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1分でわかるUR賃貸とは|他の物件との違いや注意点をプロが解説!

「UR賃貸ってなに?」「UR賃貸っていい物件なの?」など、UR賃貸について疑問に思っていませんか?

UR賃貸は、国の政策で貸し出されている賃貸物件で、物件により良し悪しが大きく異なるため、物件によっては借りたあと失敗したと感じることも多いです。

このページでは、大手不動産会社に5年勤務し、現在も賃貸部門で働く筆者が以下の5つのことをご紹介します。

  1. 1分でわかるUR賃貸とは
  2. UR賃貸のデメリットと注意点
  3. UR賃貸は一般的な物件に比べて本当に安いのか
  4. UR賃貸に向いてる人・向いてない人
  5. UR賃貸を契約して後悔しないために重要な4つのこと

すべて読めば、UR賃貸がどんな仕組みで貸し出されているのかから、あなたがUR賃貸に向いてるか向いてないかまで知ることができるので、悩むことなくUR賃貸を比較検討できるでしょう。

トップ画引用:UR都市機構

1. 1分でわかるUR賃貸とは

UR賃貸とは、都市再生機構(UR都市機構)という、独立行政法人が管理している公的な賃貸住宅のことです。

UR賃貸は国の政策として運営されているため、だれでも借りやすいように、一般的な賃貸よりお得な契約条件にしていることが特徴です。

そして、UR賃貸の部屋は全国24都市に74万戸あります。基本的に契約条件は統一されているので、特徴とメリットを詳しく解説していきます。

1-1.契約に必要な初期費用を大幅に抑えられる

UR賃貸の最大のメリットで、一般的な賃貸契約で必要な以下の費用がUR賃貸では不要のため、初期費用を大幅に抑えることができます。

URの条件

なぜこんなに費用をカットできるのかというと、上述したようにURは国の政策として運営されているからです。

また、国や地方公共団体から補助金を受け入れているため、これだけのサービスを提供することができるのです。

では、それぞれの費用を一般的な賃貸物件と比較しながら解説します。

礼金ナシ!

礼金は、部屋を貸してくれる貸主(大家さん)にお礼として支払うお金です。

一般的な賃貸物件であれば、賃料1~2ヶ月分を請求されるため、礼金が不要になる点は大きなメリットになるでしょう。

仲介手数料ナシ!

仲介手数料は、部屋探しから契約までを手伝ってくれる仲介会社に支払う報酬で「通常は賃料1ヶ月分」ですが、UR賃貸は無料です。

ただ最近では、一般的な賃貸でも仲介手数料ナシが多いことに加え、中にはキャッシュバックをしていることもあるので、大きなメリットになるとはいえないです。

更新料ナシ!

更新料は、2年ごとの契約を新たに更新するときに支払うお金で「通常は賃料1ヶ月分」が相場ですが、UR賃貸は何年でも更新料ナシです。

そのため、UR賃貸に長く住めば住むほどお得になるので、更新料なしは大きなメリットといえるでしょう。

1-2.連帯保証人がいない人でも契約できる

一般的な賃貸を契約するときは”連帯保証人”を用意しますが、UR賃貸は用意する必要がありません。

なぜ必要ないかというと「UR賃貸は必ず敷金2ヶ月分を預けるから」です。敷金は担保として預けるお金なので、保証人の代わりともいえます。

敷金があれば仮に家賃滞納したときでも敷金から補填できるので、保証人が払う必要は無くなります。

1-3.審査で求められる条件が明確

UR賃貸を借りるときも入居審査が必要になりますが、審査で求められる条件が明確になっているのでわかりやすいです。

基本的な申込み条件は、以下の2つをクリアしていることです。

  1. 日本国籍の方、またはURの定める資格を有する外国人の方
  2. 申込者の毎月の平均月収がURの定める基準月収額以上であること

そして、一般的な賃貸の審査は「月収が家賃の3倍必要」ですが、URの定める基準月収額については以下のような審査基準になっています。

世帯での申し込みの場合

家賃額基準月収額(年収÷12)
8.25万円未満家賃の4倍
8.25万円以上〜20万円未満33万円(固定額)
20万円以上40万円(固定額)

