要注意!ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiをおすすめしない全理由
「ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiってどうなの?」、「他のポケットWi-Fiとの違いや料金が知りたい」などワイヤレスゲートのポケットWi-Fiについて気になっていませんか?
結論から言うと、他社なら同じ回線品質のポケットWi-Fiを、より安く使えるので、ワイヤレスゲートのポケットwi-fiはおすすめしません。
このページでは、家電量販店でネット回線の販売をしていた筆者が、ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiのサービス内容や他のポケットWi-Fiと比較し使うべきなのか?を下記の流れで解説していきます。
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiは使うべき?
- そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|27社を徹底比較
- GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
- ワイヤレスゲートのポケットWi-FiのQ&A
全て読めばワイヤレスゲートのポケットWi-Fiはどうなのか、なぜおすすめできないのか、あなたが本当に選ぶべきポケットWi-Fiと契約方法はどれかがわかります。
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fi公式ページ:https://www.wirelessgate.co.jp
目次
1.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiは使うべき?
東証一部上場のワイヤレスゲートでは「WiMAX」というポケットWi-Fiを販売しています。
WiMAXとはポケットWi-Fiのサービス名で、ワイヤレスゲート以外にも20以上の販売窓口があります。
ただし、ワイヤレスゲートのWiMAXはおすすめできません。
なぜなら、他の販売窓口で申し込むWiMAXよりも高くなるからです。
この章では、WiMAXの全窓口、WiMAX以外のポケットWi-Fiを比較しながら、ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiがおすすめできない理由と、どのポケットWi-Fiを使うべきなのかを解説します。
選ぶべきポケットWi-Fiは結局どれ?
GMOとくとくBBのWiMAX(https://gmobb.jp/)です。
まず、WiMAXの全販売窓口を比較した結果、GMOとくとくBBが最も安いです。
そして、「2. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|27社を徹底比較」でWiMAX以外にもドコモやauなど28社を比較しましたが、価格・回線品質などを踏まえ、WiMAXは最も優れています。
結論、GMOとくとくBBのWiMAXが全ポケットWi-Fiの中で最も優れています。
1-1.おすすめしない最大の理由:より安い窓口がある
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiをおすすめしない理由は、WiMAXの窓口の中で「より安い販売窓口がある」からです。
比較のためにWiMAXを販売している全24社の実質月額料金を下記のように表にしました。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
申込み窓口 | 実質月額料金 (5Gプラン) | 契約満期 | キャッシュバック (新規申し込み) |
GMOとくとくBB | 3,845円 | なし | 34,500円 |
ゼウス | 4,166円 | 25ヶ月 | 27,720円 |
BIGLOBE | 4,233円 | なし | 11,500円 |
カシモ | 4,315円 | なし | 18,000円 |
ASAHI net | 4,476円 | なし | – |
DTI | 4,623円 | なし | – |
ビジョン | 4,674円 | 25ヶ月 | – |
ワイヤレスゲート | 4,677円 | なし | – |
BIC | 4,795円 | なし | – |
