要注意!5G対応ポケットWi-Fiの唯一のおすすめと失敗しない選び方
「5G対応のポケットWi-Fiってどうなの?」「4G対応と比べてどう違う?」など、5G対応のポケットWi-Fiについて気になっていませんか?
5G対応のポケットWi-Fiは、大手各社から販売されていますが、料金が高すぎたり、使える容量がかなり少ないこともあるため、選び方には注意が必要です。
このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、5G対応のポケットWi-Fiのおすすめや選び方について、下記の流れで解説します。
全て読めば、選ぶべき5G対応のポケットWi-Fiや正しい選び方、4G対応のものと比べてどうなのかまでがわかり、ポケットWi-Fiで失敗しなくなるでしょう。
目次
1. 5G対応ポケットWi-Fiの唯一のおすすめと選び方
5G対応のポケットWi-Fiは、以下の大手5社から発売されています。
- ドコモ、au、WiMAX、ソフトバンク、ワイモバイル
中でもおすすめは、WiMAX(https://gmobb.jp/)です。
なぜなら以下の通り、ネットが使い放題の無制限プランが選べて、その料金が5社の中で最安になるからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
ポケットWi-Fi (提供会社) | データ容量 (最大プラン) | エリア | 実質月額料金 |
X12 (WiMAX) | 無制限 | ◎全国 | ◎3,887円 |
X12 (au) | 無制限 | ◎全国 | △5,934円 |
SH-54C (ドコモ) | 無制限 | ◎全国 | ×10,004円 |
A101ZT (ソフトバンク) | 50GB | ◎全国 | △6,030円 |
A102ZT (ワイモバイル) | △無制限(5G通信は7GBまで) | △全国(制約あり) | △5,097円 |
- データ容量が最大のプランで使った場合の比較
- 実質月額料金:契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
- 端末が選べる場合は、最新のものを使った場合
この表は、各社の最新の5G対応のポケットWi-Fiを、差がつきやすい以下のポイントで比較したものです。
- データ容量:毎月どれだけ使えるか
- エリア:全国で制約なく使えるか
- 実質月額料金:トータルで安く使えるか
WiMAXを選ぶべき根拠となるこれらのポイントについて、それぞれ解説していきます。
WiMAXとは?
UQコミュニケーションズという、KDDI(au)のグループ会社が提供するポケットWi-Fiサービスのことです。
使えるネット回線や端末はauと変わりませんが、料金がauより安くなります。
WiMAXには、プロバイダという申し込み窓口が20以上ありますが、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶと、全窓口で最安で使うことができます。
1-1.データ容量:毎月どれだけ使えるか
5G対応のポケットWi-Fiを出している5社のうち、以下の2社は無制限に使えないため、おすすめできません。
- ソフトバンク:選べるプランは最大でも月50GBまで
- ワイモバイル:無制限に使えるのは4G回線だけで、5G回線は月7GBしか使えない
ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。
- 通常プラン:毎月7GB、50GBまでなど容量に制限があるもの
- 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく使い放題
最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。
実際よく使われているサービスで1GBでできることは以下の通りで、無制限でないとすぐに容量を超えてしまいます。
サービス | 1GBで大まかにできること |
Youtube(高画質/標準画質) | 90分/120分 |
Instagram(写真閲覧・いいねの操作) | 70分 |
Zoom(ビデオ通話) | 100分 |
Webサイトの閲覧(Yahoo!JAPANのトップ) | 3000回 |
Netflix(高画質/標準画質) | 20分/85分 |
LINE(メッセージの送受信) | 40万回 |
LINE(ビデオ通話) | 180分 |
TikTok(動画視聴) | 100分 |
特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
「実質無制限」とはどういうこと?
