引越し

引っ越しの見積もりに準備って必要?損しないためにすべき6つの準備

「引っ越し見積もりの準備って必要?」や「引っ越しの見積もりの準備ってなにをすれば良いの?」など引っ越し見積もりの準備について知りたいと思っていませんか?

引っ越しの見積もりは準備をしなくてもできます。ただ、準備をしないと見積もり額で損をする可能性が高いです。

この記事では大手引越し業者で10年間、営業をしてきた筆者が、「見積もり額を最安にするための準備のポイント」と「見積もり当日に気を付けること」を下記の流れで解説をしていきます。

  1. 損しないためにすべき引っ越しの見積もり前の準備の6つ
  2. すでに見積もり依頼をしている人も!見積もりする業者を選ぶ3つのコツ
  3. 見積もり当日の流れと知っておくべきこと
  4. 訪問見積もりをお得にするための値下げ交渉の7つのテクニック
  5. サービス内容も含めて最終的に業者を選ぶための6つのポイント

この記事を読めば、どのように引っ越しの見積もりの準備をすれば良いかがわかり、お得に引っ越しができるようになります。

目次

1.損しないためにすべき引っ越しの見積もり前の準備の6つ

引っ越し見積もりは準備をしないと損をする可能性が高いです。

さらにどのように準備するか?によっても料金が大きく変わってくるので解説をしていきます。

損しないためにすべき見積もり前の準備6つ

  • 1日でも早く見積もり予約をする
  • 引っ越し先の状況を確認しておく
  • 運ばない荷物を決めておく
  • 部屋の片付けをしておく
  • 引っ越しの希望日時を絞りすぎない
  • オプションサービスを決めておく

1-1.1日でも早く見積もり予約をする

まだ、見積もりの予約をしていない人は、「引越し先の住所・引越し時期」が決まっていれば、1日でも早く見積もりの予約をしましょう。

トラックの空きがないと予約はできないので、安い業者を見つけるには、見積もりを早くすることが大切です。

早く連絡をした場合のトラックの空き状況

連絡が遅かった場合のトラックの空き状況

早ければ、連絡をした当日に見積もりしてもらうことも可能です。

2章で紹介しますが、一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使えばあなたの条件にあう引っ越し業者が簡単に見つかり、比較もできます。

1-2.引っ越し先の状況を把握しておく

引っ越し先の状況把握が曖昧だと正確な見積もりができず、余裕を持った見積もり額になるので、料金が高くなりやすいです。

作業員の人数は建物の階数や、エレベーター有無によっても変わりますが、引っ越し先の条件が曖昧だと必要な人数がわからず、多めの人数設定をされてしまい、見積もりが額が高くなります。

引っ越し見積もりでそういった損をしないために、見積もり前に把握しておくべきことをまとめました。

引っ越し先の状況で確認しておくこと

  • 住所
  • 何階建ての何階に引っ越しをするか
  • エレベーターの有無
  • 引っ越し先の前の道路の道幅

なお、そもそも引っ越し先が決まっていない場合は、見積もりを断られる可能性も高いです。

1-3.運ばない荷物を決めておく

見積もりの前に、引っ越し先に持っていかないものを決めておくことで、見積もり額が安くなります。

見積もり額は荷物の量が少ないほうが安くなり、大型の家具・家電は見積もり額を左右しやすいです。

また、引っ越し業者によっては不用品の回収もサービスで行ってくれるところもあるので、あらかじめ決めておくことで、不用品の処分費用を含めて安くできる可能性もあります。

見積もり額を左右しやすい荷物の例

  • ピアノ
  • 動植物
  • 美術品
  • 骨董品
  • ベッド
  • 本棚
  • ソファ
  • テーブル
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • テレビ

なお、赤字で記載した4品については、特別な扱いが必要で、特に見積もり額を左右しやすいです。

また、赤字の荷物は申請が漏れた場合、最悪、運んでもらえないので、運ぶ場合は忘れずに申請しましょう。

実際の不用品の処分は引っ越し当日までに終えておけば良いので、処分方法を知りたい方は「あなたにとってベストな引越しの不用品処分方法|フローチャートでスッキリわかる」で詳しく解説をしています。

1-4.部屋の片付けをしておく

部屋を片付けておくことで、正確な荷物量がわかりやすくなるので、見積もり額が無駄に高くなりません。

部屋が汚いと、荷物の量が多く見えてしまいやすく、見積もり額が高くなりやすいです。

加えて、部屋が汚い人はいいかげんな人と思われて、要望の伝え忘れや不用品の処理が間に合わないなどの事態を想定して、通常より余裕を持った形で見積りをされることもあります

収納が間に合わない場合や、見られたくないものがある場合は、営業マンの確認が不要なトイレやお風呂に避難をさせておき、内容を口頭で伝えておきましょう。

見積もりの際はどこまで見られるの?

