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引越し

おすすめの引っ越し時期は?徹底比較でわかったベストなタイミングの選び方

「引っ越しはどの時期がおすすめ?」「一番安く引っ越せる時期はいつ?」など、引っ越しに最適な時期が気になっていませんか?

結論から言うと、引っ越しは「3~4月」を除けば、安くなりやすく、引っ越し業者の予約も取りやすいです。

ただ、どこまで安くなるか、どれだけいい業者・物件に出会えるかは「引っ越しの見積もりの取り方」「賃貸物件の探し方や交渉」次第になってきます。

このページでは、引っ越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、引っ越しのベスト時期はいつなのか、時期に関わらず上手に引っ越すためにはどうすればいいかを下記の流れで紹介します。

  1. 引っ越しのおすすめの時期は?引っ越し業者・賃貸の2つで比較
  2. 【引っ越し業者】ベストな業者を安く使うための2つの注意点
  3. 【引っ越し業者】複数業者へ見積もりを取るための方法
  4. 【引っ越し業者】大手15社を比較!おすすめの引っ越し業者6選
  5. 【引っ越し業者】見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  6. 【賃貸物件】時期に関わらず、最高の物件を探すためのコツ
  7. 【賃貸物件】賃貸の初期費用一覧と安くするための交渉術
  8. 引っ越しに関してよくあるQ&A

最後まで読めば、引っ越しに最適な時期から、時期に関わらず安く、快適な引っ越しをするためのポイントがわかり、引っ越しで失敗することがなくなるでしょう。

目次

1. 引っ越しのおすすめの時期は?引っ越し業者・賃貸の2つで比較

引っ越しは3~4月を避ければ、引っ越し業者の値段や、賃貸の物件数に関して、大きな差はありません。

そのため、特別な事情がないのであれば、3~4月だけ避けることを意識すれば、料金的にも、予約の面でも満足しやすいです。

ただ、中でもより費用を抑えられたり、引っ越しの予約を取りやすいのは下記の時期です。

  • 引っ越し業者がより安くて予約を取りやすい:1月・11月
  • 物件費用が安くなりやすい:6~10月

ただ、3~4月を除けば差はわずかで、時期よりも「引っ越しの見積もりの取り方」「賃貸物件の探し方や交渉」の方が重要になってきます。

1-1. 月別の引っ越し事情を比較!おすすめの月は?

まずは、「引っ越し業者」「賃貸」の市場動向を踏まえて、月別のおすすめ度を評価しました。

引っ越しをする時期おすすめ度引っ越し業者
賃貸物件
価格予約取りやすさ初期費用物件数
1月
2月
3月×××
4月×××
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月

冒頭の通り、3~4月を避ければ大差はありませんが、強いて言えば、下記の月のおすすめ度は高いです。

  • 引っ越し業者がより安くて予約を取りやすい:1月・11月
  • 物件費用が安くなりやすい:6~10月

まずは「引っ越し業者」「賃貸」の2つの面から業界の時期別の動きを解説していきます。

1-2. 「引っ越し業者」のベストな時期

おすすめの時期3・4月以外。特に1月・11月。
避けた方がいい時期3・4月。

引っ越し業者は、「3月・4月以外が安くなりやすく、予約も取りやすい」です。

引っ越しは、3・4月に殺到し、その期間は料金を高くしても予約がいっぱいになるため、引っ越し業者は割増料金をつけたり、割引をしなくなります。

以下は大手引っ越し業者6社の引っ越し件数の月別の推移ですが、3~4月に集中していることがわかります。

年間の大手6社の引越し件数

また、引っ越し業者の相場も上記と連動し、3月下旬は相場が倍に跳ね上がりますし、対応できる業者が見つからないことも多いです。

反対に3~4月以外は、引っ越しが集中しないため、予約も埋まりにくく、業者は割引をして自社を使ってもらおうとしますから、簡単に安くなります。

引っ越しが少ない1月・11月は特に安くなりやすく、予約も取りやすいため、いつでもいい人はその月を狙いましょう。

月末と土日祝日を避ければもっと安くなる

月ほど重要ではありませんが、同じ月でも日にちによってわずかに差が出ます。

まず、月の切り替わりのタイミングで引っ越しを考える人が多く、月末は若干値段が安くなりにくく、予約も取りにくいです。

また、会社員や学生の方から人気なので、土日・祝日が高くなる傾向があります。

ただ、3~4月や土日祝日を避けたとしても、見積もりの取り方次第で高くも安くもなりますし、いい業者が見つからないこともあります。

そのため、「2. 【引っ越し業者】ベストな業者を安く使うための2つの注意点」以降を参考に、見積もりを取りましょう。

引っ越し業者の料金は月ごとにどんな推移をするの?

二人暮らし・一人暮らしの2つのモデルケースでの相場をグラフにしました。

やはり、3~4月を除けば安くなりやすく、1月、11月が特に安いことがわかります。

参考料金①二人暮らし参考料金②一人暮らし
1月55,000円31,000円
2月69,000円39,000円
3月110,000円62,000円
4月97,000円55,000円
5月72,000円41,000円
6月70,000円40,000円
7月72,000円41,000円
8月68,000円38,000円
9月66,000円37,000円
10月69,000円39,000円
11月62,000円35,000円
12月64,000円36,000円
  • 参考料金①2人家族で~50km(同都道府県程度)の引っ越しをした時の料金目安(税込)
  • 参考料金②単身で、ベッドなどの大型家具を含め、~15km(同市区町村程度)の引っ越しをした時の料金目安(税込)

