「ブランズタワー豊洲ってどんなマンション？」「中古マンションとしてはいい物件なの？」など、ブランズタワー豊洲について気になっていませんか？

ブランズタワー豊洲は、駅近で周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも充実しているおすすめの中古マンションの一つですが、購入前に知るべき注意点やデメリットもあります。

このページでは、不動産の売買業界で長年働いてきた筆者が、ブランズタワー豊洲を購入する前に知っておくべき以下のポイントを解説します。

1. 4つの軸で徹底評価！ブランズタワー豊洲の特徴とは
2. もう少し詳しく知りたい方へ！ブランズタワー豊洲の詳細情報
3. どんな部屋があるの？ブランズタワー豊洲の部屋を3つピックアップ！
4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと
5. ブランズタワー豊洲と合わせて検討したいマンション3選

購入してから「こんなはずじゃなかった」「他のマンションにすべきだった」と感じることがなくなるでしょう。

　このページは「中古で購入」したい方のための記事です。

賃貸で「ブランズタワー豊洲」が気になっている方は下記のページに「賃貸」の注意点を全てまとめています。

「ブランズタワー豊洲の賃貸で失敗しないための全知識」

トップ画引用元：三井のリハウス

1. 4つの軸で徹底評価！ブランズタワー豊洲の特徴とは

ブランズタワー豊洲は、地上48階地下1階建、総戸数1,152戸を誇る高級タワーマンションで、2021年10月に竣工しました。

施工は準大手ゼネコンである「熊谷組」が担い、下記4企業が共同で開発しました。

• 東急不動産
• NIPPO
• 大成有楽不動産
• JR西日本プロパティーズ

建物は免震構造になっていることから、大きな地震にも圧倒的に強く、安心して暮らすことのできる高層マンションです。

引用：三井のリハウス

そんなブランズタワー豊洲について、購入前に知っておきたい下記のポイントを簡単に解説していきます。

• 立地
• 価格
• 共用施設
• 周辺環境

1-1. 立地：2駅が使え、最短徒歩4分と駅近

ブランズタワー豊洲の立地は下記のようになっていて、2つの駅が利用可能です。

引用：GoogleMap

利用可能駅

• 豊洲駅（有楽町線・ゆりかもめ）・・・徒歩4分
• 新豊洲駅（ゆりかもめ）・・・徒歩7分

2駅2路線が使え、交通の便に優れており、最寄りの豊洲駅まで徒歩4分で行けるため、駅近なタワーマンションをお探しの方には理想の物件と言えます。

住所：東京都江東区豊洲５丁目１番１３号

また、有楽町線が利用できることで、豊洲駅からは都内各地へのアクセスも便利です。

※所要時間は、日中平常時のもので時間帯により異なります。 待ち時間及び乗り換え時間は含まれておりません。

1-2. 価格：相場より高い

ブランズタワー豊洲で過去に売り出されていた部屋と、その価格を抜粋してみました。

現在も複数の部屋が売り出されていますが、相場感としては上記のようになります。

最新の情報が気になる方は、HOME’Sなどの大手不動産情報サイトを確認すれば、効率よく売り出し物件を探せます。

• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

他のマンションと比べてどうなの？

建物内の施設が大変充実しており、立地にも恵まれているせいか、ブランズタワー豊洲の価格は相場より高いと言えます。

以下は、豊洲エリアにあるマンションで過去に掲載されていた物件の例です。

1-3. 共用施設：生活を豊かにする施設が充実

ブランズタワー豊洲は、ラウンジやゲストルームなど生活をより豊かにしてくれる施設が充実しています。

そのため、入居者の利用はもちろん、友人や家族を招く際にも有効活用でき、大変便利です。

2つのラウンジ｜入居者の憩いの場

スカイビューラウンジ

ブランズタワー豊洲にはスカイビューラウンジやウェルカムラウンジが設けられており、来客との談笑などに活用できます。