見積もりの際は全ての部屋と庭や倉庫など、家の敷地内は基本的に確認されます。

なお、タンスや衣装ケースの中までは確認はしませんが、クローゼットの中は許可を得た上で確認する場合があります。

見られたくない場合は、中の荷物を正確に伝えられるようにしておきましょう。

1-5.引っ越しの希望日時を絞りすぎない

引っ越し見積もりの前には、引っ越しの希望日時を決めておく必要がありますが、その際できるだけ条件は絞りすぎずに、幅を持たせたほうが安くなります。

なぜなら、引っ越しの料金は曜日や時間帯、希望日時のトラックの空き状況などによって変わるので、条件を絞り過ぎると最安の条件で引っ越しができないからです。

条件を決める際は、○月○日〜○月○日の夕方以外のように決めるのがおすすめです。

<参考情報>日時による料金傾向

日時を決める際の参考として、日時による料金の傾向をまとめました。

高くなりやすい安くなりやすい
月の最終週月の中旬
日にち休日平日
時間午前午後or時間指定なし

1-6.オプションサービスを決めておく

引っ越しの料金は、オプションサービスによっても変わるので、あらかじめなにを依頼するのかを決めておきましょう。

オプションサービスが変わることで、一番安い業者が変わる可能性があります。

主なオプションサービス一覧にしたので参考にしてみてください。

  • 荷造り・荷ほどきサービス
  • 不用品の回収
  • 荷物の一時預かりサービス
  • 洗濯機の取り外し・取り付け
  • エアコンの取り外し・取り付け
  • テレビなどの配線サービス
  • ペットの引越し
  • 害虫駆除
  • ハウスクリーニング
  • ピアノの輸送
  • 美術品・骨董品の輸送サービスの相場
  • 自動車・バイクの輸送サービス

2.すでに見積もり依頼をしている人も!見積もりする業者を選ぶ3つのコツ

見積もり依頼の業者の選び方を間違えると、せっかく問い合した業者が対応ができなかったり、多くの業者から見積もりを取りすぎて連絡をとるのが大変という事態になってしまいます。

そのため、あなたの条件にあった業者に見積もりをとるには引越し侍」を使って、中小の業者を含めた3~4社から相見積もりをとることが大切です。

見積もりする業者を選ぶ3つのコツ

  • コツ1.複数社に見積もり予約をする
  • コツ2.大手と中小どちらからも見積もりを取る
  • コツ3.一括見積もりサイトを使う

すでに見積もり依頼済みの人も、上記の4つができていない場合は、コツを踏まえて、見積もり方法を変更してもらったり、見積もり予約する業者を追加することで、より良い業者を選びやすくなります。

コツ1.複数社に見積もり予約をする

1社からしか見積もりを取らないと、ぼったくられる可能性が高いので、引っ越し見積もりは、「引越し侍」などの一括見積もりサイトを使って、複数社(3~4社)に依頼をしましょう。