1-2. 「賃貸の入居」のベストな時期

おすすめの時期3・4月以外。特に6~10月。
避けた方がいい時期3・4月。

賃貸の入居も、可能であれば3~4月は避けたほうがいいです。

3~4月をおすすめしない理由

3~4月は、たくさんの人が引っ越しで家を変える時期です。

そのため、たくさんの空きが出るものの、条件のいい物件には申込者がすぐに殺到し、ゆっくり選ぶことはできません。

また、大家からするとたくさんの申込者の中から、「いい条件で借りてくれる人」を選べる状態なので、大家に初期費用を安くする相談ができません。

そのため、会社や学校の事情で仕方がない方を除いて、3~4月をあえて選ぶのはおすすめしません。

6~10月が狙い目の理由

反対に、3~4月に売れ残った(借り手が見つからなかった)物件は、5月以降に条件を下げて募集したり、初期費用の交渉に応じてくれやすくなります。

5~8月に部屋を探し、6~10月に入居するスケジュールであれば交渉がしやすいです。

部屋を探す人も3~4月以外であれば多くはないので、ゆっくり探してもいい家と出会いやすいです。

時期に関わらず、安くしやすい費用もある

賃貸の契約時は、下記のように「仲介してくれる不動産会社」「大家」と2つの相手にお金を支払うことになります。

賃貸契約の仕組み

仲介してくれる「不動産会社」に支払う「仲介手数料」は家賃1ヶ月が相場ですが、これは時期に関わらず、安くしてもらいやすいです。

加えて、3~4月以外であれば、「大家」に支払う物件費用(礼金、初月の家賃)も下記の確率で安くできます。

  • 6~10月=40%
  • 5、11~2月=20%

7. 【賃貸物件】賃貸の初期費用一覧と安くするための交渉術」で、賃貸の初期費用を抑えるコツを紹介しています。

1~3月が高くなるのでは?

よく、「賃貸は1~3月が高くなる」と言う方がいますが、これは「部屋を探す時期が1~3月になると高い」ということです。

1~3月に部屋を探す場合、入居者が殺到する3・4月の入居になるので、物件費用は安くなりにくいです。

反対に、「11月や12月に部屋を探して1月の入居」ということであれば、忙しい時期ではないのでまだ割引のチャンスはあります。

冒頭の表は、引っ越し日(入居日)を元にした表で、部屋探しは1~2ヶ月前にする、ということを意識しておきましょう。

1-3. 結局いつがいいのか

引っ越し業者の予約状況や料金、賃貸の価格交渉を踏まえ、「引っ越しは3~4月は避ける」ということだけ意識しておきましょう。

その中でも、下記の月を狙って引っ越しをすると、より安くできる可能性が高いです。

  • 引っ越し業者がより安くて、予約を取りやすい:1月・11月
  • 物件費用が安くなる:6~10月

ただし、3~4月以外であれば、時期よりも見積もりの取り方や、物件の探し方・交渉術次第になってくるため、下記の章を参考に引っ越しの見積もり・賃貸探しを行いましょう。

3~4月に引っ越しをする場合も使えるテクニックですから、時期に関わらず参考にしていただけます。

2. 【引っ越し業者】ベストな業者を安く使うための2つの注意点

ここからはあなたにあった引っ越し業者を探して、安く使うコツを紹介します。

引っ越しは割引前提の価格を出されることが多く、割引は受けやすいサービスで、交渉をしなくても安くなります。

ただ、「どこまで割引をしてくれるか」「どれだけ業者を選べるか」は見積もりの取り方で変わります。特に注意すべきなのは下記の2つです。

  • 複数社から見積もりを取る
  • なるべく早く見積もり・予約を取る

この2点は「単身か家族か」「どこに住んでいるか」に関わらず、すべての人が気を付けるべきことで、3~4月の引越しの場合もこの2つを押さえれば、予約も取れますし、料金を下げられます。

2-1. 複数社から見積もりを取る

引っ越し業者を安く使うために最も大事なのは、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引っ越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

2-2. なるべく早く見積もり・予約を取る

時期が決まり次第、なるべく早く見積もり・予約を取ることで優良な引っ越し業者を安く使える可能性が高いです。

各社のトラックや作業員の数には限りがあり、引っ越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど予約が埋まり、料金は高くなります。

まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。

遅くなると安くする提案を受けにくい

また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。

安くていい業者から埋まる

さらに選択肢が減ってくると、複数社からの見積もりを取れなくなりますし、最悪対応可能な業者が見つからない可能性もあります。

複数の見積もり依頼が取りにくくなる

業者が見つからないリスク

時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まり、一気に選択肢が減るため、高くなりやすいです。

  • 3月~4月上旬の引っ越し:1ヶ月前
  • それ以外の時期の引っ越し:2週間前

引っ越し3ヶ月以上前だと見積もりを受け付けていない業者が多いものの、引っ越しまで3ヶ月を切っているなら基本的に対応してくれます。

3ヶ月を切っていて、見積もりに必要な下記の項目が決まっていれば、すぐに見積もりを取りましょう。

  • 引っ越し先の住所
  • 引っ越しの希望日
  • 運びたい家具

Q. 「とりあえず」で見積もりや予約を取るのは大丈夫?

大丈夫です。基本的に見積もりは無料で、引っ越しを予約しても3日前までにキャンセル・変更すればキャンセル料はかからないという業界のルールがあります。

また、引っ越しの日程が固まらない方は見積もり時にその旨を伝えれば、予約の空き具合を元にいつまでに確定すればいいかを各社教えてくれます。

ただし、1点だけ注意が必要で、ダンボールを事前に受け取ってしまうと、キャンセル時に「返送料」や「使用したダンボールの代金」がかかる可能性がありますから「ダンボールはX月X日以降に送って下さい」と伝え、予定が決まるまでは受け取らないようにしましょう。

