タワーマンションのエレベーター3つの問題点と後悔しないための全知識
タワーマンションのエレベーターについて、「待ち時間が多くて大変って聞いたけど実際にどうなんだろう」「何台以上あるマンションを選ぶべき?」など疑問や不安を感じていませんか?
タワーマンションのエレベーターは確かに問題点がありますが、物件ごとにも状況が異なるので、物件の選び方が重要です。
このページでは、過去に3つのタワーマンションに住み、仕事でも不動産会社で勤務していた筆者が、以下の流れで、タワーマンションのエレベーターに関する注意点やメリットを紹介していきます。
- タワーマンションのエレベーターでよくある3つの問題点
- タワーマンションのエレベーターで後悔しないための4つのポイント
- その他タワーマンションで後悔しがちな6つの問題点
- タワーマンションで失敗しない選び方のコツ
すべて読めば、タワーマンションのエレベーター問題はどうなのかから、どうやってタワーマンションを選ぶべきなのかまで、タワーマンションを契約してから後悔しないすべての知識が身につきます。
目次
1. タワーマンションのエレベーターでよくある3つの問題点
私は過去に下記のタワーマンションに住んだ事があります。
- 東京都中央区のタワーマンション44F(約2年)
- 東京都港区のタワーマンション23F(約2年)
- 東京都目黒区のタワーマンション5F(約1年)
また、今は現場を退いていますが、賃貸マンションの仲介で、たくさんのタワーマンションの案内・契約に携わりました。
その経験から言うと、タワーマンションのエレベーターに関して、知っておいた方がいい問題点は下記の3つです。
- 各階で止まって、時間がかかる
- ボタンを押してからすぐに来ないことがある
- 階層ごとの格差を感じることがある
問題点①各階で止まって、時間がかかる
タワーマンション、特に上層階からですと、そもそも距離が長いので、移動に時間がかかります。
さらに、他の階から乗り込んでくる人がいるたびにエレベーターが止まるので、通常のマンションよりもエレベーターに時間がかかりやすいです。
急いでいる朝などに、途中で止まると非常にイライラしていました。
問題点②ボタンを押してからすぐに来ないことがある
タワーマンションにはエレベーターが複数台ありますが、すぐに来ないことも多々あります。
先ほどのように、上下の移動に時間がかかりやすいので、エレベーターが近くの階にいない時はボタンを押してからしばらく待つことがあります。
これも、1分を争う朝の忙しい時ですと、ストレスの元になります。
問題点③階層ごとの格差を感じることがある
タワーマンションはステータスを求める人が多いですが、人によってはエレベーターで毎日「階数格差」を感じてしまうようです。
私が過去に物件を紹介したOさんは、もともとタワーマンションの3階に住んでいました。Oさんが言っていたのは、誰かしらとエレベーターが同じになってボタンを押す時に、負けた気分になるということです。
下記のように、エレベーターでは押したボタンで何階の住人なのか、一発でわかってしまいます。
3階のOさんと、22階、31階の住人が一緒に乗ったケース
また、Oさんが下の階に行くためにエレベーターに乗ろうとすると、上から来た人に「ここで止めるなよ」という目で見られることもあったようです。
私は5階に住んでいた際はそこまで感じませんでしたが、Oさんのように気になる人も中にはいるようです。
また、業界の噂だと、階数によるマウンティングが行われているマンションでは、上の階から降りてきたエレベーターを止めない、などという暗黙のルールもあるマンションもあるようです。
実際、どのくらいマイナスなのか
5年住んだ感想、タワーマンションに住んだ人の話などを踏まえると、エレベーターは多くの物件では大した問題ではありません。
朝の忙しい時間だと待たされるのはイライラしますが、タワーマンションならではのアクセスの良さを踏まえると、致命的ではありません。
また、階層の問題も、見栄っ張りな人が低階層を選んでしまった場合以外は気にならないはずです。
ただ、マンションによっては、もこの問題が大きいケースがあり、また同じマンションでも階数によって状況が変わるので、物件選びが重要です。
地震などで止まった時は困る?