上記の表から考えると、8.25万円未満の物件を借りるときは月収が家賃の4倍必要なので、一般的な賃貸物件より高い収入を求められます。

ただ、家賃の高い物件だと、月収33万円もしくは40万円あれば審査に通るので、家賃が高ければ高いほど審査基準は緩くなります。

基準月収の例

希望物件の家賃8.25万円の場合20万円の場合
必要な月収(UR賃貸)33万円40万円
必要な月収(一般的な賃貸物件)24.75万円60万円

繰り返しになりますが、家賃に対して月収が足りない場合は、以下の条件をクリアできれば審査に通ります。

  • 貯蓄額が家賃の100倍ある
  • 家賃1年〜10年分を前払いする

このほかにも、世帯構成や年齢によって緩和されることがあるため、あなたの状況に合わせてUR賃貸の窓口で相談することが望ましいです。

1-4.さまざまな割引制度が用意されている

UR賃貸では、国が運営しているからこそできる以下の割引制度が用意されています。

近居割18歳未満の子供がいるファミリーで、夫婦どちらかの親が2km以内に住んでいれば、5年間家賃が5%減額されます。
U35割契約名義人が35歳以下の方であれば、3年間家賃がお得になります。※注1
そのママ割18歳未満の子供がいる世帯(妊娠している場合も対象)であれば、3年間家賃がお得になります。※注1
子育て割新婚もしくは18歳未満の子供がいる世帯であれば、最大で9年間家賃を20%サポート。※注2
URライト3年間限定の定期借家契約になりますが、家賃が通常よりお得になります。
LOVE得入籍予定および入籍後1年以内のカップルまたは契約名義人が35歳以下の方であれば、3年間家賃がお得になります。※注1

※注1:物件が限定され、契約更新できない”3年間の定期借家契約”となります。

※注2:減額上限2.5万円で世帯所得合計の規定条件あり。

上記のように、さまざまな割引制度が整っているので、UR賃貸を検討するときは窓口であなたの状況にあう割引制度を確認してみましょう。

1-5.ほぼすべての物件が先着順受付

UR賃貸はほぼすべての物件が先着順受付となっているため、気に入った物件が空いている状態であればすぐに契約することができます。

世間のイメージで「UR賃貸は抽選だから当たらない」と思われていますが、抽選受付は一部の新築物件や高齢者向け優良住宅だけです。

そのため、空き情報をこまめにチェックしていれば、希望の物件に入居できる確率は高くなります。

1-6.物件の種類が豊富で都心のタワーマンションもある

UR賃貸は5階建の団地から、55階建の超高層タワーマンションまで用意されています。

この部分も世間のイメージとは異なり「UR賃貸は古い団地」と思われていることが多いです。

UR賃貸の物件

物件名|左上:エステート堀切|右上:シャルール本駒込|左下:ライフタウン国領|右下:勝どきビュータワー|上記引用:UR都市機構

また、繰り返しとなりますが、UR賃貸は全国に74万戸の物件があるので、幅広い選択肢から選ぶことができるでしょう。

1-7.敷金が多く返ってきやすい

UR賃貸は、日頃から部屋を綺麗に使って、退去するときも綺麗な状態で明け渡すことができれば、敷金が多く返ってきます。

一般的な賃貸だと、どんなに綺麗に使っていても、退去したあとに行う”ハウスクリーニング費用”を請求されることが多いですが、URでは多くの場合で請求されません。

ハウスクリーニング費用は、以下のように部屋の大きさによって相場が異なります。

㎡(平米)数金額
〜30㎡未満15,000円〜30,000円
30㎡〜50㎡30,000円〜50,000円
50㎡以上〜50,000円〜

上記の金額はUR賃貸では不要になるので、この点もUR賃貸ならではのメリットといえるでしょう。

UR賃貸で敷金が減るのはどんなケース?

