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引越し

一人で引越しするときの全知識|相場より安くするコツからおすすめ業者まで

「一人で引越す場合いくらかかる?」「一人の場合はどうやって引越し業者を探すべき?」など、一人での引越しを検討していませんか?

一人の場合、ファミリーよりも相場は安いですが、見積もりの取り方や選ぶプランによっては無駄な費用を支払うことにつながるので注意が必要です。

このページでは、引越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、一人での引越しの相場感や、安く引越すためのコツを下記の流れで紹介していきます。

  1. 一人での引越しの相場と安く引越すための注意点
  2. 一人で引越しする人が複数業者へ見積もりを取るためのコツ
  3. 大手15社を比較!一人での引越しにおすすめの業者6選
  4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
  5. 最後の1社を選ぶための選定基準
  6. 15社の単身パックを比較!おすすめ単身パックは?
  7. その他、一人での引越しですべきことの一覧リスト
  8. 業者を使わず、自分一人で引越しする時の注意点

最後まで読めば、一人での引越しを安くするためのコツから、頼むべき業者の選び方が分かり、ベストな業者に、安く引越しを依頼できるようになります。

目次

1. 一人での引越しの相場と安く引越すための注意点

1人での引越しの場合、相場は以下の通りで、荷物が少ない分、2人暮らし・3人暮らしと比較しても安くなる可能性が高いです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

1人2人家族
(参考)
3人家族
(参考)
~15km未満
(同市区町村程度)
39,000円65,000円79,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
41,000円69,000円91,000円
~200km未満
(同一地方内)
51,000円87,000円101,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
70,000円129,000円161,000円
500km~
(長距離)
85,000円171,000円193,000円

ただ、上記はあくまでも繁忙期以外の平日の料金目安です。繁忙期や土日祝日は下記のように相場が上がることを意識しておきましょう。

  • 3月下旬~4月上旬:2倍
  • 3月上旬~3月中旬:1.4倍
  • ゴールデンウィーク:1.2倍
  • 土日、祝日:1.1倍

また、実際の金額は、距離や荷物の量をもとに、利用者ごとに料金が計算されるため、見積もりをとって金額を確認する必要があります。

その際、下記の3つだけは注意するようにしましょう。

  • 複数社から見積もりを取らないと高くなる
  • 見積もりは早く取らなければ高くなる
  • 荷物が少ないなら「単身パック」も忘れない

この3つの注意点を1つずつ解説します。

注意点1. 複数社から見積もりを取らないと高くなる

引越しの見積もりで最も大事なのは、「複数の引越し業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」です。

これは、1社からしか見積もりを取らないと、引越し業者は安くする努力をほとんどしないので、料金が高くなるからです。

1社だけ見積もりを取るケース

反対に、2社以上見積もりをとっていて、ライバルがいる場合では、特に交渉しなくても勝手に他社を意識して安くしてくれます。

2社以上見積もりを取る場合

実際、私も営業マンをしていたとき、ライバル業者の有無で2倍近くの差をつけたことがあります

また、ライバルがいる時はサービスの内容でも負けられないため、「洗濯機の取り外し・取り付け」など有料のオプションを無料でつけたこともあります。

比較して一番いい業者を選べる

また、複数社に見積もりを取ることで、各社に割引をさせた上で、サービスも比較しながら1社に決められるので、より安くて良い業者を選びやすいです。

比較して選べるメリット

単身の場合は安さを売りにしている業者がいくつもあり、そういった業者に目が行きがちですが、きちんと比較して割引してもらうことでより安い業者が見つかりやすいです。

注意点2. 見積もりは早く取らないと高くなる

各社のトラックや作業員の数には限りがあり、一人の場合も引越しの見積もりを取るタイミングが遅ければ遅いほど料金は高くなります。

まず、予約が埋まってくると、各社から下記のような安くする提案を受けにくくなります。

遅くなると安くする提案を受けにくい

また、安くて良い業者から予約は埋まりますから、直前になるにつれ、安くて良い業者からの見積もりや予約が取れなくなっていきます。

安くていい業者から埋まる

さらに選択肢が減ってくると、複数社からの見積もりを取れなくなりますし、最悪対応可能な業者が見つからない可能性もあります。

複数の見積もり依頼が取りにくくなる

業者が見つからないリスク

一人の場合は、直前でもトラックの空きは見つけやすいものの、時期別に下記のタイミングを過ぎると、予約が埋まりはじめ、高くなりやすいです。

  • 3月~4月上旬の引越し:1ヶ月前
  • それ以外の時期の引越し:2週間前

引越し3ヶ月以上前だと見積もりを受け付けていない業者が多いものの、引越しまで3ヶ月を切っているなら基本的に対応してくれます。

3ヶ月を切っていて、見積もりに必要な下記の項目が決まっていれば、すぐに見積もりを取りましょう。

  • 引越し先の住所
  • 引越しの希望日
  • 運びたい家具

Q. 「とりあえず」で見積もりや予約を取るのは大丈夫?

大丈夫です。基本的に見積もりは無料で、引越しを予約しても3日前までにキャンセル・変更すればキャンセル料はかからないという業界のルールがあります。

また、引越しの日程が固まらない方は見積もり時にその旨を伝えれば、予約の空き具合を元にいつまでに確定すればいいかを各社教えてくれます。

ただし、1点だけ注意が必要で、ダンボールを事前に受け取ってしまうと、キャンセル時に「返送料」や「使用したダンボールの代金」がかかる可能性がありますから「ダンボールはX月X日以降に送って下さい」と伝え、予定が決まるまでは受け取らないようにしましょう。

