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要注意!「Speed Wi-Fi HOME L02」を使うべきでない全理由

home l02

「Speed Wi-Fi HOME L02ってどうなの?」、「古い機種だけどまだ使える?」など、ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME L02」について気になっていませんか?

「Speed Wi-Fi HOME L02」は2019年製の端末で、WiMAXの全ての窓口で取り扱いが終了しています。

端末自体はメルカリなどで安く手に入るため、それを別で用意したSIMカードで使うことはできますが、ネットの質は期待できず、そこまでして使うのはおすすめしません。

このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、「Speed Wi-Fi HOME L02」を使うべきでない理由について、下記の流れで解説していきます。

全て読めば、なぜ「Speed Wi-Fi HOME L02」を使うべきでないのか、選ぶべきインターネットは何なのかがわかり、インターネットの契約で失敗しなくなるでしょう。

1.「Speed Wi-Fi HOME L02」を使うべきでない全理由

home l02

「Speed Wi-Fi HOME L02」は2019年に発売されたWiMAXのホームルーターですが、以下の理由から使うべきではありません。

  • 安く使える場合もあるが、ネットの質は期待できない
  • 自宅のインターネットは光回線がベスト
  • 工事不要にこだわるなら「ポケットWiFi」を選ぶべき

2024年現在、WiMAXの窓口ではどこも「Speed Wi-Fi HOME L02」の取扱いを終了しています。

一方、Amazonやメルカリで端末自体は手に入れることができるため、それに自分で用意したSIMカードを挿して使うことはできます。

l02とsim

端末はいくらで買える?

新品だと高くても13,000円程度、中古は3,000~4,000円で販売されています。

ただ、この方法には速度やつながりやすさの面でデメリットが大きく、そこまでして使うことはおすすめできません。

以下に使うべきでない理由を詳しく解説していきます。

理由①.安く使える場合もあるが、ネットの質は期待できない

以下の点で、「Speed Wi-Fi HOME L02」ならインターネットが安く使えると思った方もいるのではないでしょうか。

  • 中古が安く手に入る
  • SIMフリーの端末で、WiMAX以外の安いSIMでも使うことができる

SIMフリーとは

どこのキャリアのSIMカードでも使える状態のことを言います。

ホームルーターやスマホの端末は、ドコモやソフトバンクなど、特定のキャリアでしか使えない場合もありますが、WiMAXの端末はそういった縛りがありません。

実際以下のように、中古のホームルーターを、別に契約したSIMカードで使っている人の口コミは複数見られます。

口コミ・評判

@takasuuuzuuu
Rakuten UN-LIMIT ホームルーターで開通
 通信速度気にしないからコレでOK!
simだけ契約して、ホームルーターは中古を
引用:X

口コミ・評判

@4ba_tubu
メルカリにて、中古のsim刺さるホームルーター(1600円)を購入。
マイネオの1.5mbps使い放題のSIMを指す。
月1000円ちょいで常時ネット環境完成。
YouTubeなら見れるHD画質は無理やけど。
引用:X

ただ、この方法は、肝心のネットが満足に使えない可能性が高いです。

安いSIMにはそれなりのデメリットがある

「Speed Wi-Fi HOME L02」は販売が終了しており、SIMとセットでの提供がされていません。

そのためインターネットを使うには、データ通信ができるSIMの契約が別で必要です。

SIMだけを契約する場合の料金を、普通に新規でインターネットを契約した場合と比べると以下の通りで、安くなることは多いです。

実質月額料金
光回線・GMO光アクセス:マンション2,911円、戸建て4,243円
・ドコモ光:マンション2,871円、戸建て4,191円
ポケットWiFi・WiMAX「X12」:3,845円
・Y!mobile:5,097円
ホームルーター・WiMAX「L13」:3,845円
・ドコモ「home 5G」:4,425円
データ通信ができるSIMマイネオ2,029円
楽天モバイル3,278円
UQ WiMAX:4,568円
  • 実質月額料金:契約満期、時間がないものは、3年使った場合の端末代込みの平均月額
  • 光回線、ポケットWiFi、ホームルーターは、特に安い大手の商品をピックアップ
  • 全て月間のデータ容量は無制限

