迷惑な電話なしで引越し見積もりを取るための全手段|目的別にプロが解説!
「電話なしで見積もりは取れる?」「不要な電話をもらいたくない」など、電話なしで引越しの見積もりを取りたいと考えていませんか?
迷惑な電話を減らして見積もりを取る方法は存在します。さらに、電話を一切もらわずに見積もりを取ることも可能ですが、逆に手間がかかるため、注意が必要です。
このページでは、引越し会社で4年間営業をしてきた筆者が、電話をもらわずに見積もりを取る方法、より手間がなく快適に見積もりを取る方法について以下の流れで解説します。
- 電話なしで見積もりはできる?パターン別のおすすめの方法
- 電話も訪問もなしで見積もりはとれる?
- 大手15社を比較!おすすめの引越し業者6選
- 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
- 最後の1社を選ぶための選定基準
- その他、連絡を減らし、見積もりを取るための方法
最後まで読めば、電話をもらわずに見積もりを取る方法はあるか、結局どうやって見積もりを取るべきかわかり、余計な電話をもらわずに、快適に見積もりを取ることができます。
目次
1. 電話なしで見積もりはできる?パターン別のおすすめの方法
結論から言うと、引越しの見積もりは電話なしでも可能です。
ただし、その際、絶対意識すべきなのは、「複数社に料金を聞くこと」です。
なぜなら、1社しか見積もりを取らないと、ライバルがいないと思われて、安くなりにくいからです。
ただし、引越しの見積もりを一括サイトなどでとると、大量の業者から一気に電話・メールでの営業が来て、困惑する方も多いのではないでしょうか?
ひどい場合だと下記のように、10以上の業者から一気に電話がかかって来るようになり、対応が大変です。
そこで、上記のような電話連絡に悩まずに複数の引越し業者の見積もりを取るための方法を、以下の2つのケース別に紹介します。
上記ならどちらでもいい場合、①の方法が簡単で、いい業者を探しやすいです。
①しつこい営業電話は嫌だ!「選んだ業者」からだけ連絡が欲しいケース
2~3社からの連絡だけはもらってもいい場合は、「選んだ業者からしか連絡の入らない」見積もりサイトを使いましょう。
上記のような見積もりサイトを使えば、話を聞きたい業者にしか連絡先を渡さないので、一部の業者からしか連絡が来ません。
以下のように、あなたの条件で対応可能な業者の中から、見積もり依頼をする業者を選ぶことができます。
引用:価格.com引越し
上記の画面で、選ばなかった業者からは連絡が来ず、好きな業者とだけやりとりが可能です。
こういったタイプのサイトはいくつかありますが、おすすめなのが、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)です。
理由は下記のように対応業者数が最も多く、またそこから見積もりを希望する業者を選んで依頼ができるからです。
対応業者数 | 業者の希望 | |
引越し侍 | 300社以上 | ◯ |
引越し価格ガイド | 300社以上 | × |
ズバット引越し比較 | 220社以上 | ◯ |
引越し見積もりEX | 210社以上 | × |
SUUMO引越し | 140社以上 | ○ |
LIFULL引越し | 100社以上 | ○ |
価格.com引越し | 100社以上 | ○ |
引越しラクっとNAVI | 60社以上 | ○ |
引越しネット | 30社以上 | ○ |
引越し達人.セレクト | 10社以上 | × |
アットホーム引越し | 10社以上 | ○ |
楽天引越し | 5社以上 | ○ |
比較.com | 3社以上 | × |
引越し侍は、東証一部上場企業の「株式会社エイチーム」が運営する引越し一括見積もりサイトです。
提携業者数は最も多く、下記のようなおすすめの大手業者からも、中小の業者からも見積もりが取れるので、たくさんの選択肢からあなたにあった業者を探せます。
また、下記のように、「概算の価格」「口コミ評価」を元に、根拠を持って見積もり依頼を出す業者を絞れるため、余計な業者に見積もりを依頼することもありません。
ここで選んだ業者からしか連絡は入りませんから、電話連絡に悩まされることもありません。
また、個人情報を伝えずに、あなたの細かい条件で上記の概算価格が出るので、「ネット上だけで料金比較したい」という人にもおすすめです。
引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/
そもそも一括見積もりサイトを使わなければいいのでは?
選んで見積もりを取るだけなら、一括見積もりサイトを使わなくてもいいのでは?と考える方もいるかもしれませんが、以下の理由で一括サイトは使うべきです。
- 業者に「複数社比較している」ことが伝わるので安くなりやすい
- あなたの条件で対応する業者がすぐにわかる
- 依頼を何度もしなくていいので、手間も少ない
より安く、スムーズに見積もりを取るために、一括見積もりサイトは必須です。
本当に選んだ業者からしか連絡は来ない?