注意点3. 荷物が少ないなら「単身パック」も忘れない

一人での引越しでは「単身パック」を利用することで、より安くなる可能性もあります。

単身パックとは、下記のような各社専用のカーゴに入るだけの荷物を運んでもらえる宅配便のようなサービスで、格安で荷物を運んでくれます。

引用:ヤマトホームコンビニエンス

トラックを貸し切る「通常の引越しプラン」とは異なり、複数人のカーゴをまとめて輸送することになるため、安くなりやすいです。

荷物量に合わせたトラックを貸し切る、通常のプランよりは安くなる可能性が高いですが、下記の制約・デメリットを理解した上で利用を検討しましょう。

  • ベッドやソファーなどの大型家具は入らない(1m×1m×1.7mほどのカーゴに入るだけ
  • 荷物を当日受け取れない
  • サービスは最低限で、家具の解体/組み立て・洗濯機の取り外しなどは別料金になるか対応してもらえない

特に荷物量には注意が必要で、単身パックにギリギリ入る荷物量は下記と考えておきましょう。

単身パックの荷物量の目安

引用:日本通運

上記が問題ない方は、通常の引越しプランと合わせて見積もりを取ることでより安く引越しができる可能性が高いです。

6.15社の単身パックを比較!おすすめ単身パックは?」で単身パックを徹底的に比較しますから、通常の引越しプランと合わせて見積もりを取りましょう。

参考:単身パックと通常の引越しプランの料金相場

それぞれ業者によって料金が変わりますが、単身パックと通常の引越しプランの相場を比較すると下記のようになります。

移動距離の目安単身パック(カーゴ1つ)通常の引越しプラン(1人)トータルした
1人引越しの相場
~15km未満
(同市区町村程度)
30,000円39,000円34,500円
~50km未満
(同都道府県程度)
35,000円41,000円38,000円
~200km未満
(同一地方内)
41,000円51,000円46,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
53,000円70,000円69,000円

上記のように、1万円~2万円安くなりますから、価格重視の方は、通常の引越しに加えて検討しましょう。

ただ、単身パックは宅配便に近いサービスで、割引はしにくいため、通常の引越しプランで割引をしてもらった方が安くなる可能性もあります。

手間はかかりますが、次の章を参考に、通常の引越しプランも複数社比較をすることも忘れないようにしましょう。

2. 一人で引越しする人が複数業者へ見積もりを取るためのコツ

では、まずは全ての人が行うべき、「通常の引越しプラン」の見積もりを複数社から取る方法を紹介して行きます。

実際に複数業者から見積もりをとる際、やり方を間違えると、無駄な手間がかかったり、ベストな業者に見積もりをお願いできません。

そうならないように、ここでは複数業者に効率よく見積もりを取るためのコツを紹介します。

2-1. 複数業者から見積もりを取る方法は2つ

見積もりには下記の2つの方法がありますが、「一括見積もりサイト」の利用がおすすめです。

  • 1社ずつ見積もり依頼の連絡をしていく
  • 一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは?

複数の引越し業者にまとめて見積もりを取れる完全無料のサービスのことで、一度の入力で複数社にまとめて見積もりを依頼できます。

引越し見積もりサイトの利用イメージ

利用の手順はシンプルで、①あなたが希望の条件を入力すると、②条件にあった引越し業者に見積もり依頼を出してくれ、③各業者から見積もりの提示を受けられるというものです。

一括見積もりサイトを使うべき理由

  • ライバルがいることを前提の見積もりが期待できる
  • 入力を何度もしなくてもいいので簡単
  • あなたの引越しの条件にあった業者をすぐに見つけられる

一括見積もりサイトでの申し込みは引越し業者側にもわかるので、サイトを使うだけでライバルがいる前提での価格になり、安くなりやすいです。

また、一括見積もりサイトでは、見積もり依頼の入力を何度もしなくてもいいことはもちろん、希望する条件を入力すれば、それに合う業者をすぐに見つけられます。

一括見積もりサイトの唯一のデメリット

デメリットは、あなたの条件にあう業者に片っ端から見積もり依頼をすることになるため、入力後大量の連絡が入ることになることです。

一括見積もりサイトのデメリット

ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。

10件以上の着信履歴

ただし、「希望の業者を選んで見積もり依頼ができる」サイトを使えば、選んだ業者からの連絡しか入りません。

「業者を選べるサイト」のメリット

そのため、業者が選択できるサイトがおすすめです。

Q. サイトの利用料が完全無料なのはなぜ?

引越し業者側が利用料を払っているからです。
また、一括見積もりサイトの運営者はインターネットなど新生活に関するサービスも紹介することでも利益を得ていて、引越し業者が運営費全てを負担しているわけではありません。

引越し見積もりサイトのお金の動き

一括見積もりサイト利用後、1~2回インターネットなどの提案の電話がかかってくることがありますが、1度断れば強く営業されることもありません。興味がない旨をはっきり伝えましょう。

Q. 利用料は引越し代金に上乗せされないの?

上乗せはされません。まず、引越しの料金は「どうやって申し込まれたか」には一切関係なく算出されます。細かい内訳で計算されますが、一括見積もりサイトを使って上乗せされる項目は1つもありませんでした。

割引に関しては「ライバルの有無」が重視されるので、一括見積もりサイトを使う人は逆に安くなりやすいです。

2-2. おすすめの一括見積もりサイトは?