単体で見積もりをとっていると出された見積額が妥当かどうかわかりません。

それを良いことに、自分の営業成績のために、高額な見積もり額を提示する営業マンも中にはいます。

すでに見積もり依頼済の人も、1社からしかとっていない場合は追加で依頼をしておきましょう。

複数の業者を同時に呼ぶのはマナー違反

同時の複数業者の訪問は基本的にマナー違反のため見積りを辞退されてしまう可能性があります。

オークションのように値引きをさせるために、同時に見積りを行っても業者に悪い印象を与えてしまっているので、上手く値引きができないケースが多いです。

料金交渉もしやすくなる

引っ越しの見積もりは営業マンの言い値で決まるので、値下げ交渉をすることもできます。

複数社から見積もりをとる、相見積もりをすれば、料金交渉を行う際に他社の金額を材料にする事ができるので、値下げしやすくなります。

コツ2.大手と中小のどちらからも見積もりを取る

繰り返しになってしまいますが、大手はサービス面がよい傾向があり、中小は料金が安い傾向にあります。

そのため、料金とサービスをバランスよく比較するためにも、大手と中小の両方から見積もりを取るのがおすすめです。

名前の聞いたことのある大手を選びがちですが、中小の業者からも1、2社は見積もりをとるようにしましょう。

コツ3.一括見積りサイトを使う

一括見積もりサイトとはWEBで情報を入力するだけで、あなたの条件あった業者に簡単に見積り依頼ができる無料サービスで、わざわざ引っ越し業者を探す手間がなくなります。

一括見積もりサイトの説明

一括見積りサイトを使えば、あなたの引っ越し条件に対応可能な業者を大手や中小を含めてピックアップしてくれます。

さらに引っ越し業者は自動的に他社の金額を意識して安い金額を提示してくれます。

一括見積もりサイトを使うべき理由の図解 相見積りを前提とした金額で見積りをしてくれるから

一括見積もりサイトを使うと、あなたの引っ越し条件に対応できる引っ越し業者がピックアップされ、その引っ越し業者から「電話」や「メール」で連絡をもらうことができます

一括見積もりサイトの仕組み

なお、一括見積もりサイトは引っ越し業者ではないため、最終的な見積もりや実際の引越し作業は引越し屋さんが行うことになります。

一括見積りサイトは情報が豊富な引越し侍がおすすめ

引っ越し見積りサイトのデメリットとして電話が鳴り止まなくなりくらい連絡がくることが挙げられます。

しかし、大手引っ越し見積りサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使えば、「概算見積額を確認しながら業者を絞る」ことができるので、むやみに多くの業者から電話がかかってくる事はありません。

ネット見積り比較&予約サービスの予約画面

引用:引越し侍

また、提携業者がトップクラス(290社以上)なので、あなたにとっての安い業者も見つかりやすくなります。

引越し侍の公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

引越し侍がおすすめな理由を詳しく知りたい方は別記事の「おすすめの引越し比較サイト2選|13サイトを比較してわかった注意点と選び方」で13サイトを比較しながら紹介しています。

3.見積もり当日の流れと知っておくべきこと

訪問見積もり当日は、基本的に引っ越し業者の営業マンが荷物などを全て確認してくれ、その場で見積もりを算出してくれます。

ただ、利用者側が業者に伝えることもあり、それらを事前に把握しておき協力することで、見積もりがスムーズに終わり、適切な見積もりが算出されます。

下記の訪問見積もりの流れに沿って、知っておくべきことを解説していきます。

訪問見積もりの流れ

  • 挨拶
  • 業者による荷物のチェック
  • 引越しの条件と希望のヒアリング
  • 業者からのサービス説明
  • 業者による見積もり書の作成

なお、訪問見積もりの所用時間は単身の場合、10~15分程度、家族引っ越しの場合、20〜40分程度かかります。

3-1.挨拶

相見積りを予定している場合は以下の2つを伝えるようにしましょう。

相見積りをしている事を伝えるかどうかで提示してくる金額は変わってきます。

最初に伝えるべきこと2つ

  • 複数の業者に見積りを依頼しているという事
  • 同日に別業者が訪問する場合、次の業者がくる時間

3-2.業者による荷物のチェック

正確な量の荷物で見積りを出してもらわないと当日荷物が乗りきらず割高な追加料金が発生してしまったり、大きすぎるトラックで無駄な料金を支払う可能性があります。

処分する荷物がある場合は見積りに加算されないよう、この時に伝えましょう。

また、家の中だけでなく、倉庫などや家の外にある自転車などの荷物も忘れずに確認してもらいましょう。

3-3.引越し条件と希望のヒアリング

営業担当者に引越しの内容をヒアリングされるので、下記の3つを伝えましょう。

見積り依頼の時に伝えている内容もありますが、間違いがないよう改めて確認されます。

訪問見積り当日に伝える事3つ

  • 引っ越しの希望日時
  • 引っ越し先の状況
  • オプションサービスの希望

3-4.業者からのサービスの説明

これまで伝えた内容をもとに、引越しのサービス内容に関する説明が業者からあります。

説明される内容

  • 引っ越し当日の作業内容
  • 引っ越し当日のスケジュール
  • 引越運送約款※、保険に関して
  • 自社の強み

ここで説明してもらう内容は引っ越し業者を決める上で大切な内容なので、詳しい比較の方法を「5.サービス内容も含めて最終的に業者を選ぶための6つのポイント」でしています。