基本的に、選んだ業者しか来ませんが、以下のような「インターネットなどの案内」にチェックすると、インターネットなどの営業電話が来ます。
また、上記にこれらのチェックを入れなくても引越し侍から提案の電話が来ることもありますが、不要ならはっきりと断ればしつこくされません。
②どこからも電話を一切もらいたくない!電話番号を伝えたくない場合
「電話が苦手」「仕事中に見積もりを取りたい」など、一切電話をもらいたくない人もいるかもしれません。
そんな方は、SUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp)を使いましょう。
「SUUMO引越し」は、リクルートが運営する引越し見積もりサイトです。
おすすめの理由が、見積もりサイトの中で唯一、電話番号の登録が「任意(してもしなくてもいい)」ということです。
他の一括見積もりサイトは下記のように電話番号の登録が必須なので、電話番号が引越し業者に伝わり、「電話不要」という旨を書いても電話してくる業者が出てきます。
電話番号の登録 | |
SUUMO引越し | 任意 |
引越し侍 | 必須 |
引越し価格ガイド | 必須 |
ズバット引越し比較 | 必須 |
引越し見積もりEX | 必須 |
引越し達人セレクト | 必須 |
価格.com引越し | 必須 |
LIFULL引越し | 必須 |
引越しラクっとNAVI | 必須 |
引越しネット | 必須 |
アットホーム引越し | 必須 |
楽天引越し | 必須 |
比較.com | 必須 |
そのため、電話をもらいたくない場合、SUUMO引越しで、電話番号を入力しないのが最も確実な方法です。
登録したメールアドレスに各社提案のメールが来ますから、それに返信する形で連絡をとりましょう。
SUUMO引越しの注意点
SUUMO引越しには以下の注意点があります。
- 対応業者が少ない
- メールだけで見積もりを終わらせるのは困難
まず、対応業者数は引越し侍の半分以下と少なく、おすすめ業者である日本通運にも対応していません。
たくさんの業者から厳選した方が、安くていい業者に出会いやすいものの、SUUMO引越しはこの面で引越し侍に劣っています。
また、次の章で紹介する通り、メールだけで見積もりを終えるのは困難で、訪問か電話は必須です。
それを踏まえると、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)で概算価格を元に、3社厳選して連絡をもらうことが手間も少なくいい業者を探しやすいです。
2. 電話も訪問もなしで見積もりはとれる?
結論、SUUMO引越しを使えば、可能ですが以下の理由でおすすめしません。
- ①選べる業者が減ってしまう
- ②手間がかかる
訪問か電話は、多くの場合で必須で、電話も訪問も受け付けない場合は見積もりが取りづらいです。
おすすめしない理由①選べる業者が減ってしまう
電話・訪問なしでの見積もりは受け付けていない業者は多く、選択肢が一気に減ります。
まず、このページで大手を比較しておすすめの業者だった下記の1社が、基本的に電話・訪問なしでの見積もりに対応してくれません。
- アリさんマークの引越社
また、サービスがいい下記の2社も、荷物が少ない単身者のみメールで見積もりを受け付けてくれますが、荷物が増えると訪問が必須です。
- アート引越センター
- サカイ引越センター
対応してくれる業者を探すことに手間がかかってしまうので注意しましょう。
おすすめしない理由②手間がかかる
電話も訪問もなしにする場合、家具のサイズ、周辺状況などの確認のために、各社メールで詳細を伝えなければいけません。
下記をクリックしていただくと、実際にSUUMO引越しを使い「アート引越センター」にメールでの見積もりを依頼した時に来たフォームが見れます。
各社上記のように細かく文章で伝えなければいけないため、電話や訪問で質問してもらった方が楽です。
電話・訪問なしで見積もりを取る方法
どうしても電話・訪問をなしにしたい場合は、SUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp)を使い、電話番号を空白にします。
そして、「その他のご要望」の欄に下記の文章を書いておきましょう。
今回、メールでの見積もりを希望しています。
メールのみで対応いただけない業者様からのご連絡は不要です。
ただ、それでも業者によっては「電話してください」といった趣旨のメールを送ってきます。
その場合、下記の文章をコピーして、返信しましょう。
お世話になっております。
今回、要望欄にも書いた通り、メールのみでの見積もりを希望しています。
メールのみで見積もりをとっていただくことは難しいでしょうか?
上記メールを送ることで、電話も訪問もなしで対応してくれる業者は複数ありました。断られた場合、返信がない場合は今回は縁のなかった業者ということで利用を諦めましょう。
また、家族引越しの方や、対応業者がそもそも少ないエリアの方はSUUMO引越しでは複数の見積もりがメールだけでは取れない可能性があります。
そういった場合は、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使い、ストレスにならない範囲の業者から話を聞きましょう。
メールだけでの見積もりは、どう進む?
