危険!BIGLOBEのポケットWi-Fiをおすすめしない全理由

「BIGLOBE(ビッグローブ)のポケットWi-Fiってどうなの?」、「他のポケットWi-Fiとの違いや料金が知りたい」などBIGLOBEのポケットWi-Fiについて気になっていませんか?
結論から言うと、他社なら同じ回線品質のポケットWi-Fiを、より安く使えるので、BIGLOBEはおすすめしません。
このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、BIGLOBEのポケットWi-Fiのサービス内容や他のポケットWi-Fiと比較し使うべきなのか?を下記の流れで解説していきます。
- BIGLOBEのポケットWi-Fiは使うべき?
- そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|28社を徹底比較
- GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
- BIGLOBEのポケットWi-FiのQ&A
全て読めばBIGLOBEのポケットWi-FiはWiMAXの中でどうなのか、なぜおすすめできないのか、あなたが本当に選ぶべきWiMAXの窓口と契約方法はどれかがわかります。
BIGLOBEのポケットWi-Fi公式ページ:https://join.biglobe.ne.jp/wimax
目次
1.BIGLOBEのポケットWi-Fiは使うべき?
大手通信会社KDDIの子会社であるBIGLOBEでは「BIGLOBE WiMAX」というポケットWi-Fiを販売していますが、おすすめしません。
WiMAXとはポケットWi-Fiのサービス名で、BIGLOBEなど20以上の販売窓口があり、窓口ごとに「◯◯WiMAX」と名前をつけて販売をしています。
「BIGLOBE WiMAX」がおすすめできないのは、他の窓口で申し込むWiMAXよりも高くなるからです。
この章では、WiMAXの全窓口、WiMAX以外のポケットWi-Fiを比較しながら、BIGLOBEのポケットWi-Fiがおすすめできない理由と、どのポケットWi-Fiを使うべきなのかを解説します。
選ぶべきポケットWi-Fiは結局どれ?
GMOとくとくBBのWiMAX(https://gmobb.jp/)です。
まず、WiMAXの全販売窓口を比較した結果、GMOとくとくBBが最も安いです。
そして、「2. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|28社を徹底比較」でWiMAX以外にもドコモやauなど28社を比較しましたが、価格・回線品質などを踏まえ、WiMAXは最も優れています。
結論、GMOとくとくBBのWiMAXが全ポケットWi-Fiの中で最も優れています。
1-1.BIGLOBEのポケットWi-Fiを使うべきでない理由:より安い窓口がある
BIGLOBEのポケットWi-Fiを使うべきでない理由は、同じWiMAXの中で「より安い申込窓口がある」からです。
比較のためにWiMAXを提供している全26社の実質月額料金を下記のように表にしました。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
申込み窓口 | 実質月額料金 (5Gプラン) | 契約満期 | キャッシュバック |
GMOとくとくBB | 3,598円 | 26ヶ月 | 23,000円 |
ゼウス | 3,686円 | 37ヶ月 | 21,780円 |
5G CONNECT | 3,768円 | 25ヶ月 | – |
カシモ | 3,971円 | なし | 15,000円 |
BIGLOBE | 4,104円 | なし | 10,000円 |
DTI | 4,328円 | 26ヶ月 | 21,780円 |
Broad | 4,371円 | 26ヶ月 | 5,000円 |
シンプルWiFi | 4,382円 | なし | – |
ASAHI net | 4,434円 | なし | – |
ヨドバシカメラ | 4,476円 | なし | – |
BIC | 4,568円 | なし | – |
EX | 4,698円 | 37ヶ月 | – |
J:COM | 4,710円 | なし | – |
UQ | 4,733円 | なし | – |
ビジョン | 4,746円 | なし | 5,000円 |
Tikiモバイル | 4,858円 | なし | – |
hi-ho | 5,060円 | 25ヶ月 | – |
スマモバ | 5,153円 | なし | – |
DIS mobile | 5,173円 | なし | – |
YAMADA air mobile | 5,173円 | なし | – |
KT | 5,173円 | なし | – |
エディオン | 5,173円 | なし | – |
So-net | 5,509円 | なし | – |
KIWI(5Gプランなし) | 4,637円(旧プラン) | 38ヶ月 | – |
PCデポ(5Gプランなし) | 4,803円(旧プラン) | 37ヶ月 | – |
Drive(5Gプランなし) | 4,846円(旧プラン) | 37ヶ月 | – |
- 契約満期までの実質料金(月額基本料金+端末代+初期費用-キャッシュバック)
- 契約満期の月末解約、2ヶ月以上更新月があるものは最短月での解約で計算
- 契約満期がない、もしくは1年未満のサービスは36ヶ月利用時の1ヶ月あたりの実質料金
- オプション加入がキャンペーンの条件の場合、最短解約の場合で計算
なお、WiMAXは最新機種が使える5Gプランが主流ですが、このプランで比較した場合に最も安い「GMOとくとくBB」を使いましょう。
「GMOとくとくBB」と「BIGLOBE WiMAX」では月額料金が約500円違い、BIGLOBE WiMAXを使うと年間で5,000円以上損することになります。
GMOとくとくBB公式ページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記の公式キャンペーンページから申込みを行いましょう。
実質月額料金とは
1ヶ月あたりに支払う金額で、WiMAXはこの実質月額料金で比較すべきです。
WiMAXは申し込み窓口によって、「毎月の料金」「キャンペーン金額(キャッシュバック金額)」が違うので、全てをトータルした「実質月額料金」で比較しないと最安の窓口がわかりません。
上記の表はこの実質月額料金で比較したものです。
1-2.比べるべきなのは「5Gプラン」の料金
WiMAXの新規契約で選べるのは、基本的に5G対応機種が使える5Gプランだけです。そのため、料金比較はこのプランで行いましょう。
BIGLOBEは、この5Gプランの料金が、GMOとくとくBBより高くなるのでおすすめできません。