また、スカイビューラウンジは33階にあるため、都心部の景色を眺めながらくつろぐことができます。

ゲストルーム｜来客向けの宿泊施設

ゲストルームは、来客向けの宿泊施設のことで、友人や、両親が遊びにきた際に利用してもらうなど、さまざまな使い道があり便利です。

フィットネスルーム｜気軽に体を動かせる

エクササイズマシンを取り揃えたフィットネスルームが利用可能となっており、入居者の健康維持に役立っています。

パーティールーム｜大人数の集まりに便利

引用（上記4図）：LIFULL HOME’S

友人や家族など大人数を招いてのイベントなどに活用できるパーティールームが2室用意されています。

キッズルーム｜子育てに便利な施設

引用：at home

小さな子供を安心して遊ばせられるキッズルームが用意されており、ママ同士の交流の場としても活用できます。

コンシェルジュサービスも好評！

ブランズタワー豊洲では専門スタッフが駐在しており、下記のようなサービスを受けられ、実際の入居者からも「助かる」という口コミがあります。

• 来訪者の受付・案内
• 共用施設の予約
• 宅配便の一時預かりサービス
• タクシー手配サービス
• クリ―ニング取次サービス
• 各業者紹介サービス
• メッセージ預かり

その他にも施設は充実！

その他にも下記のような共用施設があり、生活をより豊かに、便利にしてくれます。

レクリエーションルーム｜ビリヤード台などが置かれた娯楽施設

ワーク＆スタディルーム・コワーキングルーム・パーソナルルーム｜仕事や勉強に集中できるスペース

ワーク＆スタディルーム

引用（上記2図）：LIFULL HOME’S

ランドリールーム｜洗濯・乾燥機が備えられたランドリールーム

引用：at home

カンファレンスルーム｜打ち合わせや会議に便利な施設

エントランス

ブランズタワー豊洲のエントランスは、ガラスウォールを採用した開放的な作りとなっています。

以下の画像を見ていただければ雰囲気が伝わるかと思います。

引用：三井のリハウス

1-4. 周辺環境：スーパー・コンビニも近く住みやすい

ブランズタワー豊洲は、駅近なだけでなく周辺施設も充実しており、とても住みやすい立地にあるタワーマンションです。

引用：GoogleMap

ブランズタワー豊洲の周辺にはスーパーやコンビニがあり、食材や日用品の買い出しなどに大変便利です。

また、保育施設（小学館アカデミー）が近くにあり、小学校までも徒歩3分で行けるため、子育て環境も整っています。

Q. 学区はどこになる？

小学校や中学校は地図上にある「豊洲西小学校」「深川第五中学校」です。

近隣にある便利な店舗や施設

ブランズタワー豊洲の近隣には、生活する上であって便利な店舗や施設がたくさんあります。

ここまでのまとめ

ここまでをまとめるとブランズタワー豊洲は、駅近で周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも充実している住みやすい高級マンションです。

気になるのであれば、他の人が購入する前に内見に行くことをおすすめします。

ただし、建物のグレードが高く、立地にも恵まれているせいか、価格が相場より高いため、周辺の複数のタワーマンションとも比較し、納得した上で契約に進みましょう。

また、内見に行く前にもう少し知りたい..という方のために、次の章でブランズタワー豊洲についてより具体的に解説をします。

2. もう少し詳しく知りたい方へ！ブランズタワー豊洲の詳細情報

不動産は実際に見てみないとわからないものですから、ここまでで興味を持ったのであれば気軽に内見に行ってみましょう。

すぐに内見に行けない方や、もう少し具体的に知りたい方のために、下記のポイントで細かく解説していきます。

1. 室内の雰囲気について
2. 部屋ごとの設備について
3. 駐車場/駐輪場について
4. セキュリティ面について
5. 地震や津波などの自然災害への強さについて
6. 周辺の治安について
7. 子育てのしやすさについて
8. 資産性について
9. 賃貸で募集される家賃について
10. 過去に起こった事故について

