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賃貸

要注意!デザイナーズマンションを賃貸する前に絶対知っておくべき注意点

「デザイナーズマンションを賃貸したい!」「どうやって賃貸のデザイナーズマンションを選べばいいの?」などデザイナーズマンションの賃貸に興味を持っていませんか?

デザイナーズマンションには借りる前に知っておくべき注意点があり、知らずに契約すると「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクがあります。

長年不動産業界で働いた経験から、デザイナーズマンションを賃貸する前に知っておくべきこと、後悔しないためのコツなどを以下の流れで解説をしていきます。

  1. デザイナーズマンションを賃貸する前に知っておくべき7つの注意点
  2. デザイナーズマンションは賃貸すべきでないのか
  3. デザイナーズマンションを賃貸して後悔しないために重要な4つのこと
  4. デザイナーズマンション選びにおすすめの賃貸サイト2選と探し方
  5. プロが選ぶ賃貸におすすめのデザイナーズシリーズ5選

すべて読めば、デザイナーズマンションを借りる際の注意点から、失敗しない探し方などデザイナーズマンションを賃貸する前に知っておくべきすべてのことがわかります。

目次

1.デザイナーズマンションを賃貸する前に知っておくべき7つの注意点

私は過去に、デザイナーズマンションを多く扱う不動産会社で仲介業務を担当し、多くのお客様にデザイナーズマンションを案内してきました。

たくさんの方から、いい意見・悪い意見を聞いてきた経験をもとに、デザイナーズマンションを賃貸する前に必ず下記のことを知っておくことをおすすめします。

デザイナーズマンションの注意点

  • 賃料が相場より格段に高い
  • コンクリート打ち放しのデザインは不便が多い
  • メゾネットタイプの物件は騒音がひどいことがある
  • バス・トイレ・洗面所が一緒になっている物件が多い
  • ベランダがない物件が多い
  • 退去時の修繕費用が割高なケースが多い
  • 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

1-1.賃料が相場より格段に高い

デザイナーズマンションは、一般的な物件に比べて建築費用が高くなります。

そのほかにも、有名建築家で設計デザインしたような物件だと、さらに賃料は高くなります。

参考までに、過去に募集されていた赤坂のワンルームマンションで比較すると以下の通りになります。

デザイナーズ築年月平米数賃料(管理費)
エルスタンザ赤坂2004年35.52㎡24万円(0.8万円)
モデュロール赤坂✖️2004年32.34㎡17.2万円(1.05万円)

上記のとおり、築年月も部屋の大きさもほぼ一緒ですが、7万円近く賃料が高く募集されているのです。

賃料は貸主の言い値で決められることがほとんどです。「デザイナーズだから」と上乗せされている可能性が高いため、必ず他の物件と比較するようにしましょう。

個人オーナーが建てた物件は高くなりがち

個人オーナーが建築家に設計デザインを依頼して、建てたデザイナーズ物件は賃料が高くなりがちです。

このような物件だと、デザイン性は高くおしゃれですが、オーナーの希望で使用する設備まですべてこだわって作るので、建築コストが高くなってしまいます。

このことから、理想はデザイナーズマンションに特化した会社が作っている物件なので、内覧の際「この物件のオーナーは個人・法人どちらですか?」と確認してみましょう。

1-2.コンクリート打ち放しのデザインは不便が多い

デザイナーズマンションの代表ともいえる「コンクリート打ち放し」のデザインですが、不便が多いことでも有名です。

夏場は湿気がたまりやすくジメジメした部屋となり、冬は暖房をつけても非常に寒く、結露がひどいので、覚悟した上で検討しましょう。

また、2000年以前に建てられたコンクリート打ち放しの物件だと、壁裏に断熱材を使っていないことが多く、余計に寒く結露にも悩まされるので、古い物件は注意しましょう。

コンクリート打ち放し物件なら2010年以降のものを

築浅の物件であれば、断熱材を使って暖房効率や結露の面も考慮して作られています。また、湿気に関しても、換気口を必要箇所に設けるなど、配慮して設計されているのでおすすめです。