※標準引越運送約款とは国土交通省より告示された、引越し会社と消費者間のトラブルを未然に防ぐことを目的としてつくられたルール。

3-5.業者による見積書の作成

見積書は引越し当日の確認書でもあります。金額だけでなく他の重要な事項が記載されているので必ず確認を行うようにしましょう。

全部の内容をしっかり確認することが望ましいですが、特に注意するべきポイントを5にまとめました。

見積書で確認するべき事項5つ

  1. 荷物輸送の契約方式
  2. 作業内容の確認
  3. オプションサービスの確認
  4. キャンセル料の確認
  5. 料金の確認

上記について詳しく解説をしていきます。

1.荷物輸送の契約方式

荷物輸送には「全積み契約」「積みきり契約」の2種類ありますが、全積み契約がおすすめです。

■全積み契約

依頼した荷物は全て運んでもらえる契約です。

もし、トラックに積み込めない荷物が発生しても業者が責任を持って対応してくれます。

■積みきり契約

トラックに積めるだけの荷物しか運ばない契約です。

全積み契約より見積り額は安くなることが多いですが、積め込めなかった荷物があった場合は追加料金が発生するか自身で別途運ぶ必要があり、結果的に割高になってしまう可能性があります。

荷物の少ない単身引越しの場合は検討しても良いですが、2人以上の場合は全積み契約にすることをおすすめします。

2.作業内容の確認

家具や家電の取り外し・取り付け、解体・組み立てなど引越し業者がどこまで行ってくれるかを確認しておきましょう。

特に下記に荷物は取り付け・取り外しの作業が別途必要なので、有料になるのか?どうかを確認しておきましょう。

取り付け・取り外しの作業が必要な荷物

  • ベッド
  • 照明
  • 洗濯機
  • エアコン
  • ウォシュレット

3.オプションサービスの確認

希望しているオプションサービスが記載されているか、また、依頼していない作業が記載されていないかを確認しましょう。

不用品の回収を依頼している場合は回収してもらう荷物も忘れずにチェックするようにしましょう。

4.キャンセル料の確認

キャンセル料は引越しの基本的に3日前までは発生しませんが念のため、確認をしておきましょう。

下記に標準引越運送約款に記載されているキャンセル料をまとめましたので参考にしてください。

引越しの3日前まで無料
引越しの2日前まで運賃及び料金の20%以内
引越し前日まで運賃及び料金の30%以内
引越し当日運賃及び料金の50%以内

標準引越運送約款「第二十一条 解約手数料又は延期手数料等)」に記載

5.料金の確認

上記について確認ができたら最終的な金額を確認しましょう。追加料金が発生する場合なども確認しておけると良いです。

クレジットカードに対応している業者も増えてきているので支払いの方法とタイミングについても併せて確認しておきましょう。

なお、引っ越しの営業マンが最初に提示する見積もり額は値下げありきの金額であることが多く値下げ交渉が可能です。

そのため、次の章で見積もり額を値下げするための交渉術を解説していきます。

4.訪問見積もりをお得にするための値下げ交渉の7つのテクニック

引っ越しの営業マンが最初に提示する見積もり額は値下げありきの金額であること多く、私が営業をしていた時も、最初の提示額が値下げの余地がある金額を提示していました。

そのため、引っ越しの見積もりでは値引き交渉をしないと、損をする可能性が高いです。

そのため、この章では営業マンをしていた私の経験をもとにした、交渉のテクニックや実際の流れを解説していきます。

4-1.値下げ交渉の7つのテクニック

ただ強気に交渉したり、粘り強く値下げ交渉しても逆に営業マンの心象を悪くしてしまうこともあります。

そうならずに、営業マンに対して上手に値下げ交渉をしていくテクニックを解説してきます。

値下げ交渉の7つのテクニック

  • テクニック1.予算は伝えない
  • テクニック2.判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える
  • テクニック3.自分に選択権は無いことを伝える
  • テクニック4.引っ越しの日程の範囲を広くする
  • テクニック5.混載便にできないか聞いてみる
  • テクニック6.いつまでに決めるかを伝える
  • テクニック7.値下げ交渉は基本1回

テクニック1.予算は伝えない

予算を伝えると予算より安い金額にするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

営業マン:ちなみに予算はおいくらぐらいを想定していますか?