2-1. 室内の雰囲気について

モデルルームの写真から、ブランズタワー豊洲の雰囲気が把握できるかと思います。

引用：LIFULL HOME’S

予算が合う部屋で売り出されているものはできるだけ多く内見し、あなたにぴったりな部屋を見つけましょう。

「3. どんな部屋があるの？ブランズタワー豊洲の部屋を3つピックアップ！」で部屋の例を紹介します。

部屋からの眺めについて

ブランズタワー豊洲の周囲には高い建物が多くありますが、高層階なら眺めはいいです。

下記は、北東向き42階からの眺望ですので、気になる方は参考にしてみてください。

引用：GoogleMap

また、内覧の際は是非眺めもチェックしてみましょう。

2-2. 部屋ごとの設備について

各住戸の設備も、下記のような生活に必要なものがしっかり整備されています。

• システムキッチン
• ガスコンロ
• 浄水器
• ディスポーザー
• 食器洗浄乾燥機
• 浴室換気乾燥機
• 追焚機能付き浴室
• ミストサウナ
• 温水洗浄便座
• エアコン
• 床暖房
• 24時間換気システム
• TVモニター付きインターホン
• CATV/BS・CS
• 光ファイバー

部屋によってはリフォームが施され、上記の設備が付帯されていないケースも稀にあるため、事前に確認するようにしましょう。

部屋でペットは飼える？

ブランズタワー豊洲ではペットの飼育が可能です。

また、共用部にはペット用足洗い場が用意されており、散歩帰りの汚れなどを簡単に落とすことができます。

飼育可能なペットの頭数や種類などは契約前に確認しておきましょう。

ゴミ出しの手間やルールについて

24時間・365日ゴミを出すことが可能で、各フロアにゴミ置場が設置されているので、ゴミ出しは非常に楽です。

洗濯物は外に干せる？

ブランズタワー豊洲は、強風や建物の景観保持などの観点からバルコニーに洗濯物を干すことができません。

そのため、すべての住戸に浴室乾燥機が設備として備え付けられています。

2-3. 駐車場/駐輪場について

ブランズタワー豊洲の駐車場や駐輪場の他に、バイク置き場も用意されています。

また、駐車場に収容できる車のサイズは下記の通りです。

• 全長：5,050mm〜6,000mm
• 全幅：1,850mm〜2,800mm
• 全高：1,500mm〜2,200mm
• 重量：2,000kg〜2,300kg

空き状況などは事前に確認しておきましょう。

2-4. セキュリティ面について

敷地内の要所に防犯カメラを設置するとともに、エントランスから玄関までに2段階のセキュリティが備え付けられているため、万全といえます。

オートロックが開いているときに侵入された場合でも、エレベーターは鍵がないと動かせない仕様になっているため、さらなる侵入を防げます。

24時間有人警備のセキュリティ

マンション内に、管理員が24時間常駐していることに加え、定期的に館内を巡回しているので安心です。

2-5. 地震や津波などの自然災害への強さについて

冒頭でもお伝えしたように、ブランズタワー豊洲は、準大手ゼネコンの熊谷組による「免震構造」となっているので、一般的な「制震構造」や「耐震構造」の物件よりも圧倒的に地震に強いと言えます。

