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引越し

引越し1ヶ月前にやること一覧リスト|準備で失敗しないために必読!

「引越しの1ヶ月前だけど何から準備すべき?」「やり忘れていることはないかな?」など、引越しの1ヶ月前は何をすべきか気になっていませんか?

引越しの時はやるべきことが多く、1ヶ月前までにしておくべきこと、1ヶ月前から準備すべきことも複数あります。

このページでは引越しの1ヶ月前までにすべきこと、1ヶ月前から当日までにすべきことをリスト化し、下記の流れで紹介します。

やることやるべき人
1. 引越しの1ヶ月前までにやっておくべきこと
1-1. 部屋探し・部屋の契約まだ次の家が決まっていない人
1-2. 賃貸物件の解約手続き賃貸で家を借りている人
1-3. 学校の転校手続き引越しでお子さんが別の小学校・中学校へ通うことになる方
1-4. 保育園や幼稚園の転園手続きお子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方
2. 引越しの1ヶ月前からすべき準備
2-1. 引越し業者の選定・予約引越し業者に作業をお願いする人
2-2. 荷造り全ての人
2-3. ネット回線(特に固定回線)の移転手続き光回線などの固定回線を使っている人
2-4. CS放送やケーブルテレビの契約手続きCS放送やケーブルテレビの契約をしている人
2-5. 粗大ゴミを処分する引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
2-6. その他細かいゴミの処分全ての人
2-7. ガスの移転・解約手続きガスを使っている人
2-8. 火災保険・地震保険の解約・変更これらの保険に加入している方
2-9. 会社・勤務先への住所変更の連絡会社員・アルバイトの人
2-10.郵便の転送手続き全ての人
3. 他の市区町村に行く方がすべき引越し前の手続き
3-1. 転出届の提出違う市区町村に引越しをする人
3-2. 印鑑登録の抹消違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている
3-3. 国民健康保険の手続き国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人
3-4. 児童手当の住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人
3-5. 介護保険被保険者証の返納要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人
3-6. 原付の廃車手続き原付を持っていて、他の市区町村に引越す方
4. 引越しの前日までにしておくべきこと
4-1. 電気の移転・解約手続き全ての人
4-2. 水道の移転・解約手続き全ての人
4-3. NHKの住所変更手続きNHK受信料を払っている人
4-4. 新聞の住所変更手続き新聞を購読している方
4-5. 近隣への挨拶一戸建ての方、家族引越しの方
4-6. 冷蔵庫の掃除・霜取り・水抜き冷蔵庫を持っている人
4-7. 洗濯機の水抜き洗濯機を持っていて、業者から指示された人
4-8. 石油ストーブの空焚き石油ストーブを持っている人
4-9. 新居の鍵の受け取り次の家が賃貸の人
4-10. 新居の確認次の家が賃貸の人
4-11. 新居のレイアウト決定全ての人
4-12. 直前まで使っていたものの梱包全ての人

また、下記の3つは、失敗する人が多い準備ですので、ページの後半で注意点などを詳しくまとめました。

最後まで読めば、引越しの1ヶ月前までに何をすべきか、1ヶ月前から引越し日までに何をすべきかがわかり、引越しの準備で失敗しなくなるでしょう。

目次

1. 引越しの1ヶ月前までにやっておくべきこと

引越しを決めたら、少しでも早くすべきことが下記の4個で、1ヶ月前であればしていなければ遅いです。

やることやるべき人
1-1. 部屋探し・部屋の契約まだ次の家が決まっていない人
1-2. 賃貸物件の解約手続き賃貸で家を借りている人
1-3. 学校の転校手続き引越しでお子さんが別の小学校・中学校へ通うことになる方
1-4. 保育園や幼稚園の転園手続きお子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方

上記が間に合えば1ヶ月前でも引越しは可能ですので、まだできていないことがあれば、すぐにでも行いましょう。

1-1. 部屋探し・部屋の契約

やるべき人

  • まだ次の家が決まっていない人

具体的にやること

  • 部屋を探し、あなたにあっていそうな部屋を契約する

引越しに当たって、1ヶ月前の時点で次に住む家が決まっていない方は、すぐに部屋を探すことから始めましょう。

入居までの手続きもありますから、本来は引越し予定日の2ヶ月前から動くべきで、1ヶ月前だとやや遅いです。

リクルート運営の賃貸ポータルサイト 「SUUMO(https://suumo.jp/chintai/)」を使うことで、すぐに入居・契約ができる物件を複数探せますが、部屋探しには注意点も満載です。

