限界突破WiFiの評判は悪い?リアルな口コミからわかった全注意点
「限界突破WiFiにはどんな口コミがある?」「有名だけど評判はいいの?」など、限界突破WiFiの口コミや評判が気になっていませんか?
SNSで口コミ100件以上を調べた結果、限界突破WiFiはネットの速度で後悔する人が多いサービスであることがわかりました。
このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、限界突破WiFiの口コミ、評判について、下記の流れで解説します。
全て読めば、限界突破WiFiのリアルな評判や、あなたが実際に使うべきか、向かない場合はどんなサービスを使うべきかまでがわかり、ポケットWi-Fiで失敗しなくなるでしょう。
目次
1.限界突破WiFiの口コミ・評判まとめ
ネットが遅い、つながらないという声が特に多い
今回当ページでは、限界突破WiFiに関するSNS上の口コミ100件以上を調べました。
その結果わかった、限界突破WiFiのメリットと注意点をまとめると、以下の通りです。
メリット |
|
注意点 |
|
中でも、ネットが遅い、つながらないといった声は特に多く見られたため、限界突破WiFiは肝心のネットが満足に使えない可能性が高いです。
限界突破WiFiは使うべき?
上記を踏まえると、限界突破WiFiは以下の理由でおすすめできません。
- クラウドSIMで肝心のネットの速度が期待できない
- それでいて、他社より料金が高い
選ぶべきなのは、以下に当てはまる、ごく一部の方に限られます。
- 人里離れた田舎や山間部で使いたい
- 海外で使う機会が多い
次章から実際の口コミを取り上げつつ、声が上がる背景も含めて、限界突破WiFiの特徴を解説していきます。
結局ポケットWiFiはどれを選ぶべき?
WiMAX(https://gmobb.jp/)を選んでおけば間違いありません。
詳しい理由は「4.ポケットWiFiを選ぶ4つの基準」で解説しますが、内容を簡単にまとめると、以下の通りです。
- 自社アンテナを持つ大手で通信が安定
- データ容量が無制限で使い放題
- 端末は5G対応で速度が出やすい
- 一月あたりの料金が安い
2.口コミでわかった限界突破WiFiの3つの注意点
口コミ調査でわかった限界突破WiFiの注意点は以下3つです。
- 注意点1.ネットの速度は期待できない
- 注意点2.サポートの対応がイマイチ
- 注意点3.料金が高い
注意点1.ネットの速度は期待できない
限界突破WiFiの最大のデメリットは、ネットのつながりやすさ、速度が期待できない点です。
口コミ調査では、以下のように、この点に不満を持つ声は特に多く見られました。
なぜこうした口コミが多い?
クラウドSIMの仕組みを使っていることが、理由として考えられます。
クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる大型のサーバーで複数のSIMを管理し、エリアによって最適な回線につながるという仕組みです。
利用するのは大手の回線ですが、以下のように一部を格安で借りているだけのものであり、安いことから混みやすく、一つ一つが速度の速い回線ではありません。
クラウドSIMはこうした回線の寄せ集めで安いだけでなく、大容量プランが選べてたくさんネットが使えることから、余計に混みやすい特徴があります。
以下のように、速度が遅いという口コミが多いのは、他のクラウドSIMのポケットWiFiも同じです。
長期間使えなくなるリスクもある
クラウドSIMは、過去に大規模な通信障害を起こしている
2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というクラウドSIMのサービスを出しました。
- 低価格で大容量(使い放題)
- ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える
大手の回線を使っていると言っても、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います。
結果として、その一つの「どんなときもWi-Fi」では回線がパンクして大規模な通信障害が起こり、限界突破WiFiも含めたクラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。
主なクラウドSIM | 主な出来事 |
どんなときもWiFi | ・2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生 ・3月の通信障害は2週間続いた ・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申し込みを終了 |
THEWiFi | ・2020年8月よりサービス改悪 ・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった ・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある |
限界突破WiFi | ・2020年3月、一部のユーザーが大量のデータ通信を行なったこで通信速度が低下 ・上記を受け完全無制限のプランを終了。1日5GB、10GB以上の利用で段階的に速度制限がかかるプランに変更 |
「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。
そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。
どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。
長期の通信障害は、通信サービスとしては致命的です。
当時の限界突破WiFiの通信障害は、そこまで長引くことはありませんでしたが、クラウドSIMの仕組みを使う以上、同じリスクがあると言えます。