別途端末代はかかりますが、「Speed Wi-Fi HOME L02」は中古だと数千円で手に入るため、安いSIMを使えばトータルでコストを抑えられます。

ただ、安いSIMには以下のように何かしらデメリットがあり、新たに上記のような大手のインターネットを契約した場合に比べて、ネットの使い勝手は悪くなる可能性が高いです。

マイネオ格安SIMで回線が混みやすく、みんなが使う時間はネットが遅くなりやすい
・データ容量は無制限だが、下り最大1.5Mbpsの低速でしか使えない(画質を落とさないと動画視聴は厳しい)
楽天モバイル・障害物に弱い電波を使っている(室内で使うのには向かない)
・エリアによっては、月5GB以上使うと通信制限がかかる

「Speed Wi-Fi HOME L02」を安く使うには、こうしたSIMを使うしかありませんが、肝心のネットが遅い、つながらない、となっては元も子もありません。

そのため、安さだけを理由に「Speed Wi-Fi HOME L02」を使うことはおすすめできません。

UQ WiMAXのように、安定した通信が期待できる大手でもSIMだけの契約ができる場合もありますが、料金は高くなります。

■格安SIMとは

大手の回線の一部をレンタルすることで、安く使えるネットサービスを提供しているSIMのことを言います。

安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。

高速道路に例えると、以下の通りで、一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。

格安SIMの解説

実際、以下のように中古のホームルーターを格安SIMで使っていて、速度が出ないと感じている人の口コミもあります。

口コミ・評判

@yokokawa
モバイルルーターを毎回借りるのがもったいないと思ったのと、クライアント同時接続数確保を狙って、ホームルーターのL01というのを中古で購入した。
手元のドコモの格安SIMを突っ込んでみたらうまく動いたのでよかった。
7Mくらいしか速度が出ないけど大丈夫かな?
引用:X

せっかく契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いので利用はおすすめできません。

端末のスペックも低い

「Speed Wi-Fi HOME L02」は2019年製の古い端末で、現行機種に比べると、当然ですがスペックは落ちます。

WiMAXのホームルーターを、発売順に比較したのが以下の表です。

最大通信速度同時接続台数メーカー
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
(2021年11月発売)
下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
40台NECプラットフォームズ
(日本)
Speed Wi-Fi HOME 5G L11
(2021年6月発売)
下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
32台ZTEコーポレーション
(中国)
WiMAX HOME 02
(2020年1月発売)
下り:440Mbps
上り:75Mbps
20台NECプラットフォームズ
(日本)
Speed Wi-Fi HOME L02
(2019年1月発売)
下り:558Mbps
上り:30Mbps
42台ファーウェイ
(中国)
WiMAX HOME 01
(2018年12月発売)
下り:440Mbps
上り:75Mbps
22台NECプラットフォームズ
(日本)
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
(2017年2月発売)
下り:440Mbps
上り:75Mbps
42台ファーウェイ
(中国)
  • 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
  • 1Gbps=1,000Mbps

2020年までに発売された端末とは大きく変わらないものの、2021年発売の最新機種と比べると、最大通信速度が5分の1以下と、大きく劣っています。

この点でも、「Speed Wi-Fi HOME L02」は快適なネットの利用が期待できません。

また、製品から機密情報を抜き出す疑いで、アメリカなど、世界各国で利用に制限がかけられている、中国のファーウェイ製である点にも注意が必要です。

また、そもそもホームルーター自体が自宅のインターネットとしてはおすすめできません。

この結論は、最新のホームルーターを使った場合も変わりません。

詳しい内容を次の「理由②」で解説していきます。

理由②.自宅のインターネットは光回線がベスト

自宅のネットは、好きなだけ使えて、速度も安定した光回線をまずは検討すべき

自宅で使えるインターネットは、大きく以下2つに分かれますが、光回線を選ぶべきです。

光回線モバイル回線
(ホームルーター、ポケットWiFi)
光回線のイメージ図モバイル回線のイメージ図
光のケーブルで家までつながる電波で家までつながる
工事が必要工事が不要
料金相場:2,000~5,000円/月料金相場:3,000~5,000円/月