無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。
インターネットは、一度に多く使われると混み合って遅くなりますが、完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出て、他の人に迷惑がかかります。
そのため、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。
制限の内容 | |
ドコモ | ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。 |
au、WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。 |
いずれの会社も具体的な制限の条件は公開していませんが、auとWiMAXは、2022年初めまで以下のように公表していました。
3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限
そのため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。
15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。
- Webサイトの閲覧
- Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
- 地図アプリ
- 低画質の動画視聴
一方、ソフトバンクやワイモバイルのように容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.2Mbps以下になり、上記も難しくなります。
1-2.エリア:全国で制約なく使えるか
5G対応のポケットWi-Fiは、どれを選んでも、4G回線であれは、ほぼ全国で使うことができます。
しかし、ワイモバイルだけは使えるエリアが以下の二つに分かれており、4G回線でも、無制限で使えないエリアがあるため注意が必要です。
- 月7GBまでしか使えないエリア
- 無制限に使えるエリア
実際の地図をエリアごとに色分けすると以下の通りで、東京や大阪などの都市部を除くと、無制限で使えないエリアは多くあることがわかります。
引用:Y!mobile
先ほどお伝えした通り、ワイモバイルは5G回線が少ししか使えませんが、4G回線にもこうしたデメリットがあり、この点でもおすすめはできません。
5Gが使えるエリアがまだ少ないのはどこも一緒
どの会社のポケットWi-Fiも、5Gエリアは拡大中ですが、2024年現在、使えるエリアは4Gと比べるとまだ少ないです。
例として、auとWiMAXの5Gエリアを上げると以下の通りで、一部のみとなっているのがわかります。
各社の具体的なエリアは以下から調べられます。
- ドコモ
https://www.docomo.ne.jp/area/- au、WiMAX
https://gmobb.jp/wimax5g/area/- ソフトバンク、ワイモバイル
https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/
ただ、4Gのみに対応したポケットWi-Fiには以下のデメリットがあることから、使う場所が今はエリア外という人も5G対応のポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
- 端末のスペックが大きく落ちる
- 安くなる場合もあるが、ネットの質は期待できない
詳しい内容は「3. 4G端末はおすすめしない!知っておくべき全デメリット」で解説しています。
1-3.実質月額料金:トータルで安く使えるか
実質月額料金とは、下記のように、支払うトータル金額からキャッシュバックなどのキャンペーンを差し引くことで計算した「1カ月あたりに支払う費用」のことです。
回線によっては、毎月の料金が安くても以下の落とし穴があるため、それらもトータルして比較するために「実質月額料金」を比べるべきです。
- 初期費用や解約金が高額
- キャンペーンがない
5社のうち、唯一キャッシュバックなどの大きなキャンペーンをやっていることから、実質月額料金は、WiMAXが最安になります。
実質月額料金 | 実施中キャンペーン |
3,887円 (WiMAX) | 33,000円キャッシュバック、月額割引 |
5,934円 (au) | 端末代の一部割引 |
5,097円 (ワイモバイル) | 端末代の一部割引 |
6,080円 (ソフトバンク) | なし |
10,004円 (ドコモ) | なし |
- 最新機種で契約した場合
安い分速度が落ちるのでは?
そんなことはありません。
各社の最新の5G対応端末を並べると以下の通りで、WiMAXを含め、いずれも通信が最も安定するとされる光回線の最大速度1Gbpsを上回っています。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
最大通信速度(下り) | 実質月額料金 | |
SH-54C (ドコモ) 2023年1月発売 | 4.9Gbps | 10,004円 |
X12 (WiMAX) 2023年6月発売 | 3.9Gbps | 4,164円 |
X12 (au) 2023年6月発売 | 3.9Gbps | 5,934円 |
A101ZT (ソフトバンク) 2021年7月発売 | 2.4Gbps | 6,080円 |
A102ZT (ワイモバイル) 2021年7月発売 | 2.4Gbps | 5,097円 |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 実質月額料金:データ容量が最大のプランで、契約満期、期間がないものは3年使った場合の端末代込みの平均月額
5Gに対応している時点で、快適な速度が期待できるのはどれを選んでも変わりません。
よって、シンプルに全国で無制限に使えて、料金が最安になるWiMAX(https://gmobb.jp/)を選ぶのがベストと言えます。
最大速度はドコモの端末が最も速くなりますが、料金がWiMAXの倍以上高くなるため、おすすめできません。
WiMAXは、大手5社の中で唯一、「プロバイダ」という販売窓口がいくつもあり、各社が値下げ競争をして利用者を取り合っています。
