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引越し

北海道のサカイ引越センターの全知識|拠点一覧から北海道での業者比較まで

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「サカイ引越センターの北海道の支社に連絡したい」「北海道ではサカイ引越センターは使うべき業者なの?」など、サカイ引越センターの北海道での拠点や評判が気になっていませんか?

サカイ引越センターは北海道に9つの支社があり、サービススペックが極めて高く、使いやすい業者の1つですが、利用前に知るべき注意点もあります。

このページでは、引越し業者で4年間営業してきた筆者が、サカイ引越センターの北海道での情報や、使う前の注意点について、以下の流れで紹介します。

  1. サカイ引越センターの北海道の拠点一覧と対応エリア
  2. 北海道でサカイ引越センターを使う前の注意点
  3. 北海道の引越し業者17社を比較!サカイ引越センターと合わせて検討すべき5社
  4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  5. 最後の1社を選ぶための選定基準
  6. 【北海道編】サカイ引越センターに関するQ&A

最後まで読めば、北海道でのサカイ引越センターへの連絡先から、安く使うための注意点、より良い業者の選び方までわかり、引越しの満足度がグッと高まります。

目次

1. サカイ引越センターの北海道の拠点一覧と対応エリア

サカイ引越センターは昭和46年開業、設立から50年経つ老舗の引越し業者で、6年連続で引越し業界で売り上げNo.1を記録しています。

社員は5000人以上、全国に190以上の支社があり、北海道でも下記の9の支社がスピーディな対応をしてくれます。

支社名住所電話番号対応エリア(北海道)
札幌支社北海道札幌市西区西野2条9-5-230120-023-099札幌市中央区 札幌市手稲区
札幌西支社北海道札幌市西区西野2条9-5-230120-023-099札幌市西区 石狩郡 石狩市 樺戸郡 小樽市 余市郡 虻田郡 岩内郡 積丹郡 磯谷郡 古宇郡 寿都郡
札幌北支社北海道札幌市白石区本通20-南1-300120-141-429札幌市白石区 札幌市厚別区 江別市 岩見沢市 夕張市 三笠市 美唄市 夕張郡
札幌東支社北海道札幌市白石区本通20-南1-340120-026-299札幌市北区 札幌市清田区 札幌市東区
札幌南支社北海道札幌市白石区本通20-南1-340120-026-299札幌市南区 札幌市豊平区 北広島市 恵庭市 千歳市 有珠郡 勇払郡 沙流郡 日高郡 浦河郡 白老郡 新冠郡
旭川支社北海道旭川市豊岡6条4-11-160120-021-399旭川市 滝川市 砂川市 深川市 芦別市 富良野市 留萌市 赤平市 歌志内市 紋別市 北見市 士別市 名寄市 稚内市 網走市 美瑛町 上川町 愛別町 当麻町 比布町 和寒町 剣淵町 苫前郡 雨竜郡 常呂郡 紋別郡 枝幸郡 宗谷郡 網走郡 空知郡 増毛郡 留萌郡 天塩郡
函館支社北海道函館市万代町20-240120-138-699函館市 北斗市 亀田郡 茅部郡 檜山郡 爾志郡 二海郡 久遠郡 奥尻郡 島牧郡 上磯郡 松前郡 山越郡 瀬棚郡
帯広支社北海道帯広市西十九条北1-8-20120-004-299帯広市 根室市 釧路市 阿寒郡 様似郡 河西郡 加東郡 釧路郡 厚岸郡 広尾郡 沙流郡 斜里郡 十勝郡 新得町 清水町 登呂郡 川上郡 足寄郡 中川郡 白糖郡 標津郡 幌泉郡 目梨郡 野付郡
苫小牧支社北海道苫小牧市北栄町5-2-50120-91-3869苫小牧市 室蘭市 登別市 伊達市

