オープンレジデンシア辛口レビュー｜人気の高級賃貸マンション13ブランドと比較した注意点

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高級マンション 2024.01.08

オープンレジデンシア辛口レビュー｜人気の高級賃貸マンション13ブランドと比較した注意点

「オープンレジデンシアってどんなマンション？」「賃貸としてはいい物件なの？」と、オープンレジデンシアについて気になっていませんか？

オープンレジデンシアは、建物や室内のグレードを高くしている分、共有施設をあえて作らないことで賃料を抑えているマンションですが、契約前に知るべき注意点やデメリットもあります。

このページでは、賃貸業界で長年働いてきた筆者が、オープンレジデンシアシリーズについて知っておくべき以下のポイントを解説します。

13ブランドとの比較でわかるオープンレジデンシアの特徴まとめ
オープンレジデンシアの代表的な3つの物件
オープンレジデンシアとあわせて検討されるブランドマンション
オープンレジデンシアの主要マンション一覧

すべて読めば、オープンレジデンシアがどんなマンションなのか、欠点はないのか、どんな人に向いているのかなど、オープンレジデンシアについてすべてのことがわかります。

トップ画引用：オープンハウス

1.13ブランドとの比較でわかるオープンレジデンシアの特徴まとめ
2.オープンレジデンシアの代表的な3つの物件
3.オープンレジデンシアとあわせて検討されるブランドマンション
4.オープンレジデンシアの主要マンション一覧

1.13ブランドとの比較でわかるオープンレジデンシアの特徴まとめ

オープンレジデンシアは「オープンハウス・ディベロップメント」が手がける高級ブランドマンションで、恵比寿・青山をはじめ東京を中心に140棟以上存在します。

「都心」×「駅近」の好立地を第一に考え、他とは差がつくおしゃれなデザインのマンションが多く建てられています。

また、私が過去に契約してきた高級賃貸13ブランドと比較すると、下記のような立ち位置になります。

以上のように、人気の高級シリーズ13ブランドと比較すると、建物や室内のグレードは非常に高いです。また、共有施設をあえて作らないことで賃料を抑えているマンションです。

それでは、他のブランドと比較したオープンレジデンシアの特徴を紹介していきます。

1-1.利便性の良い洗練されたデザインのマンション

オープンレジデンシアは、最寄駅から徒歩5分前後の物件が多く、利便性が良いことで人気があります。

また、分譲マンションならではの高級感あるテイストに加え、洗練されたデザインで他とは差がつくマンションとなっています。

マンション外観

オープンレジデンシアは、3階建の低層マンションから15階建の中層マンションまで揃っていますが、人気なのは高級感あふれる低層マンションです。

エントランスホール

エントランスは、モノトーンな色味を基調とした高級感あふれる作りとなっています。

下記の画像を観ていただければエントランスの雰囲気が伝わるかと思います。

内廊下

落ち着きのある色味でデザインされ、内廊下の仕様になっている物件が数多くあります。

上記引用：オープンハウス

1-2.高級マンションにふさわしい居住空間

オープンレジデンシアは、洗練された暮らしを演出する上質な居住空間が人気です。

天井高も一般的な賃貸マンションより高く設計されているので、圧迫感を感じることはないでしょう。

モデルルーム

どんな家具も合わせやすい雰囲気の室内は、主にホワイト・ベージュ・ブラウン・グレーを基調としたデザインになっています。

室内の設備に関しては、基本的に必要なものはすべて備え付けられています。

また、一般的な賃貸マンションでは用意されていないこともある、以下の設備を完備している部屋も多いです。

ウォークインクローゼット
シューズインクローゼット
床暖房
全居室エアコン
ルーフバルコニー
インターネット無料

キッチン・水回り

デザイン性と機能性にこだわった設備仕様で、快適な暮らしをサポートしてくれます。

上記引用：オープンハウス

水回りの設備に関しても、基本的に必要なものはすべて備え付けられています。

また、一般的な賃貸マンションでは用意されていないこともある、以下の設備を完備している部屋も多いです。

追焚機能付オートバス
ウォシュレット
ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機
2~3口ガス又はIHコンロ
食器洗浄乾燥機
生ゴミディスポーザー
浄水器
オーブン
浴室テレビモニター

