引越し

引越しの時の連絡先一覧|チェックリストで連絡すべき相手が全てわかる!

「引越しの時はいつ、誰に連絡すればいいの?」「必要な連絡先を知りたい」など、引越しの時に連絡すべき相手やその連絡先が気になっていませんか?

引越しの時は、連絡すべき相手や手続きが非常に多く、忘れると余計な費用がかかったり、生活に支障をきたすものもあります。

このページでは4年間引越し業者で働いてきた筆者が、引越しの時に必要な連絡先を、全てまとめ、以下のように1つずつ解説します。

このページ通りに連絡すれば、引越しの時にすべき連絡を忘れることなく全て行え、引越しで失敗しなくなるでしょう。

緊急度別!引越し時に連絡すべき連絡先

まずは、引越し時に連絡すべき相手を一覧にしました。

とくに★が5つの項目に関しては、引越しが決まったらすぐに連絡しましょう。

連絡先緊急度いつ連絡すべきか
①今の賃貸の大家、管理会社★★★★★引越しが決まったらすぐ
②学校、保育園・幼稚園★★★★★引越しが決まったらすぐ
③引越し業者★★★★☆引越しが決まったらなるべく早く
④インターネット・電話会社★★★★☆引越しが決まったらなるべく早く
⑤電気・ガス・水道会社★★★☆☆1週間前まで
⑥役所★★☆☆☆引越し14日前~当日まで
⑦その他(郵便局やNHKなど)★☆☆☆☆引越し日からなるべく早く

それぞれ、誰に連絡すべきか、連絡すべき人はどんな人か、どんな手続きになるかを解説します。

①. 今の賃貸の大家、管理会社への連絡

連絡すべき人賃貸で家を借りている人
連絡先管理会社や大家

引越し先が決まったらすぐに管理会社や大家さんに今の家を出ることを伝えておきます。管理会社や大家の連絡先は契約書や建物内の掲示板などに明記されています。

多くの場合で契約書に、「退去する2ヶ月前に言うこと」と書かれていて、突然の退去だと1~2ヶ月分の家賃を請求されるケースがあるので注意が必要です。

引越し日が決まったら、なるべく早く伝えておくようにしましょう。

また、駐車場を別で借りている方も忘れずに手続きを行いましょう。

この時、退去日までに引越し・掃除・鍵の引き渡しを行うことを意識して、退去日を設定しましょう。

退去の際は、鍵の引き渡し、部屋の中の確認があります。予定を開けておきましょう。

②. 学校、保育園・幼稚園への連絡

お子さんがいる方は学校や保育園の転校の手続きが必要です。

こちらも引越して、通う学校や園が変わることがわかったらすぐに連絡しましょう。

それぞれの連絡方法や手続きの流れを解説します。

②-1. 学校

連絡すべき人引越しでお子さんが別の小学校・中学校・高校へ通うことになる方
連絡先まずは今の担任

学校を変える場合は、まずは今の学校の担任に連絡し、転校先に合わせた手続きを相談しましょう。

公立の小中学校に転校する場合は、今の学校でもらった書類を引越し先の役所に持っていけば下記のように手続きができます。

同じ市区町村内での引越しの場合

転居手続きをする時に、役所の窓口で前の学校でもらった「在学証明書」を提示すれば、「入学通知書」をもらえます。

その上で、次の学校に、前の学校でもらった「教科書給与証明書」とあわせて提出すれば転入手続きはできます。

違う市区町村への引越しの場合

転入手続きをする際に役所の窓口で、前の学校でもらった、以下の書類を見せると、「入学通知書」を受け取れます。

  • 在学証明書
  • 教科書給与証明書

この3つの書類を新しい学校に持っていけば、転校手続きができます。

私立に転校するお子さん、高校生のお子さんは、担任に相談の上、希望する学校にも連絡し、手続きやルールを確認しましょう。

②-2. 保育園や幼稚園

連絡すべき人お子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方
連絡先引越し先の自治体、保育園・幼稚園