北海道の支社に連絡したい場合は、目的に合わせて下記のように連絡しましょう。

すでに連絡をとっている方は総合フリーダイヤルへ

すでにサカイ引越センターとやりとりしていて、下記のような用事で連絡したい場合は、総合フリーダイヤル(0120-00-1141)に連絡すれば、対応する支社につないでもらえます。

  • 見積もり後の確認・返事をしたい
  • 引越し内容を変更したい
  • 引越し後ダンボールを回収してほしい
  • その他引越しで何か気になることがある

また、電話では伝えにくいことはWeb問い合わせフォーム(https://www.hikkoshi-sakai.co.jp)からでも連絡可能です。

まだ見積もり依頼をしていない方は一括見積もりサイトから

まだ見積もりをとっていない方は、見積もり依頼をするところからになりますが、直接連絡するのはおすすめしません。

このページで解説しますが、「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」などの一括見積もりサイトを使って複数者まとめて見積もりをとるだけで安くなりやすいです。

直接連絡するのではなく、一括見積もりサイトから連絡しましょう。

また、北海道でサカイ引越センターの利用を検討している方へ、どんな業者なのかを下記にまとめました。

1-1. 北海道でのサカイ引越センターの料金相場

あくまでも見積もり次第で前後しますが、北海道でのサカイ引越センターの相場は下記の通りです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

単身2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同一市内程度)
50,000円68,000円82,000円93,000円110,000円
~50km未満
(札幌⇄小樽、網走⇄北見程度)
53,000円72,000円95,000円107,000円125,000円
~200km未満
(札幌⇄帯広、網走⇄旭川程度)
66,000円90,000円105,000円114,000円159,000円
~500km未満
(札幌⇄青森、根室程度)
90,000円134,000円167,000円183,000円210,000円
500km~
(北海道⇄青森より南)
110,000円178,000円201,000円238,000円289,000円

ただし、上記は繁忙期ではない時期の平日の料金で、下記の人気の時期は相場が上がることを意識しておきましょう。

  • 土日:1割UP
  • 3月~4月上旬:5割UP

また、サカイ引越センターは、サービスがいい分、相場よりも若干料金は高いです。

そのため、価格重視の方には向かない可能性もあるので、複数社見積もりを取った上で判断しましょう。

1-2. 北海道でのサカイ引越センターの口コミ

北海道でサカイ引越センターを使った方の声を紹介します。

口コミ・評判

20代女性(7月の平日、札幌市東区 → 札幌市中央区、単身)
評価:★★★★★4.5
料金:55,000円
「大手で信頼できる」
【見積もり時の対応】
ネットでは見積もりが出なかったため、訪問見積もりをお願いしました。
時間通りに来てくれ、わかりやすく料金説明をしてくれました。
期間中の訪問見積もりサービスはお米と、朝イチだったため契約料金のオフがありました。
【料金】
今回ほかに見積もりを取った中では最も高額でした(他者大手+5,000円、地域密着型のところ+10,000円くらい)が、トラックサイズや作業人員が納得のいくものを押さえられたので、コスパは良かったです。
【作業内容】
荷造りは自分で行い、それ以外をお願いしました。
シューズボックスや衣類のボックスを借りられたのと、衣装ケースはそのままでOKとのことでしたので、通常の一人暮らしであれば無料配布の段ボールで足りたと思います。
【全体的な評価】
丁寧に確認してから作業を進めてくれ、かつスピードもはやく、とても満足です。
家具は埃の拭き取りをしてくれ、搬入のときは重たい家具の脚にクッション(こちらで用意していたもの)を貼り付けて設置してくれたり、また、10分サービスというものがあり、今回はカーテンの取り付けをしていただいたり、細やかな配慮が行き渡っており、非常に満足です。
引用:引越し侍

