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引越し

北海道の引っ越し業者ランキングTOP6|17社を比較してわかった本当のおすすめ

「北海道でおすすめの引っ越し業者は?」「どの引っ越し業者を使えばいいの?」など北海道でおすすめの引っ越し業者が気になっていませんか?

北海道で使える引っ越し業者は複数あるため、選び方や見積もりの方法次第で、料金やサービスの満足度が大きく変わります。

このページでは、引っ越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、北海道で使えるおすすめ業者と利用時の注意点を下記の流れで紹介します。

  1. 北海道の引っ越し事情|おすすめ業者と料金事例
  2. 北海道の引っ越し業者17社を比較!おすすめランキングTOP6
  3. 引っ越し業者を決める前に1つだけ注意すべきこと
  4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  5. 最後の1社を選ぶための選定基準
  6. 北海道での引っ越しに関するQ&A

全て読めば、北海道でおすすめの引っ越し業者から、料金を抑えて予約を取る方法までわかり、最高の業者に安く依頼できるようになります。

このページのまとめ

北海道に対応している17社の引越し業者を「料金目安」「サービス内容」で比較した結果、選ぶべきなのは下記の6社でした。

  • アート引越センター
  • 人力引越社
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • サカイ引越センター
  • ハトのマークの引越センター

ただし、上記業者にお願いする場合も個別に連絡すると高くなってしまうので一括見積もりサイトの利用が必須です。

上記業者全てに対応し、上場企業が運営していて、サービスが最も優れている「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使い、見積もりを取りましょう。

目次

1. 北海道の引っ越し事情|おすすめ業者と料金事例

北海道は大手引っ越し業者の拠点もあり、地元の業者も複数ある、引っ越し業者の選択肢が多いエリアです。

まずは北海道のおすすめ業者や、実際の引っ越しの費用など北海道の引っ越し事情を紹介します。

1-1. 北海道でおすすめの引っ越し業者6選

北海道でおすすめの引っ越し業者はおすすめ順に下記の6社で、北海道に支店があるため、北海道内の引っ越しも、北海道から道外へ引っ越す場合もスピーディに対応してくれます。

「2. 北海道の引っ越し業者17社を比較!おすすめ業者ランキング」で、北海道に対応している引っ越し業者17社を比較しましたが、上記6社はサービス面に優れていて、満足いく引っ越しがしやすいです。

ただ、上記6社にお願いする際も、複数社に見積もりを取らないと高くなります。

このページを参考に、一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使って、必ず複数業者から見積もりを取りましょう。

1-2. 北海道の「地域密着業者」はどうなの?

「地域密着業者」よりも、「大手」の方がおすすめです。よく、全国に拠点がある「大手」業者と、北海道の「地域密着」業者に分けられますが、上記6社は全て大手です。

北海道の引っ越しに対応している「大手」「地域密着」の業者を2章で比較しましたが、大手の方が評価は高くなりました。

①サービス水準は大手が高い

地域密着業者にもサービスのいい業者はありますが、下記の点で大手の方がサービスの水準は高くなりやすいです。

  • 大手ならではの資金力により、社内教育が充実していて作業員のスキルが高い
  • オリジナルの梱包資材など、より快適に引っ越しができる仕組みが作られている
  • 全国に拠点があるため、北海道外へ引っ越した後もアフターフォローを受けられる

おすすめした6社は上記に加え、「業界の認定マークを取得」「手厚い補償」などサービス水準が非常に高いです。

②大手も北海道の引っ越しには慣れている

「地域密着業者の方が道路やマンションなどのエリア情報に詳しい」という人もいますが、大手業者も詳しいです。

大手業者も北海道には支店を複数出していて、北海道内や、北海道発着の引っ越しはこれらの支店の作業員が行います。

引っ越し業者名北海道の支店
アート引越センター北海道に支店が12つ
サカイ引越センター北海道に支社が9つ
日本通運北海道に支店が17つ
アリさんマークの引越社北海道に支店が1つ
ハトのマークの引越センター北海道に支部が13つ
人力引越社北海道に支店が1つ