引越しの一括見積もりサイトは10種類以上ありますが、おすすめのサイトは引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。

理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。

 対応業者数業者の希望
引越し侍300社以上
引越し価格ガイド300社以上×
ズバット引越し比較220社以上
引越し見積もりEX210社以上×
SUUMO引越し140社以上
LIFULL引越し100社以上
価格.com引越し100社以上
引越しラクっとNAVI60社以上
引越しネット30社以上
引越し達人.セレクト10社以上×
アットホーム引越し10社以上
楽天引越し5社以上
比較.com3社以上×

引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。

提携業者数は最も多く、下記のような大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。

アート引越センターなど大手引越し業者のロゴ

下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。

引越し侍の業者選択画面

あなたの細かい条件で概算価格が出るので、「いくらくらいかかるのか知りたい」という人がシミュレーションとして使うことも可能です。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

2-3. 引越し侍でどの業者を選べばいいの?

引越し侍で1回で見積もり依頼できるのは3社までですが、根拠を持って依頼する業者を選べるので、「3社」厳選して見積もりを取りましょう。

厳選の方法を下記の2つのケース別に紹介します。

  • ①料金を最安にしたいケース
  • ②サービスにもこだわりたいケース

①料金を最安にしたいケース

概算価格・利用者の平均価格を参考に安いものを3社選びましょう。

引越し侍の概算価格の表示

概算価格は過去の実績などをもとに出されているため、これが安いものを選んでおけば最終価格も安くなりやすいです。

概算価格が同じ業者が複数ある場合、口コミ評価4.0以上のものを選びましょう。

4.0以上の評価の業者が複数あれば、口コミ件数で選びましょう。評価の信頼度も高く、多くの人が選んでいるためです。

口コミの読み取り方

口コミ件数が5件を切るものもあり、「多くの人が評価しているか」も見極めなければいけません。

また、最安で引越したい方でベッドなどの大型荷物がない方は、「単身パック」も別途検討しましょう。

上記で3社選択後は「6.15社の単身パックを比較!おすすめ単身パックは?」を参考に単身パックの料金も確認すれば最安値の業者を選べます。

②サービスにもこだわりたいケース

3章」で15社を比較した結果、下記の業者がサービス面で優れているので、あなたの条件に対応している業者一覧の中にあれば下記から3社選びましょう。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記で3社揃わない場合は、評価が4.0以上あり、口コミ件数も多い業者から価格を見ながら選ぶようにしましょう。

また、各社あなたの荷物量を確認し、「単身パック」を打診してくる可能性もあります。

見積もりした上で提案されるということは、荷物量に問題はないということですが、サービスにもこだわりたい方は、「5. 最後の1社を選ぶための選定基準」を確認の上、サービス面もしっかり比較した上で比較しましょう。

2-4. 入力後はどうなる?

引越し侍に情報を入力した後は、下記の流れで最終的な1社を絞ることになります。

引越し侍のサービスの流れ

  1. 引越し侍に情報を入力し、3社に見積もりを依頼
  2. 電話やメールで選んだ業者から連絡が入る
  3. 訪問見積もりや電話で要望を伝えると正式な見積もりが出る
  4. 最終的な一社に絞る

以上のように進みますが、一括見積もりサイトを使うだけ下記の「ライバルを意識して安くしてくれる」状態になります。

2社以上から見積もりを取るケース

必要以上に高い金額を払うことはなくなりますから、業者に話を聞きながら進めていけば問題ありません。

引越しは1日でも早く見積もり予約をとった方が安くなるので、まずは「引越し侍」で見積もり依頼をするところから始めましょう。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

ただ、「交渉してもっと安くしたい」「3社の中からどうやって選べばいいかわからない」という方は見積もり予約をした後でも構いませんので、下記の章を確認しましょう。

3. 大手15社を比較!一人での引越しにおすすめの業者6選

どの業者がいいのかわからない、一括サイトでどの業者を選べばいいかわからない、という方に向けて引越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。

  • 価格帯
  • サービス内容
    -引越安心マーク(※5-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
    -サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
    -梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
    -社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
    -補償:壊されたものを補償してもらえるか

比較の結果は下記の通りになります。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 料金サービス
価格帯 (単身)サービス評価安心マークサービスの豊富さ梱包資材社内教育補償
アート引越センター4.70 ★★★★★◎ 8pt◎ 9pt
アリさんマークの引越社4.45 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
サカイ引越センター4.40 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7pt
人力引越社4.20 ★★★★☆◯ 7pt◯ 7.5pt
ハトのマークの引越センター4.05 ★★★★☆◯ 6.5pt△ 4pt
日本通運4.00 ★★★★☆◯ 6pt△ 4pt
ハート引越センターやや安4.05 ★★★★☆◯ 6pt◯ 7pt
西濃運輸-3.85 ★★★★☆◯ 5.5pt◎ 8pt
福山通運-3.65 ★★★★☆◯ 7.5pt△ 4pt
アップル引越センター3.60 ★★★★☆-◎ 9pt◯ 7pt
SGムービングやや高3.55 ★★★★☆△ 4pt△ 4pt
ファミリー引越センターやや安3.20 ★★★☆☆-◯ 7.5pt◯ 7pt
アーク引越センター3.15 ★★★☆☆-◯ 7pt◯ 7pt
ベスト引越サービス3.10 ★★★☆☆-◯ 6.5pt◯ 7pt
クロネコヤマト2.30 ★★☆☆☆-△ 3pt△ 2.5pt
  • 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
  • サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
  • 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
  • 該当のサービスを提供していない業者「×」