免震構造であれば通常の1/3～1/5にまで揺れを軽減できるため、地震が発生しても家具などが倒れにくいので安心です。

津波や洪水の影響は？

豊洲エリアは、津波による被害予測は出ていないものの、一部の地域で洪水が起こる危険性があります。

以下は国交省が発表している「ハザードマップ」ですが、ブランズタワー豊洲周辺は最大「0.5m〜3m」洪水によって浸水する可能性があります。

※想定される浸水の水位：■0.5m未満｜■0.5m~3m｜■3m~5m｜■5m~10m

引用：ハザードマップ

液状化のリスクは？

豊洲は埋立地として誕生した土地なので、地盤が弱く液状化のリスクが高いといえます。

大型マンションなどは液状化の対策をした上で建設されているので影響は少ないですが、周辺の道路や駐車場に影響が出るかもしれません。

上記のことから、豊洲に住む場合は液状化のリスクを踏まえた上で契約するようにしましょう。

2-6. 周辺の治安について

豊洲エリアは、大型ショッピングモールなど人の集まる施設が複数あり、犯罪件数も多いです。

以下のマップは、警視庁が発表している2022年の1年間を通しての「犯罪情報マップ」ですが、ブランズタワー豊洲は犯罪件数の多いエリアに建っています。

引用：警視庁犯罪情報マップ

また、マンションの建つ”豊洲5丁目”で起こった犯罪の内訳は下記の通りです。

• 車上狙い：7件
• 万引き：2件
• 特殊詐欺：2件
• その他：14件

なお、豊洲エリアでは凶悪犯罪も年に数回おきているため、治安の良い地域に住みたい方には不向きな立地と言えます。

2-7. 子育てのしやすさについて

ブランズタワー豊洲は、下記3つの観点から子育てに向いているマンションと言えます。

• マンションの共用施設が充実している
• 保育・教育機関が充実している
• 近隣にレジャー施設がたくさんある

マンションの共用施設が充実している

繰り返しになりますが、ブランズタワー豊洲の共有施設には、キッズルームやレクリエーションルーム、フィットネスルームなどが用意されています。

雨風など天候に関係なく、気軽に子供と楽しめる施設がマンション内にあるので、子育てにも大きなメリットになるでしょう。

保育・教育機関が充実している

ブランズタワー豊洲周辺には、子育てに関係する施設が以下のように充実しています。

豊洲がある江東区は待機児童数も減少傾向にあり、認可保育園にも比較的入園しやすい区となっています。

近隣にレジャー施設がたくさんある

ブランズタワー豊洲からは、数多くのレジャー施設が揃うお台場にもすぐ行けるので、お子さんも存分に楽しむことができます。

以下は、豊洲とお台場の有名な商業施設です。

お台場なら車で10分ほどで行けますし、サイクリングがてら自転車でも行ける距離感なので、休日の予定は尽きないでしょう。

2-8. 資産性について

結論からお伝えすると、ブランズタワー豊洲の資産性は高い言えます。

ただ、10年後20年後のマンションの価値など誰も予測できません。しかし、下記の2点に関しては、いつになっても変わることはありません。

• 立地条件
• ブランド

この2点を考慮すれば、資産性はどうなのかが、わかりやすくなります。

立地条件

ブランズタワー豊洲は、豊洲駅から徒歩4分という好立地に建てられています。

豊洲には高級ブランドマンションがたくさんありますが、豊洲駅まで徒歩5分以内の高級ブランドマンションは6棟しかないので、希少な物件のひとつといえます。

湾岸エリアの中でも特に人気の高い豊洲において、立地条件は十分すぎるほど整っているので、資産価値が落ちることは考えにくいです。

ブランド

ブランズタワー豊洲は、大手デベロッパーの”東急不動産”を含む計4企業が共同で開発し、準大手ゼネコンの熊谷組が施工した高級ブランドマンションです。

不動産業と建設業のトップレベルの会社が作ったマンションであれば、将来売却するときでも値崩れしにくいといえるでしょう。

2-9. 賃貸で募集される家賃について

分譲マンションとして人気のブランズタワー豊洲ですが、賃貸でも同様に人気があり、家賃の目安としては下記のようになっています。

将来賃貸で貸し出すことも考えている方は、上記の家賃を参考にしてください。

2-10. 過去に起こった事故について

いくら条件がよくても、事件や自殺などの事故が起きた部屋は避けたい方も多いと思います。

そこで下記4つの方法から、ブランズタワー豊洲について徹底的に調査をしました。

• SNS（Twitterなど）
• Google検索
• Yahoo検索
• 事故物件検索サイト（https://www.oshimaland.co.jp/）

その結果、ブランズタワー豊洲の事故物件に該当する情報は見当たりませんでした。

不動産業者から提示される資料に「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と表記されている場合、トラブルになりうる事があった可能性が高いので、必ず内容を聞くようにしましょう。

