賃貸のキャッシュバック5社を比較!注意点と最もお得な申し込み方
「賃貸でキャッシュバックがもらいたい!」「どの業者のキャッシュバックがお得?」など、賃貸でキャッシュバックが気になっていませんか?
長年不動産業界で働いてきた経験から言うと、キャッシュバックは注意点が満載なので、細心の注意を払って使うべきです。
このページでは、キャッシュバックの落とし穴を踏まえ、最もお得に不動産を契約する方法を下記の流れで解説していきます。
このページをすべて読めば、キャッシュバックの注意点が全てわかり、あなたが最も得する方法で申し込むことができます。
目次
1. 危険!賃貸のキャッシュバックの仕組みと注意点
賃貸では、一部のサイトを経由することで、キャッシュバックを受けられます。
仕組みとしては下記のように、①あなたが賃貸を契約すると、②不動産会社やオーナーから広告料という名目で賃貸サイトにお金が入り、③その一部をあなたに還元するという流れです。
※一般的なキャッシュバックの流れ
ただし、キャッシュバックを受ける際には下記の点に注意する必要があります。
キャッシュバックの注意点
- 満額もらうのが難しい可能性が高い
- 逆に割高になる可能性がある
- 人気のない物件が多い可能性がある
- 別の物件に決めたらもらえない可能性が高い
- 複数業者からは受け取れない
- 手続きが複雑で面倒な可能性がある
1-1. 満額もらうのが難しい可能性が高い
「最大◯万円」と書かれていても、それがもらえる可能性は低いことに注意しておきましょう。
例えば、キャッシュバック賃貸では、下記のように「最大10万円の祝い金」と書かれていますが、物件によりキャッシュバック金額が違い、10万円もらえる物件はほとんどありません。
例えば、東京都内の物件を「祝い金が高い順」に並べても、上位は5,000円~1万円の物件のみでした。
引用:キャッシュバック賃貸
「最大◯万円」の金額だけで選んでしまうと、「予想以上にキャッシュバック額が少ない..」という事態になりかねません。
1-2. 逆に割高になる可能性がある
賃貸は上記のように、同じ物件でも複数の不動産会社経由で紹介を受けられますが、どの不動産会社で申し込むかによって条件が変わります。
キャッシュバックを受けられるか以外にも下記のような観点で差が出てきます。
- フリーレント
- 仲介手数料無料
フリーレントとは、「1~3ヶ月家賃を無料にします」というものです。不動産会社に払う仲介手数料は1ヶ月が相場ですが、業者によっては無料になります。
キャッシュバック系のサイトでキャッシュバックを受けられる業者を探すよりも、家賃1ヶ月分以上を浮かせられる業者を探す方が得なケースも多いので、注意しましょう。
1-3. 人気のない物件が多い可能性がある
キャッシュバックを受けられるような物件は人気がない可能性が高いです。
そもそも人気で条件の良い物件であれば、わざわざキャッシュバックをしなくても入居者は集まります。
- 賃料が割高
- 騒音がする
- 立地が良くない
など何かしらのデメリットがある物件の可能性もあるため吟味するようにしましょう。
1-4. 別の物件に決めたらもらえない可能性が高い
キャッシュバックの条件の多くが、「問い合わせた物件だけ」しかキャンペーンの対象にならないと明記しています。
例えば、下記のようなケースだと対象外になってしまうサイトが多いです。
- 内見に行った結果、あまりに酷く別の部屋にした
- 問い合わせた不動産会社がより良い物件を教えてくれて、そっちにした
- 問いあせた建物の別の部屋に決めた
上記のようなケースは実際に多く、変にキャンペーンを使うことでベストな家選びがしにくくなります。
1-5. 複数業者からは受け取れない
キャッシュバックは1つの業者からしか受け取れません。
「どこのキャンペーンで申し込んだか」はきちんと確認され、そのキャンペーンしか適用できません。どのキャッシュバックの注意事項にも下記のように、そのサイト限定と必ず明記されています。
対象条件:XXXより問い合わせ、成約した方
キャッシュバックは不動産業者からの紹介料から支払われることが多いです。
不動産会社はきちんと紹介してくれた1社にしかお金を払わないので、あくまでも1社からだけの受け取りになります。
1-6. 手続きが複雑で面倒な可能性がある
例えば、「スモッカ」でキャッシュバックを受け取るためには下記をすべて満たす必要があります。
- 問い合わせ後4日以内に事前申請を行う
- アンケート・口コミ・周辺の写真など約2,500文字程度を提出
- 楽天銀行の口座を持っている
- キャンペーン応募専用ページはパソコンからアクセスする
上記は制約の一例ですが、こういった非常に複雑な条件が必要なケースも多いです。