部屋選びをこれから行う方は、まずは「賃貸のプロが教える部屋探しのコツ|初心者でも失敗しない3つのステップ」を参考にベストな家を探しましょう。

1-2. 賃貸物件の解約手続き

やるべき人

  • 賃貸で家を借りている人

具体的にやること

  • 管理会社に退去する旨を伝えておく

部屋探しと同時に、管理会社や大家さんに今の家を出ることを伝えておきます。

多くの場合で契約書に、「退去する1~2ヶ月前に言うこと」と書かれていて、突然の退去だと1ヶ月分の家賃を請求されるケースがあるので注意が必要です。

1ヶ月前まで伝えていなければ、今すぐに連絡しましょう。

また、退去日までに引越し・掃除・鍵の引き渡しを行うことを意識して、退去日を設定しましょう。

退去の際は、鍵の引き渡し、部屋の中の確認があります。予定を開けておきましょう。

1-3. 学校の転校手続き

やるべき人

  • 引越しでお子さんが別の小学校・中学校・高校へ通うことになる方

具体的にやること

  • 今の学校と、役所、次の学校での手続きを行う

学校を変える場合、今の学校に連絡していなければ、今すぐに連絡しましょう。連絡すると、下記の書類を出してもらえます。

  • 在学証明書
  • 教科書給与証明書

その上で、役所で転出届け、引越し先で転入届を出します。同一市内への引越しの場合は、引越し後に転居届を提出。

そこで「転入学通知書」を受け取れますので、下記の3点の書類を新しい学校に提出するのが大まかな手続きです。

  • 在学証明書
  • 教科書給与証明書
  • 転入学通知書

高校の場合や、私立の小中学校の場合はまた違った手続きになります。

まずは、引越しが決まったら、すぐに今の学校の担任に相談するようにしましょう。

1-4. 保育園や幼稚園の転園手続き

やるべき人

  • お子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方

具体的にやること

  • 引越し先の自治体、保育園・幼稚園へ空き状況を確認、手続き

引越しが決まったらなるべく早く、引越し先の自治体や園へ空き状況や手続き内容を確認しておくべきで、1ヶ月前までやっていなければすぐに行いましょう。

ただし、保育園に空きがないケースもあり、住民票を移していない状態だと入園が不利になるケースもあります。

こういったケースでも救済措置を設けている自治体もあるので、合わせて確認しましょう。

2. 引越しの1ヶ月前からすべき準備

ここまでほど急いではしなくていい手続きですが、1ヶ月前を切ったら始めるべき準備です。

やることやるべき人
2-1. 引越し業者の選定・予約引越し業者に作業をお願いする人
2-2. ネット回線(特に固定回線)の移転手続き光回線などの固定回線を使っている人
2-3. 荷造り全ての人
2-4. CS放送やケーブルテレビの契約手続きCS放送やケーブルテレビの契約をしている人
2-5. 粗大ゴミを処分する引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
2-6. その他細かいゴミの処分全ての人
2-7. ガスの移転・解約手続きガスを使っている人
2-8. 火災保険・地震保険の解約・変更これらの保険に加入している方
2-9. 会社・勤務先への住所変更の連絡会社員・アルバイトの人
2-10.郵便の転送手続き全ての人

1つずつ紹介していくので、計画的に進めましょう。

特に、下記の2点は1ヶ月前のこのタイミングで確実に終わらせるべきもので、1ヶ月以上前に行ってもいいものです。

優先して行いましょう。

2-1. 引越し業者の選定・予約

すべき人

  • 引越し業者に作業をお願いする人

具体的にすべきこと

  • 業者に目星をつけ、見積もり、予約する

1ヶ月前まで引越し業者が決まっていない人は、早めに見積もりを取り、予約するようにしておきましょう。

各社のトラックや作業員の数には限りがあり、引越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど料金は高くなります。

まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。

遅くなると安くする提案を受けにくい

また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。

安くていい業者から埋まる

さらに遅くなると、対応可能な業者が見つからない可能性もあります。

業者が見つからないリスク

時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。

  • 3月~4月上旬の引っ越し:1ヶ月前
  • それ以外の時期の引っ越し:2週間前

こうならないように、1ヶ月を切っているなら、すぐに引越し業者への見積もり依頼をすぐに行いましょう。

また、「5. 特に重要な事前準備①「引越し業者選び」で失敗しないためのコツ」で、ベストな引越し業者を選ぶためのコツを紹介しているため、見積もり前の方は必ず確認しましょう。

2-2. ネット回線(特に固定回線)の移転手続き

やるべき人

  • 光回線などの固定回線を使っている人

具体的にやること

  • 使っている業者に連絡を入れておく

光回線などの固定のネット回線、電話回線を使っている人は早めに業者に連絡を入れておきましょう。

理由は、引越し先で工事が必要な可能性が高く、工事の予約を希望日に取るためです。特に引越しの混み合う3月前後にはなかなか工事が取れず、引越ししたのにしばらくネットが使えないという事態にもなりかねません。

よく使われる、ネット回線の移転手続きのページや連絡先をまとめたので、下記から移転手続きを行いましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

ネット回線名連絡先電話番号Webで手続きするページ
フレッツ光NTT東日本0120-116-116https://flets.com/first/move/iten.html
フレッツ光NTT西日本0120-116-116https://flets-w.com/user/move/
auひかりKDDI0077-7063https://www.au.com/cs/hikkoshi_form/
ドコモ光NTTドコモドコモのスマホから151https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/..
ソフトバンク光ソフトバンク0800-111-2009https://www.softbank.jp/ybb/moving/..
OCN光NTTコミュニケーションズ0120-506-506https://www.ntt.com/personal/hikkoshi/..