Broad | 4,858円 | 26ヶ月 | 5,000円 |
Free Max | 4,892円 | なし | – |
シンプルWiFi | 4,932円 | なし | – |
J:COM | 4,976円 | なし | – |
5G CONNECT | 5,372円 | なし | – |
Tikiモバイル | 5,480円 | なし | – |
スマモバ | 5,501円 | なし | – |
UQ | 5,565円 | なし | – |
YAMADA air mobile | 5,565円 | なし | – |
KT | 5,565円 | なし | – |
エディオン | 5,565円 | なし | – |
DIS mobile | 5,565円 | なし | – |
EX | 4,698円 (旧機種のみ) | 37ヶ月 | – |
hi-ho | 5,082円 (旧機種のみ) | 25ヶ月 | – |
So-net | 受付停止中 | なし | – |
- 実質月額料金:キャッシュバックや割引を適用し、契約満期まで(期間がないものは36ヶ月)使った場合の初期費用・端末代込みの平均月額
- 2ヶ月以上契約更新月があるものは最短で解約した場合で計算
- 端末は最新機種「X12」を使った場合
2024年現在、選べるWiMAXのプランは5G端末が使える5Gプランのみですが、この料金を比較した場合に最も安い「GMOとくとくBB」を使いましょう。
「GMOとくとくBB」と「ワイヤレスゲートWiMAX」では月額料金が約600円違い、ワイヤレスゲートWiMAXを使うと年間で7,000円以上損することになります。
GMOとくとくBB公式ページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記の公式キャンペーンページから申込みを行いましょう。
実質月額料金とは
1ヶ月あたりに支払う金額で、WiMAXはこの実質月額料金で比較すべきです。
WiMAXは申し込み窓口によって、「毎月の料金」「キャンペーン金額(キャッシュバック金額)」が違うので、全てをトータルした「実質月額料金」で比較しないと最安の窓口がわかりません。
上記の表はこの実質月額料金で比較したものです。
1-2.比べるべきなのは「5Gプラン」の料金
WiMAXの新規契約で選べるプランは、月間のデータ容量無制限で、5G対応機種が使える「5Gプラン」だけです。
そのため、窓口ごとの料金比較はこのプランで行いましょう。
ワイヤレスゲートは、この料金が、GMOとくとくBBより高くなるのでおすすめできません。
以前までは、以下二つのプランから選べましたが、2024年現在、旧プランは全ての窓口で受付を終了しています。
5Gプラン(ギガ放題プラス) | ・WiMAXとauの4G、5G回線が使える ・月間のデータ容量無制限 ・通信制限の具体的なルールはなし |
旧プラン(ギガ放題) | ・WiMAXとauの4G回線が使える ・月間のデータ容量は無制限、もしくは7GB ・3日で10GB以上使うと、通信制限がかかる |
5Gプランは、申し込み窓口によって「ギガ放題プラス」、「ギガ放題5G」のようにプラン名が変わります。
しかし、どれも利用回線、データ容量、制限のルールは上記の通りで、共通しています。
旧プランで使っている人は乗り換えがおすすめ
現在、WiMAXを旧プランで使っている人には、以下の理由で5Gプランへの乗り換えをおすすめします。
- 5G対応端末は、最大速度が古いものの6倍以上
- 旧プランの最大速度は、2022年12月から半減(公式発表より)
- 「3日で10GBまで」という通信制限のルールから解放される
旧プランの解約で解約金がかかる場合も、GMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバックで、実質負担ゼロで乗り換えができます。
1-3.申し込み窓口(プロバイダ)によって通信品質は変わらないの?
一切変わりません。
光回線などは、プロバイダが通信設備の一部を管理しているので、プロバイダごとの混み具合やプロバイダの設備によって差がつきます。
ただ、WiMAXの場合、プロバイダは販売窓口の役割をしているだけですので、どこから申し込んでも通信品質に差はつきません。
どこから申し込んでも料金が変わるだけなので、シンプルに最安のGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶのがベストと言えます。
1-4.ワイヤレスゲートWiMAXにメリットはないの?
