危険!全26社を比較してわかったDriveWiMAXをおすすめしない全理由

「DriveWiMAXってどうなの?」、「他のWiMAXとの違いや料金が知りたい」などDriveWiMAXについて気になっていませんか?

結論から言うと、DriveWiMAXは、最新機種が使える5Gプランが無いため、おすすめできません。

このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、DriveWiMAXのサービス内容や他の窓口と比較し使うべきなのか?を下記の流れで解説していきます。

  1. DriveWiMAXは使うべき?全26社を比較!
  2. GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
  3. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|28社を徹底比較
  4. DriveWiMAXのQ&A

全て読めばDriveWiMAXはWiMAXの中でどうなのか、なぜおすすめできないのか、あなたが本当に選ぶべきWiMAXの窓口と契約方法はどれかがわかります。

DriveWiMAX公式ページ:http://drive-net.jp/individual/mobile/

1.DriveWiMAXは使うべき?全26社を比較!

DriveWiMAXはフレッツ光のプロバイダ事業なども行っている㈱Twelveが提供しているWiMAXです。

WiMAXはDriveWiMAXを含めて全26社が提供していますが、DriveWiMAXは、そのほとんどで用意されている、高速通信が可能な5Gプランがないため、おすすめできません。

WiMAXは、以下のメリットが大きい5Gプランで使うべきです。

  • 次世代の通信規格「5G」に対応
  • 最大通信速度が史上最速の、WiMAXの最新機種が使える

WiMAXを使うなら「GMOとくとくBB」がベスト

どのWiMAXを使うか迷った場合は、「GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)」のWiMAXを選んでおけば間違いありません。

なぜなら、「GMOとくとくBB」はWiMAXの5Gプランが使えて、その料金が全窓口で最安になるからです。

1-1.DriveWiMAXを使うべきでない理由:5Gプランがない

WiMAXで選べるプランには以下二つがありますが、DriveWiMAXでは「ギガ放題」プランしか用意されていません。

  • ギガ放題プラス(5Gプラン):WiMAXとauの4G、5G回線が使える
  • ギガ放題:WiMAXとauの4G回線が使える

「ギガ放題」プランは5Gが使えず、以下のように使える端末の最大通信速度も6分の1以下と、大きく落ちるため、おすすめできません。

使える端末最大通信速度(下り)
ギガ放題プラス
(5Gプラン)
x11X11
(5G対応の最新機種)
2,700Mbps
ギガ放題WX06WX06
(2020年までに出た古い機種)
440Mbps
  • 下り=ダウンロード(WEBサイトの閲覧や動画視聴)、上り=アップロード(メールの送信や動画の投稿)

また、以下の公式発表にある通り、「ギガ放題」プランでメインで使う回線(WiMAX2+)のスピードは、2022年12月以降、順次半減することになっています。

周波数帯の有効活用によって一層快適な高速通信サービスをお客さまに提供するため、周波数の一部を5Gサービスに切り替えます。

そのため、東名阪の主要都市部の一部地域から、従来のWiMAX 2+による4G通信時の最大速度が440Mbpsから220Mbpsに順次変更となります。

引用:UQコミュニケーションズ「ニュースリリース」

5Gプランだと上記の回線だけでなく、auの4G、5G回線もメインで使えるため、今後も変わらず使い続けることができます。

そのため、WiMAXは、長く快適にネットが使える5Gプランを選ぶべきであり、「ギガ放題」プランしか選べないDriveWiMAXはおすすめできません。

5Gプランは料金が高くなるのでは?

そんなことはありません。

DriveWiMAXのWiMAXと、5Gプランが使えるWiMAXの料金を比べると以下の通りで、5Gプランの方がむしろ安くなります。

実質月額料金
DriveWiMAX(ギガ放題)4,846円
GMOとくとくBB(5Gプラン)3,598円
ゼウス(5Gプラン)3,686円
カシモ(5Gプラン)3,971円
  • 実質月額料金:キャンペーンを使って契約満期まで使った場合の端末代込みの平均月額

そのため、料金の面でも、DriveWiMAXを使うメリットはありません。

1-2.5Gプランは「GMOとくとくBB」から申し込むのがベスト

GMOとくとくBBならWiMAXの5Gプランが全窓口で最安で使える

WiMAXの申し込み窓口は複数ありますが、窓口ごとに月額やキャンペーンが違い、かかる費用が変わってきます。

WiMAXは5Gプランで使うべきですが、その実質月額料金を、WiMAXの申し込み窓口全26社で比べると以下の通りで、「GMOとくとくBB」が最安になります。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