同じ失敗をしたくないなら自社アンテナを持つ大手を選ぶこと
ネットが遅い、つながらない、といったストレスを感じたくない方は、他社回線の間借りではなく、以下のように自社アンテナを持ち、通信の安定した会社のものを選べば間違いありません。
自社アンテナを持つ大手 |
中でもおすすめは、6社で唯一大容量プランが全国で安く使えるWiMAX(https://gmobb.jp/)です。
詳しいおすすめの根拠は「4.ポケットWiFiを選ぶ4つの基準」で解説しています。
注意点2.サポートの対応がイマイチ
先程お伝えした通り、限界突破WiFiでは、2020年3月に大規模な通信障害が発生しています。
以下のように、その際のサポートの対応が不満、連絡がつかない、といった当時の口コミがいくつも確認できました。
限界突破WiFiを運営しているのは2013年に設立され、東京都港区に本社を置くエックスモバイル株式会社です。
限界突破WiFiのサービスは2019年10月に始まったばかりで、会社自体の歴史もまだ浅く、上記のような口コミも見られることから、運営体制にはやや不安が残ります。
こうした声が多いのは他のクラウドSIMも同じ
クラウドSIMは他社の回線やシステムを使ったサービスで、参入がしやすいことから、設立間もないベンチャー企業が運営していることも多いです。
そのためか、以下のように、他のクラウドSIMのポケットWiFiでも、サポート体制が不安という声はよく見られます。
こういった点が気になる方は、「〇〇Wi-Fi」といったクラウドSIMのサービスは避けることをおすすめします。
注意点3.料金が高い
クラウドSIMのポケットWiFiはこれまで伝えしたデメリットがある一方、安いことが多いですが、限界突破WiFiはむしろ高くなります。
限界突破WiFiの料金を、他社の大容量プランと比べると以下の通りで、同じクラウドSIMの他社と比べても、高いことがわかります。
データ容量/月 (最大プラン) | 実質月額料金 | |
ドコモ | 無制限 | 10,004円 |
ソフトバンク | 50GB | 6,030円 |
Y!mobile | 無制限 | 5,097円 |
au | 無制限 | 5,934円 |
限界突破WiFi(クラウドSIM) | 無制限 | 4,400円 |
WiMAX | 無制限 | 3,845円 |
THE WiFi(クラウドSIM) | 100GB | 3,200円 |
Mugen WiFi(クラウドSIM) | 100GB | 3,432円 |
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
ゼウスWiFi(クラウドSIM) | 100GB | 3,221円 |
- 実質月額料金:割引などのキャンペーンを適用して契約満期まで、縛りがないものは36ヶ月使った場合の平均月額
実際以下のように、限界突破WiFiが高いと感じている人の口コミも確認できました。
3.口コミでわかった限界突破WiFiのメリットと使うべき人
これまで注意点を解説してきましたが、限界突破WiFiにもいい口コミやメリットはあります。
それらを元に、どんな人におすすめのサービスなのかも解説していきます。
3-1.口コミでわかった限界突破WiFiのメリット
口コミ調査や、他社との比較でわかった限界突破WiFiのメリットは以下3つです。
- 山間部や田舎でも使える
- 海外でもそのまま使える
メリット1.山間部や田舎でも使える
3キャリアの回線が使えるため、つながるエリアが広い
限界突破WiFiはクラウドSIMで、エリアごとにドコモ、au、ソフトバンクの中で最適な回線をキャッチしてネットにつながります。
そのため、以下のように圏外のエリアを補い合うことができ、山間部や田舎など、普通は圏外になるようなエリアでもつながりやすいという強みがあります。
- auが圏外のエリアはドコモ回線につながる
- ソフトバンクが圏外のエリアはau回線につながる
実際以下のように、他のポケットWiFiがつながりにくいエリアでも、限界突破WiFiがスムーズに使えたという口コミが見られました。
ただ、ポケットWiFiはどれも、人の住むエリアは99%以上カバーしており、よほど人の少ない山間部や田舎でない限り、圏外にはまずなりません。
そのため、都市部や市街地など、人のいるエリアでしか使わない人には縁のない話で、選ぶメリットにはなりません。
メリット2.海外でもそのまま使える
一時的なレンタルサービスより安く手間なく使える
限界突破WiFiはクラウドSIMで、エリアごとに最適な回線をキャッチできることから、追加料金を払うことで、海外でもそのまま使える強みがあります。
引用:限界突破WiFi
そのため、以下のように、この点にメリットを感じている人の口コミも見られました。
海外で利用するポケットWiFiは一時的なレンタルが主流です。
海外用のレンタルサービス大手のグローバルWiFiと限界突破WiFiを、以下二つで比較すると、下の表のようになります。
- 1日あたりの料金
- かかる手間
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
グローバルWiFi | 限界突破WiFi※ | ||
1日あたりの料金 (1GB) | アメリカ | 1,470円 | 1,376円 |
韓国 | 1,170円 | 1,137円 | |
タイ | 1,370円 | 1,137円 | |
イギリス | 1,670円 | 1,376円 | |
かかる手間 | ・ネットからの申し込み手続き ・自宅や空港での受け取り、返却(別途手数料550円が発生) | 持っていくだけ |
※海外データ利用料+月額の日割り
大きな差ではありませんが、どの国で使う場合も限界突破WiFiの方が安く、手間なく使えることがわかります。
そのため、海外でも使うことが多い人にはメリットが大きくなるはずです。