以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2023年現在、旧プランは、ほとんどの窓口で受付を終了しています。
- 5Gプラン(ギガ放題プラス):WiMAXとauの4G、5G回線が使える
- 旧プラン(ギガ放題):WiMAXとauの4G回線が使える
5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。
しかし、どれも以下の点では共通しています。
- WiMAXとauの4G、5G回線が使える
- 5G対応の端末が使える
旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ
現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。
- 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
- 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
旧プランの解約で解約金がかかる場合も、GMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。
1-3.申し込み窓口(プロバイダ)によって通信品質は変わらないの?
一切変わりません。
光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。
ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。
どこから申し込んでも料金が変わるだけなので、シンプルに最安のGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶのがベストと言えます。
1-4.BIGLOBEのポケットWi-Fiの評価まとめ
結論、BIGLOBEのポケットWi-Fiはおすすめできません。
なぜなら、同じWiMAXの中で「より安い申込窓口がある」からです。
選ぶべきポケットWi-Fiは、最も優れたサービスであるWiMAXの中でも、料金の一番安い「GMOとくとくBB」です。
一番安いWiMAXは「GMOとくとくBB」
GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。
下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が、全窓口で最安になります。
- 23,000円キャッシュバック
- 月額大幅割引
キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申込みを行いましょう。
■乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも
現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。
新規申込のものと併用はできませんが、利用中のネットの解約費用によって、以下のキャッシュバックがもらえます。
解約にかかる費用の合計 (解約金、撤去費用、端末代残債) | キャッシュバック |
20,000円以上 | 40,000円 |
20,000円未満 | 23,000円 |
- 通常の新規申込は一律23,000円キャッシュバック
よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、専用窓口(0570-045-109)に電話で特典の申し込みが必要
GMOとくとくBBは最新機種が最安で使える
GMOとくとくBBの公式キャンペーンページからWiMAXを申し込むと、最新機種の「X11」を最安で使うことができます。
一世代前の「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」も同じ金額で使えますが、以下のように最大通信速度が落ちるため、おすすめできません。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
X11 | Galaxy 5G mobile Wi-Fi | |
![]() | ![]() | |
発売日 | 2021年11月 | 2021年4月 |
最大通信速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 10台 |
バッテリー持ち | 約8時間 | 約16時間半 |
サイズ | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦76×幅147×厚さ10.9mm |
重さ | 174g | 203g |
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | サムスン (韓国) |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」の方がバッテリーは持ちますが、スマホのように毎日充電して使えば、特に差を感じることはないはずです。
WiMAXの端末は、通信速度が過去最速で、日本製の最新機種「X11」を選んでおけば間違いありません。
GMOとくとくBBが安い理由
GMOとくとくBBが最も安いのは、以下の2つの理由です。
- 店舗を持たず、人件費や場所代を削っている
- WiMAXからもらえる販売報奨金の一部を還元してくれる
まず、店舗で丁寧に説明するわけではないので、人件費や場所代を削減できます。
また、WiMAXのプロバイダの中でも最大手で、WiMAXからたくさんのお金をもらっていますが、それをキャッシュバックなどにして還元してくれます。
そのため、WiMAXはGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)で契約するのが最安です。
また、ポケットWi-Fiは、ドコモやauなどさまざまな会社が出していますが、WiMAXは回線の安定性や、エリアの観点でポケットWi-Fiの中で最も優れています。
そのため、WiMAXを最も安いGMOとくとくBBで契約するのが、ポケットWi-Fiの正しい選び方です。
次の章では、WiMAXが優れていると言える根拠を他社と比較しながら解説します。
2. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|28社を徹底比較
最近はWiMAX以外にも〇〇Wi-Fiという名前でたくさんの会社がポケットWiFiを出していて、本当にWiMAXでいいのか気になっている方もいるかもしれません。
ただ、結論、WiMAXが最も良いポケットWiFiで間違いありません。
これは、WiMAXを含む全28社のポケットWi-Fiを比較した結果です。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