あなたの不注意でついてしまった汚れやキズ、タバコ・ペットなどの汚れや匂い残りがあると、敷金の返金額が減るので注意が必要です。

より詳しく知りたい方は、UR都市機構が”住まいのしおり”として入居時に配布している「退去時に置ける住宅の損耗等の復旧」を確認しましょう。

以上がUR賃貸の基本的な特徴とメリットになります。

次の章では、UR賃貸のデメリットと注意点を詳しく解説するので、検討材料として必ず確認しましょう。

2.UR賃貸のデメリットと注意点

UR賃貸は、費用が大幅に抑えられるなどのメリットがある一方で、デメリットもあります。

この章では、たくさんの方から、いい意見・悪い意見を聞いてきた経験をもとに、UR賃貸を検討するとき必ず知っておくべきデメリットを紹介します。

UR賃貸のデメリット

  • エリアによっては家賃の相場が高い
  • 人気物件は競争率が高すぎて簡単には借りれない
  • 物件よっては立地が悪かったり昔ながらの団地もある
  • UR賃貸は低所得者向けの安い賃貸と勘違いされやすい

2-1.エリアによっては家賃の相場が高い

都心のUR賃貸は近隣に高級物件が多いので、ほかと比べると家賃は安くなりますが、都心以外の同じグレードのマンションで比較すると、家賃相場は高いといえるでしょう。

理由は、あえてゆとりを持った作りにしていたり、リノベーションが施されているからです。

そのため、初期費用が安いといいつつも、トータルで見るとコスパが悪い部屋もあるので注意しましょう。

UR賃貸は中〜高所得向けの賃貸物件です。

初期費用を抑えられるので、賃料も安そうと思われていることも多いですが、実際には一般的な賃貸物件より2割程度高いといわれています。

地方では2~3LDKで8万円以下の物件も数多くありますが、都心の物件だと20~30万円する物件もたくさんあるのです。

そのため「初期費用が安く抑えられる」という部分だけに惑わされず、家賃を含めたトータル金額で比較検討するようにしましょう。

一般的な賃貸物件でも初期費用が安い物件は多い

最近では、一般的な賃貸物件でも「敷金礼金0・仲介手数料0」の物件はたくさんあるので、UR賃貸だけに絞ることなく幅広く探すことがおすすめです。

UR賃貸以外に初期費用の安い物件は、4章「UR賃貸に向いてる人・向いてない人」で紹介します。

2-2.人気物件は競争率が高すぎて簡単には借りれない

全国に74万戸あるUR賃貸ですが、都心や最寄駅に近かったり、建物内にスーパーや保育所があるような人気物件は簡単に借りることはできません。

頻繁に空きが出ないということもありますが、仮に空きが出たとしても、待ってる人がたくさんいるので瞬く間に申し込みが入ってしまいます。

参考までに、2019年11月26日時点の都心6区内に建てられている、UR賃貸公式サイト上の空き状況です。

エリア建物数総住戸数空室数
千代田区1230
中央区102,2970
港区21860
新宿区32560
文京区34590
渋谷区22310

上記のように、都心6区内だけで合計21棟3,452戸も部屋があるのに1部屋も空いていません。

あなたが「初期費用を抑えられる、職場に近い都心のUR賃貸を借りよう!」と思っても、同じように考えて空きが出るのを待っている人はたくさんいるのです。

そのため、新たに募集情報が出たとしてもすぐに埋まってしまうので、簡単に借りることはできないのです。

2-3.物件よっては立地が悪かったり昔ながらの団地もある

東京23区外や他県にあるUR賃貸は、最寄駅からも遠くバス利用が前提となっていることが多いです。

また、UR賃貸には高級タワーマンションもありますが、中には築の古い昔ながらの団地も存在します。

そうなると、エレベーターがなかったり、オートロックがなかったりと、建物の設備面やセキュリティー面が劣ることになります。

URの物件イメージ

物件左:UR東中神|右:UR目白|引用:UR都市機構

室内だけリフォームしている部屋がある

UR賃貸は、築の古い物件でも室内を綺麗にリフォームして、募集している部屋が徐々に増えてきています。

特に、エレベーターがない物件の4階や5階の部屋は人気がないので、綺麗にリフォームしていることが多いです。

最近では以下の右図のように、「無印良品」や「IKEA」がデザインした部屋も多くなっているので、エレベーターなしの上層階も併せて検討してみましょう。

※人気のない5階がリフォームされたケース(元は3階と同じ雰囲気でした。)