いざ地震などにより大規模停電や自動停止して、エレベーターが止まると困るという点をタワーマンションのデメリットに挙げている人も多いです。
ただし、地震の場合に、エレベーターが止まり、閉じ込められたり、階段で上り下りしなければならないことは、タワーマンションに限ったことではありません。
むしろ、タワマンのような31m以上の建物の場合、非常用エレベーターの設置が義務付けられているので、止まっても移動の手段がなくなるわけではありません。
タワーマンションならではの 地震の懸念点
ただし、タワマンならではの懸念点を強いて挙げるとすると下記の2つがあります。
- 毎日のエレベーターに乗る時間は長くなるので、閉じ込められる確率は少し高くなること
- 非常用エレベーターも使えない事態では階段で長い距離を上り下りしなければならないかもしれないこと
2. タワーマンションのエレベーターで後悔しないための4つのポイント
タワーマンションをエレベーターが原因で失敗しないために、下記のポイントに注意して物件を選ぶようにしましょう。
- マンションのエレベーターの台数を確認しておく
- エレベーターが分かれている物件を選ぶ
- エレベーターの速度も確かめておく
- 階数も慎重に選ぶ
すべて同時に満たすのは難しいですが、しっかりこの観点で検討することで、エレベーターに悩まない物件を選べます。
2-1. マンションのエレベーターの台数を確認しておく
マンションの戸数に対して、何台のエレベーターがあるか、内覧時に確認しておきましょう。
法律で決められているわけではなく、マンションの形状によっても異なりますが、1台あたりの住人の目安は下記のようになります。
エレベーターが多い | 1台につき74戸以内 |
標準的 | 1台につき75~100戸 |
エレベーターが少ない | 1台につき101戸以上 |
確認し、エレベーター1台につき101戸以上の住人がいるようであれば、2-2〜2-4の3つのポイントをより真剣に考えましょう。
反対に、1台につき74戸以下であれば、時間もかかりにくいですし、エレベーターが誰かと一緒になることも少ないので、階数格差も気になりにくいです。
2-2. エレベーターが分かれている物件を選ぶ
エレベーターが階層ごとにきっちり分かれているか、またどう分かれているかも重要です。
- ①2~20階の住人向けエレベーター
- ②21~35階の住人向けエレベーター
- ③36~45階の住人向けエレベーター
のように、階層ごとに細かく分かれていれば、それ以外のフロアで止まらないので、ストレスになりにくいです。さらに、細かく分かれている分、階層による格差も感じにくいです。
どう分かれているかも重要
また、エレベーターがどう分かれていて、あなたの検討している部屋がどの立ち位置かも重要です。
たとえば、上記3つの分かれ方をしているマンションの場合、20階と21階では快適さが大きく異なります。
上記のように、21階の場合は、あなたより下の階で止まることは基本的にありませんが、20階の場合は、すべての階で止まる可能性があるため、より時間がかかります。
どう分かれていて、あなたの住むフロアはどこに位置するのかも重要なのです。
2-3. エレベーターの速度も確かめる
エレベーターの速度も快適さを左右する要素の一つです。
「検討しているマンション名 エレベーター 速度」で検索したり、マンションのカタログで速度を探してみましょう。
あくまでも体感ですが、下記のような印象です。
- ~150m/分:遅いと感じやすい
- 150~250m/分:可もなく不可もなく
- 250m~/分:快適
書いていないマンションもあるかと思いますので、確実なのは内覧時にエレベーターに乗り、あなたがどう感じるかです。
内覧する際は実際に乗って、速度だけはしっかり確かめておきましょう。
※参考(エレベーターの速度):東京スカイツリー:600m/分・通常のマンション30~60m/分
2-4.階数も慎重に選ぶ
ここまでの話を踏まえ、何階に住むかもしっかり検討しましょう。
エレベーターで悩むのが心配な方は、あえて10~19階の中階層もおすすめです。
10~19階であれば、高階層ならではの時間面のデメリット、低階層ならではの階数格差の面のデメリットが和らぎます。
タワーマンションの便利さ、安全さなどの恩恵を受けながら、エレベーターにも大きく悩まずに暮らせます。