口コミ・評判

50代男性(4月の下旬、函館市 → 神奈川県大和市、単身)
評価:★★★★★4.5
料金:200,000円
「商売人としての基本姿勢が良い」
・見積り依頼後の連絡が一番早かった。
・電話での説明の会話が軽快で、こちらの意図に対し、可能な限り沿う努力が見られる会話が好感が持てた。
・見積り訪問時も、資料を提示しながら、具体的な話で説明をしてくれた。
他社では無かった。
・説明資料は、確認の為にちゃんと渡してくれた。
・見積り検討の期間、訪問した担当の上司から電話があり、その後の検討の状況や説明の捕捉と不備が無かったかのフォローがあった。
・見積り訪問時の対応の好印象は、他の家族も同意で、具体的・専門的な説明と対応力の確かさを感じさせる印象は、引っ越し依頼の決め手となった。
・こちらの都合で、引っ越し依頼の連絡時期が遅めになったが、それを気にせず、対応の明るさは、こちらの気持ちを救ってくれた。
・値引き交渉についても、こちらの意図を多く汲んでくれた様子が見て取れた。
・営業と作業員とでは、印象の乖離が見られる場合が多いと思われるが、それが見られ無かったので、会社として安定しているとの印象を受けた。
引用:引越し侍

以上のように、北海道でのサカイ引越センターの口コミには、当日の作業・見積もり対応・梱包資材に関して高評価なものが多かったです。

次の章で他社とも比較しますが、サカイ引越センターは料金相場が高い分、このような「サービス」は抜群に優れています。

サービス面がいいと言える理由は主に下記の3つです。

  • 社内教育・社内資格が徹底されていて作業の質が高い
  • 引越安心マークを取得していて、安心して任せられる
  • 梱包資材が充実していて、快適に引越しができる

ポイント①社内教育・社内資格が徹底されていて作業の質が高い

サカイ引越センターは下記のような、狭くて難易度の高い一軒家の研修施設を用意していて、徹底した社員教育などで作業の質が極めて高い業者です

引用:サカイ引越センター

また、社内の作業員のランクも明確で、全スタッフが上のランクを目指して技術の向上、丁寧なサービスの提供を心がけています。

引用:サカイ引越センター

また、サカイ引越センターでは、「引越し後のアンケートの結果」で手当て(ボーナス)がつくため、いかにお客様に気持ちよく引越しをしてもらうかを第一に考えているスタッフが多いです。

ポイント②引越安心マークを取得していて、安心して任せられる

サカイ引越センターは「引越安心マーク」を取得していて、料金など作業以外のトラブルも起こりにくいです。

引越安心マーク

引越安心マークとは、引越し作業や見積もりなどで業界のルールを守り、苦情などにも誠実に対応する業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

この認定を取っていることは、トラブルが起きにくく、仮に作業中のトラブルや、料金に関するトラブルが起こっても誠実に対応してもらえるという証です。

3年ごとに審査をクリアしないと更新できませんが、サカイ引越センターはこの認定を維持していて、トラブルが起こりにくい・起こってもきちんと対応してくれる業者と言えます。

ポイント③梱包資材が充実していて、快適に引越しができる

サカイの梱包資材

引用:サカイ引越センター

サカイ引越センターでは、ダンボール以外にも下記の資材をもらえるので、快適に引越しができます。

  • ハンガーケース
  • シューズボックス
  • 布団カバー(有料)
  • 食器包紙(有料)
  • プチプチのシート(有料)

以上のように、サカイ引越センターはサービスの水準が非常に高く、北海道で利用した方からも満足できたという声が多いです。

1-3. 北海道でサカイ引越センターを使うべきか

3. 北海道の引越し業者17社を比較」で北海道に対応している大手〜地元業者まで17社を比較しましたが、サカイ引越センターは「料金がやや高めだが、サービススペックが極めて高い業者」という結論になりました。