上記支店の人は北海道の引っ越しを中心に行っているため、北海道のエリア情報も詳しいです。

③価格は見積もりの取り方次第

地域密着業者の方が「知名度がない分価格が安くなりやすい」という話もありますが、見積もり次第で大手が最安になることも多いです。

特に下記の2社はサービススペックもよく、価格も安くなりやすいです。

  • 日本通運
  • 人力引越社

価格を重視したいという方も、このページを参考に見積もりをとれば、「大手」「地域密着」含め、最安で引っ越しができる業者もすぐに見つかります。

1-3. 北海道の引っ越し料金の相場

北海道の引っ越しに関して人数×距離に合わせて料金の相場(税込)を算出しました。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

単身2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同一市内程度)
39,000円65,000円79,000円89,000円106,000円
~50km未満
(札幌⇄小樽、網走⇄北見程度)
41,000円69,000円91,000円103,000円120,000円
~200km未満
(札幌⇄帯広、網走⇄旭川程度)
51,000円87,000円101,000円110,000円153,000円
~500km未満
(札幌⇄青森、根室程度)
70,000円129,000円161,000円176,000円202,000円
500km~
(北海道⇄青森より南)
85,000円171,000円193,000円229,000円278,000円

上記はあくまでも繁忙期以外の平日の料金目安です。繁忙期や土日祝日は下記のように相場が上がることを意識しておきましょう。

3月下旬~4月上旬1.8倍
3月上旬~3月中旬1.4倍
ゴールデンウィーク1.2倍
土日・祝日1.1倍

1-4. 北海道の引っ越しの料金事例

北海道で引っ越しをした人の実際の料金事例を紹介します。

4人家族

Tさん(4人家族・10月の日曜日・小樽→札幌の引っ越し)
引っ越し料金:14.4万円(相場:11.3万円)
主な荷物:洗濯機/冷蔵庫/ダイニングテーブルセット/デスク/学習机2セット/ベッド2台/テレビ2台/テレビ2台/こたつ/自転車
「北海道 引っ越し業者 おすすめ」で調べて1位の業者にお願いした。
・相場より高いことにも気付かないまま、あとで知って後悔している。

一人暮らし

Aさん(単身・5月の平日・根室→札幌の引っ越し)
引っ越し料金:4.3万円(相場:5.5万円)
主な荷物:ベッド/布団/テレビ/洗濯機/冷蔵庫/電子レンジ/テレビ台/自転車
3社へ見積もりを依頼し、一番安い業者にお願いした。
・複数社から見積もりをとっていると伝えただけで、勝手に割引してくれた。

相場より高かったTさん、安く引っ越せたAさんの最大の違いは見積もりの取り方です。

Aさんのように複数の業者へ見積もりを取ることで、相場より安く引っ越しができる可能性が高いです。

反対にTさんのように、ネットの「おすすめ」を信用して、複数社比較しないと料金が高くなりやすいです。

一括見積もりサイト「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使えばすぐに複数社に見積もりが取れます。次の章で紹介するおすすめ業者に頼む際も「複数社の比較」を忘れないようにしましょう。

