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要注意!安いモバイルWi-Fiの選び方と契約前に知るべき全注意点

電卓を持つ女性

「安くておすすめのモバイルWiFiはどれ?」「一番安いモバイルWi-Fiを選びたい」など、安いモバイルWiFiが気になっていませんか?

モバイルWi-Fiは20以上の会社が合計100以上のプランを出していて、正しく比較すれば、安くても質がいいものを手に入れられます。

反対に、選び方次第では、10万円以上無駄な料金を払ったり、契約したのに全然つながらない、という事態になります。

このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、下記の流れでモバイルWi-Fiを徹底的に比較して、安くておすすめのモバイルWi-Fiを1つだけ厳選しました。

全て読めば、安いモバイルWi-Fiはどれを選ぶべきか、安くても選ぶべきでないモバイルWi-Fiはどれかがわかり、モバイルWi-Fi選びで失敗しなくなるでしょう。

1. 27社を比較!安くておすすめのモバイルWiFiは?

結論から言うと、おすすめの安いモバイルWi-Fiは「WiMAX(https://gmobb.jp/)」です。

これは、全27社のモバイルWi-Fiを下記のように比較した結果です。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 回線の質データ容量
(最大プラン)
端末スペック実質月額料金
WiMAX
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)

4,414円
ドコモ
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
10,004円
au
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
5,934円
ソフトバンク
自社アンテナ

50GB

高い
(5G対応)
×
6.030円
Y!mobile
自社アンテナ

実質無制限

高い
(5G対応)
×
5,097円
楽天モバイル
自社アンテナ

実質無制限

低い

3,278円
mineo×
格安SIM

実質無制限

低い

2,447円
エキサイトモバイル×
格安SIM

実質無制限

低い

4,226円
QTモバイル×
格安SIM

30GB

低い

3,219円
イオンモバイル×
格安SIM

200GB

低い
×
11,999円
どこよりもWiFi×
格安SIM

月100GB

低い

3,432円
FUJI WiFi×
クラウドSIM

1日10GB

低い
×
5,155円
限界突破WiFi×
クラウドSIM

実質無制限

低い

4,400円
クイックWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,200円
Chat WiFi×
クラウドSIM

200GB

低い

4,986円
THE WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,200円
MUGEN WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,432円
クラウドWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,810円
ExWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,845円
ギガWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

2,822円
ゼウスWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,221円
AiR-WiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,499円
それがだいじWiFi×
クラウドSIM

100GB

低い

3,399円
MONSTER MOBILE×
クラウドSIM

100GB

低い
◎ 
3,080円
縛りなしWiFi×
クラウドSIM

90GB

低い

4,788円
hi-ho lets WiFi×
クラウドSIM

1日7GB

低い

4,857円
ギガゴリWiFi
※新規受付終了
×
クラウドSIM

200GB

低い
×
6,177円
  • 実質月額料金:キャッシュバックや割引の特典を使い、契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
  • 契約期間ありなしで選べる場合は、月額が安い契約期間ありのプランで使った場合
  • 端末+SIM、SIMのみで選べる場合は、端末+SIMの契約をした場合

実質月額料金を比較すると、mineo(https://mineo.jp)が最安になりますが、「安定した通信がしにくい」デメリットがある回線なのでおすすめしません。

下記の3つのポイントを全て満たしている回線で最安のWiMAXを選ぶべきで、他の回線は何かしらのデメリットがあるのでおすすめしません。

  • 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
  • データ容量:無制限で使える
  • 端末スペック:5G対応で速度が出やすい

そもそも、実質月額料金とは?

1ヶ月あたりに支払う金額のことです。

モバイルWi-Fiは初期費用や端末台など、かかる費用の項目がバラバラなので、この「実質月額料金」を比べないと本当に安い回線を選べません。

下記のように、支払うトータル金額(端末代や事務手数料)からキャッシュバックなどのキャンペーンを差し引くことで計算しています。

実質月額料金の算出方法

回線によっては、毎月の料金が安くても以下の落とし穴があるため、それらもトータルして比較するために「実質月額料金」を比べるべきです。

  • 初期費用や端末代が高額
  • キャンペーンがない

WiMAXを契約するときの注意点

どこで申し込むかによって、価格が変わることです。

WiMAXには、20以上の窓口があり、実質月額が1000円以上変わります。

上記比較表は最安で申し込める「GMOとくとくBB」を選んだ場合の実質月額料金です。他の窓口で契約してしまうと高くなるため注意しましょう。

ページの後半で全窓口を比較しますが、WiMAXは、GMOとくとくBB以外の窓口で申し込むべきではありません。

GMOとくとくBB公式ページ:https://gmobb.jp/

申し込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記の公式キャンペーンページから申し込みを行いましょう。