なので、湿気や結露に悩まされたくない人は、2010年以降に建てられたデザイナーズマンションを選びましょう。

1-3.メゾネットタイプの物件は騒音がひどいことがある

デザイナーズマンションで人気の部屋が2階層になっているメゾネットタイプがある物件は、階段の上り下りをするときの騒音が気になるとよく耳にします。

特にらせん階段や隙間のあるタイプの階段は、コンクリートで固定されていないので余計に響きやすいです。

デザイナーズ物件でよくあるメゾネットタイプですが、外観や内装のおしゃれさだけで決めないように注意しましょう。

カスタリアのメゾネットイメージ

引用:モリモトクオリティ

1-4.バス・トイレ・洗面所が一緒になっている物件が多い

デザイナーズマンションには、ホテルのような仕様にしている物件も多く、バス・トイレ・洗面所が一緒のデザインがあります。

昔ながらの3点ユニットタイプではありませんが、普段の生活を考えると使いにくいデザインといえるでしょう。

なので、マンションの外観や部屋の内装だけで決めることなく、実際に使用することをイメージして検討することが大切です。

ユニットバスのイメージ

引用:モリモトクオリティ

1-5.ベランダがない物件が多い

デザイナーズマンションは、外観のデザイン性を高めるためにベランダを付けていない物件が多く、洗濯物や布団はすべて室内に干す形となります。

このとき、浴室乾燥機が付いていれば浴室で対応できますが、古い物件には浴室乾燥機が付いていないことが多いので、不便に感じるケースが多いです。

また、コンクリート打ち放しの部屋で室内干しすると、余計に湿気がたまりカビが生えることが予想されるので注意しましょう。

1-6.退居時の費用が割高なケースが多い

退居時は、通常室内クリーニングだけで済みますが、故意的に設備を破損してしまった場合には多額の費用を請求されるケースがあるので、注意しましょう。

理由として、デザイナーズマンションの設備はオーナーがこだわって選んでいることが多く、海外製のものが使われている可能性があるからです。

そのような場合、新たに交換するのにかかった費用は、入居者負担として敷金から差し引かれるケースが多いので気をつけてください。

下記のように、実際に悩んでいる方も多いです。

口コミ・評判

Mさん(37歳)
退去するときの引っ越し作業中に、誤って洗面台の受け皿のような洗面ボウルを割ってしまい、管理会社に報告したところ新たに交換する必要があると言われ、海外製のものだから費用が高くなるかもとのことでした。
後日、修繕費の精算書が送られてきて確認したところ、洗面ボウルだけで15万円も差し引かれていました。
あまりにも高いと感じたので、少しでも安くできないかと相談しましたが、こちらの不注意だったのでどうすることもできなかったです。
デザイナーズマンションに住んだことに後悔はないですが、次に引っ越すときはオーナーのこだわりが強すぎない部屋を選ぼうと思いました。

このように、通常気にすることではない設備を交換する金額ですが、不注意で破損してしまうと弁償することも起こりうるので、注意しましょう。

1-7.使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

デザイナーズマンションを扱っているサイトならどこも同じでしょ?と思うかもしれませんが、サイトによって掲載されている物件数は異なります。

デザイナーズマンションの賃貸で有名な「RENOSY」と賃貸サイトNo1の「SUUMO」の物件数を「東京都港区のデザイナーズマンション」で比較すると下記のように、大きな差があります。