2. 北海道の引っ越し業者17社を比較!おすすめランキングTOP6

北海道に拠点のある、もしくは近隣に拠点があり、北海道にも対応している業者を17社ピックアップし、以下の観点で比較をしました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マーク(※5-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。青字で出した業者は北海道に本社がある「地域密着」業者、赤字はおすすめ業者の強みです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 料金サービス北海道の拠点数
価格帯(単身)価格(家族)サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センター4.70 ★★★★★◎ 8pt◎ 9pt12
サカイ引越センター4.40 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7pt9
アリさんマークの引越社標準4.45 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt2
日本通運4.00 ★★★★☆◯ 6pt△ 4pt17
人力引越社4.20 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt1
ハトのマークの引越センター4.05 ★★★★☆◯ 6.5pt△ 4pt13
マルエイ引越サービス--4.05 ★★★★☆ 6pt◯ 7pt 1
ハート引越センターやや安4.05 ★★★★☆◯ 6pt◯ 7pt4
西濃運輸--3.85 ★★★★☆◯ 5.5pt◎ 8pt10
福山通運--3.65 ★★★★☆◯ 7.5pt△ 4pt1
SGムービングやや高3.55 ★★★★☆△ 4pt△ 4pt1
グッド引越センター3.20 ★★★☆☆- 7.5pt 7pt1
月寒引越しプラザ--3.20 ★★★☆☆- 7.5pt 7pt1
ハピネス引越センター--3.00 ★★★☆☆- 7pt 8pt1
クロネコヤマト×2.30 ★★☆☆☆-△ 3pt△ 2.5pt7
エール引越センター--未回答未回答3
みやび引越サービス----未回答未回答1
  • 対象:売り上げ上位の大手業者10社+北海道に本社があり、ホームページを持つ引っ越し業者
  • 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
  • サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
  • 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
  • 該当のサービスを提供していない業者「×」

上記の表をもとに北海道でおすすめの業者ランキングの上位6社は以下の通りです。

繰り返しになりますが、価格・サービスを踏まえると、北海道エリアでは大手業者の方がおすすめ度は高いです。

また、上記業者にお願いする場合でも、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)などの一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較して使うかを決めましょう。

おすすめの6社について紹介していきます。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

1位. アート引越センター|サービス重視の人におすすめ

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人、どんな業者がいいのか検討がつかない人におすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • 引っ越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
北海道の拠点・旭川支店:北海道旭川市神楽岡14条4-1-6
・釧路支店:北海道釧路市鳥取大通4-12-3
・北見支店:北海道北見市新生町56-19
・帯広支店:北海道帯広市西23条南1-131-18
・岩見沢支店:北海道岩見沢市8条東10丁目2-40 他
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:49,000円~52,000円、道外:64,000円~107,000円)
・家族引っ越し(道内:75,000円~83,500円、道外:97,500円~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:73,500円~78,000円、道外:96,000円~160,500円)
・家族引っ越し(道内:112,500~126,000円、道外:147,000~285,000円)

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

2位.人力引越社|価格重視の人におすすめ

人力引越社

人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。

ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。

また、以下のような資材も揃います。

  • ダンボール(配送料が必要)
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • プチプチ状のシート(配送料が必要)

そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。

ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社 キョウトプラス
設立2005年
北海道の拠点・札幌支社:北海道札幌市東区北47条東7-1-47
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:34,000円~36,000円、道外:45,000円~75,000円)
・家族引っ越し(道内:56,500円~63,500円、道外:74,000円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:51,000円~54,000円、道外:58,500円~99,000円)
・家族引っ越し(道内:85,500円~96,000円、道外:112,500円~216,000円)

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

3位.アリさんマークの引越社|サービス・料金のバランス重視の人におすすめ

アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引っ越しは相場通りですが、単身の料金相場が高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
北海道の拠点・札幌支店:北海道札幌市厚別区大谷地東1-3-33
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:43,000円~45,000円、道外:56,000円~93,000円)
・家族引っ越し(道内:71,000円~79,000円、道外:93,000円~180,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:64,500円~67,500円、道外:84,000円~139,500円)
・家族引っ越し(道内:106,500円~118,500円、道外:139,500円~270,000円)

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

4位.サカイ引越センター|サービス重視の人におすすめ

サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。

引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。

価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。

会社名株式会社サカイ引越センター
設立1971年
北海道の拠点・札幌支社:北海道札幌市西区西野2-9-5-23
・札幌西支社:北海道札幌市西区西野2-9-5-23
・札幌北支社:北海道札幌市白石区本通20-1-30
・札幌東支社:北海道札幌市白石区本通20-1-34
・札幌南支社:北海道札幌市白石区本通20-1-34 他
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:50,000円~53,000円、道外:66,000~110,000円)
・家族引っ越し(道内:75,000円~83,500円、道外:97,500~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:75,000円~79,500円、道外:99,000円~165,000円)
・家族引っ越し(道内:112,500円~126,000円、道外:147,000円~285,000円)