2つの大きな違いは「どうやって家までインターネットが届くか」です。

光回線は、光のケーブルでつながります。光より速いものはこの世にありませんから、速くて安定した通信ができます。

モバイル回線は、スマホのように電波で届く回線で、工事不要で使えますが、以下のデメリットがあります。

  • たくさん使うと速度制限がかかる
  • 通常時も速度が安定しにくい

「Speed Wi-Fi HOME L02」はホームルーターでモバイル回線にあたり、自宅のインターネットにはおすすめできません。

モバイル回線の2つのデメリットについて、それぞれ解説していきます。

デメリット①.たくさん使うと速度制限がかかる

モバイル回線はたくさん使うと、スマホのように速度制限がかかります。

以下のように、モバイル回線は、光回線よりも、データの通り道が限られていて、たくさん使う人がいるとすぐに渋滞します。

そのため、「使い放題」と宣伝されている無制限プランでも、使いすぎると速度制限がかかるようになっています。

制限がかかると、Webサイトもスムーズに見れなくなり、動画視聴やビデオ通話は難しくなります。

光回線は大容量通信をするために作られた回線で、モバイル回線だと制限のリスクが高い、以下のような使い方をしても、速度制限がかかりません。

  • 高画質の動画を観る
  • 家族二人以上でネットを使う
  • オンラインゲームをする
  • テレワークで平日も自宅でネットを使う

よって、大容量の通信を快適に行いたいなら、光回線を選ぶべきです。

デメリット②.通常時も速度が安定しにくい

モバイル回線は、「電波」でくる回線ですから、速度は電波状況によって変わり、速度制限にかかる前の通常時の速度も光回線より安定しにくいです。

他の電波と妨害しあったり、建物などの障害物に邪魔されるなどして、かなり遅くなることもあります。

ホームルーターの電波について

光回線はあなたの家まで光のケーブルでインターネットが来ますから、妨害されることなくより早い速度で安定しています。

光回線は邪魔されない

光より速いものはこの世にありませんから、超高速で安定したインターネットが使えます。

■光回線の工事は大したことない

光回線は工事が必要といっても大掛かりなものではありません。

作業はプロが全てやってくれるので、あなたは1~2時間立ち会うだけで終わります。

マンションの場合は、すでに回線が入っていて、そもそも工事がいらない物件も多いです。

以上を踏まえ、自宅で使うインターネットは、「Speed Wi-Fi HOME L02」のようなモバイル回線でなく、光回線をまずは検討すべきです。

2. 自宅のインターネットなら光回線!おすすめの光回線は?」で光回線を徹底的に比較していますが、最も優れた光回線はGMO光アクセス(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)です。

理由③.工事不要にこだわるなら「ポケットWiFi」を選ぶべき

ホームルーターは持ち運べない分損するだけ

自宅で使うインターネットは光回線がベストですが、以下に当てはまる方で、工事不要にメリットを感じてホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME L02」が気になったという人もいるはずです。

  • 光回線が使えない物件に住んでいる
  • どうしても工事ができない、待てない事情がある

ただ、そういった方には、変わらないスペックで、持ち運びもできるポケットWiFiの利用をおすすめします。

ポケットWi-Fiとは

ポケットWi-Fiとは、持ち運び可能なホームルーターのイメージです。

ホームルーターと同じモバイル回線にあたり、電波でインターネットを受け取り、Wi-Fiを出してくれますが、端末を持ち運べるのが特長です。

ポケットWi-Fiの仕組み

そのため、自宅だけでなくカフェや公園などに端末を持っていけばどこでも使えるようになります。

たくさんの場所で使える

持ち運べる分、速度が遅いのでは?

そんなことはありません。

ポケットWi-Fiはホームルーターと同じ回線を使っていて、端末のスペックにも大きな差はありません。

価格も変わらないことから、持ち運べない分、ホームルーターは損するサービスです。

以下のようにポケットWi-Fiと比較すると、ホームルーターのデメリットは明確で、速度・値段はほぼ変わらないのに、使える場所が「家だけ」になってしまいます。

ポケットWi-Fiホームルーター
速度
そこそこ速い
(電波で届く)

そこそこ速い
(電波で届く)
月額料金
3,000~5,000円

3,000~5,000円
データ容量
使いすぎると制限

使いすぎると制限
工事
不要

不要
使える場所
エリア内なら家でも外でも

家でだけ

そのため、工事ができず、ホームルーターを使おうとしている方は、ポケットWiFiを選びましょう。

3. 工事不要ならポケットWi-Fi!おすすめのポケットWi-Fiは?」でポケットWi-Fiを徹底的に比較していますが、おすすめなのはWiMAXの「X12」(https://gmobb.jp/)です。

2.自宅のインターネットなら光回線!おすすめの光回線は?