SUUMO引越しに登録すると、業者からメールが入り、下記の流れで進みます。
- ①対応可能な引越し業者から細かい観点をメールで聞かれる
- ②それに返信する形で伝える
- ③見積もりを出してくれるので、各社比較する
- ④一番良さそうな業者に依頼メールを送る(その他の業者への連絡は不要)
- ⑤電話番号を伝え、細かい調整・確認を行う
基本的に、それぞれの業者の指示にしたがって進めれば問題ありません。
ただ、絶対にメールだけで終わらせたい場合、電話番号は業者を決めるまで伝えないようにしましょう。伝えてしまうと電話が入る可能性があります。
ここまでが電話なしの見積もりの取り方です。
実際に見積もりを取る際は、業者を選ぶことになりますが、どの業者がいいのかを次の章で解説します。
3. 大手15社を比較!おすすめの引越し業者6選
引越しの大手15社を下記の観点で総合的に比較しました。
- 価格帯
- サービス内容
-引越安心マーク(※4-1で解説)の有無:業界の認定マークを取得しているか
-サービスの豊富さ:してくれる作業の豊富さ、無料でしてくれるか
-梱包資材の充実度:用途に合った梱包資材を無料でくれるか
-社内教育の充実度:サービスの水準を上げる取り組みを公開しているか
-補償:壊されたものを補償してもらえるか
比較の結果は下記の通りになります。
-スマホの方は左右にスクロールが可能です-
料金 | サービス | |||||||
価格帯 (単身) | 価格 (家族) | サービス評価 | 安心マーク | サービスの豊富さ | 梱包資材 | 社内教育 | 補償 | |
アート引越センター | 高 | 高 | 4.70 ★★★★★ | ◎ | ◎ 8pt | ◎ 9pt | ◎ | ◎ |
アリさんマークの引越社 | 高 | 標準 | 4.45 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◎ | ◎ |
サカイ引越センター | 高 | 高 | 4.40 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
人力引越社 | 安 | 安 | 4.20 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7pt | ◯ 7.5pt | ◯ | ◎ |
ハトのマークの引越センター | 高 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6.5pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
日本通運 | 安 | 安 | 4.00 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | △ 4pt | ◎ | ◎ |
ハート引越センター | やや安 | 安 | 4.05 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 6pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
西濃運輸 | - | - | 3.85 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 5.5pt | ◎ 8pt | △ | ◎ |
福山通運 | - | - | 3.65 ★★★★☆ | ◎ | ◯ 7.5pt | △ 4pt | △ | ◎ |
アップル引越センター | 安 | 安 | 3.60 ★★★★☆ | - | ◎ 9pt | ◯ 7pt | ◎ | ◎ |
SGムービング | やや高 | 高 | 3.55 ★★★★☆ | ◎ | △ 4pt | △ 4pt | ◯ | ◎ |
ファミリー引越センター | やや安 | やや高 | 3.20 ★★★☆☆ | - | ◯ 7.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
アーク引越センター | 高 | 安 | 3.15 ★★★☆☆ | - | ◯ 7pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
ベスト引越サービス | 安 | 安 | 3.10 ★★★☆☆ | - | ◯ 6.5pt | ◯ 7pt | ◯ | ◎ |
クロネコヤマト | 安 | × | 2.30 ★★☆☆☆ | - | △ 3pt | △ 2.5pt | ◯ | ◎ |
- 価格帯は一括見積もりサービスのデータに基づき評価
- サービスの採点基準は「サービス比較の採点基準」で紹介
- 一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者「-」
- 該当のサービスを提供していない業者「×」
上記の表をもとにおすすめの業者は、下記の6社です。
料金は高めだが、サービスの質が極めて高い業者
- アート引越センター(https://www.the0123.com)
- サカイ引越センター(http://www.hikkoshi-sakai.co.jp)
サービスの質が高くて、価格も安い業者
サービス・料金のバランスがいい業者
- アリさんマークの引越社(https://www.2626.co.jp)
- ハトのマークの引越センター(https://www.hato.or.jp/)
上記業者にお願いする場合でも、一括見積もりサービスを使い、実際の料金を比較するのがおすすめです。
引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)であれば6社全てに対応しています。
おすすめの6社について紹介していきます。
※各社の価格目安は、繁忙期:3月~4月上旬、平常:それ以外の時期の大まかな目安です。
3-1. アート引越センター
アート引越センターは1977年設立、全国に展開する大手引っ越し会社で、サービススペックが極めて高いため、サービス品質を求める人に最もおすすめです。
他社では別料金になったり、対応してくれないことも多い下記の作業・梱包資材を無料で提供してくれるので、追加料金なしで高水準のサービスを受けやすいです。
- 引っ越し後の家具移動(1回)
- 食器ケースの貸し出し
- シューズボックスの貸し出し
価格相場は高めですが、サカイ引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、相見積もりを実施し価格を抑えましょう。
会社名 | アートコーポレーション株式会社 |
設立 | 1977年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:49,000円~52,000円、県外:64,000円~107,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500円~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:73,500円~78,000円、県外:96,000円~160,500円) ・家族引っ越し(県内:112,500~126,000円、県外:147,000~285,000円) |
アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com
3-2.サカイ引越センター