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

5位.日本通運|価格重視の人におすすめ

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
北海道の拠点・札幌支店:北海道札幌市西区発寒10-14-1069-7
・滝川支店:北海道滝川市流通団地2-1-19
・旭川物流センター:北海道上川郡鷹栖町8線西2号
・名寄支店:北海道名寄市大通南6-11
・稚内支店:北海道稚内市開運町2-1-7
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:33,000円~35,000円、道外:43,000円~72,000円)
・家族引っ越し(道内:56,500円~63,500円、道外:74,500円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:49,500円~52,500円、道外:64,500円~108,000円)
・家族引っ越し(道内:85,500円~96,000円、道外:112,500円~216,000円)

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

6位.ハトのマークの引越センター|サービス・料金のバランス重視の人におすすめ

ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。

地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。

  • 引っ越し作業の実技研修
  • マナー研修
  • 社内の引越コンテスト
  • 引越管理士資格認定制度(社内資格)

なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。

そのため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名全国引越専門協同組合連合会
設立1974年
北海道の拠点・新札幌センター:北海道札幌市白石区平和通り11丁目北6-19
・函館センター:北海道函館市西桔梗町589番地257 FK-7物流センター
・旭川センター:北海道旭川市永山2条8丁目 など
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:44,000円~46,000円、道外:57,000円~95,000円)
・家族引っ越し(道内:65,000円~72,000円、道外:84,500円~164,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:66,000円~69,000円、道外:85,500円~142,500円)
・家族引っ越し(道内:97,500円~108,000円、道外:127,500円~246,000円)

ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/

その他北海道でおすすめの業者

7位以下の業者の中でおすすめ業者を挙げるとすると、下記の2社です。

おすすめ業者特長
7位. マルエイ引越サービス
https://www.sapporo-movers.co.jp/
・北海道の地域密着業者の中で最も高評価。
8位. ハート引越センター
https://www.hikkoshi8100.com/
・ダンボールなどの無料の梱包資材が豊富で、「サカイ引越センター」に匹敵。
・家族引越しの価格は安く、単身の引越しもやや安めとなっている。

見積もり金額・サービス内容を上位業者と比較した上で、良さそうであれば使ってみましょう。

3. 引っ越し業者を決める前に1つだけ注意すべきこと

引っ越しは距離や荷物の量をもとに、利用者ごとに料金が計算されるため、上記業者にお願いする際も見積もりをとって金額を確認する必要があります。

その際、「複数社から見積もりを取らないと高くなる」ということだけは絶対に意識するようにしましょう。

3-1. 最大の注意点:複数社から見積もりを取らないと高くなる

繰り返しになりますが、引っ越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引っ越し業者は安くする努力をほとんどしないので、どんなに優良の業者でも料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

より多くの業者から見積もりをとった方がベストな1社を探しやすいものの、見積もりにも対応の手間がかかるので、このページを参考に業者を厳選し、効率よく見積もりを取りましょう。

3-2. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引っ越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引っ越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引っ越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引っ越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引っ越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引っ越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引っ越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引っ越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

3-3. おすすめの一括見積もりサイトは?

引っ越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引っ越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のようなおすすめの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

また、あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

※引越し侍のサイト内には、複数の引越し見積もりサービスがあり、中には業者の選択ができないものもあります。
 必ず上記ページの「業者が選べるサービス」を使うようにしましょう。

引越し侍の注意点

引越し侍は大手のおすすめ業者には全て対応していますが、地元業者の「マルエイ引越サービス」には対応していません。

マルエイ引越サービスを利用したい場合のみ、引越し侍とは別に下記から直接見積もり依頼をしましょう。

3-4. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?