申込み窓口実質月額料金
(5Gプラン)
契約満期キャッシュバック
GMOとくとくBB3,598円26ヶ月23,000円
ゼウス3,686円37ヶ月21,780円
5G CONNECT3,768円25ヶ月
カシモ3,971円なし15,000円
BIGLOBE4,104円なし10,000円
DTI4,328円26ヶ月21,780円
Broad4,371円26ヶ月5,000円
シンプルWiFi4,382円なし
ASAHI net4,434円なし
ヨドバシカメラ4,476円なし
BIC4,568円なし
EX4,698円37ヶ月
J:COM4,710円なし
UQ4,733円なし
ビジョン4,746円なし5,000円
Tikiモバイル4,858円なし
hi-ho5,060円25ヶ月
スマモバ5,153円なし
DIS mobile5,173円なし
YAMADA air mobile5,173円なし
KT5,173円なし
エディオン5,173円なし
So-net5,509円なし
KIWI(5Gプランなし)4,637円(旧プラン)38ヶ月
PCデポ(5Gプランなし)4,803円(旧プラン)37ヶ月
Drive(5Gプランなし)4,846円(旧プラン)37ヶ月
  • 契約満期までの実質料金(月額基本料金+端末代+初期費用-キャッシュバック)
  • 契約満期の月末解約、2ヶ月以上更新月があるものは最短月での解約で計算
  • 契約満期がない、もしくは1年未満のサービスは36ヶ月利用時の1ヶ月あたりの実質料金
  • オプション加入がキャンペーンの条件の場合、最短解約の場合で計算

そのため、どのWiMAXを使うかで迷ったら、「GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)」を選んでおけば間違いありません。

DriveWiMAXは5Gプランが使えない上、料金も「GMOとくとくBB」の5Gプランより高くなるためおすすめしません。

実質月額料金とは

1ヶ月あたりに支払う金額で、WiMAXはこの実質月額料金で比較すべきです。

WiMAXは申し込み窓口によって、「毎月の料金」「キャンペーン金額(キャッシュバック金額)」が違うので、全てをトータルした「実質月額料金」で比較しないと最安の窓口がわかりません。

実質月額料金の算出

上記の表はこの実質月額料金で比較したものです。

申し込み窓口(プロバイダ)によって通信品質は変わらないのか

プランが同じであれば、一切変わりません。

光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。

プロバイダの役割

ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも、使うプランが同じなら、通信品質に差はつきません。

WiMAXは5Gプランが多くの窓口で選べるようになっていますが、料金が変わるだけなので、シンプルに最安のGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶのがベストと言えます。

1-3.DriveWiMAXの評価まとめ

DriveWiMAXは5Gプランが選べず、使えるネットのレベルが、5Gプランがある他の窓口に比べてかなり落ちるためおすすめできません。

WiMAXは5Gプランで使うべきですが、プランが同じなら通信品質はどの窓口も一切変わりません。

そのため、WiMAXは、5Gプランが使えて、なおかつその料金が最安になる窓口を選ぶべきです。

5Gプランの最安は「GMOとくとくBB」

GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。

下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が最安になります。

  • 23,000円キャッシュバック
  • 月額大幅割引

キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。

■乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも

現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。

新規申込のものと併用はできませんが、利用中のネットの解約費用によって、以下のキャッシュバックがもらえます。

解約にかかる費用の合計
(解約金、撤去費用、端末代残債)
キャッシュバック
20,000円以上40,000円
20,000円未満23,000円
  • 通常の新規申込は一律23,000円キャッシュバック

よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、専用窓口(0570-045-109)に電話で特典の申し込みが必要

「GMOとくとくBB」は最新機種が最安で使える

GMOとくとくBBの公式キャンペーンページからWiMAXを申し込むと、最新機種の「X11」を最安で使うことができます。

WiMAXを5Gプランで使う場合、一世代前の「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」も選べる場合がありますが、以下のように最大通信速度が落ちるためおすすめしません。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