引越しが決まったらなるべく早く、引越し先の自治体や保育園・幼稚園へ連絡し、空き状況や手続き内容を確認しておきましょう。

  • 認可施設の場合:引越し先の自治体に連絡
  • 認可外施設の場合:園に直接連絡

転園先のリサーチもあるため、行動は早いに越したことはありません。

ただし、保育園に空きがないケースもあり、住民票を移していない状態だと入園が不利になるケースもあります。

こういったケースでも救済措置を設けている自治体もあるので、事情を伝え、相談しましょう。

③. 引越し業者への連絡

連絡すべき人全ての人
連絡先引越しの一括見積もりサイト

引越し業者が決まっていなければ、早めに連絡し、業者を決定しましょう。

予約が埋まってくると、希望の日時に引越しができなかったり割引を受けにくくなります。

ただし、引越し業者は、1社だけを選んで連絡することは絶対に避けましょう。

③-1. 1社だけに連絡しないほうがいい理由

引越しは1社だけに連絡して予約すると高くなる傾向があるからです。

引越しは連絡し見積もりをとって料金が確定しますが、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしてくれなくなるためです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

そのため、必ず複数の業者に連絡し、それぞれから見積もりをとり、料金を競わせましょう。

③-2. 複数業者へ連絡する方法

引越し業者への連絡には下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」を使うべきです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

③-3. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
LIFULL引越し130社以上
SUUMO引越し120社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のような大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

引越し侍を使って引越し会社に連絡をとり、ライバルを意識した見積もり金額を出してもらいましょう。

④インターネット・電話会社への連絡

連絡すべき人固定のインターネット回線を使っている人
連絡先使っている回線の業者(プロバイダ)

光回線などの固定のネット回線、電話回線を使っている人は1ヶ月前を目安に早めに業者に連絡を入れておきましょう。

理由は、引越し先で工事が必要な可能性が高く、工事の予約を希望日に取るためです。特に引越しの混み合う2~3月にはなかなか工事が取れず、引越ししたのにしばらくネットが使えないという事態にもなりかねません。

よく使われる、ネット回線の移転手続きのページや連絡先をまとめたので、下記から移転手続きを行いましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

ネット回線名連絡先電話での手続きインターネットでの手続き
フレッツ光NTT東日本0120-116-116手続きページ
フレッツ光NTT西日本0120-116-116手続きページ
auひかりKDDI0077-7063手続きページ
ドコモ光NTTドコモドコモのスマホから151手続きページ
ソフトバンク光ソフトバンク0800-111-2009手続きページ
OCN光NTTコミュニケーションズ0120-506-506手続きページ

上記の中で、NTT東西のフレッツ、auひかりだけは別途プロバイダという接続業者への手続きが必要なケースがあります。不安な方は電話での移転手続きをし、「プロバイダへの手続きは必要ですか?」と聞いてみましょう。

また、移転には工事費がかかるのかなども確認できるので、電話での問い合わせがおすすめです。

引越し先や引越し元での工事は必要?

建物によりますが、引越し先では半分くらいの確率で工事が必要と考えておきましょう。

工事をしなくてももともと設備が整っていたり、前の入居者が工事をした場合は工事が不要です。

また、引越し元に関しては、「機器を取り外し新居に持っていく」などの指示を受けられますからそれに従いましょう。

固定電話は?

インターネット回線で電話をする、ひかり電話は上記窓口から手続きができます。

ただ、昔ながらの固定(アナログ)電話を移転したい方は以下の窓口から手続きしましょう。

連絡先電話での手続きインターネットでの手続き
NTT東日本0120-116-116手続きページ
NTT西日本固定電話から局番なしで116
もしくは0800-2000116
手続きページ