RENOSYSUUMO
93件12,025件

あなたに最もフィットした物件とも使うサイト次第では出会えないのです。

なんとなく「デザイナーズマンションをたくさん扱ってそう」という理由で選ぶと、ベストな選択から遠のきます。

このページで賃貸サイトも比較していきますが、デザイナーズマンションを選ぶのにおすすめなのは大手の下記2サイトです。

2.デザイナーズマンションは賃貸すべきでないのか

では、デザイナーズマンションは借りない方がいいの?という方もいるかもしれませんが、上記の注意点が発生するかは物件次第です。

デザイナーズマンションの注意点を理解した上で、物件選びをしっかりすれば上記の問題で悩みにくくなります

反対に、私が今までに仲介してきた方々に聞いた、デザイナーズマンションに住んで良かったというメリットはたくさんあります。

2-1.デザイナーズマンションのメリット

  • とにかくおしゃれで他とかぶらない
  • 自信を持って友人を招くことができる
  • 中庭などの共有部が魅力的
  • 無垢の床材などの天然素材を使っている部屋がある
  • 水回り設備のグレードが高い
  • コンクリート打ち放しは防音性が高い
  • メゾネットタイプは天井が高く開放的
  • マンション住人の質が高い
  • モチベーションが上がる

上記のようなメリットを受けられるので、デザイナーズマンション自体はおすすめです。

「デザイナーズマンションに住んで良かった」という人の声

住んで良かったという人の声を2名分紹介します。

口コミ・評判

M・T さん(31歳・東京都のデザイナーズマンションを賃貸)
室内は無垢材のフローリングで温かみがあって落ち着いた印象ですが、所々コンクリート打ち放しの壁や天井があって、すごく洗練されたデザインです。
聞いたところ、壁が外に面する部分には断熱材が入っているため、冬場も快適に過ごせるとのことだったので、信じて借りることにしました。
実際に住んでみての感想ですが、梅雨の時期でもジメジメすることもなく、冬も寒すぎると感じることはなかったので非常に快適です。
女性からは「住んでる部屋もおしゃれだね!」とウケもいいので、引越して本当によかったと感じています。

口コミ・評判

S・Y さん(28歳・東京都のデザイナーズマンションを賃貸)
メゾネットタイプの1LDKに彼女と二人で住んでますが、すごく生活しやすいです。
前に住んでた部屋はリビングの横に寝室があって、夜中や早朝は気を遣いながら生活してましたが、メゾネットタイプだと上下に部屋が分かれていて気にならないので、不便に感じることがなくなりました。
あと、マンションの中庭に入居者専用のBBQができるスペースがある点もすごく気に入りました。月に1回ぐらいのペースで友人を呼んでBBQしているので、優越感を感じることも多いです。

2-2.失敗しないためのポイントとは

上記のように、うまくいっている人も、失敗する人も中にはいますが、デザイナーズマンションの賃貸で失敗しないポイントは

「デザイナーズマンションの特性を理解した上で、とにかくたくさんの物件を吟味して、実際に住む想定をした上で契約すること」です。

ここまでデザイナーズマンションの現実をお伝えしてきましたが、実際何をどうすれば失敗しないのか次の章で具体的に解説します。

部屋探し自体に消極的になってほしいというわけではなく、契約するまではお金がかかることはありませんし、いつでもキャンセル可能なので、物件探しは気軽に始めましょう。

3.デザイナーズマンションを賃貸して後悔しないために重要な4つのこと

注意点やメリットを踏まえ、デザイナーズマンションに住んで後悔しないためにも下記のポイントを意識しましょう。

  • デザイナーズマンションに強い賃貸サイトを活用し、選択肢を増やす
  • 複数の不動産会社に会うこと
  • 複数の物件を内覧し比較すること
  • 住むシミュレーションをしっかりした上で契約する

3-1.デザイナーズマンションに強い賃貸サイトを活用し、選択肢を増やす

1件でも多くの候補の中から選んだ方が理想の物件を見つけやすいですが、先ほども紹介した通り、サイトによって出会える物件数が異なります。

そこで、下記のように、主要なエリアごとのデザイナーズマンションの掲載物件数を比較しました。

東京都港区のデザイナーズマンション数東京都新宿区のデザイナーズマンション数大阪府大阪市のデザイナーズマンション数
SUUMO12,025件10,192件49,539件
HOME’S8,250件3,130件16,530件
at home1,035件1,119件4,541件
CHINTAI755件739件538件
RENOSY93件39件
goodroom29件69件138件
R-STORE143件62件
  • 記事作成時点で、パソコンから検索した際に検索結果にでた物件数です
  • サイトごとに物件数の計算方法が違う可能性があります
  • 「-」はデザイナーズマンションで検索機能/特集が確認できなかったサイト