仲介手数料無料・フリーレントの場合は「仲介手数料」や「無料月の家賃」の請求が来ないだけで、上記のような面倒な手続きは不要です。
注意点まとめ
以上をまとめると、キャッシュバックをすることで、変に縛られたり、面倒な手間がかかったり、金銭面でも損してしまうケースも存在します。
そのため、キャッシュバックサイトでの申し込みがおすすめなのは下記に当てはまる人です。
- ①物件がある程度決まっていて、
- ②その物件のキャンペーンなどを比較した結果、キャッシュバックがお得だった方
逆にこれから家を探そうという方は、「SUUMO」など最大手のサイトである程度家を決めてから使うのがおすすめです。
次の章ではキャッシュバックを比較しますが、まだ家の目星がついていない方は「キャッシュバック以上にお得な物件選びの3つのステップ」を参考に家を選んでいきましょう。
2. 5社のキャッシュバックを比較!おすすめのキャンペーン
この章では、各社のキャッシュバックを比較しおすすめの業者を紹介していきます。
すでに目星がついているという方が優先的に使うべき賃貸サイトがわかります。
キャッシュバックの金額・条件の比較
キャッシュバックを行う(行っていた)5社の金額や条件を比較しました。
サイト | 金額 | 条件や注意点(抜粋) |
キャッシュバック賃貸 | 5,000~1万円CB | ・最大10万円と書いてあるが、大半の物件が5,000円~1万円のCB ・問い合わせした不動産会社で決めなければ対象外 ・問い合せから60日以内の申請が必要 |
スモッカ(賃貸EX) | 家賃1ヶ月分CB(最大50,000円) | ・家賃1ヶ月キャッシュバックの制約が非常に厳しい ・問い合わせした部屋に決めなければ対象外 ・2,500字の口コミを書かなければならない ・問い合わせ当日の成約は対象外 ・楽天銀行の口座が必要 |
スマイティ | ~10,000円CB | ・最大1万円と書いてあるが、もらえるのは賃料・管理費・共益費、および礼金の10% ・問い合わせした不動産会社で決めなければ対象外 ・問い合わせから45日以内の応募が必需 ・祝い金受け取りにはこれまでに住んでいた街に関するレビュー投稿(街レビュー)が必要 |
DOOR賃貸 | 5,000円+α(最大10万円) | ・問い合わせた不動産で問い合わせた部屋に決めなければ対象外 ・問い合わせから60日以内に成約してお祝い金の申請が必要 ・PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口座が必要 |
マイナビ賃貸 | 終了 | 一時期最大30,000円のCBを行っていたが、サービス終了 |
正直、どの業者も制約が強いですが、キャッシュバック狙いなら下記の2社がおすすめです。
どちらも掲載物件は多いので気になる物件が出ていないか確認してみましょう。
おすすめ業者①DOOR賃貸
「DOOR賃貸」は求人サイトなどを運営する株式会社リブセンスの賃貸サイトで、比較的条件が軽く「入居決定」で5,000円のキャッシュバックがもらえます。
なお、抽選で90,000円が増額され、最大100,000円キャッシュバックになりますが、100名限定であるため運任せになります。
「PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口座」が必要ですが、手堅く5,000円が欲しいという方におすすめのサービスと言えます。
掲載物件数 | 約550万 |
キャッシュバック金額 | <総額100,000円のキャッシュバック > ①入居決定で貰える祝い金5,000円 ②抽選で100名に90,000円増額 |
主な注意点 | ・問い合わせた不動産で問い合わせた部屋に決めなければ対象外 ・問い合わせから60日以内に成約してお祝い金の申請が必要 ・PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の口座が必要 |
公式ページ | https://chintai.door.ac 必ず細かい注意点を確認した上で申し込みましょう。 |
おすすめ業者②スモッカ(賃貸EX)
「スモッカ(賃貸EX)」は求人から中古車まで幅広いサイトを運営する株式会社じげんの賃貸サイトです。
手続きは面倒ですが、きちんと手続きを行えば家賃の1ヶ月分キャッシュバック(最大5万円)が貰えます。
「楽天銀行の口座」が必須など、最大5万円の家賃キャッシュバックのハードルも高いですが、それでも高額なキャッシュバックが欲しい人におすすめです。
掲載物件数 | 約420万 |
キャッシュバック金額 | 入居決定で家賃の1ヶ月分(最大50,000円)キャッシュバック |
主な注意点 | ・問い合わせした部屋に決めなければ対象外 ・2,500字の口コミを書かなければならない ・問い合わせ当日の成約は対象外 ・楽天銀行の口座が必要 |