使っている回線が、ひかり電話なのか、固定電話なのかわからない方は電話で手続きすれば教えてもらえます。

⑤電気・ガス・水道業者への連絡

引越しをするときは、ガス・電気・水道に関して以下の2つの手続きが必要です。

①引越し元の住所での利用停止連絡
②引越し先の住所での利用開始連絡

同じ会社を使い続ける場合も、一回解約(利用停止)して再契約(利用開始)することになりますが、1回の連絡でどちらもまとめてできます。

別の都道府県に行く場合や、遠くの市区町村に引越す場合は使う会社が変わる可能性が高く、別々の会社に2回の手続きが必要と考えておきましょう。

解約するといっても、料金はかからないので安心してください。

では1つずつの手続きについて、連絡先や注意点について解説します。

⑤-1. ガス会社への連絡

連絡すべき人ガスを契約している方
連絡先今使っている業者と、引越し先で使う業者

ガスの場合は、新居で立ち合いが必要、旧居でも立ち合いを求められることがあるので、希望の日に来てもらえるよう早め(2週間前)に連絡しましょう。

ガスの引越しをする場合、以下の窓口で対応をしてくれます。

今使っている業者に連絡する時は、領収書などの「お客様番号」がわかるものを手元に置いておくとスムーズです。

ガス会社インターネット電話電話受付時間
北海道ガス手続きページ0570-008800日にち:年中無休
時間:
平日(9:00~19:00)
土・日・祝日(9:00~17:00)
東北ガスなし0248-27-1188日にち:年中無休
時間:24時間
ニチガス(日本瓦斯株式会社)手続きページ東京:0120-445-670
神奈川:0120-149-333
埼玉:0120-36-1139
千葉:0120-50-2985
茨木・栃木・群馬:0120-929-155
山梨:0120-167-363
日にち:月〜金曜日
時間:9:00~17:00
東京ガス手続きページ0570-002211日にち:年中無休
時間:9:00~19:00
京葉ガス手続きページ0120-047-555日にち:年中無休
時間:
月〜土(9:00~19:00)
日・祝日(9:00~17:00)
東邦ガス手続きページ0120-015-455日にち:年中無休
時間:9:00~19:00
大阪ガス手続きページ0120-0-94817日にち:年中無休
時間:
月〜土(8:00~21:00)
日・祝日(9:00~21:00)
広島ガス手続きページ0570-002-888日にち:年中無休
時間:
月〜金(8:50~19:00)
土・日・祝日(8:50~17:30)
四国ガス手続きページ0570-011-459日にち:年中無休
時間:9:00~17:00
西部ガス手続きページ0570-000-312日にち:年中無休
時間:
月〜土(9:00~19:00)
日・祝日(9:00~17:00)

1週間前を切っている場合、インターネットでは対応不可能なことがあるため、その場合は電話しましょう。

また、立ち合いは必要か?など細かいことを確認しながら手続きできるので、電話の方が簡単です。

ガス会社に連絡する時の注意点

ガス会社に連絡する際は以下3点に注意しておきましょう。

  • 電気・水道よりも優先し、早めに連絡する
  • 立ち合いの日にちを事前に決めておく
  • 新住所のガスの形式(プロパンガスか都市ガスか)を確認しておく

まず、立ち合いの予約を都合が良いタイミングで取るために、早めに連絡することを意識しましょう。

立ち合いの日は事前に決めておくとスムーズで、下記の日程が、使えない時間や二重払いになる期間がほとんどなくおすすめです。

開栓(引越し先)引越しの当日業者が帰っていそうな時間、もしくは前日
閉栓(引越し元)引越し当日の業者が来るまでの時間、引越しの翌日

引越し業者がいても作業をしてくれますが、場合によっては待たせてしまうことにもなるので、いない時間を選ぶのが親切です。

また、新居が都市ガス(水道のように管で家まで来るガス)かプロパンガス(容器に入ったガス)を使っているかを確認した上で電話をするとスムーズです。

わからなければ不動産会社や新居の大家に聞けばわかります。

⑤-2.電力会社への連絡

連絡すべき人電気を契約している方
連絡先今使っている業者と、引越し先で使う業者

電気もガスと同じように、一度解約し、新居で再契約になります。ガスと一緒に連絡してしまいましょう。

立ち合いは不要ですが、電力会社が遠隔で電気をON、OFFをできる物件が増えてきたので、連絡しておかないと使えない可能性が高いです。引越しの前日までに連絡しておきましょう。