実際、「SUUMOのアンケート」によると、タワマンで住みたい階数で、10~14階が1位、15~19階も3位と非常に人気で、メリット・デメリットを考えた人が最も選んでいるのがこの階層です。
中階層のメリット
その他、10~19階には下記のようなメリットがあります。
- 高階層よりもコストを抑えやすい
- 地震で高階層よりも揺れにくい
- 低階層よりも虫が出にくい
- 低階層よりも周辺の音が気になりにくい
- 景色もそこそこ楽しめる
以上のようにいいところどりができるのがこの階層で、悩んだ方には最もおすすめです。
3. その他タワーマンションで後悔しがちな6つの問題点
エレベーター問題以外にも、タワーマンションには下記のような問題点があります。
特に、住んでみなければわからない下記の6つの問題点を紹介します。
- 宅配便の受け取りが面倒
- ベランダに物が干せない、物が置けない
- 他の住人の質がバラバラ
- 引越しの手間や費用が増える
- 地震の時に揺れやすい
- 共用施設の予約はなかなか取れない
逆に、エレベーターに加え、この観点であれば我慢できそう、上記デメリットのない物件を探せそうという方は、タワーマンションに住めば不自由なく暮らせる可能性が高いです。
3-1. 宅配便の受け取りが面倒
実は、個人的にタワーマンションに住んで一番面倒だと思ったのが宅配便です。
一般的なタワーマンションは上記のようにオートロックが複数ある分、インターホンに何度も対応しなければいけません。
また、エレベーターなどに時間がかかったり、他の部屋を回って来ることもあるので、部屋に来るまでに時間がかかります。
私が2つめに住んだタワーマンションは、インターホンが押されてから5分以上かかることもありました。
宅配ボックスは完備されているが..
基本的にタワーマンションには宅配ボックスも完備されていますが、宅配ボックスから出してからマンション内を移動しなけれなならないので、重い荷物は大変でした。
3-2. ベランダに物が干せない、物が置けない
高層階になると、ベランダは強風が激しく、洗濯物が干せなかったり、落ちるおそれのある物は置くことができませんでした。
44階はもちろんですが、23階の部屋も物は干せませんでした。
ただし、浴室乾燥機や、乾燥機付きの洗濯機が完備されていれば、洗濯はそこまで困らないはずです。
3-3. 他の住人の質がバラバラ
また、タワーマンションは住人が多いからこそ「色々な人が住んでいること」もデメリットだと思いました。
自宅でホームパーティをして夜中までバカ騒ぎをしたり、その人たちの客なのか、住人以外の人が遅い時間にもマンション内にいることもあり、子育てをする私にとっては少し心配でした。
タワーマンションには多くの人、様々な層の人が住んでいることで、こういった悩みを持ちやすいです。
分譲でも賃貸の住民も多い
分譲向けのタワーマンションでも、個人投資家などが賃貸用に購入し、貸し出しているケースは多々あります。
そのため、隣人がコロコロ変わるという可能性もありますので、購入して長く住もうという方は要注意です。
3-4. 引越しの手間や費用が増える
また、入居時・退去時の引っ越しにも余計なお金と手間がかかるのがタワーマンションのデメリットです。
引っ越しの際は、建物内に傷をつけないように、養生(補強)などをしますが、タワーマンションの場合は部屋までの距離も長いので、養生が非常に大変になります。
引用:アート引越センター
内装にこだわっている物件の場合、長い廊下の壁・床・柱に全て養生するので、養生だけで数時間待たされることもあります。
そして、その分費用も高くなりやすいのがタワーマンションのデメリットです。引っ越しの時に業者の人に聞いたら、同じ荷物でもタワーマンションだと料金は数倍になると言っていました。
3-5. 地震の時に揺れやすい
タワーマンションは一般的なマンションよりも地震対策ができている物件が大半ですが、高層階だと揺れやすいです。
これは、建物によっては地震が起きた時にポキっと折れないように、あえて弾力性を持たせた作りになっているからです。
私は感じませんでしたが、タワーマンションに住んでいる方の中には「強風が吹いただけで揺れる感じがある」と言っている人もいました。
3-6. 共用施設の予約はなかなか取れない
タワーマンションの目玉の一つは、パーティルームなどの共用施設かと思います。
しかし、特にパーティルームの予約はなかなか取れるものではありません。