利用者:複数社の料金やサービスを比較してその中での一番良いところにしようと思っているので、特に決めていません。

テクニック2.判断のポイントが値段である事をキッチリと伝える

特に大手の場合、値段以外の安心感などを交渉材料にして値段の交渉を避けてくる場合があるので、値段で判断する事を明確にして値下げをしやすくしましょう。

会話例

営業マン:ウチは作業員が全員正社員なので安心です。その分、料金は他社さんより高くなってしまいますが、バイトを使っているところは信用できませんよ。

利用者:確かにそうですよね。ただ、今回の引越しについては一番お安いところにお願いをしようと思っているので、ご料金についても相談させてもらいたいです。

テクニック3.引っ越しの日程の範囲を広くする

日程やプランに希望がない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引っ越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

ある程度の範囲を伝えたあとは、自分の都合の悪い日程や時間を忘れずに伝えるようにしましょう。

会話例

利用者:引越しは3月1日から3月25日の間で一番安い日程でお願いしたいです。なお、火曜日と午前中は対応ができませんので、そちらの日程は外していただきたいです。

営業マン:3月17日の最終の便ではどうでしょうか?最後なので、前の作業によって時間が前後しやすいですが、その分お安くできます。

テクニック4.混載便にできないか聞いてみる

引っ越しの運送プランは1台のトラックで複数の人の荷物を運ぶ混載便の方が料金が安くなりやすいのでおすすめです。

ただ、他の人の荷物も合わせて運んでいるため、荷物の到着が遅くなるというデメリットもあります。

また、荷物が多すぎると混載便では運べない可能性があるので、見積りの際に「混載便」である旨を伝えて営業マンに判断してもらいましょう。

テクニック5.自分に選択権が無い事を伝える

自分以外の第三者に決定権がある事を伝える事で即決を求めてくる営業担当者を抑止できます。

また、断りの連絡を入れる際も自身に選択権がないと断りやすいです。学生の場合は両親、社会人の場合は会社に決定権があるなどと伝えましょう。

会話例は「いつまでに決めるかを伝える」で併せて紹介します。

テクニック6.いつまでに決めるかを伝える

期限をしっかりと伝えることで即決を求めてくる事を抑止できますし、結果が早くわかるので営業担当者にもやる気を出してもらいやすいです。

あまり時間をおきすぎてもトラックの空き状況などが変わってしまうので、訪問見積りの翌日か翌々日ぐらいに決められると良いです。

もちろん、必ずその期日までに決めないといけないわけではないので、迷ったり不安な場合はじっくりと考えてから結論を出しても良いです。

会話例

営業マン:この場で決めてくれれば、○○,○○○円まで値下げします!

利用者:すみません。私一人では決められないので、主人と相談して決めさせていただきます。お返事は明日までにはしますので、、

テクニック7.値下げ交渉は基本1回

値下げ交渉は1社につき1回が望ましいです。

2回以上してしまうと、営業担当者に「エンドレスに値下げ交渉をされるのではないか」「面倒な客ではないか」という印象を与えてしまいます。

ただし、最終決定の時は「この金額より安かったら御社にする」「この金額だったら御社にする」と言えば値段交渉がエンドレスに続くという印象を持たれないので2回目の値下げ交渉を行っても問題ありません。

特に3〜4月の繁忙期に交渉をしすぎると逆に断られてしまう可能性もあるので注意しましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

訪問見積りの際は、色々とアドバイスをいただき、ありがとうございました。

今回は見積りの件でご連絡をさせていただいたのですが、今お時間よろしいでしょうか?