サカイ引越センターは引っ越し業界で「引っ越し件数8年連続No.1」の実績を誇る最大手の引っ越し業者で、サービスも充実しているため、サービス品質を求める人におすすめです。
引っ越しの難易度が高い「狭い一軒家」を研修のために用意し、過酷な環境で引っ越しの研修をしているため、スタッフの技術力は高いです。
価格相場は高めですが、アート引越センターなど他社と競わせることで割引も狙えますので、合わせて見積もりを取り、価格を抑えましょう。
会社名 | 株式会社サカイ引越センター |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:50,000円~53,000円、県外:66,000~110,000円) ・家族引っ越し(県内:75,000円~83,500円、県外:97,500~189,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:75,000円~79,500円、県外:99,000円~165,000円) ・家族引っ越し(県内:112,500円~126,000円、県外:147,000円~285,000円) |
サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
3-3.人力引越社
人力引越社は京都に本社をおく引越し専門の業者で、引越し業界売上TOP10に入る大手の業者になります。
ベッドの解体や組み立てなどのサービスが充実していて、サービスの質は他の大手業者に引けを取りません。
また、以下のような資材も揃います。
- ダンボール(配送料が必要)
- 布団袋
- ハンガーケース
- プチプチ状のシート(配送料が必要)
そして、価格は単身・ファミリーどちらも安いです。
ですから、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 株式会社 キョウトプラス |
設立 | 2005年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:34,000円~36,000円、県外:45,000円~75,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,000円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:51,000円~54,000円、県外:58,500円~99,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/
3-4.日本通運
日本通運は日本最大手の総合運送企業で、運送業でのネットワークを生かした引っ越しサービスを得意としており、サービスの割に価格が安い業者です。
最大の運送業者だからこそ、荷物の一時保管や、乗用車の輸送、海上コンテナでの輸送など、幅広い要望に答えてくれます。
価格は単身もファミリーも安く、さらに料金の安い傾向にある業者と相見積もりをとれば、より値下げできる可能性もあります。
会社名 | 日本通運株式会社 |
設立 | 1937年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:33,000円~35,000円、県外:43,000円~72,000円) ・家族引っ越し(県内:56,500円~63,500円、県外:74,500円~143,500円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:49,500円~52,500円、県外:64,500円~108,000円) ・家族引っ越し(県内:85,500円~96,000円、県外:112,500円~216,000円) |
日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
3-5.アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は1971年設立、引っ越し専門業者の中では最も歴史のある老舗の引っ越し業者で、サービスと価格のバランスの良い業者です。
徹底した社員教育がされていて、厳しい社内試験や、利用者からの評価が高い作業員を表彰する制度など、サービスの質を上げる仕組みも充実しています。
家族引越しは相場通りですが、単身の料金相場が高いため、日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 株式会社引越社 |
設立 | 1971年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:43,000円~45,000円、県外:56,000円~93,000円) ・家族引っ越し(県内:71,000円~79,000円、県外:93,000円~180,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:64,500円~67,500円、県外:84,000円~139,500円) ・家族引っ越し(県内:106,500円~118,500円、県外:139,500円~270,000円) |
アリさんマークの引越社公式ページ:https://www.2626.co.jp
3-6.ハトのマークの引越センター
ハトのマークの引越センターは、地域密着型の引越業者が集まっている組合で、それぞれのエリアごとに加盟している地域密着型の業者(加盟店)が業務を行ってくれます。
地域密着の業者の集合体ではありますが、ハトのマークの引越センターとして下記の研修や社内資格制度を実施しており、技術の品質は大手の中でも高い水準にあります。
- 引っ越し作業の実技研修
- マナー研修
- 社内の引越コンテスト
- 引越管理士資格認定制度(社内資格)
なお、料金についても統一はされていますが、価格相場は家族では安く、単身では高い傾向にあります。
そのため、人力引越社や日本通運など料金の安い傾向にある業者と一緒に見積もりを取り、料金を下げていきましょう。
会社名 | 全国引越専門協同組合連合会 |
設立 | 1974年 |
対応エリア | 全国 |
価格目安(平常) | ・単身引っ越し(県内:44,000円~46,000円、県外:57,000円~95,000円) ・家族引っ越し(県内:65,000円~72,000円、県外:84,500円~164,000円) |
価格目安(繁忙期) | ・単身引っ越し(県内:66,000円~69,000円、県外:85,500円~142,500円) ・家族引っ越し(県内:97,500円~108,000円、県外:127,500円~246,000円) |
ハトのマークの引越センター公式ページ:https://www.hato.or.jp/
4. 見積もりがもう少し安くなる!料金の確認のコツ
それぞれの業者に見積もり依頼をすると、順に見積もりを出してくれますが、細かい聞き方・答え方で提示される額に差が出ることがあります。
下記の点を意識すればより安い額を提示してもらいやすくなります。
- 予算は伝えない
- その場で決定しない
- 他社の見積もり額を伝える時は要注意
繰り返しになりますが、一括見積もりサイトを使うだけで、業者は他社に負けないよう努力してくれます。
それでもさらに安くしたいという方はこの3つを意識し、より安い金額を狙いましょう。
4-1.予算は伝えない
見積もりを取る際、必ずと言っていいほど予算を聞かれますが、予算を伝えると予算より大幅に安くするのが難しくなってしまうので伝えないようにしましょう。
会話例
引越し業者:予算は決まっていますか?