その結果として安くなっているだけで、通信品質がその分下がるといったことはありません。
2.WiMAXのベストな契約方法
繰り返しになりますが、5G対応のポケットWi-Fiを使うなら、選ぶべきは「WiMAX」一択です。
ただ、WiMAXには申し込み窓口や端末が複数あり、どれを選ぶかによって支払う金額やネットの速度が変わります。
結論としては、申し込み窓口、端末、それぞれ以下を選ぶのがおすすめです。
- 端末:X12
- 申し込み窓口:GMOとくとくBB
中でも、申し込み窓口は、どこを選ぶかによって支払う金額が3年間で30,000円以上変わることもあるため、注意が必要です。
2-1. 端末は通信速度が最速の「X12」を選ぶ
WiMAXの端末は、通信速度が歴代最速の最新機種「X12」を選んでおきましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
X12 | X11 | SCR01 | |
発売日 | 2023年6月 | 2021年11月 | 2021年4月 |
最大通信速度 | 下り:3.9Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 16台 | 10台 |
バッテリー持ち | 約9時間 | 約8時間 | 約16時間半 |
サイズ | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦76×幅147×厚さ10.9mm |
重さ | 174g | 174g | 203g |
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | NECプラットフォームズ (日本) | サムスン (韓国) |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
- 全て5G対応端末
一部の窓口では、旧機種も申し込みできますが、速度は落ちますし、その分目立って安くなることもありません。
旧機種を選ぶメリットは一つもないため、シンプルに通信速度が最速で、日本製の最新機種「X12」を選んでおきましょう。
2-2. 申し込み窓口は「GMOとくとくBB」を選ぶ
WiMAXを最もお得に使うためには、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)からの申し込みがベストです。
なぜなら、以下のようにWiMAXの申し込み窓口全24社を比較すると、最新機種が使える5Gプランの実質月額料金が最も安くなるからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
申込み窓口 | 実質月額料金 (5Gプラン) | 契約満期 | キャッシュバック (新規申し込み) |
GMOとくとくBB | 3,887円 | なし | 33,000円 |
ゼウス | 4,166円 | 25ヶ月 | 27,720円 |
BIGLOBE | 4,233円 | なし | 11,500円 |
カシモ | 4,315円 | なし | 18,000円 |
ASAHI net | 4,476円 | なし | - |
DTI | 4,623円 | なし | - |
ビジョン | 4,674円 | 25ヶ月 | - |
ヨドバシカメラ | 4,677円 | なし | - |
BIC | 4,795円 | なし | - |
Broad | 4,858円 | 26ヶ月 | 5,000円 |
Free Max | 4,892円 | なし | - |
シンプルWiFi | 4,932円 | なし | - |
J:COM | 4,976円 | なし | - |
5G CONNECT | 5,372円 | なし | - |
Tikiモバイル | 5,480円 | なし | - |
スマモバ | 5,501円 | なし | - |
UQ | 5,565円 | なし | - |
YAMADA air mobile | 5,565円 | なし | - |
KT | 5,565円 | なし | - |
エディオン | 5,565円 | なし | - |
DIS mobile | 5,565円 | なし | - |
EX | 4,698円 (旧機種のみ) | 37ヶ月 | - |
hi-ho | 5,082円 (旧機種のみ) | 25ヶ月 | - |
So-net | 受付停止中 | なし | - |
- 実質月額料金:キャッシュバックや割引を適用し、契約満期まで(期間がないものは36ヶ月)使った場合の初期費用・端末代込みの平均月額
- 2ヶ月以上契約更新月があるものは最短で解約した場合で計算
- 端末は最新機種「X12」を使った場合
GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。
下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が最安になります。
- 33,000円キャッシュバック
- 端末代無料
キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも
現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。
新規申し込みのキャッシュバックと重ねて、他社の解約金を最大40,000円まで補助してもらえます。
よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、申し込み完了メールに記載のフォームから別途申請手続きが必要です。
申し込み窓口(プロバイダ)によって通信品質は変わらないのか
一切変わりません。
光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。
ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。
GMOとくとくBBが安い理由
数あるプロバイダの中でも、GMOとくとくBBが最も安いのは、以下の2つの理由です。
- 店舗を持たず、人件費や場所代を削っている
- WiMAXからもらえる販売報奨金の一部を還元してくれる
まず、店舗で丁寧に説明するわけではないので、人件費や場所代を削減できます。