そのため、サービス重視の方にはおすすめの業者ですが、価格重視の方には向いていない可能性が高いです。

ただ、どちらの場合でも、次の章の注意点を確認した上で、利用を決めましょう。

2. 北海道でサカイ引越センターを使う前の注意点

引越しは距離や荷物の量をもとに、利用者ごとに料金が計算されるため、どの業者を使う場合も、見積もりをとって金額を確認する必要があります。

その際、「複数社から見積もりを取らないと高くなる」ということだけは絶対に意識するようにしましょう。

これは「単身か家族か」「どこに引っ越すか」に関わらず、すべての人が気を付けるべきことです。

2-1. 注意点:複数社から見積もりを取らないと高くなる

引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、どんなに優良の業者でも料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

サカイ引越センターやその他の業者に決めたという方も、複数社に見積もりを取ることでより良い業者が見つかる可能性がありますし、比較するだけで安くなります。

すでにサカイ引越センターに予約をした方へ

サカイ引越センターはキャンセルできる?」で解説していますが、サカイ引越センターは3日前まで基本的にキャンセル料がかかりません。

これから紹介する見積もり方法を実践し、より良い業者を見つけたらキャンセルも可能なので、気軽に試してみましょう。

2-2. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

2-3. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、サカイ引越センターなどの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

また、あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

2-4. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?

入力後でてくる業者が「あなたの条件で対応可能な業者」ですから、この中から選んでいく必要があります。

引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。

厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介しますから、希望の業者が決まっていない方は以下のように選んでいきましょう。

  • ①サービスにもこだわりたいケース
  • ②料金を最安にしたいケース

①サービスにもこだわりたいケース

17社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れています。あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から3社選びましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記で3社揃わないときは、ユーザーの満足度が高い口コミ評価4.0以上のものを選びましょう。

4.0以上の評価の業者が複数あれば、口コミ件数で選びましょう。評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためです。

口コミの読み取り方

口コミ件数が5件を切るものもあり、「多くの人が評価しているか」も見極めなければいけません。

②料金を最安にしたいケース

概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。

引越し侍の概算価格の表示

概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。

最安ということであれば、サカイ引越センターは入らない可能性もありますが、どうしてもサカイ引越センターに話を聞きたい方はここで選んでおきましょう。

サカイ引越センターが出ない場合は?

あなたの希望の条件で引越しができない(空きがない)ことが考えられます。

ただ、公式ページ(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)から問い合わせることで、日程を調整できる可能性がありますから、選択肢に出なかった場合のみ個別に問い合わせをしましょう。

2-5. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

サカイ引越センター含め、必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

3. 北海道の引越し業者17社を比較!サカイ引越センターと合わせて検討すべき5社

北海道でサカイ引越センターがベストな業者なのか、考えている方のために、北海道に対応している引越し業者を17社ピックアップし、以下の観点で比較をしました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マークの有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。青字で出した業者は北海道に本社がある「地域密着」業者、赤字はおすすめ業者の強みです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 料金サービス北海道の拠点数
価格帯(単身)価格(家族)サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センター4.70 ★★★★★◎ 8pt◎ 9pt12
サカイ引越センター4.40 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7pt9
アリさんマークの引越社標準4.45 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt2
日本通運4.00 ★★★★☆◯ 6pt△ 4pt17
人力引越社4.20 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt1
ハトのマークの引越センター4.05 ★★★★☆◯ 6.5pt△ 4pt13
マルエイ引越サービス--4.05 ★★★★☆ 6pt◯ 7pt 1
ハート引越センターやや安4.05 ★★★★☆◯ 6pt◯ 7pt4
西濃運輸--3.85 ★★★★☆◯ 5.5pt◎ 8pt10
福山通運--3.65 ★★★★☆◯ 7.5pt△ 4pt1
SGムービングやや高3.55 ★★★★☆△ 4pt△ 4pt1
グッド引越センター3.20 ★★★☆☆- 7.5pt 7pt1
月寒引越しプラザ--3.20 ★★★☆☆- 7.5pt 7pt1
ハピネス引越センター--3.00 ★★★☆☆- 7pt 8pt1
クロネコヤマト×2.30 ★★☆☆☆-△ 3pt△ 2.5pt7
エール引越センター--未回答未回答3
みやび引越サービス----未回答未回答1
  • 対象:売り上げ上位の大手業者10社+北海道に本社があり、ホームページを持つ引っ越し業者
  • 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
  • サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
  • 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
  • 該当のサービスを提供していない業者「×」