次の章では、実際にどんな部屋がいくらで売られていたのかを詳しく解説していきます。

3. どんな部屋があるの？ブランズタワー豊洲の部屋を3つピックアップ！

過去に、ブランズタワー豊洲で売り出されていた部屋を紹介していきます。

「ブランズタワー豊洲ではどれくらいの所に、どれくらいの予算で住めるか」の参考にしてください。

38階1LDK｜一人暮らしやDINKS向けの物件

引用：at home

こちらは、価格:7,480万円、管理費:17,300円/月、修繕積立金:4,500円/月の部屋です。

間取りは1LDKで43.41㎡あり、一人暮らしや二人で住むのに向いています。

いい意味でも悪い意味でも特徴の少ないスタンダードな部屋なので、マンションの雰囲気を確かめるためにもまずは内見をしてみましょう。

• 価格：7,480万円
• 管理費：17,300円/月
• 修繕積立金：4,500円/月

23階2LDK｜二人暮らしや家族向けの物件

引用：at home

こちらは、価格:1億1,450万円、管理費:24,700円/月、修繕積立金:6,300円/月の部屋です。

間取りは2LDKで61.87㎡あり、二人暮らしや家族で住むのに向いています。

また、23階と高層階に位置しているため、眺めの良い部屋をお探しの方にもおすすめです。

• 価格：1億1,450万円
• 管理費：24,700円/月
• 修繕積立金：6,300円/月

15階3LDK｜家族暮らしに最適な間取り

引用：at home

こちらは、価格:1億3,480万円、管理費:30,700円/月、修繕積立金:7,900円/月の部屋です。

間取りは3LDKで76.91㎡あり、家族で暮らすのに向いています。

また、リビングには床暖房が完備されており、冬場でも暖かく過ごすことができます。

• 価格：1億3,480万円
• 管理費：30,700円/月
• 修繕積立金：7,900円/月

次の章では、中古マンションを買うときに知っておくべきことを解説するので、失敗しないためにも必ず確認してください。

4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと

中古マンションを買うという行為は、あなたが投資家でない限り一生で一度のことが多いはずです。

そんな一大イベントを成功させるためには、必ず知っておくべきことを把握した上で比較検討することが何よりも大切です。

そこで、誰でもわかりやすく知ってもらえるように、下記の8つに分けて解説していきます。

1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる
2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安
3. 相場価格を把握していれば騙されない
4. 一生住む予定でも資産性は重要
5. 将来を考えて階層を検討すること
6. マンションごとにルールが異なる
7. 必ず複数の物件を内見すること
8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