では、この結論になった背景を詳しく解説していきます。

2. 料金以外に要確認!モバイルWi-Fiを選ぶ3つの基準

モバイルWi-Fiは料金以外に、下記の3つの基準で選ぶべきで、これらと料金を踏まえると、選ぶべきなのは「WiMAX」一択と言えます。

  • 回線の質:自社でアンテナを持っている業者か
  • データ容量:無制限で使えるか
  • 端末スペック:速度が出やすいか

では1つずつの基準やWiMAXが優れていた根拠を解説していきます。

2-1. 回線の質:自社でアンテナを持っているWi-Fi業者か

自社のアンテナを持っていない回線は、安くても使うべきではない

モバイルWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。

なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。

以下の2つの仕組みのモバイルWi-Fiはアンテナを持っておらず、自社のアンテナを使うモバイルWiFiには回線の質が劣ります。

  • 格安SIM
  • クラウドSIM

それぞれ簡単な仕組みとおすすめできない理由を解説しますが、快適な通信をするために、自社アンテナで運営されるモバイルWi-Fiを選びましょう。

格安SIMの仕組みとおすすめしない理由

「mineo」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。

安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。

高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。

格安SIMの解説

実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。

口コミ・評判

@mura_foto
格安SIMの回線が遅過ぎてtwitterの画像と動画ほとんど見られない、、 アイコンとかも表示に時間がかかる。 コレ変えた方がいいな。。
引用:X

口コミ・評判

@uroco_X
格安SIM、読み込み遅すぎてちょっと嫌になってきた_(:3」∠)_ちょっと待つくらいは大丈夫やねんけど、20秒待っても画面真っ白はなかなか…
引用:X

せっかくモバイルWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。

クラウドSIMの仕組みとおすすめしない理由

格安SIMよりもさらに悲惨なのが「クラウドSIM」で、使うべきではありません。

クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる、大型のサーバーで複数のSIMを管理し、場所に合わせ、最適な回線につながるという仕組みです。

クラウドSIMの解説

最適な回線とはいえ、混み合うことが多く、使えないこともあるのでおすすめできません。

2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というサービスを出しました。

  • 低価格で大容量(使い放題)
  • ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える

大手の回線を使っていると言っても、格安SIM同様、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います

その結果、クラウドSIMを使った、「どんなときもWiFi」では大規模な通信障害が起こり、クラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。

主なクラウドSIM主な出来事
どんなときもWiFi2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生
・3月の通信障害は2週間続いた
・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申し込みを終了
THEWiFi2020年8月よりサービス改悪
・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった
・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある
ゼウスWiFI・2020年7月より無制限プランの新規申し込み受付を終了
・100GB/月までのプランがあるが、混み合う時は通信制限がかかる可能性がある

「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。

そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。

どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。

長期の通信障害は通信サービスとしては致命的で、同様のリスクがある以上、クラウドSIMはおすすめしません。

他社の回線サービスを使うので、参入もしやすく、設立すぐのベンチャー企業が運営していることもあり「問い合わせ対応も不十分だった」という声も多いです。

クラウドSIMを使っている人の声

口コミ・評判

@01233321abc
Wi-Fiが死んだ
クラウドSIMなのにずーっと電波探しよる
昨日の夜9時とかにバッテリー切れで落ちて電源入れてからずっとこれ
縛りありにしたからあと一年変えられんのに
クソだな
やぱクラウドSIMはダメだわ
引用:X

口コミ・評判

@doroicarv_nob
会社でクラウドsim使ってるんだけどめちゃくちゃ遅い!いつも自宅(田舎)で使ってるから耐えられてるんだな。在宅勤務じゃ無いときはwimaxほしいな
引用:X

口コミ・評判

@prepre_31
Fujiwifiのクラウドsimまたエラーで電波アウト。光回線にするかはぁ
引用:X

口コミ・評判

@mono_kuncas
どんなときもWiFiサポート200回電話してようやく繋がったかと思えば自動音声で35分待機、オペレーターに繋がることなく切断でした
引用:X

