料金が安い業者※対応エリアが限られているので注意!

上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。

引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、上記7社全てに対応しています。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

3-1. アート引越センター

アート引越センターの公式ページ

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • ダンボールの回収
  • 引越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、カルガモ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引越し(県内:30,000円~45,000円、県外:60,000円~89,000円)
・家族引越し(県内:61,000円~125,000円、県外:93,000円~160,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:32,000円~53,000円、県外:80,000円~130,000円)
・家族引越し(県内:75,000円~190,000円、県外:120,000円~350,000円)

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

3-2.サカイ引越センター

サカイ引越センターのトップページ

サカイ引越センターは引越し業界で「引越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。

引越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。

価格相場は高めですが、赤帽など他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。

会社名株式会社サカイ引越センター
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引越し(県内:35,000円~48,000円、県外:52,000円~86,000円)
・家族引越し(県内:63,000円~93,000円、県外:108,000円~160,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:42,000円~60,000円、県外:85,000円~110,000円)
・家族引越し(県内:90,000円~150,000円、県外:155,000円~235,000円)

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

3-3.日本通運

日本通運のトップページ

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引越しサービスを得意としており、サービスと価格のバランスの良い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身は標準的、ファミリーはやや安めで、ハート引越センターなど料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引越し(県内:27,000円~40,000円、県外:37,000円~102,000円)
・家族引越し(県内:54,000円~93,000円、県外:81,000円~162,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:40,000円~80,000円、県外:55,000円~204,000円)
・家族引越し(県内:81,000円~186,000円、県外:122,000円~320,000円)

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

3-4.アリさんマークの引越社

アリさんマーク引越し社のトップページ

アリさんマークの引越社は1971年設立、引越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が少し高いため、ハート引越センターなど料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引越し(県内:30,000円~43,000円、県外:40,000円~100,000円)
・家族引越し(県内:60,000円~99,000円、県外:87,000円~250,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:41,000円~56,000円、県外101,000円~125,000円)
・家族引越し(県内:77,000円~128,000円、県外:114,000円~320,000円)

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

3-5.ハート引越センター

ハート引越センターのトップページ

ハート引越センターは1992年設立、全国に展開する大手引越し会社で、料金が安い傾向にあり、サービスも一定の水準を超えているので、価格重視の人におすすめの業者です。

料金相場は安く、最低限必要な下記のサービスや梱包資材は無料で提供してもらえるので、余計なサービスは不要で、料金を安くしたい人におすすめです。

  • ベッドの解体
  • 洗濯機の取り外し(取り付けは有料)
  • ダンボールの提供
  • 布団カバーの提供
  • ハンガーケースの提供

ただ、単体で見積もりをとった場合は料金が高くなる可能性もあります。複数社から見積もりをとり、値下げしてもらった上で使うかどうか判断しましょう。

会社名株式会社ハート引越センター
設立1992年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引越し(県内:21,000円~33,000円、県外:45,000円~70,000円)
・家族引越し(県内:43,000円~97,000円、県外:90,000円~112,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:32,000円~45,000円、県外:38,000円~100,000円)
・家族引越し(県内:47,000円~164,000円、県外:97,000円~190,000円)

ハート引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi8100.com

3-6. フクフク引越センター

フクフク引越センターのトップページ

フクフク引越センターは1985年設立した引越業者で、首都圏を中心にサービスを展開をしています。

ダンボールなどの資材もオプションになっていて、自分に必要なものだけを加える形をとることで、業界でもトップクラスの安さを誇ります。

ダンボール以外にも、他社では無料なことが多い下記の梱包資材が有料オプションになっているので、必要な場合は見積もり時に伝えるようにしましょう。

  • 布団カバー
  • ハンガーケース
会社名フクダ運輸倉庫株式会社
設立1985年
対応エリア関東
価格目安(平常)・単身引越し(県内:22,000円~24,000円、県外:31,000円~39,000円)
・家族引越し(県内:48,000円~63,000円、県外:63,000円~109,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:33,000円~36,000円、県外:46,000円~58,000円)
・家族引越し(県内:72,000円~94,000円、県外:95,000円~163,000円)