あなた:いろんな会社の料金やサービスを比べて安いところにしようと思っているので、特に決めていません。
4-2. その場で決定をしない
引越し業界の得意文句として「今うちに決めてくれるなら○○○円まで下げます」というものがありますが、より安くしたいのであれば、その場での決定はおすすめしません。
他社に料金を確認されたら、上記額よりも安いためこの発言をしているのであって、他社ならさらに安い可能性が高いです。
どうやって防げばいいのか
自分以外の第三者(学生の場合は両親、社会人の場合は会社、カップル・夫婦の場合はもう一方の方)に決定権がある事を伝えましょう。
会話例
引越し業者:この場で決めてくれれば、○○○円まで値下げします!
あなた:すみません。私一人では決められないので、同居人と相談して決めさせていただきます。
いつまでに分かるか聞かれた場合は、全ての業者の見積もり額が出そうなタイミングを伝えるようにしましょう。
あまり待たせすぎると、予約状況次第では断られたり、提示額が変わりる可能性があります。
4-3. 他社の見積もり額を伝える時は要注意
2社目以降の業者は、すでに他社から見積もりを取ったと伝えると、他の業者の値段を聞いてきます。
この時、下記のように振舞いましょう。
- それまで提示された料金は「少し高いな」と思ったケース
→1社目の見積もりのように振る舞う - それまで提示された料金にある程度納得しているケース
→正直に他社の料金を伝える
他の業者の料金を聞いて「少し高いな」と思った場合は、ここで正直に見積もり額を伝えると、その額を基準とされてしまい、納得できる金額まで下がりにくくなります。
そのため、それまで提示された料金に納得できないなら、下記のようにあたかも1社目のように答えるようにしましょう。
会話例
引越し業者:ちなみ他社さんの見積もりはとりました?
あなた:これからです。今日明日でA社さんとB社さんから見積もりを取り、最終的に決めたいです。
他社の料金が、十分納得できる額であるなら、ここで正直に伝えることで、それよりも安くしてくれる可能性が高いです。
Q. 嘘の金額を伝えるのはどうなの?
他社の見積もり額として、嘘をついて安い金額を伝える人もいますが、各業者は相場感を把握しているので、嘘はすぐに見抜かれます。
するなら単身引越しは1割程度、家族引越しは2割程度を限度に安い金額を伝えるようにしましょう。
ケース別に使えるその他テクニック
その他、下記の3つのケース別に使えるテクニックを紹介します。
- 日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
- 手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
- 駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない
当てはまる項目がある場合のみ確認しましょう。
①日程に融通がきく人:引越しの日程の範囲を広くする
日程にこだわりがない場合は「できる限り日程の範囲を広く」して引越し業者が提案できる一番安い日程にすれば費用を安くできます。
会話例
あなた:引越しは3月1日から3月13日の間で一番安い日程でお願いしたいです。火曜日と朝一は対応ができないのでそれ以外でお願いします。
引越し業者:3月11日の午後の便ではどうでしょうか?ちょうど同じ方向にトラックがいるので安くできそうです。
②手間をかけても安くしたい人:高い業者に電話を入れていく
手間をかけてもいい人は、3社から見積もりをもらった後に、他社よりも高い業者に、安い業者の見積もり額を伝えてみましょう。
会話例
あなた:他社さんで◯◯円で提示をいただいたのですが、それより安くすることはできますでしょうか?