私も友人を招いてホームパーティをしようと思ったことがありましたが、私が住んでいたところですと、月に1回抽選になるのですが、週末などは倍率が高くなかなか当たりませんでした。
自由に使えるものではないかもしれない、ということを念頭に置いてきましょう。
タワーマンションも悪いところばかりではない
ここまで読むと、タワーマンションはやめたほうがいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
タワーマンションには下記のようなメリットが豊富にあります。
- 眺望がいい
- 高いステータス性
- 周辺環境の利便性が高い
- セキュリティ性が高い
- 耐震性・防音性に優れる
- 建物内に便利な施設が充実
- コンシェルジュサービスが便利
- 上層階は虫が出にくい
エレベーターをはじめとした、デメリットは上記のポイントを考えればさほど大きくはないというのが私の率直な感想です。
後悔しないように、次の章で紹介するポイントを意識して、あなたにとってベストなマンションを選びましょう。
4. タワーマンションで失敗しない選び方のコツ
タワーマンションは購入の場合も、賃貸の場合も一般のマンションよりは高い買い物になります。
「エレベーターはどうなのか」という観点以外にも、契約してから後悔しないように、下記の観点も意識しましょう。
4-1. 共通して気をつけるべき4つのこと
購入する方も、賃貸の方もマンション選びで後悔しないために、下記の4つは必ず行いましょう。
内覧をしっかり行うこと
ぱっと見の部屋のイメージだけで決めないようにしましょう。
下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧時確認しましょう。
周辺環境 | 駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認) |
小中学校からの距離 | |
今の生活で便利に感じている施設(クリーニングなど)を事前に書き出し、チェックする | |
マンションの共用部 | エントランス・エレベーター・ゴミ置場などの清掃は行き届いているか |
コンシェルジュの有無、時間、サービスの内容 | |
エレベーターの台数や待ち時間/分かれているか/速度 | |
ゴミ捨て場は各フロアにあるか、24時間出せるか | |
マンションの住人はストレスなく同じマンションに住めそうな人か | |
部屋 | 周辺から部屋の中が見えないか |
眺望・日当たりは良いか/再開発などで悪化しないか | |
高速道路や電車の騒音はないか | |
収納スペースは十分にあるか | |
壁が薄くないか(軽く叩いてみる) | |
洗濯物は干せそうか |
共用施設を精査すること
あなたの欲しい共用施設が付いているかは、必ず確認、整理すべきです。
ただ、共用施設が豊富、は一見メリットですが、デメリットでもあります。
共用施設がタワーマンションの魅力一つではありますが、共益費や賃料が上がる傾向にあるので、使わない共用施設は共益費の「払い損」につながります。
自分に必要ない共用施設はどれくらいあるか、費用を考慮した時にコスパはどうかも判断材料にしましょう。
必ず複数の物件を見ること
タワーマンションに済んだことがない方は、複数の物件を内覧した上で決定するといいでしょう。
同じエリア、同じ条件の物件を多くチェックできれば物件ごとのデメリットや相場がわかってくるはずです。
必ず3棟以上の物件をここまでの観点含め、確かめるようにしましょう。
マンションの住人の口コミを必ず見ておくこと
「思いの外、小学校から遠い」「周辺のスーパーまでの道のりが不便」など、住まなければわからない物件のデメリットはこの他にもたくさんあるはずです。
そのため、マンションの住人の口コミを見れる下記のようなサービスで、興味のあるマンションに付いて住民の声を確認しておきましょう。
おすすめサイト:マンションノート
「マンションノート」は、100万件以上の口コミが投稿される、日本最大級のマンション口コミサイトです。
今住んでいるマンションの口コミを投稿すれば、無料で口コミを見ることができます。
4-2. 購入して後悔しないために
タワーマンションを購入した後に、上記のデメリットなどで後悔したら、取り返しがつきません。
「いいかも!」と思った物件もすぐに飛びつくのではなく、賃貸以上に上記および下記のポイントに注意して購入を検討しましょう。