実は、他社さんが○○,○○○○円でやっていただけるとおっしゃっていて、▲▲,▲▲▲円まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

4-2.値下げ交渉の流れ

交渉の際は、具体的な他社の金額を提示するのがもっとも効果的です。

ただ、提示のタイミングを間違えると値下げの額が少なくなってしまう可能性もあるので、実際の流れを解説していきます。

1社目

1社目は比較する見積り額がないので「相見積りをとって一番安いところにお願いをします」と伝えておきましょう。

2社目以降

まず、前の業者の具体的な見積り額は伝えず、「想定以上に安くなった」などプレッシャーをかけてみましょう。

その上で提示してもらった金額が前の業者より高ければ前の業者の金額を伝え値下げしてもらいましょう。

前の業者よりも安ければ前の業者より安かったことは伝えずに、「検討します」とだけ伝えましょう。

最後の1社の見積りが出たら

上記の流れで最後の1社の見積り額が出たら最初の1社目に最後の1社の見積り額を提示し値下げ交渉を行いましょう。

2社目以降でまだ値下げ交渉をしていない業者があれば同じ手順でこれを繰り返し行います。

その際のメールテンプレを作成しました。

値下げ交渉のメールテンプレ

件名:引っ越しの依頼 【お客様番号:○○○○○○○】

○○引越センター ご担当社様

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

訪問見積りの際は、色々とアドバイスをいただき、ありがとうございました。

今回は見積り額の件でご連絡をさせていただきました。

実は、他社さんが○○,○○○○円でやっていただけるとおっしゃっていて、▲▲,▲▲▲円まで値下げしていただく事は可能でしょうか?

何卒、ご検討の程よろしくお願いいたします。

5.サービス内容も含めて最終的に業者を選ぶための6つのポイント

料金以外にも各引越し業者でサービスの内容に特徴があるので、料金だけでなくサービス内容も含めて業者を選ぶことが大切です。

「料金」ばかりを比較していると、思ったサービスを受けられず後悔してしまうこともあります。

ただ、料金以外のサービスは比較が難しいのでこの章でどのように比較をしていけば良いのかを解説していきます。

5-1.引っ越し業者選びの6つのポイント

引っ越し業者を選ぶに料金以外で比較するべき6つのポイントをまとめました。

引越し業者の比較のポイント

  • ポイント1.営業の対応
  • ポイント2.保険の内容
  • ポイント3.作業員の人数と構成
  • ポイント4.荷物受け取りまでの日数
  • ポイント5.梱包資材の特徴
  • ポイント6.無料サービス

なお、相見積もりを取っていると、どの引越し業者がどんなサービス内容であったか混同してしまう事もあるので、表にまとめる事をおすすめします。

A社B社C社
営業の対応良い高圧的普通
保証内容別途保険あり標準引越運送約款のみ別途保険あり
作業員正社員2名アルバイト1名正社員1名アルバイト2名正社員2名
荷物受け取りまでの日数当日翌日1週間後
梱包資材ダンボール
ハンガーBOX
シューズラック
食器ケース
ダンボール
ハンガーBOX
ダンボールのみ
無料サービスダンボール回収

洗濯機取り付け・取り外しサービス

ダンボール回収なし
見積り額100,000円85,000円80,000円
最終決定

ここでは、6つのポイントについて詳しく解説をしていきます。

ポイント1.営業の対応

他社と検討したいと話しているにも関わらず、しつこく営業をしてくる営業担当者は自分の営業成績が優先になっている可能性があるので、気をつけるようにしましょう。

なお、自分の営業成績が優先になっている営業マンには他にも特徴があるので「5-2.危険な営業マンの4つの特徴」でより詳しく紹介をしていきます。

ポイント2.保証内容

基本的に引越し会社は標準引越運送約款という国土交通省より告示されているルールに基づいた保証を行なっていますが、それに加えて引越し会社の負担で保険に入っている場合もあります。

