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賃貸

一人暮らしに2LDKは広すぎる?住んでいる人に聞いたデメリットと注意点

「一人暮らしで2LDKは広すぎる?」「実際にどんな使い方ができるの?」など、一人暮らしで2LDKはどうなのか、どんな暮らしができるのか気になっていませんか?

2LDKの家に一人暮らしをするのは、部屋を広く使えるので、間違いなく快適です。しかし、賃料以外にも注意すべき点が満載です。

ただし、このページでは、長年賃貸の営業として働いてきた筆者が、下記の流れで一人暮らしの2LDKについて解説していきます。

  1. 一人暮らしで2LDKは広すぎる?実際に住んでいる人の声と使い方
  2. 一人暮らしで2LDKに住む3つの注意点
  3. 間取り以外に重要な「部屋探し」のコツ
  4. 最高の1件を選ぶための「内見」10のコツ

このページをすべて読めば、2LDKに住んでいいのか、どう使えばいいのかからベストな部屋の探し方まで、一人暮らしで2LDKに住む前に知っておくべきことがわかります。

1. 一人暮らしで2LDKは広すぎる?実際に住んでいる人の声と使い方

一人暮らしで2LDKは確かに平均よりも広いですが、快適なことは間違いないので、毎月の賃料が無理なく払えるのであれば十分おすすめの間取りと言えます。

実際どんな使い方をしているのか、過去の業務やアンケートを通して出会った2LDK(2DK)に住んでいる11人にインタビューをしてきました。そのうち3名の使い方などを詳しく解説していきます。

ケース1. Nさん:1部屋は仕事部屋として利用

IT企業に勤める傍ら、個人でWebデザイナーをするNさん(33歳)。1部屋を仕事部屋として使っているようです。

仕事とプライベートのオン・オフがしやすく、ゆっくりするときはとことんゆっくりでき、仕事中は集中できるスペースになっています。

急な来客があった際も、仕事の資料がリビングに..ということがなく、「セキュリティ面も安心」とおっしゃっていました。

Nさんの間取りと使い方

Nさんの家は、一番小さい部屋にリビングからは直接入れない間取りです。

Nさんの2KDKの使い方

その部屋を仕事場にしたことで、来客者が勝手に仕事場に入ってしまう心配を無くしました。

ケース2. Oさん:1部屋は趣味の部屋に

Oさん(29歳)の趣味は鉄道で、鉄道模型や鉄道グッズが大量にあることから、2LDKの部屋を借りて、1室を鉄道部屋として利用しています。

趣味を理解していない知人が家に来たときは鍵をかけ、コレクションに触られないようにしているそうです。

「少し家賃は高いけど、完全に趣味の世界に入れる部屋で大満足」とおっしゃっていました。

Oさんの間取りと使い方

Oさんは、内見の際に、5畳の広さの小部屋のある下記の部屋を気に入り、趣味部屋としています。

リビングから入ることができないため、友人と家で飲み会をするときも趣味部屋に近づかれにくいと大満足なようです。

ケース3. Kさん:読書用の部屋に

Kさん(48歳)は、住みたかったマンションの空きが2LDKしかなく、何となく使い道を決めずに2LDKの物件を選んだようです。

元々Kさんは読書が好きでしたが、部屋のスペースが無かったことから、定期的に本を処分したりしていました。

ただ、2LDKの部屋になったことから、本棚を一つ増やし、本を保管するようになりました。今では1室が完全な読書部屋となっていて、本を読みやすい環境を作っているそうです。

Kさんの間取りと使い方

Kさんは、空いたスペースを本棚と机・椅子のみの完全な読書部屋を作っています。

2LDKはあなたの好きな使い方ができる

以上のように、一人暮らしで2LDKは、余裕があるので三者三様の使い方ができると言えます。上記以外にも取材した方の中には下記のような人がいました。

  • ウォークインクローゼットとして使っている(Yさん・27歳)
  • 両親や友人が来たときの宿泊スペースになっている(Gさん・38歳)