3-2.限界突破WiFiは使うべき?おすすめできるのはこんな人
ここまでを踏まえると、限界突破WiFiは以下の理由でおすすめできません。
- クラウドSIMで肝心のネットの速度が期待できない
- それでいて、他社より料金が高い
おすすめできるのは、以下に当てはまるごく一部の方に限られます。
- 人里離れた田舎や山間部で使いたい
- 海外で使う機会が多い
上記以外の方には、料金が安く、より安定した通信が期待できるWiMAX(https://gmobb.jp/)をおすすめします。
WiMAXは、auを展開するKDDIの子会社「UQコミュニケーションズ」が運営しており、契約者数が3,000万人を超えるなど、実績も十分のサービスです。
おすすめの根拠は次の「4. ポケットWi-Fiを選ぶ4つの基準」から詳しく解説しますが、その前に、デメリット知った上でも使いたい方向けに、限界突破WiFiのサービスについて簡単に紹介していきます。
限界突破WiFiで選べる端末と料金プラン
限界突破WiFiで選べる端末は1機種のみで、レンタルではなく購入になります。
料金プランは月間のデータ容量が無制限で定額の1つのみです。
端末 | jetfi MR1 (19,800円) |
月額 (データ容量/月) | 3,850円 (無制限) |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
月間のデータ容量は無制限ですが、1日あたりの利用には以下の制限があります。
- 5GB以上利用:下り 4Mbps / 上り 1.0Mbpsに制限(高画質の動画視聴はやや厳しいレベル)
- 10GB以上利用:128kbpsに制限(SNSの利用や動画視聴も厳しいレベル)
制限がかかった場合も、24時にはリセットされ、通常の速度に戻るようになっています。
限界突破WiFi公式ページ
4. ポケットWi-Fiを選ぶ4つの基準
繰り返しになりますが、限界突破WiFiは速度が出にくいデメリットが大きく、海外で使うなどの限られた場合を除き、おすすめはできません。
ポケットWiFiで失敗したくない方は、WiMAX(https://gmobb.jp/)を選んでおけば間違いありません。
理由はシンプルで、全27社を比較した結果が、以下の通り最も優れていたからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
回線の質 | データ容量 (最大プラン) | 端末スペック | 実質月額料金 | |
WiMAX | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | ◎ 3,845円 |
ドコモ | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 10,004円 |
au | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 5,934円 |
ソフトバンク | ◎ 自社アンテナ | △ 50GB | ◎ 高い (5G対応) | × 6.030円 |
Y!mobile | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 5,097円 |
楽天モバイル | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 3,278円 |
mineo | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 2,447円 |
エキサイトモバイル | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 4,226円 |
QTモバイル | × 格安SIM | △ 30GB | △ 低い | ◎ 3,219円 |
イオンモバイル | × 格安SIM | △ 200GB | △ 低い | × 11,999円 |
どこよりもWiFi | × 格安SIM | ○ 月100GB | △ 低い | ◎ 3,432円 |
FUJI WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日10GB | △ 低い | × 5,155円 |
限界突破WiFi | × クラウドSIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 4,400円 |
クイックWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,200円 |
Chat WiFi | × クラウドSIM | ○ 200GB | △ 低い | ◯ 4,986円 |
THE WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,200円 |
MUGEN WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,432円 |
クラウドWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,810円 |
ExWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,845円 |
ギガWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 2,822円 |
ゼウスWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,221円 |
AiR-WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,499円 |
それがだいじWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,399円 |
MONSTER MOBILE | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,080円 |
縛りなしWiFi | × クラウドSIM | ○ 90GB | △ 低い | ◯ 4,788円 |
hi-ho lets WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日7GB | △ 低い | ◯ 4,857円 |
ギガゴリWiFi ※新規受付終了 | × クラウドSIM | ○ 200GB | △ 低い | × 6,177円 |
- 実質月額料金:キャッシュバックや割引の特典を使い、契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
- 契約期間ありなしで選べる場合は、月額が安い契約期間ありのプランで使った場合
- 端末+SIM、SIMのみで選べる場合は、端末+SIMの契約をした場合
比較の基準としたのは、ポケットWiFiを使う上で誰にとっても大事な以下4つのポイントです。
- 回線の質:自社でアンテナを持っている業者か
- データ容量:無制限で使えるか
- 端末スペック:速度が出やすいか
- 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
以下に、それぞれの内容やWiMAXが優れていた根拠を解説していきます。
4-1. 回線の質:自社でアンテナを持っているWi-Fi業者か
ポケットWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。
なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。
先程お伝えした通り、クラウドSIMのポケットWiFiはまさにこの間借りした回線を使っており、繋がりやすさや速度にムラがあるためおすすめできません。
その他、自社アンテナを持たないポケットWiFiとして格安SIMを使ったものがありますが、こちらも同じ理由からおすすめはできません。
格安SIMの仕組みとおすすめしない理由
「イオンモバイル」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。
安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。
高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。
実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。
せっかくポケットWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。
以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも「格安SIM」「クラウドSIM」を使うポケットWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
○自社アンテナ | ×格安SIM、クラウドSIM | |||
ドコモ | mineo | MONSTER MOBILE | クラウドWiFi | ExWiFi |
au | QTモバイル | MUGEN WiFi | ゼウスWiFi | hi-ho lets WiFi |
ソフトバンク | イオンモバイル | THE WiFi | それがだいじWiFi | AiR-WiFi |
WiMAX | エキサイトモバイル | ギガWi-Fi | どこよりもWiFi | 縛りなしWiFi |
楽天モバイル | FUJI WiFi | ギガゴリWiFi | 限界突破WiFi | |
Y!mobile | Chat WiFi | クイックWiFi | 地球WiFi | |
○おすすめ | ×選ぶべきでない |
4-2.データ容量:無制限で使えるか
ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。
- 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
- 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく使い放題
最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。
実際よく使われているサービスで1GBでできることは以下の通りで、無制限でないとすぐに容量を超えてしまいます。
サービス | 1GBで大まかにできること |
Youtube(高画質/標準画質) | 90分/120分 |
Instagram(写真閲覧・いいねの操作) | 70分 |
Zoom(ビデオ通話) | 100分 |
Webサイトの閲覧(Yahoo!JAPANのトップ) | 3000回 |
Netflix(高画質/標準画質) | 20分/85分 |
LINE(メッセージの送受信) | 40万回 |
LINE(ビデオ通話) | 180分 |
TikTok(動画視聴) | 100分 |
特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。
無制限プラン有無 | 実質月額料金 | |
ドコモ | ○あり | 10,004円/無制限 |
au | ○あり | 5,934円/無制限 |
ソフトバンク | ×なし | 6,030円/50GB |
Y!mobile | ○あり | 5,097円/無制限 |
WiMAX | ○あり | 3,845円/無制限 |
楽天モバイル | ○あり | 3,278円/無制限 |
「実質無制限」とはどういうこと?