保険に加入している会社であれば、万が一の際も破損などがあった際も第三者の保険会社が間に入って保証のやりとりをしてくれます。

なお、保険に入っていない会社の場合、破損などがあった場合は会社と直接やりとりをすることになるので、トラブルになりやすいです。

ポイント3.作業員の人数と構成

同じ条件でも、引っ越し会社が派遣してくれる作業員の人数はバラバラで、作業員が多ければ多いほど、当日の作業が早く終わります。

また、人数だけでなく正社員とアルバイトの人数の構成も確認しておきましょう。

正社員は研修などを受けてから、現場に出されているので運搬の際の傷をつけるなどのトラブルが起きる確率が低いです。

ただ、アルバイトは引っ越し未経験で働いている人も多いので、アルバイトの割合が多いと傷や破損の確率が高くなります。

要望すれば正社員のみにしてくれることもある

希望をすれば会社の状況によっては、正社員のみで対応してくれる場合もあります。

ただ、その分料金が上がる可能性もあるので、「正社員だけ」にした場合と「アルバイトも」含めた場合、両方の見積もりを出してもらい比較しましょう。

ポイント4.受け取りまでの日数

引っ越しのプランによっては当日に荷物を受け取れないこともあるので、確認しておきましょう

コンテナを使った「単身パック」や、他の人の荷物も一緒に一つのトラックで運ぶ「混載便」は料金が安くなりやすい分、輸送に時間がかかることが多いです。

ポイント5.梱包資材の特徴

引っ越し会社では基本的にダンボールやガムテープが無料で提供してくれることが多いです。

ただ、会社によってはそれ以外のハンガーラックや食器ケース、ジューズラックなど個人では用意しづらい特別な梱包資材を提供してくれる会社もあります。

下記のような梱包資材を使えば、荷造りの手間を大幅に減らすことができるので、ダンボール以外の梱包資材があるかどうかも確認して比較をしましょう。

梱包資材の例

ダンボールが有料のこともあるので注意

格安を売りにしている会社やサービスにはダンボールが有料だったり、自分で用意する必要があるサービスもあります。

引っ越しにダンボールは必ず必要なので、ダンボールを購入する費用や手間を考えた上で、他社と比較をするようにしましょう。

ポイント6.無料サービス

引っ越し会社によっては、「ダンボールの回収」や「洗濯機取り付け・取り外し」などのサービスを無料でしてくれる場合があります。

無料サービスは引っ越し会社によって特色がでやすい部分になります。

A社では有料になっていたサービスが、B社では無料サービスとして含まれている可能性もあるので、忘れずに比較しましょう。

■引っ越し会社の無料サービスの参考例

サービス名サービス内容
手続き代行サービス転居の際の住所変更などの手続きを無料でしてもらえる
ダンボール回収サービスダンボールの引き取りを無料で行ってもらえる
家具移動サービス引越し後に1回家具の移動を無料で行ってもらえる
家具クリーンサービス家具の拭き掃除を無料で行ってもらえる
ご指名サービス作業員の指名をできる
靴下履き替えサービス搬入作業の際に作業員が靴下を履き替えてくれる
粗品サービス新居の近所の方に粗品を渡してくれる
洗濯機取り付け・取り外しサービス洗濯機取り付け・取り外しを無料でやってくれる

5-2.危険な営業マンの4つの特徴

危険な営業マンにあたってしまうと、成約後のやりとりが上手くできずに、当日になって困る可能性があります。

下記は、危険な営業マンの特徴なので、もし一つでも当てはまる場合は他社にするか、営業マンを変更してもらいましょう。

危険な営業マンの特徴

  • 特徴1.高圧的な態度を取ってくる
  • 特徴2.口約束をしようとする
  • 特徴3.ヒヤリングをしてこない
  • 特徴4.契約していないのにダンボールを置いていく

特徴1.高圧的な態度を取ってくる

高圧的な態度をとってくる営業マンはこちらの要望を聞き入れてくれない場合があるので避けましょう。

上から目線で他社の悪口をいったり、「もう引越しまで日にちがないから他社を見ている間に引越しできなくなる」などの理由をつけて強引に契約をしてくる営業マンも中にはいます。

