アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれる?手間なく、安く処分するための全知識
「アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれる?」「引越しと同時に処分したい」など、アリさんマークの引越社が不用品を処分してくれるのか気になっていませんか?
アリさんマークの引越社は不用品の処分をしてくれますが、一部対応していない品目があり、費用もかかるので注意しましょう。
このページでは、引越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、アリさんマークの引越社で不用品を処分してもらう方法、アリさんマークの引越社に頼む以外の方法について下記の流れで紹介します。
- アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれる?
- 引越し業者以外におすすめの2つの処分方法
- その他、引越しで不用品を処分する3つの方法
- アリさんマークの引越社以外の引越し業者の不用品対応状況
- 大手15社の不用品以外の観点を比較!アリさんマークの引越社と比較したい5社
- 不用品の対応以外に引越し業者を決める6つの観点
最後まで読めば、アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれるか、アリさんマークの引越社以外に不用品の処分でおすすめの方法はないかが分かり、不用品を手間なく、簡単に安く処分できるようになります。
目次
1. アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれる?
アリさんマークの引越社では、不用品を処分してくれますが、有料で、一部、対応してもらえない品目もあります。
この章では、アリさんマークの引越社の不用品の対応について、対応不可の品目・料金・買取などについて徹底的に解説します。
1-1. アリさんマークの引越社の不用品処分の対応状況
アリさんマークの引越社は「家具」や「家電」など幅広い不用品を処分してくれますが、下記の品目に関しては対応していません。
- 生ゴミ
- 生活ゴミ(燃えるゴミやペットボトルなど)
- タイヤ
- バッテリー
- 土が入ったプランター
- コンクリート製の物干し台
ただ、引越し業者には「家電」や「家具」のどちらかしか処分の対応ができない業者も多く、アリさんマークの引越社の対応品目は業界の中でも幅広いです。
また、アリさんマークの引越社に依頼すれば、引越しの日に持って行ってもらえるので、処分業者と別々で頼むよりも手間がかかりません。
処分費用の目安
なお、不用品の処分費用は大きさなどによっても変わるので、見積もりが必要です。
処分費用の目安が知りたい人へよくある不用品の処分費用の目安をまとめました。
家具 | 費用目安 |
テレビ | 6,000円~ |
冷蔵庫 | 7,000円~ |
洗濯機 | 7,000円~ |
シングルベッド(マットレス、フレーム込み) | 5,000円~ |
3人掛けのソファ | 7.000円~ |
1-2.アリさんマークでは不用品の買取はしてくれないの?
アリさんマークの引越社では品目に関わらず、不用品の買取のサービスは行っていません。
なお、買取してもらいたい場合、不用品一括査定サービスのおいくら(https://oikura.jp)を使えば、複数の買取業者の価格を比較した上で、あなたにあう業者を見つけることができます。
1-3. アリさんマークの引越社に不用品は任せるべき?
結論、見積もり時に処分したいものを伝え、納得できる対応・金額であればお願いしましょう。
ただ、アリさんマークの引越社を含む、多くの引越し業者は、不用品の処分が本業ではない分、処分の料金は割高になる傾向があります。
そのため、料金を重視する人は引越しと不用品処分は別に考え、不用品処分を本業にしている以下どちらかの業者にお願いする方が、料金的にも優れている可能性があります。
- 買取業者
出張で不用品を査定してくれ、まとめて買い取ってくれる。
対応業者は「おいくら(https://oikura.jp)」で探せる。 - 不用品回収業者
トラックに積み放題で一気に不用品を回収してくれる。
対応業者は「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」で探せる。
すでにアリさんマークの引越社に見積もり・予約をした方は?