X11
Galaxy 5G
mobile Wi-Fi

x11SCR01
発売日2021年11月2021年4月
最大通信速度下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
下り:2.2Gbps
上り:183Mbps
同時接続台数16台10台
バッテリー持ち約8時間約16時間半
サイズ縦68×幅136×厚さ14.8mm縦76×幅147×厚さ10.9mm
重さ174g203g
メーカーNECプラットフォームズ
(日本)
サムスン
(韓国)
  • 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
  • 1Gbps=1,000Mbps

「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」の方がバッテリーは持ちますが、スマホのように毎日充電して使えば、特に差を感じることはないはずです。

WiMAXの端末は、通信速度が過去最速で、日本製の最新機種「X11」を選んでおけば間違いありません。

「GMOとくとくBB」はなぜ安い?

GMOとくとくBBが最も安いのは、以下の2つの理由です。

  • 店舗を持たず、人件費や場所代を削っている
  • WiMAXからもらえる販売報奨金の一部を還元してくれる

まず、店舗で丁寧に説明するわけではないので、人件費や場所代を削減できます。

また、WiMAXのプロバイダの中でも最大手で、WiMAXからたくさんのお金をもらっていますが、それをキャッシュバックなどにして還元してくれます。

そのため、WiMAXはGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)で契約するのが最安です。

2.GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと

GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うには、以下2点を忘れずに行う必要があります。

  • 無料期間中に有料オプションを解約する
  • キャッシュバックを確実に受け取る

やること自体は簡単ですが、注意点もあるため、それぞれ解説していきます。

2-1.無料期間中に有料オプションを解約する

GMOとくとくBBでは申し込み時に以下のオプション加入が必須となります。

  • 安心サポート(端末故障時の保証)
  • WiFi接続オプション(カフェや駅などで無料のWiFiが使える)

最初の2ヶ月は無料ですが、それ以降は有料になってしまうため、無料期間中に必ず解約を行いましょう。

解約手続きは、利用開始の翌月には、「BBnavi(https://navi.gmobb.jp/bb/)」というGMOとくとくBBのマイページから簡単にできるようになります。

2-2.キャッシュバックを確実に受け取る

GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。

  • 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
  • そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する

やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、確認を忘れると受け取りができなくなるため注意が必要です

以上2つを忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。

  • スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「2ヶ月目のオプション解約」、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
  • ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く紙を保管しておく)

3. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|28社を徹底比較

最近は〇〇Wi-Fiという名前でたくさんの会社がポケットWiFiを出していて、本当にWiMAXでいいのか悩んでいる方もいるかもしれません。

ただ、結論、WiMAXが最も良いポケットWiFiで間違いありません。

これは、全28社のポケットWi-Fiを下記のように比較した結果です。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 回線の質データ容量エリア実質月額料金
WiMAX
自社アンテナ

実質無制限

全国

3,598円
ドコモ
自社アンテナ

実質無制限

全国
×
10,004円
au
自社アンテナ

実質無制限

全国
×
5,073円
ソフトバンク
自社アンテナ

50GB

全国
×
6.030円
楽天モバイル
自社アンテナ

実質無制限

全国(制約あり)

3,400円
Y!mobile
自社アンテナ

実質無制限

全国(制約あり)
×
5,097円
mineo×
格安SIM

実質無制限

全国

2,447円
エキサイトモバイル×
格安SIM

実質無制限

全国

4,226円
QTモバイル×
格安SIM

30GB

全国

3,402円
イオンモバイル×
格安SIM

50GB

全国
×
6,621円
FUJI WiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,755円
どこよりもWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,332円
限界突破WiFi×
クラウドSIM

実質無制限

全国

4,400円
クイックWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,537円
Chat WiFi×
クラウドSIM

200GB

全国
×
4,986円
THE WiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,348円
MUGEN WiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,450円
クラウドWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,810円
ExWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,845円
ギガWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

2,822円
ゼウスWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,221円
AiR-WiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,532円
それがだいじWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国

3,399円
地球WiFi×
クラウドSIM

1日3GB

全国

3,221円
MONSTER MOBILE×
クラウドSIM

100GB

全国
◎ 
3,080円
縛りなしWiFi×
クラウドSIM

90GB

全国
×
4,910円
hi-ho lets WiFi×
クラウドSIM

1日4GB

全国
◎ 
3,320円
ギガゴリWiFi×
クラウドSIM

100GB

全国
◎ 
3,907円
  • データ容量:大容量プランで使った場合(月の容量が100~300GBで選べる場合は100GB。100GB以上がない場合は最大容量。)
  • 実質月額料金:契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
  • 端末が選べる場合は、最新のものを使った場合の料金