特徴2.口約束をしようとする

口約束をしようとしてくる営業マンはその場限りの良いことを言って契約しようとしている可能性があるので危険です。

良い営業マンは作業内容に関する約束は必ず見積書に記載をします。

なぜなら、引越し当日に営業マンは同行しないので、口約束をするとトラブルになる可能性が高いからです。

そのため、営業マンとの約束は見積書などの書面に記載してもらうようにしましょう。

特徴3.ヒヤリングをしてこない

要望も聞かず金額の話やアピールばかりしてくる営業マンには気をつけましょう。

例えば「なにか気になることはないですか」と質問をしてくれる営業マンは隠し事がなく、利用者の要望に答えようとしてくれる営業マンです。

特徴4.契約していないのにダンボールを置いていく

営業マンによっては断りづらくさせるために、検討中の段階でも訪問見積りの際にダンボールを置いていく場合があるので気をつけましょう。

契約をする前にダンボールをもらってしまうと、最終的に契約とならなかった場合に返送料金などでトラブルになりやすいです。

なので、ダンボールは業者を決定したあとにもらいましょう。

【営業マンの変更をしたい場合の対処法】

料金やサービスは一番良いのに営業マンが悪い場合は、営業マンを変更してもらいましょう。

交代を要望する場合は、営業時間を気にすることなく伝えられる、メールやWEBでの連絡がおすすめです。

メールやWEBでの連絡先は「引っ越し業者名+問合せ窓口」と検索すればわかります。

営業マンの変更のメールテンプレ

件名:営業担当者の変更について

○○引越センター

ご担当者様

お世話になっております。○月○日に御社で引越しを予定している○○でございます。

今回引越し見積りをご担当いただいた、○○営業所の○○様の件でご連絡をさせていただきました。

引越しの依頼については他社も検討してからこちらからお伝えします。とお話したのですが、その後もしつこく連絡が来るため、困っています。

一方的なやりとりが多いので、貴社に依頼をした場合も要望が正確に伝わるかが不安です。

つきましては、大変申し上げづらいのですが、担当者の変更していただきたく存じます。

連絡についてはメールを希望しますが、電話の場合、平日の9時から18時は仕事中のため、電話に出ることができません。

お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

○○太郎

○○○-○○○○-○○○○

6.引っ越し見積もり準備に関するQ&A

Q.1引っ越しの相場ってどのぐらい

A.料金の目安だけでも知りたいという方へ引っ越し業者の相場をまとめました。

単身荷物小単身荷物大2人家族3人家族4人家族5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
28,000円36,000円59,000円71,000円88,000円127,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
31,000円39,000円65,000円78,000円99,000円129,000円
~200km未満
(同一地方内)
39,000円52,000円78,000円92,000円118,000円168,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
49,000円66,000円113,000円134,000円139,000円189,000円
500km~
(長距離)
57,000円80,000円140,000円168,000円200,000円243,000円

Q2.訪問見積もりの際に営業マンへのお茶は準備した方が良い?

A.特に準備しなくても良いです。

なお、あくまで参考ですが、私が営業に伺った際もおよそ半分のお宅はお茶はなどはなかったです。

Q3.女性に見積もりをもらうことは可能?

A.可能です

SGムービングの「レディースムービング」を使えば女性に見積もりをしてもらえます。

他の引っ越し業者では見積もりの営業マンの性別を指定するのは難しいことが多いです。

Q4.訪問見積もりのキャンセルは可能?

A.可能です

キャンセルする場合の会話例を紹介します。

■訪問見積もりのキャンセルするときの会話例

「○月○日の○時より訪問見積りの依頼をしております。○○と申します。

訪問見積りの件ですが、会社の都合で引越しが延期になり、引越し日が未定となってしまいましたので、依頼していた訪問見積りのキャンセルをお願いいたします。

お忙しい中、予定を確保いただいていたにも関わらず、直前の連絡となり申し訳ございません。」

Q5.土日や夜に見積もりはしてもらえる?

A.見積もりは基本的に土日でも行っています。ただ、夜の見積もりについては対応していない場合が多いです。

なお、見積もりの時間は8時〜19時であることが一般的です。

Q6.訪問見積もりと訪問営業の違いはある?

A.あります。

訪問見積もりは利用者側が依頼をして、引っ越し業者の営業マンに見積もりをしてもらいます。

訪問営業は、こちらが依頼していない物を提案してくる営業のことで、引っ越しの場合、訪問営業は基本的にありません。

まとめ

引っ越し見積もりの準備についておわかりいただけたでしょうか?

引っ越しの見積もりは準備をしなくてもできます。ただ、準備をしないと見積もり額で損をする可能性が高いです。

そのため、見積もりを最安にするためにすべき見積もりの準備を6つまとめました。

見積もり前に準備のすべき6つのこと

  • 1日でも早く見積もり予約をする
  • 引っ越し先の状況を確認しておく
  • 運ばない荷物を決めておく
  • 部屋の片付けをしておく
  • 引っ越しの希望日時を絞りすぎない
  • オプションサービスを決めておく

なお、これから見積もり依頼をする人も、すでに見積もり依頼をしている人も一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使えば安い業者が見つかりやすくなります。

あなたが、引っ越しの見積もりの準備について理解し、見積もり当日を迎えられることを願っています。