URのリノベーション区画

物件名:国立富士見台|引用:UR都市機構

2-4.URは低所得者向けの安い賃貸と勘違いされやすい

一般的な認識として、「UR賃貸は低所得の人が借りる賃貸物件」と思われていることが多く、イメージが良くないです。

ここでいう低所得向けの賃貸はいわゆる「公営住宅」のことで、都道府県が管理している昔ながらの団地です。

ただ、「UR賃貸と公営住宅は一緒」と勘違いしてる人の方が圧倒的に多いので、「URに住んでる」ってだけで変に下に見られる風潮があることを覚えておきましょう。

下記のように、実際に悩んでいる方も多いです。

口コミ・評判

S・A さん(37歳・東京都のURを賃貸)
幼稚園のママ友たちと話しているとき、世間話ついでにURに住んでる言ったところ、少し鼻で笑われたような反応をされました。
気になってURについて調べてみたら、公営住宅のような低所得者向けの賃貸物件と勘違いしている方が相当数いるみたいです。
相手が勘違いしてるだけなので、気にしなければいいんですが、自分から「勘違いしないで!URはね…」なんて言いたくもないので、モヤモヤが残っています。

「UR賃貸は初期費用が安い」と、テレビCMをバンバン流しているので、上記のように勘違いされやすいのかもしれません。

人気エリアのブランドマンションと比べると多少劣る

UR賃貸は中〜高所得者向けの賃貸ですが、人気エリアに建つブランドマンションと比較すると、ブランド力は劣るといえるでしょう。

特に「勝どき」などのタワーマンションが立ち並ぶ湾岸エリアだと、タワーマンションのブランド名としては弱いかもしれません。

ただ、都心にあるUR賃貸のタワーマンションはコスパがいいこともあるので、3章でどれくらいコスパがいいのか比較した表を確認しましょう。

3.UR賃貸は一般的な物件に比べて本当に安いのか

UR賃貸は全国に74万戸もあるので、物件によってコスパの良し悪しが変わってきます。

そこで、UR賃貸と一般的な賃貸物件でかかるコストを比較して、本当に安いのかを解説します。

東京23区外の団地と、都心のタワーマンションをそれぞれ近隣の類似物件と比較してみます。

3-1.検証①団地の場合

東京都日野市にあるURの団地と、同エリアにあるマンションを3年間住んだことを想定して計算します。

UR賃貸
多摩平の森「15万円」
一般的な賃貸
豊田ハウス「14万円」
・間取り・平米数3LDK・80㎡3LDK・73㎡
・3年間の総家賃540万円504万円
・敷金30万円14万円
・礼金0円14万円
・仲介手数料(端数は四捨五入)0円15万円
・更新料(2年毎で計1回)0円14万円
・火災保険料(2年毎で計2回)0円4万円
・鍵交換費用0円2万円
・トータルコスト570万円567円
・差額UR賃貸の方が3万円高い

上記のように、初期費用はUR賃貸の方が安いものの、3年間のトータルコストで比較すると、一般的な賃貸の方が安いことになります。

ただ、一般的な賃貸で連帯保証人を用意できない場合は、保証会社と契約する必要があり、賃料の30~50%が初期費用に加算されます。

どちらにしても、3年間住んだ場合の差額は数万円程度なので、初期費用を払える余裕があるときは、一般的な賃貸も候補に入れた方が選択肢は広がるでしょう。

3-2.検証②都心のタワーマンションの場合

東京都中央区の勝どきエリアに建つURのタワーマンションと、同エリアのタワーマンションに3年間住んだことを想定して計算します。

UR賃貸
勝どきビュータワー「32万円」
一般的な賃貸
勝どきザ・タワー「33万円」
・間取り・平米数3LDK・82㎡3LDK・84㎡
・3年間の総家賃1,152万円1,188万円
・敷金64万円33万円
・礼金0円33万円
・仲介手数料(端数は四捨五入)0円36万円
・更新料(2年毎で計1回)0円33万円
・火災保険料(2年毎で計2回)0円4万円
・鍵交換費用0円2万円
・トータルコスト1,216万円1,329円
・差額UR賃貸の方が113万円お得