2-3. この2つを抑えれば相場より安く引っ越しが可能

  • 複数社から見積もりを取る
  • なるべく早く見積もりを取る

以上2点を抑えておけば、相場より費用を抑えて引っ越しができます。

実際に私が個人的に2つの観点をアドバイスをした下記2つのケースでは、相場より3~5割安く引っ越しすることに成功しています。

4人家族

Kさん(4人家族・9月の日曜日・東京都→大阪府の引っ越し)
引っ越し料金:15.2万円(相場:22万円)
主な荷物:洗濯機/冷蔵庫/ダイニングテーブルセット/デスク/学習机2セット/ベッド2台/テレビ2台/テレビ台
・2ヶ月前に余裕を持って見積もりを依頼。
4人家族で荷物も多かったが、3社による料金競争で相場より6万円以上安く、サービスのいい大手業者に依頼できた。
・本人も料金交渉はほとんどせず、業者が勝手に安く提示してくれた。

一人暮らし

Nさん(単身・3月の平日・東京都内の引っ越し)
引っ越し料金:3.2万円(相場:6万円)
主な荷物:ベッド/布団/テレビ/洗濯機/冷蔵庫/電子レンジ/テレビ台
・1月中旬に3社へ見積もりを依頼し、3月上旬に引っ越し。
・繁忙期の3月だが、早めの予約をしたことで、安い業者の安い日時を選べた

より安くするためにも、複数の業者から、なるべく早く見積もりを取ることを意識しましょう。

複数の業者からの見積もりの取り方は次の章で解説しますが、結論をいうと、一括見積もりサイトの引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使うことが最も効果的です。

3.【引っ越し業者】複数業者へ見積もりを取るための方法

実際に複数業者から見積もりをとる際、やり方を間違えると、無駄な手間がかかったり、ベストな業者に見積もりをお願いできません。

そうならないように、ここでは複数業者に効率よく見積もりを取るためのコツを紹介します。

3-1. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引っ越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引っ越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引っ越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引っ越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引っ越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引っ越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引っ越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引っ越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

3-2. おすすめの一括見積もりサイトは?

引っ越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引っ越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のような大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

3-3. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?

引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。

厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介します。

  • ①料金を最安にしたいケース
  • ②サービスにもこだわりたいケース

①料金を最安にしたいケース

概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。

引越し侍の概算価格の表示

概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。

概算価格が同じ業者が複数ある場合、口コミ評価4.0以上のものを選びましょう。

4.0以上の評価の業者が複数あれば、口コミ件数で選びましょう。評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためです。

口コミの読み取り方

口コミ件数が5件を切るものもあり、「多くの人が評価しているか」も見極めなければいけません。

②サービスにもこだわりたいケース

3章」で15社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れています。あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から3社選びましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記で3社揃わない場合は、評価が4.0以上あり、口コミ件数も多い業者から価格を見ながら選ぶようにしましょう。

3-4. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけで下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引っ越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

4.【引っ越し業者】大手15社を比較!おすすめの引っ越し業者6選

どの業者がいいのかわからない、一括サイトでどの業者を選べばいいかわからない、という方に向けて引っ越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マークの有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 料金サービス
価格帯 (単身)価格 (家族)サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センター4.70 ★★★★★◎ 8pt◎ 9pt
アリさんマークの引越社標準4.45 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
サカイ引越センター4.40 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7pt
人力引越社4.20 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
ハトのマークの引越センター4.05 ★★★★☆◯ 6.5pt△ 4pt
日本通運4.00 ★★★★☆◯ 6pt△ 4pt
ハート引越センターやや安4.05 ★★★★☆◯ 6pt◯ 7pt
西濃運輸--3.85 ★★★★☆◯ 5.5pt◎ 8pt
福山通運--3.65 ★★★★☆◯ 7.5pt△ 4pt
アップル引越センター3.60 ★★★★☆-◎ 9pt◯ 7pt
SGムービングやや高3.55 ★★★★☆△ 4pt△ 4pt
ファミリー引越センターやや安やや高3.20 ★★★☆☆-◯ 7.5pt◯ 7pt
アーク引越センター3.15 ★★★☆☆-◯ 7pt◯ 7pt
ベスト引越サービス3.10 ★★★☆☆-◯ 6.5pt◯ 7pt
クロネコヤマト×2.30 ★★☆☆☆-△ 3pt△ 2.5pt
  • 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
  • サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
  • 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
  • 該当のサービスを提供していない業者「×」

上記の表をもとにおすすめの業者は、下記の6社です。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、上記6社全てに対応しています。

おすすめの6社について紹介していきます。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

3-1. アート引越センター

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • 引っ越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円)
・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500円~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円)
・家族引っ越し(県内:112,500~126,000円、県外:147,000~285,000円)

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

3-2.サカイ引越センター

サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。

引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。

価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。

会社名株式会社サカイ引越センター
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円)
・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500~189,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円)
・家族引っ越し(県内:112,500円~126,000円、県外:147,000円~285,000円)

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

3-3.人力引越社

人力引越社

人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。

ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。

また、以下のような資材も揃います。

  • ダンボール(配送料が必要)
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • プチプチ状のシート(配送料が必要)

そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。

ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社 キョウトプラス
設立2005年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円)
・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,000円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円)
・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円)

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

3-4.日本通運

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円)
・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,500円~143,500円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円)
・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円)

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

3-5.アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円)
・家族引っ越し(県内:71,000円~79,000円、県外:93,000円~180,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円)
・家族引っ越し(県内:106,500円~118,500円、県外:139,500円~270,000円)

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

3-6.ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。

地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。

  • 引っ越し作業の実技研修
  • マナー研修
  • 社内の引越コンテスト
  • 引越管理士資格認定制度(社内資格)

なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。

そのため、人力引越社や日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名全国引越専門協同組合連合会
設立1974年
対応エリア全国
価格目安(平常)・単身引っ越し(県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円)
・家族引っ越し(県内:65,000円~72,000円、県外:84,500円~164,000円)
価格目安(繁忙期)・単身引っ越し(県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円)
・家族引っ越し(県内:97,500円~108,000円、県外:127,500円~246,000円)

ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/

5.【引っ越し業者】見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

5-1.予算は伝えない

見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:予算は決まっていますか?

あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

5-2. その場で決定をしない

引っ越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引っ越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

5-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引っ越し業者:ちなみ他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。

他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら単身引っ越しは1割程度、家族引っ越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引っ越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引っ越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

会話例

あなた:引っ越しは3月1日から3月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と朝一は対応ができないのでそれ以外でお願いします。

引っ越し業者:3月11日の午後の便ではどうでしょうか?ちょうど同じ方向にトラックがいるので安くできそうです。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引っ越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。同居人にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引っ越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

6. 【賃貸物件】時期に関わらず、最高の物件を探すためのコツ

3~4月は物件数は多いものの、好条件の物件はすぐに埋まってしまいます。それ以外の月は、物件数が3~4月ほど出回らないので、じっくりいい家を探す必要があります。

ただ、この章の探し方を実践すれば、時期に関わらず、最高の賃貸物件を探せるようになります。

6-1. まずは、大手のポータルサイトで物件を探す

ポータルサイトとは、下記のように、たくさんの不動産会社がお金を払って、自分の会社が扱う物件を載せているものです

あなたが物件①に興味を持てば不動産会社Aに問い合わせることになります。

とにかく各社たくさんの物件の最新情報を載せているので、あなたにとってベストな賃貸物件を探しやすいため、まずはポータルサイトで物件を探しましょう。

6-2. おすすめのポータルサイトは?

ただし、ポータルサイトによっても物件数は異なるので注意しましょう。「賃貸サイトにはいい部屋がない」と言っている人はサイト選びが悪いだけです。

有名なサイトでも掲載数が少ないところもあり、出会えるはずだった物件に出会えなくなります。

有名な8つのポータルサイトに掲載されている物件数を渋谷区と全国で比較してみます。

掲載物件数(東京都渋谷区)掲載物件数(全国)
SUUMO約4.7万件約750万件
HOME’S約1.8万件約500万件
DOOR賃貸約4800件約400万件
スモッカ約8200件約390万件
at home約8900件約180万件
CHINTAI約3100件非公開
オウチ〜ノ約3000件非公開
いえらぶ約1.3万件非公開
  • 一部サイトは複数の部屋が棟ごとにまとめられている物件もあり、他のサイトと同じ計算をすると、表示されている件数より多くなる可能性があります。

SUUMO」と「HOME’S」で扱う物件は特に多く、中でも「SUUMO」が使いやすくおすすめです。

SUUMOとは?

SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。

数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。

700万近い物件を様々な切り口で検索ができ、「角部屋」「ペット」「女性限定」など様々な要望で物件を絞り込めます。物件は下記のように全国にくまなくあり、どこに住んでいてもおすすめです。

東京都約140万件
大阪府約100万件
宮城県約9.5万件
沖縄約6,000件

パソコン・スマホどちらでも使いやすく、初めての人でも理想の物件がきっと見つかるはずです。

6-3. SUUMOで最高の物件を見つけるための4つのコツ

SUUMO」もうまく使いこなすためにはコツがあります。

コツ1. エリアはなるべく広くとる

特に電車で通勤・通学する方は、便利な場所を探すために、「沿線・駅から探す」「路線図から探す」がおすすめです。特に乗り換え事情がわからない方は「路線図から探す」がおすすめです。

車通勤の方は、「市区郡から探す」で問題ありません。

その際、ポイントなのは、とにかく住みたい駅の周辺を幅広く選ぶということです。

イメージがつかない駅も、あなたにドンピシャな物件があったら見に行けばいいので、とにかく5駅前後は余分に検索することがおすすめです。

コツ2. 気になる条件は妥協せずに選択する

上記のように広くエリアを取ると、数千件の物件が出ることがありますが、ここから妥協せずに徹底的に絞り込んでいきます。

「すべてのこだわり条件」もしっかりとチェックすることが、あなたにベストな家を見つけるためのコツです。

ここで引っかかる物件が、「あなたが本当に求める物件」なので、30件以内になるのを目安に絞り込みましょう。

もし、該当物件数がゼロになった場合、あなたが高望みしている可能性があるので、譲ってもいい条件のチェックを外します。

お得情報. いい物件に出会いやすいチェック項目「分譲賃貸」

特に「分譲賃貸」という項目がおすすめです。

分譲賃貸とは、買って住むという人だけに向けられて作られたマンションが賃貸として募集されている物件です。

この物件には下記のメリットがあるので、いい物件に出会う可能性が高いです。

  • 長く住むことを考えて作られたので、建物がしっかりしている可能性が高い
  • 住民も長く住む人なので、騒音などのトラブルが起こりにくい
築年数は選択したほうがいい?