公式ページ | https://smocca.jp 必ず細かい注意点を確認した上で申し込みましょう。 |
3. キャッシュバック以上にお得な物件選びの3つのステップ
先ほどのキャッシュバックはどれも何かしらの制約があり、満額もらえなかったり、違う部屋にしにくかったりします。
また、フリーレントや仲介手数料無料の物件の方が結果安くなる可能性があるため、本当に得したいのであればいきなりキャッシュバックサイトを使うことはおすすめしません。
下記のステップで物件を探すことがおすすめです。
- Step1. 「SUUMO」で部屋を探す
- Step2. 複数の不動産会社と内見に行く
- Step3. 仲介手数料無料/フリーレントの不動産業者を探して交渉
- Step4. 最後にキャッシュバック系のサイトをチェック
Step1. 「SUUMO」で部屋を探す
まずは、キャッシュバック等関係なく、「とにかく大きいサイト」で部屋を探すようにしましょう。
有名なサイトでも掲載数が少ないところもあり、出会えるはずだった物件に出会えなくなります。
有名な10のポータルサイトに掲載されている物件数を渋谷区(東京)と淀川区(大阪)で比較してみます。
ポータルサイト | 掲載物件数 (東京都渋谷区) | 掲載物件数 (大阪市淀川区) |
SUUMO | 約5.4万件 | 約6.1万件 |
HOME’S | 約6,300件 | 約8,800件 |
DOOR賃貸 | 約6,100件 | 約1.2万件 |
スモッカ | 約7,300件 | 約1万件 |
at home | 約1.1万件 | 約1万件 |
キャッシュバック賃貸 | 約6,100件 | 約1.2万件 |
スマイティ | 約1万件 | 約1万件 |
CHINTAI | 約8,200件 | 約3,000件 |
オウチーノ | 約3,100件 | 約2,500件 |
いえらぶ | 約9,500件 | 約2.1万件 |
- 一部サイトは複数のアパートが棟ごとにまとめられている物件もあり、他のサイトと同じ計算をすると、表示されている件数より多くなる可能性があります。
大手はどこも十分な物件数がありますが、中でも「SUUMO」が圧倒的に物件数も多く、使いやすいためおすすめです。
SUUMOとは?
「SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。
数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。
750万以上の物件を様々な切り口で検索ができ、「フリーレント」「インターネット無料」などキャッシュバック 以上にお得な条件で物件を絞り込めます。物件は下記のように全国にくまなくあり、どこに住んでいてもおすすめです。
東京都 | 約145万件 |
大阪府 | 約115万件 |
宮城県 | 約9万件 |
沖縄県 | 約6.9千件 |
SUUMOはポータルサイトと呼ばれ、様々な不動産会社が物件を乗せあっているため掲載数が多いのです。
パソコン・スマホどちらでも使いやすく、初めての人でも理想の物件がきっと見つかるはずです。
Step2. 複数の不動産会社と内見に行く
上記のサイトから問い合わせ、不動産会社と見に行くことになりますが、この際に「複数の不動産会社」と内見に行くことがおすすめです。
理由は下記の2点です。
- 不動産会社によって条件が変わるので、条件を比べるため
- 担当者によって知識ややる気が違うため、いい不動産会社にお願いするため
特に初期費用をキャッシュバック以上に安くするためにはたくさんの不動産会社と接点を持っておくことが重要です。
それぞれの不動産会社に、「XXXの物件も検討してますが、条件どうですか?」と確認してみましょう。
不動産会社の確認方法
SUUMOでは下記のように申し込む際に下記のように不動産会社が表示されるので、意識して複数の業者を使いましょう。
Step3. 仲介手数料無料/フリーレントの不動産会社を探して交渉
物件がある程度絞れたら、各社が提示してきた条件を確認していきます。
- 仲介手数料が無料
- フリーレント1ヶ月以上
であれば、キャッシュバックよりもお得な可能性が高いので、その不動産会社で申し込みがおすすめです。
そうではない場合は、交渉をすることになりますが、交渉材料に使えるのは、下記のような仲介手数料が無料/格安の不動産会社です。
上記に問い合わせ、無料だった場合や安かった場合、内見で案内してくれた不動産会社に下記のように聞いてみましょう。
XXXの物件ですが「YYY」というサイト経由ですと手数料が無料なようです。同じく無料にしてもらえるなら御社で申し込もうと思いますがいかがでしょうか?