上記の表をもとに一人の方に、おすすめの業者は、下記の6社です。

料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者

サービスの質が高くて、価格も安い業者

サービス・料金のバランスがいい業者

上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)は、上記6社全てに対応しています。

おすすめの6社について紹介していきます。

※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。

3-1. アート引越センター

アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。

他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。

  • 引っ越し後の家具移動(1回)
  • 食器ケースの貸し出し
  • シューズボックスの貸し出し

価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。

会社名アートコーポレーション株式会社
設立1977年
対応エリア全国
単身価格目安(平常)県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

3-2.サカイ引越センター

サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。

引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。

価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。

会社名株式会社サカイ引越センター
設立1971年
対応エリア全国
単身価格目安(平常)県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

3-3.人力引越社

人力引越社

人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。

ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。

また、以下のような資材も揃います。

  • ダンボール(配送料が必要)
  • 布団袋
  • ハンガーケース
  • プチプチ状のシート(配送料が必要)

そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。

ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社 キョウトプラス
設立2005年
対応エリア・全国
単身価格目安(平常)県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

3-4.日本通運

日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。

最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。

価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。

会社名日本通運株式会社
設立1937年
対応エリア全国
単身価格目安(平常)県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

3-5.アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。

徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。

家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名株式会社引越社
設立1971年
対応エリア全国
単身価格目安(平常)県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円

アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp

3-6.ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。

地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。

  • 引っ越し作業の実技研修
  • マナー研修
  • 社内の引越コンテスト
  • 引越管理士資格認定制度(社内資格)

なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。

そのため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。

会社名全国引越専門協同組合連合会
設立1974年
対応エリア全国
単身価格目安(平常)県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円
単身価格目安(繁忙期)県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円

ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/

4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ

それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。

下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。

  • 予算は伝えない
  • その場で決定しない
  • 他社の見積もり額を伝える時は要注意

繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。

それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。

単身パックの場合は割引がほぼないサービスですから、単身パックの料金を確認する際は意識する必要はありません。

4-1.予算は伝えない

見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。

会話例

引越し業者:予算は決まっていますか?

あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。

4-2. その場で決定をしない

引越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。

他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。

どうやって防げばいいのか

自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社)に決定権がある事を伝えましょう。

会話例

引越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!

あなた:すみません。私一人では決められないので、両親と相談して決めさせていただきます。

いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。

あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。

4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意

2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。

この時、下記のように振舞いましょう。

  • それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
    →1社目の見積もりのように振る舞う
  • それまで提示された料金にある程度納得しているケース
    →正直に他社の料金を伝える

他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。

そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。

会話例

引越し業者:ちなみ他社さんの見積もりはとりました?

あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。また日通さんやクロネコさんの単身パックも検討しようと思います。

その際、利用予定がなくても「単身パックを検討している」と伝えることで、より大幅な割引をねらえます。

Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?

他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。

するなら一人での引越しは1割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。

ケース別に使えるその他テクニック

その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。

  • 日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
  • 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
  • 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。

①日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする

日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。

会話例

あなた:引越しは3月1日から3月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と朝一は対応ができないのでそれ以外でお願いします。

引越し業者:3月11日の午後の便ではどうでしょうか?ちょうど同じ方向にトラックがいるので安くできそうです。

②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく

手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。

会話例

あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?

引越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。

あなた:ありがとうございます。両親にも相談してみます。

一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。

ただし、引越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。

また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。

③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない

駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。

会話例

あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。

駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。

5. 最後の1社を選ぶための選定基準

各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。

引越し侍の口コミや、このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。

ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。

  • 引越安心マークの有無
  • サービスの範囲
  • 梱包資材の内容
  • 作業員の人数と構成
  • 補償内容
  • 細かい契約条件

5-1. 引越安心マークの有無

引越安心マーク

「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。

引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。

(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと

この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。

また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。

このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。

この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。

国土交通省のHPのキャプチャ

引用:国土交通省

信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。

下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。

取得している取得していない
  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • SGムービング
  • 西濃運輸
  • 福山.通運
  • 人力引越社
  • ハート引越センター
  • ファミリー引越センター
  • ベスト引越サービス
  • アップル引越センター
  • アーク引越センター
  • クロネコヤマト

その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。

5-2. サービスの範囲

下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。

  • ダンボールを回収してくれる
  • 洗濯機の取り付け・取り外し
  • ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる

特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。

ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。

  • 当日別料金が発生する
  • 解体が必要なものは運んでくれない

5-3. 梱包資材の内容

アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。

アート引越センターの梱包資材

引用:アート引越センター

どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。

価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。

5-4. 作業員の人数と構成

引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。

また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。

正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。

例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。

5-5. 補償内容

基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。

ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。

このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。

5-6. 細かい契約条件

引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。

下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。

契約内容概要とデメリット
積み切り(積みきり)・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。
・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。
フリー便・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。
・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。
混載便・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。
単身パック・専用のカーゴに詰め込めるだけのプラン。
・荷物は当日受け取れず、宅配便のように最低限のサービスのプラン。

見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に電話で確認しましょう。

特に積み切り契約は特に要注意

積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一人であれば「2トントラックショート」と呼ばれる荷台の広さが約3畳のサイズがあった方がいいです。

積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。

運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。

<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう

上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。

その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。

会話例

お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。

他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、

御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?

ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。

Q. 断る業者への連絡は?

見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。

メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。

ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。

会話例

引越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?

あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。

引越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?

あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。

引越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!

Q. 営業マンの対応は評価しなくても良いの?

しなくてもいいです。

なぜなら、営業マンと当日作業する人は違う人だからです。

ただ、「こんな会社にはお願いしたくない」「こんなに頑張ってくれたし、この人にお願いしたい」という対応をされたらそれを重視して選んでも問題ありません。

6. 15社の単身パックを比較!おすすめ単身パックは?

改めて、単身パックとは、カーゴに入れてまとめて輸送することで安くできる、荷物が少なく、最安で引越したい方向けのプランです。

専用のフォームからの申し込みが必須のサービスもあり、引越し侍などの見積もりサイトで見積もりを取った場合、単身パックを使えない可能性があります。

単身パックを使いたい場合は公式ページから申し込むようにしましょう。

6-1. 主要業者の単身パックを比較!

単身パックは、プランごとに料金・カーゴのサイズが違うため、価格と、カーゴのサイズを比べて比較すべきです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

 税込料金(カーゴ1つあたり)荷物量
 同一市区町村の価格目安東京→大阪間の価格目安カーゴの 横幅×奥行き×高さ カーゴの容量
日本通運(L)29,700円41,800円108×104×175cm1.96㎥
サカイ引越センター(小口便)長距離のみ対応 68,000円105×75×144cm1.13㎥
SGムービング(カーゴプラン)35,700円61,600円100×75×145cm1.08㎥
西濃運輸(カンガルー単身MAX+1)41,800円49,500円115×128×170cm2.50㎥
クロネコヤマト(わたしの引越)23,100円33,000円 104×104×170cm1.83m³
福山.通運(青春引越便)37,400円47,300円110×110×190cm2.30m³
  • 料金表があるプランは料金表をベースに、ないものは実際に見積もりをとって算出。
  • 繁忙期ではない時期の平日の料金目安です。時期や曜日によっては割増されます。
  • ハトのマークの引越センターは「小鳩」などの単身パックがあったが、現在は取り扱いなし。
  • 日本通運は「単身パックSプラン」「積んでみるプラン」があったが、現在は取り扱いなし。

価格とカーゴのサイズを踏まえると、おすすめの単身パックは下記の2社です。

この2社は、距離・日時・発着地でも料金が変わりますが、Web上で料金がわかりますから、最安にしたい場合は、上記2社の料金を確認しましょう。

カーゴの大きい「西濃運輸」「福山通運」も荷物量の多い方には推奨できそうですが、通常プランの相場以上になることも多いため、荷物が多ければ通常プランを選んでおきましょう。

6-2. おすすめ業者の特徴

ではおすすめの2社を紹介します。

日本通運

日本通運はおすすめの引越し業者の一つですが、単身パックも充実していて、要望や荷物量に合わせた単身パックを用意しています。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

カーゴサイズ概要
単身パックL108×104×175cm(1.96㎥)通常の単身パック
単身パック当日便単身パックではない「単身パック」は名前だけで通常の引っ越しプランなので要注意
単身パックS
※現在は取り扱いなし
108×74×155cm(1.23㎥)通常の単身パック
単身パック積んでみる
※現在は取り扱いなし
100×100×150cm(1.50㎥)コンテナサイズに収まるように自分で荷物を積み上げて用意しておく。
専用ページ(https://www.nittsu.co.jp/)からの申し込みが必須。

メリットは、Web(https://www46.nittsu.co.jp/)に荷物内容を打ち込むと、下記のように日にち別の料金が表示され、納得できる金額であればそのまま予約ができることです。

ただし、距離やトラックの状況などで、「単身パック当日便」というカーゴを使わない通常のプランが適用されることがあります。

日にち選択ページで希望日をクリックし、上記表示が出た場合は、電話(0120-154022)で「単身パックL」は使えないか確認するとより安く使える可能性が高まります。

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

ヤマトホームコンビニエンス

ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)は運送を強みにしていますが、それを活かして、カーゴを使った一人での引越しも積極的に行っています。

日本通運と同様、ネットで料金が出るため、気軽に料金の確認ができます。また、「家財宅急便」という家具を単品で送る宅配便にも力を入れているため、万が一、カーゴに積みきらないサイズの荷物があっても、当日柔軟に対応してくれます。

対応していないエリアも多いですが、料金を確認する際に、対応状況はすぐにわかります。

ヤマトホームコンビニエンス公式ページ:https://www.008008.jp/moving/

6-3. 15社比較してわかった単身パックの注意点

15社の単身パックを比較する中で、単身パックには下記の注意点があることがわかりました。

  • ベッドが入る単身パックは存在しない
  • 積めない家具が出た場合は割高になる
  • 基本的に宅配便のようなサービスと考えておく
  • 当日受け取るのは不可能
  • 割引は受けにくい