電話(0120-77-2626)し、不用品を処分してくれるか、その場合料金はいくらになるか相談すれば教えてくれます。
その回答を踏まえ、上記の専門業者と比べましょう。
2. 引越し業者以外におすすめの2つの処分方法
下記の2つの目的に合わせて、使うべき処分方法を紹介しますので、あなたが重視するものに合わせて選びましょう。
2-1.買取業者(手間がかかっても、安く処分をしたい方向け)
コストを抑えて処分したい方は、まずは買取業者に相談しましょう。
買取業者に頼めば、安くなるどころか、価値ある家具は買い取ってくれるので、プラスになることもあります。
以下のように、人気のメーカー・ブランドの家具家電は高額で買い取ってもらうことも可能です。
- 買取額40,000円:シャープ 液晶テレビ50インチ/2015年に購入したものを2021年に買取
- 買取額50,000円:シャープ 6ドア冷蔵庫/2016年に購入したものを2021年に買取
「おいくら」の口コミより
古いものや、壊れたものでも、多少修理して売れそうなものは、無料で引き取ってくれるので、お金を払わずに処分することもできます。
出張買取に対応している主な業者
以下の大手業者は全国で出張買取を行っていますから、近くに店舗がある業者・いつも使っている業者があれば利用しましょう。
対応エリア | 買取品目 | 店舗数 | |
ハードオフグループ | 全国 | 家電/家具/その他 | 900店舗以上 |
セカンドストリート | 全国 | 家電/家具 | 600店舗以上 |
リサイクルマート | 全国 | 家電/家具/その他 | 200店舗以上 |
トレジャーファクトリー | 全国 | 家電/家具/その他 | 100店舗以上 |
近くに複数の業者があるという方は、複数の業者を比べることで、各業者競い合って料金を上げてくれることがあります。
どの業者にお願いすればいいか、わからない場合は?
不用品一括査定サービスの「おいくら(https://oikura.jp)」を使って、あなたにとって、一番いい買取業者を探しましょう。
「おいくら」は、全国1,400以上の買取業者を掲載している、不用品一括査定サービスで、あなたの処分したい品目を入力するだけで、複数の買取業者の価格を比較できます。
不用品一括査定サービスは主に下記の4つがありますが、提携業者が最も多いので、より高値で買い取ってくれる業者を探しやすいです。
提携店舗数 | エアコン可否 | |
おいくら | 1,431店 | 可能 |
楽天買取 | 148店 | 不可 |
かいだね | 46店 | 可能 |
買取ポータル | 31店 | 可能 |
あなたのエリアで買取に対応している業者を探せるので、近くに大手の業者がない場合も安心です。
買取業者の注意点は?
全てを買取・引き取りしてくれるわけではなく「何らかの形で売り物になりそう」なものだけということです。
買取業者はあなたから買い取ったものを欲しい人に売ることで商売をしています。
そのため、以下のようなものは買い取ってくれません。
- 古い家具や家電
- もともと安く、価値が低い商品
- 誰も中古では買いたがらない商品
上記のような商品はお金を払っても、引き取ってくれないことが多いため、不用品回収業者などにお願いし処分する必要があります。
別で処分するのが面倒な方、引越し日まで時間がない方は、売ることを考えず、始めから不用品回収業者を検討しましょう。
2-2. 不用品回収業者(手間なく不用品を一気に処分したい方向け)
とにかく手間をかけたくない、売れるものはなさそうという方は、不用品回収業者にお願いしましょう。
価値がある、ないに関係なく、1~2万円程度で、トラックに乗るだけ不用品を持って行ってもらえます。
引越しの前後どこかの日程で業者に来てもらえば、1回で不用品を全て片付けられるので手間がかかりません。
不用品回収業者のメリット
不用品回収業者のメリットは、以下の2つです。
- 分別が面倒なものも、一気に運んでくれる
- 不用品の量が多い場合は自治体に出すよりも安くなる
まず、以下のように、「トラック積み放題」などで運んでくれるので、分別せずに一気に回収してもらえます。
引用:くらしのマーケット
細かい不用品もダンボールなどに入れておけばそのまま運んでもらえるので、手間なく不用品を一気に処分できます。
テレビやエアコンなど、自治体に廃棄してもらう場合は数千円かかるものもまとめて回収してくれるので、自治体よりも安く処分できる可能性もあります。
単品の回収も可能?