光回線を100社以上比較しましたが、選ぶべき光回線はGMO光アクセス(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)でした。

GMO光アクセスは下記のように、実質月額料金が極めて低く、NTTの回線を使うので、ほとんどのエリア・物件で使えます。

下記は100社から選んだ主要な光回線の比較ですが、迷った場合はGMO光アクセスを選ぶようにしましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 実質月額料金利用回線スマホセット割
一戸建てマンション
とくとくBB光4,243円2,911円◎NTT回線-
ドコモ光5,024円3,704円◎NTT回線ドコモ
ahamo光4,671円3,351円◎NTT回線-
auひかり3,118円983円◯KDDI回線au/UQモバイル
auひかりちゅら4,444円2,987円△沖縄セルラー回線au/UQモバイル
ソフトバンク光4,741円3,201円◎NTT回線ソフトバンク/Y!mobile
NURO光3,625円2,648円◯Sonet回線ソフトバンク
コミュファ光2,785円1,955円△CTC回線au/UQモバイル
@TCOMヒカリ4,362円2,932円◎NTT回線au/UQモバイル
So-net光6,148円5,459円◎NTT回線au/UQモバイル
ビッグローブ光4,352円3,252円◎NTT回線au/UQモバイル
eo光4,561円4,080円△オプテージ回線au/UQモバイル
@nifty光4,844円3,538円◎NTT回線au/UQモバイル
DTI光5,073円3,854円◎NTT回線au
Asahinet光4,928円3,333円◎NTT回線au
楽天ひかり5,896円4,708円◎NTT回線-
メガエッグ4,524円3,635円△エネコム回線au/UQモバイル
BBIQ4,202円4,876円△QTnet回線au/UQモバイル
J:COMネット4,590円3,476円◯J:COM回線au/UQモバイル
IIJmioひかり5,240円4,140円◎NTT回線 IIJmio
エキサイト光5,243円4,367円◎NTT回線-
exiteMEC光4,854円3,743円◎NTT回線-
SIS光5,678円4,478円◎NTT回線-
ビック光5,240円4,140円◎NTT回線BIC SIM/IIJmio
hi-hoひかり5,748円4,400円◎NTT回線hi-hoLTE(D)
ピカラ光3,702円2,543円△STnet回線au/UQモバイル
フレッツ光6,992円5,639円◎NTT回線-
OCN光
※新規受付終了
6,310円4,594円◎NTT回線OCNモバイルONE
ぷらら光
※新規受付終了
5,830円4,648円◎NTT回線-
  • 契約満期まで利用する場合の(総費用-キャッシュバック)÷利用月。契約期間がないものは一戸建て3年、マンション2年利用する場合を想定
  • 一戸建てタイプは下り1Gbps未満のプランは対象外
  • マンションの設備や大きさで料金が変わり、選べないものは、最も高いプラン(auひかりのミニギガは除く)。選べる場合、下り100Mbps未満のプランは対象外
  • 回線種別:◎多くのエリア、物件で使えるNTT回線/◯一部のエリア、物件で使える独自回線/△地域限定の独自回線
  • フレッツ光の料金は、東日本でプロバイダに「ビッグローブ」を選んだ場合のもの

おすすめの光回線は「GMO光アクセス」

以上のように比較すると、選ぶべきなのはGMO光アクセスです。

gmo光アクセス

GMO光アクセスは、上場企業「GMOインターネット」が、NTTの回線を使って提供する光回線です。

多くのエリア・マンションで利用可能で、下記のキャンペーンを行っているため、戸建て・マンションどちらも料金が安いです。

  • 全員に20,000円キャッシュバック(乗り換えの場合は他社の違約金最大60,000円)
  • 新規工事費が実質無料

オプションなしで高額キャッシュバックが受け取れるため、申し込みは以下の公式キャンペーンページから行いましょう。

「GMO光アクセス」公式ページ

https://gmobb.jp/lp/gmohikari/

※ページによってキャッシュバックが減ったり、月額が上がることがあるため、必ず上記ページから申し込みをしましょう。

最大の強みは月額の安さ

キャッシュバックなどキャンペーンも優れていますが、GMO光アクセスは、シンプルに月額が他社より安い強みがあります。

同じNTT回線を使った他社と月額を比べると以下の通りで、戸建て・マンション共にかなり安いです。

月額
一戸建てマンション
GMO光アクセス4,818円3,773円
ドコモ光5,720円4,400円
ソフトバンク光5,720円4,180円
楽天ひかり
5,280円4,180円
ビッグローブ光5,478円4,378円

