危険!ドコモのポケットWiFiをおすすめしない2つの理由をプロが解説

「ドコモのポケットWiFiってどうなの?」、「他社との違いや料金が知りたい」など、ドコモのポケットWiFiについて気になっていませんか?
結論から言うと、ドコモのポケットWiFiは、使えるサービスに対して料金が高すぎるため、おすすめできません。
このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、ドコモのポケットWiFiの特徴や注意点について、下記の流れで解説します。
全て読めば、ドコモのポケットWiFiはなぜおすすめできないか、選ぶべきポケットWi-Fiはどれで、どう契約するのがベストかまでがわかります。
2023年1月16日より、ドコモでは、最新のポケットWi-Fi「SH-54C」の発売を開始しました。
これまでの機種より、最大速度やバッテリーの機能が向上しています。
ただ、料金は、他社の倍以上とかなり高くなるため注意が必要です。
目次
1.ドコモのポケットWiFiってどうなの?
ドコモのポケットWiFiは、以下の理由でおすすめできません。
- 料金が高すぎる
- スマホとセットだと安くなるが、月30GBしか使えない
ドコモのポケットWiFiについて、サービスを提供中の全28社の比較を元に、選ぶ上で重要な以下4つのポイントで評価したのが下の表です。
- 回線の質:つながりやすさ、速度は安定しているか
- データ容量:毎月どれだけ使えるか
- エリア:広いエリアで制約なく使えるか
- 実質月額料金:トータルで安く使えるか
ドコモのポケットWiFiの評価 | |
回線の質 | ★★★★★ 自社アンテナで通信が安定 |
データ容量 | ★★★★★ 使い放題の無制限プランあり |
エリア | ★★★★★ 全国対応で制約なし |
実質月額料金 | ★☆☆☆☆ 10,004円(かなり高い) |
ドコモのポケットWiFiは、速度などの面では優秀で、ネットの使い勝手は申し分ありません。
しかし、どのプラン、端末で契約した場合も料金はかなり高くなります。
ドコモで使えるポケットWiFi
ドコモでは以下4つの端末を取り扱っており、データ容量によってそれぞれ2プランが選べます。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
プラン | 実質月額料金 | 最大通信速度 | |
![]() 96,800円 2023年1月発売 | 5Gギガホプレミア (無制限) | 10,004円 | 下り:4.9Gbps 上り:1.1Gbps |
5Gギガライト (7GB) | 9,454円 | ||
![]() 35,650円 2021年9月発売 | 5Gギガホプレミア (無制限) | 8,305円 | 下り:4.2Gbps 上り:218Mbps |
5Gギガライト (7GB) | 7,755円 | ||
![]() 68,904円 2020年6月発売 | 5Gギガホプレミア (無制限) | 9,229円 | 下り:4.2Gbps 上り:480Mbps |
5Gギガライト (7GB) | 8,679円 | ||
![]() 27,720円 2019年11月発売 | ギガホプレミア (60GB) | 8,173円 | 下り:988Mbps 上り:75Mbps |
ギガライト (7GB) | 7,733円 |
- 実質月額料金:端末代込みで契約満期まで、期間がないものは36ヶ月使った場合の平均月額
無制限なのは5G端末を「5Gギガホプレミア」で契約した場合のみで、その他は全て容量が決まっています。
端末は購入が必須で、支払いは一括払いと36回払いの2つから選ぶことができます。
ドコモは高スペックな5G端末を強みとしており、「SH-54C」の下り最大速度4.9Gbpsは、現状販売されているポケットWiFiの中では最速です。
下り最大4.9Gbpsはどれだけ速い?