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiはネットだけでなく、ヨドバシカメラの店舗でも申込みが可能なので、店員さんに直接説明を聞きながら、契約できるのがメリットです。
ヨドバシカメラの店舗が近隣にあり、「店員さんの説明を聞いた上で契約をしたい人」はワイヤレスゲートを検討してもいいでしょう。
ただ、店員さんの説明にこだわらない場合は、料金の一番安い「GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)」を使うべきです。
ワイヤレスゲートWiMAXは、株式会社ワイヤレスゲートと家電量販店のヨドバシカメラが協力して販売しており、「ヨドバシカメラWiMAX」とも言います。
1-5.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの評価まとめ
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiは、店員さんに対面で説明を聞けるメリットがありますが、通信品質が同じなのに、より安いWiMAXがあるのでおすすめしません。
ただ、下記2つに当てはまれば検討しても良いでしょう。
- ヨドバシカメラの店舗が近隣にある
- 料金が高くても店員さんの説明を聞いた上で契約をしたい
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの契約は、下記の公式ページ、またヨドバシカメラの店舗で行うことができます。
・ワイヤレスゲートの公式ページ:https://yodobashi-wimax.com/wimax-5G/
・ヨドバシカメラの店舗一覧:https://www.yodobashi.com/store/
おすすめは「GMOとくとくBB」
繰り返しになりますが、WiMAXの契約窓口で最も安いのは、「GMOとくとくBB」ですので、WiMAXはGMOとくとくBBで契約すべきです。
GMOとくとくBBは、上場企業「GMOインターネット」が提供するプロバイダです。
下記の特典が受けられるキャンペーンを行っていて、5Gプランの実質月額料金が、全窓口で最安になります。
- 34,500円キャッシュバック
- 端末代無料
キャッシュバックは、以下の公式キャンペーンページ限定の特典で、普通の公式ページからの申し込みだと適用されないため注意しましょう。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申込みを行いましょう。
■乗り換えだとキャッシュバックが大幅に増えるメリットも
現在他社のインターネットを利用中で、乗り換えを検討している方は、GMOとくとくBBからWiMAXを申し込むと、より高いキャッシュバックが受け取れます。
新規申し込みのキャッシュバックと重ねて、他社の解約金を最大40,000円まで補助してもらえます。
よって、乗り換えの場合も、WiMAXはGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
※乗り換えキャンペーンの利用には、上記ページから申し込み後、申し込み完了メールに記載のフォームから別途申請手続きが必要です。
GMOとくとくBBが安い理由
GMOとくとくBBが最も安いのは、以下の2つの理由です。
- 店舗を持たず、人件費や場所代を削っている
- WiMAXからもらえる販売報奨金の一部を還元してくれる
まず、店舗で丁寧に説明するわけではないので、人件費や場所代を削減できます。
また、WiMAXのプロバイダの中でも最大手で、WiMAXからたくさんのお金をもらっていますが、それをキャッシュバックなどにして還元してくれます。
そのため、WiMAXはGMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)で契約するのが最安です。
端末は通信速度が最速の「X12」一択
GMOとくとくBBで選べる端末は、通信速度が歴代最速の最新機種「X12」だけです。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
X12 | X11 | SCR01 | |
発売日 | 2023年6月 | 2021年11月 | 2021年4月 |
最大通信速度 | 下り:3.9Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps | 下り:2.2Gbps 上り:183Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 16台 | 10台 |
バッテリー持ち | 約9時間 | 約8時間 | 約16時間半 |
サイズ | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦68×幅136×厚さ14.8mm | 縦76×幅147×厚さ10.9mm |
重さ | 174g | 174g | 203g |
メーカー | NECプラットフォームズ (日本) | NECプラットフォームズ (日本) | サムスン (韓国) |
- 下り(受信速度):WEBサイトの閲覧や動画視聴に影響、上り(送信速度):動画やブログのアップロードに影響
- 1Gbps=1,000Mbps
- 全て5G対応端末
一部の窓口では、旧機種も申し込みできますが、速度は落ちますし、その分目立って安くなることもありません。
旧機種を選ぶメリットは一つもないため、シンプルに通信速度が最速で、日本製の最新機種「X12」を使っておけば間違いありません。
また、ポケットWi-Fiは、ドコモやauなどさまざまな会社が出していますが、WiMAXは回線の安定性や、エリアの観点でポケットWi-Fiの中で最も優れています。
そのため、WiMAXを最も安いGMOとくとくBBで契約するのが、ポケットWi-Fiの正しい選び方です。