上記のように家賃が高い分、初期費用に大きく差がでるため、トータルコストも100万円以上差がでます。

そのため、都心のタワーマンションや家賃の高い物件を借りるときは、UR賃貸の方がコスパはいいといえるでしょう。

上記の結果を踏まえて、UR賃貸に向いてる人・向いてない人をつぎの章で詳しく解説するので、続けて確認しましょう。

4.UR賃貸に向いてる人・向いてない人

ここまでをまとめるとUR賃貸は一般物件に比べて下記のような特徴があります。

UR賃貸一般的な賃貸
・初期費用◯  大幅に抑えられる✖️  2~3倍高くなる
・家賃✖️ 2割程度高い◯  お手頃な物件も多い
・割引制度◯  充実している✖️  家賃交渉する必要がある
・空室の数✖️  人気物件はほぼ空いてない◯  たくさんある
・審査✖️ 必要月収が家賃の4倍◯  必要月収が家賃の3倍
・長期入居◯  更新料ナシ✖️  更新料アリ
・立地条件✖️  バス利用が多い◯  駅近も多い

3章で解説したように、UR賃貸は物件によってトータルコストに差が出ないこともあるので、すべてのUR賃貸がおすすめというわけではありません。

そこで、UR賃貸にはこんな人に向いてる、こんな人は向いてないと判断できる条件を紹介していきます。

4-1.UR賃貸に向いてる人

住むエリアに特にこだわりがない人で、以下の条件に1つでも当てはまるときは、UR賃貸に向いてるといえるでしょう。

  • 子育てが必要な世帯
  • 住宅購入資金を貯めたいカップルや新婚の方
  • とにかく初期費用を抑えたい人
  • 4年以上住む予定の人
  • 高齢者の方

条件が当てはまってる上で希望の物件が空いてる場合は、他の人に取られる前に内覧することをおすすめします。

そして、内覧するときの注意点を確認するには、5章「UR賃貸を契約して後悔しないために重要な4つのこと」に飛びましょう。

4-2.UR賃貸向いてない人

一方で、以下の条件に1つでも当てはまる人はUR賃貸はやめて、一般の賃貸を検討した方がいいでしょう。

  • 都心に住みたい人「UR賃貸は都心の物件がほぼ空いてない」
  • 一人暮らしをする人「一般的な賃貸のほうが、1Rや1Kはコスパのいい物件が豊富」
  • 駅近に住みたい人「UR賃貸は駅に近い物件が少ない」
  • 初期費用を払える余裕がある人「初期費用が安くてもURは月々の家賃が高くなりがち」
  • 家賃を滞納する恐れがある人「UR賃貸は3ヶ月滞納すると強制退去になる可能性が高い」
  • ペットを飼いたい人「UR賃貸はペットを飼える物件が少ない」

UR賃貸に限定してしまうと、一般の優良賃貸物件を見逃す恐れがあるので、幅広く探した方がいい物件と出会えるでしょう。

4-3.UR以外のおすすめの賃貸物件

UR賃貸とあわせて検討しやすい一般の賃貸物件を紹介します。

下記で紹介する物件は、UR賃貸と類似する契約条件や、UR賃貸にはない条件やオプションを備えている物件を厳選しています。

物件名種別おすすめポイント
コンシェリア一人暮らし都心の駅近に建つコンパクトな1Rタイプが多いシリーズマンション
オープンレジデンシアカップル・夫婦シンプルながらも高級感ある外観内装が特徴的なシリーズマンション
ロイヤルパークスファミリー世帯共有施設が豊富でホテルのようなサービスを受けられる大型シリーズマンション