無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。
完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。
そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。
制限の内容 | |
ドコモ | ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。 |
au、WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。 |
Y!mobile | 前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。 |
楽天モバイル | 他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。 |
ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。
ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。
3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限
15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。
- Webサイトの閲覧
- Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
- 地図アプリ
- 低画質の動画視聴
一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。
このように容量が決まっている方が特別安くなることもないため、シンプルにたくさん使えて便利な無制限プランのあるものを選んでおきましょう。
4-3. 端末のスペック:速度が出やすいか
ポケットWi-Fiは、会社によって使える端末が変わりますが、速度が出やすくなるため、なるべくスペックの高いものを選んでおきましょう。
端末のスペックは、以下の2点で大きな差がつきます。
- 最大通信速度(10倍以上の差があることも)
- 高速通信ができる「5G」が使えるか
ここまで残った無制限プランのある大手5社の中では、楽天モバイルのみ最大速度が大きく劣り、5Gにも対応していないためおすすめできません。
提供会社 (実質月額料金) | 端末の最大速度 | 5G対応 |
ドコモ (10,004円) | 4,900Mbps | あり |
au (5,934円) | 3,900Mbps | あり |
ワイモバイル (5,097円) | 2,400Mbps | あり |
WiMAX (3,845円) | 3,900Mbps | あり |
楽天モバイル (3,278円) | 150Mbps | なし |
- 各社最新の端末のスペックで比較
- 上記の速度は、動画視聴やWEBページの読み込みに影響する「下り速度」
一般的なネットの利用に必要な通信速度の目安は以下の通りで、楽天モバイルでも問題なく使うことはできます。
- メールやLINE:1Mbps
- WEBサイトの閲覧:1~10Mbps
- 動画の視聴:1~20Mbps
ただ、ポケットWi-Fiはなるべく通信速度が速く、ストレスなく使えるに越したことはありません。
楽天モバイルは大手の中でも安いメリットがありますが、10倍以上の速度が出るWiMAXも、同程度の金額で使うことができます。
近い価格で使えて、5G対応でより速度が出せるものもあることから、特別スペックの低い楽天モバイルを選ぶことはおすすめできません。
楽天回線は障害物に弱いデメリットも
楽天の回線は、大手の中で唯一、プラチナバンドという障害物に強い電波が使えないため、建物の中だと遅くなりやすい欠点があります。
借り物の回線を使った格安SIM、クラウドSIMのように混雑に弱いといったことはないものの、 シンプルに電波自体が弱く、つながりにくいです。
実際以下のような口コミはいくつも見られます。
楽天モバイルはWiMAXよりも料金が安くなりますが、こうした点でもおすすめできません。
4-4. 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
毎月支払う料金も差がつくので、料金を比較して最終的な1つを選びましょう。
ここまでで、残った大手4社の無制限プランを比較すると下記のようになり、「WiMAX」が最安です。
実質月額料金 | |
ドコモ | 10,004円 |
au | 5,934円 |
ワイモバイル | 5,097円 |
WiMAX | 3,845円 |
比較したのは「実質月額料金」で、下記のように、支払うトータル金額(端末代や事務手数料)からキャッシュバックなどのキャンペーンを差し引くことで計算しています。
回線によっては、毎月の料金が安くても以下の落とし穴があるため、それらもトータルして比較するために「実質月額料金」を比べるべきです。
- 初期費用や解約金が高額
- キャンペーンがない
ドコモ・au・ワイモバイルは回線や端末に大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。
特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。
全国ほとんどのエリアで使えるのはどれも一緒
ポケットWi-Fiは、対応エリアで選ぶべきという声もありますが、2024年現在、ほぼ全国で使えるのはどれも変わりません。
下記は各社の回線エリアマップで、色がついた箇所は回線を使えるということです。