基本的に「SUUMO」がダントツ、エリアによっては強い「HOME’S」を使えば、ほぼ全ての賃貸デザイナーズマンションを網羅できると言っても過言ではありません。

反対に、他の賃貸サイトだと、出会えない物件も多く、組み合わせて使うことがおすすめです。

複数業者が掲載するポータルサイトを使おう

SUUMO」「HOME’S」など、比較表の赤字で示した業者は不動産ポータルサイトと呼ばれ、下記のように、たくさんの不動産会社がお金を払って、自分の会社が扱う物件を持ち寄って載せているサイトです。

デザイナーズマンションの場合、同じ建物でも部屋ごとに扱っている不動産会社が違うということもあり、それらをまとめて見れるため、より理想の物件を調べやすいです。

一方、青字で示したサイトは不動産会社が「うちではこんな物件を扱える」と掲載しているだけのサイトですので、物件数は限られます。

3-2.複数の不動産会社に会うこと

マンションの内覧は必ず行きましょう。その際、注意すべきなのが、「複数の不動産会社」を通して内覧することです。

理由は、賃貸において「ここの会社のスタッフは優秀」ということが原則なく、「スタッフによる」からです。

「複数の不動産会社」を使えば、それだけ多くのスタッフに出会え、その中から知識も豊富で親身になってくれる人を選べるため、2社以上の会社を使うようにしましょう。

そのため下記の観点を満す営業マンにお願いするのがいいでしょう。

いい営業マンの条件

  • 知識も誠意もあり、あなたの質問に即答してくれる
  • あなたの希望を満たす物件を複数教えてくれる
  • とりあえずの内見も快く対応してくれる
  • 物件の悪い面も教えてくれる
  • 契約を急かしてこない

不動産会社は他社の物件でも案内することができます。

営業マンの対応が悪い時、別の不動産会社に相談すれば、その物件を紹介してくれることも多いです。

また、上記5つの観点を満たす営業マンを1人知っておけば、今後の引越しの際も相談できます。

また、それぞれの会社が持っている「掘り出し物件」を教えてくれることがあるので複数に問い合わせることにはメリット満載です。

それぞれの会社から紹介してもらい、いい物件に出会ったら、一番信用できそうな不動産会社のスタッフにお願いするようにしましょう。

3-3.複数の物件を内覧し比較すること

また、必ず複数物件を見て、比較することがおすすめです。

複数物件を見ることで、エリアの相場感もハッキリしますし、本当にあなたに合った物件を見つけやすくなります。理想は5件ほど見るのがおすすめです。

特に、下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧したときに確認しましょう。

周辺環境駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認)
坂道や踏み切りなど、不便に思う環境ではないか
墓地や病院、警察署など、不人気な条件となる環境ではないか
高速道路や線路沿いなど、騒音が気になる環境ではないか
スーパーやコンビニは近くにあるか
マンションの共用部エントランス・エレベーター・ゴミ置場などの清掃は行き届いているか
定期的にマンションのメンテナンスが行われているか
防犯カメラは必要箇所に備え付けられているか
1ギガの光回線の環境が整っているか(古い物件は通信速度の遅い100メガしか契約できないことがある)
宅配BOXの個数をチェックする(大小合わせて6個程度が理想)
部屋電波が入りやすいか(不便なく電話できる部屋か)
コンクリート打ち放しの物件は断熱材が使われているか
収納スペースは十分にあるか
壁が薄くないか(軽く叩いてみる)
メゾネットタイプの場合、騒音は響きやすいか
プライバシーは守られているか(ガラス張りの部屋だと外から丸見えのケースが多い)