フクフク引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi8100.com

3-7. ベスト引越サービス

ベスト引越サービスのトップページ

ベスト引越サービスは1988年設立した引越業者で、関東、関西を中心にサービスを展開しています。

料金相場は安く、最低限必要なサービスは揃っているので、料金を重視したい人におすすめです。

ただ、サービスがいい他の業者が提供している下記のサービスには対応していないので、確認した上で利用しましょう。

  • 靴下履き替えサービス
  • 引越後の家具の移動
会社名ベストサービス株式会社
設立1988年
対応エリア全国(東北・北海道を除く)
価格目安(平常)・単身引越し(県内:26,000円~29,000円、県外:37,000円~47,000円)
・家族引越し(県内:48,000円~53,000円、県外:63,000円~108,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引越し(県内:39,000円~43,000円、県外:55,000円~70,000円)
・家族引越し(県内:72,000円~79,000円、県外:94,000円~162,000円)

ベスト引越サービス公式ページ:http://www.hikkoshi8100.com

4. 赤帽以外の引越し業者を安く使うための注意点

赤帽以外の引越し業者も見積もりをとって金額を確認する必要がありますが、その際、「複数社から見積もりを取らないと高くなる」ということだけは絶対に注意すべきです。

この章では、その理由や複数社から見積もりを取る際の具体的な手順について解説をしていきます。

なぜ赤帽以外なの?

赤帽のように定められた料金表がある業者については、引っ越しの条件が同じであれば、見積もりの取り方によって料金が変わることがないからです。

逆に、赤帽以外のほとんどの引越し業者は料金表がないことが多く、料金は営業マンが決めるので、同じ条件でも見積もりのとり方で料金が変わってきます。

4-1. 1社からしか見積もりを取らないと高くなる

引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、ベストな業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

特定の業者がいいなと思っている方も、より安くていい業者が見つかる可能性が十分にあります。

4-2. 見積もりは早く取らないと高くなる

引越し業者のトラックや作業員の数には限りがあり、引越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど料金は高くなります。

まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。

遅くなると安くする提案を受けにくい

また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。

安くていい業者から埋まる

さらに選択肢が減ってくると、複数社からの見積もりを取れなくなりますし、最悪対応可能な業者が見つからない可能性もあります。

複数の見積もり依頼が取りにくくなる

業者が見つからないリスク

時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。

  • 3月~4月上旬の引越し:1ヶ月前
  • それ以外の時期の引越し:2週間前

引越し3ヶ月以上前だと見積もりを受け付けていない業者が多いものの、引越しまで3ヶ月を切っているなら基本的に対応してくれます。

3ヶ月を切っていて、見積もりに必要な下記の項目が決まっていれば、すぐに見積もりを取りましょう。

  • 引越し先の住所
  • 引越しの希望日
  • 運びたい家具

Q. 「とりあえず」で見積もりや予約を取るのは大丈夫?

大丈夫です。基本的に見積もりは無料で、引越しを予約しても3日前までにキャンセル・変更すればキャンセル料はかからないという業界のルールがあります。

また、引越しの日程が固まらない方は見積もり時にその旨を伝えれば、予約の空き具合を元にいつまでに確定すればいいかを各社教えてくれます。

ただし、1点だけ注意が必要で、ダンボールを事前に受け取ってしまうと、キャンセル時に「返送料」や「使用したダンボールの代金」がかかる可能性がありますから「ダンボールはX月X日以降に送って下さい」と伝え、予定が決まるまでは受け取らないようにしましょう。

5. 複数業者へ見積もりを取るためのコツ

実際に複数業者から見積もりをとる際、やり方を間違えると、無駄な手間がかかったり、ベストな業者に見積もりをお願いできません。

そうならないように、ここでは複数業者に効率よく見積もりを取るためのコツを紹介します。

5-1. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

また、「赤帽」を始めとして、狙った業者に空きがあれば、確実に見積もりを依頼できます。

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

5-2. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
LIFULL引越し130社以上
SUUMO引越し120社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のおすすめの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

5-3. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?