築年数は、「よほど新しい物件に住みたい場合」のみ選びましょう。

築年数が古くても綺麗にリフォームされている物件も多いですから、実際に目で見たほうがいいです。

ただし、耐震基準が改正された「1981年6月」以前の物件は耐震に不安がありますから、築25年以上の物件には注意しましょう。

建物の構造について

部屋の構造ですが、柱と壁の作りで「木造」「鉄骨」「鉄筋コンクリート(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)」の4つに分けられ、賃料重視か、防音・耐震性重視かで決めることになります。

建物の構造の比較

違いがわからない方、どれにすればいいか迷う方は、検索ではあえて絞らずに、実際の建物を見て判断してもいいでしょう。

騒音に悩みたくない方は「鉄筋コンクリート(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)」(SUUMOではまとめて「鉄骨系」と表記)がおすすめです。

もちろん完全に防音はできるわけではないので必ず内見で確かめましょう。

コツ3. 複数の物件に問い合わせる

ここで、問い合わせてもお金はかかりませんから、複数の物件を内見し、比較するのがおすすめです。

契約前に、物件を3件以上見るようにしましょう。

コツ4. なるべく複数の不動産会社に問い合わせること

また、問い合わせの際、複数(2~3社)の不動産会社に問い合わせるようにしましょう。

お問い合わせ画面で、下記のように問い合わせ先が表示されます。

複数問い合わせる理由は、スタッフにあたりハズレがあるからです。熱心に対応してくれる人が多いですが、中には知識が少なかったり、しつこい人もいます。

そのため下記の観点を満す営業マンにお願いするのがいいでしょう。

いい営業マンの条件

  • 知識も誠意もあり、あなたの質問に即答してくれる
  • あなたの希望を満たす物件を複数教えてくれる
  • とりあえずの内見も快く対応してくれる
  • 物件の悪い面も教えてくれる
  • 契約を急かしてこない

不動産会社は他社の物件でも案内することができます。

営業マンの対応が悪い時、別の不動産会社に相談すれば、その物件を紹介してくれることも多いです。

また、上記5つの観点を満たす営業マンを1人知っておけば、今後の引越しの際も相談できます。

6-4. 徹底的に内見をして物件を確かめる

複数物件を見ることで、エリアの相場感もハッキリしますし、本当にあなたに合った物件を見つけやすくなります。

下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧したときに確認しましょう。

周辺環境駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認)
坂道や踏み切りなど、不便に思う環境ではないか
墓地や病院、警察署など、不人気な条件となる環境ではないか
高速道路や線路沿いなど、騒音が気になる環境ではないか
スーパーやコンビニは近くにあるか
マンションの共用部エントランス・エレベーター・ゴミ置場などの清掃は行き届いているか
定期的にマンションのメンテナンスが行われているか
防犯カメラは必要箇所に備え付けられているか
1ギガの光回線の環境が整っているか(古い物件は通信速度の遅い100メガしか契約できないことがある)
宅配BOXの個数をチェックする(大小合わせて6個程度が理想)
部屋電波が入りやすいか(不便なく電話できる部屋か)
コンクリート打ち放しの物件は断熱材が使われているか
収納スペースは十分にあるか
壁が薄くないか(軽く叩いてみる)
メゾネットタイプの場合、騒音は響きやすいか
プライバシーは守られているか(ガラス張りの部屋だと外から丸見えのケースが多い)

7. 【賃貸物件】賃貸の初期費用一覧と安くするための交渉術

賃貸物件の初期費用は、下記の2つの支払い先があり、不動産会社に支払う金額は割引をしてもらいやすいです。

賃貸契約の仕組み

  • ◎仲介してくれた不動産会社(仲介手数料)
  • △物件の所有者である大家(礼金や家賃)

ただ、まず、賃貸にそもそもどんな費用が必要か?どの費用の割引を狙えばいいかを紹介していきます。

7-1. 賃貸にかかる初期費用の一覧

新たに部屋を借りる際は、下記の項目の費用が必要と考えておきましょう。

費用費用の内容目安
敷金(保証金)家賃が払えない時、室内を破損させた時のために預けるお金家賃の1~2ヶ月
礼金大家に部屋を貸してもらうお礼として支払うお金家賃の1~2ヶ月
前家賃口座振替などの準備ができるまで、翌月分の家賃を支払っておくことが一般的家賃の1ヶ月
日割り賃料月の途中からの入居の場合は日数に応じて家賃を支払う家賃×住む日数/月の日数
仲介手数料家を探した不動産会社に支払うお金家賃の0.55~1.1ヶ月(税込)
火災保険料火事に備えて保険への加入が必須16,500円
鍵交換費用前の入居者が合鍵で入れないように鍵を変えるのが一般的22,000円
保証委託料家賃が支払えない時に建て替えてくれる「家賃保証会社」に支払うお金家賃の30~60%
オプション費用消臭や除菌などのオプション10,000~30,000円

トータルすると家賃の4~6ヶ月分になることが多いです。

で示した費用が「不動産会社」に支払うお金で、より割引を狙いやすいです。まずは、不動産会社を安く使うためのコツを紹介します。

7-2. 仲介してくれる不動産会社を安く使うコツ

大手の「アパマンショップ」から、地元の不動産屋さんまで、不動産仲介をしている会社は複数あり、同じ物件でも使う不動産会社によって金額に差が出ることがあります。

そこで、下記の2つを実践することで、仲介してくれる不動産会社を安く使うことができます。

  • ①仲介手数料を無料にする
  • ②オプションはつけない

仲介会社は、物件を紹介すればするだけ儲かるので、「より条件のいい人を..」と考える大家とは違い、時期に限らず安くしてもらいやすいです。

①仲介手数料を無料にする

仲介手数料は、不動産会社に紹介や契約のサポートの代金として、支払うお金で、家賃1ヶ月分が相場です。ただ、不動産会社が自由に決められ、中には無料にしてくれることもあります。

以下の不動産会社は仲介手数料無料の物件を複数扱っています。

SUUMOほど物件数は多くないので、メインでは使いにくいものの、まだ部屋を決めていない状態でしたら、上記のサイトを利用し物件を探すと簡単に仲介手数料無料の物件が探せます。

SUUMOを使う方も、気になる物件が見つかり次第、上記サイトや、Googleなどで「物件名+仲介手数料無料」で検索し、仲介手数料が無料や半額の会社を探しましょう。

なぜ仲介手数料を無料にできるの?