上記の中で、NTT東西のフレッツ、auひかりだけは別途プロバイダという接続業者への手続きが必要なケースがあります。不安な方は電話での移転手続きをし、「プロバイダへの手続きは必要ですか?」と聞いてみましょう。

また、移転には工事費がかかるのかなども確認できるので、電話での問い合わせがおすすめです。

2-3. 荷造り

やるべき人

  • 全ての人

具体的にやること

  • ダンボールに入るものを詰めていく

引越し業者の多くがダンボールをくれますから、ダンボールを受け取り次第、荷造りを開始しましょう。引越し業者がくれない、引越し業者を使わない方はAmazon(https://www.amazon.co.jp/)などで購入しましょう。

引越し当日に業者が来るまでに絶対にすべきなのが、「ダンボールに入る物は全て詰め込む」ことです。

ただ、「なかなか進まない…」「何から始めればいいの?」と悩む方も多いので、「6. 特に重要な事前準備②「荷造り」の5つのポイント」に荷造りを効率よく進めるためのポイントをまとめました。

2-5. 粗大ゴミを処分する

やるべき人

  • 引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方

具体的にやること

  • 自治体に手続きをし、手数料を払って回収してもらう

大型家電や家具など、引越しで粗大ゴミが出そうな方はなるべく早く自治体に連絡し、回収してもらうように依頼しましょう。

「市区町村名 粗大ゴミ」で検索すれば、各自治体のルールが出てきます。基本に事前申し込みをし、手数料を払い、指定の場所に出す流れです。

面倒な方は回収サービスもおすすめ

民間の業者が不用品を引き取ってくれるサービスもあります。

業者によっては軽トラに不用品乗せ放題で1~2万円で、粗大ゴミ以外の捨てにくいゴミもまとめて回収してくれます。

「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」というサイトでエリア別に業者を探せますので、「面倒だから一気に処分したい!」という方は検討してみましょう。

また「7. 特に重要な事前準備③「不用品処分」の方法の選び方」で、あなたにとって最適な処分方法を選ぶコツを紹介していますから、粗大ゴミがある方は確認しておきましょう。

2-6. その他細かいゴミの処分

やるべき人

  • 全ての人

具体的にやること

  • 自治体のゴミの日にこまめに処分をしておく

粗大ゴミ以外の「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の処分も必要です。

計画的に捨てていき、引越し直前でゴミの処分に困らないようにしましょう。

先ほど紹介した「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」は、粗大ゴミと一緒に、細かいゴミも引き取ってくれます。分別が分かりにくいものはまとめて引き取ってもらうと楽です。

2-7. ガスの移転・解約手続き

やるべき人

  • 全ての人

具体的にやること

  • 移転手続き、必要に応じて解約手続きを行う

ガスに関しても同様ですが、今の住所で利用を終えるとき、次の住所で利用を開始するときは立会いが必要です。

不動産の引き渡し前に、ガスを止める立会いができるよう、余裕を持って手続きをしておきましょう。

利用者の多いガス会社Webから電話から
東京ガス手続きページ0570-002211
東邦ガス手続きページ0570-015456
大阪ガス手続きページ0120-0-94817
西部ガス手続きページ0570-000-312

他のガス会社を利用の方は「エリア+ガス+引越し」で検索しましょう。

今とは別のガス会社を使うことになる方は、このタイミングで利用開始する旨を伝えておきましょう。上記のガス会社であれば表で紹介したページ、電話番号から手続きが可能です。

2-8. 火災保険・地震保険の解約・変更

やるべき人

  • これらの保険に加入している人

具体的にやること

  • 必要に応じて解約手続き、新規申し込みを行う

火災保険・地震保険に加入している人は解約の手続きをしておきましょう。解約日は引越し日より後にしておきましょう。

また、引越し先が賃貸の場合、新居では指定の火災保険があるケースが大半ですが、大家によっては引き継ぎもできるので、引き継ぎたい人は次の家をお願いした不動産業者に相談しましょう。

どこの保険会社と契約したのか、連絡先もわからない場合は、管理会社等に確認しましょう。

2-9. 会社・勤務先への住所変更の連絡

やるべき人

  • 会社員・アルバイトの人

具体的にやること

  • 会社や勤務先に引越すことを伝える

勤務先に引越すことを伝えておきましょう。交通費の変更、税金の支払いのために勤務先への連絡は必須です。

まずは、上司には早めに口頭で「◯月から△へ引越します」と伝えて、その後会社のルールに従い申告しておきましょう。

引越し後に申告をするルールの会社もありますが、引越し前にそう言ったルールを確認しておきましょう。

2-10. 郵便物の転送手続き

やるべき人

  • 全ての人

具体的にやること

  • Webもしくは郵便局の窓口で転送手続きを行う

転居することを郵便局に知らせておけば、古い住所に来た郵便を1年間新しい住所に届けてもらえます。

住所変更の連絡ができなかった相手からの郵便を受け取るためにも必ず手続きを行いましょう。

Webから手続きを行う場合

スマホがあれば、「e転居」という郵便局のサービスで手続きができます。確認の電話をする必要があるので、電話のできる環境での手続きがおすすめです。

窓口で手続きを行う場合

下記の2つの書類を持って郵便局に行き、「引越すので転送を申し込みたい」と伝えましょう。

  1. 本人確認書類:本人の運転免許証、各種健康保険証など
  2. 旧住所の証明:古い住所が確認できる運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードまたは住民票など

3. 他の市区町村に行く方がすべき引越し前の手続き

市区町村が変わる方は、引越し前に役所に行く必要があります。

引越しの日の1~2週間前に一度役所に行き、下記の手続きを行いましょう。

手続きやるべき人
3-1. 転出届の提出違う市区町村に引越しをする人
3-2. 印鑑登録の抹消違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている
3-3. 国民健康保険の手続き国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人
3-4. 児童手当の住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人
3-5. 介護保険被保険者証の返納要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人
3-6. 原付の廃車手続き原付を持っていて、他の市区町村に引越す方