WiMAXは、以下の4つの点で最も優れたポケットWi-Fiです。

  • 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
  • データ容量:無制限で使える
  • エリア:全国で対応していて、エリアの制約もない
  • 実質月額料金:いいサービスを安く使える

それぞれの背景や理由について解説をしていきます。

3-1. 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる

WiMAXは自社のアンテナで、安定した通信ができる

ポケットWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。

なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。

以下の2つの仕組みのポケットWi-Fiはアンテナを持っておらず、自社のアンテナを使うポケットWiFiには回線の質が劣ります。

  • 格安SIM
  • クラウドSIM

それぞれ簡単な仕組みとおすすめできない理由を解説しますが、快適な通信をするために、WiMAXのような自社アンテナで運営されるポケットWi-Fiを選びましょう。

格安SIMの仕組みとおすすめしない理由

「イオンモバイル」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。

安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。

高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。

格安SIMの解説

実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。

口コミ・評判

@mura_foto
格安SIMの回線が遅過ぎてtwitterの画像と動画ほとんど見られない、、 アイコンとかも表示に時間がかかる。 コレ変えた方がいいな。。
引用:Twitter

口コミ・評判

@uroco_X
格安SIM、読み込み遅すぎてちょっと嫌になってきた_(:3」∠)_ちょっと待つくらいは大丈夫やねんけど、20秒待っても画面真っ白はなかなか…
引用:Twitter

せっかくポケットWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。

クラウドSIMの仕組みとおすすめしない理由

格安SIMよりもさらに悲惨なのが「クラウドSIM」で、使うべきではありません。

クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる、大型のサーバーで複数のSIMを管理し、場所に合わせ、最適な回線につながるという仕組みです。

クラウドSIMの解説

最適な回線とはいえ、混み合うことが多く、使えないこともあるのでおすすめできません。

2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というサービスを出しました。

  • 低価格で大容量(使い放題)
  • ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える

大手の回線を使っていると言っても、格安SIM同様、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います

その結果、クラウドSIMを使った、「どんなときもWiFi」では大規模な通信障害が起こり、クラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。

主なクラウドSIM主な出来事
どんなときもWiFi2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生
・3月の通信障害は2週間続いた
・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申込みを終了
THEWiFi2020年8月よりサービス改悪
・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった
・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある
ゼウスWiFI・2020年7月より無制限プランの新規申込み受付を終了
・100GB/月までのプランがあるが、混み合う時は通信制限がかかる可能性がある

「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。

そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。

どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。

長期の通信障害は通信サービスとしては致命的で、同様のリスクがある以上、クラウドSIMはおすすめしません。

他社の回線サービスを使うので、参入もしやすく、設立すぐのベンチャー企業が運営していることもあり「問い合わせ対応も不十分だった」という声も多いです。

クラウドSIMを使っている人の声

口コミ・評判

@tsichi_
クラウドSiMのポケットWiFiルーター契約したんだけど掴む回線によってめっちゃ遅い時あるなぁ…
引用:Twitter

口コミ・評判

@doroicarv_nob
会社でクラウドsim使ってるんだけどめちゃくちゃ遅い!いつも自宅(田舎)で使ってるから耐えられてるんだな。在宅勤務じゃ無いときはWiMAXほしいな
引用:Twitter

口コミ・評判

@prepre_31
Fujiwifiのクラウドsimまたエラーで電波アウト。光回線にするかはぁ
引用:Twitter

口コミ・評判

@mono_kuncas
どんなときもWiFiサポート200回電話してようやく繋がったかと思えば自動音声で35分待機、オペレーターに繋がることなく切断でした
引用:Twitter

以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも「格安SIM」「クラウドSIM」を使うポケットWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

○自社アンテナ×格安SIM、クラウドSIM
ドコモmineoMONSTER MOBILEクラウドWiFiExWiFi
auQTモバイルMUGEN WiFiゼウスWiFihi-ho lets WiFi
ソフトバンクイオンモバイルTHE WiFiそれがだいじWiFiAiR-WiFi
WiMAXエキサイトモバイルギガWi-FiどこよりもWiFi縛りなしWiFi
楽天モバイルFUJI WiFiギガゴリWiFi限界突破WiFi 
Y!mobileChat WiFiクイックWiFi地球WiFi 
○おすすめ×選ぶべきでない