物件によって、不動産会社は大家から広告料「AD」をもらえるからです。

広告料をもらえる物件であれば、仲介手数料を取らなくても利益が出るので、無料にしてくれます。

②オプションはつけない

エイブルやアパマンショップなどの大手の不動産会社は下記のようなオプションを付けようとしてきますが、付けられていたら、外してもらえるようにお願いしましょう。

  • 消臭・消毒(相場1~2万円/1回)
  • 入居サポート(相場1~2万円/2年)

消臭・消毒は室内に消臭スプレーを吹きかけるだけのことが多いです。

入居サポートは、水道トラブルなどの時に、業者を手配してくれるものですが、今の時代、トラブル時の業者はネットで簡単に探せます。

以上のように、価格に見合っていないサービスの可能性が高いので、オプションは外してもらいましょう。

7-3. 大家さんとの交渉のコツ

大家さんは、個人の人から、たくさんの物件を保有している企業まで、幅広いです。

物件ごとに価格が決まっているため、安くなる可能性は低いですが、人気のない物件は「借りてくれる人を欲しがっている」状態で、3~4月を避ければ安くしてくれることもあります。

基本的に、大家さんへの交渉は不動産会社が行いますが、不動産会社への伝え方次第で安くできるかが異なります。

また、どの料金を下げていくかも重要ですから、おすすめ順に下げられる項目を紹介します。

交渉のしやすさ金額面のインパクト
①礼金をカットしてもらう★★★★☆★★★★★
②フリーレント をつけてもらう★★★☆☆★★★★☆
③鍵交換費用を負担してもらう★★★★☆★★☆☆☆
④家賃を下げてもらう★☆☆☆☆★★★☆☆

不動産会社を通したとしても、何回も交渉をすると大家へ与える印象はよくないため、上から1~2項目選んで交渉してみましょう。

また、3~4月は「黙っていても申し込みがある」時期ですから、割引交渉をしようとすると、入居を断られる可能性もあります。

①礼金をカットしてもらう

礼金は、「お礼」という意味のお金で、大家からしてもサービスしやすく、人気のない部屋の場合はカットしてもらいやすいです。

「家賃1~2ヶ月」を浮かせられ、インパクトも大きいため、礼金が入っている物件の場合、最優先で交渉しましょう。

ただ、無条件での交渉は難しいので、下記のように1~2年住むことを条件に礼金をカットしてもらいましょう。

「短期違約金」を条件に入れて、1年以内の解約は賃料1ヶ月分を違約金として支払うので、礼金を0にしてください。

②フリーレント をつけてもらう

礼金がない物件の場合、フリーレント をつけてもらえるよう交渉しましょう。

フリーレントとは、決められた日数分の家賃が無料になることで、取得できる平均値は0.5ヶ月〜1ヶ月です。

インパクトも大きく、毎月の家賃よりは交渉しやすいため、つけてくれるように頼みましょう。

実際に交渉するときは、「短期違約金」を申し出るか、下記のように「すぐに入居する」ことを条件に交渉してみましょう。

審査承認後、すぐに契約と契約金の支払いを済ませることを条件に、フリーレント1ヶ月を付けてくれませんか?

③鍵交換費用を負担してもらう

鍵交換の費用が請求書に入っている場合、「大家さん負担で交換して欲しい」と交渉しましょう。

なぜなら、鍵交換費用は「大家さんが支払うことが妥当」と国が定めており、原則は大家さんの管理業務のひとつと言えるからです。

国交省ガイドライン」には下記の通り記載されています。

鍵の取替え(破損、鍵紛失のない場合)
入居者の入れ替わりによる物件管理上の問題であり、賃貸人(大家)の負担とすることが妥当と考えられる。

上記のことから、大家さんに費用を負担してもらうために、不動産会社の担当者へ下記のように伝えてみましょう。

賃貸のガイドラインを確認したところ、鍵交換費用は貸主が負担することが妥当となっていたので、大家さんに負担して頂きたいです。

(礼金を払う場合はさらに)今回は礼金も支払うので、礼金の一部から費用を負担して頂きたいです。

「鍵交換の費用を渋って契約が無しになるぐらいなら、大家さんが負担する」となり、負担してもらえることがあります。

④家賃を下げてもらうのは最終手段

家賃は難易度が高いため、礼金やフリーレントが断られた場合、ダメ元で交渉しましょう。

難易度が高い理由は、以下の2つです。

  • 大家にとって長期的な収入が減る
  • 家賃収入=物件の価値と考えることが多く、家賃を下げると物件の価値が落ちる

家賃を下げるくらいなら、フリーレントをつける、という大家も多く、家賃を下げてくれる可能性は低いため、最後の交渉材料にしましょう。

下記の交渉材料が効果があります。

  • 会社の決まりで、家賃が◯◯万円を切れば週末にでも契約することができる。
  • 別の物件と迷ってるが、こっちがあと◯◯円安くなるならこっちに決めたい。

7-4.初期費用を下げるその他のテクニック

上記以外に、「火災保険」を自分で選ぶことで、時期にかかわらず、数千円の節約ができることがあります。

賃貸物件の火災保険は加入が必須ですが、大家が指定する保険会社に加入する義務はありません。

そのため、「自分で探して契約したいので、必要な補償内容(補償金額)を教えてください」と、不動産会社に相談してみましょう。

教えてもらった補償内容を火災保険の会社に伝えればすぐに見合うプランを出してくれるので、大家の指定する火災保険と比較して安ければそちらにしましょう。

保険料は見積もり次第になりますが、火災保険会社10社の料金を比較した結果、「日新火災(https://direct.nisshinfire.co.jp/)」が最安になる可能性が高いです。