市区町村が変わらない方は引越した後でないとできない手続きが多いので、引越してから役所に行くことがおすすめです。

持って行くものとしては下記のものに加え、それぞれの申告に必要な+αのものです。

  • 本人確認証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カード)
  • 印鑑

基本的に役所に用紙があり、役所に行けば窓口も教えてくれるので、まずは何の手続きが必要で、何を持っていくべきか、この章で確認しましょう。

※代理で手続きを行いたい場合は委任状や代理人の本人確認書類・印鑑などが必要です。事前に役所に自治体ごとのルールを確認しておきましょう。

同一市区町村内で転居する方は、ここでは手続きせず引越し後に役所で手続きを行えば問題ありません。

3-1. 転出届の提出

やるべき人

  • 違う市区町村に引越しをする人

具体的にやること

  • 役所の窓口、もしくは郵送で転出の届け出をします

その市区町村から出て行くことを、役所に届け出ます。先ほどの書類を持ち、役所に行くか、自治体によってはWebサイトで用紙をダウンロードして郵送で送ることも可能です。

東京都中央区の例ですと、下記のような用紙で、「住民異動届」という名前の用紙になっていることが多いです。

東京都中央区の転出・転居の届出用紙

引用:東京都中央区ホームページ

ここで転出証明書をもらって、それを次の役所に提出することになります。

また、マイナンバーカードを提出すれば、転出証明書を省略できますので、お持ちの方は持っていきましょう。

3-2. 印鑑登録の抹消

やるべき人

  • 違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている

具体的にやること

  • 役所の窓口で、印鑑登録の抹消を行う

印鑑登録は市区町村ごとに行っているので、転出するときは今の市区町村の窓口で「印鑑登録廃止申請書」を提出し、登録の抹消をしておきます。

本人確認書類の他に下記の書類を持って自治体の窓口に行きましょう。

  • 登録している印鑑
  • 印鑑カード

ただし、自治体によっては転出届を出せば、印鑑登録が自動的に抹消されるところもあります。転出届を出す際に確認してみましょう。

3-3. 国民健康保険の手続き

やるべき人

  • 国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人

具体的にやること

  • 役所の窓口で、資格喪失の手続きを行い、保険証を返還する

国民健康保険に加入している方(主に自営業の方など職場の健康保険に加入していない方)は、引越す際に今の自治体で資格喪失の手続きが必要です。

転出後14日以内に行えば問題ありませんが、転出届などと一緒にやってしまえば楽なので、役所に行ったタイミングで手続きしましょう。

下記の物を持って、窓口に行きます。

  • 国民健康保険証(転居する家族全員分)
  • 印鑑

3-4. 児童手当の住所変更

やるべき人

  • 児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人

具体的にやること

  • 役所の窓口で、児童手当受給事由消滅届を提出

今と違う市区町村に引越す方は、今の自治体からの支給を止めるために「児童手当受給事由消滅届」を提出します。引越し後15日以内に行えばいいですが、こちらも引越し前のこのタイミングで行なっておくとスムーズです。

下記の物を持って、窓口に行きます。

  • 印鑑

引越し先で再度申請が必要ですが、その際「課税証明書」などの年収を証明する書類が必要なケースがあるため、このタイミングで取得しておいた方がスムーズです。

役所に行く前に引越し先の自治体に必要書類などを確認しておきましょう。

3-5. 介護保険被保険者証の返納

やるべき人

  • 要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人

具体的にやること

  • 役所の窓口で、資格喪失手続きを行い、「介護保険受給資格証」をもらう

介護保険の給付も次の住所でも引き継げます。役所に、介護保険被保険者証を返納し、資格喪失の手続きをします。

その際、「介護保険受給資格証」を受け取って、転居先の役所行った際に手続きを行います。(自治体によっては受給資格証を発行しておらずマイナンバーでの手続きになります。)

3-6. 原付の廃車手続き

やるべき人

  • 原付を持っていて、他の市区町村に引越す方

具体的にやること

  • ナンバープレートを返却し、廃車申告受付証をもらう

同一市区町村であれば、転居時にバイクの住所が自動的に更新されますが、別の市区町村へ引越す場合は、役場にナンバープレートを返却し、廃車申告受付証をもらいます。

引越し先で必要ですので、廃車申告受付証は無くさないようにしましょう。

下記の物を持って、窓口に行きます。

  • 印鑑
  • 外したナンバープレート
  • 標識交付証明書(ある場合)

引越し先まで原付で行く方は要注意!

ナンバープレートを返すと、公道を走れなくなります。

引越し先まで原付で行きたいという方は、引越し前には手続きをせず、引越し先で廃車と登録の手続きを一緒に行います。

4. 引越しの前日までにしておくべきこと

その他、引越しの前日までに、下記の11このことをすべきです。1ヶ月前であれば焦る必要は全くありませんが、すべきことを把握し、進めておきましょう。

すべき準備やるべき人
4-1. 電気の移転・解約手続き全ての人
4-2. 水道の移転・解約手続き全ての人
4-3. NHKの住所変更手続きNHK受信料を払っている人
4-4. 新聞の住所変更手続き新聞を購読している方
4-5. 近隣への挨拶一戸建ての方、家族引越しの方
4-6. 冷蔵庫の掃除・霜取り・水抜き冷蔵庫を持っている人
4-7. 洗濯機の水抜き洗濯機を持っていて、業者から指示された人
4-8. 石油ストーブの空焚き石油ストーブを持っている人
4-9. 新居の鍵の受け取り次の家が賃貸の人
4-10. 新居の確認次の家が賃貸の人
4-11. 新居のレイアウト決定全ての人
4-12. 直前まで使っていたものの梱包全ての人