中には40,000~50,000円と、より高いキャッシュバックがもらえる回線もあります。

しかし、この比較を踏まえると、長く使うには、毎月の料金が安いGMO光アクセスの方が確実にお得になります。

これらは全て同じNTT回線を使うため、どれを選んでも速度など回線品質は大きく変わりません。

一部の人は、さらに料金を削れる可能性あり

下記の光回線は、使えるエリアや建物が限られますが、GMO光アクセスより安く使えます。

  • auひかり
  • NURO光
  • コミュファ光(東海、長野限定)

ただ、いずれもNTT回線を使うGMO光アクセスとは違い、使えるエリアかなり限られています。

auひかり・NURO光は比較的対象エリアが広いですが、エリア内でも、マンションだとNTT回線と比べて対応物件は少ないです。

実際以下のように、人口が多い街でも使えない物件の方が多い状態です。

住所対応マンション数
auひかりNURO光NTT回線の光回線
東京都中央区八丁堀12件3件336件
東京都豊島区駒込49件20件371件
東京都中央区日本橋馬喰町5件5件83件
東京都品川区大崎28件30件374件
大阪府大阪市北区中津36件17件170件
大阪府大阪市北区天神橋42件18件380件
福岡県福岡市博多区博多駅南99件35件366件
北海道札幌市中央区南六条西48件6件410件
愛知県名古屋市中区栄86件24件298件
  • それぞれのサービスの対応物件検索サイトで確認できたマンション数
  • NURO光はマンションプランが利用可能なマンション数(それ以外のマンションは戸建てプランで対応)

そのため、申し込みをしても使えないことがあります。

使えない場合は、申し込み時に教えてもらえ、その場合費用は一切かからないので、この確認の手間が嫌でない方は、これらの回線を使いましょう。

光回線は、工事を終えるまでは契約にならず、申し込みをして使えない場合も、費用は全くかかりません。

戸建ての場合:まずは「コミュファ光」を検討する

戸建てだと、コミュファ光(https://aun-company.com/commufa/)が、極めて安くなります。

ただ、コミュファ光は「静岡、愛知、岐阜、三重、長野」の5県でしか使えないため、該当の方のみ検討しましょう。

その他の方は、次に安い以下の回線に申し込み、使えるか確認してみましょう。

これらの対応エリアは、以下の通りです。

対応エリア
auひかり(戸建てプラン)北海道東北(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)、関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)、中部(富山、石川、福井、新潟、長野、山梨)、中国(山口、島根、鳥取、広島、岡山)、四国(愛媛、香川、高知、徳島)、九州(佐賀、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島)
NURO光北海道関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)、中部(愛知・静岡・岐阜・三重)、関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良)、中国(広島・岡山)、九州(福岡・佐賀)

マンションの場合:まずは「auひかり」が使えるか試す

マンションの場合、料金が最安のauひかり(https://gmobb.jp/lp/auhikari_cashback/)を使うべきです。

一方、auひかりはマンションの設備などによって10以上のタイプに分かれ、料金が変わりますが、「ミニギガ」タイプだけ、GMO光アクセスより高くなります。

よって、以下のページでエリア検索し、自分の住む物件が「ミニギガ」と表示された方には、対応していてもauひかりはおすすめはできません。

そして、auひかりが使えなかった方は、次に安くなる以下の回線を検討しましょう。

対応エリア
NURO光北海道関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)、中部(愛知・静岡・岐阜・三重)、関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良)、中国(広島・岡山)、九州(福岡・佐賀)
コミュファ光静岡・愛知・岐阜・三重・長野

いずれも対象のエリアや物件が限られるため、以下のページから申し込み、自分のマンションで使えるか判定してみましょう。

・NURO光:https://www.nuro.jp/formansion/pr/
・コミュファ光:https://aun-company.com/commufa/
※公式の「集合住宅検索」から対応物件かの確認も可能

マンションの場合、物件に設備がなくても、「戸建てプランなら使える」と案内される場合があります。

しかし、戸建てプランは割高で、GMO光アクセスより高くなるためおすすめしません。

「スマホに合わせて選ぶ」は古い!