単身パックは、事前にこれらを理解した上で利用するようにし、心配なら避けましょう。

①ベッドが入る単身パックは存在しない

15社の単身パックを比較しましたが、ベッドが入るサイズの単身パックは1社も扱っていませんでした。

同様にマットレスも積むことはできません。

また、下記の商品は家具のサイズや、カーゴのサイズによっては積み込めないため、注意しましょう。

  • 3ドアの冷蔵庫
  • ソファ

1つなら乗る場合も、冷蔵庫+洗濯機など組み合わせ次第では乗らないことが多いので、要注意です。

また、「単身パックを頼んでベッドだけ別配送にすればいいのでは」と考えている方のために、大型家具の配送料の目安を紹介します。

同一県内東京→大阪
ベッド(100cm×190cm×50cm)13000~16000円13000~20000円
3ドア冷蔵庫(60cm×65cm×170cm)9000~11000円9000~12000円

上記を別途支払うのであれば、通常の引越しで割引をしてもらったほうが安くなる可能性が高いです。

②積めない家具が出た場合は割高になる

引越しの単身パックは決められたサイズのカーゴに入らなかった場合、「ボックスを増やす」か「業者が別料金で運ぶ」ことになります。

見積もりできちんと伝えられていれば問題ありませんが、下記の場合は入らなくなる可能性があります。

  • 急に荷物が追加になった
  • 伝え間違え(実際より少なく伝えたなど)

特に「ボックスを追加」することになった場合、シンプルに料金が倍増しますから、通常の引越しの方が安くなることも多いです。

③基本的に宅配便のようなサービスと考えておく

単身パックは、集荷をしてくれる宅配便のようなサービスと考えておき、過度な期待はしないようにしましょう。

例えば、ダンボール、家具の解体・組み立て、洗濯機の取り外し・取り付けを見ても、別料金になったり、対応してくれません。

ダンボール家具の解体・組み立て洗濯機の取り外し・設置
日本通運取り外し◯、取り付け△
(ドラム洗濯機はどちらも△)
サカイ引越センター取り外し◯、取り付け△
SGムービング取り外し◯、取り付け△
西濃運輸
ヤマトホームコンビニンス×
福山.通運××

◯=無償対応、△=有料での対応、×=対応不可

何から何までやって欲しいという方は、通常の引越しプランを選ぶべきですし、個別に必要なものがあれば、それも含めて見積もりを確認すべきです。

ダンボールに関しては、2,000円~3,000円/10枚程度が目安で、Amazon(https://www.amazon.co.jp/)でも購入可能です。

④当日受け取るのは不可能

荷物を当日受け取ることができる単身パックは存在しませんでした。

少なくとも、今の家から運び出した当日は家財が家にないことになるので、どうするかを決めた上で利用しましょう。仮にホテルで泊まる、ということになると、単身パックは割高になります。

※日本通運の「単身パック当日便」は当日受けとれますが、単身パックという名称だけで、実態は通常の引越しプランです。

⑤割引は受けにくい

単身パックはWeb上で自動的に料金が出るサービスなので、通常の引越しプランのような割引を受け付けていないことが多いです。

通常のプランであれば、営業マンが計算することが多く、使ってもらうために、割引をしてくれることもあります。

最安値を狙う方も、単身パックでの割引はできないものと考えて料金確認を行いましょう。

通常の引越しサービスの業者に単身パックの値段を伝えれば、意識してくれることもあるため、交渉材料にしても良いです。

7. その他、一人での引越しですべきことの一覧リスト

引越し業者の選定以外に、一人の引越しですべき手続きをまとめました。

すべき準備やるべき人
引越しを決めたらすぐにすべき準備
部屋探し・部屋の契約まだ次の家が決まっていない人
賃貸物件の解約手続き賃貸で家を借りている人
引っ越し業者の選定・予約引っ越し業者をまだ決めていない人
学校の転校手続き引っ越しでお子さんが別の小学校・中学校へ通うことになる方
保育園や幼稚園の転園手続きお子さんが別の保育園・幼稚園へ通うことになる方
引越し前になるべくすべき準備
荷造り全ての人
ネット回線(特に固定回線)の移転手続き光回線などの固定回線を使っている人
粗大ゴミを処分する引越しで通常捨てられない粗大ゴミが出そうな方
その他細かいゴミの処分全ての人
ガスの移転・解約手続きガスを使っている人
火災保険・地震保険の解約・変更これらの保険に加入している方
会社・勤務先への住所変更の連絡会社員・アルバイトの人
引越しの1〜2週間前に役所ですべき準備
転出届の提出違う市区町村に引越しをする人
印鑑登録の抹消違う市区町村に引越しをする人で、印鑑登録をしている人
国民健康保険の手続き国民健康保険に加入している人で、別の市区町村へ移る人
児童手当の住所変更児童手当を受け取っている人で、別の市区町村へ移る人
介護保険被保険者証の返納要支援・要介護の認定を受けている方で、別の市区町村へ移る人
原付の廃車手続き原付を持っていて、他の市区町村に引越す方
引越しの前日までにしておくべきこと
電気の移転・解約手続き全ての人
水道の移転・解約手続き全ての人
NHKの住所変更手続きNHK受信料を払っている人
郵便物の移送手続き全ての人
新聞の住所変更手続き新聞を購読している方
近隣への挨拶一戸建ての方、家族引っ越しの方
冷蔵庫の掃除・霜取り・水抜き冷蔵庫を持っている人
洗濯機の水抜き洗濯機を持っていて、業者から指示された人
石油ストーブの空焚き石油ストーブを持っている人
新居の鍵の受け取り次の家が賃貸の人
新居の確認次の家が賃貸の人
新居のレイアウト決定全ての人
直前まで使っていたものの梱包全ての人
新居に引越したらまずやること
電気・水道の利用開始手続き引越し先の各事業者に申し込みをしていない人
スマホの住所変更スマホを契約している人
引越したら役所ですぐにやること
転入届の提出他の市区町村から引越してきた人
居届の提出同一の市区町村で引越しを行った人
国民健康保険の住所変更国民健康保険に加入している人
国民年金の住所変更自営業や無職の人
マイナンバーの住所変更全ての人
妊婦健康診査受診票の交換妊娠中や出産後の人
バイクの住所変更バイクを持っている人
免許証の住所変更免許証を持っている人
車庫証明書の申請自動車を持っている人
自動車の住所変更手続き自動車を持っている人
犬の住所変更手続き犬を飼っている方(猫の場合は不要)
介護保険の申請/住所変更要介護・支援認定を受けている人
児童手当の申請/住所変更児童手当をもらっている人
学校の転校手続きお子さんが転校する人(公立の小中学校の場合)
7. 引越し後なるべく早くやること
旧居の掃除賃貸で家を借りていた人
旧居の鍵の引き渡し賃貸で家を借りていた人
銀行への住居変更手続き銀行口座を持っている人
クレジットカードの住所変更クレジットカードを持っている人
パスポートの本籍地変更手続き引越しで本籍の都道府県が変わった人
転居ハガキの発想転居をハガキで伝えたい相手がいる場合