3-2.データ容量:無制限で使える

WiMAXには実質無制限プランがあり、大容量の通信ができる

ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。

  • 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
  • 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく実質使い放題

最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。

特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。

自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。

 無制限プラン有無実質月額料金
ドコモ○あり10,004円/無制限
au○あり5,073円/無制限
ソフトバンク×なし6,030円/50GB
WiMAX○あり3,598円/無制限
楽天モバイル○あり3,400円/無制限
Y!mobile○あり5,097円/無制限

「実質無制限」とはどういうこと?

無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。

完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。

そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。

制限の内容
ドコモ
ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。
au、WiMAX一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。
Y!mobile前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。
楽天モバイル他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。

ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。

ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。

3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限

15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。

  • Webサイトの閲覧
  • Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
  • 地図アプリ
  • 低画質の動画視聴

一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。

3-3. エリア:全国で対応していて、エリアの制約もない

WiMAXは全国で使え、エリアごとの制約もない

自社のアンテナを使う業者の中でも、アンテナの数・電波の強さなど設備には差があり、対応するエリアは異なります。

ただし、WiMAX含め、どの業者も以下のようにほとんどのエリアで対応しています。下記は各社の回線エリアマップで、色がついた箇所は回線を使えるということです。

回線エリアマップ(首都圏)

回線エリアマップ(関西)

ただ、下記の2社だけは注意が必要です。

  • 楽天モバイル
  • Y!mobile

楽天モバイル

楽天モバイルが自社回線でサービスを提供し始めたのが2020年4月で、まだ自社回線のエリアは少ないです。

下記の濃いピンクのみが自社回線で、薄いピンクのエリアは他社(au)から提供される回線になります。

楽天モバイルのエリア

引用:楽天モバイル

他社(au)回線のエリア内の場合、毎月5GBまでしか使えず、それ以上は速度制限がかかってしまいます。

1Mbpsなので、SNSやWebサイトは問題なく見れますが、動画やビデオ通話は困難です。

今後に期待ですが、選ぶべきポケットWi-Fiではありません。

Y!mobile

Y!mobileは、ソフトバンクが提供するブランドですが、エリアによって無制限の使い放題にならないので注意が必要です。

以下のエリアの、赤いエリアでは7GBまでしか通信できず、7GBを超えると128Kbps(約0.13Mbps)とかなり遅くなってしまいます。

Y!mobileのエリア

引用:Y!mobile

128kbpsになると、LINEのやりとりはなんとかできますが、YoutubeやInstagramなどを使うのは困難になります。

同じ無制限プランのWiMAXがより広いエリアで使い放題なので、あえて選ぶべきではありません。

以上の注意点から、「楽天モバイル」「Y!Mobile」は候補から外れます。

厳しい縛りなしエリアごとに厳しい縛りあり
ドコモ楽天モバイル
auY!mobile
WiMAX

WiMAXにはこういったエリアごとの厳しい制約がなくおすすめです。

3-4. 実質月額料金:いいサービスを安く使える

WiMAXはここまで残ったポケットWi-Fiで最も安く、業界全体で見ても安い

毎月支払う料金も差がつくので、料金を比較して最終的な1つを選びましょう。

ここまでで、残った3社の無制限プランを比較すると、下記のようになり、「WiMAX」が最安です。

 実質月額料金
ドコモ10,004円
au5,073円
WiMAX3,598円

au・ドコモは回線やエリアに大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。

特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。

WiMAXは使い放題ではない回線と比べても料金は安く、コストパフォーマンスもいいポケットWi-Fiです。

以上を踏まえ、WiMAXを選べば間違いありません。

WiMAXでは、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶことで、最安で無制限プランを使うことができます。