一般的に最も速度が安定し、快適にネットが使えるとされているのは「光回線」ですが、その下り最大速度は1Gbpsが多いです。
4.9Gbpsとは、単純計算でその5倍近くの速度が出ることを意味します。
ドコモのスマホユーザーなら、ギガをシェアして使える
ドコモでは、ドコモのスマホユーザー向けに「5Gデータプラス」というプランが用意されています。
引用:ドコモ
このプランだと、スマホの料金に追加で以下を払うことで、スマホとギガをシェアしてポケットWiFiを使うこともできます。
- 月額1,100円
- 端末代(36回払いだと月990円~)
ただし、2021年3月にスタートした格安プランの「ahamo」は対象外です。
ドコモのポケットWiFiのメリットと注意点
ドコモのポケットWiFiの特徴をまとめると、以下のようになります。
メリット |
|
注意点 |
|
ここまでを踏まえ、ドコモのポケットWiFiがおすすめできない具体的な理由について、以下に解説していきます。
選ぶべきポケットWiFiは結局どれ?
WiMAX(https://gmobb.jp/)を選んでおけば間違いありません。
理由はシンプルに、以下4つの点で全28社のポケットWiFiを比較した結果が、最も優れているからです。
- 回線の質:自社アンテナで通信が安定
- データ容量:無制限
- エリア:全国で無制限に使える
- 実質月額料金:上記を満たす商品の中で最安
具体的な内容は、「3.ポケットWiFiを選ぶ4つの基準」で詳しく解説しています。
2. ドコモのポケットWiFiをおすすめしない2つの理由
ドコモのポケットWiFiがおすすめできない理由は以下2つです。
- 料金が高すぎる
- スマホとセットだと安くなるが、月30GBしか使えない
それぞれについて詳しく解説していきます。
理由① 料金が高すぎる
ポケットWi-Fi単体で契約する場合、大手6社で最も高い
ポケットWiFiは大きく以下3つに分けられます。
①自社アンテナを持つ大手 (最も通信が安定!) | ![]() |
②格安SIM (みんなが使う時間は回線が混みやすい) | ![]() |
③クラウドSIM (通信障害などのトラブルが多い) | ![]() |
ドコモのポケットWiFiは一つ目の「自社アンテナを持つ大手」にあたり、ネットのつながりやすさ、安定性の面では申し分ありません。
ただ、他の大手のポケットWiFiと比べると、以下の通り、飛び抜けて料金が高くなります。
データ容量 | エリア | 実質月額料金 | |
ドコモ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | 10,004円 |
ソフトバンク | △ 50GB | ◎ 全国 | 6.080円 |
Y!mobile | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | 5,097円 |
au | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | 5,073円 |
WiMAX | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | 3,598円 |
楽天モバイル | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | 3,400円 |
- 実質月額料金:契約満期、期間がないものは3年使った場合の端末代込みの平均月額
- ドコモは最新機種「SH-54C」で使った場合
ドコモのポケットWiFiは、以下2つの点では6社の中でも優れていることは確かです。
- 実質無制限:容量を気にせず好きなだけネットが使える
- 全国で制約なく使える:「一部の場所では無制限で使えない」といったエリアの制約がない
しかし、この点はau、WiMAXも同じです。
同等の質の高いネットをより安く使えるサービスがある以上、ドコモのポケットWiFiはおすすめできません。
高性能な5G端末が使えるのは、他社も同じ
ドコモのポケットWiFiの最大の強みは、5G対応でスペックの高い端末が使えることです。
端末のスペックを他の大手と比べると以下の通りで、最大通信速度は、特に速いことがわかります。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
端末 (実質月額料金) | 最大通信速度 | |
ドコモ | ![]() (10,004円) | 下り:4.9Gbps 上り:1.1Gbps |
WiMAX | ![]() (3,598円) | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
ソフトバンク | ![]() (6,080円) | 下り:2.4Gbps 上り:110Mbps |
Y!mobile | ![]() (5,097円) | 下り:2.4Gbps 上り:110Mbps |
au | ![]() (5,073円) | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
楽天モバイル | ![]() (3,400円) | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
- 下り=ダウンロード(WEBサイトの閲覧や動画視聴)、上り=アップロード(メールの送信や動画の投稿)
- 「X11」の実質月額料金はWiMAXで契約した場合のもの
- 1Gbps=1,000Mbps
しかし、高スペックの5G端末が使えるのは、WiMAXなどの他社も同じです。
半額以下で同じく5G端末が使えるサービスと比べると、ドコモのコスパは悪いと言えます。
主なネットの利用で必要な速度は以下の通りで、100Mbps以上あれば大抵のことは快適にできます。
- メールやLINE:1Mbps
- WEBサイトを見る:10Mbps
- 動画を観る:5Mbps(高画質20Mbps)
- オンラインゲーム:30~100Mbps
他社の5G端末もこの条件は満たしており、ドコモに劣るとはいえ、速度で不自由することは少ないはずです。