4-1. 電気の移転・解約手続き

すべき人

  • 全ての人

具体的にすべきこと

  • 移転手続き、必要に応じて解約手続きを行う

電力会社にも引越すことを伝えておきましょう。Webや電話で行うことになりますが、今の請求書や電気使用量のお知らせなどのお客様番号が記載されているものが手元にあるとスムーズです。

利用者の多い電力会社の移転手続き先は下記になり、引越し先でも今の電力会社を使うのであれば「移転」、使わないのであれば「廃止」の手続きをします。

電力会社Webから電話から
東京電力エナジーパートナー手続きページ0120-995-005
関西電力手続きページ0800-777-8810
中部電力手続きページ0120-921-691
東北電力手続きページ0120-175-266
九州電力手続きページ0120-623-376

今は、電力自由化により、エリア関係なく使える業者が増えています。エリアが変わっても、口座振替やクレジットカード払いをそのまま継続させたいという人は今の電力会社の利用を検討しましょう。

4-2. 水道の移転・解約手続き

すべき人

  • 全ての人

具体的にすべきこと

  • 移転手続き、必要に応じて解約手続きを行う

水道会社も同様です。

下記の窓口から、引越し先でも今の水道を使うのであれば「利用中止および新住所での利用開始」、使わないのであれば「利用中止」の手続きをします。

利用者の多い水道局Webから電話から
東京都水道局手続きページ03-5326-1100
大阪市水道局手続きページ06-6458-1132
横浜市水道局手続きページ045-847-6262
名古屋市上下水道局手続きページ052-884-5959
札幌市水道局手続きページ011-211-7770

他の水道局を利用の方は「エリア+水道+引越し」で検索しましょう。

4-3. NHKの住所変更手続き

すべき人

  • NHKの受信料を払っている人

具体的にすべきこと

  • 移転手続き、必要に応じて解約手続きを行う

NHKにも住所変更を知らせておきます。「Webでの手続きページ」から、手続きしておきましょう。

ちなみに、一人暮らしや単身赴任を辞める場合、結婚などで2世帯の申し込みを1つにする場合などは解約も可能です。

上記ケース、もしくは電話で引越しの手続きをしたい方は「0120-151515」に電話しましょう。

4-4. 新聞の住所変更手続き

すべき人

  • 新聞を購読している方

具体的にすべきこと

  • Webや電話で住所変更をする

新しい住所で今の新聞を継続して購読する場合は引越しまでに住所変更をしておきます。下記のページから行いましょう。

新聞社住所変更
朝日新聞/日刊スポーツWebから
毎日新聞Webもしくは電話から
読売新聞Webもしくは電話から

また、引越しを機に解約したいという方は販売店に連絡するようにしましょう。

4-5. 近隣への挨拶

すべき人

  • 一戸建ての方、家族引越しの方

具体的にすべきこと

  • 新居(旧居)の近隣住民に挨拶をしておく

一戸建てに引越す場合、もしくは家族で引越す場合、前日までに、新居の近隣の方に挨拶をしておきましょう。

近隣とは下記を指します。

  • マンション:左右の家、上下の家
  • 一戸建て:あなたの隣の家、向かいの家、斜め向かいの家

なるべく、引越しの前日の午後に訪問し、これからの挨拶と、引越しで迷惑をかける旨を伝えましょう。

500~1000円のお菓子、洗剤などの手土産を持っていくことが一般的です。単身者の場合は挨拶は不要です。

また、今の家の近所でお世話になった方には早めに挨拶をしておきましょう。

4-6. 冷蔵庫の掃除・霜取り

すべき人

  • 冷蔵庫を持っている人

具体的にすべきこと

  • 冷蔵庫を空にして、霜取りを終えておく

冷蔵庫に物が入っていると運んでもらえなくなるため、計画的に処分して、空にするようにしましょう。

また、前日には下記の手順で霜取りを行い、冷蔵庫の霜を綺麗に除去しておく必要があります。

  1. 冷蔵庫・冷凍庫を空にする
  2. 製氷機トレイの氷を捨てる
  3. コンセントを抜いて電源を落とす
  4. 溶けた霜で周囲が濡れないようにタオルを周囲に敷く
  5. 冷蔵庫を開けっぱなしにして、霜を溶かす
  6. 冷蔵庫の中を綺麗に拭き取る
  7. 蒸発皿※の水を捨てる

蒸発皿は、冷蔵庫の下部や背面にある、冷蔵庫の水を受ける皿のことです。

引用:シャープ

霜取りができていないと、運送中に溶け出し、他の荷物が濡れる恐れがあります。

4-7. 洗濯機の水抜き

すべき人

  • 洗濯機を持っていて、業者から「水抜き」を指示された人

具体的にすべきこと

  • 洗濯機やホースの内部の水を抜く

洗濯機の水抜きとは洗濯機内部の水を取り除くための作業で、引越しで輸送中などに水が漏れて、他の荷物が汚れないように行います。

ただし、基本的に引越し業者が行ってくれますから引越し業者に頼んだ場合、業者から何も言われていなければする必要はありません。

ただ、格安の運送業者にお願いした方は、サービス範囲外の可能性もありますから、すべきなのか事前に聞いておきましょう。

水抜きは下記の流れで進めますが、製品ごとに取扱説明書を確認したり、「メーカー名+洗濯機+水抜き」で検索し、方法を確認しましょう。

全自動洗濯機の場合

  1. 水道の蛇口を閉める
  2. 洗濯機を空にした状態で、フタをしてスタートボタンを押す
  3. 電源を切り蛇口からホースを抜く(水の漏れに注意)
  4. 電源を入れ、フタをして脱水ボタンを押す
  5. 脱水が終わったら洗濯機内の水分を拭き取る
  6. 排水口からホースを抜き、ホース内の水を捨てる(水の漏れに注意)