はい、可能です。
単品でも処分をしてもらえますが、価格目安は以下の通りで、基本料金がかかる業者がほとんどで、アリさんマークの引越社よりも割高になります。
基本料金 3,000円 タテ+横+高さの3辺合計200cmの棚 2,500円 洗濯機 4,000円~6,000円 冷蔵庫 5,000円~10,000円
不用品回収業者の探し方
くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)に載っている業者の料金相場が安いため、まずはくらしのマーケットで探しましょう。
10,000円台で、トラック積み放題で処分してくれる格安業者が大量に載っています。
ただ、他のサイトと比較して、くらしのマーケットには以下のデメリットもあります。
- 最短で対応してもらえるのが翌々日
- 単品での回収をしてくれない業者が複数ある
そのため、以下どれかに当てはまる方は、デメリットを全て解消しているゴミナビ!(https://gominavi.com/)を使いましょう。
- 当日、もしくは翌日に回収して欲しい
- 単品での回収をしてもらいたい
- くらしのマーケットで良い業者が見つからなかった
参考:不用品業者を探せるサイトの比較
対応エリア | 提携業者 | 乗せ放題の料金目安 | 最短の対応日数 | |
ゴミナビ! | 全国 | 3,000以上 | 15,000円~ | 即日 |
ECOクリーン | 全国 | 1,000以上 | 15,000円~ | 即日 |
くらしのマーケット | 全国 | 800以上 | 10,000円~ | 翌々日 |
エコノバ | 全国 | 記載なし | 11,000円~ | 非公開 |
一括見積もり比較コンシェルジュ | 20都道府県以下 | 300以上 | 非公開 | 非公開 |
3. その他、引越しで不用品を処分する3つの方法
その他に引越し時によく検討されるのが以下の3つの方法です。
- 自治体の粗大ゴミ
- フリマアプリ/オークションサイト
- 知人に譲る
1つずつ紹介しますが、ここまで紹介した方法より、手間がかかるので利用する際は注意しましょう。
3-1. 自治体の粗大ゴミ
自治体も粗大ゴミを回収してくれ、業者に出すよりも、安く回収してくれます。
特に、通常のゴミでは処分しきれないゴミが1~2点程度であれば自治体に出したほうが安い可能性が高いです。
デメリットは、自治体に手続きをし、決められた場所に出しておかないといけないことです。
また、一部の家電製品は、粗大ゴミとしては出せず、別のルールで出さなければいけないので、品目ごとに手続き方法を紹介します。
家電リサイクル法対象の家電製品
下記の家電製品は、粗大ゴミに出せないので、買ったお店にお願いするか、「自治体ごとのルール」に従って処分する必要があります。
どちらの場合も費用が必要で、下記が目安です。
家電名 | 処分費用の目安(リサイクル料金+運搬費) |
テレビ | 2,500~6,000円 |
エアコン | 1,500~4,500円 |
冷蔵庫 | 4,000~8,000円 |
洗濯機(乾燥機) | 3,000~6,000円 |
購入した店舗の方が安く処分してくれる傾向にあるので、個別に処分する場合は、まずは店舗に相談、店舗がわからなければ「自治体ごとのルール」に従いましょう。
その他の粗大ゴミ
上記の以外の粗大ゴミは、お住まいの自治体の指示に従い捨てる必要があり、大まかに下記の費用がかかります。(市区町村名+粗大ゴミで検索すれば料金がすぐわかります。)
主な粗大ゴミ | 処分費用の目安(東京都新宿区の場合) |
空気清浄機/自転車(16インチ未満)/除湿機/照明器具/ビデオカメラ | 400円 |
パソコンラック | 800円 |
シングルベッド(ベッドマットを除く)/学習机 | 1200円 |
ソファーベッド/ソファー3人用 | 2000円 |
粗大ゴミを出す手順は下記の通りです。
- 電話やインターネットで申し込みを行う
- コンビニなどでシールを購入し貼り付ける
- 回収日、玄関先など指定の場所に出す(一戸建て:玄関先、集合住宅:1階の出口スペース)
ただし、玄関先まで運ばないといけないため、ご自身で運べない物がある場合は粗大ゴミでの対応が難しいです。
以上を踏まえ、「不用品回収業者」に任せた方が手間は減らせ、料金も大差ないことがほとんどです。