ネット上に家族構成を入力すると料金が出るため、提案された火災保険の料金と比較しましょう。

契約完了したら保険証券が発行されるので、できる限り入居開始前までに提出することが望ましいです。

8. 引っ越しに関してよくあるQ&A

最後に引っ越しに関してよくある質問とその答えをまとめました。

8-1. 引っ越し業者が安くなりやすい時間はいつですか?

業者の都合の良い時間に引っ越しを行う「フリー便」が一番安くなりやすいです。

あなた以外の人の予約を柔軟に取れますし、ルートなどを効率よく決められるので、業者にとってもメリットがあるからです。

また、午前の便は、下記の理由で最も人気ですので安くなりにくい時間帯です。

  • 前の引っ越しで遅れる可能性がない
  • その日のうちに新居の片付け・掃除を終えられる

ただし、空き具合によっては午前でも安くなることもあるため、見積もりの際、業者に確認してみましょう。

8-2. 積み切り/混載便とはなんですか?

価格重視の方には、下記の2つのプランで料金が出されることがあります。

  • 積み切り(積みきり)
  • 混載便

これらのプランは安くなりやすいものの、デメリットがあるため、注意して使いましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。
・積み下ろしで間違えられてしまうことがある。

8-3. 単身パックはどうですか?

単身パックとは、下記のような各社専用のカーゴに入るだけの荷物を運んでもらえる宅配便のようなサービスで、格安で荷物を運んでくれます。

引用:ヤマトホームコンビニエンス

トラックを貸し切る「通常の引っ越しプラン」とは異なり、複数人のカーゴをまとめて輸送することになるため、安くなりやすいです。

単身パックと通常プランの違い

荷物量に合わせたトラックを貸し切る、通常のプランよりは安くなる可能性が高いですが、下記の制約・デメリットを理解した上で利用を検討しましょう。

  • ベッドやソファーなどの大型家具は入らない(1m×1m×1.7mほどのカーゴに入るだけ
  • 荷物を当日受け取れない
  • サービスは最低限で、家具の解体/組み立て・洗濯機の取り外しなどは別料金になるか対応してもらえない

特に荷物量には注意が必要で、単身パックにギリギリ入る荷物量は下記と考えておきましょう。

単身パックの荷物量の目安

引用:日本通運

上記が問題ない方は、通常の引っ越しプランと合わせて見積もりを取ることでより安く引っ越しができる可能性が高いです。

おすすめの単身パックは?

単身パックは、会社によって料金、コンテナサイズが大きく変わるためこの2つで比較すると良い業者を見つけやすいです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 税込料金(カーゴ1つあたり)荷物量
 同一市区町村の価格目安東京→大阪間の価格目安カーゴの 横幅×奥行き×高さ カーゴの容量
日本通運(L)29,700円41,800円108×104×175cm1.96㎥
サカイ引越センター(小口便)長距離のみ対応 68,000円105×75×144cm1.13㎥
SGムービング(カーゴプラン)35,700円61,600円100×75×145cm1.08㎥
西濃運輸(カンガルー単身MAX+1)41,800円49,500円115×128×170cm2.50㎥
クロネコヤマト(わたしの引越)23,100円33,000円 104×104×170cm1.83m³
福山.通運(青春引越便)37,400円47,300円110×110×190cm2.30m³
  • 料金表があるプランは料金表をベースに、ないものは実際に見積もりをとって算出。
  • 繁忙期ではない時期の平日の料金目安です。時期や曜日によっては割増されます。
  • ハトのマークの引越センターは「小鳩」などの単身パックがあったが、現在は取り扱いなし。
  • 日本通運は「単身パックSプラン」「積んでみるプラン」があったが、現在は取り扱いなし。

おすすめなのは下記の4社で、カーゴに入る荷物だけであれば安く使える可能性がありますから、通常のプランと合わせて比較していきましょう。

また、単身でなくても「ダンボールだけ運びたい」など荷物が少量の場合はおすすめです。

8-4. 月別の詳細な相場を知りたいです

下記のページでは、その月ごとに料金表や、高い日・安い日のカレンダーを作成しているので、「◯月◯日の相場が気になる」という方は下記のページをご覧ください。

月別・日にち別の細かい相場表を紹介しているページ
1月2月3月4月
5月6月7月8月
9月10月11月12月

8-5. 大安は高くなり、仏滅は安くなるのですか?

そんなことはありません。

  • 大安が高くなる
  • 仏滅は安くなる

という情報もありますが、上記にこだわる人は一割程度でした。

相場や、予約状況にさほど影響を与えないので大安・仏滅だからといって料金が変わる事はありません。

8-6. 引っ越し業者の料金は何で決まりますか?