各種割引を使っても、高いことは変わらない
すでにドコモのサービスを使っていて以下に当てはまる方は、毎月の料金を2,000円以上下げることができます。
- 家族がドコモのスマホを使っている:3回線以上で最大1,100円割引
- ドコモ光を使っている:1,100円割引
- dカードで支払いができる:187円割引
しかし、そもそもの料金がかなり高いため、割引を全て使ったとしても、以下のように大手の中でも高くなる点は変わりません。
実質月額料金 (最大容量プラン) | |
ドコモ | |
ソフトバンク | 6.080円 |
Y!mobile | 5,097円 |
au | 5,073円 |
WiMAX | 3,598円 |
楽天モバイル | 3,400円 |
- 実質月額料金:契約満期、期間がないものは3年使った場合の端末代込みの平均月額
- ドコモは最新機種「SH-54C」で使った場合
理由② スマホとセットだと安くなるが、月30GBしか使えない
冒頭でお伝えした通り、ドコモのスマホユーザーは、「5Gデータプラス」で、スマホとギガをシェアしてポケットWiFiを使うことができます。
引用:ドコモ
このプランだと、スマホの料金に追加で以下を払うだけで、ポケットWiFiが使えます。
- 月額1,100円
- 端末代(36回払いだと月990円~)
ドコモのスマホユーザーだと、単体で契約するより安くなりますが、この場合、無制限のネットは使えません。
ドコモでは、スマホとセットでポケットWiFiを使う場合、無制限プランでも、ポケットWiFiの容量は月30GBに制限される残念なルールがあります。
利用プラン | 一月あたりのデータ容量 | |
「5Gギガホプレミア」+5Gデータプラス | スマホ | ポケットWiFi |
無制限 | 30GB |
30GBというと、動画だと1日1時間、SNSやビデオ通話の利用も合わせると、もっと少ない視聴時間でも超えてしまう場合があります。
大容量プランで通信量を気にせず使えるポケットWiFiが当たり前となりつつある今、このデメリットは致命的です。
よって、安くなるとはいえ、スマホとセットの場合もドコモのポケットWiFiはおすすめできません。
ドコモの大容量プランを契約中なら、そもそもポケットWiFiは不要
容量、コストの面でメリットが大きい「デザリング」を使うべき
ドコモでデータプラスの対象となるスマホの大容量プランには以下二つがあります。
- 5Gギガホプレミア(月間容量:無制限)
- ギガホプレミア(月間容量:60GB)
これらは、いずれも決まった容量までは、無料でスマホのデザリングができます。
デザリングとは、スマホからWiFiを飛ばしてパソコンなどの周辺機器をネットにつなげることを言います。
スマホとセットでポケットWiFiを使った場合と比べると以下の通りで、デザリングの方が容量、コスト、いずれの面でも優れています。
データ容量(最大) | コスト | |
デザリング | 5Gギガホプレミア:無制限 ギガホプレミア:60GB | スマホ代だけ |
スマホとセットで ポケットWiFiを利用 | 30GB | スマホ代、5Gデータプラスの月1,100円、端末代35,650~96,800円 |
追加料金を払ってまで、月30GBしか使えないポケットWiFiを契約するくらいなら、デザリングを活用すべきです。
スマホ自体がポケットWiFiの代わりとなるため、大容量プランでドコモのスマホを使っている方はデザリングを使いましょう。
新たにポケットWiFiの契約をする必要はありません。
3. ポケットWi-Fiを選ぶ4つの基準
繰り返しになりますが、ドコモのポケットWiFiは、以下二つの理由でおすすめできません。
- 料金が高すぎる
- スマホとセットだと安くなるが、月30GBしか使えない
ポケットWiFiで失敗したくない方は、WiMAX(https://gmobb.jp/)を選んでおけば間違いありません。
理由はシンプルで、全28社を比較した結果が、以下の通り最も優れていたからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
回線の質 | データ容量 | エリア | 実質月額料金 | |
WiMAX | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◎ 3,598円 |
ドコモ | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | × 10,004円 |
au | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | × 5,073円 |
ソフトバンク | ◎ 自社アンテナ | △ 50GB | ◎ 全国 | × 6.030円 |
楽天モバイル | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | ◎ 3,400円 |
Y!mobile | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | × 5,097円 |
mineo | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◎ 2,447円 |
エキサイトモバイル | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◯ 4,226円 |
QTモバイル | × 格安SIM | △ 30GB | ◎ 全国 | ◎ 3,402円 |
イオンモバイル | × 格安SIM | △ 50GB | ◎ 全国 | × 6,621円 |
FUJI WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,755円 |
どこよりもWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,332円 |
限界突破WiFi | × クラウドSIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◯ 4,400円 |
クイックWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,537円 |
Chat WiFi | × クラウドSIM | ○ 200GB | ◎ 全国 | × 4,986円 |
THE WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,348円 |
MUGEN WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,450円 |
クラウドWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,810円 |
ExWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,845円 |
ギガWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 2,822円 |
ゼウスWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,221円 |
AiR-WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,532円 |
それがだいじWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,399円 |
地球WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日3GB | ◎ 全国 | ◎ 3,221円 |
MONSTER MOBILE | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,080円 |
縛りなしWiFi | × クラウドSIM | ○ 90GB | ◎ 全国 | × 4,910円 |
hi-ho lets WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日4GB | ◎ 全国 | ◎ 3,320円 |
ギガゴリWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,907円 |
- データ容量:大容量プランで使った場合(月の容量が100~300GBで選べる場合は100GB。100GB以上がない場合は最大容量。)
- 実質月額料金:契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
- 端末が選べる場合は、最新のものを使った場合の料金
比較の基準としたのは、ポケットWiFiを使う上で誰にとっても大事な以下4つのポイントです。
- 回線の質:自社でアンテナを持っている業者か
- データ容量:無制限で使えるか
- エリア:幅広いエリアで対応してるか、制約はないか
- 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
以下に、それぞれの内容やWiMAXが優れていた根拠を解説していきます。
3-1. 回線の質:自社でアンテナを持っているWi-Fi業者か
ポケットWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。
なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。
以下の2つの仕組みのポケットWi-Fiはアンテナを持っておらず、自社のアンテナを使うポケットWiFiには回線の質が劣ります。
- 格安SIM
- クラウドSIM
それぞれ簡単な仕組みとおすすめできない理由を解説しますが、快適な通信をするために、自社アンテナで運営されるポケットWi-Fiを選びましょう。
格安SIMの仕組みとおすすめしない理由
「イオンモバイル」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。
安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。
高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。
実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。
せっかくポケットWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。
クラウドSIMの仕組みとおすすめしない理由
格安SIMよりもさらに悲惨なのが「クラウドSIM」で、使うべきではありません。
クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる、大型のサーバーで複数のSIMを管理し、場所に合わせ、最適な回線につながるという仕組みです。
最適な回線とはいえ、混み合うことが多く、使えないこともあるのでおすすめできません。
2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というサービスを出しました。
- 低価格で大容量(使い放題)
- ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える
大手の回線を使っていると言っても、格安SIM同様、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います。
その結果、クラウドSIMを使った、「どんなときもWiFi」では大規模な通信障害が起こり、クラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。
主なクラウドSIM | 主な出来事 |
どんなときもWiFi | ・2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生 ・3月の通信障害は2週間続いた ・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申し込みを終了 |