引越し業者:でしたらうちはXXX円で頑張らせていただくのでいかがでしょうか。
あなた:ありがとうございます。同居人にも相談してみます。
一番高い業者が入れ替わったら、高い業者に再びこの連絡をしていくことで、値下げしてくれることがあります。
ただし、引越し業者によっては、価格勝負をしておらず、値引きに限界があるものも多いので、受け入れてくれないケースもあります。
また、上記電話を何度もすると面倒な客だと思われるので、「他社よりも安くして欲しい」という相談は1社につき1回だけにしましょう。
③駆け引きに自信がない人:交渉を一切しない
駆け引きに自信がない人、面倒な人は、それぞれの業者と一切料金交渉をしないという方法もあります。
会話例
あなた:最初の提示額が最も安い業者さんにお願いしようと思います。公平に出してもらうために他社の料金はお伝えしません。
駆け引きは一切なしで、それなりに安い金額を提示されやすいです。
5. 最後の1社を選ぶための選定基準
各社の料金が出揃ったら、料金・サービス内容を踏まえてベストな1社を決めます。
引越し侍の口コミや、このサイトで推奨している業者であれば、実績も申し分ないので各社の料金や、サービス内容を聞いて、良さそうなところに決めてしまって構いません。
ただ、「この会社大丈夫?」「ハズレを引きたくない」という方は下記の点を確認しておくと、業者選びで失敗するリスクが減ります。
- 引越安心マークの有無
- サービスの範囲
- 梱包資材の内容
- 作業員の人数と構成
- 補償内容
- 細かい契約条件
5-1. 引越安心マークの有無
「引越安心マーク」を取得している業者の方が安心です。
引越安心マークとは、下記全てを満たす業者に全日本トラック協会によって付与される認定マークのことです。
(1)引越における約款を遵守していること
(2)苦情等に対する対応体制及び責任の所在の明確化を図っていること
(3)適切な従業員教育を行っていること
(4)引越関係法令を遵守していること
(5)適正な廃棄物処理等を行っていること
(6)適正な個人情報の取扱いを行っていること
(7)制度の信用を損なう行為又は信用を損なう恐れのある行為がないこと
この認定を取っている業者であれば、料金や作業内で発生したトラブルも誠実に対応してもらいやすく、満足できる可能性が高いです。
また、問題が起こった際は、協会にも通報・相談が可能で、業者が誠実な対応をしてくれない時、協会が頼りになります。
このマークは認定時だけでなく、3年に1回審査の上更新されるもので、引越安心マークを維持しているということは、7つの項目を全て満たし続けている業者と言えます。
この認定マークは国土交通省のホームページでも紹介されており、国も認めている制度です。
引用:国土交通省
信頼できる指標であることは間違いありませんが、取っていない=悪い業者ではないので、あくまでも基準の一つで考えましょう。
下記は見積もり候補によく挙がる大手15社の取得状況です。
取得している | 取得していない |
|
|
その他取得している業者は全日本トラック協会(http://www.jta.or.jp/)のホームページで一覧になっています。
5-2. サービスの範囲
下記のサービスの有無、料金に含まれているかは引越し業者ごと、また引越しの状況次第で異なります。
- ダンボールを回収してくれる
- 洗濯機の取り付け・取り外し
- ベッドなど家具の解体・組み立てを行ってくれる
- 作業員が靴下を履き替えてくれる
- 引越し後、家具の移動を1度してくれる
特に下線で示した3つは、ついていない場合あなたが実施しなければならないため、引越し前後で手間がかかります。
ベッドなど、そのままでは搬出が難しい大型家具に関しては原則見積もりに入っていますが、中小の業者の中には以下の可能性がありますので特に確認が必要です。
- 当日別料金が発生する
- 解体が必要なものは運んでくれない
これらのサービス内容が必要な場合は「対応してくれるか」「有料の場合は見積もりに入っているか」を確認し、それを踏まえて見積もりを比較しましょう。
5-3. 梱包資材の内容
アート引越センターではダンボールだけでなく「ふとん袋」「プチプチ状の緩衝材(エアキャップ)」「ハンガーボックス」「食器ケース」などを梱包資材として提供してくれます。
引用:アート引越センター
どんな資材があるか、有料か無料かは業者によって異なります。
価格勝負をしてダンボールすら別料金になる業者もいますので、あなたの状況でどんな資材をくれるのかは確認し、それを踏まえて判断しましょう。
5-4. 作業員の人数と構成
引越しの作業員は社員とアルバイトで構成されますが、社員の方が経験、責任感共に高い傾向なので、正社員人数が多く構成されている業者が安心です。
また、作業員がより多い方が引越しが早く終わります。
正社員比率や人数は業者ごとではなく、引越しの内容次第で異なります。
例えば、「全員正社員で作業します」とよく営業する引越し業者も、実は作業員のアルバイトを募集していて、引越しの内容に合わせて正社員とアルバイトを使い分けています。
5-5. 補償内容
基本的に引越し業者は標準引越し約款という共通のルールを利用していて、引越しで壊れたものは補償してくれることになっています。
ただし、中には独自の規約を作っている業者があり、業者が荷物を壊した場合も満足な補償を受けられない可能性があります。