回線の質 | データ容量 | エリア | 実質月額料金 | |
WiMAX | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◎ 3,598円 |
ドコモ | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | × 10,004円 |
au | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | × 5,073円 |
ソフトバンク | ◎ 自社アンテナ | △ 50GB | ◎ 全国 | × 6.030円 |
楽天モバイル | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | ◎ 3,400円 |
Y!mobile | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 全国(制約あり) | × 5,097円 |
mineo | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◎ 2,447円 |
エキサイトモバイル | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◯ 4,226円 |
QTモバイル | × 格安SIM | △ 30GB | ◎ 全国 | ◎ 3,402円 |
イオンモバイル | × 格安SIM | △ 50GB | ◎ 全国 | × 6,621円 |
FUJI WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,755円 |
どこよりもWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,332円 |
限界突破WiFi | × クラウドSIM | ◎ 実質無制限 | ◎ 全国 | ◯ 4,400円 |
クイックWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,537円 |
Chat WiFi | × クラウドSIM | ○ 200GB | ◎ 全国 | × 4,986円 |
THE WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,348円 |
MUGEN WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,450円 |
クラウドWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,810円 |
ExWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,845円 |
ギガWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 2,822円 |
ゼウスWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,221円 |
AiR-WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,532円 |
それがだいじWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,399円 |
地球WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日3GB | ◎ 全国 | ◎ 3,221円 |
MONSTER MOBILE | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,080円 |
縛りなしWiFi | × クラウドSIM | ○ 90GB | ◎ 全国 | × 4,910円 |
hi-ho lets WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日4GB | ◎ 全国 | ◎ 3,320円 |
ギガゴリWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | ◎ 全国 | ◎ 3,907円 |
- データ容量:大容量プランで使った場合(月の容量が100~300GBで選べる場合は100GB。100GB以上がない場合は最大容量。)
- 実質月額料金:契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
- 端末が選べる場合は、最新のものを使った場合の料金
- 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
- データ容量:無制限で使える
- エリア:全国で対応していて、エリアの制約もない
- 実質月額料金:いいサービスを安く使える
それぞれの背景や理由について解説をしていきます。
2-1. 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
WiMAXは自社のアンテナで、安定した通信ができる
ポケットWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。
なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。
以下の2つの仕組みのポケットWi-Fiはアンテナを持っておらず、自社のアンテナを使うポケットWiFiには回線の質が劣ります。
- 格安SIM
- クラウドSIM
それぞれ簡単な仕組みとおすすめできない理由を解説しますが、快適な通信をするために、WiMAXのような自社アンテナで運営されるポケットWi-Fiを選びましょう。
格安SIMの仕組みとおすすめしない理由
「イオンモバイル」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。
安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。
高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。
実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。
せっかくポケットWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。
クラウドSIMの仕組みとおすすめしない理由
格安SIMよりもさらに悲惨なのが「クラウドSIM」で、使うべきではありません。
クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる、大型のサーバーで複数のSIMを管理し、場所に合わせ、最適な回線につながるという仕組みです。
最適な回線とはいえ、混み合うことが多く、使えないこともあるのでおすすめできません。
2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というサービスを出しました。
- 低価格で大容量(使い放題)
- ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える
大手の回線を使っていると言っても、格安SIM同様、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います。
その結果、クラウドSIMを使った、「どんなときもWiFi」では大規模な通信障害が起こり、クラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。
主なクラウドSIM | 主な出来事 |
どんなときもWiFi | ・2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生 ・3月の通信障害は2週間続いた ・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申込みを終了 |
THEWiFi | ・2020年8月よりサービス改悪 ・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった ・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある |
ゼウスWiFI | ・2020年7月より無制限プランの新規申込み受付を終了 ・100GB/月までのプランがあるが、混み合う時は通信制限がかかる可能性がある |
「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。
そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。
どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。
長期の通信障害は通信サービスとしては致命的で、同様のリスクがある以上、クラウドSIMはおすすめしません。
他社の回線サービスを使うので、参入もしやすく、設立すぐのベンチャー企業が運営していることもあり「問い合わせ対応も不十分だった」という声も多いです。
クラウドSIMを使っている人の声
以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも「格安SIM」「クラウドSIM」を使うポケットWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
○自社アンテナ | ×格安SIM、クラウドSIM | |||
ドコモ | mineo | MONSTER MOBILE | クラウドWiFi | ExWiFi |
au | QTモバイル | MUGEN WiFi | ゼウスWiFi | hi-ho lets WiFi |
ソフトバンク | イオンモバイル | THE WiFi | それがだいじWiFi | AiR-WiFi |
WiMAX | エキサイトモバイル | ギガWi-Fi | どこよりもWiFi | 縛りなしWiFi |
楽天モバイル | FUJI WiFi | ギガゴリWiFi | 限界突破WiFi | |
Y!mobile | Chat WiFi | クイックWiFi | 地球WiFi | |
○おすすめ | ×選ぶべきでない |
2-2.データ容量:無制限で使える
WiMAXには実質無制限プランがあり、大容量の通信ができる
ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。
- 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
- 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく実質使い放題
最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。
特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。
無制限プラン有無 | 実質月額料金 | |
ドコモ | ○あり | 10,004円/無制限 |
au | ○あり | 5,073円/無制限 |
ソフトバンク | ×なし | 6,030円/50GB |
WiMAX | ○あり | 3,598円/無制限 |
楽天モバイル | ○あり | 3,400円/無制限 |
Y!mobile | ○あり | 5,097円/無制限 |
「実質無制限」とはどういうこと?
無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。
完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。
そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。
制限の内容 | |
ドコモ | ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。 |
au、WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。 |
Y!mobile | 前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。 |
楽天モバイル | 他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。 |
ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。
ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。
3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限
15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。
- Webサイトの閲覧
- Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
- 地図アプリ
- 低画質の動画視聴
一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。