次の章では、WiMAXが優れていると言える根拠を他社と比較しながら解説します。
2. そもそもWiMAXがベストなポケットWiFiか|27社を徹底比較
最近はWiMAX以外にも〇〇Wi-Fiという名前でたくさんの会社がポケットWiFiを出していて、本当にWiMAXでいいのか気になっている方もいるかもしれません。
ただ、結論、WiMAXが最も良いポケットWi-Fiで間違いありません。
これは、WiMAXを含む全28社のポケットWi-Fiを比較した結果です。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
回線の質 | データ容量 (最大プラン) | 端末スペック | 実質月額料金 | |
WiMAX | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | ◎ 3,845円 |
ドコモ | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 10,004円 |
au | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 5,934円 |
ソフトバンク | ◎ 自社アンテナ | △ 50GB | ◎ 高い (5G対応) | × 6.030円 |
Y!mobile | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | ◎ 高い (5G対応) | × 5,097円 |
楽天モバイル | ◎ 自社アンテナ | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 3,278円 |
mineo | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 2,447円 |
エキサイトモバイル | × 格安SIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 4,226円 |
QTモバイル | × 格安SIM | △ 30GB | △ 低い | ◎ 3,219円 |
イオンモバイル | × 格安SIM | △ 200GB | △ 低い | × 11,999円 |
どこよりもWiFi | × 格安SIM | ○ 月100GB | △ 低い | ◎ 3,432円 |
FUJI WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日10GB | △ 低い | × 5,155円 |
限界突破WiFi | × クラウドSIM | ◎ 実質無制限 | △ 低い | ◎ 4,400円 |
クイックWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,537円 |
Chat WiFi | × クラウドSIM | ○ 200GB | △ 低い | ◯ 4,986円 |
THE WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,200円 |
MUGEN WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,432円 |
クラウドWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,810円 |
ExWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,845円 |
ギガWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 2,822円 |
ゼウスWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,221円 |
AiR-WiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,499円 |
それがだいじWiFi | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,399円 |
MONSTER MOBILE | × クラウドSIM | ○ 100GB | △ 低い | ◎ 3,080円 |
縛りなしWiFi | × クラウドSIM | ○ 90GB | △ 低い | ◯ 4,788円 |
hi-ho lets WiFi | × クラウドSIM | ○ 1日7GB | △ 低い | ◯ 4,857円 |
ギガゴリWiFi ※新規受付終了 | × クラウドSIM | ○ 200GB | △ 低い | × 6,177円 |
- 実質月額料金:キャッシュバックや割引の特典を使い、契約満期まで(期間がない場合は36ヶ月)使った場合の1月あたりの料金
- 契約期間ありなしで選べる場合は、月額が安い契約期間ありのプランで使った場合
- 端末+SIM、SIMのみで選べる場合は、端末+SIMの契約をした場合
WiMAXは、以下の4つの点で最も優れたポケットWi-Fiです。
- 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
- データ容量:無制限で使える
- 端末スペック:5G対応で速度が出やすい
- 実質月額料金:一月あたりの料金が安い
それぞれの背景や理由について解説をしていきます。
2-1. 回線の質:自社でアンテナを持っていて安定した通信ができる
WiMAXは自社のアンテナで、安定した通信ができる
ポケットWi-Fiを選ぶ上で最も重要なのは、「回線の質」で、「自社でアンテナを持っているか」が判断基準です。
なぜなら、自社でアンテナを持っていない場合、他社の回線の一部を間借りしているだけなので、速度が遅く、混雑すると安定した通信ができなくなるためです。