このページで紹介した15の業者は問題ありませんでしたが、その他マイナーな業者に依頼する際は補償を確認し、補償を受けられない業者は使わないようにしましょう。
5-6. 細かい契約条件
引越しごとに細かい契約条件も変わりますから、確認しておくと安心です。
下記の条件ですと、料金が安くなりやすいものの、デメリットがあるため事前に理解した上で選びましょう。
契約内容 | 概要とデメリット |
積み切り(積みきり) | ・指定のトラックに乗る分しか運んでもらえず、積めなかった荷物は自分で運ぶ。 ・基本的に自分で運ぶのが困難なものから優先的に運んでくれるが、自分で運ぶ手間がかかる恐れがある。 |
フリー便 | ・引越し業者の都合に合わせた時間で引越しを行う。 ・近距離でも1日予定を開けなければならず、遠距離だと夜遅くまで引越しがかかる可能性もある。 |
混載便 | ・他の人と同じトラックに乗せるので、荷物の受け取りのタイミングを指定しづらい。 |
見積書に記載されているので確認し、わからなければ担当者に確認しましょう。
特に積み切り契約は特に要注意
積み切り便は優良業者であれば、積み残しがないよう、余裕を持ったトラックを用意してくれますが、一般的に下記の大きさは必要です。
単身者(ワンルーム〜1DK) | 2トントラックショート |
カップルなど2人暮らし(1LDK~2DK) | 2トントラックロング |
荷物が多くはない家族の引越し(2LDK~3LDK) | 3トントラック |
荷物が多い家族の引越し(3LDKより大きい) | 4トントラック |
積み切り契約の場合、小さすぎるトラックの業者はおすすめしませんし、同じ価格なら大きいトラックの業者がおすすめです。
運べなかった荷物は、自分で運ぶか宅配便に運んでもらうことになります。大型の家具などは優先して運んでもらえますが、どうしても不安な方は積み切り契約を提示してきた業者は避けることがおすすめです。
<もう少し安くするテクニック>業者が決まったら最後にもう少し値切ろう
上記観点でサービス面も含めた最良の業者がわかったら、業者に正式なお願いの電話をします。
その際、もう少し安くしたいのであれば、もう1割を値切りつつ、最終決定の連絡をしましょう。
会話例
お世話になっております。先日、訪問見積りをしていただいた○○です。
他社さんと条件を比較して、もし、〇〇円(提示より1割安い金額)まで値下げしていただけるのであれば、
御社にしようと思っているのですが、いかがでしょうか?
ここで、ダメなようならはっきりと伝えてくれるので、「わかりました..ただ御社のサービスが良さそうなので、今回はこの価格でお願いします。」と伝え、予約を確定させましょう。
Q. 断る業者への連絡は?
見積もりを取った後、連絡がない業者はそのままにしておいて問題ありません。
メールが来た場合も、申し込みをしていない限り返信の義務はないため、メールも無視して問題ないです。
ただ、電話がかかってくるようなら、一度出て、断れば電話がなることはなくなります。理由を聞かれることがありますが、第三者の決定と伝えれば深堀りされません。
会話例
引越し業者:先日のお見積もりですが、いかがでしょうか?
あなた:いろいろ検討しましたが、A社さんにお願いすることになりました。
引越し業者:そうですか…決め手は何でしたか?
あなた:最終的に同居人が決めたので、すいませんがよくわかりません。
引越し業者:そうですか。また次の機会があればお願いします!
6. その他、連絡を減らし、見積もりを取るための方法
個別に電話なしで見積もりを取りたい場合など、その他連絡を減らすためには、下記の方法もあります。
- 電話不要で見積もりが出る引越し業者
- リモートで見積もりが終わる引越し業者
- 1社からの電話で見積もりをとれる見積もりサイト
ただ、どの方法を選ぶ場合も、先ほど挙げたおすすめの業者を含めて必ず複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
6-1. 電話不要で見積もりが出る引越し業者
電話不要で見積もりを取れる引越し業者として、下記の業者があります。
- ラク越:家族での引越しも電話不要で取れる
- 日通:単身なら電話不要で見積もりが取れる
- サカイ引越センター:近距離の引越しをする単身ならWebで予約完結できる
それぞれのサービスを使う場合も複数社から見積もりを取り、必ず料金を比較した上で使いましょう。
ラク越:家族での引越しも電話不要で取れる
「ラク越」は、引越し業者の「引越革命」のプランで、通販のように引越しができることを売りにしています。
家財の量と、移動距離を瞬時に計算する独自の仕組みがあって、見積もりがWebで完結し料金が出ます。
徹底的に無駄を無くして、費用を安くしていますが、下記の注意点もあります。
- 業界の認定マーク「引越安心マーク」を取得していない
- 梱包資材(ダンボールやガムテープ)が別料金
- 本人確認のために、事前に預り金3,000円が必要
詳細な要望などは、電話で伝える必要がありますが、家族引越しもWebだけで大まかな料金を出してもらえるサービスです。
ただ、1社だけで見積もりを取ると安くしにくいため、必ず他の引越し業者と比べるようにしましょう。
ラク越公式ページ:http://www.lucksite.jp/index.php
日通:単身なら電話不要で見積もりが取れる
「日本通運」は、おすすめ業者の一つですが、単身引越しの場合はWebだけで見積もり・予約が完結します。