THEWiFi | ・2020年8月よりサービス改悪 ・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった ・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある |
ゼウスWiFI | ・2020年7月より無制限プランの新規申し込み受付を終了 ・100GB/月までのプランがあるが、混み合う時は通信制限がかかる可能性がある |
「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。
そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。
どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。
長期の通信障害は通信サービスとしては致命的で、同様のリスクがある以上、クラウドSIMはおすすめしません。
他社の回線サービスを使うので、参入もしやすく、設立すぐのベンチャー企業が運営していることもあり「問い合わせ対応も不十分だった」という声も多いです。
クラウドSIMを使っている人の声
以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも「格安SIM」「クラウドSIM」を使うポケットWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
○自社アンテナ | ×格安SIM、クラウドSIM | |||
ドコモ | mineo | MONSTER MOBILE | クラウドWiFi | ExWiFi |
au | QTモバイル | MUGEN WiFi | ゼウスWiFi | hi-ho lets WiFi |
ソフトバンク | イオンモバイル | THE WiFi | それがだいじWiFi | AiR-WiFi |
WiMAX | エキサイトモバイル | ギガWi-Fi | どこよりもWiFi | 縛りなしWiFi |
楽天モバイル | FUJI WiFi | ギガゴリWiFi | 限界突破WiFi | |
Y!mobile | Chat WiFi | クイックWiFi | 地球WiFi | |
○おすすめ | ×選ぶべきでない |
3-2.データ容量:無制限で使えるか
ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。
- 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
- 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく使い放題
最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。
実際よく使われているサービスで1GBでできることは以下の通りで、無制限でないとすぐに容量を超えてしまいます。
サービス | 1GBで大まかにできること |
Youtube(高画質/標準画質) | 90分/120分 |
Instagram(写真閲覧・いいねの操作) | 70分 |
Zoom(ビデオ通話) | 100分 |
Webサイトの閲覧(Yahoo!JAPANのトップ) | 3000回 |
Netflix(高画質/標準画質) | 20分/85分 |
LINE(メッセージの送受信) | 40万回 |
LINE(ビデオ通話) | 180分 |
TikTok(動画視聴) | 100分 |
特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。
無制限プラン有無 | 実質月額料金 | |
ドコモ | ○あり | 10,004円/無制限 |
au | ○あり | 5,073円/無制限 |
ソフトバンク | ×なし | 6,030円/50GB |
WiMAX | ○あり | 3,598円/無制限 |
楽天モバイル | ○あり | 3,400円/無制限 |
Y!mobile | ○あり | 5,097円/無制限 |
「実質無制限」とはどういうこと?
無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。
完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。
そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。
制限の内容 | |
ドコモ | ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。 |
au、WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。 |
Y!mobile | 前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。 |
楽天モバイル | 他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。 |
ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。
ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。
3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限
15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。
- Webサイトの閲覧
- Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
- 地図アプリ
- 低画質の動画視聴
一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。
3-3. エリア:幅広いエリアで対応してるか、制約はないか