特に重視するのは周辺環境

デザイナーズマンションの一部は、立地条件が悪い立地に建てられることもあります。

理由は、一般的な賃貸マンションを建てても入居者が集まらないので、おしゃれなデザイナーズマンションで注目を集めて入居者を募集するためです。

なので、デザインだけで決めることなく、実際に駅から歩いて周辺環境を必ずチェックするようにしましょう。

3-4.住むシミュレーションをしっかりした上で契約する

ここだ!という物件に出会えた後も、もう一度このページで紹介したポイントを振り返りましょう。

特に「近隣の相場と比べて家賃は高すぎないか」、このページで解説してきた「周辺環境に不便はないか」を考えることがおすすめです。

また、物件によっては、住人の口コミを見れるサービスもあるので、物件名を入力して口コミが出ているか確認しておくことがおすすめです。

おすすめサイト:マンションノート

マンションノート」は、100万件以上の口コミが投稿される、日本最大級のマンション口コミサイトです。

今住んでいるマンションの口コミを投稿すれば、無料で口コミを見ることができます。

4.デザイナーズマンション選びにおすすめの賃貸サイト2選と探し方

先ほどの比較の通り、デザイナーズマンションは「SUUMO」「HOME’S」で探すのがおすすめです。

それぞれがどんなサイトなのか、またどうやってデザイナーズマンションで検索すればいいかを解説していきます。

4-1.SUUMO:物件数No1!大手が運営する最大級のポータルサイト

SUUMOの公式HP

SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。

数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。

デザイナーズマンションを含めると700万近くある物件を様々な切り口で検索ができ、下記のようにさまざまな要望で物件を絞り込めます。

  • 「デザイナーズマンション×リノベーション」
  • 「デザイナーズマンション×ルーフバルコニー」

SUUMOでデザイナーズマンションを探すには?

路線やエリアを絞った後、「検索条件追加」から「すべてのこだわり条件」を選択、「デザイナーズ物件」にチェックをすればデザイナーズマンションだけを絞り込めます。

スーモの検索手順

SUUMOのデータ

運営会社株式会社リクルート
掲載物件数約750万件
対象エリア全国
URLhttps://suumo.jp

4-2. HOME’S:SUUMOと並ぶ大手ポータルサイト

HOME'Sの公式HP

HOME’S」は不動産だけでなく、引越しや介護など暮らしに関連するサービスを提供する上場企業、株式会社LIFULLのポータルサイトです。

こちらも物件数は常時500万件掲載されていて、エリアによってはSUUMO以上にデザイナーズマンションの掲載数があります。

使いやすさも申し分なく、SUUMO同様ストレスなく使えます。より幅広い物件を見たい、という方はSUUMOと合わせて使うことで、よりたくさんの物件を調べることが可能です。

HOMESでデザイナーズマンションを探すには?