以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも安くても「格安SIM」「クラウドSIM」を使うモバイルWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

○自社アンテナ×格安SIM、クラウドSIM
ドコモmineoMONSTER MOBILEクラウドWiFiExWiFi
auQTモバイルMUGEN WiFiゼウスWiFihi-ho lets WiFi
ソフトバンクイオンモバイルTHE WiFiそれがだいじWiFiAiR-WiFi
WiMAXエキサイトモバイルギガWi-FiどこよりもWiFi縛りなしWiFi
楽天モバイルFUJI WiFiギガゴリWiFi限界突破WiFi 
Y!mobileChat WiFiクイックWiFi地球WiFi 
○おすすめ×選ぶべきでない

2-2.データ容量:無制限で使えるか

安いからと制限付きのものを使うと、後で後悔する。

モバイルWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。

  • 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
  • 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく使い放題

最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。

実際よく使われているサービスで1GBでできることは以下の通りで、無制限でないとすぐに容量を超えてしまいます。

サービス1GBで大まかにできること
Youtube(高画質/標準画質)90分/120分
Instagram(写真閲覧・いいねの操作)70分
Zoom(ビデオ通話)100分
Webサイトの閲覧(Yahoo!JAPANのトップ)3000回
Netflix(高画質/標準画質)20分/85分
LINE(メッセージの送受信)40万回
LINE(ビデオ通話)180分
TikTok(動画視聴)100分

特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるモバイルWi-Fiを選んでおきましょう。

自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。

 無制限プラン有無実質月額料金
ドコモ○あり10,004円/無制限
au○あり5,934円/無制限
ソフトバンク×なし6,030円/50GB
Y!mobile○あり5,097円/無制限
WiMAX○あり4,414円/無制限
楽天モバイル○あり3,278円/無制限

「実質無制限」とはどういうこと?

無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。

完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。

そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。

制限の内容
ドコモ
ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。
au、WiMAX一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。
Y!mobile前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。
楽天モバイル他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。

ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。

ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。

3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限

15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。

  • Webサイトの閲覧
  • Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
  • 地図アプリ
  • 低画質の動画視聴

一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。

このように容量が決まっている方が特別安くなることもないため、シンプルにたくさん使えて便利な無制限プランのあるものを選んでおきましょう。

2-3. 端末のスペック:速度が出やすいか

安いモバイルWi-Fiには、速度が出にくい端末も多い

モバイルWi-Fiは、会社によって使える端末が変わりますが、速度が出やすくなるため、なるべくスペックの高いものを選んでおきましょう。

端末のスペックは、以下の2点で大きな差がつきます。

  • 最大通信速度(10倍以上の差があることも)
  • 高速通信ができる「5G」が使えるか

ここまで残った無制限プランのある大手5社の中では、楽天モバイルのみ最大速度が大きく劣り、5Gにも対応していないためおすすめできません。

提供会社
(実質月額料金)
端末の最大速度5G対応
ドコモ
(10,004円)
4,900Mbpsあり
au
(5,934円)
3,900Mbpsあり
ワイモバイル
(5,097円)
2,400Mbpsあり
WiMAX
(4,414円)
3,900Mbpsあり
楽天モバイル
(3,278円)
150Mbpsなし
  • 各社最新の端末のスペックで比較
  • 上記の速度は、動画視聴やWEBページの読み込みに影響する「下り速度」

一般的なネットの利用に必要な通信速度の目安は以下の通りで、楽天モバイルでも問題なく使うことはできます。

  • メールやLINE:1Mbps
  • WEBサイトの閲覧:1~10Mbps
  • 動画の視聴:1~20Mbps

ただ、モバイルWi-Fiはなるべく通信速度が速く、ストレスなく使えるに越したことはありません。

楽天モバイルは大手の中でも安いメリットがありますが、10倍以上の速度が出るWiMAXも、同程度の金額で使うことができます。

近い価格で使えて、5G対応でより速度が出せるものもあることから、特別スペックの低い楽天モバイルを選ぶことはおすすめできません。

楽天回線は障害物に弱いデメリットも

楽天の回線は、大手の中で唯一、プラチナバンドという障害物に強い電波が使えないため、建物の中だと遅くなりやすい欠点があります。

借り物の回線を使った格安SIM、クラウドSIMのように混雑に弱いといったことはないものの、 シンプルに電波自体が弱く、つながりにくいです。

実際以下のような口コミはいくつも見られます。

口コミ・評判

@tunderailgunmi1
んー、楽天モバイルが室内に入ると繋がらない(笑)
ベランダでないと電波入らないとか最悪(笑)
引用:X

口コミ・評判

@go_go_gorila
楽天ポケットWiFiを契約してみたが建物の中では全く役に立たない。
やっぱり大手3社の電波の安定感は凄いと感じた
 高くても安定感がいいですよ! 楽天は解約だ
引用:X