自社のアンテナを使う業者の中でも、アンテナの数・電波の強さなど設備には差があり、対応するエリアは異なります。
ただし、どの業者も以下のようにほとんどのエリアで対応しています。下記は各社の回線エリアマップで、色がついた箇所は回線を使えるということです。
引用:ドコモ/au/ソフトバンク/UQ/Y!mobile/楽天モバイル
ただ、下記の2社だけは注意が必要です。
- Y!mobile
- 楽天モバイル
Y!mobile
Y!mobileは、ソフトバンクが提供するブランドですが、エリアによって無制限の使い放題にならないので注意が必要です。
以下のエリアの、赤いエリアでは7GBまでしか通信できず、7GBを超えると128Kbps(約0.13Mbps)とかなり遅くなってしまいます。
引用:Y!mobile
128kbpsになると、LINEのやりとりはなんとかできますが、YoutubeやInstagramなどを使うのは困難になります。
同じ無制限プランのWiMAXがより広いエリアで使い放題なので、あえて選ぶべきではありません。
楽天モバイル
楽天モバイルが自社回線でサービスを提供し始めたのが2020年4月で、まだ自社回線のエリアは少ないです。
下記の濃いピンクのみが自社回線で、薄いピンクのエリアは他社(au)から提供される回線になります。
引用:楽天モバイル
他社(au)回線のエリア内の場合、毎月5GBまでしか使えず、それ以上は速度制限がかかってしまいます。
1Mbpsなので、SNSやWebサイトは問題なく見られますが、動画やビデオ通話は困難です。
ポケットWi-Fiは持ち運んで使う以上、どこでも同じように使えるに越したことはなく、現状こうした欠点がある楽天モバイルはおすすめできません。
楽天回線は障害物に弱いデメリットも
楽天の回線は、大手の中で唯一、プラチナバンドという障害物に強い電波が使えないため、建物の中だと遅くなりやすい欠点があります。
借り物の回線を使った格安SIM、クラウドSIMのように混雑に弱いといったことはないものの、 シンプルに電波自体が弱く、つながりにくいです。
実際以下のような口コミはいくつも見られます。
@go_go_gorila楽天ポケットWiFiを契約してみたが建物の中では全く役に立たない。やっぱり大手3社の電波の安定感は凄いと感じた高くても安定感がいいですよ! 楽天は解約だ引用:Twitter楽天モバイルはWiMAXよりも料金が安くなりますが、こうした点でもおすすめはできません。WiMAXなら、プラチナバンドに対応したauの4G回線も使うことができます。
以上の注意点から、「Y!Mobile」「楽天モバイル」は候補から外れます。
厳しい縛りなし | エリアごとに厳しい縛りあり |
ドコモ | 楽天モバイル |
au | Y!mobile |
WiMAX | – |
3-4. 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
毎月支払う料金も差がつくので、料金を比較して最終的な1つを選びましょう。
ここまでで、残った3社の無制限プランを比較すると、下記のようになり、「WiMAX」が最安です。
実質月額料金 | |
ドコモ | 10,004円 |
au | 5,073円 |
WiMAX | 3,598円 |
比較したのは「実質月額料金」で、下記のように、支払うトータル金額(端末代や事務手数料)からキャッシュバックなどのキャンペーンを差し引くことで計算しています。
回線によっては、毎月の料金が安くても以下の落とし穴があるため、それらもトータルして比較するために「実質月額料金」を比べるべきです。
- 初期費用や解約金が高額
- キャンペーンがない
au・ドコモは回線やエリアに大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。
特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。
以上を踏まえ、選ぶべきなのはWiMAXです。ただ、WiMAXには申し込み窓口が10以上、プランや端末も複数あるため、次の章で、ベストな契約方法を解説します。
4. WiMAXのベストな契約方法
繰り返しになりますが、選ぶべきポケットWi-Fiは「WiMAX」一択です。
WiMAXは申し込み窓口などが複数ありますが、結論としては、それぞれ以下を選ぶのがおすすめです。
- プラン:5Gプラン
- 申し込み窓口:GMOとくとくBB
- 端末:X11
中でも、申し込み窓口は、どこを選ぶかによって支払う金額が3年間で30,000円以上変わることもあるため、注意が必要です。
申し込みは、必ず支払う金額が最も抑えられるGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)から行いましょう。
4-1.プランは「5Gプラン」一択
WiMAXの新規契約で選べるプランは、基本的に5G対応機種が使える5Gプランだけです。
以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2023年現在、旧プランは、ほとんどの窓口で受付を終了しています。
- 5Gプラン(ギガ放題プラス):WiMAXとauの4G、5G回線が使える
- 旧プラン(ギガ放題):WiMAXとauの4G回線が使える
5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。
しかし、どれも以下の点では共通しています。
- WiMAXとauの4G、5G回線が使える
- 5G対応の端末が使える
旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ
現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。
- 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
- 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