上記は多くの一人で引越したい人がすることになる手続きです。

これらの詳しい方法・窓口や、その他一部の一人で引越したい人がすべきことを「引越しでやること全53個のチェックリスト|タイミング別にすべきこと全てがわかる」にまとめています。

また、引越し業者で見積もりをしていた際に、業者選び以外の観点で、よく一人暮らしの方から聞かれた事は以下の4つです。

  1. Q1. 不用品の簡単な捨て方を教えてください
  2. Q2. 一人暮らしの場合ダンボールはどのくらい必要ですか?
  3. Q3. 単身の場合、新居で挨拶は必要ですか?
  4. Q4. 荷造りは、いつからどうやって進めればいいでしょうか?

一つずつ回答します。

Q1. 不用品の簡単な捨て方を教えてください

自治体に出すこともできますが、「分別不要でトラックに乗せ放題」の不用品回収業者を使うのが最も簡単です。

10,000~20,000円程度でトラックに乗せるだけ荷物を乗せて回収してくれるので、自治体よりも安く住むこともあります。

「くらしのマーケット(https://curama.jp/disposal/)」で下記のように格安の業者を探せますから、あなたのエリアで使えそうな業者を探してみましょう。

暮らしのマーケットの不用品業者

Q2. 一人暮らしの場合ダンボールはどのくらい必要ですか?

10~20枚と考えておきましょう。

引越し業者にお願いする事で、あなたの荷物量にあったダンボールをくれます。

Q3. 単身の場合、新居で挨拶は必要ですか?

単身での引っ越しの場合、挨拶はしないのが一般的です。面倒がられたり、不審に思われることもあるので、わざわざ訪問するのはマイナスになることもあります。

マンションの共用部ですれ違った時に、軽く会釈や挨拶をしておくのが無難です。

ただ、マンションごとに住む人の雰囲気や常識も異なるので、心配なら管理会社や大家さんに挨拶について確認しておきましょう。

Q4. 荷造りは、いつからどうやって進めればいいでしょうか?

引越し業者を決めるとダンボールがもらえるのでそこから時間に余裕を持って準備をしておきましょう。

ダンボールがもらえない業者やサービスもあるので、見積もり時に確認、もらえなければAmazon(https://www.amazon.co.jp/)などで購入しましょう。

荷造りは下記の点を意識すると、引越し前後で余計な手間がかかりません。

  • 普段使わない物から片付けを行う
  • 新居で使う場所ごとにまとめる
  • ダンボールの中身を記載する

①普段使わない物から片付けを行う

普段使わない物、引越し日まで使わない物から荷造りをしましょう。

使うものを梱包してしまうと、またダンボールを開けて探す必要が出るので二度手間です。

②新居で使う場所ごとにまとめる

新居での生活を考え、1つの箱に、「キッチン」「寝室」などそれぞれの場所で使うものをまとめておくと開封した後楽です。

③ダンボールの中身を記載する

ダンボールには、上記のどの部屋で使うか、中身は何かを記載しておきましょう。

例えば「キッチン/食器」などです。

場所を書いておけば、引越しの際にそこに運んでもらえますし、中身が書いてあれば、新居で必要になったときにすぐに取り出せます。

8. 業者を使わず、自分一人で引越しする時の注意点

引越し業者を使わずに自分で作業する場合でも、引越しは可能で、業者に頼むよりもはるかに安くなります。

ただし、注意点が満載ですから、下記のチェックリストを確認し、1つでも不安なことがあればおすすめしません。

確認事項
運びたい荷物は全て車まで運べるか
壁や床に傷をつけても自己責任ということを覚悟したか
ダンボールなどの資材は自分で用意できるか
荷物が乗る車を用意し運転できるか