以下の2つの仕組みのポケットWi-Fiはアンテナを持っておらず、自社のアンテナを使うポケットWiFiには回線の質が劣ります。
- 格安SIM
- クラウドSIM
それぞれ簡単な仕組みとおすすめできない理由を解説しますが、快適な通信をするために、WiMAXのような自社アンテナで運営されるポケットWi-Fiを選びましょう。
格安SIMの仕組みとおすすめしない理由
「イオンモバイル」「QTモバイル」などは格安SIMと呼ばれ、ドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアの通信設備の一部を借りて運営されています。
安い分、もともとの速度が遅く、またみんなが使う時間(通勤・通学時間や夜の時間)は混雑し回線が遅くなります。
高速道路に例えると、以下の通りで、大手の回線の一部だけを借りている状態なので、もともとの速度も遅く、混み合いやすいです。
実際、以下のように「遅い」という声が複数あります。
せっかくポケットWi-Fiを契約しても、遅くて動画視聴やファイルのダウンロードができない、となる可能性が高いのでおすすめできません。
クラウドSIMの仕組みとおすすめしない理由
格安SIMよりもさらに悲惨なのが「クラウドSIM」で、使うべきではありません。
クラウドSIMは、クラウドと呼ばれる、大型のサーバーで複数のSIMを管理し、場所に合わせ、最適な回線につながるという仕組みです。
最適な回線とはいえ、混み合うことが多く、使えないこともあるのでおすすめできません。
2019年頃から様々な会社が以下のようなアピールをして「〇〇Wi-Fi」というサービスを出しました。
- 低価格で大容量(使い放題)
- ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線が使える
大手の回線を使っていると言っても、格安SIM同様、もともと速度が速い回線ではなく、安くてたくさん使える分、多くの人で回線が混み合います。
その結果、クラウドSIMを使った、「どんなときもWiFi」では大規模な通信障害が起こり、クラウドSIMの中でサービス停止や、改悪が相継ぎました。
主なクラウドSIM | 主な出来事 |
どんなときもWiFi | ・2020年2月、3月に大規模な通信障害が発生 ・3月の通信障害は2週間続いた ・総務省から行政指導を受け、現在はサービス新規申込みを終了 |
THEWiFi | ・2020年8月よりサービス改悪 ・それまで無制限だったが、新規ユーザーは1日に4GBまでのプランになった ・その後、月100GBまでのプランが出たが、ネットが混み合う時、制限がかかることがある |
ゼウスWiFI | ・2020年7月より無制限プランの新規申込み受付を終了 ・100GB/月までのプランがあるが、混み合う時は通信制限がかかる可能性がある |
「〇〇Wi-Fi」の運営会社はアンテナを持たず、大手キャリアの格安なSIMカードを大量に契約して使っているだけです。
そのため、大量のデータ利用があり、SIMカードのデータ容量を使い切ってしまうと、一気に通信制限がかかり通信障害につながります。
どんなときもWiFiの時は運営がSIMカードを追加するのに時間がかかり、2週間の通信障害につながりました。
長期の通信障害は通信サービスとしては致命的で、同様のリスクがある以上、クラウドSIMはおすすめしません。
他社の回線サービスを使うので、参入もしやすく、設立すぐのベンチャー企業が運営していることもあり「問い合わせ対応も不十分だった」という声も多いです。
クラウドSIMを使っている人の声
以上を踏まえ、ストレスなくインターネットを使うためにも「格安SIM」「クラウドSIM」を使うポケットWi-Fiは避け、「自社でアンテナを持つ会社」を選ぶようにしましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
○自社アンテナ | ×格安SIM、クラウドSIM | |||
ドコモ | mineo | MONSTER MOBILE | クラウドWiFi | ExWiFi |
au | QTモバイル | MUGEN WiFi | ゼウスWiFi | hi-ho lets WiFi |
ソフトバンク | イオンモバイル | THE WiFi | それがだいじWiFi | AiR-WiFi |
WiMAX | エキサイトモバイル | ギガWi-Fi | どこよりもWiFi | 縛りなしWiFi |
楽天モバイル | FUJI WiFi | ギガゴリWiFi | 限界突破WiFi | |
Y!mobile | Chat WiFi | クイックWiFi | 地球WiFi | |
○おすすめ | ×選ぶべきでない |
2-2.データ容量:無制限で使える
WiMAXには実質無制限プランがあり、大容量の通信ができる
ポケットWi-Fiのプランには以下の2種類がありますが、使い放題のプランを選ぶべきです。
- 通常プラン:毎月20GBまでなど、容量に制限がある
- 実質無制限プラン:月の利用量に縛りがなく実質使い放題
最近の動画・ビデオ通話などは高画質の分、大量のデータ容量が必要です。
特に動画を見たい方、アプリなどをダウンロードしたい方、テレワークなど仕事で使いたい方は無制限プランがあるポケットWi-Fiを選んでおきましょう。
自社アンテナの6社のうち、「ソフトバンク」には無制限プランがなく、それなのに他社の無制限プランより高いのでおすすめしません。
無制限プラン有無 | 実質月額料金 | |
ドコモ | ○あり | 10,004円/無制限 |
au | ○あり | 5,934円/無制限 |
ソフトバンク | ×なし | 6,030円/50GB |
Y!mobile | ○あり | 5,097円/無制限 |
WiMAX | ○あり | 3,845円/無制限 |
楽天モバイル | ○あり | 3,278円/無制限 |
「実質無制限」とはどういうこと?