また、以前まで光回線はスマートホンとセット割することで大幅に値引きを受けられたため、スマホに合わせて選ぶべきでしたが、今は違います。

2024年現在、主流の下記の大手キャリア格安プランは、光回線とセットにしても割引は受けられません。

  • ahamo(ドコモの格安プラン)
  • povo(auの格安プラン)
  • LINEMO(ソフトバンクの格安プラン)

上記の格安プランが出たことで、光回線はセット割りではなく、「単体で安いものを選ぶ」ことがベストになりました。

今はソフトバンク(格安ではないプラン)を使っている方も、使い続ける前提でソフトバンク光を選んでしまうと危険です。

スマホだけ安いプラン(LINEMOなど)に変えると、セット割が消え、高い光回線のプランだけが残ることになるためです。

そのため、「あと2~3年は今のスマホから切り替えは考えていない」という方以外はスマホと切り離して考えるべきです。

どうしてもスマホとセットで選びたい場合

大手キャリアの今までの高いプランを3年は使い続ける、という方のみ下記のようにスマホとセット割りができる回線を選びましょう。

スマホ1台あたり500~1000円安くなるため、大手の高いスマホのプランの負担も減らせます。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

使っているスマホセット割の推奨回線
ドコモ・ドコモ光(https://gmobb.jp/lp/docomohikari_gentei/)一択
au・使えるならauひかり(https://gmobb.jp/lp/auhikari_cashback/)、コミュファ光(https://aun-company.com/commufa/
・上記が使えない場合は、@TCOMヒカリ(https://www.t-com.ne.jp/promo/tcomhikari/)を選ぶ
ソフトバンク・使えるならNURO光(https://www.nuro.jp/
・NURO光が使えない場合はソフトバンク光(https://gmobb.jp/lp/softbankhikari/

まとめ:選ぶべき光回線

ここまでをまとめると、選ぶべき光回線はGMO光アクセス(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)で、安く、広いエリアのたくさんの物件で使うことができます。

また、下記の場合は別の光回線を選ぶことで、より安く使える可能性があります。

①一手間かけて安くしたい方

下記の光回線を使うべきです。申し込めば対象エリアかどうか教えてもらえ、対象外であれば料金はかかりません。

②大手のスマホから乗り換える予定がない方

大手の高いプランを使い続ける方のみ、以下のセット割りができる回線を選んでいきましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

使っているスマホセット割の推奨回線
ドコモ・ドコモ光(https://gmobb.jp/lp/docomohikari_gentei/)一択
au・使えるならauひかり(https://gmobb.jp/lp/auhikari_cashback/)、コミュファ光(https://aun-company.com/commufa/
・上記が使えない場合は、@TCOMヒカリ(https://www.t-com.ne.jp/promo/tcomhikari/)を選ぶ
ソフトバンク・使えるならNURO光(https://www.nuro.jp/
・NURO光が使えない場合はソフトバンク光(https://gmobb.jp/lp/softbankhikari/

Q. Wi-Fiルーターはどうすればいい?

これまで紹介してきた光回線については、以下の方法でWi-Fiルーターが手に入るため、自分で探して用意する必要はありません。

GMO光アクセス申し込み窓口のキャンペーンで無料でレンタルできる
auひかり申し込み窓口のキャンペーンで無料でもらえる
コミュファ光ルーター機能のある機器が無料レンタルできる
NURO光ルーター機能のある機器が無料レンタルできる
ドコモ光申し込み窓口のキャンペーンで無料でレンタルできる
@TCOMヒカリ月220円でレンタルできる
ソフトバンク光・スマホとセットで使う場合は加入必須のオプションでついてくる
申し込み窓口によってはキャンペーンで無料でもらえる

中には有料のものもありますが、そういった場合はAmazonや楽天で5,000円前後から購入できる市販のものを使う方法もあります。

申し込み時の注意点:

光回線には複数の申し込み窓口がありますが、窓口によって実質月額料金が変わることがほとんどです。

主要な申し込みページを全て比較し、それぞれの回線で最もベストなページを選んで掲載していますが、比較の内容が気になる方は、「光回線100社を比較!2024年最もおすすめの回線と失敗しないための選び方」をご確認ください。

3. 工事不要ならポケットWi-Fi!おすすめのポケットWi-Fiは?