電気の引越しをする場合、以下の窓口で対応をしてくれます。

電力会社名インターネット電話電話受付時間
北海道電力手続きページ0120-12-6565日にち:月〜土曜日
時間:
平日(9:00~17:00)
土(9:00~15:00)
東北電力手続きページ0120-175-266日にち:月〜土曜日
時間:
平日(9:00~18:00)
土(9:00~17:00)
東京電力手続きページ0120-995-005日にち:年中無休
時間:
平日(9:00~20:00)
土・日・祝日(9:00~17:00)
北陸電力手続きページ0120-77-6453日にち:月〜土曜日
時間:9:00~20:00
中部電力手続きページ0120-921-697日にち:年中無休
時間:
平日(9:00~19:00)
土曜日(9:00~17:00)
関西電力手続きページ0800-777-7109日にち:月〜金曜日
時間:9:00~18:00
中国電力手続きページ地域によって異なる
地域ごとの連絡先
日にち:月〜金曜日
時間:9:00~20:00
四国電力手続きページ地域によって異なる
地域ごとの連絡先
日にち:月〜土曜日
時間:8:40~17:20
九州電力手続きページ地域によって異なる
地域ごとの連絡先
日にち:月〜金曜日
時間:9:00~17:00
沖縄電力手続きページ0120-586-390日にち:月〜土曜日
時間:8:30~17:00

1週間前を切っている場合、インターネットでは対応不可能なことがあるため、その場合は電話しましょう。

電力の場合は新住所での立ち合いは必要ありません。

⑤-3. 水道局への連絡

連絡すべき人水道を契約している方
連絡先今使っている業者と、引越し先で使う業者

水道もガスや電気と同じように、一度解約し、新居で再契約になります。

水道の引越しをする場合、以下の窓口で対応をしてくれます。

水道局インターネット電話電話受付時間
東京都水道局手続きページ03-5326-1100日にち:月〜土曜日
時間:8:30~20:00
横浜市水道局手続きページ045-847-6262日にち:年中無休
時間:24時間対応
大阪市水道局手続きページ06-6458-1132日にち:月〜土曜日
時間:
平日(8:30~20:00)
土曜日(9:00~17:00)
名古屋市上下水道局手続きページ052-884-5959日にち:年中無休
時間:
平日(8:00~19:00)
土日・休日・年末年始(8:00~17:15)
札幌市水道局手続きページ011-211-7770日にち:年中無休
時間:8:00~21:00
福岡市水道局手続きページ092-532-1010日にち:月〜金曜日
時間:8:45~17:00
川崎市上下水道局手続きページ044-200-3548日にち:年中無休
時間:8:30~20:00
神戸市水道局手続きページ078-797-5555日にち:月〜金曜日
時間:9:00~17:15
京都市上下水道局手続きページ075-672-7770日にち:年中無休
時間:8:30~21:00
さいたま市水道局手続きページ048-655-3220日にち:年中無休
時間:9:00~21:00

1週間前を切っている場合、インターネットでは対応不可能なことがあるため、その場合は電話しましょう。

また、新居にあるハガキで郵送することも可能です。

⑥役所への連絡

連絡すべき人全ての人
連絡先役所の窓口
・別の市区町村に行く人:引越し元の役所+引越し先の役所
・同じ市区町村で引越す人:住んでいる自治体の役所

引越しをしたら、自治体や国に、住所を把握してもらうために役所への連絡は必ずしなければいけません。

これは法律で決まっていて、そのまま放置していると罰金を取られるなどのデメリットがあります。

また、選挙で投票できなくなったり、住民税を正しく払えないこともあるので必ず行いましょう。

⑥-1. 役所への連絡の方法

引越した場合、役所への住所変更の連絡の方法は、引越し先に合わせて下記のように変わります。

転居届・転出届の利用シーン

同じ市区町村内で引越す方は住んでいる役所に「住所を変えます!」という連絡を「転居届」で行います。

一方、別の市区町村に行く方は、以下の2つの届け出による連絡が必要です。

  • 転出届:もともと住んでいた市区町村に「出ていきます!」と伝える
  • 転入届:引越し先の市区町村に「これからここで住みます!」と伝える

以上のように、どこからどこへ引越すかで、出すべき届け出が変わりますので注意しましょう。

ただ、それぞれやることは簡単で、必要な書類を持っていき、役所で届け出を書き窓口に提出するだけです。

⑥-2. どこに連絡すべきか

連絡は自治体の役所や支所(事務所)などの窓口へ行います。「自治体名+転居届」などで検索すれば窓口は出てきます。

例えば、下記のA市内で引越す場合は、住んでいる自治体の役所(A市役所)で転居届の手続きができます。

同じ市区町村での引越し

一方、別の市区町村へ行く下記のケースでは、引越し元のB市役所で「転出届(出ていく届)」を行い、引越し先のC市役所で「転入届(入ってくる届)」を出す必要があります。