入力後でてくる業者が「あなたの条件で対応可能な業者」ですから、この中から選んでいく必要があります。

引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。

厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介しますから、希望の業者が決まっていない方は以下のように選んでいきましょう。

  • ①サービスにもこだわりたいケース
  • ②料金を最安にしたいケース

①サービスにもこだわりたいケース

北海道の引っ越しに対応している17社を比較した結果、下記の業者がサービス・料金面で優れているので、あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から3社選びましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記で3社揃わないときは、北海道で7位、8位の下記の業者がおすすめです。

  • マルエイ引越サービス(サービスの質が高く、家族引っ越しなら標準的な価格)
  • ハート引越センター(基本的な梱包資材が揃っていて、価格も安め)

それでも揃わない場合、ユーザーの満足度が高い口コミ評価4.0以上のものを選びましょう。

4.0以上の評価の業者が複数あれば、口コミ件数で選びましょう。評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためです。

口コミの読み取り方

口コミ件数が5件を切るものもあり、「多くの人が評価しているか」も見極めなければいけません。

②料金を最安にしたいケース

概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。

引越し侍の概算価格の表示

概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。

3-5. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引っ越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

ただ、「交渉してもっと安くしたい」「3社の中からどうやって選べばいいかわからない」という方は見積もり予約をした後でも構いませんので、下記の章を確認しましょう。

引越し侍の「仮予約」とは?

引越し侍では一部「仮予約」という表現が使われますが、これは「見積もりの依頼」を意味しています。

引っ越し業者側にも「見積もり依頼」として伝わり、引っ越しの予約をしたことにはならないので安心してください。

4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

4-1.予算は伝えない

電話や訪問時、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:ちなみに予算はおいくらぐらいを想定していますか?

あなた:複数社の料金やサービスを比較して安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

4-2. その場で決定をしない

引っ越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引っ越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:ちなみ他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。

他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら単身引っ越しは1割程度、家族引っ越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引っ越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

ある程度の範囲を伝えたあとは、自分の都合の悪い日程や時間を忘れずに伝えるようにしましょう。

会話例

あなた:引っ越しは12月1日から12月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と午前中は対応ができませんので、そちらの日程は外していただきたいです。

引っ越し業者:12月11日の最終の便ではどうでしょうか?最後なので、前の作業によって時間が前後しやすいですが、その分お安くできます。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引っ越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。主人にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引っ越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

5. 最後の1社を選ぶための選定基準

各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。

引越し侍の口コミや、このページで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。

ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。

  • 引越安心マークの有無
  • サービスの範囲
  • 梱包資材の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 補償内容
  • 細かい契約内容

なお、このページで推奨している大手6社に関してはこれらの水準が非常に高いです。

5-1. 引越安心マークの有無

引越安心マーク

「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。

引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと

この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。

また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。

このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。

この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。

国土交通省のHPのキャプチャ

引用:国土交通省

信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。

下記は先ほど比較した17社の取得状況です。

取得している取得していない
  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • SGムービング
  • 西濃運輸
  • 福山.通運
  • 人力引越社
  • ハート引越センター
  • マルエイ引越サービス
  • クロネコヤマト
  • グッド引越センター
  • エール引越センター
  • ハピネス引越センター
  • 月寒引越しプラザ
  • みやび引越サービス

その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。

5-2. サービスの範囲

下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引っ越し業者ごと、また引っ越しの状況次第で異なります。

  • ダンボールを回収してくれる
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる
  • 引っ越し後、家具の移動を1度してくれる

特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引っ越し前後で手間がかかります。

ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。

  • 当日別料金が発生する
  • 解体が必要なものは運んでくれない

これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。

5-3. 梱包資材の内容

アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。

アート引越センターの梱包資材

引用:アート引越センター

どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。

価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。

5-4. 作業員の人数と構成

引っ越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。

また、作業員がより多い方が引っ越しが早く終わります。

正社員比率や人数は業者ごとではなく、引っ越しの内容次第で異なります。

例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引っ越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引っ越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。