ドラム式洗濯機の場合

  1. 水道の蛇口を閉める
  2. 洗濯機を空にした状態で、「槽洗浄コース」を選び、スタートボタンを押す
  3. 電源を切り蛇口からホースを抜く(水の漏れに注意)
  4. 電源を入れ、フタをして脱水ボタンを押す
  5. 脱水が終わったら洗濯機内の水分を拭き取る
  6. 糸くずフィルターを緩めて、洗面器などに水を捨てる
  7. 排水口からホースを抜き、ホース内の水を捨てる(水の漏れに注意)

4-8. 石油ストーブの空焚き

すべき人

  • 石油ストーブ・ファンヒーターを持っている人

具体的にすべきこと

  • 石油ストーブ・ファンヒーターの灯油をなくす

石油ストーブやファンヒーターに灯油が入ったままだと運んでくれないため、取扱説明書を確認しながら空焚きを行い、灯油を空にしましょう。

多くの石油ストーブ・ファンヒーターが、「メーカー名+製品名」で検索すれば説明書が見れるため説明書を確認しましょう。

大きくすべきこととしては、ストーブを付け放置、灯油がなくなり、自然に消えるのを待つことです。

4-9. 新居の鍵の受け取り

すべき人

  • 次の家が賃貸の人

具体的にすべきこと

  • 部屋の鍵を受け取る

次の家には鍵がかかっているため、引越し業者が新居に着くまでのどこかのタイミングで鍵を受け取っておく必要があります。

不動産会社の指定の方法で受け取りましょう。

遠方に引越す方など、荷物の搬入当日まで鍵を受け取れない方は、当日のスケジュールをしっかりと組み、引越し業者を待たせることがないようにしましょう。

4-10. 新居の確認

すべき人

  • 次の家が賃貸の人

具体的にすべきこと

  • 部屋に問題がないかを確認しておく

部屋に元々傷があった場合、入居後すぐに伝えておかないと、あなたのせいにされ、修理費を求められることがあります。

そのため、鍵を受け取った後は、部屋の中をしっかり確認し、傷や不具合を確認しておきましょう。

また、引越し業者が傷をつけることもあり、責任をはっきりさせるためにも、引越し前に見ておくのが安心です。

チェックリストはしっかり記入すること

入居時、下記のようなチェックリストがもらえますので、しっかりと確かめ、何か不備があれば、記入して提出しましょう。

引用:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

4-11. 新居のレイアウト決定

すべき人

  • 全ての人

具体的にすべきこと

  • 新居にどの家具をどう置くか決めておく

引越しの際、業者から「これどこに置きますか?」「どの向きで置きますか?」と聞かれます。

スムーズに引越しを終えるためにも、事前にどこに何をおくか、どの向きで置くかをなんとなくでも決めておきましょう。

また、きっちり決めたい方は、事前に部屋のサイズを測定し、「プランナー5D(iOS/ Android)」など家具の配置がシミュレーションできるアプリで配置を決めておきましょう。

4-12. 直前まで使っていたものの梱包

すべき人

  • 全ての人

具体的にすべきこと

  • 全ての荷物を箱に詰める

引越し業者が来るまでに、ダンボールに入れられる物は全て梱包しておかなければいけません。

引越しまで使うと判断し、出していたものも、引越しのタイミングまでに全て詰めておくようにしましょう。

最悪、当日使う物は、紙袋などに入れて、あなたが運んでもいいので、引越し業者に運んで欲しいものは、すべてダンボールに詰めましょう。

5. 特に重要な準備①「引越し業者選び」で失敗しないためのコツ

引越しは距離や荷物の量をもとに、利用者ごとに料金が計算されるため、どの業者にお願いする際も見積もりをとって金額を確認する必要があります。

その際、「複数社から見積もりを取らないと高くなる」ということだけは絶対に意識するようにしましょう。

これは「単身か家族か」「どこに住んでいるか」に関わらず、すべての人が気を付けるべきことで、相場以上の料金を払うことに繋がりかねません。

5-1. 注意点:複数社から見積もりを取らないと高くなる

引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、どんなに優良の業者でも料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

より多くの業者から見積もりをとった方がベストな1社を探しやすいものの、見積もりにも対応の手間がかかるので、このページを参考に業者を厳選し、効率よく見積もりを取りましょう。

5-2. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

5-3. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のようなおすすめの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