旧プランの解約で解約金がかかる場合も、次から紹介するGMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。
4-2. 申し込み窓口は「GMOとくとくBB」を選ぶ
WiMAXを最もお得に使うためには、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)からの申し込みがベストです。
なぜなら、以下のようにWiMAXの申し込み窓口全26社を比較すると、5Gプランの実質月額料金が最も安くなるからです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
申込み窓口 | 実質月額料金 (5Gプラン) | 契約満期 | キャッシュバック |
GMOとくとくBB | 3,598円 | 26ヶ月 | 23,000円 |
ゼウス | 3,686円 | 37ヶ月 | 21,780円 |
5G CONNECT | 3,768円 | 25ヶ月 | - |
カシモ | 3,971円 | なし | 15,000円 |
BIGLOBE | 4,104円 | なし | 10,000円 |
DTI | 4,328円 | 26ヶ月 | 21,780円 |
Broad | 4,371円 | 26ヶ月 | 5,000円 |
シンプルWiFi | 4,382円 | なし | - |
ASAHI net | 4,434円 | なし | - |
ヨドバシカメラ | 4,476円 | なし | - |
BIC | 4,568円 | なし | - |
EX | 4,698円 | 37ヶ月 | - |
J:COM | 4,710円 | なし | - |
UQ | 4,733円 | なし | - |
ビジョン | 4,746円 | なし | 5,000円 |
Tikiモバイル | 4,858円 | なし | - |
hi-ho | 5,060円 | 25ヶ月 | - |
スマモバ | 5,153円 | なし | - |
DIS mobile | 5,173円 | なし | - |
YAMADA air mobile | 5,173円 | なし | - |
KT | 5,173円 | なし | - |
エディオン | 5,173円 | なし | - |
So-net | 5,509円 | なし | - |
KIWI(5Gプランなし) | 4,637円(旧プラン) | 38ヶ月 | - |
PCデポ(5Gプランなし) | 4,803円(旧プラン) | 37ヶ月 | - |
Drive(5Gプランなし) | 4,846円(旧プラン) | 37ヶ月 | - |
- 契約満期までの実質料金(月額基本料金+端末代+初期費用-キャッシュバック)
- 契約満期の月末解約、2ヶ月以上更新月があるものは最短月での解約で計算
- 契約満期がない、もしくは1年未満のサービスは36ヶ月利用時の1ヶ月あたりの実質料金
- オプション加入がキャンペーンの条件の場合、最短解約の場合で計算
GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。
下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が最安になります。
- 23,000円キャッシュバック
- 月額大幅割引
キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバックが減ったり、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも
現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。
新規申込のものと併用はできませんが、利用中のネットの解約費用によって、以下のキャッシュバックがもらえます。
解約にかかる費用の合計 (解約金、撤去費用、端末代残債) | キャッシュバック |
20,000円以上 | 40,000円 |
20,000円未満 | 23,000円 |
- 通常の新規申込は一律23,000円キャッシュバック
よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、専用窓口(0570-045-109)に電話で特典の申し込みが必要
プロバイダによって通信品質は変わらないのか
一切変わりません。
光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。
ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。
なぜWiMAX本体よりもプロバイダが安いのか
通信品質に差がない分、各社キャンペーンを積極的に行っているためです。
プロバイダは、契約を取ることで、WiMAX本体からお金をもらえますが、自社を選んでもらうためにもらったお金の一部をキャッシュバックや割引にして利用者に返してくれます。
そして、窓口の中で、GMOとくとくBBには下記の特徴があり、キャッシュバックを最も高く出したり、月額料金を安くすることができます。
- インターネットでの集客に特化していて人件費や店舗代がかからず、キャンペーンに回せる
- WiMAXプロバイダの中で最大手なので、WiMAX本体からもらうお金も高い
4-3. 端末は通信速度が最速の「X11」を選ぶ
GMOとくとくBBで選べる端末には以下二つがありますが、最新機種の「X11」を選びましょう。
一世代前の「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」も同じ金額で使えますが、最大通信速度が落ちるためおすすめできません。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
X11 | Galaxy 5G mobile Wi-Fi | |
![]() | ![]() | |
発売日 | 2021年11月 | 2021年4月 |
最大通信速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 10台 |