2-3. エリア:全国で対応していて、エリアの制約もない
WiMAXは全国で使え、エリアごとの制約もない
自社のアンテナを使う業者の中でも、アンテナの数・電波の強さなど設備には差があり、対応するエリアは異なります。
ただし、WiMAX含め、どの業者も以下のようにほとんどのエリアで対応しています。下記は各社の回線エリアマップで、色がついた箇所は回線を使えるということです。
ただ、下記の2社だけは注意が必要です。
- Y!mobile
- 楽天モバイル
Y!mobile
Y!mobileは、ソフトバンクが提供するブランドですが、エリアによって無制限の使い放題にならないので注意が必要です。
以下のエリアの、赤いエリアでは7GBまでしか通信できず、7GBを超えると128Kbps(約0.13Mbps)とかなり遅くなってしまいます。
引用:Y!mobile
128kbpsになると、LINEのやりとりはなんとかできますが、YoutubeやInstagramなどを使うのは困難になります。
同じ無制限プランのWiMAXがより広いエリアで使い放題なので、あえて選ぶべきではありません。
楽天モバイル
楽天モバイルが自社回線でサービスを提供し始めたのが2020年4月で、まだ自社回線のエリアは少ないです。
下記の濃いピンクのみが自社回線で、薄いピンクのエリアは他社(au)から提供される回線になります。
引用:楽天モバイル
他社(au)回線のエリア内の場合、毎月5GBまでしか使えず、それ以上は速度制限がかかってしまいます。
1Mbpsなので、SNSやWebサイトは問題なく見られますが、動画やビデオ通話は困難です。
ポケットWi-Fiは持ち運んで使う以上、どこでも同じように使えるに越したことはなく、現状こうした欠点がある楽天モバイルはおすすめできません。
楽天回線は障害物に弱いデメリットも
楽天の回線は、大手の中で唯一、プラチナバンドという障害物に強い電波が使えないため、建物の中だと遅くなりやすい欠点があります。
借り物の回線を使った格安SIM、クラウドSIMのように混雑に弱いといったことはないものの、 シンプルに電波自体が弱く、つながりにくいです。
実際以下のような口コミはいくつも見られます。
@go_go_gorila楽天ポケットWiFiを契約してみたが建物の中では全く役に立たない。やっぱり大手3社の電波の安定感は凄いと感じた高くても安定感がいいですよ! 楽天は解約だ引用:Twitter楽天モバイルはWiMAXよりも料金が安くなりますが、こうした点でもおすすめはできません。WiMAXなら、プラチナバンドに対応したauの4G回線も使うことができます。
以上の注意点から、「Y!Mobile」「楽天モバイル」は候補から外れます。
厳しい縛りなし | エリアごとに厳しい縛りあり |
ドコモ | 楽天モバイル |
au | Y!mobile |
WiMAX | – |
2-4. 実質月額料金:いいサービスを安く使える
WiMAXはここまで残ったポケットWi-Fiで最も安く、業界全体で見ても安い
毎月支払う料金も差がつくので、料金を比較して最終的な1つを選びましょう。
ここまでで、残った3社の無制限プランを比較すると、下記のようになり、「WiMAX」が最安です。
実質月額料金 | |
ドコモ | 10,004円 |
au | 5,073円 |
WiMAX | 3,598円 |
au・ドコモは回線やエリアに大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。
特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。
WiMAXは使い放題ではない回線と比べても料金は安く、コストパフォーマンスもいいポケットWi-Fiです。
以上を踏まえ、WiMAXを選べば間違いありません。
WiMAXでは、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶことで、最安で無制限プランを使うことができます。
次の章では、GMOとくとくBBでより快適な通信環境にするための申込み方法を解説しています。
3.GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
繰り返しになりますが、ポケットWi-Fiの中でもWiMAXは最も優れたサービスです。
また、WiMAXは通信の質が変わらないので、料金の一番安い窓口の「GMOとくとくBB」から申込みをしましょう。
GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うには、以下2点を忘れずに行う必要があります。
- 無料期間中に有料オプションを解約する
- キャッシュバックを確実に受け取る
やること自体は簡単ですが、注意点もあるため、それぞれ解説していきます。
3-1.無料期間中に有料オプションを解約する
GMOとくとくBBでは申し込み時に以下のオプション加入が必須となります。
- 安心サポート(端末故障時の保証)
- WiFi接続オプション(カフェや駅などで無料のWiFiが使える)
最初の2ヶ月は無料ですが、それ以降は有料になってしまうため、無料期間中に必ず解約を行いましょう。
解約手続きは、利用開始の翌月には、「BBnavi(https://navi.gmobb.jp/bb/)」というGMOとくとくBBのマイページから簡単にできるようになります。
3-2.キャッシュバックを確実に受け取る
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。
- 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
- そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する
やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、確認を忘れると受け取りができなくなるため注意が必要です
以上2つを忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。
- スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「2ヶ月目のオプション解約」、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
- ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く紙を保管しておく)
4.BIGLOBEのポケットWi-FiのQ&A
ここでBIGLOBEのポケットWi-Fiについてよくある質問に回答していきます。
- BIGLOBEのポケットWi-Fiの問い合わせ先は?