無制限に使えますが、一部制約があるため、「実質」という表現になります。
完全に使い放題にすると、大量の通信をする人が出ることで、クラウドSIMのように他の人に迷惑がかかります。
そのため、自社のアンテナで、無制限プランを提供する会社も下記のように一部の制限をつけています。
制限の内容 | |
ドコモ | ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合がある。 |
au、WiMAX | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある。 |
Y!mobile | 前日までの3日間で10GB以上の利用があった場合、当日18時から翌日1時まで速度を約1Mbpsに制限。 |
楽天モバイル | 他社回線を月に5GB以上利用すると、月末まで速度を1Mbpsに制限。 |
ドコモ、au、WiMAXは詳しい制限の内容を公表していません。
ただ、auとWiMAXは、2022年初めまで、制限の内容を以下のように公表していたため、現在も同程度の制約がある可能性が高いです。
3日で15GB以上の利用があった場合、超えた日の翌日18時頃から翌2時頃まで速度を1Mbpsに制限
15GBというと、3日連続で7時間動画を見ても超えないレベルで、速度1Mbpsでも下記程度はできるため、この制限はかなりゆるいと言えます。
- Webサイトの閲覧
- Twitter、Instagram、LINEなどのSNS
- 地図アプリ
- 低画質の動画視聴
一方、「月100GBプラン」など容量が決まっているものは、容量を超えると速度が0.5Mbps以下になり、上記も難しくなるため注意が必要です。
このように容量が決まっている方が特別安くなることもないため、シンプルにたくさん使えて便利な無制限プランのあるものを選んでおきましょう。
2-3. 端末のスペック:5G対応で速度が出やすい
WiMAXなら5G対応の高スペックな端末が使える
ポケットWi-Fiは、会社によって使える端末が変わりますが、速度が出やすくなるため、なるべくスペックの高いものを選んでおきましょう。
端末のスペックは、以下の2点で大きな差がつきます。
- 最大通信速度(10倍以上の差があることも)
- 高速通信ができる「5G」が使えるか
ここまで残った無制限プランのある大手5社の中では、楽天モバイルのみ最大速度が大きく劣り、5Gにも対応していないためおすすめできません。
提供会社 (実質月額料金) | 端末の最大速度 | 5G対応 |
ドコモ (10,004円) | 4,900Mbps | あり |
au (5,934円) | 3,900Mbps | あり |
ワイモバイル (5,097円) | 2,400Mbps | あり |
WiMAX (3,845円) | 3,900Mbps | あり |
楽天モバイル (3,278円) | 150Mbps | なし |
- 各社最新の端末のスペックで比較
- 上記の速度は、動画視聴やWEBページの読み込みに影響する「下り速度」
一般的なネットの利用に必要な通信速度の目安は以下の通りで、楽天モバイルでも問題なく使うことはできます。
- メールやLINE:1Mbps
- WEBサイトの閲覧:1~10Mbps
- 動画の視聴:1~20Mbps
ただ、ポケットWi-Fiはなるべく通信速度が速く、ストレスなく使えるに越したことはありません。
楽天モバイルは大手の中でも安いメリットがありますが、10倍以上の速度が出るWiMAXも、同程度の金額で使うことができます。
近い価格で使えて、5G対応でより速度が出せるものもあることから、特別スペックの低い楽天モバイルを選ぶことはおすすめできません。
楽天回線は障害物に弱いデメリットも
楽天の回線は、大手の中で唯一、プラチナバンドという障害物に強い電波が使えないため、建物の中だと遅くなりやすい欠点があります。