上記の表をもとに北海道でおすすめの業者は以下の通りです。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

以上のように、サカイ引越センターは、料金は高めだが、サービスが極めていい業者として十分におすすめできます。

上記業者にお願いする場合でも、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)などの一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較して使うかを決めましょう。

サカイ引越センター以外の、おすすめの5社について紹介していきます。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

3-1. アート引越センター

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人、どんな業者がいいのか検討がつかない人におすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • 引っ越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
北海道の拠点・旭川支店:北海道旭川市神楽岡14条4-1-6
・釧路支店:北海道釧路市鳥取大通4-12-3
・北見支店:北海道北見市新生町56-19
・帯広支店:北海道帯広市西23条南1-131-18
・岩見沢支店:北海道岩見沢市8条東10丁目2-40 他
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:49,000円~52,000円、道外:64,000円~107,000円)
・家族引っ越し(道内:75,000円~83,500円、道外:97,500円~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:73,500円~78,000円、道外:96,000円~160,500円)
・家族引っ越し(道内:112,500~126,000円、道外:147,000~285,000円)

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

3-2.日本通運

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
北海道の拠点・札幌支店:北海道札幌市西区発寒10-14-1069-7
・滝川支店:北海道滝川市流通団地2-1-19
・旭川物流センター:北海道上川郡鷹栖町8線西2号
・名寄支店:北海道名寄市大通南6-11
・稚内支店:北海道稚内市開運町2-1-7
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:33,000円~35,000円、道外:43,000円~72,000円)
・家族引っ越し(道内:56,500円~63,500円、道外:74,500円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:49,500円~52,500円、道外:64,500円~108,000円)
・家族引っ越し(道内:85,500円~96,000円、道外:112,500円~216,000円)

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

3-3.アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引っ越しは相場通りですが、単身の料金相場が少し高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
北海道の拠点・札幌支店:北海道札幌市厚別区大谷地東1-3-33
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:43,000円~45,000円、道外:56,000円~93,000円)
・家族引っ越し(道内:71,000円~79,000円、道外:93,000円~180,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:64,500円~67,500円、道外:84,000円~139,500円)
・家族引っ越し(道内:106,500円~118,500円、道外:139,500円~270,000円)

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

3-4.人力引越社

人力引越社

人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。

ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。

また、以下のような資材も揃います。

  • ダンボール(配送料が必要)
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • プチプチ状のシート(配送料が必要)

そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。

ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社 キョウトプラス
設立2005年
北海道の拠点・札幌支社:北海道札幌市東区北47条東7-1-47
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:34,000円~36,000円、道外:45,000円~75,000円)
・家族引っ越し(道内:56,500円~63,500円、道外:74,000円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:51,000円~54,000円、道外:58,500円~99,000円)
・家族引っ越し(道内:85,500円~96,000円、道外:112,500円~216,000円)

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

3-5.ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。

地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。

  • 引っ越し作業の実技研修
  • マナー研修
  • 社内の引越コンテスト
  • 引越管理士資格認定制度(社内資格)

なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。

そのため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名全国引越専門協同組合連合会
設立1974年
北海道の拠点・新札幌センター:北海道札幌市白石区平和通り11丁目北6-19
・函館センター:北海道函館市西桔梗町589番地257 FK-7物流センター
・旭川センター:北海道旭川市永山2条8丁目 など
価格目安(平常)・単身引っ越し(道内:44,000円~46,000円、道外:57,000円~95,000円)
・家族引っ越し(道内:65,000円~72,000円、道外:84,500円~164,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(道内:66,000円~69,000円、道外:85,500円~142,500円)
・家族引っ越し(道内:97,500円~108,000円、道外:127,500円~246,000円)

ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/

4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

4-1.予算は伝えない

見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引越し業者:予算は決まっていますか?

あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

4-2. その場で決定をしない

引越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引越し業者:ちなみに他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。

他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら単身引越しは1割程度、家族引越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

ある程度の範囲を伝えたあとは、自分の都合の悪い日程や時間を忘れずに伝えるようにしましょう。

会話例

あなた:引越しは12月1日から12月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と午前中は対応ができませんので、そちらの日程は外していただきたいです。

引越し業者:12月11日の最終の便ではどうでしょうか?最後なので、前の作業によって時間が前後しやすいですが、その分お安くできます。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。主人にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

5. 最後の1社を選ぶための選定基準

各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。

サカイ引越センターや、その他このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。

ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。

  • 引越安心マークの有無
  • サービスの範囲
  • 梱包資材の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 補償内容
  • 細かい契約条件

5-1. 引越安心マークの有無

引越安心マーク

「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。

改めて、引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと

この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。

また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。

このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。

この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。

国土交通省のHPのキャプチャ

引用:国土交通省

信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。

下記は先ほど比較した17社の取得状況です。

取得している取得していない
  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • SGムービング
  • 西濃運輸
  • 福山.通運
  • 人力引越社
  • ハート引越センター
  • マルエイ引越サービス
  • クロネコヤマト
  • グッド引越センター
  • エール引越センター
  • ハピネス引越センター
  • 月寒引越しプラザ
  • みやび引越サービス

その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。

5-2. サービスの範囲

下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。

  • ダンボールを回収してくれる
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる

特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。

ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。

  • 当日別料金が発生する
  • 解体が必要なものは運んでくれない

これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。

5-3. 梱包資材の内容

アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。

アート引越センターの梱包資材

引用:アート引越センター

どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。

価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。

5-4. 作業員の人数と構成

引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。

また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。

正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。

例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。

5-5. 補償内容

基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。

ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。

このページで紹介した17の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。

5-6. 細かい契約条件

引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。

下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
フリー便・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。
・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。

見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。

特に積み切り契約は特に要注意

積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。

単身者(ワンルーム〜1DK)2トントラックショート
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK)2トントラックロング
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK)3トントラック
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい)4トントラック

積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。

運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。

<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう

上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。

その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。

Q. 断る業者への連絡は?

見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。

メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。

ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。

会話例

引越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?

あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。

引越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?

あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。

引越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!

6. 【北海道編】サカイ引越センターに関するQ&A

ここで、サカイ引越センターに関してよくある質問を以下にまとめました。

  1. 北海道での料金プランは?
  2. サカイ引越センターは北海道でアルバイトを募集している?
  3. サカイ引越センターはキャンセルできる?

Q1. 北海道での料金プランは?

全国共通で、主要なプランは下記の4つで、どこまでやってもらうかによって料金が分かれています。

◯はサカイ引越センターがやってくれること、-はあなたがすべきことで、上から高いプラン順に並んでいます。

小物の荷造り大型家具の荷造り・荷ほどき搬出・運送・搬入小物の荷ほどき新居の掃除
プレミアムプラン
フルサービスプラン
スタンダードプラン
エコノミープラン

ただし、通常の引越し(小物の荷造りや荷ほどきはあなたが行う)は最も安い「エコノミープラン」で、ほとんどの方がこれに当てはまると考えて問題ありません。

先ほどの料金相場も、「エコノミープラン」の料金で、それ以上のコースは下記の料金と考えましょう。

  • プレミアムプラン:2倍
  • フルサービスプラン:1.5倍
  • スタンダードプラン:1.25倍

要望によっては使うその他3つのコース

その他、要望によっては下記の3つのコースを提案されることがあります。

その他のコース特徴や注意点
ご一緒便コース・同じ方向の人と一緒に運んでもらう格安のプラン
引越しの到着時間は指定できず、荷物が少ない人限定のプラン
小口便引越サービス関東から関西などエリアをまたぐ引越しのみの割安プラン
・荷物の量は指定のBOX(高144cm×幅105cm×奥行き75cm)に入るものだけ
ダンボールなどの梱包資材はもらえない
建て替えコース建て替えやリフォームの方専用のプラン
・一時的な荷物の保管や、仮住まいへの運送を行ってくれる