Step4. 最後にキャッシュバック系のサイトをチェック
上記で「仲介手数料無料」などを勝ち取れなかった場合は、キャッシュバックありの不動産会社で探してキャッシュバックを狙いましょう。
改めておすすめは下記の2社です。
仲介手数料無料orフリーレント有の不動産会社に出会っていても、キャッシュバックサイトを使って問い合わせを行い、下記のように確認しておくと損しません。
XXXの物件ですが、他の不動産会社で仲介手数料無料という話を聞きました。
「DOOR賃貸」で御社を見つけたのですが、御社で申し込みを行えばキャッシュバックと手数料無料どちらも適用いただけますか?
ここまで行えば最安で契約できる不動産会社に出会える可能性は高いです。
4. 最高の1件を選ぶための「内見」10のコツ
不動産会社に問い合わせると、連絡が入りますので、日程を合わせて内見にいきましょう。
内見は、不動産会社のスタッフと行くことになりますが、物件の最寄り駅もしくは不動産会社の店舗、物件の前のどこかで待ち合わせることが多いです。
この内見がとにかく重要ですが、キャッシュバックを狙うあまり疎かにする人も多いです。
内見の10のコツ
- 最も後悔しやすい「騒音」を確認する
- 部屋の日当たり、風通しを確認する
- 実際に街並み、店舗などを確認しておく
- 住民や建物の雰囲気を確かめる
- ゴミ出しのルールを聞いておこう
- 採寸をしておく
- 細かい設備もチェックしておく
- 諸費用を不動産会社に確認する
- 事故物件でないかの確認もする
- いいと思った物件はすぐにでも申し込みを行う
4-1. 最も後悔しやすい「騒音」を確認する
賃貸物件にかかわらず、家探しで最も後悔しやすいのが、「騒音」です。騒音は主に下記の4つに分けられます。
- 隣の部屋からの騒音
- 上の階からの騒音
- 外からの騒音
- 物件の廊下からの騒音
窓を閉めた状態で、耳をすませて騒音は大丈夫か、睡眠に影響はなさそうかを確認しておきましょう。壁に耳を当てると確実です。
また、周囲の部屋が留守という可能性も考慮しておきましょう。
隣の部屋との壁をコンコンしたり、床をかかとでトントンしてみて、響きそうであれば騒音に悩むリスクが上がるので、他の物件とよく比較することがおすすめです。
4-2. 部屋の日当たり、風通しを確認する
騒音だけでなく、部屋の日当たり、風通しも確認しておきましょう。
隣に建物がある場合や、建物が特殊な構造をしている場合など、日当たり・風通しが悪い物件は複数あります。
内見時気にならなくても、梅雨時や換気したい時にストレスに感じやすくなるため、必ずチェックしておきましょう。
カビが生えていないかも要確認
風通しや日当たりが良くない物件は、窓周りや収納などにカビが生えやすいです。
カビが生えていたり痕跡のある物件は梅雨の時期などに苦労する可能性が高まります。
4-3. 実際に街並み、店舗などを確認しておく
内見時は駅から歩くなど、その物件の周辺を散策し、あなたがいつも使っている店舗はあるか確認しておきましょう。
特に一人暮らしであると便利なのは下記の店舗です。
- コンビニ
- スーパー
- 好きなファーストフードor飲食店
- クリーニング店
また、一人暮らしの方にとって、学校が近すぎるとうるさいだけですので、適度な距離を意識したいのと、墓地などが近くにないかも確認しましょう。
4-4. 住民や建物の雰囲気を確かめる
内見時、部屋の中だけでなく、外でも注意して住民や建物の雰囲気を確かめましょう。
まず、どんな住民がいるのか確認しておきましょう。これから同じ建物に住むことになる人がどんな人かは重要です。ストレスなく住めそうかは必ずチェックすべきです。
また、建物の管理状況を確認しておきましょう。清掃は行き渡っているか、ゴミ捨て場やエレベーターは綺麗になっているかは現地でしかわかりません。
4-5. ゴミ出しのルールを聞いておこう
物件によって、ゴミを出すルールが異なりますので、一つの判断基準にしましょう。