先ほど紹介したKさんのように、目的なく2LDKを選んだ方でも住んでいくうちに快適な使い方が見つかるはずです。

部屋が多ければ多いだけ快適に使えるので、予算内の物件で、2LDKがあるのであれば積極的に検討してみましょう。

Q. そもそも一人暮らしで2LDKに住んでいる人の割合は?

353人を大調査!一人暮らしにベストな部屋の広さと間取りの全知識」で353人に間取りなどに関してアンケートを取りました。

2LDKに住んでいる割合は、社会人147名中4名(約2.7%)、学生206名中2名(約1%)でした。

限られた人だけですが、数%の人は実際に2LDKを選んでいるのも事実です。

2. 一人暮らしで2LDKに住む3つの注意点

一人暮らしで2LDKに住む上で、「家賃が高い」「掃除の手間が増える」というデメリットはよく言われていますが、それ以外にも実際に住んだ人から注意すべき点を聞いてきました。

  • それぞれの部屋が狭くなる可能性がある
  • 通路に苦労することがある
  • エアコンが全室付いていない可能性がある

一人暮らしで2LDKを使う人の悩みですので、部屋選びの際に注意しましょう。

2-1. それぞれの部屋が狭くなる可能性がある

  • 5畳の部屋2つより10畳の部屋1つの方がよかったかも。(Kさん・34歳)

2LDKではそれぞれの部屋がコンパクトに作られているものも多いです。

特に、家賃を抑えようとすると、1部屋の大きさは抑えられてしまう可能性が高いです。

「広い部屋1つの方が良かった」と感じる方もいるので、部屋の広さをしっかり検討した上で決めましょう。

2-2. 通路に苦労することがある

  • 寝室を通らないと一番奥の部屋に行けないのはたまに不便に思うこともあります。(Nさん・33歳)

先ほどのNさんの部屋がいい例だと思うのですが、「仕事部屋」まで行くには必ず寝室を通らないといけません。

Nさんの2KDKの使い方

Nさんはこれを逆にセキュリティ面でよしとしていましたが、たまに仕事の来客があった際も寝室を通ってもらわないといけないのが不便に感じることもあるとおっしゃっていました。

使い道をしっかり考えて、全ての部屋に行くまでの導線を想定した上で契約をするようにしましょう。

2-3. エアコンが全室付いていない可能性がある

  • 2LDKですが、エアコンのついていない部屋を寝室にしてしまいました。夏場は暑くて寝つけません。(Hさん・32歳)

2LDKの部屋の場合、「一部屋だけエアコンが付いていない」という可能性も高いです。

そうなると夏場などはその部屋で行動することが難しくなります。

寝室はもちろん、仕事場にする部屋にも付いていないと快適に過ごせないので注意しましょう。

部屋のドアを開けっぱなしにしておくという方法ももちろんありますが、部屋が広いとそれだけ電気代が余分にかかります

3. 間取り以外で一人暮らしの部屋探しで失敗しないためのコツ

ここまでが2LDKはどうなのか、という話でしたが、ここからは間取り関係なく意識すべき点を紹介していきます。

掘り出し物までしっかり探し、あなたにベストな家を見つけるためにはいくつかコツがあります。

すでに部屋を見つけている方も、下記のコツを使えばより良い部屋が見つかる可能性が高いです。

3-1. まずは大手のポータルサイトを使って探す

ポータルサイトとは、下記のように、たくさんの不動産会社がお金を払って、自分の会社が扱う物件を持ち寄って載せているサービスです

あなたが物件①に興味を持てば不動産会社Aに問い合わせることになります。

とにかく各社たくさんの物件の最新情報を載せているので、あなたにとってベストな賃貸物件を探しやすく、不動産会社を比較しやすいです。

そのため、まずはポータルサイトで物件を探しましょう。

数百万件の空室情報を載せている不動産業者が多く、不動産の店舗に行くよりも情報量は格段に増えます。

3-2. どの不動産ポータルサイトを使うかが最大のカギ

ただし、ポータルサイトによっても物件数は異なるので注意しましょう。「賃貸サイトにはいい物件がない」と言っている人はサイト選びが悪いだけです。

有名なサイトでも掲載数が少ないところもあり、出会えるはずだった物件に出会えなくなります。

有名な8つのポータルサイトに掲載されている物件数を渋谷区と全国で比較してみます。

掲載物件数(東京都渋谷区)掲載物件数(全国)
SUUMO約4.6万件約730万件
HOME’S約1.8万件約510万件
Door賃貸約3,200件約460万件
スモッカ約8,100件約400万件
at home約9,300件約160万件
CHINTAI約3,900件非公開
オウチーノ約3,100件非公開
いえらぶ約1.4万件非公開
  • 各サイトで地区ごとに物件情報を検索した結果、表示された物件数を出しています。
  • ただし、各サイトで細かい計算方法が違い、実際の物件数は増減する可能性があります。

SUUMO」と「HOME’S」で扱う物件は特に多く、中でも「SUUMO」が使いやすくおすすめです。

SUUMOとは?

SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。

数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。

600万近い物件を様々な切り口で検索ができ、「角部屋」「ペット」「女性限定」など様々な要望で物件を絞り込めます。物件は下記のように全国にくまなくあり、どこに住んでいてもおすすめです。

東京都約132万件
大阪府約114万件
宮城県約8.2万件
沖縄約5,000件

パソコン・スマホどちらでも使いやすく、初めての人でも理想の物件がきっと見つかるはずです。

アプリ版もあるの?

SUUMOには、Web版だけでなくWeb版を元に作られたアプリもありますが、出会える物件・使い勝手は変わりません。

物件選びが終わったら使わなくなるため、どうしてもアプリで使いたいという方以外はインストールの時間が無駄なので、Web版(https://suumo.jp/chintai/)で十分です。

どうしてもアプリがいいという方は、ストア【iOS】【Android】からダウンロードしましょう。

3-3. SUUMOで最高の物件を見つけるための4つのコツ

SUUMO」もうまく使いこなすためにはコツがあります。

コツ1. エリアはなるべく広くとる

特に電車で通勤・通学する方は、便利な場所を探すために、「沿線・駅から探す」「路線図から探す」がおすすめです。特に乗り換え事情がわからない方は「路線図から探す」がおすすめです。

車通勤の方は、「市区郡から探す」で問題ありません。

その際、ポイントなのは、とにかく住みたい駅の周辺を幅広く選ぶということです。

イメージがつかない駅も、あなたにドンピシャな物件があったら見に行けばいいので、とにかく5駅前後は余分に検索することがおすすめです。

コツ2. 気になる条件は妥協せずに選択する

上記のように広くエリアを取ると、数千件の物件が出ることがありますが、ここから妥協せずに徹底的に絞り込んでいきます。

SUUMOの絞り込み

ここで、「すべてのこだわり条件」もしっかりとチェックすることが、あなたにベストな家を見つけるためのコツです。

ここで引っかかる物件が、「あなたが本当に求める物件」なので、30件以内になるのを目安に絞り込みましょう。

もし、該当物件数がゼロになった場合、あなたが高望みしている可能性があるので、譲ってもいい条件のチェックを外します。

お得情報. いい物件に出会いやすいチェック項目「分譲賃貸」

プロの目からすると、特に「分譲賃貸」という項目がおすすめです。

分譲賃貸とは、買って住むという人だけに向けられて作られた物件が賃貸として募集されている物件です。

この物件には下記のメリットがあるので、いい物件に出会う可能性が高いです。

  • 長く住むことを考えて作られたので、建物がしっかりしている可能性が高い
  • 住民も長く住む人なので、騒音などのトラブルが起こりにくい

一度チェックを入れて物件を見てみましょう。

築年数は選択したほうがいい?

築年数は、「よほど新しい物件に住みたい場合」のみ選びましょう。

築年数が古くても綺麗にリフォームされている物件も多いですから、実際に目で見たほうがいいです。

ただし、耐震基準が改正された「1981年6月」以前の物件は耐震に不安がありますから、築25年以上の物件には注意しましょう。

目的に合わせて選びたい項目

状況に合わせて、下記のチェック項目で絞ればよりフィットした物件を探しやすいです。

こんな人チェック項目概要
少しでも安くフリーレント入居月や翌月など、一定期間家賃が無料の物件
インターネット無料無料でネットが使える物件
礼金なし大家へお礼として支払う「礼金」をカットできる物件
少しでも便利に宅配ボックス家に誰もいなくても宅配便を受けられる
女性の一人暮らしも安心オートロック住人以外建物に入れない
2階以上窓からの侵入者を防げる、洗濯物を盗まれにくい
TVモニタ付きインタホン来訪者の顔が見える