上2つのプランは、価格が「エコノミープラン」より安くなりやすいため、価格重視の単身の方に提案されることもありますが、デメリットも多いため注意しましょう。

Q2. サカイ引越センターは北海道でアルバイトを募集している?

はい、募集しています。

最大手だけあって、専用の求人検索サイト(https://sakai-job.jp/list/hokkaido/)がありますから、そこから探しましょう。

Q3. サカイ引越センターはキャンセルできる?

最悪当日でもキャンセルは可能です。

キャンセルの方法は代表の電話番号(0120-00-1141)への電話で、見積もりのキャンセルも電話で連絡しましょう。

下記の状況になると、キャンセル時に費用が発生するため、なるべく早く電話しましょう。

  • 引越し2日前以降にキャンセルする場合:キャンセル料が発生
  • ダンボールを受け取っている場合:返送料か買取料が発生

また、しつこい引き止めに合う可能性があるため、キャンセル理由は下記2つの要素を入れることがおすすめです。

  • あなた以外の第三者(会社・同居人・親・家族)が原因
  • 引越し自体が無しになった(時期未定の延期になった)

会話例

×月×日に引越しの予約をしている〇〇と申します。

主人の仕事の関係で、引越しが延期になり、時期が未定となったため、今回の引越しはキャンセルさせていただけると幸いです。

申し訳ありませんがよろしくお願いします。

7. まとめ

北海道のサカイ引越センターの支社情報、北海道での料金相場や口コミを紹介してきましたがいかがでしたか?

改めて北海道には9つのサカイ引越センターの支社がありますが、どの支社を利用する場合も総合フリーダイヤル(0120-00-1141)で対応してもらえます。

また、北海道の業者と比較した結果、サカイ引越センターは料金が高めですが、サービススペックが極めて高い業者ですので、サービス重視の人におすすめです。

ただ、サカイ引越センターを使う場合も、ほかの業者を使う場合も、「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」などの一括見積もりサイトを使い、複数社の料金を比較した上で利用するか決めましょう。

以上を参考に、あなたが満足いく業者選びができることを心から祈っています。

サービス比較の採点基準(参考データ)

サービスの総合評価下記の5つの観点をもとに算出
・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮
・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-・未回答=0pt)で算出
安心マーク有=「◎」、無=「-」
サービス範囲下記10点満点で評価

  • ダンボールを回収してくれる(無料:2pt、有料または条件によって有料:1pt、未対応0pt)
  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2pt、縦型は無料 :1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる(対応:2pt、見積もり時に申告:1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 引っ越し後、家具の移動を1度してくれる(無料:2pt 、有料:1pt、未対応0pt)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2pt、有料:1pt、未対応0pt)

ホームページ、一括見積もりサイトの情報に情報がないものはメールなどで問い合わせ。
回答はあったものの、上記サービスの有無について、明確な回答を得られなかった項目は、それぞれ1ptで評価。

梱包資材下記10点満点で評価

  • ダンボール(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 布団カバー(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • ハンガーケース(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 食器ケース(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • 食器の梱包紙(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • シューズボックス(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • エアキャップ(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)

ホームページ、一括見積もりサイトに情報がないものはメールなどで問い合わせ。
回答はあったが、上記梱包資材の有無について、明確な回答を得られなかった項目は、2pt満点の項目=1pt、1pt満点の項目=0.5ptで評価。

社内教育教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△
補償業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=-、補償について明確な記載および返答なし=△