おすすめは専用のゴミ捨て場があり、24時間ゴミを出せる物件です。
気が向いたらゴミを出せるので楽ですし、ゴミを室内に貯めなくて済むので、部屋を広く使うことができます。
4-6. 採寸をしておく
内見時に物件にメジャーなどを持っていき、部屋の大きさ採寸しておくと家具を揃えたり、配置を決めるのに便利です。
部屋の寸法以外にも下記のポイントで採寸をしておきましょう。
- 冷蔵庫や洗濯機置き場の広さ
- カーテンのサイズ
上記を測っておけば、契約後入居日までに、新しい家電やカーテンを用意することが可能です。また、玄関のドアの大きさを測っておけば、引越し時の家具の搬入も困りません。
契約後、不動産のスタッフにお願いすれば代わりに測ってくれる可能性もありますが、期待しすぎないようになるべくご自身で測るようにしましょう。
4-7. 細かい設備もチェックしておく
下記の設備もチェックしておくとより失敗しない物件選びができます。
見るべき施設 | チェック箇所 |
収納 | 十分な大きさの収納があるか |
エアコン | 有無だけではなく、古い場合は、型番を確認し、消費電力が大きくないかを確認する。 |
ポスト | 他人が勝手に出し入れできないか確認する。 |
インターネット | 工事が必要なのか、そもそも工事で使えるか不動産業者に確認する。 |
窓 | 開け閉めはスムーズか確認する。 |
コンセント | 十分な数があるか、高さはおかしくないか |
水道・シャワー | 許可をもらい水を出して、十分な量の水が出るか確認する。 |
4-8. 諸費用を不動産会社に確認する
内見時に不動産会社の人に、入居時と毎月、いくら必要なのか、その内訳は何なのかを確認しておきましょう。
不動産サイトや物件概要の情報は、必要な費用が省略されている恐れもあり、想定以上の費用を支払うことにつながります。
キャッシュバックに目が眩んで、より高い額を払うことにならないように気をつけましょう。
4-9. 事故物件でないかの確認もする
事故物件とは、事件や事故、自殺で人が亡くなった物件です。
この事故物件ですが、入居者に伝えるかに明確なルールはなく(法律の解釈が曖昧で)、教えてくれないケースがあります。
過去の事件などが気になってしまうという方は、申し込み前に「大島てる」という事故物件公示サイトで確認をしておくことがおすすめです。
4-10. いいと思った物件はすぐにでも申し込みを行う
賃貸は、決める人はすぐに決めるので、内見した家が、その日の夜に別の申し込み者が入ることは珍しくはありません。
多くの物件で先着順で優先されていくので、なるべく1日に内見をまとめて行い、いい物件があればその日のうちに申し込みを行いましょう。
いい物件はすぐにとられてしまうので、ここだと思う物件があれば、キャッシュバックなどの条件に拘らず決めてしまいましょう。
賃貸は契約書を書いて初めて契約成立です。
マナー違反ではありますが、仮押さえをして、同時進行で他の不動産会社で別の物件を探す…ということも可能です。
5. まとめ
賃貸のキャッシュバックについて、業者比較やよりお得な物件探しの方法までを紹介してきましたがいかがでしたか?
賃貸のキャッシュバックは一見お得なサービスですが、下記のように注意点が満載です。
キャッシュバックの注意点
- 満額もらうのが難しい可能性が高い
- 逆に割高になる可能性がある
- 人気のない物件が多い可能性がある
- 別の物件に決めたらもらえない可能性が高い
- 複数業者からは受け取れない
- 手続きが複雑で面倒な可能性がある
本当にあなたにとってベストな家に、お得に住むためにはまずは、SUUMO(https://suumo.jp/chintai/)で物件を探し、内見をした上で、その物件がお得な条件で契約できる不動産会社を選んだ方がいいでしょう。
おすすめのキャッシュバックつきのサイトは下記の2つですので、物件に目星がついているという方は下記のサイトでその物件を探しましょう。
このページがあなたのお部屋探しのお役に立てることを心から祈っています。