借り物の回線を使った格安SIM、クラウドSIMのように混雑に弱いといったことはないものの、 シンプルに電波自体が弱く、つながりにくいです。
実際以下のような口コミはいくつも見られます。
楽天モバイルはWiMAXよりも料金が安くなりますが、こうした点でもおすすめできません。
2-4. 実質月額料金:いいサービスを安く使える
WiMAXはここまで残ったポケットWi-Fiで最も安く、業界全体で見ても安い
毎月支払う料金も差がつくので、料金を比較して最終的な1つを選びましょう。
ここまでで、残った大手4社の無制限プランを比較すると下記のようになり、「WiMAX」が最安です。
実質月額料金 | |
ドコモ | 10,004円 |
au | 5,934円 |
ワイモバイル | 5,097円 |
WiMAX | 3,845円 |
比較したのは「実質月額料金」で、下記のように、支払うトータル金額(端末代や事務手数料)からキャッシュバックなどのキャンペーンを差し引くことで計算しています。
回線によっては、毎月の料金が安くても以下の落とし穴があるため、それらもトータルして比較するために「実質月額料金」を比べるべきです。
- 初期費用や解約金が高額
- キャンペーンがない
ドコモ・au・ワイモバイルは回線や端末に大きなデメリットはありませんでしたが、「実質月額料金」が高くなるためおすすめはできません。
特にドコモを選ぶと3年間で10万円以上も余計に料金を払うことになるので注意しましょう。
全国ほとんどのエリアで使えるのはどれも一緒
ポケットWi-Fiは、対応エリアで選ぶべきという声もありますが、2024年現在、ほぼ全国で使えるのはどれも変わりません。
下記は各社の回線エリアマップで、色がついた箇所は回線を使えるということです。
引用:ドコモ/au/ソフトバンク/UQ/Y!mobile/楽天モバイル
スマホが圏外になるような山奥を除くと、ほとんどのエリアに色がついていることがわかります。
エリアで差がつくことはほぼないため、ポケットWi-Fiは差がつきやすい以下4つの点で優れたWiMAXを選んでおけば間違いありません。
- 回線の質:自社でアンテナを持っている業者か
- データ容量:無制限で使えるか
- 端末スペック:速度が出やすいか
- 実質月額料金:いいサービスを安く使えるか
以上を踏まえ、WiMAXを選べば間違いありません。
WiMAXでは、GMOとくとくBB(https://gmobb.jp/)を選ぶことで、最安で無制限プランを使うことができます。
次の章では、GMOとくとくBBでより快適な通信環境にするための申込み方法を解説しています。
3.GMOとくとくBBでWiMAXを最安で使うためにすべきこと
キャンペーンのキャッシュバックは確実に受け取りましょう。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには、以下の手続きが必要です。
- 利用から11ヶ月後に、申し込み時に作られるメールアドレスに届く案内メールを確認する
- そのメールからキャッシュバックの振込先を登録する
やること自体は簡単ですが、振込先の登録はメールが届いた日の翌月末までという期限があり、過ぎると受け取りができなくなるため注意が必要です
忘れずにやるためにも、契約したらすぐに下記を実施するようにしましょう。
- スマホのカレンダーや、リマインドできるアプリに、「11ヶ月目のメール確認」を予定として入れておく
- ~gmobb.jpなど契約時に発行されたメールアドレスにログインできるようにしておく(最初に届く書類を保管しておく)
4.ワイヤレスゲートのポケットWi-FiのQ&A
ここでワイヤレスゲートのポケットWi-Fiについてよくある質問に回答していきます。
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの問い合わせ先は?