あまりに条件を選ぶと十分な物件が出てこなくなります。出てきた物件が少なければ、譲ってもいい条件を1つずつ外してみましょう。

コツ3. 複数の物件に問い合わせる

ここで、問い合わせてもお金はかかりませんから、複数の物件を内見し、比較するのがおすすめです。

契約前に、物件を3件以上見るようにしましょう。

コツ4. なるべく複数の不動産会社に問い合わせること

また、問い合わせの際、複数(2~3社)の不動産会社に問い合わせるようにしましょう。

お問い合わせ画面で、下記のように問い合わせ先が表示されます。

select shops on the suumo

複数問い合わせる理由は、スタッフにあたりハズレがあるからです。熱心に対応してくれる人が多いですが、中には知識が少なかったり、しつこい人もいます。

そのため下記の観点を満す営業マンにお願いするのがいいでしょう。

いい営業マンの条件

  • 知識も誠意もあり、あなたの質問に即答してくれる
  • あなたの希望を満たす物件を複数教えてくれる
  • とりあえずの内見も快く対応してくれる
  • 物件の悪い面も教えてくれる
  • 契約を急かしてこない

不動産会社は他社の物件でも案内することができます。

営業マンの対応が悪い時、別の不動産会社に相談すれば、その物件を紹介してくれることも多いです。

また、上記5つの観点を満たす営業マンを1人知っておけば、今後の引越しの際も相談できます。

<裏技>初期費用を安くするためのコツ

初期費用の中に、不動産会社に支払う「仲介手数料」があり、家賃の1ヶ月分が相場ですが、不動産会社ごとにバラバラです。

中には、無料にしたり、安くしてくれる会社もあります。

掲載物件が少ないため、最初から使うのはおすすめしませんが、いい物件を見つけたら、下記の不動産会社に「XXXの物件の仲介手数料はいくらですか?」と確認しましょう。

  • 全室3.9万円の手数料の「39room
  • 東京中心に手数料無料の物件が多い「スマ部屋
  • 大阪に無料物件が多い「ゼロ賃貸

ここで安くしてくれると言われたら、お願いしていた不動産会社に言えば、それよりも値下げしてくれるケースがあります。

4. 最高の1件を選ぶための「内見」の10のコツ

不動産会社に問い合わせると、連絡が入りますので、日程を合わせて内見にいきましょう。

内見は、不動産会社のスタッフと行くことになりますが、物件の最寄り駅もしくは不動産会社の店舗、物件の前のどこかで待ち合わせることが多いです。

この内見がとにかく重要で、疎かにすると、部屋の広さ以上に致命的な失敗をしかねません。

内見の10のコツ

  • 最も後悔しやすい「騒音」を確認する
  • 部屋の日当たり、風通しを確認する
  • 実際に街並み、店舗などを確認しておく
  • 住民や建物の雰囲気を確かめる
  • ゴミ出しのルールを聞いておこう
  • 採寸をしておく
  • 細かい設備もチェックしておく
  • 諸費用を不動産会社に確認する
  • 事故物件でないかの確認もする
  • いいと思った物件はすぐにで申し込みを行う