エリアや路線を絞ったら「詳細条件を指定する」を押し、ページ下部にある「デザイナーズ 」にチェックをすればデザイナーズマンションだけを絞れます。

ホームズの検索手順

HOME’Sのデータ

運営会社株式会社LIFULL
掲載物件数約500万件
対象エリア全国
URLhttps://www.homes.co.jp/chintai/

5. プロが選ぶ賃貸におすすめのデザイナーズシリーズ5選

基本的に、「SUUMO」「HOME’S」で、重視するポイントで絞り込めば、選びやすいはずです。

ただ、最近はデザイナーズマンションの数が多くなっていて、一部では借りたあとに後悔するような部屋もあるので、選ぶのに苦労するかもしれません。

そこで、賃貸の営業をしていた経験から、デザイン性、品質、物件数などを踏まえて特に賃貸でおすすめしたいデザイナーズマンションを紹介します。

オススメは不動産会社が手がけるシリーズ物件

中堅企業〜大手が手がけるデザイナーズマンションであれば、デザインや品質が高い水準で作られているため、住んだあとに失敗しにくいです。

なので、後悔しないおしゃれなデザイナーズマンションがいい人は下記のシリーズから選びましょう。

シリーズ名物件数おすすめポイント
5-1.カスタリアシリーズ90棟〜東京を中心にレベルの高いデザイナーズマンションを数多く展開している大手不動産会社のシリーズ物件。
5-2.プラウドフラットシリーズ50棟〜1K・1LDKタイプを中心に分譲マンションのノウハウを活かして建てられているデザイナーズシリーズ。
5-3.アークハウスシリーズ15棟〜メディアにも取り上げられるおしゃれなデザイナーズマンションを展開している。
5-4.モデリアシリーズ30棟〜有名建築家が手がけるハイグレードなデザイナーズマンションシリーズ。
5-5.ZOOMシリーズ25棟〜分譲マンションならではの高いクオリティに加え、開放的な室内空間が好評。

5-1.カスタリアシリーズ

カスタリア渋谷櫻丘のイメージ

カスタリアシリーズ」は、モリモトクオリティが手がけるデザイナーズシリーズです。

大手不動産会社が企画開発しているので、都心の一等地にも数多くのマンションが建てられています。

また、カスタリアシリーズには「GOOD DESIGN賞」を受賞するほど、レベルの高いデザイナーズマンションを展開しています。

「GOOD DESIGN賞」を受賞したカスタリアのマンション外観

カスタリアの外観デザイン

カスタリアシリーズの部屋の内装

カスタリアの室内イメージ

上記引用:モリモトクオリティ

過去に募集のあった部屋の例
物件間取り面積家賃(管理費)敷金/礼金
カスタリア広尾1R41.30㎡18.5万円(0.8万円)1ヶ月/1ヶ月
1LDK58.50㎡26.3万円(1万円)1ヶ月/1ヶ月
カスタリア麻布十番Ⅱ1R30㎡17.4万円(0.6万円)1ヶ月/1ヶ月
1LDK39.53㎡22.4万円(1万円)1ヶ月/1ヶ月
カスタリア祐天寺.1DK35.57㎡14.6万円(0.8万円)1ヶ月/1ヶ月
2SK44.43㎡20.1万円(1万円)1ヶ月/1ヶ月

これらの物件は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

カスタリアシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「カスタリア辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。

5-2.プラウドフラットシリーズ

プラウドフラットの公式HP

プラウドフラットシリーズ」は、野村不動産が手がけるデザイナーズシリーズです。

間取りは1K・1LDKタイプが中心で、コンパクトなデザイナーズマンションとして、一人暮らしやカップルから人気があります。

野村不動産を代表する分譲マンション「プラウド」のノウハウを活かして作られているため、細かな部分までクオリティの高いマンションです。

プラウドフラットシリーズのマンション外観

プラウドフラットの外観エントランス

プラウドフラットシリーズの部屋の内装

プラウドフラットの内装

上記引用:野村不動産

過去に募集のあった部屋の例
物件間取り面積家賃(管理費)敷金/礼金
プラウドフラット新宿御苑1R30.33㎡13.7万円(0.8万円)1ヶ月/1ヶ月
プラウドフラット白金高輪1K23.37㎡12.2万円(0.7万円)1ヶ月/1ヶ月
プラウドフラット中落合1K25.37㎡10.6万円(0.8万円)1ヶ月/1ヶ月
プラウドフラット戸越公園1K22.32㎡10.8万円(0.8万円)1ヶ月/1ヶ月

これらの物件は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

プラウドフラットシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「プラウドフラット辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。