1-3.賃料はシリーズマンションの中でも「やや高め」

オープンレジデンシアは、立地がいいことに加えマンションの構造や室内設備もクオリティが高いので、賃料は「やや高め」です。

例えば、六本木駅まで徒歩圏内「2LDK」のマンションで比較すると以下のようになります。

マンション名	面積	家賃（管理費）
オープンレジデンシア麻布六本木	58.37㎡	33万円（1.5万円）
レジディアタワー乃木坂	54.01㎡	30万円（1万円）
グランドコンシェルジュ麻布	52.16㎡	29万円（1万円）

上記のように賃料は高い部類ですが、高級感あるエントランスや内廊下など、賃料以上に「優越感」や「ステータス」を感じられるマンションです。

1-4.共有施設はあえて作っていない

オープンレジデンシアは、フィットネスやラウンジ、ゲストルームなどの共有施設をあえて作っていません。

無駄なものを省いて建築コストを削減しているので、賃料も高くなりすぎずに抑えることができています。

なので、フィットネスやラウンジなど、充実した共有施設を求める方は別のシリーズマンションを検討しましょう。

1-5.オープンレジデンシアは賃貸の募集が少ない

オープンレジデンシアは、もともと賃貸マンションではなく、分譲マンションとして作られ販売されているので、他の13ブランドと比べると賃貸で募集される部屋数が少ないです。

そして、都内でも住みやすいと評判のいい「青山・広尾・代々木上原」周辺の2~3LDKは、さらに部屋数が少ないので人気があります。

なので、希望条件に合うオープンレジデンシアが見つかったら、早めに内覧に行って検討するようにしましょう。

1-6.SOHO利用はむずかしい

オープンレジデンシアで、SOHO（自宅兼事務所）としての利用が可能な物件は「オープンレジデンシア銀座エスト」だけです。

上記以外の物件でSOHO利用すると、最悪の場合、強制退去になる可能性があるので注意しましょう。

基本的にSOHOとして利用したい方は、オープンレジデンシアより賃料がすこし高くなりますが「ザ・パークハビオ」をオススメします。

ここまでのまとめ

ここまでをまとめると、オープンレジデンシアは、建物や室内のグレードは非常に高いです。また、共有施設をあえて作らないことで賃料を抑えているマンションといえるでしょう。

気になるのであれば、他の人が契約する前に内覧に行くことをおすすめします。

ただし、タワーマンションは取り扱っていないので、高層階の部屋を求める方は別のシリーズマンションを検討しましょう。

オープンレジデンシアシリーズは「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、これらの大手賃貸情報サイトを使って検索し、最新情報をチェックしましょう。

SUUMO公式ページ：https://suumo.jp
HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

また、内覧に行く前にもう少し知りたい..という方のために、次の章でオープンレジデンシアについてより具体的に解説をします。

2.オープンレジデンシアの代表的な3つの物件

東京都内にに140棟以上あるオープンレジデンシアですが、その中でも人気の代表的なマンションを3つ紹介します。

オープンレジデンシア青山ザ・ハウス
オープンレジデンシア恵比寿ザ・ハウス
オープンレジデンシア代々木ザ・ハウス

2-1.オープンレジデンシア青山ザ・ハウス

オープンレジデンシア青山ザ・ハウスは、2017年に誕生した地上5階建の分譲賃貸マンションです。

青山には、多数の飲食店やテナントが立ち並ぶ活気あふれる人気の街ですが、当物件は青山でも閑静な立地に位置しているので、住環境は大変良好です。

エントランス

部屋の内装

上記引用：オープンハウス

過去に募集のあった部屋

間取り	階数	面積	家賃（管理費）	敷金/礼金
1LDK	–	45.88㎡	27万円(-)	1ヶ月/2ヶ月
2LDK	–	54.15㎡	33万円(-)	2ヶ月/1ヶ月

1LDK~2LDKのタイプなので、シングルからファミリーまで幅広い層にオススメのマンションです。

「青山一丁目駅・外苑前駅」どちらも徒歩5~7分と非常にいい立地のため、主要ビジネス街や商業エリアへの交通利便性も良好です。

住所	東京都港区南青山2-7-22
アクセス	東京メトロ銀座線『青山一丁目』駅徒歩5分東京メトロ銀座線『外苑前』駅徒歩7分
戸数	29戸