また、WiMAXのプロバイダの中でも最大手で、WiMAXからたくさんのお金をもらっていますが、それをキャッシュバックなどにして還元してくれます。
そのため、WiMAXはGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)で契約するのが最安です。
2-3. GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
キャンペーンのキャッシュバックは確実に受け取りましょう。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。
- 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
- そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する
やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、過ぎると受け取りができなくなるため注意が必要です
忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。
- スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
- ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く書類を保管しておく)
3. 4G端末はおすすめしない!知っておくべき全デメリット
ポケットWi-Fiは、5Gが使えない商品も多くあり、5Gエリアもまだ少ないことから、「4G端末でもいいのでは?」と思う方もいるはずです。
ただ、今は5Gエリア外にいるという人も含め、ポケットWi-Fiは大手の5G対応のものを選んでおくべきです。
なぜなら、4Gのみに対応したポケットWi-Fiには以下のデメリットがあるからです。
- 端末のスペックが大きく落ちる
- 安くなる場合もあるが、ネットの質は期待できない
それぞれ解説していきます。
デメリット① 端末のスペックが大きく落ちる
4G対応のポケットWi-Fiの最大速度を、5G対応のものと比べると以下の通りで、半分以下と大きく落ちます。
端末 | 最大通信速度(下り) | |
5G | X12 (WiMAX) | 3,900Mbps |
A101ZT (ソフトバンク) | 2,400Mbps | |
SH-54C (ドコモ) | 4,900Mbps | |
4G | H01 (ゼウスWiFi) | 150Mbps |
Pocket 2C (楽天モバイル) | 150Mbps |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
一般的なネットの利用に必要な通信速度の目安は以下の通りで、普通に使う分には4G端末の速度でも問題なく使うことはできます。
- メールやLINE:1Mbps
- WEBサイトの閲覧:1~10Mbps
- 動画の視聴:1~20Mbps
ただ、ポケットWi-Fiはなるべく通信速度が速く、ストレスなく使えるに越したことはありません。
よって、シンプルにスペックの高い5G対応機種の方を選ぶべきと言えます。
デメリット② 安くなる場合もあるが、ネットの質は期待できない
4G対応のポケットWi-Fiの料金を、5G端末が最安になるWiMAXと比べると以下の通り、より安くなる場合が多いです。
実質月額料金 | ||
5G | WiMAX | 3,887円 |
4G | エキサイトモバイルWiFi | 4,226円 |
モンスターモバイル | 3,080円 | |
限界突破WiFi | 4,400円 | |
AiR-WiFi | 3,532円 | |
Mugen WiFi | 3,432円 | |
THE WiFi | 3,200円 | |
楽天モバイル | 3,278円 | |
ゼウスWiFi | 3,221円 |
- 実質月額料金:割引などのキャンペーンを適用して契約満期まで、縛りがないものは36ヶ月使った場合の平均月額
- いずれも無制限、もしくは月100GBの大容量プランで使った場合の料金
ただ、こうした安いものは、端末のスペックが低いだけでなく、ネットの質も悪くなる可能性が高いです。
具体的には、遅い、つながらない、といった評判が多い以下の回線を使ったタイプがほとんどで、安いとはいえ、利用はおすすめできません。
- 格安SIM:みんなが使う時間は回線が混みやすい
- クラウドSIM:速度が出にくく、通信障害などのトラブルが多い
上の表の中で「楽天モバイル」以外の4G対応ポケットWi-Fiは、全てこれらに当てはまります。
格安SIMとは?
大手の回線の一部をレンタルすることで、安く使えるネットサービスを提供しているSIMのことを言います。
安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。
高速道路に例えると、以下の通りで、一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。
以下のように、実際に格安SIMが遅いと感じている人の口コミは複数見られます。
クラウドSIMとは?
クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる大型のサーバーで複数のSIMを管理し、エリアによって最適な回線につながるという仕組みで、「◯○Wi-Fi」という名前で多くの商品が出ています。
利用するのは大手の回線ですが、格安SIMと同じで一部を借りているだけのもので、安いことから混みやすく、一つ一つが速い回線ではありません。
クラウドSIMはこうした回線の寄せ集めで安いだけでなく、大容量プランが選べてたくさんネットが使えることから、余計に混みやすい特徴があります。
実際以下のように、クラウドSIMのポケットWi-Fiを使っていて、速度に不満を持つ口コミは複数見られます。
また、クラウドSIMは、過去にその一つである「どんなときもWi-Fi」の回線がパンクし、二週間にも渡る通信障害を起こしたことがあります。
長期に渡る通信障害は、通信サービスとしては致命的で、この点でも利用はおすすめできません。
楽天モバイルはどうなの?