工事ができない事情がある方、工事できない方は、ホームルーターではなく「ポケットWi-Fi」を選ぶべきです。

ポケットWi-Fiは、多くの人が使っていて、20以上の会社がサービスを出しています。

ただ、徹底的に比較したところ、WiMAXの「X12」というポケットWi-Fiを、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)で契約するのがおすすめです。

3-1. ポケットWi-Fiは「WiMAX」が最も優れている

ポケットWi-Fiは、以下の4つの理由で「WiMAX」が一番優れているので、ポケットWi-Fiの中であれば、WiMAXを選びましょう。

  • 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
  • データ容量:無制限で使えるプランがある
  • 端末スペック:5G対応で速度が出やすい
  • 実質月額料金:1ヶ月あたりの支払い金額が安い

全27社のポケットWi-Fiを比較した結果、下記のようにWiMAXが全ての面で優れているといえます。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 回線の質データ容量
(最大プラン)
端末スペック実質月額料金
WiMAX
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)

3,845円
ドコモ
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
10,004円
au
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
5,934円
ソフトバンク
自社アンテナ

50GB

高い
(5G対応)
×
6.030円
Y!mobile
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
5,097円
楽天モバイル
自社アンテナ

実質無制限

低い

3,278円
mineo×
格安SIM

実質無制限

低い

2,447円
エキサイトモバイル×
格安SIM

実質無制限

低い

4,226円
QTモバイル×
格安SIM

30GB

低い

3,219円
イオンモバイル×
格安SIM

200GB

低い
×
11,999円
どこよりもWiFi×
格安SIM

月100GB

低い

3,432円
FUJI WiFi×
クラウドSIM

1日10GB

低い
×
5,155円
限界突破WiFi×
クラウドSIM

実質無制限

低い

4,400円
クイックWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,200円
Chat WiFi×
クラウドSIM

200GB

低い

4,986円
THE WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,200円
MUGEN WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,432円
クラウドWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,810円
ExWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,845円
ギガWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

2,822円
ゼウスWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,221円
AiR-WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,499円
それがだいじWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,399円
MONSTER MOBILE×
クラウドSIM

100GB

低い
◎ 
3,080円
縛りなしWiFi×
クラウドSIM

90GB

低い

4,788円
hi-ho lets WiFi×
クラウドSIM

1日7GB

低い

4,857円
ギガゴリWiFi
※新規受付終了
×
クラウドSIM

200GB

低い
×
6,177円
  • 実質月額料金:キャッシュバックや割引の特典を使い、契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
  • 契約期間ありなしで選べる場合は、月額が安い契約期間ありのプランで使った場合
  • 端末+SIM、SIMのみで選べる場合は、端末+SIMの契約をした場合

ただ、WiMAXにはプランや窓口が複数あり、どれを選ぶかによって使える端末のスペックや支払う金額が大きく変わります。

中でも、申し込み窓口は、どこを選ぶかによって支払う金額が3年間で30,000円以上変わることもあるため、注意が必要です。

上記の詳しい比較の背景、詳細な評価までを知りたい方は「27社を徹底比較!おすすめのポケットWi-Fiと最安で契約する全手順」の記事を確認してください。

3-2.プランは「5Gプラン」一択

WiMAXの新規契約で選べるプランは、月間のデータ容量無制限で、5G対応機種が使える「5Gプラン」だけです。

以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2024年現在、旧プランは全ての窓口で受付を終了しています。

5Gプラン(ギガ放題プラス)・WiMAXとauの4G、5G回線が使える
・月間のデータ容量無制限

・通信制限の具体的なルールはなし
旧プラン(ギガ放題)・WiMAXとauの4G回線が使える
・月間のデータ容量は無制限、もしくは7GB

・3日で10GB以上使うと、通信制限がかかる

5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。

しかし、どれも利用回線、データ容量、制限のルールは上記の通りで、共通しています。

旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ

現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。

  • 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
  • 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
  • 「3日で10GBまで」という通信制限のルールから解放される