楽天モバイルはWiMAXよりも料金が安くなりますが、こうした点でもおすすめできません。

この3つを満たすのは3社だけ

  • 自社アンテナで運営されている
  • 無制限プランがある
  • 端末が5G対応で速度が出やすい

以上の3つの観点を満たすのは以下の4社だけで、実質月額料金で比べるとWiMAX(https://gmobb.jp/)が最安です。

 実質月額料金
ドコモ10,004円
au5,934円
ワイモバイル5,097円
WiMAX4,414円

au・ドコモ・ワイモバイルは回線やエリアに大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。

特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。

以上を踏まえ、選ぶべきなのはWiMAXです。ただ、WiMAXには申し込み窓口が20以上、端末も複数あるため、次の章でベストな契約方法を解説します。

3. WiMAXを安く使える!ベストな契約方法

繰り返しになりますが、選ぶべきモバイルWi-Fiは「WiMAX」一択です。

WiMAXは申し込み窓口などが複数ありますが、結論としては、それぞれ以下を選ぶべきです。

  • プラン:5Gプラン
  • 端末:X12
  • 申し込み窓口:GMOとくとくBB

中でも、申し込み窓口は、どこを選ぶかによって支払う金額が3年間で30,000円以上変わることもあるため、注意が必要です。

申し込みは、必ず支払う金額が最も抑えられるGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)から行いましょう。

3-1.プランは「5Gプラン」一択

WiMAXの新規契約で選べるプランは、月間のデータ容量無制限で、5G対応機種が使える「5Gプラン」だけです。

以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2024年現在、旧プランは全ての窓口で受付を終了しています。

5Gプラン(ギガ放題プラス)・WiMAXとauの4G、5G回線が使える
・月間のデータ容量無制限

・通信制限の具体的なルールはなし
旧プラン(ギガ放題)・WiMAXとauの4G回線が使える
・月間のデータ容量は無制限、もしくは7GB

・3日で10GB以上使うと、通信制限がかかる

5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。

しかし、どれも利用回線、データ容量、制限のルールは上記の通りで、共通しています。

旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ

現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。

  • 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
  • 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
  • 「3日で10GBまで」という通信制限のルールから解放される

旧プランの解約で解約金がかかる場合も、次から紹介するGMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。

3-2. 端末は通信速度が最速の「X12」を選ぶ

WiMAXの端末は、通信速度が歴代最速の最新機種「X12」を選んでおきましょう。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

X12X11SCR01
x12x11SCR01
発売日2023年6月2021年11月2021年4月
最大通信速度下り:3.9Gbps
上り:183Mbps
下り:2.7Gbps
上り:183Mbps
下り:2.2Gbps
上り:183Mbps
同時接続台数16台16台10台
バッテリー持ち約9時間約8時間約16時間半
サイズ縦68×幅136×厚さ14.8mm縦68×幅136×厚さ14.8mm縦76×幅147×厚さ10.9mm
重さ174g174g203g
メーカーNECプラットフォームズ
(日本)
NECプラットフォームズ
(日本)
サムスン
(韓国)
  • 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
  • 1Gbps=1,000Mbps
  • 全て5G対応端末

一部の窓口では、旧機種も申し込みできますが、速度は落ちますし、その分目立って安くなることもありません。

旧機種を選ぶメリットは一つもないため、シンプルに通信速度が最速で、日本製の最新機種「X12」を選んでおきましょう。

3-3. 申し込み窓口は「GMOとくとくBB」を選ぶ

WiMAXを最もお得に使うためには、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)からの申し込みがベストです。

なぜなら以下のように、WiMAXの申し込み窓口全24社を比較すると、最新機種を使った場合の5Gプランの料金が最安になるからです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