楽天モバイルは、WiMAXなどの大手と同じく自社で回線を持っていて、借り物の回線を使った上記のタイプのように回線が混み合うことは少ないはずです。
ただ、楽天の回線は、大手キャリアの中で唯一、プラチナバンドという、建物などの障害物に強い周波数の電波が使えないという欠点があります。
以下のように、プラチナバンドが使えると、ビルの影や地下における電波のつながりやすさが向上するとされています。
引用:総務省
しかし、楽天回線はこれが使えないため、障害物の多い地下や室内にいると、つながりにくくなる可能性が高いです。
実際以下のような口コミは複数見られます。
ポケットWi-Fiは室内で使うことも多いはずですが、その際に接続が悪くなる可能性が高く、安いとはいえ、おすすめできません。
5G端末を出している大手なら、4G回線も安定しやすい
5G対応のポケットWi-Fiを出している以下の大手の回線であれば、4G回線も上記のような他社より安定しやすいです。
- ドコモ、au、WiMAX、ソフトバンク、ワイモバイル
いずれも自社でアンテナ持っていることから、他社の回線を一部だけを間借りしていて、混雑しやすい「格安SIM」や「クラウドSIM」より回線の質は良くなります。
また、障害物に強いプラチナバンドに対応した回線が使えるため、室内でも繋がりやすいです。
肝心のネットが遅い、つながらない、となっては元も子もないため、ポケットWi-Fiは、大手が出している高性能な5G対応のものを選んでおきましょう。
5G対応のポケットWi-Fiのおすすめは、全国で無制限に使えて、料金が最安になるWiMAX(https://gmobb.jp/)です。
大手5社でも、2020年以前に発売された、古い4G対応のポケットWi-Fiの販売はしています。
ただ、料金は各社の最新の5G対応端末とほぼ変わらないため、選ぶメリットがありません。
4. 5G対応のポケットWi-Fiについてよくある質問
最後に、5G対応のポケットWi-Fiについてよくある以下の質問に回答していきます。
4-1. そもそも5Gって何?
「5th Generation(第5世代)」の略で、これまで主流だった4Gに次ぐ新しい通信システムのことを言います。
具体的には、4Gのインターネットと比べて、以下の点で優れているとされています。
- より速度が出て、遅れが少ない
- より多くの端末に同時につなげられる
「5Ghz」は別物
ポケットWi-Fi関連の似た用語に「5Ghz(5ギガヘルツ)」がありますが、これはWi-Fiの周波数の名前で、全く別物です。
ポケットWi-Fiから飛ぶWi-Fiの電波には、以下二種類がありますが、そのうちの一つが「5Ghz」です。
- 2.4Ghz:速度は出にくいが、障害物に強く、遠くまで届きやすい
- 5Ghz:速度が出やすいが障害物に弱い
スマホやPCをWi-Fiに繋げるときに、接続先として似た名前のものが二つ出てくることがありますが、それが上記2つにあたります。
4-2. 楽天モバイルは5G対応のポケットWi-Fiを出している?
2024年現在、出していません。
楽天モバイルも5Gの回線は持っていて、対応のスマホも販売していますが、ポケットWi-Fiは以下の4G対応機種のみ取り扱っています。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
端末 (実質月額料金) | 最大通信速度 |
Rakuten WiFi Pocket Platinum (3,278円) | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
- 実質月額料金:端末代込みで36ヶ月使った場合の平均月額
- いずれもデータ容量は無制限
先ほどお伝えした通り、楽天の4G回線は障害物に弱い電波を使っていることから、利用はおすすめできません。
4-3. 5G対応のポケットWi-Fiはレンタルできる?
5G対応のポケットWi-Fiを出している大手5社では購入が必須ですが、以下のように一部のレンタル専門の会社ではレンタルも可能です。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
端末 | データ容量/月額 | |
WiFiレンタルどっとこむ | X11 (WiMAX) | 無制限/9,800円 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi (WiMAX) | 無制限/9,800円 | |
U50 (ドコモ) | 無制限/15,800円 | |
Wi-Fiレンタル屋さん | SH-52B (ドコモ) | 300GB/13,350円 |
カシモバ | A102ZT (ワイモバイル) | 7GB/8,050円 |
NETAGE | X01 (au) | 50GB/11,000円 |
X11 (WiMAX) | 無制限/9,460円 |
いずれも月額料金は購入する場合に比べてかなり高くなるため、あくまで短期利用向けと言えます。
短期利用で迷ったら、WiMAXの最新機種「X11」が最安で使えるNETAGE(https://www.netage.ne.jp)を選んでおきましょう。
まとめ
5G対応のポケットWi-Fiの選び方やおすすめについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
5G対応のポケットWi-Fiは大手5社から販売されていますが、おすすめはWiMAXで、無制限プランを最安で使うことができます。
WiMAXの申し込みは、20以上あるプロバイダで料金が最安になるGMOとくとくBBから行いましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
このページがあなたのポケットWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。