<参考>契約前に知るべきポケットWi-Fiの2つのデメリット

以上のようにポケットWi-Fiの中ではWiMAXが最もおすすめですが、ポケットWi-Fi自体に下記のデメリットがあります。

  • 光回線よりも速度が安定しにくい
  • どのプランでも完全に無制限で使えるわけではない

WiMAXを含む、全てのポケットWi-Fiに共通するデメリットで、まだ家に光回線がない場合は光回線も検討すべきです。

光回線とは、下記のように、光のケーブルで家までつながるネット回線です。

光回線の解説

光より速いものはこの世にありませんから、最も速い通信の仕組みで、ポケットWi-Fiのように電波が建物などに妨害されないので、速度も安定します。

大容量の通信をするための回線なので、容量に制限もなく、ゲームや動画でたくさん使っても速度制限にはなりません。

ポケットWi-Fiと光回線を比較すると下記のようになります。

ポケットWi-Fi光回線
速度
速い
(電波で届く)

かなり速い
(光ケーブルで届く)
月額料金
3,000~5,000円

2,000~5,000円
データ容量
使いすぎると制限

無制限
工事
不要

簡単な工事が必要
使える場所
エリア内なら家でも外でも

家でだけ

上記の比較を踏まえ、まず、下記に当てはまればWiMAXなどのポケットWi-Fiではなく、光回線を選ぶべきです。

  • ゲームをしたり、高画質の動画を観るためにネットを探している方
  • 家族全員でWi-Fiを使おうと思っている方
  • テレワークで家で週2日以上仕事で使おうとしている方

上記に当てはまるのであれば、大容量で高速通信ができる光回線にしておかないと思ったように使えず、後悔します。

逆に上記に当てはまらない方や既に光回線を契約している方は、すぐに使え、持ち運びもできるポケットWiFiはおすすめです。

ただし、迷うのあれば、光回線を選んでおくべきです。

おすすめの光回線は?

光回線100社を比較!2023年最もおすすめの回線と失敗しないための選び方」のページで、光回線を100社以上比較しましたが、選ぶべき光回線はGMO光アクセス(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)でした。

GMO光アクセスは下記のように、実質月額料金が極めて低く、NTTの回線を使うので、ほとんどのエリア・物件で使えます。

下記は100社から選んだ主要な光回線の比較ですが、迷った場合はGMO光アクセスを選ぶようにしましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 実質月額料金利用回線スマホセット割
一戸建てマンション
GMO光アクセス4,021円2,577円◎NTT回線-
ドコモ光5,441円4,121円◎NTT回線ドコモ
auひかり3,201円1,108円◯KDDI回線au/UQモバイル
auひかりちゅら5,804円4,547円△沖縄セルラー回線au/UQモバイル
ソフトバンク光4,483円2,943円◎NTT回線ソフトバンク/Y!mobile
NURO光3,851円2,071円◯Sonet回線ソフトバンク
コミュファ光2,852円1,976円△CTC回線au/UQモバイル
@TCOMヒカリ4,142円2,712円◎NTT回線au/UQモバイル/LIBMO
So-net光プラス4,201円2,991円◎NTT回線au/UQモバイル
ビッグローブ光4,333円3,254円◎NTT回線au/UQモバイル
OCN光4,264円3,010円◎NTT回線OCNモバイルONE
ぷらら光5,830円4,648円◎NTT回線-
eo光3,984円4,080円△オプテージ回線au/UQモバイル
@nifty光4,844円3,538円◎NTT回線au/UQモバイル
DTI光5,152円3,811円◎NTT回線au
Asahinet光4,888円3,808円◎NTT回線au
楽天ひかり4,840円3,652円◎NTT回線楽天モバイル
メガエッグ4,524円3,635円△エネコム回線au/UQモバイル
BBIQ4,424円4,620円△QTnet回線au/UQモバイル
J:COMネット4,329円2,931円◯J:COM回線au/UQモバイル
IIJmioひかり4,761円3,529円◎NTT回線 IIJmio
エキサイト光5,243円4,367円◎NTT回線-
exiteMEC光4,868円3,777円◎NTT回線-
SIS光5,678円4,478円◎NTT回線-
ビック光4,561円3,329円◎NTT回線BIC SIM/IIJmio
hi-hoひかり5,748円4,400円◎NTT回線hi-hoLTE(D)
ピカラ光3,494円2,334円△STnet回線au/UQモバイル
フレッツ光※6,908円5,639円◎NTT回線-
  • 契約満期まで利用する場合の(総費用-キャッシュバック)÷利用月。契約期間がないものは一戸建て3年、マンション2年利用する場合を想定。
  • 一戸建てタイプは下り1Gbps未満のプランは対象外
  • マンションの設備や大きさで料金が変わり、選べないものは、最も高いプラン(auひかりのミニギガは除く)。選べる場合、下り100Mbps未満のプランは対象外
  • 回線種別:◎多くのエリア、物件で使えるNTT回線/◯一部のエリア、物件で使える独自回線/△地域限定の独自回線
  • ※主要プロバイダの中で最も安いものを選んだ場合。東西のうち高い料金を記載。