引用:ドコモ/au/ソフトバンク/UQ/Y!mobile/楽天モバイル
スマホが圏外になるような山奥を除くと、ほとんどのエリアに色がついていることがわかります。
エリアで差がつくことはほぼないため、ポケットWi-Fiは差がつきやすい以下4つの点で優れたWiMAXを選んでおけば間違いありません。
- 回線の質:自社でアンテナを持っている業者か
- データ容量:無制限で使えるか
- 端末スペック:速度が出やすいか
- 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
以上を踏まえ、選ぶべきなのはWiMAXです。ただ、WiMAXには申し込み窓口が10以上、端末も複数あるため、次の章でベストな契約方法を解説します。
5. WiMAXのベストな契約方法
繰り返しになりますが、選ぶべきポケットWi-Fiは「WiMAX」一択です。
WiMAXは申し込み窓口などが複数ありますが、結論としては、それぞれ以下を選ぶべきです。
- プラン:5Gプラン
- 端末:X12
- 申し込み窓口:GMOとくとくBB
中でも、申し込み窓口は、どこを選ぶかによって支払う金額が3年間で30,000円以上変わることもあるため、注意が必要です。
申し込みは、必ず支払う金額が最も抑えられるGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)から行いましょう。
5-1.プランは「5Gプラン」一択
WiMAXの新規契約で選べるプランは、月間のデータ容量無制限で、5G対応機種が使える「5Gプラン」だけです。
以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2024年現在、旧プランは全ての窓口で受付を終了しています。
5Gプラン(ギガ放題プラス) | ・WiMAXとauの4G、5G回線が使える ・月間のデータ容量無制限 ・通信制限の具体的なルールはなし |
旧プラン(ギガ放題) | ・WiMAXとauの4G回線が使える ・月間のデータ容量は無制限、もしくは7GB ・3日で10GB以上使うと、通信制限がかかる |
5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。
しかし、どれも利用回線、データ容量、制限のルールは上記の通りで、共通しています。
旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ
現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。
- 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
- 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
- 「3日で10GBまで」という通信制限のルールから解放される
旧プランの解約で解約金がかかる場合も、次から紹介するGMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。
5-2. 端末は通信速度が最速の「X12」を選ぶ
WiMAXの端末は、通信速度が歴代最速の最新機種「X12」を選んでおきましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
X12 | X11 | SCR01 | |
発売日 | 2023年6月 | 2021年11月 | 2021年4月 |
最大通信速度 | 下り:3.9Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 16台 | 10台 |
バッテリー持ち | 約9時間 | 約8時間 | 約16時間半 |
サイズ | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦76×幅147×厚さ10.9mm |
重さ | 174g | 174g | 203g |
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | NECプラットフォームズ (日本) | サムスン (韓国) |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
- 全て5G対応端末
一部の窓口では、旧機種も申し込みできますが、速度は落ちますし、その分目立って安くなることもありません。
旧機種を選ぶメリットは一つもないため、シンプルに通信速度が最速で、日本製の最新機種「X12」を選んでおきましょう。
5-3. 申し込み窓口は「GMOとくとくBB」を選ぶ
WiMAXを最もお得に使うためには、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)からの申し込みがベストです。
なぜなら以下のように、WiMAXの申し込み窓口全24社を比較すると、最新機種を使った場合の5Gプランの料金が最安になるからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
申込み窓口 | 実質月額料金 (5Gプラン) | 契約満期 | キャッシュバック (新規申し込み) |
GMOとくとくBB | 3,845円 | なし | 34,500円 |
ゼウス | 4,166円 | 25ヶ月 | 27,720円 |
BIGLOBE | 4,233円 | なし | 11,500円 |
カシモ | 4,315円 | なし | 18,000円 |
ASAHI net | 4,476円 | なし | - |
DTI | 4,623円 | なし | - |
ビジョン | 4,674円 | 25ヶ月 | - |