- BIGLOBEのポケットWi-Fiのプランは?
- 機種変更はできる?
- BIGLOBEの取り扱い端末は?
- BIGLOBEではキャンペーンはやっている?
- BIGLOBEのポケットWi-Fiの解約方法は?
- BIGLOBEのポケットWi-Fiの月々の支払い方法は?
1.BIGLOBEのポケットWi-Fiの問い合わせ先は?
BIGLOBEのポケットWi-Fiではカスタマーサポートセンターを設けており、「電話」または「チャット」で問い合せ対応を行っています。
■電話
携帯電話・IP電話:03-6385-0962
上記以外:0120-86-0962
受付時間:9:00~18:00■チャット
公式ページ(https://join.biglobe.ne.jp/wimax)の下部から
受付時間:14:00~23:00
(上記以外の時間はAIによる自動対応)
2.BIGLOBEのポケットWi-Fiのプランは?
BIGLOBEでは、GMOとくとくBBと同じ回線・端末が使える下記の5Gプランを提供しています。
端末代がかからないSIMのみの契約も可能です。
「ギガ放題プラス」プラン
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
データ端末+SIM | SIMのみ | |
月額 | 初月:無料 1ヶ月目:1,166円 2~24ヶ月目:3,355円 25ヶ月目以降:4,928円 | 初月:無料 1ヶ月目:1,166円 2~24ヶ月目:3,355円 25ヶ月目以降:4,928円 |
事務手数料 (初回のみ) | 3,300円 | |
端末代 | 21,912円 ※24回払い | なし |
契約期間 | なし | |
解約金 | なし |
- クレジットカード払いの場合
3.機種変更はできる?
BIGLOBEでは機種変更の窓口は用意されていません。
そのため、すでにBIGLOBEのポケットWi-Fiを使っていて機種を変えたい方は、一度解約をして新たに契約をする必要があります。
乗り換え先には、最新機種の「X11」が最安で使えるGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)がおすすめです。
GMOとくとくBBでは、新規申し込みのキャッシュバックとの併用はできないものの、40,000円まで解約金を補助するキャンペーンも実施しています。
4.BIGLOBEの取り扱い端末は?
BIGLOBEでは、以下の5G対応端末を取り扱っています。
端末 | 最大通信速度 | |
ポケットWiFi | ![]() | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
![]() | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps | |
ホームルーター | ![]() | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
![]() | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
5.BIGLOBEではキャンペーンはやっている?
BIGLOBEでは、以下のキャンペーンをやっています。
- 端末同時購入で10,000円キャシュバック(~2023年4月2日)
- 月額を最初の2年割引
なお、このページでは上記キャンペーンを含めて実質月額料金を算出し、比較しています。
キャンペーンを踏まえても、「BIGLOBE WiMAX」は「GMOとくとくBB」より料金が高くなります。
6.BIGLOBEのポケットWi-Fiの解約方法は?
下記のカスタマーサポートに電話をして、解約の旨を伝えれば解約ができます。
■BIGLOBEカスタマーサポート
携帯電話・IP電話:03-6385-0962
上記以外:0120-86-0962
受付時間:9:00~18:00
7.BIGLOBEのポケットWi-Fiの月々の支払い方法は?
BIGLOBEのポケットWi-Fiは、下記の2つの方法で支払いをする事ができます。
- クレジットカード
- 口座振替
ただ、口座振替の場合、下記のデメリットがあります。
- 端末約2万円が初回一括払い(手数料440円必要)
- 口座振替手数料が毎月220円かかる
そのため、クレジットカードを持っていないなど、「どうしても口座振替で払いたい人」以外はクレジットカードで支払いましょう。
まとめ
BIGLOBEのポケットWi-Fiのサービス内容や他のポケットWi-Fiと比較して使うべきかどうかを解説してきましたが、いかがでしたか?
BIGLOBEのポケットWi-Fiは、同じWiMAXの中で「より安い申込窓口がある」ので、おすすめできません。
選ぶべきポケットWi-Fiは、GMOとくとくBBのWiMAXで、最も優れたポケットWi-Fiサービス「WIMAX」を一番安く使えるからです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申込みを行いましょう。
このページがあなたのポケットWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。