申込み窓口実質月額料金
(5Gプラン)
端末代キャッシュバック
(新規申し込み)
GMOとくとくBB4,414円実質無料12,000円
ASAHI net4,476円27,720円-
BIGLOBE4,553円27,720円11,500円
DTI4,623円27,720円-
ヨドバシカメラ4,677円無料-
カシモ4,815円実質無料-
BIC4,795円無料-
Free Max4,892円無料-
シンプルWiFi4,932円無料-
J:COM4,976円10,780円-
UQ4,982円6,732円-
ビジョン5,240円24,420円-
5G CONNECT5,372円無料-
Tikiモバイル5,480円19,140円-
スマモバ5,501円27,720円-
YAMADA air mobile5,565円27,720円-
KT5,565円27,720円-
エディオン5,565円27,720円-
DIS mobile5,565円27,720円-
Broad5,567円実質無料-
ゼウス5,644円27,720円-
EX4,698円
(旧機種のみ)
実質無料-
hi-ho5,082円
(旧機種のみ)
21,780円-
So-net受付停止中--
  • 実質月額料金:キャッシュバックや割引を適用し、契約期間なしのプランで36ヶ月使った場合の初期費用・端末代込みの平均月額
  • 2ヶ月以上契約更新月があるものは最短で解約した場合で計算
  • 端末は最新機種「X12」を使った場合

GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。

下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が最安になります。

  • 12,000円キャッシュバック
  • 端末代無料

キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。

乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも

現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。

新規申し込みのキャッシュバックと重ねて、他社の解約金を最大40,000円まで補助してもらえます。

よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、申し込み完了メールに記載のフォームから別途申請手続きが必要です。

プロバイダによって通信品質は変わらないのか

一切変わりません。

光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。

ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。

なぜWiMAX本体よりもプロバイダが安いのか

通信品質に差がない分、各社キャンペーンを積極的に行っているためです。

プロバイダは、契約を取ることで、WiMAX本体からお金をもらえますが、自社を選んでもらうためにもらったお金の一部をキャッシュバックや割引にして利用者に返してくれます。

プロバイダの条件が良い理由

そして、窓口の中で、GMOとくとくBBには下記の特徴があり、キャッシュバックを最も高く出したり、月額料金を安くすることができます。

  • インターネットでの集客に特化していて人件費や店舗代がかからず、キャンペーンに回せる
  • WiMAXプロバイダの中で最大手なので、WiMAX本体からもらうお金も高い

3-4. GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと

キャンペーンのキャッシュバックは確実に受け取りましょう。

GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。

  • 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
  • そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する

やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、過ぎると受け取りができなくなるため注意が必要です

忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。

  • スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
  • ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く書類を保管しておく)

4. モバイルWi-Fiに関するQ&A

ここでは、モバイルWi-Fiについてよくある質問にお答えします。

  1. 光回線とモバイルWiFiはどちらが安いですか?
  2. モバイルWi-Fiを短期レンタルする場合に安くておすすめなのは?
  3. モバイルWi-Fiを安い順にランキングにするとどうなりますか?
  4. スマホがWi-Fiルーターになるって本当ですか?

4-1. 光回線とモバイルWiFiはどちらが安いですか?

一戸建てはモバイルWiFiの方が安くなりますが、マンションは光回線の方が安いです。

対応物件が多い主要な光回線の実質月額料金を、WiMAXと比較すると下記のようになります。

マンション一戸建て
ポケットWi-Fi:WiMAX4,414円
光回線:とくとくBB光2,991円4,243円
光回線:ビッグローブ光3,656円4,756円

光回線とは、下記のように、光のケーブルで家までつながるネット回線です。

光回線の解説

光より速いものはこの世にありませんから、最も速い通信の仕組みで、大容量の通信をするための回線なので、容量に制限もありません。

モバイルWi-Fiには、下記のデメリットがあるため、家で使うインターネットを探す場合は、戸建ての方も光回線を選ぶべきです。

  • モバイルWi-Fiは、無制限プランでも使いすぎると制限がかかる
  • モバイルWi-Fiよりも光回線の方が速度が安定している

家で動画を観たり、ゲームをする予定の方は、モバイルWi-Fiでは不十分に感じるでしょう。

光回線100社を比較!2024年最もおすすめの回線と失敗しないための選び方」のページで徹底的に比較しましたが、おすすめはとくとくBB光(https://gmobb.jp/lp/gmohikari/)です。

とくとくBB光は料金が極めて安く、NTTの回線を使っているのでほとんどのエリア・建物で利用できます。

4-2. モバイルWi-Fiを短期レンタルする場合に安くておすすめなのは?