4-1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる

マンションは管理体制が整っているか・いないかで、暮らしやすさが決まると言っても過言ではありません。

管理が隅々まで行き届いているマンションは、エントランスやエレベーターホールも常に綺麗ですし、ゴミ置場も整頓されています。

目に見える部分だけでなく、排水管や電気系統などの定期点検もきちんと行われているため、長く安心して暮らすことができます。

管理組合が機能しているかも重要

分譲マンションは管理組合を作ることが法律で決められています。このとき、管理組合はあるものの、全く機能していないケースもあるため注意が必要です。

管理組合が機能していないと、修繕積立金の滞納者が多かったり、修繕計画が不十分で必要な修繕ができないケースも出てきます。

そのため、中古マンションを購入するときは、管理組合が機能しているか、滞納者はいないか、などを不動産会社に確認しましょう。

ブランズタワー豊洲は、管理会社である「東急コミュニティ―」に業務を委託しているので、修繕費の回収含め問題なく機能しています。

4-2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安

中古マンションを購入するときの初期費用は下記の項目が必要となり、一般的に物件価格の「6~13%」が目安です。

上記の中で一番高額な費用となるのが「仲介手数料」です。仮に5,000万円の物件を購入する場合は「約171万円（税込）」が仲介手数料として必要です。

ただ、ブランズタワー豊洲の売り出し物件の中でも、部屋によっては「仲介手数料半額や無料」で購入できることもあります。

以下のイメージのように、階数が違うだけで内装や眺望が変わらない場合は、価格が高くても仲介手数料を含めた合計額で選んだ方がお得になることもあります。

ブランズタワー豊洲のような大型マンションだと、上記のようなケースも多いので、売り出し中の部屋をすべて確認して、後悔しない選択をしましょう。

4-3. 相場価格を把握していれば騙されない

中には相場以上の価格で売られているマンションもあり、高値でつかまされる可能性もあるので注意しましょう。

また、売るときはいくらぐらいで売れるのかも、調べておいたほうがよりいいでしょう。

相場価格を知りたい場合は不動産会社に聞いてもいいですが、都合のいい情報しか教えてくれない可能性もあるので、ネット上で確認することがおすすめです。

ネットで調べる場合は、下記2サイトの情報量が多いので活用してみましょう。

• 国土交通大臣指定の不動産流通システム：レインズマーケットインフォメーション
• 国土交通省が運営するWEBサイト：不動産情報ライブラリ

ブランズタワー豊洲が建つ”豊洲エリア”は、分譲マンションが多いエリアなので、必ず近隣マンションの価格を把握するようにしてください。

また、ブランズタワー豊洲内でも、「類似の部屋が過去に安く取引されていた」なんてケースもあり得るので、損しないために必ず自分でも見ておきましょう。

4-4. 一生住む予定でも資産価値は重要

一生住むと決めて購入した物件でも、ライフスタイルや仕事の影響で将来売却することになる可能性はゼロではないため、資産価値は非常に重要です。

下記の観点で少しでも価格が落ちにくいマンションを選んでおけば、最悪売ればいいので、リスクは少ないです。

• 立地：何年先でも人気のエリア、特に駅から近い物件を選ぶ
• ブランド：大手が力を入れていて、知名度・ステータスの高いブランドを選ぶ

特に重要なのが立地で、不動産において最も重要な要素と言っても過言ではありません。

正直、立地さえ良ければ入居者も後を絶たないので、最悪賃貸で貸し出せば大損はしません。

反対に、今後の人口減少とともに住みたい人がいなくなるエリアでは、十分な修繕もできず、スラム化がより深刻化していく可能性があります。

ブランズタワー豊洲は、大手デベロッパーの”東急不動産”を含む計4企業が共同で開発し、準大手ゼネコンの熊谷組が施工した文句のつけようがない高級ブランドマンションなので、資産価値は下がりにくいといえるでしょう。