バッテリー持ち | 約8時間 | 約16時間半 |
サイズ | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦76×幅147×厚さ10.9mm |
重さ | 174g | 203g |
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | サムスン (韓国) |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」の方がバッテリーは持ちますが、スマホのように毎日充電して使えば、特に差を感じることはないはずです。
WiMAXの端末は、通信速度が過去最速で、日本製の最新機種「X11」を選んでおけば間違いありません。
4-4. GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うには、以下2点を忘れずに行う必要があります。
- 無料期間中に有料オプションを解約する
- キャッシュバックを確実に受け取る
やること自体は簡単ですが、注意点もあるため、それぞれ解説していきます。
無料期間中に有料オプションを解約する
GMOとくとくBBでは申し込み時に以下のオプション加入が必須となります。
- 安心サポート(端末故障時の保証)
- WiFi接続オプション(カフェや駅などで無料のWiFiが使える)
最初の2ヶ月は無料ですが、それ以降は有料になってしまうため、無料期間中に必ず解約を行いましょう。
解約手続きは、利用開始の翌月には、「BBnavi(https://navi.gmobb.jp/bb/)」というGMOとくとくBBのマイページから簡単にできるようになります。
キャッシュバックを確実に受け取る
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。
- 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
- そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する
やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、確認を忘れると受け取りができなくなるため注意が必要です
以上2つを忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。
- スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「2ヶ月目のオプション解約」、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
- ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く紙を保管しておく)
5.ドコモのポケットWiFiについてのQ&A
- ドコモのポケットWiFiはレンタルできる?
- ドコモのポケットWiFiの解約方法は?
Q1.ドコモのポケットWiFiはレンタルできる?
公式からの申し込みの場合購入のみですが、ドコモの子会社が運営している「モバイルレンタルセンター(http://www.mobilerental.jp/index.html)」で、1日単位のレンタルもできます。
ただし以下のように、料金は一般的なレンタルサービスに比べてかなり高く、容量も少ないです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
レンタル料/1日 | レンタル料/1ヶ月 | データ容量 | |
モバイルレンタルセンター(ドコモ) | 1日目:15,400円 2日目以降:550円/日 | 31,900円 | 30GB/月 |
レンタルサービスの相場 | 1ヶ月未満の利用:500円前後 1ヶ月以上利用:200~300円 | 7,000~8,000円 | 無制限が多い |
以下のようなレンタル専門の業者では、半額以下のコストで無制限のポケットWiFiがレンタルできます。
- WiFiレンタルどっとこむ(https://www.wifi-rental.com)
- WiFiレンタル本舗(https://wifi-honpo.com)
- NETAGE(https://www.netage.ne.jp)
短期の利用などでポケットWiFiのレンタルを検討している人は、ドコモではなく、これらのレンタル業社を活用しましょう。
Q2.ドコモのポケットWiFiの解約方法は?
ドコモのポケットWiFiは、以下2つの方法で解約が可能です。
- My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)からネットで行う
- 最寄りのドコモショップに行って手続きする
解約の際は、場合によって以下の費用が発生します。
端末代を36回払いにしている | 3年以内の解約の場合、端末代の残債 |
ギガホプレミア、ギガライトの定期契約をしている | 更新月(開始から24~26ヶ月目)以外の解約で1,100円 |
6. まとめ
ドコモのポケットWiFiの特徴や注意点について解説してきましたが、いかがでしたか?
ドコモのポケットWiFiは、以下2つの理由でおすすめできません。
- 料金が高すぎる
- スマホとセットだと安くなるが、月30GBしか使えない
ポケットWi-Fiで失敗したくない方は、「回線の質、データ容量、エリア、実質月額料金」全ての面で優秀なWiMAXを選んでおけば間違いありません。
申し込みは、最新機種が使える5Gプランの実質月額料金が、26プロバイダ中最安となるGMOとくとくBBから行いましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申し込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申し込みを行いましょう。
このページがあなたのポケットWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。