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiのプランは?
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの取り扱い端末は?
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiではキャンペーンはやっている?
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの解約方法は?
- ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの月々の支払い方法は?
1.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの問い合わせ先は?
ワイヤレスゲートではお客様サポートセンターを設けており、電話またはWEBで問い合せ対応を行っています。
■電話
携帯電話:0570-025879
上記番号が利用できない場合:03-6702-0076
受付時間:10:00~19:00■WEB
問い合わせフォーム:https://www3.webcas.net/
なお、現在の契約情報の確認などは下記のマイページでも確認する事ができます。
ワイヤレスゲートのマイページ:https://www.wi-gate.net
2.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiのプランは?
ワイヤレスゲートの料金プランは、最新端末が使える以下のみです。
月額 | ~13ヶ月:4,268円 14ヶ月目〜:4,950円 |
端末代 | 27,720円 |
事務手数料 (初回のみ) | 3,300円 |
契約期間 | なし |
解約金 | なし |
3.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの取り扱い端末は?
ワイヤレスゲートでは、以下の5G対応端末を取り扱っています。
端末 | 最大通信速度 | |
ポケットWiFi | Speed Wi-Fi 5G X12 | 下り:3.9Gbps 上り:183Mbps |
ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps |
4.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiではキャンペーンはやっている?
ワイヤレスゲートでは、下記のキャンペーンを行っています。
- 初月料金・端末代無料(2024年10月31日)
- ポケット型端末を契約の場合、画面保護フィルムプレゼント
なお、このページでは上記キャンペーンを含めて実質月額料金を算出し、比較しています。
繰り返しになりますが、キャンペーンを踏まえても「ワイヤレスゲートWiMAX」は「GMOとくとくBB」より高いです。
5.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの解約方法は?
ワイヤレスゲートのお客様サポートセンターに電話をして、解約の旨を伝えれば、解約ができます。
携帯電話:0570-025879
上記番号が利用できない場合:03-6702-0076
受付時間:10:00~19:00
6.ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiの月々の支払い方法は?
ワイヤレスゲートの支払い方法はクレジットカードのみです。
そのため、クレジットカードがないと契約できないので注意しましょう。
クレジットカードがない場合は?
クレジットカードがなくても契約できるWiMAXの窓口を使いましょう。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
クレジットカードがなくても申し込めるプロバイダ 5Gプランの 実質月額料金(口座振替時) 口座振替の時のデメリット BIGLOBE 5,109円 ・端末代の分割払いができず、代金引換で一括払い
(代金引換手数料440円がかかる)
・毎月口座振替手数料220円がかかる。UQ 5,565円 - Broad 5,783円 ・初期費用が約2万円上がる
・毎月月額に追加で口座振替手数料220円がかかる
・初期費用は代金引換払いで、初回のみ代引き手数料330円がかかる
・キャッシュバックなしなかでも最も料金の安い「BIGLOBE WiMAX(https://join.biglobe.ne.jp/wimax)」を使いましょう。
まとめ
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiのサービス内容や他のポケットWi-Fiと比較して使うべきかどうかを解説してきましたが、いかがでしたか?
ワイヤレスゲートのポケットWi-Fiは、同じWiMAXの中でも「より安い販売窓口がある」ので、おすすめしません。
ただ、下記2つに当てはまれば検討しても良いでしょう。
- ヨドバシカメラの店舗が近隣にある
- 料金が高くても店員さんの説明を聞いた上で契約をしたい
上記に該当しない方が選ぶべきポケットWi-Fiは、GMOとくとくBBのWiMAXで、最も優れたポケットWi-Fiサービス「WIMAX」を一番安く使えるからです。
GMOとくとくBB公式キャンペーンページ:https://gmobb.jp/
申込み窓口によってキャッシュバック金額が少なくなる、月額料金が高くなることがあるため、必ず上記のページから申込みを行いましょう。
このページがあなたのポケットWi-Fi選びのお役に立てることを心から祈っています。