別の市区町村への引越し

具体的な役所住所やその他対応可能な窓口は「自治体名+住民票」で検索すれば出てきます。

また、横浜市・大阪市など政令指定都市の中で引越しをする方は一部ルールが違います。

政令指定都市内で引越す場合

下記の政令指定都市内で引越し、区が変わるだけの場合は、引越し先の区役所で1回手続きをすれば問題ありません。

北海道札幌市/宮城県仙台市/埼玉県さいたま市/千葉県千葉市/神奈川県横浜市,川崎市,相模原市/新潟県新潟市/静岡県静岡市,浜松市/愛知県名古屋市/京都府京都市/大阪府大阪市,堺市/兵庫県神戸市/岡山県岡山市/広島県広島市/福岡県北九州市,福岡市/熊本県熊本市

例えば、大阪市福島区→大阪市天王寺区などで、この場合は転居と同様、引越し前の手続きは不要です。

転居と1点だけ異なるのが、引越し先の区役所で提出するのが、「転居届」ではなく、「転入届」(転出届は不要)ということです。

⑥-3. いつ連絡するべきか

手続きは以下の通り、引越してから(実際に住む場所を変えてから)14日以内に行う必要があります。

同じ市区町村内での引越し転居届引越し後14日以内
別の市区町村内への引越し転出届引越しの14日前〜引越し後14日以内
転入届引越し後14日以内

「出ていきます!」と伝える転出届だけは引越しの14日前から申請ができるので、引越し前に行っておくと楽です。

また、転出届を出した後でないと、転入届は出せないので、きちんと出ていく手続きをした上で転入届を提出しましょう。

マイナンバーカードがない場合、転出届を出すと「転出証明書」をもらえ、それを転入届の手続き時に使います。

⑥-4. 何が必要か

3つの手続きで、それぞれ持っていくべきなのは以下の書類です。

同じ市区町村内での引越し転居届・窓口に行く人の本人確認書類
・印鑑
・マイナンバーカード(ある人のみ、家族全員分)
別の市区町村内への引越し転出届・窓口に行く人の本人確認書類
・印鑑
・マイナンバーカード(ある人のみ、家族全員分)
転入届・窓口に行く人の本人確認書類
・印鑑
・マイナンバーカード(ある人のみ、家族全員分)
・転出証明書(前の市区町村でもらった人)

専用の用紙は役所の窓口にあり、書き方などがわからなければ教えてもらえます。

東京都中央区の例ですと、下記のような用紙で、「住民異動届」という名前の用紙になっていることが多いです。

東京都中央区の転出・転居の届出用紙

引用:東京都中央区ホームページ

マイナンバーカードは必要?

マイナンバーカードを発行した場合、以下の理由で持っていき、合わせて手続きましょう。

  • マイナンバーカードも住所変更手続きをしないと失効する(再発行手数料1,000円)
  • 転入時、「転出証明書」が不要になるので、持っていく物が減る

マイナンバーカードが手元にある場合は、手続きする家族全員分のマイナンバーカードを持っていきましょう。

⑥-5. 引越し前にその他すべき手続きリスト

市区町村が変わる方は、引越しの日の1~2週間前に一度役所に行き、転出届以外に、下記の手続きを行いましょう。

手続き転居転出やるべき人
①. 印鑑登録の抹消違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている人
②. 国民健康保険の手続き国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人
③. 児童手当の住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人
④. 介護保険被保険者証の返納要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人
⑤. 原付の廃車手続き原付を持っていて、他の市区町村に引越す方
  • 転居:同じ市区町村内での引越し、転出:別の市区町村への引越し
  • 「◎」=全ての人がすべき、「○」=一部の人がすべき、「-」=不要

上記の手続きについて、「引越しの時に役所ですべき手続きリスト|状況別にすべきことがすぐわかる」のページで1つずつ解説しています。

⑥-6. 引越し後にその他すべき手続き(全ての方が要確認)