以上のように比較すると、選ぶべきなのはGMO光アクセスです。

gmo光アクセス

GMO光アクセスは、上場企業「GMOインターネット」がNTTの回線を使って提供する光回線です。

多くのエリア・マンションで利用可能で、下記のキャンペーンを行っているため、戸建て・マンションどちらも料金が安いです。

  • 全員に32,000円キャッシュバック(乗り換えだと36,000円)
  • 新規工事費が実質無料

オプションなしで高額キャッシュバックが受け取れるため、申し込みは以下の公式キャンペーンページから行いましょう。

「GMO光アクセス」公式ページ

https://gmobb.jp/lp/gmohikari/

※ページによってキャッシュバックが減る、月額が上がることがあるため、必ず上記ページから申し込みをしましょう。

4.DriveWiMAXのQ&A

ここでDriveWiMAXについてよくある質問に回答していきます。

  1. DriveWiMAXの問い合わせ先は?
  2. DriveWiMAXのプランは?
  3. DriveWiMAXの取り扱い端末は?
  4. DriveWiMAXではキャンペーンはやっている?
  5. DriveWiMAXの解約の方法は?

1.DriveWiMAXの問い合わせ先は?

DriveWiMAXでは問い合わせフォームにて、問い合わせの受付をしています。

問い合わせフォーム:https://drive-net.jp/contact/

2.DriveWiMAXのプランは?

DriveWiMAXの料金プランは下記の2つです。

  • ギガ放題
  • ライト

主な違いは「使えるデータ量」と「料金」です。

ギガ放題

「ギガ放題」は、WiMAXとauの4G回線のみが使えるプランです。

ギガ放題
データ量実質使い放題
契約事務手数料3,300円
月額基本料(コース料金含む)4,818円※1
端末代金22,000円
契約期間3年間(自動更新)
契約解除料・1年目以内:20,900円
・2年目以内:15,400円
・3年目以内:10,450円
・4年目以内:10,450円(初回更新月以降※2)

※1.「おトク割(37カ月まで)」「長期利用割引(38カ月以降)」で550円割引後の料金
※2.初回更新月は37ヶ月目

ライト

「ライト」はギガ放題と使える回線、端末は変わりませんが、データ容量が7GBと少ないプランです。

ライト
データ量7GB
契約事務手数料3,300円
月額基本料(コース料金含む)4,066円※1
端末代金22,000円
契約期間3年間(自動更新)
契約解除料・1年目:20,900円
・2年目:15,400円
・3年目:10,450円
・4年目:10,450円(初回更新月※2以降)

※1.「おトク割(37カ月まで)」「長期利用割引(38カ月以降)」で550円割引後の料金
※2.初回更新月は37ヶ月目

3.DriveWiMAXの取り扱い端末は?

DriveWiMAXでは下記の端末に対応しています。5G対応端末は取り扱っていません。

端末最大通信速度
ポケットWiFiW06下り:1237Mbps
上り:75Mbps
ホームルーターL02下り:1Gbps
上り:867Mbps
L01s下り:440Mbps
上り:75Mbps

4.DriveWiMAXではキャンペーンはやっている?

DriveWiMAXでは、独自のキャンペーンは行っていません。

5.DriveWiMAXの解約の方法は?

下記の問い合わせフォームから解約の旨を伝えましょう。

問い合わせフォーム:https://drive-net.jp/contact/

まとめ

DriveWiMAXのサービス内容や他のWiMAXと比較して使うべきかどうかを解説してきましたが、いかがでしたか?

DriveWiMAXは、5Gの高速通信が最新機種で使える、5Gプランがないのでおすすめしません。

WiMAXは、5Gプランが使えて、なおかつその料金が全窓口で最安になる「GMOとくとくBB」を使うべきです。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申込みを行いましょう。

このページがあなたのWiMAXの窓口選びのお役に立てることを心から祈っています。