コンシェリアシリーズ

コンシェリア芝公園の室内イメージ

引用:クレアスレント

コンシェリアシリーズ」は、株式会社クレアスレントが手がける分譲賃貸シリーズです。

間取りは1K・1LDKタイプがメインとなり「敷金礼金0・仲介手数料0」の物件も多いため、一人暮らしやカップルから人気があります。

東京を中心に建てられているため、周辺環境も整っていることに加え、最寄駅からも数分でアクセスできる好立地が魅力的なシリーズマンションです。

これらの物件は、賃貸ポータルサイト「SUUMO」や「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

コンシェリアシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「コンシェリア辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。

オープンレジデンシアシリーズ

オープンレジデンシアの内装

引用:オープンハウス

オープンレジデンシアシリーズ」は、オープンハウス・ディベロップメントが手がける高級ブランドマンションで、東京を中心に140棟以上存在します。

「都心」×「駅近」の好立地を第一に考え、最寄駅から徒歩5分前後の物件が多く、利便性が良いことで人気があります。

また、分譲賃貸マンションならではの高級感あるテイストに加え、洗練されたデザインで他とは差がつくマンションとなっています。

これらの物件は、賃貸ポータルサイト「SUUMO」や「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

オープンレジデンシアシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「オープンレジデンシア辛口レビュー|人気の高級賃貸マンション13ブランドと比較した注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。

ロイヤルパークスシリーズ

ロイヤルパークス西新井の共有施設イメージ

引用:ダイワハウス

ロイヤルパークスシリーズ」は、ダイワリビングが手がける賃貸マンションシリーズです。

特徴としては共有施設が充実していることに加え、コンシェルジュが付いているため、ホテルライクのサービスを受けられる点です。

間取りは2LDKや3LDKもたくさんあるので、4人以上のファミリーでも余裕を持って生活できる大きさとなっています。

これらの物件は、賃貸ポータルサイト「SUUMO」や「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

ロイヤルパークスシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「ロイヤルパークス辛口レビュー|人気の高級賃貸マンション13ブランドと徹底比較!」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。