引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。

厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介します。

  • ①サービスにもこだわりたいケース
  • ②料金を最安にしたいケース

①サービスにもこだわりたいケース

16社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れています。あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から4社選びましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

  • アート引越センター
  • サカイ引越センター

サービスの質が高く、価格も標準的な業者

  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社

上記で3社揃わない場合は、評価が4.0以上あり、口コミ件数も多い業者から価格を見ながら選ぶようにしましょう。

口コミ件数も重要で、評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためより信頼できます。

口コミの読み取り方

赤帽も大手で信用できる業者ですから、上記で3社集まらなければ選択肢に入れても問題ありません。

②料金を最安にしたいケース

概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。

引越し侍の概算価格の表示

概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。

また、「サービスで劣る点はあるが料金が安い業者」で紹介した下記の2者も引越し侍に対応しているので、概算価格の確認ができます。

  • フクフク引越センター
  • ベスト引越サービス

赤帽を使う場合は、直接業者に連絡をしよう

ここまでの解説を読んでも赤帽を使いたい場合は、下記の赤帽の問い合わせ先に直接連絡をしましょう。

なぜなら、引越し侍は赤帽と提携をしていないため、赤帽の見積もり予約ができないからです。

5-4. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

赤帽含めどの業者でも必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

ただ、「交渉してもっと安くしたい」「3社の中からどうやって選べばいいかわからない」という方は見積もり予約をした後でも構いませんので、下記の章を確認しましょう。

6. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

6-1.予算は伝えない

見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引越し業者:予算は決まっていますか?

あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

6-2. その場で決定をしない

引越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

6-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引越し業者:ちなみに他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。

他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら単身引越しは1割程度、家族引越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

会話例

あなた:引越しは3月1日から3月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と朝一は対応ができないのでそれ以外でお願いします。

引越し業者:3月11日の午後の便ではどうでしょうか?ちょうど同じ方向にトラックがいるので安くできそうです。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。同居人にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

7. 最後の1社を選ぶための選定基準

各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。

引越し侍の口コミや、このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。

ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。

  • 引越安心マークの有無
  • サービスの範囲
  • 梱包資材の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 補償内容
  • 細かい契約条件

7-1. 引越安心マークの有無

引越安心マーク

「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。

改めて、引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行ため又は信用を損なう恐れのある行ためがないこと

この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。

また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。

このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。

この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。

国土交通省のHPのキャプチャ

引用:国土交通省

信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。

下記は見積もり候補によく挙がる大手16社の取得状況です。

取得している取得していない
  • サカイ引越センター
  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • SGムービング
  • 西濃運輸
  • 福山.通運
  • アーク引越センター
  • ベスト引越サービス
  • アップル引越センター
  • ファミリー引越センター
  • 人力引越社
  • クロネコヤマト
  • 赤帽

その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。

7-2. サービスの範囲

下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。

  • ダンボールを回収してくれる
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる

特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。

ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。

  • 当日別料金が発生する
  • 解体が必要なものは運んでくれない

これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。

7-3. 梱包資材の内容

アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。

アート引越センターの梱包資材

引用:アート引越センター

どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。

価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。

7-4. 作業員の人数と構成

引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。

また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。

正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。

例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。

7-5. 補償内容

基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。

ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。

このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。

7-6. 細かい契約条件

引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。

下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
フリー便・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。
・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。

見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。

特に積み切り契約は特に要注意

積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。

単身者(1ルーム〜1LDK)2トントラックショート
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK)2トントラックロング
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK)3トントラック
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい)4トントラック

積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。

運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。

<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう

上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。

その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。

Q. 断る業者への連絡は?

見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。

メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。

ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。

会話例

引越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?

あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。

引越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?

あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。

引越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!

Q. 営業マンの対応は評価しなくても良いの?

しなくてもいいです。

なぜなら、営業マンと当日作業する人は違う人だからです。

ただ、「こんな会社にはお願いしたくない」「こんなに頑張ってくれたし、この人にお願いしたい」という対応をされたらそれを重視して選んでも問題ありません。

8. 赤帽に関するQ&A

最後に赤帽に関して、よくあるQ&Aを下記の2つに分けて紹介します。

  1. サービス内容に関するQ&A
    赤帽の営業時間は?
    不用品を処分してもらえる?
    引越しのオプションサービスはある?
    ダンボールはどうやって用意すればいいの?
  2. 料金や支払いに関するQ&A
    クレジットカードを使える?
    赤帽はキャンセルできる?

8-1. サービス内容に関するQ&A

Q. 赤帽の営業時間は?

対応する赤帽にもよりますが、営業時間は下記のとおりです。

・平日:午前8時~午後7時
・土、日、祝:午前9時~午後5時

Q. 不用品を処分してもらえる?

赤帽では不用品の処分を行っていません。

不用品を処分する場合は「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」で格安の不用品回収業者を探せますから、粗大ゴミの処分だけ任せれば引越し業者より安くなることもありますし、自治体に出すよりも簡単です。

暮らしのマーケットの不用品業者

くらしのマーケットは格安で不用品処分を行ってくれる、個人や中小企業の廃品業者を探せるサイトです。

ここでは、「トラックに不用品乗せ放題」で10,000~20,000円程度で引き受けてくれる業者が多数紹介されていて、分別も不要でいらないものを積めるだけ積んで廃棄してくれます。

Q.引越しのオプションサービスはある?