5-5. 補償内容

基本的に引っ越し業者は標準引越運送約款という共通のルールを利用していて、引っ越しで壊れたものは補償してくれることになっています。

ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。

このページで紹介した17社は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。

5-6. 細かい契約条件

引っ越しの内容別に細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。

下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
フリー便・引っ越し業者の都合に合わせた時間で引っ越しを行う。
・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引っ越しがかかる可能性もある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。

見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。

特に積み切り契約は特に要注意

優良業者であれば、積み切り便でも積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。

単身者(ワンルーム〜1LDK)2トントラックショート
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK)2トントラックロング
荷物が多くはない家族の引っ越し(2LDK~3LDK)3トントラック
荷物が多い家族の引っ越し(3LDKより大きい)4トントラック

積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。

運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。

<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう

上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。

その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。訪問見積りの際は、色々とアドバイスをいただき、ありがとうございました。

今回は見積りの件でご連絡をさせていただいたのですが、今お時間よろしいでしょうか?

他社さんと条件を比較して、もし、▲▲,▲▲▲円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。

Q. 断る業者への連絡は?

見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。

メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。

ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。

会話例

引っ越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?

あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。

引っ越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?

あなた:最終的に主人が決めたので、すいませんがよくわかりません。

引っ越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!

6. 北海道での引っ越しに関するQ&A

北海道の引っ越しに関してよくある質問とその回答をまとめました。

Q1. 北海道で引っ越しするときの電気・ガス・水道の連絡先は?

北海道の電気・ガス・水道は基本的に下記の業者を使っている人が多いです。

事業者Web電話
電気北海道電力手続きページ0120-126-565
ガス旭川ガス手続きページ0166-23-4151
北海道ガス手続きページ011-792-8110
苫小牧ガス手続きページ0144-32-5381
水道札幌市水道局手続きページ011-211-7770
函館市水道局手続きページ0138-27-8731
旭川市水道局手続きページ0166-24-3163

北海道内での引っ越しや、北海道からの引っ越しは上記の窓口に連絡をしましょう。

また、合わせて下記にも連絡が必要です。

  • 北海道から道外に引越す場合:新しく利用する事業者へ利用開始の連絡
  • 道外から北海道に引っ越してくる場合:使っていた事業者への利用停止の連絡

上記事業者以外の主要な事業者の引っ越し連絡先は以下の通りです。

電力

電力会社Webから電話から
東京電力エナジーパートナー手続きページ0120-99-5771
関西電力手続きページ0800-777-8810
中部電力手続きページ0120-921-691
東北電力手続きページ0120-175-266
九州電力手続きページ0120-623-376

ガス

ガス会社Webから電話から
東京ガス手続きページ0570-002211
東邦ガス手続きページ0570-015456
大阪ガス手続きページ0120-0-94817
西部ガス手続きページ0570-000-312

水道

水道局Webから電話から
東京都水道局手続きページ03-5326-1101
大阪市水道局手続きページ06-6458-1132
名古屋市上下水道局手続きページ052-884-5959
札幌市水道局手続きページ011-211-7770

Q2. 北海道で女性におすすめの引っ越し業者はどこ?

A. 料金・サービスを比較すると、女性の場合も下記の業者がおすすめです。

引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使って複数社から見積もりを取りましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記の中で、「アート引越センター」は女性だけで引っ越し作業を行う「レディースパック」というサービスがあります。

女性に引っ越し作業をやってもらいたい方は、アート引越センターに見積もりを取り、「レディースパックでお願いします」と見積もり時にお願いしましょう。

また、先ほどの17社の中ですと「SGムービング」も女性の作業員のプランを行っているので、女性に対応してもらいたい場合は併せて見積もりを取りましょう。

全て女性で対応してくれる業者の探し方は?