粗大ゴミの手順・注意点・料金が問題なさそうな場合のみ利用しましょう。
3-2. フリマアプリ/オークションサイト
- 「メルカリ(https://www.mercari.com/jp/)」などのフリマアプリ
- 「ヤフオク!(https://auctions.yahoo.co.jp)」などのオークションサイト
上記のようなサービスでは、間に業者をはさまずに、欲しい人に直接売れるので、高額になりやすいです。
しかし、以下の4点で引越し時の処分には向いていません。
- 売れるかわからない
- 売れるまでに時間がかかる
- 売れたとしても発送の手間がかかる
- 全ての不用品を処分できる可能性が低い
売れそうなものは、買取業者にお願いするのがスムーズですが、もし業者の買取価格に納得できなければ、引越し先まで持っていき、そこでゆっくり欲しい人を探しましょう。
3-3. 知人に譲る
FacebookやLINEなどのSNSを使って、欲しがる知人を探し、譲ったり、売る人もいます。
価値ある物なら喜ばれますが、以下の注意点があるため、引越しのタイミングであれば、買取業者や不用品回収業者に任せたほうがいいです。
- もらい手が見つかるまでに時間がかかる可能性がある
- 配送に手間がかかる
- 取りにきてもらう場合も、運ぶ際に部屋に傷がつくなどのリスクがある
- 全ての不用品を処分できる可能性が低い
上記の注意点が問題ない商品であれば、FacebookやLINEのグループで呼びかけてみましょう。
4. アリさんマークの引越社以外の引越し業者の不用品対応状況
アリさんマークの引越社以外の業者はどうなの?他の引越し業者なら対応してくれるのでは?と考える方に向け、主要な業者の対応業況をまとめました。
4-1. 大手引越し業者の対応状況
下記は大手引越し業者の不用品処分の対応状況です。
引越し業者名 | 不用品対応状況 |
アート引越センター | 家電リサイクル対象品※のみ対応可能 |
サカイ引越センター | 家具家電のみ下記の対応可能 ・家電 家電リサイクル対象品※のみ対応可能(リサイクル料金+3,000円) ・家具 エリアによって対応可能(委任状が必要) 自分が対応エリアかどうかは見積もり時、または問い合わせでわかる |
日本通運 | 家具のみエリアによっては対応可能 自分が対応エリアかどうかは見積もり時、または問い合わせでわかる |
ハトのマークの引越センター | エリアによって対応可能 自分が対応エリアかどうかは見積もり時、または問い合わせでわかる |
アリさんマークの引越社 | 下記以外は対応可能 ・家電リサイクル対象品 ・コンセントのついている家電 ・ダンボールに入るもの |
SGムービング | 家電リサイクル対象品※のみ対応可能 |
西濃運輸 | 対応可能 |
福山通運 | 家電リサイクル法対象品※以外は対応可能 |
アップル引越センター | 対応可能 |
アーク引越センター | 家電リサイクル対象品※のみ対応可能 |
ベスト引越サービス | 対応可能 |
ファミリー引越センター | 対応可能 |
人力引越社 | 対応可能 |
クロネコヤマト | 対応不可 |
※エアコン/テレビ/洗濯機/冷蔵庫/乾燥機
大手でも対応が分かれるため、見積もり時に対応しているかを確認するようにしましょう。
「対応不可」の業者でも、提携業者を紹介してくれるなどで対応してくれることもありますし、「対応可能」の業者でも、品目によっては断られます。
4-2. 引越し業者を決める時の注意点
不用品処分を引越し業者にお願いする場合も、しない場合も、必ず複数社の料金を聞いた上で業者を決めましょう。
引越しは複数社の見積もりを取らないと高くなります。
これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。
反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。
複数社の見積もりを取り、そこであなたの捨てたいものが対応可能か、そして、引越し代金と合わせていくらになるのかを確認し、判断しましょう。
アリさんマークの引越社にお願いしたい方も、アリさんマークの引越社を別の業者と競わせることで安くなる可能性が高いです。
複数業者から効率よく見積もりを取るには?