迷うのであれば、1回賃貸で住んでみるのもおすすめです。
トータルコストで考えること
タワーマンションを購入した後も「管理費」「修繕費」はかかってきます。また「ローンの利息」も、「固定資産税」などもかかります。
特に修繕費に関しては、より多くの人が興味を持つようにあえて抑えて募集をしているケースがあります。そんなパターンだといざ修繕が必要な時に、修繕費が足りず、思わぬ出費を強いられます。
修繕費は適正かどうかも踏まえて、トータルコストで考えましょう。
タワーマンションの購入時かかる主な費用
- 物件価格
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 登記費用・登録免許税
- 固定資産税
- 不動産取得税
- ローン事務手数料
- 毎月の管理費・修繕費
上記は一例ですが、購入費用以外にも様々な名目でお金がかかります。初期費用、毎月支払う費用をしっかりシミュレーションした上で購入しましょう。
様々なマンションを紹介する業者に相談しながら決めるのがベスト
特定のタワーマンションのみを扱っている会社に相談すると、デメリットを隠されたり、他社のマンションを教えてくれません。
そのため、複数のタワーマンションを公平に扱っている会社に相談するのがおすすめです。
- どの業者のマンションも中立に扱っているか
- 営業をしないと公言しているか
- 無料で相談だけでもできるか
- 大手企業が運営している
の4点でおすすめ業者を出すとすると、下記の2社がおすすめです。
- 「LIFULL HOMES 住まいの窓口」
- 「スーモカウンター」(新築のみ)
中古で検討している方は「LIFULL 」、新築で検討している方はどちらにも話を聞きに行き、担当者や提案内容が良さそうな方を選ぶのがおすすめです。
4-3. 賃貸して後悔しないために
賃貸であれば、購入よりも慎重になる必要はありません。
ただし、短期間の引っ越しは余計な出費の元ですので、少なくとも2年住むことを前提に複数物件を比較・検討することをおすすめします。
賃貸のタワーマンションを探す際は、「SUUMO」「HOME’S」などの大手のポータルサイトを使いましょう。
ポータルサイトがおすすめな理由
ポータルサイトとは、下記のように、各不動産会社が、自社で扱う物件を掲載しているものです。
あなたが物件①に興味を持てば不動産会社Aに問い合わせることになります。
タワーマンションの場合、下記のように部屋ごとに扱っている不動産会社が違うということもあり、それらをまとめて見れるため、より理想の物件を調べやすいです。
※田町駅の某タワーマンションの空室一覧(抜粋)
1つの物件を問い合わせれば、同じ条件の物件を紹介してくれるケースが多いです。上記のポータルサイトに掲載のない物件も出てくるケースも多いので、よりたくさんの会社に問い合わせることがおすすめです。
1件でも多くの物件を見て、後悔しない部屋選びをしましょう。
絞り込んで効率よく検索を
ポータルサイトはタワーマンション 以外の物件も豊富に掲載されているためタワーマンションだけを絞って効率よく検索しましょう。
「SUUMO」も「HOME’S」もエリアを絞った上で詳細条件選択欄の「その他」の中の「タワーマンション」にチェックすれば絞り込み可能です。
5. まとめ
タワーマンションのエレベーターに関して、問題点や後悔しないための選び方を紹介してきましたが、いかがでしたか?
タワーマンションには普通のマンション以上にエレベーターに関して注意点があり、下記の3つが特に重要です。
- 各階で止まって、時間がかかる
- ボタンを押してからすぐに来ないことがある
- 階層ごとの格差を感じることがある
この問題で後悔しないように、タワーマンションを選ぶ際は下記のポイントを意識しましょう。
- マンションのエレベーターの台数を確認しておく
- エレベーターが分かれている物件を選ぶ
- エレベーターの速度も確かめておく
- 階数も慎重に選ぶ
タワーマンションに5年住んだ経験から言うと、エレベーターの問題は住めば慣れてしまいますし、タワーマンションのメリットに比べたら、大したことがないものばかりです。
しっかり選べば悩むリスクも減らせるので、このページを参考に慎重に選んでいきましょう。
あなたが最高のマンションを選び、快適に生活できることを心から祈っています。