引っ越し見積もり額は下記の5つでの合計で決まります。

引越しの見積もり額を決める5つの要素

見積書も上記の項目で作られることが多いです。

<見積書の内訳例>

見積書の内訳

①運賃:トラックの運送料

トラックで荷物を運ぶための運賃で、以下を元に算出されます。

  • 引っ越しの距離
  • トラックを使う時間
  • 運ぶ荷物の量(トラックの大きさや使うスペース)

下記は運賃の目安ですが、トラックが大きくなればなるほど、距離が長ければ長いほど高くなります。

同一都道府県単身引っ越しの目安(2トントラック、4時間)13,000円~21,000円
東京⇄大阪、3~4人家族の引っ越しの目安(4トントラック、500km)70,000円~110,000円

また、下記は割増料金が適用されることも多く、引っ越しのタイミングによっても変わります。

  • 繁忙期
  • 土日祝日
  • 深夜早朝

加えて、海を挟むなどフェリーが必要な場合はフェリー代も上乗せされます。

安くするために、大型の家具を運ぶか決めておこう

トラックの大きさは価格を左右するので、デスク/机/ベッド/ピアノなどの大型の家具は処分するか、運ぶかを見積もり時までに決めておきましょう。

大型の家具1つ減らせば小さいサイズのトラックにできることもあり、その分「運賃」が安くなります。

運ばない物を見積もりに入れてしまうと無駄に料金を払うことになるため、大型の家具をどうするかは決めておきましょう。

②人件費:作業員の人件費

作業員1人あたりの人件費を「1名あたり1.5万円前後/日」で計算します。

業者ごとに下記の点で差がつく箇所です。

  • 土日祝日・深夜早朝・繁忙期に割増を行うか
  • 作業員一人当たりいくらで計算するか
  • 何名の作業員を用意するか

③実費:ダンボールなどの梱包資材の購入費など、実際にかかった費用

下記のようなトラックや人件費以外にかかるお金は別途計算され、加算されることがあります。

  • ダンボールなどの梱包資材
  • クレーン車など特殊車両の利用料
  • 高速道路の料金

特に全員に関係があるのは梱包資材(特にダンボール)の料金です。

ダンボールを無料で提供している業者は多いものの、見積書に明記されていなければ、ダンボールの有無は確認するようにしましょう。

④付帯サービス:エアコンの取り外しなど+αのサービス

下記のような「新居まで物を運ぶこと」以外の作業が必要な場合、+αの料金が加算されるケースがあります。

エアコンの取り外し5,000円~15,000円
エアコンの取り付け10,000円~20,000円
ピアノ運送20,000円~60,000円
養生5,000円~20,000円
荷造り・荷ほどき15,000円~100,000円

オプション料金が別で必要なのか、具体的なオプション金額は業者によって変わります。

養生(ようじょう)とは、部屋の中、エレベーターやエントランスが傷つかないように下記のように補強する作業です。「保防」と表現することもあり、最近では必須にしている建物が多いです。

養生のイメージ

出典:アート引越センター

多くの業者は養生費を見積もりに入れていますが、見当たらない場合は「無料なのか」「してくれないのか」を確認しましょう。

⑤割引:各社ライバルに負けないように割り引いてくれる

ここまでの料金を合計すると相場よりも高くなる可能性が高いですが、ここから各社ライバルに負けないように割引をしていきます。

5割引になるケースもあるため、ライバル業者の存在を意識させ割引額を多くしましょう。

繰り返しになりますが、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使えば、競合がいる前提の価格を出してくれます。

8-7. 引っ越しの時期を占いで決めたいです

占いの世界では、「吉方位」という自分に良い運をもたらしてくれる方角があります。

ただ、生年月日をもとにした「本命星(一白水星や二黒土星など)」によって、何月にどの方向に引っ越すのが良いのかが変わります。

「占いしようよ(https://usyo.net/)」を使うことで、生年月日を入力するだけで、今年いつ、どこに引っ越すと運気がいいのかがすぐにわかります。

9. まとめ

引っ越しにおすすめの時期を紹介してきましたがいかがでしたか?

引っ越し業者の利用料や予約の取りやすさ、賃貸の初期費用や物件数を踏まえると、引っ越しは「3~4月は避ける」ことを意識すれば、時期での失敗は少ないです。

その中でも、下記の月を狙って物件選びをすると、より快適に引っ越しができます。

  • 引っ越し業者が特に安くなりやすく、予約もとりやすい1、11月
  • 賃貸の初期費用が安くなりやすい6~10月

とはいえ、3~4月以外であれば、引っ越しの見積もりと、賃貸の交渉術次第で安くできますし、いい引っ越し業者も、いい物件も見つかりやすいです。

特に、引っ越し業者は、下記の2つだけを意識することで、大幅な値引きを狙えますし、予約も取りやすいです。

  • 複数社から見積もりを取る
  • なるべく早く見積もりを取る

1点目が大切で、「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使って、複数者に見積もりを取るところから始めれば、それだけで安くなります。

※引越し侍のサイト内には、複数の引越し見積もりサービスがあり、中には業者の選択ができないものもあります。
 必ず上記ページの「業者が選べるサービス」を使うようにしましょう。

賃貸も、このページを参考にすれば、いい物件を見つけ、より料金を下げて契約できるようになります。

このページを参考に、あなたが満足いく引っ越しができることを心から祈っています。

サービス比較の採点基準(参考データ)

サービスの総合評価下記の5つの観点をもとに算出
・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮
・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-=0pt)で算出
安心マーク有=「◎」、無=「-」
サービス範囲下記10点満点で評価

  • ダンボールを回収してくれる(無料:2pt、有料または条件次第で有料:1pt、未対応0pt)
  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2pt、縦型は無料 :1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる(対応:2pt、見積もり時に要申告:1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる(無料:2pt 、有料:1pt、未対応0pt)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2pt、有料:1pt、未対応0pt)
梱包資材下記10点満点で評価

  • ダンボール(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 布団カバー(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • ハンガーケース(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 食器ケース(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • 食器の梱包紙(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • シューズボックス(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • エアキャップ(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
社内教育教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△
補償業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=-