引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使うことで、以下のようにあなたの状況で安い業者が分かり、そこから最大3社を選んで話を聞けます。
見積もりサイトの中で、対応業者数が最も多いので、あなたの条件でベストな業者を探せます。
5. 大手15社の不用品以外の観点を比較!アリさんマークの引越社と比較したい5社
まだ、複数社の料金を比べていないという方に向け、引越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。
- 価格帯
- サービス内容
-引越安心マークの有無:業界の認定マークを取得しているか
-サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
-梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
-社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
-補償:壊されたものを補償してもらえるか
比較の結果は下記の通りになります。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
料金 | サービス | |||||||
価格帯 (単身) | 価格 (家族) | サービス評価 | 安心マーク | サービスの豊富さ | 梱包資材 | 社内教育 | 補償 | |
アート引越センター | 高 | 高 | 4.70 ★★★★★ | ◎ | ◎ 8pt | ◎ 9pt | ◎ | ◎ |
アリさんマークの引越社 | 高 | 標準 | 4.45 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◎ | ◎ |
サカイ引越センター | 高 | 高 | 4.40 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
人力引越社 | 安 | 安 | 4.20 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◯ | ◎ |
ハトのマークの引越センター | 高 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6.5pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
日本通運 | 安 | 安 | 4.00 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
ハート引越センター | やや安 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
西濃運輸 | - | - | 3.85 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 5.5pt | ◎ 8pt | △ | ◎ |
福山通運 | - | - | 3.65 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7.5pt | △ 4pt | △ | ◎ |
アップル引越センター | 安 | 安 | 3.60 ★★★★☆ | - | ◎ 9pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
SGムービング | やや高 | 高 | 3.55 ★★★★☆ | ◎ | △ 4pt | △ 4pt | ◯ | ◎ |
ファミリー引越センター | やや安 | やや高 | 3.20 ★★★☆☆ | - | ◯ 7.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
アーク引越センター | 高 | 安 | 3.15 ★★★☆☆ | - | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
ベスト引越サービス | 安 | 安 | 3.10 ★★★☆☆ | - | ◯ 6.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
クロネコヤマト | 安 | × | 2.30 ★★☆☆☆ | - | △ 3pt | △ 2.5pt | ◯ | ◎ |
- 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
- サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
- 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
- 該当のサービスを提供していない業者「×」
上記の表をもとにアリさんマークの引越社は「サービス・料金のバランスが良い会社」と言えます。
そして、アリさんマークの引越社以外のおすすめの業者は、下記の5社です。
料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者
- アート引越センター(https://www.the0123.com)
- サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
サービスの質が高くて、価格も安い業者
サービス・料金のバランスがいい業者
- ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較してから決めましょう。
引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、アリさんマークの引越社含めた6社全てに対応していて、一括で見積もりを依頼できます。
6. 不用品の対応以外に引越し業者を決める6つの観点
複数社に見積もりを取った後、以下の点以外にも引越し業者を選ぶ観点はいくつもあります。
- 不用品を回収してもらえるか?
- 料金は安いか?
「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。
- 引越安心マークの有無
- サービスの範囲
- 梱包資材の内容
- 作業員の人数と構成
- 補償内容
- 細かい契約条件
アリさんマークの引越社は上記が優れているので、安心して任せられる業者の一つです。
6-1. 引越安心マークの有無
「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。
引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。
(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行ため又は信用を損なう恐れのある行ためがないこと
この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。
また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。
このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。
この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。
引用:国土交通省
信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。
下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。
取得している | 取得していない |
|
|
その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。
6-2. サービスの範囲
下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。
- ダンボールを回収してくれる
- 洗濯機の取り付け・取り外し
- ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
- 作業員が靴下を履き替えてくれる
- 引越し後、家具の移動を1度してくれる
特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。
ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。
- 当日別料金が発生する
- 解体が必要なものは運んでくれない
これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。
6-3. 梱包資材の内容
例えば、アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。
引用:アート引越センター
どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。
価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。
6-4. 作業員の人数と構成
引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。
また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。
正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。
例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。
6-5. 補償内容
基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。
ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。
このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。
6-6. 細かい契約条件
引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。
下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。
契約内容 | 概要とデメリット |
積み切り(積みきり) | ・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。 ・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。 |
フリー便 | ・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。 ・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。 |
混載便 | ・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。 |
見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。
特に積み切り契約は特に要注意
積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。
単身者(ワンルーム〜1DK) | 2トントラックショート |
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK) | 2トントラックロング |
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK) | 3トントラック |
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい) | 4トントラック |
積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。
運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。
7. まとめ
アリさんマークの引越社の不用品処分について紹介してきましたがいかがでしたか?
アリさんマークの引越社は不用品を処分してくれますが、料金がかかるので、見積もり時に確認し、納得できる金額・対応であればお願いするようにしましょう。
ただ、料金を重視する人は以下の目的別に、専門の業者にお願いしたほうが、料金的に優れている場合があります。
手間がかかっても、安く処分をしたい方
有料で買い取ってくれる、買取業者を探しましょう。
おいくら(https://oikura.jp)を使えば、簡単にあなたのエリアで出張買取をしてくれる複数業者の買取金額を比べられます。
ただ、全てのものを回収してくれるわけではないので、買取・引取をしてくれなかった場合は不用品回収業者にお願いしましょう。
手間なく不用品を一気に処分したい方
不用品回収業者に、トラックのせ放題で一気に処分してもらいましょう。
くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)であれば、1万円~トラックのせ放題で回収してくれる、格安の業者がすぐに見つかります。
このページがあなたの不用品処分のお役に立てることを心から祈っています。