4-5. 将来を考えて階層を検討すること

マンション=高階層と考える人もいますが、それぞれにデメリットがありますので、階層ごとのデメリットを確認しましょう。

今は、高層階の景色が魅力的でも、数十年後もそうなのか将来を見据えて考えてみましょう。

また、最近人気なのは、10~19階のいわゆる中階層で、上記のデメリットをあまり感じずに暮らせるはずです。

ブランズタワー豊洲周辺には高い建物が多いですが、部屋の方角を重視して選べば、眺めがいい部屋はたくさんあります。

そのため、階数関係なく別の方角の部屋が売り出されていたら、必ず確認して比較検討してみましょう。

4-6. マンションごとにルールが異なる

どのマンションでも必ずルールが決められているため、すべて確認してから購入するようにしましょう。

特に下記3つの内容は知っていないと後々トラブルにつながるので注意しましょう。

ブランズタワー豊洲の場合、ペットを飼うことができ、共用部にはペット用足洗い場も用意されています。

また、条件によって楽器の演奏も可能ですので、必要な方は演奏できる楽器の種類や時間帯などを契約前に確認しておきましょう。

洗濯物に関しては、強風や建物の景観保持の観点からバルコニーに干すことは原則不可となっています。なお、室内には浴室乾燥機が完備されています。

住民からの口コミも参考にする

実際にブランズタワー豊洲に住んでる人たちの口コミも、検討するときの参考になります。

「マンションコミュニティ」というサイトに、住民が自由に書き込める掲示板があるので、確認しておきましょう。

4-7. 実際に内見で住みやすさを確認すること

実際に住んで満足できるかも、じっくり見ておく必要があります。

下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内見時に確認しましょう。

必ず複数の物件を見ること

分譲マンションに住んだことがない方は、複数の物件を内見した上で決定するといいでしょう。

同じエリア、同じ条件の物件を多くチェックできれば物件ごとのデメリットや相場がわかってくるはずです。

必ず3棟以上の物件をここまでの観点含め、確かめるようにしましょう。

共有施設を精査すること

あなたの欲しい共用施設が付いているかは、必ず確認、精査すべきです。

ただ、「共用施設が豊富」は一見メリットですが、デメリットでもあります。

共用施設が大型マンションの魅力の1つではありますが、管理費や修繕積立金が高くなる傾向にあるので、使わない共用施設は費用の「払い損」につながります。

自分に必要ない共用施設はどれくらいあるか、費用を考慮したときにコスパはどうかも判断材料にしましょう。

きちんと使えるかも要確認！

例えば、1000戸の入居者がいるマンションに、1つしかゲストルームがなかった場合、単純計算で3年に1回しか順番が回ってきません。

入居者に対して十分な設備があるかも確認しておきましょう。

ブランズタワー豊洲には、無駄と思われがちなプールや大浴場はついてないので、費用の「払い損」と感じることはないでしょう。

また、ゲストルームは3つ用意されているため、他のタワーマンションよりも使い勝手はいいといえます。

4-8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

中古マンションを購入するときは、どの不動作会社に案内から購入までの手続きを任せるかが、とにかく重要です。

新築マンションであれば売主が直接購入者を募集するので信用性はありますが、中古の場合、全く関係ない仲介会社でも購入を斡旋することは可能です。

このとき、自社の利益しか考えていない仲介会社だと、無理やり購入を迫られたり、必要以上にしつこい営業をされることがあるので注意が必要です。

ただ、初めて中古物件の購入を検討している人が仲介会社を見極めるのは困難なので、下記の観点から東証一部上場企業のLIFULLが運営する「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのがおすすめです。

• どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる
• 営業をしないと公言している
• 希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

※「HOME’S 住まいの窓口」は、あなたの要望を聞いた上で、最適な不動産会社を紹介してくれるサービスです。

どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる

特定のタワーマンションのみを紹介してきたり、オーナーと癒着している不動産会社に相談すると、デメリットを隠されたり、他社のマンション情報を教えてくれません。

この場合、本当にあなたが理想としている物件を購入することができず、一生に一度の物件購入が失敗に終わってしまうでしょう。

「HOME’S 住まいの窓口」は特定の物件や不動産会社を勧めないと公言しており、中立に「本当にその物件でいいのか」「どの不動産会社に依頼するのがベストか」アドバイスをくれます。

営業をしないと公言している

不動産販売業者の中には、お願いした物件以外にも複数の物件を営業してくる会社もあります。

「HOME’S住まいの窓口」は「あなたが希望しない限りは営業しない」と宣言しています。

また、紹介された不動産業者からの営業がわずらわしい時は、「HOME’S 住まいの窓口」に相談すれば代わりに断ってもらえます。

希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

中古マンションを買う場合、そのマンションの取引実績が多い不動産会社を選んだ方が失敗しにくいです。理由は、メリットはもちろん、デメリットもきちんと把握していて目玉物件を扱っていることも多いからです。