5.UR賃貸を契約して後悔しないために重要な4つのこと

UR賃貸のメリットやデメリットを踏まえ、UR賃貸に住んで後悔しないためにも下記のポイントを意識しましょう。

  • UR賃貸公式サイトを活用する
  • 内覧の事前予約をすること
  • 複数の物件を内覧し比較すること
  • UR賃貸の注意点を再確認した上で申込む

5-1.UR賃貸公式サイトを活用する

UR賃貸をネットで探すときは、全国の空室情報が掲載されている”公式サイト”を必ず活用するようにしましょう。

ネットには、UR賃貸の仲介を専門にしてる会社もありますが、おすすめできません。理由は、仲介会社を挟むことで申込みまでにタイムロスが生じるからです。

なので、随時公式ページの空き状況を確認して、空き情報が出たらすぐに内覧申し込みをしましょう。

UR賃貸公式サイト:https://www.ur-net.go.jp/chintai/

UR賃貸公式ページ

理想は店舗に行って探す

UR賃貸でいい部屋と出会うには、店舗に行って探すのが一番おすすめです。

店舗であれば、公式サイトにも出ない「退去予定の部屋」を教えてくれて、先行予約を取ることができます。

忙しくて店舗に行けないときは、希望エリアの店舗に電話して「○○区で○LDKの部屋ありますか?」と確認してみましょう。

店舗検索ページ:https://www.ur-net.go.jp/chintai/counter/

UR賃貸の店舗検索ページ

5-2.内覧の事前予約をすること

内覧したいと思う物件が見つかったら、まずは内覧の予約をしましょう。

UR賃貸は、問い合わせた当日に内覧できる可能性は限りなく低いです。理由は、鍵の貸し出しを行う物件の管理事務所との調整が必要だからです。

そのため、まずは電話で内覧予約を取れるか最寄りの店舗に確認しましょう。物件や店舗によっては、窓口でしか予約できない可能性もあるので、事前に確認してください。

空き予定の部屋は仮申込をする

まだ住んでる状態の部屋を内覧したいときは、仮申込することで物件を確保できて内覧の予約をとれます。

仮申込していれば、ほかの人に取られる心配もなく、気に入らなかったらキャンセルもできるので安心です。

ただし、仮申込できるのは1部屋だけで、ほかの空き予定の部屋が気になったときはキャンセルする必要があるので、慎重に検討しましょう。

5-3.複数の物件を内覧し比較すること

理想は2~3件程度の物件を見て比較することがおすすめです。ただし、都心のURで2~3件見れることは滅多にないので、エリアを広げたほうがいいでしょう。

そして以下は、URに住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧したときに確認しましょう。

周辺環境駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認)
坂道や踏み切りなど、不便に思う環境ではないか
墓地や警察署など、不人気な条件となる環境ではないか
高速道路や線路沿いなど、騒音が気になる環境ではないか
保育園・幼稚園・小学校などは近くにあるか
スーパーやコンビニは近くにあるか
物件の共用部防犯カメラは必要箇所に備え付けられているか
インターネットの光回線が整っているか
エレベーターは設置されているか
宅配BOXの個数をチェックする(大小合わせて最低6個以上が理想)
部屋電波が入りやすいか(不便なく電話できる部屋か)
カーテンの寸法を測っておく
ウォシュレットをつけるときは型番をチェックする
浄水器・食洗機をつけるときは蛇口の型番をチェックする
コンロがない部屋はコンロ台の大きさを測っておく
エアコンをつけるときはホース部分と室外機置き場の写真を撮っておく
網戸がないときは寸法を測っておく
洗濯パンがなくて取りつけたいときは寸法を測っておく
陽当たりは問題ないか
設備は問題なく使用できるものか
壁が薄くないか(軽く叩いてみる)
窓の立て付けは悪くないか

特に重視するのはエレベーター

UR賃貸の古い物件だと、エレベーターが付いていても、1.3.5階にしか停止しないタイプがあります。

このことを知らずに借りてしまうと、ベビーカーを使う方や高齢者の方は、階段を使うことになる可能性もあるため、必ずエレベーターの仕様も確認するようにしましょう。

洗濯パンの有無も確認する

UR賃貸のクレームとして非常に多いのでが、洗濯パンがないことにより排水口からの水漏れです。

物件によっては洗濯パンが付いてない部屋も多いので、内覧時に有無を確認して、ないときは寸法を測って入居後に取り付けた方がいいでしょう。

ただし、中には洗濯パンを取り付けることができないケースもあるので、担当者に確認するか、最初から洗濯パンが付いてない物件は選ばないことが賢明です。

洗濯パンのイメージ

引用:楽天市場|商品一覧ページ

5-4.UR賃貸の注意点を再確認した上で申込む

ここだ!という物件に出会えたあとも、申込みの前にもう一度このページで紹介したポイントを振り返りましょう。

特に「申込み条件である基準月収はクリアしているか」、このページで解説してきた「トータルコストは本当にお得か」などを考えることがおすすめです。

6.まとめ

UR賃貸について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

UR賃貸を検討するときは、メリットだけに惑わされず、以下のデメリットをしっかり把握するようにしましょう。

  • エリアによっては家賃の相場が高い
  • 人気物件は競争率が高すぎて簡単には借りれない
  • 物件よっては立地が悪かったり昔ながらの団地もある
  • UR賃貸は低所得者向けの安い賃貸と勘違いされやすい

デメリットを納得した上で、UR賃貸に入居したいと思った人は「UR賃貸公式サイト」から、以下の点に注意して物件を探しましょう。

  • 内覧の事前予約をすること
  • 複数の物件を内覧し比較すること
  • UR賃貸の注意点を再確認した上で申込む

そして、UR賃貸が自分にはあわないと感じた人は、下記のおすすめ賃貸物件を検討してみましょう。

物件名種別おすすめポイント
コンシェリア一人暮らし都心の駅近に建つコンパクトな1Rタイプが多いシリーズマンション
オープンレジデンシアカップル・夫婦シンプルながらも高級感ある外観内装が特徴的なシリーズマンション
ロイヤルパークスファミリー世帯共有施設が豊富でホテルのようなサービスを受けられる大型シリーズマンション

この記事を読んだことで、あなたのUR賃貸に対する疑問が解決して、UR賃貸にするか一般的な賃貸にするか、悩まずに決められることを心から願っています。