見積もりの営業マン含め、絶対に女性作業員でないと嫌な場合、大量に見積もり依頼ができるサイトを使い、対応できる業者を探しましょう。

備考欄に 「見積もりから引っ越し作業まで、女性のスタッフのみでご対応いただける業者様のみ見積もりをお願いします。それ以外の業者様からのご連絡は不要です。」と記載しましょう。

Q3. 見積もりはいつとった方がいい?

A. 3ヶ月を切っていて、下記の項目が決まっていればすぐに取りましょう。

  • 引っ越し先の住所
  • 引っ越しの希望日
  • 運びたい家具

各社のトラックや作業員の数には限りがあり、引っ越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど料金は高くなります。

まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。

遅くなると安くする提案を受けにくい

また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。

安くていい業者から埋まる

さらに選択肢が減ってくると、複数社からの見積もりを取れなくなりますし、最悪対応可能な業者が見つからない可能性もあります。

複数の見積もり依頼が取りにくくなる

業者が見つからないリスク

時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。

  • 3月~4月上旬の引っ越し:1ヶ月前
  • それ以外の時期の引っ越し:2週間前

引っ越し3ヶ月以上前だと見積もりを受け付けていない業者が多いものの、引っ越しまで3ヶ月を切っているなら基本的に対応してくれます。

Q4. 北海道で人気のエリアはどこ?

北海道の中でも特に人気のエリアは下記の3つです。

エリア特長
札幌市東区・地下鉄が通っており、札幌市内でもアクセスがしやすい
・札幌最大級のショッピングモールがあり、買い物がしやすい
・学校が多く、子育てがしやすい
札幌市中央区・札幌市役所など主要な官公庁が揃っている
・JR、地下鉄、市電と交通機関が充実している
・すすきといった有名な飲み屋があり、飲食店が豊富
・都心でありながら、大倉山や丸山公園など自然も豊富
函館市・保育園に入所していない家庭を対象にした一時預かり事業を市が行っており子育てがしやすい
・北海道新幹線が通っており本州へも行きやすい
・病院が多く医療が充実している

7. さいごに

北海道のおすすめ引っ越し業者を紹介してきましたがいかがでしたか?

改めて、おすすめの引っ越し業者は下記の6社です。

これらは北海道にも拠点があり、スピーディに対応してくれます。

上記に依頼する場合も、複数社から見積もりを取ることで、価格を抑えることができます。まずは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使って、複数社に見積もり依頼をしましょう。

※引越し侍のサイト内には、複数の引越し見積もりサービスがあり、中には業者の選択ができないものもあります。
 必ず上記ページの「業者が選べるサービス」を使うようにしましょう。

このページがあなたのお役に立てることを心から祈っています。

サービス比較の採点基準(参考データ)

サービスの総合評価下記の5つの観点をもとに算出
・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮
・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-・未回答=0pt)で算出
安心マーク有=「◎」、無=「-」
サービス範囲下記10点満点で評価

  • ダンボールを回収してくれる(無料:2pt、有料または条件によって有料:1pt、未対応0pt)
  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2pt、縦型は無料 :1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる(対応:2pt、見積もり時に申告:1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 引っ越し後、家具の移動を1度してくれる(無料:2pt 、有料:1pt、未対応0pt)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2pt、有料:1pt、未対応0pt)

ホームページ、一括見積もりサイトの情報に情報がないものはメールなどで問い合わせ。
回答はあったものの、上記サービスの有無について、明確な回答を得られなかった項目は、それぞれ1ptで評価。

梱包資材下記10点満点で評価

  • ダンボール(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 布団カバー(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • ハンガーケース(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 食器ケース(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • 食器の梱包紙(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • シューズボックス(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • エアキャップ(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)

ホームページ、一括見積もりサイトに情報がないものはメールなどで問い合わせ。
回答はあったが、上記梱包資材の有無について、明確な回答を得られなかった項目は、2pt満点の項目=1pt、1pt満点の項目=0.5ptで評価。

社内教育教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△
補償業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=-、補償について明確な記載および返答なし=△