下記の9個は引越したらなるべく1週間以内、遅くても14日以内に役所などでしておくべき手続きです。

やること転居転出やるべき人
①. 印鑑登録印鑑登録が必要な人
②. 国民健康保険の住所変更国民健康保険に加入している人
③. 国民年金の住所変更自営業や無職の人
④. 妊婦健康診査受診票の交換妊娠中や出産後の人で、別の市区町村から引越してきた人
⑤.児童手当の申請/住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村から引越してきた人
⑥. 転校手続きお子さんが転校する方
⑦. 介護保険の申請/住所変更要介護・支援認定を受けている場合で他の市区町村から引越してきた人
⑧. 犬の住所変更手続き犬を飼っている方(猫の場合は不要)
⑨. 原付の住所変更原付を持っている人で他の市区町村から引越して来た人
  • 転居:同じ市区町村内での引越し、転出:別の市区町村への引越し
  • 「○」=一部の人がすべき、「-」=不要

上記の手続きについて、「引越しの時に役所ですべき手続きリスト|状況別にすべきことがすぐわかる」のページで1つずつ解説しています。

⑥-7. その他、警察署などへの連絡もあわせて行う

役所以外にも引越し時は、警察署などに対し以下の連絡が必要です。

連絡すべきこと連絡先連絡すべき人
免許証の住所変更警察署や免許センター免許証を持っている人
車庫証明書の申請警察署自動車を持っている人
自動車の住所変更運輸支局等(軽自動車の場合は軽自動車検査協会自動車を持っている人
バイクの住所変更運輸支局等バイクを持っている人

この中で、多くの人が必要な免許の住所変更について解説します。

連絡すべき人免許証を持っている人
連絡先警察署・もしくは免許センターや免許試験場
必要なもの□運転免許証
□申請用写真(都道府県が変わる場合)
□新住所が証明できるもの(住民票やマイナンバーカード、消印付きの郵便物など)
□印鑑

役所の帰りに、新住所の警察署や免許センターに寄って、免許証の住所を変更しておきましょう。

用紙は上記施設にありますので、必要書類を持っていけば受け付けてくれます。

受け付けてくれる場所は「免許証 引越し先のエリア名」などで検索すれば出てきます。

⑦その他サービスの引越し時の連絡先

ここまで紹介してきたもの以外に、引越しの際は、連絡すべき相手がたくさんあります。

下記にまとめましたから、必要な連絡を忘れないようにしましょう。

引越しで連絡すべき相手連絡すべき人
郵便局全ての方
CS放送やケーブルテレビCS放送やケーブルテレビの契約をしている人
粗大ゴミ回収(自治体)引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
NHKNHKに受信料を払っている方
スマートホン会社スマホを契約している人
銀行銀行口座を持っている人
クレジットカード会社クレジットカードを持っている人
保険会社新聞を購読している方
新聞会社新聞を購読している方
会社・勤務先会社員・アルバイトの人
その他(インターネットサービスなど)Amazonや楽天などのその他サービスを使っている人

1つずつ、具体的な連絡先や必要な手続きについて解説します。

⑦-1. 郵便局への連絡

連絡すべき人全ての方
連絡方法インターネットや郵便局窓口

転居することを郵便局に知らせておけば、古い住所に来た郵便を1年間新しい住所に届けてもらえます。

住所変更の連絡ができなかった相手からの郵便を受け取るためにも必ず手続きを行いましょう。

郵便局へ連絡するベストなタイミングは?

引越しの10~14日前がベストです。

郵便局への手続きはいつでも可能ですが、「届出を出した日から1年間」の転送になり、期日をすぎるとまた連絡が必要なので早すぎるのもおすすめしません。

転送開始自体には3~7営業日かかるので、おすすめのタイミングは10~14日前です。

どうやって連絡すればいいのか

郵便局の転居届は基本的に以下の2つの方法で連絡することができます。

  • インターネット
  • 郵便局の窓口

その他、窓口でもらった用紙をポストに入れて提出することもできますが、外出せずにいつでも手続きできる、インターネット(スマートホン)の手続きを選ぶ方が多いです。

インターネットから手続きを行う場合

スマホがあれば、「e転居」という郵便局のサービスで手続きができ、簡単な方法です。

流れは以下の通りで、確認の電話をする必要があるので、電話のできる環境での手続きがおすすめです。

  1. ゆうびんID」という郵便局のサービスに使える会員番号を発行する
  2. e転居」に情報(新住所や引越す人など)を入力
  3. 本人確認のために手続き中に表示される「転居届受付確認センター」へ電話する
窓口で手続きを行う場合