また、あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

5-4. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

Q. 訪問見積もり前に準備は必要?

訪問して見積もりをされる場合も、基本的に準備は不要です。

まず、下記画像くらい部屋が汚くても対応してもらえますし、営業マンとしても散らかっている家はよくあるので、恥ずかしがる必要もありません。

やや汚い部屋①

また、見積もり担当者にお茶やお菓子を出す必要は一切なく、実際も出されないケースがほとんど(9割程度)でした。

6. 特に重要な準備②「荷造り」の5つのポイント

荷造りは、計画的に行い、引越しの当日までに、ダンボールに入るものは全て入れた状態にしましょう。

すべての荷造りが間に合わない場合、追加料金をとられたり、荷物を運んでくれなくなる可能性もあります。

荷造りは、下記の点を意識しておくと、「進まない」と悩むことなく、スムーズに進められ、引越し後も快適です。

  • 普段使わない物から片付けを行う
  • 新居で使う場所ごとにまとめる
  • ダンボールを開ける場所や中身を記載する
  • ダンボールの大きさで入れるものを変える
  • 当日自分で運ぶものをまとめておく

6-1. 普段使わない物から片付けを行う

普段使わない物、引越し日までは確実に使わない物から荷造りをしましょう。

使うものを梱包してしまうと、またダンボールを開けて探す必要が出るので二度手間です。

使うか判断できないものは、判断できないものだけを入れるダンボールを用意し、封をせずに置いておきましょう。

6-2. 新居で使う場所ごとにまとめる

新居での生活を考え、1つの箱に、「リビング」「寝室」などそれぞれの場所で使うものをまとめておくと開封した後楽です。

「寝室のクローゼット」などより細かくまとめておくとよりスムーズです。

6-3. ダンボールを開ける場所や中身を記載する

ダンボールには、上記のどの部屋で使うかや、中身は何かわかるように記載しておきましょう。

例えば「キッチン 引き出し」などです。

場所を書いておけば、引越しの際にそこに運んでもらえますし、中身がわかるように書いてあれば、新居で必要になったときにすぐに取り出せます。

また、上部だけでなく側面に書いておくと、ダンボールを1箇所に積まれた時も中身がすぐにわかります。

6-4. ダンボールの大きさで入れるものを変える

ダンボールは大・小複数の大きさを提供してもらえることが多いですが、下記を意識しておきましょう。

  • 軽い荷物(服など):大きいダンボールに入れる
  • 重い荷物(本など):小さいダンボールに入れる

重い荷物を、大きいダンボールに大量に詰めた場合、重くて運ぶのが難しくなったり、底が抜けてしまう可能性があります。

反対に、軽い荷物を小さいダンボールに入れると、ダンボールが無駄に増えてしまいますし、服などはしわがつきやすくなります。

6-5. 当日自分で運ぶものをまとめておく

通帳や印鑑、現金は引越し業者は運んでくれないので、自分で運ぶ必要があります。

とはいえ、貴重品をそのまましまっておくと、準備がなかなかすすみません。

貴重品を入れるバッグや袋を用意し、貴重品はそのバッグに詰めて、他の荷物とわけて準備しておきましょう。

7. 特に重要な準備③「不用品処分」の方法の選び方

普段のゴミとしては出しにくい粗大ゴミなどの不用品ですが、下記のように処分する方法はたくさんあります。

  • 自治体のルールで回収してもらう
  • フリマアプリや買取業者で売る
  • 廃品業者に依頼する
  • 知人に譲る

その中で、あなたにとってベストな方法を選ぶために、下記のステップで検討しましょう。

  • Step①価値がある物は売却を検討する
  • Step②まずは引越し業者に確認しておく
  • Step③廃品業者と自分での廃棄を比較する
  • Step④料金を踏まえ、引越し業者にお願いするか決める

Step①価値がある物は売却を検討する

まず、新しい(購入10年以内)家具・家電など価値があるものを処分したい方は、下記のサービスでお金に換えることを検討しましょう。

フリマアプリはより高額で売れますが、売れるまでに時間がかかるため、引越し前で1ヶ月を切っていれば、出張買取サービスがベストです。

出張買取サービスは対応エリアや品目に制限がありますから、下記の全国に展開していて、取扱商品の幅が広い2社をまずは検討しましょう。

高額で売れそうな物は、新居に運んで、フリマアプリでゆっくり売却をしてもいいですし、知人にあげる人もいます。

Step②引越し業者に処分費用を確認しておく

価値がなさそう、売れなさそうな不用品はお金を払って処分をする必要があります。

不用品を捨てる際、一番手取り早いのは、引越し業者に処分を代行してもらうことです。引越し日にトラックに載せ、回収してくれるので、手間や時間がかかりません。

ただ、引越し業者によって対応の可否、対応物、価格が異なりますから、見積もり時に何を、いくらで処分してくれるのか、いつまでにお願いすればいいのか確認しておきましょう。

ここで、納得できる金額であれば、お願いしてしまうのが最も簡単な処分方法です。

不用品の処分はお願いできますか?捨てたいのは、〇〇と〇〇です。

自分で処分することも考えたいので、もし引越しをお願いする場合、処分はいつまでにお返事すればいいか教えてください。

すでに見積もりを取り終えている方も、お願いしている業者に処分の可否や価格を電話で確認しましょう。

Step③廃品業者と自分での廃棄を比較する

「引越し業者の処分費用が高い」「引越し業者の対応が難しい」という方は、不用品をまとめて回収してくれる廃品業者がおすすめです。

廃品業者を探す際は、格安で処分してくれる業者を紹介する「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」を使いましょう。