5-3.アークハウスシリーズ

日本ビルディングの公式HP

「アークハウスシリーズ」は、東京を中心に「日本ビルディング経営企画」が手がけるデザイナーズシリーズです。

数多くのメディアでも特集されるほど、おしゃれなデザイナーズマンションが多く、メゾネットタイプの設計デザインを得意としています。

また、古い物件の部屋はフルリノベーションすることにより、オリジナリティあふれるデザインに生まれ変わって新たに募集されます。

アークハウスシリーズのマンション外観

アークハウスのマンション外観

アークハウスシリーズの部屋の内装

アークハウスの部屋の内装

リノベーションした部屋の内装

ARKHOUSEの室内イメージ

上記引用:日本ビルディング

過去に募集のあった部屋の例
物件名間取り階数面積家賃(管理費)敷金/礼金
アークハウス1SLDK473.98㎡35万円(1万円)2ヶ月/1ヶ月
アークハウス自由が丘1LDK154.87㎡21.8万円(1.5万円)1ヶ月/1ヶ月
アークコート若松町2LDK266.81㎡24.2万円(1.5万円)2ヶ月/1ヶ月
Esplanade1LDK171.14㎡27.6万円(1.8万円)2ヶ月/1ヶ月

これらの物件は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

5-4.モデリアシリーズ

アルファーマネジメントの公式HP

「モデリアシリーズ」は、アルファーマネジメント&パートナーズが手がけるデザイナーズシリーズです。

どの物件も有名建築家が設計デザインしているので、デザイナーズマンションの中でも群を抜いてレベルの高いシリーズといえるでしょう。

コンクリート打ち放しのデザインが多いですが、湿気や結露など細かな部分まで配慮されて設計されているので、安心して過ごせるデザイナーズマンションです。

モデリアシリーズのマンション外観

モデリアシリーズの外観イメージ

モデリアシリーズの部屋の内装

コートモデリアの内装イメージ

上記引用:COVO

過去に募集のあった部屋の例
物件名間取り階数面積家賃(管理費)敷金/礼金
コートモデリア六本木1R437.34㎡20万円(1.2万円)1ヶ月/1ヶ月
コートモデリア赤坂1LDK150.24㎡28.8万円(1.5万円)1ヶ月/1ヶ月
コートモデリア表参道1R227.80㎡15万円(1万円)1ヶ月/1ヶ月

これらの物件は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

5-5.ZOOMシリーズ

ZOOMの公式HP

「ZOOMシリーズ」は、トーシンパートナーズが手がけるデザイナーズシリーズです。

分譲マンションならではの高いクオリティが好評で、一人暮らしからファミリーまで、幅広い層に人気があります。

窓が大きく天井も高いので、開放感ある室内空間が特徴的なデザイナーズマンションとなっています。

ZOOMシリーズのマンション外観

ZOOMのマンション外観

ZOOMシリーズの部屋の内装

ZOOMの室内イメージ

上記引用:トーシンパートナーズ

過去に募集のあった部屋の例
物件名間取り階数面積家賃(管理費)敷金/礼金
ZOOM六本木1LDK1251.03㎡33万円(2万円)1ヶ月/1ヶ月
ZOOM芝浦1K226.50㎡12.5万円(1万円)1ヶ月/1ヶ月
ZOOM両国1LDK1050.07㎡17.6万円(1.7万円)1ヶ月/1ヶ月

これらの物件は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。

6. まとめ

デザイナーズマンションを賃貸する前に知っておくべきことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

改めて注意点をお伝えすると、下記の7つです。

デザイナーズマンション賃貸の注意点

  • 賃料が相場より格段に高い
  • コンクリート打ち放しのデザインは不便が多い
  • メゾネットタイプの物件は騒音がひどいことがある
  • バス・トイレ・洗面所が一緒のデザインが多い
  • ベランダがない物件が多い
  • 退去時の修繕費用が割高なケースが多い
  • 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い

上記に悩むことのないよう、以下のポイントに気をつけてマンションを選んでいきましょう。

  • SUUMO(https://suumo.jp)、HOME’S(https://www.homes.co.jp)などの、デザイナーズマンションに強いサイトを使う
  • 複数の不動産会社を通して、複数物件を内覧して選ぶ
  • デザイナーズマンションの特性を理解した上で、とにかくたくさんの物件を吟味して、実際に住む想定をした上で契約する

このページがあなたのお部屋探しのお役に立てることを心から祈っています。