下記の2つの書類を持って郵便局に行き、「引越すので転送を申し込みたい」と伝えましょう。

  1. 本人確認書類:本人の運転免許証、各種健康保険証など
  2. 旧住所の証明:古い住所が確認できる運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードまたは住民票など

⑦-2. CS放送やケーブルテレビへの連絡

連絡すべき人CS放送やケーブルテレビの契約をしている人
連絡先使っている業者の連絡先やマイページ

CS放送(スカパー)やケーブルテレビに加入している人も引越しが決まったらすぐ連絡をしておいた方がいいでしょう。

工事が必要なケースもありますし、ケーブルテレビの方は引越し先で使えないケースもあるので、別のサービスを探す必要があるからです。

まずは今利用している会社に引越す旨を伝えましょう。

電話での手続きWebでの手続き
スカパー!/プレミアムサービス0120-188-999Myスカパーから
プレミアムサービス光(スカパー!)0120-818-666
J:COMエリアごとの窓口転居の手続きから

工事費などを確認できるので、電話での問い合わせがおすすめです。

⑦-3. 粗大ゴミへ回収の連絡

連絡すべき人引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
連絡先自治体ごとの専用の窓口(電話やインターネット)

大型家電や家具など、引越しで粗大ゴミが出そうな方はなるべく早く自治体に連絡し、回収してもらうように依頼しましょう。

「市区町村名 粗大ゴミ」で検索すれば各自治体のルールが出てきます。基本に事前申し込みをし、手数料を払い、指定の場所に出す流れです。

面倒な方は回収サービスもおすすめ

少し割高になりますが、民間の業者が不用品を引き取ってくれるサービスもあります。

業者によっては軽トラに不用品乗せ放題で1~2万円など、粗大ゴミ以外の捨てにくいゴミもまとめて回収してくれます。

「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」というサイトでエリア別に業者を探せますので、「面倒だから一気に処分したい!」という方は検討してみましょう!

⑦-4. NHKへの連絡

連絡すべき人NHKに受信料を払っている方
連絡方法電話やインターネット

NHKに受信料を支払っている場合、NHKにも住所変更を知らせておきます。「Webでの手続きページ」から、手続きしておきましょう。

ちなみに、一人暮らしや単身赴任を辞める場合、結婚などで2世帯の申し込みを1つにする場合などは解約も可能です。

上記ケース、もしくは電話で引越しの手続きをしたい方は「0120-151515」に電話しましょう。

⑦-5. スマートホン会社への連絡

連絡すべき人スマホを契約している人
連絡方法マイページなど

引越してからでも良いので、なるべく早くスマホの会社に住所変更の手続きを行います。

利用者の多いスマホの手続きは下記から行えます。

Webでの手続き電話で手続き
ドコモ手続きページドコモのスマホから151
au手続きページauのスマホから157
ソフトバンク手続きページ
楽天モバイル手続きページ
IIJ mio手続きページ
ahamo(ドコモの格安スマホ)手続きページ
pavo(auの格安スマホ)手続きページ
LINEMO(ソフトバンクの格安スマホ)手続きページ

⑦-6. 銀行への連絡

連絡すべき人銀行口座を持っている人
連絡方法窓口やテレビ窓口、ネットバンクなどから

銀行へも住所変更の連絡をしていないと、大事な郵送物が届かなかったり、いざという時に手続きができないので注意しましょう。

支店の変更は必須ではありません。口座番号が変わり、通帳やキッシュカードも新しいものにしなければならないので、変えない方がいいです。

主要な銀行の引越し手続きは下記のページで確認できます。

銀行名手続き方法
三菱東京UFJ銀行ネットバンク、テレビ窓口、電話、郵送、窓口で手続き可能
三井住友銀行ネットバンク、窓口で手続き可能
みずほ銀行ネットバンク、電話、郵送、窓口で手続き可能
ゆうちょ銀行窓口(ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口)で手続き可能