あなたの希望条件(住所・荷物)を入力すると、日にち別の価格をカレンダーで確認でき、安い日を選んで予約ができます。
荷物が少ない単身者なら、「単身パック」と呼ばれる、16,000円~のプランも使えるので、安く引越しをしやすいです。
日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
サカイ引越センター:近距離の引越しをする単身ならWebで予約完結できる
「サカイ引越センター」はサービス重視の方におすすめの業者の一つですが、単身の一部の方であれば、Web完結で見積もり・予約ができます。
下記のように制約が多く、「近距離の引越しをする単身」のみ使えると考えておきましょう。
ササッと予約 | ・関東/東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)/近畿内にお住まいの方のみ ・30km以内の引越しであること ・家財が1.5トントラックに収まる(ワンルームの6~8畳の家財が目安) |
スマート見積り | ・LINEで見積もり可能 ・現住所も新住所も北海道/東北/九州エリア ・50km以内の引越しであること ・マンションの間取りが1LDK以内 |
丁寧な作業が期待できるため、当てはまる方は「日本通運」と合わせて見積もりを取り、料金を比較しましょう。
サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/
6-2. リモートで見積もりが終わる引越し業者
ビデオ通話アプリなどで、リモートで見積もりをしてくれる業者もあるため、申し込みをして、リモートで済むのであれば問題ない方は下記の業者を使いましょう。
Web完結のサービスは単身引越しのみ対応していることが多いものの、下記の業者であれば、家族引越しも対応してもらえます。
①アート引越センター
「アート引越センター」は、新型コロナウイルスをきっかけとして、Web会議システム「DECA オンライン接客」を利用したオンライン見積もりを開始しました。(当初はZoomでしたが、現在はDECAオンライン接客を使用しています)
フォームに従って、3分で見積もり予約がWeb上ででき、最高クラスの満足度を誇る引っ越しサービスを訪問見積もりなしで実施可能です。
「DECA オンライン接客」はブラウザで使用できるので、アプリのダウンロードなどの手間もありません。
アート引越センター公式ページ(オンライン見積もり):https://www.the0123.com/mirai/
②日本通運
「日本通運」は、単身はWebで完結しますが、家族の方も「リモミ」というビデオ通話のリモート見積もりサービスを利用できます。
スマホのビデオ通話で部屋を写して、そのまま見積もりをしてもらえる仕組みです。公式ページや電話での申込後、「リモート見積もり希望」と伝えましょう。
ただし、現在の家の間取りが2LDKまでで、転居人数が4名以内の場合にしか使えないため、注意しましょう。
日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
6-3. 1社からの電話で見積もりをとれる見積もりサイト
1社だけなら電話をもらってもいいから、早く見積もりを終えたい方におすすめなのが、「引越しラクっとNAVI」です。
「引越しラクっとNAVI」は、下記のように見積もり依頼から予約・お断りまで、各引越し会社とのやり取りを全て代行してくれるサービスです。
基本的に、業者が決まるまであなたがやりとりするのは「引越しラクっとNAVI」だけで、見積もり対応も1回で終わります。
「引越しラクっとNAVI」の見積もりは、単身の場合は電話だけで見積もりが可能、家族の場合もビデオ通話だけで見積もりを取ることが可能です。
引越しラクっとNAVIのビデオ通話見積もりの様子
訪問見積もりはあなたが希望した場合のみで、原則訪問は不要です。
また、各社料金競争を十分にした価格を比較できるので、料金交渉や駆け引きも必要ありません。
引越しラクっとNAVIの見積もり結果画面
下記のように各社の料金・条件が出るため、それを元に選べます。
1社とのやり取りで複数社の料金を簡単に比較できるため、1社だけ対応して、複数社の見積もりを取りたい場合はおすすめのサービスです。
ただし、提携業者数は60~70社と引越し侍の1/5程度で、以下の優良業者からの見積もりは取れません。
提携対象外:サカイ引越センター/日本通運/アリさんマークの引越社
ここがデメリットで、引越し侍を使い、上記の業者を含めて見積もりを取るべきです。
引越しラクっとNAVI公式ページ:https://hikkoshi-rakunavi.com
7. まとめ
電話なしで見積もを取る方法を紹介してきましたがいかがでしたか?
電話なしで見積もりを取る方法はありますが、電話も、訪問も受けずに見積もりを取るのは困難です。
そこで、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)を使い、概算価格を見ながら連絡をもらう業者を選ぶことで、たくさんの業者から、あなたに合った業者からだけ連絡をもらえます。
どうしても電話をもらいたくない場合はSUUMO引越し(https://hikkoshi.suumo.jp)を電話番号を書かずに利用しましょう。
このページがあなたの見積もりのお役に立てることを心から祈っています。