極端な話、ファミリー用の大型マンションを希望しているのに、投資用ワンルームマンションがメインの不動産会社に相談しても、大型マンションの優良な情報は得られません。

「HOME’S 住まいの窓口」であれば、業界の裏事情にも精通していて、希望しているマンションに特に詳しい不動産会社や担当者を紹介してくれるので効率的です。

以上のことを踏まえると、「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのが最も騙されにくく、失敗しにくいです。

また、相談する前に、気になる物件をいくつか絞った方がより的確なアドバイスをもらえるので、ブランズタワー豊洲以外のマンションも見ておきましょう。

• HOME’S住まいの窓口公式ページ：https://www.homes.co.jp/counter/

5. ブランズタワー豊洲と合わせて検討したいマンション3選

他にも、豊洲エリアでブランズタワー豊洲と合わせて検討する人の多いマンションを紹介します。

5-1. シティタワーズ豊洲ザ・ツイン

引用：住友不動産株式会社

「シティタワーズ豊洲ザ・ツイン」は、地上48階地下1階建、1,063戸ある、高級タワーマンションです。

設計・施工はスーパーゼネコンである「鹿島建設」が担い、2009年に住友不動産を代表するブランドマンションとして誕生しました。

スカイラウンジやゲストルームなど生活を豊かにしてくれる共用施設が充実しており、高級マンションならではの環境を求める方におすすめです。

過去に売り出されていた部屋の例

サウスタワー

ノースタワー

アクセス

• 豊洲駅（有楽町線・ゆりかもめ）・・・徒歩5分

5-2. ザ・豊洲タワー

引用：公式パンフレット

「ザ・豊洲タワー」は、三井不動産レジデンシャルが手がける地上43階地下1階建、825戸の高級タワーマンションです。

ラウンジやフィットネスルームなど10個以上の共用施設が利用できるため、高級マンションならではの環境を求める方におすすめです。

また、1LDK〜4LDKまで間取りがあるため、一人暮らしから家族暮らしまで、自分のライフスタイルに合わせた部屋が検討できます。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 豊洲駅（有楽町線・ゆりかもめ）・・・徒歩6分

5-3. アーバンドックパークシティ豊洲タワー

引用：公式パンフレット

A~C棟まである「アーバンドックパークシティ豊洲タワー」は、三井不動産レジデンシャルが手がける計1,481戸のタワーマンションで、2008年2月に建てられました。

53階のA棟と32階のB棟がいわゆるタワーマンションで、建設業界最大手である「鹿島建設」の制震構造で施工されたため、耐震性も整っています。

また、プールやゲストルームなど10以上の施設が集まっているANNEX棟がA棟とB棟の間に存在し、タワー棟の入居者なら住んでいる棟に関係なく利用可能となっています。

過去に売り出されていた部屋の例

A棟

B棟

なお、2棟の価格に大きな差はありませんが、人気の方角によっては類似の部屋でも差が出ることがあります。

アクセス

• 豊洲駅（有楽町線・ゆりかもめ）・・・徒歩7分
• 月島駅（有楽町線・大江戸線）・・・徒歩15分

6. まとめ

ブランズタワー豊洲について、購入前に知っておいてほしいことをまとめましたが、いかがでしたか？

ブランズタワー豊洲は、駅近で周辺環境が整っており、共用施設やコンシェルジュのサービスも充実している住みやすい高級マンションです。

ただし、建物のグレードが高く、立地にも恵まれているせいか、価格が相場より高いため、周辺の複数のタワーマンションとも比較し、納得した上で契約に進みましょう。

また、ブランズタワー豊洲は治安のあまり良くない地域に建っているため、女性の方や小さなお子さんのいる家族の方は注意して検討しましょう。

なお、内覧の際にはマンション周辺の雰囲気もしっかりと確認しておきましょう。

さらに、ブランズタワー豊洲の建つ地域は、大地震が発生した際の液状化のリスクがあります。

そのため、液状化に絶対に悩みたくない方は、海や河川の近くに建つタワーマンションは避け、なるべく高台にある物件を選びましょう。

このページがあなたの住居選びのお役に立てることを心から祈っています。

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