⑦-7. クレジットカード会社への連絡

連絡すべき人クレジットカードを持っている人
連絡方法マイページ・電話など

明細の受け取りや紛失した場合の再発行などを確実に行うためにもクレジットカードへも連絡しておきましょう。

主要なクレジットカードの引越し手続きは下記のページで確認できます。

カード名手続き方法
楽天カードインターネット、電話で手続き可能
イオンカードインターネット、電話で手続き可能
三井住友カードインターネットで手続き可能
JCBカードインターネットで手続き可能

⑦-8.  保険会社への連絡

連絡すべき人生命保険・損害保険に加入している人
連絡方法マイページや電話

なお、必要なものや手続きの方法は会社によって変わります。

主な生命保険会社と損害保険会社の手続き方法は下記から確認可能です。また、保険会社や、代理店に窓口になる人がいる場合、その人に相談するところから始めましょう。

生命保険会社連絡方法
日本生命インターネット、電話、窓口
第一生命インターネット、電話
かんぽ生命インターネット、郵便局
明治安田生命インターネット、電話、窓口
住友生命インターネット、電話、窓口
損害保険会社手続き方法
東京海上日動インターネット、電話
損害保険ジャパン日本興亜インターネット
三井住友海上インターネット、電話、代理店
あいおいニッセイ同和損保インターネット、電話

家の保険は解約の連絡を!

火災保険・地震保険など引越し元の「家関連の保険」に加入している人は解約の手続きをしておきましょう。解約日は引越し日より後にしておきましょう。

また、引越し先が賃貸の場合、新居では指定の火災保険があるケースが大半ですが、大家によっては引き継ぎもできるので、引き継ぎたい人は次の家をお願いした不動産業者に相談しましょう。

どこの保険会社と契約したのか、連絡先もわからない場合は、管理会社等に確認しましょう。

⑦-9. 新聞の住所変更手続き

連絡すべき人新聞を購読している方
連絡方法インターネットや電話

新しい住所で今の新聞を継続して購読する場合は引越しまでに連絡をしておきます。下記のページから行いましょう。

新聞社住所変更
朝日新聞/日刊スポーツインターネットから
毎日新聞インターネットから
読売新聞インターネットもしくは電話から

また、引越しを機に解約したいという方は販売店に連絡するようにしましょう。

⑦-10. 会社・勤務先への連絡

連絡すべき人会社員・アルバイトの人
連絡方法会社ごとのルールに従う

勤務先に引越すことを伝えておきましょう。交通費の変更、税金の支払いのために勤務先への連絡は必須です。

まずは、上司には早めに口頭で「◯月から△へ引越します」と伝えて、その後会社のルールに従い申告しておきましょう。

引越し後に申告をするルールの会社もありますが、引越し前にそう言ったルールを確認しておきましょう。

⑦-11.その他(インターネットサービスなど)

連絡すべき人Amazonや楽天などのその他サービス
連絡方法マイページなどから変更の手続きをする

Amazon」や「楽天」などの会員制のサービスで登録している住所も、マイページなどから変更し、連絡しておきましょう。

通販サイトには注意が必要で、郵便の転送届出は郵便以外のもの(宅配便など)の転送はできないので、買った物が届かない可能性もあります。

まとめ

引越しの時に連絡すべき相手、その他すべき手続きを紹介してきましたが、いかがでしたか?

引越しの時には以下のように、連絡すべき相手がたくさんあります。

連絡先緊急度いつ連絡すべきか
①今の賃貸の大家、管理会社★★★★★引越しが決まったらすぐ
②学校、保育園・幼稚園★★★★★引越しが決まったらすぐ
③引越し業者★★★★☆引越しが決まったらなるべく早く
④インターネット・電話会社★★★★☆引越しが決まったらなるべく早く
⑤電気・ガス・水道会社★★★☆☆1週間前まで
⑥役所★★☆☆☆引越し14日前~当日まで
⑦その他(郵便局やNHKなど)★☆☆☆☆引越し日からなるべく早く

忘れると、余計な料金がかかったり、生活に支障が出る可能性があります。

1つずつ確認し、もれなく実施しましょう。このページがあなたの引越しの手続きのお役に立てることを心から祈っています。