これらを理解しておかないと、当日になって引越しができなかったり、後悔することにつながります。

8-1. 運びたい荷物は全て車まで運べるか

引越しの際は、家の荷物を車まで運び込み、車から下ろし、新居でまた部屋に運び込む必要があります。

特に大変な家財は洗濯機で、縦型洗濯機で40kg前後、ドラム式洗濯機で80kg前後あり、2名いても運ぶのが大変な可能性もあります。

さらに、洗濯機は、縦のまま運ぶのが必須の洗濯機が多く、横にしてしまうと故障につながります。

洗濯機以外の大型家具も運ぶのは大変なので、台車は必須、一人で運べるかどうかを事前に確かめましょう。

壊して、使えなくなると引越し業者に頼む以上の出費になってしまいますので、注意しましょう。

8-2. 壁や床に傷をつけても自己責任

一人で引越す場合は家具の運搬が大変ですが、引越しの最中に壁や床に傷をつけた場合、あなたの責任になります。

賃貸物件や、マンションの共用部への傷は、修理費を請求されるので注意しましょう。

引越し業者にお願いする場合、下記のような壁や床の保護(養生)をし、傷がつかないようにしてくれます。

養生のイメージ

出典:アート引越センター

また、そもそも引越し業者は運送のプロですから、狭い通路でも問題なく運んでもらえます。

中には下記のような、「過酷な環境の一軒家」を研修設備にしている業者もあり、難しい部屋でも難しい家財をスムーズに運んでもらえます。

引用:サカイ引越センター

引越し会社に頼む場合、壁や床の傷、荷物の破損は、引越し会社による責任であれば、補償してもらえます。

ただし、自分で引越しをして、つけた傷、壊れたものは完全に自己責任になります。

8-3. ダンボールなどの資材は自分で用意できるか

引越し業者を使わない場合、引越し用の丈夫なダンボールはあなたが用意しなければいけないことを注意しましょう。

Amazon(https://www.amazon.co.jp/)などで購入もできますが、1枚あたり250~300円程度が相場です。

また、引越しのダンボールは枚数が多くなるため、店舗で購入すると持ち帰りが大変ですので要注意です。

また、近くのスーパーなどが無料でくれるのであれば使ってもいいですが、下記の点を意識して使うダンボールを選びましょう。

  • 丈夫でないと運ぶ最中にダンボールが破損する
  • 不衛生な可能性もある

引越し業者にお願いすれば、多くの場合で料金内で新品のダンボールをくれます。

8-4. 荷物が乗る車を用意し運転できるか

全ての荷物を載せられる車を用意し、運転する必要があります。

小さい車でも、何度か往復すれば運べますが、大きい家具があると運ぶのが難しくなります。

一人引越しであれば軽トラで運べますが、レンタカーで借りると6時間5,000円程度、それに加え高速代・ガソリン代がかかります。

<結論> 結局自分一人で引越し作業をしても問題ないのか

ここまでの注意点 を読んで、自分一人で引越しをしても問題なさそうな方は、自力で引越しを行いましょう。

確認事項
運びたい荷物は全て車まで運べるか
壁や床に傷をつけても自己責任ということを覚悟したか
ダンボールなどの資材は自分で用意できるか
荷物が乗る車を用意し運転できるか

特に、料金面で安くなるので、手間をかけても安くしたい方で、上記が問題なければ自分で引越しをしましょう。

ただ、引越し業者も安く対応してくれることがあるので、「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」などで一度話を聞いてから判断しましょう。

9. まとめ

一人の引越しにあたって、相場感や安く引越しするためのコツを紹介してきましたが、いかがでしたか?

一人での引越しは荷物が少ない分、ファミリーの相場よりも安くなりますが、以下の注意点に気をつけないと料金は高くなります。

  • 複数社から見積もりを取らないと高くなる
  • 見積もりは早く取らなければ高くなる
  • 価格重視なら「単身パック」も忘れない

なるべく早く、「複数業者から見積もりを取り、料金やサービスを競わせること」で、より良いサービスを安く受けられる可能性が高まります。

また、一人での引越しの場合は「単身パック」も合わせて検討することでより安くなります。

まずは一括見積もりサイトである「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使い、複数業者へ見積もり依頼をすることから始めましょう。

このページがあなたの引越しのお役に立てることを心から祈っています。

サービス比較の採点基準(参考データ)

サービスの総合評価下記の5つの観点をもとに算出
・サービス範囲、梱包資材は点数を1/10に圧縮
・その他は(◎=1pt、◯=0.75pt、△=0.5pt、-=0pt)で算出
安心マーク有=「◎」、無=「-」
サービス範囲下記10点満点で評価

  • ダンボールを回収してくれる(無料:2pt、有料または条件次第で有料:1pt、未対応0pt)
  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2pt、縦型は無料 :1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 作業員が靴下を履き替えてくれる(対応:2pt、見積もり時に要申告:1.5pt、有料:1pt、未対応0pt)
  • 引越し後、家具の移動を1度してくれる(無料:2pt 、有料:1pt、未対応0pt)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2pt、有料:1pt、未対応0pt)
梱包資材下記10点満点で評価

  • ダンボール(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 布団カバー(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • ハンガーケース(無料:2pt、有料1pt、取扱なし:0pt)
  • 食器ケース(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • 食器の梱包紙(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • シューズボックス(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
  • エアキャップ(無料:1pt、有料0.5pt、取扱なし:0pt)
社内教育教育制度・社内資格が明記=◎/どちらか=◯/明記なし=△
補償業者の責任で破損したものを補償=◎、補償なし=-