旧プランの解約で解約金がかかる場合も、次から紹介するGMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。

3-3. 端末は通信速度が最速の「X12」を選ぶ

WiMAXの端末は、通信速度が歴代最速の最新機種「X12」を選んでおきましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

X12X11SCR01
x12x11SCR01
発売日2023年6月2021年11月2021年4月
最大通信速度下り:3.9Gbps
上り:183Mbps
下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
下り:2.2Gbps
上り:183Mbps
同時接続台数16台16台10台
バッテリー持ち約9時間約8時間約16時間半
サイズ縦68×幅136×厚さ14.8mm縦68×幅136×厚さ14.8mm縦76×幅147×厚さ10.9mm
重さ174g174g203g
メーカーNECプラットフォームズ
(日本)
NECプラットフォームズ
(日本)
サムスン
(韓国)
  • 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
  • 1Gbps=1,000Mbps
  • 全て5G対応端末

一部の窓口では、旧機種も申し込みできますが、速度は落ちますし、その分目立って安くなることもありません。

旧機種を選ぶメリットは一つもないため、シンプルに通信速度が最速で、日本製の最新機種「X12」を選んでおきましょう。

3-4. ベストな申し込み窓口は「GMOとくとくBB」

WiMAXを最もお得に使うためには、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)からの申し込みがベストです。

なぜなら以下のように、WiMAXの申し込み窓口全24社を比較すると、最新機種を使った場合の5Gプランの料金が最安になるからです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

申込み窓口実質月額料金
(5Gプラン)
契約満期キャッシュバック
(新規申し込み)
GMOとくとくBB3,845円なし34,500円
ゼウス4,166円25ヶ月27,720円
BIGLOBE4,233円なし11,500円
カシモ4,315円なし18,000円
ASAHI net4,476円なし-
DTI4,623円なし-
ビジョン4,674円25ヶ月-
ヨドバシカメラ4,677円なし-
Broad4,687円なし-
BIC4,795円なし-
Free Max4,892円なし-
シンプルWiFi4,932円なし-
J:COM4,976円なし-
5G CONNECT5,372円なし-
Tikiモバイル5,480円なし-
スマモバ5,501円なし-
UQ5,565円なし-
YAMADA air mobile5,565円なし-
KT5,565円なし-
エディオン5,565円なし-
DIS mobile5,565円なし-
EX4,698円
(旧機種のみ)
37ヶ月-
hi-ho5,082円
(旧機種のみ)
25ヶ月-
So-net受付停止中なし-
  • 実質月額料金:キャッシュバックや割引を適用し、契約満期まで(期間がないものは36ヶ月)使った場合の初期費用・端末代込みの平均月額
  • 2ヶ月以上契約更新月があるものは最短で解約した場合で計算
  • 端末は最新機種「X12」を使った場合

GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダで、下記の理由で、最もキャンペーン内容が優れています。

  • 店舗を持たず、人件費や場所代などのコストを抑え、その分還元してくれる
  • WiMAXをたくさん売ってもらったボーナスを利用者に還元してくれる

ポケットWi-Fiを選ぶ場合は、最も優れた「WiMAX」を最安の「GMOとくとくBB」で申し込みましょう。

GMOとくとくBB公式ページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記の公式キャンペーンページから申し込みを行いましょう。

乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも

現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。

新規申し込みのキャッシュバックと重ねて、他社の解約金を最大40,000円まで補助してもらえます。

よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、申し込み完了メールに記載のフォームから別途申請手続きが必要です。

4.まとめ

「Speed Wi-Fi HOME L02」をおすすめしない理由について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「Speed Wi-Fi HOME L02」はWiMAXの全ての窓口で取り扱いを終了していて、以下三つの理由から、使うべきではありません

  • 安く使える場合もあるが、ネットの質は期待できない
  • 自宅のインターネットは光回線がベスト
  • 工事不要にこだわるなら「ポケットWi-Fi」を選ぶべき

容量、速度に悩みたくなければ、必ず光回線を選ぶべきで、光回線であればGMO光アクセス(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)がおすすめです。

また、どうしても工事ができない理由がある方は、外でも使えるポケットWi-Fiの、WiMAX「X12」(https://gmobb.jp/)を検討するようにしましょう。

このページがあなたの快適なインターネットの利用のお役に立てることを心から祈っています。