4-1. 最も後悔しやすい「騒音」を確認する

賃貸物件にかかわらず、家探しで最も後悔しやすいのが、「騒音」です。騒音は主に下記の4つに分けられます。

  • 隣の部屋からの騒音
  • 上の階からの騒音
  • 外からの騒音
  • 物件の廊下からの騒音

窓を閉めた状態で、耳をすませて騒音は大丈夫か、睡眠に影響はなさそうかを確認しておきましょう。壁に耳を当てると確実です。

また、周囲の部屋が留守という可能性も考慮しておきましょう。

隣の部屋との壁をコンコンしたり、床をかかとでトントンしてみて、響きそうであれば騒音に悩むリスクが上がるので、他の物件とよく比較することがおすすめです。

4-2. 部屋の日当たり、風通しを確認する

騒音だけでなく、部屋の日当たり、風通しも確認しておきましょう。

隣に建物がある場合や、建物が特殊な構造をしている場合など、日当たり・風通しが悪い物件は複数あります。

内見時気にならなくても、梅雨時や換気したい時にストレスに感じやすくなるため、必ずチェックしておきましょう。

カビが生えていないかも要確認

風通しや日当たりが良くない物件は、窓周りや収納などにカビが生えやすいです。

カビが生えていたり痕跡のある物件は梅雨の時期などに苦労する可能性が高まります。

4-3. 実際に街並み、店舗などを確認しておく

内見時は駅から歩くなど、その物件の周辺を散策し、あなたがいつも使っている店舗はあるか確認しておきましょう。

特に一人暮らしであると便利なのは下記の店舗です。

  • コンビニ
  • スーパー
  • 好きなファーストフードor飲食店
  • クリーニング店

また、一人暮らしの方にとって、学校が近すぎるとうるさいだけですので、適度な距離を意識したいのと、墓地などが近くにないかも確認しましょう。

4-4. 住民や建物の雰囲気を確かめる

内見時、部屋の中だけでなく、外でも注意して住民や建物の雰囲気を確かめましょう。

まず、どんな住民がいるのか確認しておきましょう。これから同じ建物に住むことになる人がどんな人かは重要です。ストレスなく住めそうかは必ずチェックすべきです。

また、建物の管理状況を確認しておきましょう。清掃は行き渡っているか、ゴミ捨て場やエレベーターは綺麗になっているかは現地でしかわかりません。

4-5. ゴミ出しのルールを聞いておこう

物件によって、ゴミを出すルールが異なりますので、一つの判断基準にしましょう。

おすすめは専用のゴミ捨て場があり、24時間ゴミを出せる物件です。

気が向いたらゴミを出せるので楽ですし、ゴミを室内に貯めなくて済むので、部屋を広く使うことができます。

4-6. 採寸をしておく

繰り返しになりますが、内見時に物件にメジャーなどを持っていき、採寸しておくと便利です。

部屋の寸法以外にも下記のポイントで採寸をしておきましょう。

  • 冷蔵庫や洗濯機置き場の広さ
  • カーテンのサイズ

上記を測っておけば、契約後入居日までに、新しい家電やカーテンを用意することが可能です。また、玄関のドアの大きさを測っておけば、引越し時の家具の搬入も困りません。

契約後、不動産のスタッフにお願いすれば代わりに測ってくれる可能性もありますが、期待しすぎないようになるべくご自身で測るようにしましょう。

4-7. 細かい設備もチェックしておく

先ほど収納を確認すると言う話がありましたが、収納以外にも下記の設備もチェックしておくとより失敗しない物件選びができます。

見るべき施設チェック箇所
エアコン有無だけではなく、古い場合は、型番を確認し、消費電力が大きくないかを確認する。
ポスト他人が勝手に出し入れできないか確認する。
インターネット工事が必要なのか、そもそも工事で使えるか不動産業者に確認する。
開け閉めはスムーズか確認する。
コンセント十分な数があるか、高さはおかしくないか
水道・シャワー許可をもらい水を出して、十分な量の水が出るか確認する。

4-8. 諸費用を不動産会社に確認する

内見時に不動産会社の人に、入居時と毎月、いくら必要なのか、その内訳は何なのかを確認しておきましょう。

不動産サイトや物件概要の情報は、必要な費用が省略されている恐れもあり、想定以上の費用を支払うことにつながります。

4-9. 事故物件でないかの確認もする

事故物件とは、事件や事故、自殺で人が亡くなった物件です。

この事故物件ですが、入居者に伝えるかに明確なルールはなく(法律の解釈が曖昧で)、教えてくれないケースがあります。

過去の事件などが気になってしまうという方は、申し込み前に「大島てる」という事故物件公示サイトで確認をしておくことがおすすめです。

4-10. いいと思った物件はすぐにでも申し込みを行う

賃貸は、決める人はすぐに決めるので、内見した家が、その日の夜に別の申し込み者が入ることは珍しくはありません。

多くの物件で先着順で優先されていくので、なるべく1日に内見をまとめて行い、いい物件があればその日のうちに申し込みを行いましょう。

譲れないポイントをいくつか決めておき、内見でクリアしていたら申し込みを行うのもおすすめです。

賃貸は契約書を書いて初めて契約成立です。

マナー違反ではありますが、仮押さえをして、同時進行で他の不動産会社で別の物件を探す…ということも可能です。

2LDKならではの注意点も考えよう

2LDKに決める方は、先ほどの2LDKならではの注意点はこの内見時に再度確認した上で契約するようにしましょう。

  • それぞれの部屋が狭いと感じないか
  • それぞれの部屋への導線は問題ないか
  • エアコンがついている部屋は問題ないか

5. まとめ

一人暮らしで2LDKはどうなのか解説してきましたがいかがでしたか?

2LDKは平均よりも圧倒的に広いですが、家賃が問題ないのであれば快適なことは間違い無いです。

ただし、このページで解説した注意点もしっかりと確認した上で部屋を決定しましょう。

また、広さ以外にも部屋探しで気をつけるべき点は複数あります。このページを参考に後悔のない部屋探しをしましょう。

まずは、SUUMO(https://suumo.jp/chintai/)で物件を探すところから始めましょう。

このページがあなたのお部屋探しのお役に立てることを心から祈っています。