赤帽では他社では対応してくれる下記のようなオプションサービスには対応しておらず、運搬のみの対応になります。

  • エアコンの着脱
  • ピアノ輸送
  • 電気工事(食洗機やウォシュレットの取り付け)
  • ハウスクリーニング

Q.ダンボールはどうやって用意すればいいの?

ダンボールは通販サイトで購入することができます。

LOHACO(https://lohaco.jp/)という、ヤフーとアスクル(法人向けの通販会社)が運営する通販サイトが最安です。

引越しでよく使われるのは下記の2つの大きさで、10枚あたりの値段は下記の通りです。

  • 120cm(3辺合計):1,852円(税込)
  • 100cm(3辺合計):1,509円(税込)

また、すぐにダンボールを必要としている方は、クロネコマーケット(https://market.kuronekoyamato.co.jp/)というヤマト運輸の通販サイトが最短当日届けてくれるので、電話で時間・住所踏まえ当日可能なのか確認しましょう。

8-2. 料金や支払いに関するQ&A

Q. クレジットカードを使える?

担当する赤帽によって異なります。

そのため、見積もりの際に事前確認をしておきましょう。

Q. 赤帽はキャンセルできる?

最悪当日でもキャンセルは可能です。

キャンセルの場合は下記の代表電話または配送センターに直接、見積もりのキャンセルも電話で連絡しましょう。

キャンセル料が発生するルールや金額は担当する赤帽によって異なります。

ただ、下記の日時以降にキャンセルする時は、キャンセル時に費用が発生するか可能性が高いので、なるべく早く電話しましょう。

  • 引越し:引越しの2日前
  • 配送:配送の当日

また、引越しの場合、金額が大きいので、しつこい引き止めに合う可能性があります。

そのため、キャンセル理由は下記2つの要素を入れることがおすすめです。

  • あなた以外の第三者(会社・同居人・親・家族)が原因
  • 引越し自体が無しになった(時期未定の延期になった)

会話例

×月×日に引越しの予約をしている〇〇と申します。

主人の仕事の関係で、引越しが延期になり、時期が未定となったため、今回の引越しはキャンセルさせていただけると幸いです。

申し訳ありませんがよろしくお願いします。

9. まとめ

赤帽の料金を紹介してきましたがいかがでしたか?

赤帽は引越しや配送など複数の業務を行っており、いずれの場合も短距離引越しだと安くなる傾向があります。

配送と引越しでそれぞれ具体的な利用を検討すべき条件と、当てはまらなかった場合に使うべきサービスをまとめました。

荷物使うべき条件当てはまらなかった場合に使うべきサービス
引越し・近距離(50km以内目安)の引越し
・1人で運べない家具・家電がない、もしくは運ぶのを手伝う
・軽トラックに荷物が積みきれる
・サービスよりも、価格を重視したい
引越し侍
・ダンボール下記の2つにいずれも当てはまる
・距離:15km未満
・ダンボールの数:5個以上
ゆうパック
・冷蔵庫(120L)
・洗濯機(6L)
・距離:15km未満ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)
・シングルベッド・距離:50km未満ヤマトホームコンビニエンス
(ヤマトグループ)

このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。

サービス比較の採点基準(参考データ)

サービスの総合評価下記の5つの観点をもとに算出
・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮
・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-=0pt)で算出
安心マーク有=「◎」、無=「-」
サービス範囲下記10点満点で評価

  • ダンボールを回収してくれる(無料:2pt、有料または条件次第で有料:1pt、未対応0pt)
  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2pt、縦型は無料 :1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる(対応:2pt、見積もり時に要申告:1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる(無料:2pt 、有料:1pt、未対応0pt)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2pt、有料:1pt、未対応0pt)
梱包資材下記10点満点で評価

  • ダンボール(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 布団カバー(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • ハンガーケース(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 食器ケース(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • 食器の梱包紙(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • シューズボックス(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • エアキャップ(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
社内教育教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△
補償業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=-