ヨドバシカメラ | 4,677円 | なし | - |
Broad | 4,687円 | なし | - |
BIC | 4,795円 | なし | - |
Free Max | 4,892円 | なし | - |
シンプルWiFi | 4,932円 | なし | - |
J:COM | 4,976円 | なし | - |
5G CONNECT | 5,372円 | なし | - |
Tikiモバイル | 5,480円 | なし | - |
スマモバ | 5,501円 | なし | - |
UQ | 5,565円 | なし | - |
YAMADA air mobile | 5,565円 | なし | - |
KT | 5,565円 | なし | - |
エディオン | 5,565円 | なし | - |
DIS mobile | 5,565円 | なし | - |
EX | 4,698円 (旧機種のみ) | 37ヶ月 | - |
hi-ho | 5,082円 (旧機種のみ) | 25ヶ月 | - |
So-net | 受付停止中 | なし | - |
- 実質月額料金:キャッシュバックや割引を適用し、契約満期まで(期間がないものは36ヶ月)使った場合の初期費用・端末代込みの平均月額
- 2ヶ月以上契約更新月があるものは最短で解約した場合で計算
- 端末は最新機種「X12」を使った場合
GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。
下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が最安になります。
- 34,500円キャッシュバック
- 端末代無料
キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも
現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。
新規申し込みのキャッシュバックと重ねて、他社の解約金を最大40,000円まで補助してもらえます。
よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、申し込み完了メールに記載のフォームから別途申請手続きが必要です。
プロバイダによって通信品質は変わらないのか
一切変わりません。
光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。
ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。
なぜWiMAX本体よりもプロバイダが安いのか
通信品質に差がない分、各社キャンペーンを積極的に行っているためです。
プロバイダは、契約を取ることで、WiMAX本体からお金をもらえますが、自社を選んでもらうためにもらったお金の一部をキャッシュバックや割引にして利用者に返してくれます。
そして、窓口の中で、GMOとくとくBBには下記の特徴があり、キャッシュバックを最も高く出したり、月額料金を安くすることができます。
- インターネットでの集客に特化していて人件費や店舗代がかからず、キャンペーンに回せる
- WiMAXプロバイダの中で最大手なので、WiMAX本体からもらうお金も高い
5-4. GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
キャンペーンのキャッシュバックは確実に受け取りましょう。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。
- 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
- そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する
やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、過ぎると受け取りができなくなるため注意が必要です
忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。
- スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
- ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く書類を保管しておく)
6.まとめ
限界突破WiFiの口コミを元に、メリットや注意点を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
口コミ調査や、他社との比較からわかった限界突破WiFiの特徴をまとめると、以下の通りです。
メリット |
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注意点 |
|
上記を踏まえると、限界突破WiFiは以下の理由でおすすめできません。
- クラウドSIMで肝心のネットの速度が期待できない
- それでいて、他社より料金が高い
選ぶべきなのは、以下に当てはまる方に限られます。
- 人里離れた田舎や山間部で使いたい
- 海外で使う機会が多い
ポケットWi-Fiで失敗したくない方は、「回線の質、データ容量、端末スペック、実質月額料金」全ての面で優秀なWiMAXを選んでおけば間違いありません。
申し込みは、実質月額料金が24プロバイダ中最安となるGMOとくとくBBから行いましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
このページがあなたのポケットWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。