暮らしのマーケットの不用品業者

「トラックに不用品乗せ放題」で1~2万円程度で引き受けてくれる廃品業者が多数掲載されていて、分別も不要でいらないものを積めるだけ積んで処分してくれます。

利用者も多く、口コミも載っていますから、「予想以上に高額請求された」ということも起こりにくいです。

1万円~は少し高いなとい感じるかもしれませんが、個別に処分すると下記の費用がかかるため、この価格でまとめて処分してくれるのは、手間的にも金額的にも優れています。

家電リサイクル法対象の家電製品の処分費用

下記の家電製品は、粗大ゴミに出せないので、買ったお店にお願いするか、「自治体ごとのルール」に従って処分する必要があります。

どちらの場合も費用が必要で、下記が目安です。

家電名処分費用の目安(リサイクル料金+運搬費)
テレビ2,500~6,000円
エアコン1,500~4,500円
冷蔵庫4,000~8,000円
洗濯機(乾燥機)3,000~6,000円

購入した店舗の方が安く処分してくれる傾向にあるので、個別に処分する場合は、まずは店舗に相談、店舗がわからなければ「自治体ごとのルール」に従いましょう。

その他の粗大ゴミの処分費用

上記の以外の粗大ゴミは、お住まいの自治体の指示に従い捨てる必要があり、大まかに下記の費用がかかります。(市区町村名+粗大ゴミで検索すれば料金がすぐわかります。)

主な粗大ゴミ処分費用の目安(東京都新宿区の場合)
空気清浄機/自転車(16インチ未満)/除湿機/照明器具/ビデオカメラ400円
パソコンラック800円
シングルベッド(ベッドマットを除く)/学習机1200円
ソファーベッド/ソファー3人用2000円

粗大ゴミを出す手順は下記の通りです。

  • 電話やインターネットで申し込みを行う
  • コンビニなどでシールを購入し貼り付ける
  • 回収日の朝、玄関先など指定の場所に出す(一戸建て:玄関先、集合住宅1階の出口スペース)

ただし、玄関先まで運ばないといけないため、ご自身で運べない物がある場合は粗大ゴミでの対応が難しいです。

なぜくらしのマーケットは安いの?

登録している多くの業者が「古物商(中古で物を売買できる資格)」を取得していて、不用品を修理・メンテナンスするなどしてお金に変えられるからです。

Step④料金を踏まえ、どこにお願いするか決める

ここまででそれぞれ捨てた場合の費用感が分かったはずですから、下記の方法の処分方法で手間・金額踏まえ検討しましょう。

方法特徴
引越し会社に処分を依頼する引越し会社によって対応可能か、いくらかかるか異なるため要相談
売却するお金になるが、全てが売れるわけではない
廃品業者にまとめて処分してもらう1~2万円でトラックに乗せ放題
自分で自治体のルール通り捨てる荷物量によっては最安だが、手間がかかる

考えるのが面倒な方は、くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)を使い廃品業者に依頼をするのが手間がかからないためおすすめです。

8. まとめ

引越し1ヶ月前にすべきことを紹介してきましたがいかがでした?

改めて、引越しの1ヶ月前〜前日までにしておくべきことは下記の通りです。

やることやるべき人
1. 引越しの1ヶ月前までにやっておくべきこと
1-1. 部屋探し・部屋の契約まだ次の家が決まっていない人
1-2. 賃貸物件の解約手続き賃貸で家を借りている人
1-3. 学校の転校手続き引越しでお子さんが別の小学校・中学校へ通うことになる方
1-4. 保育園や幼稚園の転園手続きお子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方
2. 引越しの1ヶ月前からすべき準備
2-1. 引越し業者の選定・予約引越し業者に作業をお願いする人
2-2. 荷造り全ての人
2-3. ネット回線(特に固定回線)の移転手続き光回線などの固定回線を使っている人
2-4. CS放送やケーブルテレビの契約手続きCS放送やケーブルテレビの契約をしている人
2-5. 粗大ゴミを処分する引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
2-6. その他細かいゴミの処分全ての人
2-7. ガスの移転・解約手続きガスを使っている人
2-8. 火災保険・地震保険の解約・変更これらの保険に加入している方
2-9. 会社・勤務先への住所変更の連絡会社員・アルバイトの人
2-10.郵便の転送手続き全ての人
3. 他の市区町村に行く方がすべき引越し前の手続き
3-1. 転出届の提出違う市区町村に引越しをする人
3-2. 印鑑登録の抹消違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている
3-3. 国民健康保険の手続き国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人
3-4. 児童手当の住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人
3-5. 介護保険被保険者証の返納要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人
3-6. 原付の廃車手続き原付を持っていて、他の市区町村に引越す方
4. 引越しの前日までにしておくべきこと
4-1. 電気の移転・解約手続き全ての人
4-2. 水道の移転・解約手続き全ての人
4-3. NHKの住所変更手続きNHK受信料を払っている人
4-4. 新聞の住所変更手続き新聞を購読している方
4-5. 近隣への挨拶一戸建ての方、家族引越しの方
4-6. 冷蔵庫の掃除・霜取り・水抜き冷蔵庫を持っている人
4-7. 洗濯機の水抜き洗濯機を持っていて、業者から指示された人
4-8. 石油ストーブの空焚き石油ストーブを持っている人
4-9. 新居の鍵の受け取り次の家が賃貸の人
4-10. 新居の確認次の家が賃貸の人
4-11. 新居のレイアウト決定全ての人
4-12. 直前まで使っていたものの梱包全ての人

やるべきことが多いので、忘れないよう、1つずつ進めましょう。

このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。