WiMAXを最も安くレンタルできる、NETAGE(https://www.netage.ne.jp)がおすすめです。

下記にレンタルプランや1ヶ月や2週間単位で使えるプランがあるモバイルWi-Fiを比較しました。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

窓口回線容量1ヶ月利用時14日間利用時送料
WIFIレンタルどっとこむソフトバンク無制限7,430円6,944円受け取り:550円 (返却はあなたが業者を選ぶ)
WiMAX無制限8,475円8,470円
au50GB6,600円6,600円
ドコモ無制限15,800円15,800円
UQWiMAX(TryWiMAX)WiMAX無制限-無料無料
WiFiレンタル本舗Ymobile5GB2,160円5,040円往復1,100円
ソフトバンク100GB8,250円7,700円
クラウドSIM無制限8,250円7,700円
Wi-Fiレンタル屋さんソフトバンク100GB8,850円8,260円往復1,100円
WiMAX無制限7,350円6,860円
ドコモ300GB13,350円12,460円
クラウドSIM90GB8,850円8,260円
カシモバWiMAX無制限8,050円7,980円往復1,100円
Y!mobile無制限6,630円6,440円
ドコモ7GB5,560円5,600円
NETAGEソフトバンク無制限6,930円5,940円往復1,100円
ドコモ30GB9,240円10,010円
WiMAX無制限5,940円6,930円
au無制限8,800円9,240円

WiMAXより安いプランはありますが、容量が限られているためおすすめしません。

また、WiMAX本体が提供するTryWiMAX(https://www.uqwimax.jp/wimax/)は、2週間無料で使えますが下記の理由でおすすめしません。

  • WiMAXの発送日~返却の発送日までが15日で、遅れると違約金(22,000円~)がかかる
  • 前の利用者が大量に使っていた場合、速度制限がかかることがある

4-3. モバイルWi-Fiを安い順にランキングにするとどうなりますか?

最大容量プランの、実質月額料金を安い順にランキングにすると下記のようになります。

ランキング実質月額/データ容量おすすめしなかった理由
1位:mineo2,447円/実質無制限格安SIMなので通信が安定しにくい
2位:ギガWi-Fi2,822円/月100GBクラウドSIMなので通信が安定しにくい
3位:モンスターモバイル3,080円/月100GBクラウドSIMなので通信が安定しにくい

ただし、表の右側で紹介している通り、何かしらのデメリットがあるため、WiMAX(https://gmobb.jp/)の利用を推奨します。

4-4. スマホがWi-Fiルーターになるって本当ですか?

スマホには、テザリング(インターネット共有)というモバイルWi-FiのようにWi-Fiを出す機能もあります。

ただし、下記のデメリットがあるため、モバイルWi-Fiとは全く別物と考えておきましょう。

  • スマホの電池を大幅に消費する
  • スマホのデータ容量を大幅に消費する

スマホのテザリングは、上記の制約があり、たまに(週に2~3時間程度まで)の利用にしか向いていません。

ただ、逆に言えば、そのくらい使えればいいという方は、料金が無料~月額500円程度で使えるテザリングを試してみましょう。

契約しているスマホの会社やプランによって、申し込みが必要か、料金がかかるかが異なります。そのまま利用できる場合、下記の手順で使えます。

iPhoneのテザリングの手順

  1. 「設定」を開く
  2. 「インターネット共有」をタップ
  3. 「インターネット共有」をオン(緑色)にする
  4. 上記画面内に表示される「ネットワーク名」「パスワード」を使いたい機器で入力

Androidのテザリングの手順

機種によっても異なりますが、大まかに下記の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「接続」をタップ
  3. 「テザリング」をタップ
  4. 「Wi-Fiテザリング」をオンにする
  5. 「Wi-Fiテザリング」をタップすると表示される「ネットワーク名」「パスワード」を使いたい機器で入力

5. まとめ

安くておすすめのモバイルWi-Fiを紹介してきましたがいかがでしたか?

本当に安いモバイルWi-Fiを選ぶためには、実質の月額料金を比較する必要があります。

また、安くても、「自社のアンテナを使っておらず、通信が安定しない」「無制限使えない」などの注意点があるため選び方は重要です。

結論、選ぶべきモバイルWi-FiはWiMAXで、プロバイダであるGMOとくとくBBからの申し込みが最安です。

GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/

申し込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。

このページがあなたのモバイルWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。