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引越し時の洗濯機の6つの注意点|準備から設置までの全知識

「引っ越しの時の洗濯機の取り外し・取り付けはどうしたらいいの?」「洗濯機だけを運びたい時はどうすれば良いの?」など洗濯機の引越しに関してお困りではありませんか?

洗濯機は引越し前の準備や運ぶ方法に関しても注意点の多い家電の1つです。

この記事では大手引越し業者で10年間、営業をしてきた筆者が、洗濯機の引越しに関する知識と損しないための方法を下記の流れで解説していきます。

  1. 洗濯機を引越しする際の6つの注意点
  2. 洗濯機の取り外しの7つのSTEP
  3. 洗濯機の取り付けの6つのSTEP
  4. 洗濯機のおすすめの処分方法

この記事を読めば、引越し前の洗濯機の準備や運ぶ方法がわかり、失敗することが無くなります。

1.洗濯機を引越しする際の6つの注意点

洗濯機は事前の準備や運ぶ方法に注意しないと、故障する可能性や料金で損をする可能性があるので気をつけましょう。

上記6つの注意点について解説をしていきます。

注意点1.取り付けや取り外しは有料

洗濯機の取り外しや取り付けは引っ越し業者によって有料のオプションサービスとなっていることがあります。

ただ、無料でやってくれることもあるので、見積もりの際に洗濯機の「取り付けや取り外しは行なってくれるのか?」をあらかじめ業者に確認する必要があります。

オプションで取り付けや取り外しをする場合の料金の目安は下記の通りです。

品目作業内容料金
洗濯機取り外し1,500円
取り付け3,000円
ドラム式洗濯機取り外し3,000円
取り付け6,000円

なお、取り付け・取り外しは自分ですることも可能なので下記でそれぞれ解説しています。

注意点2.事前の「水抜き」は不要

洗濯機の「水抜き」とは洗濯機の中やホースに残っている水を抜くことで、ほとんどのサイトが引っ越し前に水抜きをするように紹介をしています。

ただ、「全自動洗濯機・ドラム式洗濯機」は基本的に水が残っていることはほとんどないので、水抜きをする必要はありません。

また、万が一水が残っていた場合、水が残ったままだと、他の荷物も濡らしてしまう可能性があるので、引っ越し業者の人が水抜きをしてくれます。

注意点3.自分で運ぶと故障する可能性がある

洗濯機を自分で運ぶと、運搬が大変なのはもちろん、故障する可能性が高いのでやめておきましょう。

なぜなら、横にすると自重で壊れてしまったり、洗濯槽(回る部分)が外れてしまうので、洗濯機を運搬する際は素人には難しい縦積みで運搬をしないといけないからです。

ただ、縦積みの場合、軽トラックなどをレンタル(8,000円程度)しなければならず、倒れないように固定するのも難しいです。

そのため、洗濯機を自分で運ぶのは故障のリスクのわりに、コストパフォーマンスもよくないためおすすめできません。

自分で引越しをする場合はどうしたら良いの?

引越し業者に依頼せずに自分で引越しをしようとしている人は、洗濯機の運搬だけ業者に依頼をするようにしましょう。

おすすめの業者は次で紹介しています。

ただ、自分で運んで1円でも安く引越しをしたいという人はこの記事で紹介する下記の準備を行い、運搬の際は軽トラックなどに縦積みで固定をして運ぶようにしましょう。

下記は、洗濯機をトラックに固定する場合のロープの結び方を紹介した動画なので参考にしてみてください。

注意点4.単体で運ぶ場合は業者によって料金が倍以上変わる

洗濯機だけを業者に運んでもらう場合、業者の選び方を間違えると、倍以上の金額になってしまうこともあるので気をつけましょう。

結論から言うと、洗濯機だけの運送する場合におすすめなのは、クロネコヤマトの家財宅急便http://www.008008.jp/)です。

下記は「洗濯機のみの運搬費」の比較表ですが、クロネコヤマトの家財宅急便は料金が安く梱包※も行ってくれます。

※梱包とは家具、家電を汚したり、壊さないよう保護する作業

近距離
(県内)
中距離
(同一地方)
長距離
(東京〜大阪間)
梱包注意点
ヤマトの家財宅急便6,800円6,800円8,000円
通常の引越し業者10,000円20,000円50,000円
日通の単身パック※18,000円20,000円26,000円
赤帽引越※7,000円14,000円要相談△※運搬の手伝いが必要な場合あり
※梱包してくれない場合がある
便利屋8,000円15,000円要相談△※※梱包してくれない場合がある

※「日通の単身パック」と「赤帽引越」は通常の引越しと料金やサービスが違うので分けて記載しています。

なお、時期やクレーン作業が必要かどうかによっても料金は変わるため正確な料金は見積りを取らないとわかりません。

また、洗濯機以外の家具やダンボールもある場合は、引っ越し業者に頼んだ方が安くなるので引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp)などの引っ越し比較サイトで相見積もりをとって比較することが大切です。

注意点5.引っ越し先に設置できないこともある

設置できないパターンには下記の2パターンあり、それぞれ対処法が異なります。

  • 搬入経路が狭くて入らない場合
  • 設置スペースや洗濯機パンに合わない場合

なお、どちらのパターンでも対処するのに費用がかかり、最悪そのまま設置できないことがあるので、その場合は洗濯機を処分し、買い替えを行うしかありません。

洗濯機のおすすめの処分方法は【4.洗濯機のおすすめの処分方法】で解説しています。

搬入経路が狭くて入らない場合

引っ越し当日になって、廊下や階段、ドアが狭すぎて洗濯機が入らない場合があります。

その場合、クレーンを使って搬入できることもありますが、クレーンが必要になると2万〜3万必要で、買い替えなど搬出の際もまた費用がかかるので、処分するのがおすすめです。

設置スペースや洗濯機パンに合わない場合

洗濯機は洗濯機用の排水溝があるところに設置をする必要があり、スペースが狭すぎて設置できないことが稀にあります。

周りのレイアウトを変更して設置できる場合は良いですが、指定のスペース以外におくことはできないので、指定の場所に設置できない場合は処分して買い替えをするしかありません。

また、マンションなどでは排水溝のスペースに洗濯機パン※が設置されていることが多く、これが洗濯機のサイズと合わない場合もあります。

この場合、管理会社に相談すれば、洗濯機パンを交換させてもらえることがあるので、まず管理会社に相談をしてみましょう。

※洗濯機パン

なお、洗濯機パンがあわず、ガタガタのまま使うと故障の原因になるので危険です。

管理会社がわからない場合は?

お住まいのマンションのエントランスなどを連絡先が書いてある場合が多いです。

エントランスに書いていなかった場合は、入居時に貰った契約書を確認しましょう。

設置スペースや洗濯パンの大きさは内見の際に確認しておく

内見の前に今ある洗濯機のサイズを測っておき、内見の際に新居に設置できるかを確認しておくのがベストです。

そうすれば、「洗濯機が入らないからこの部屋はやめよう」や「洗濯機を買い替えてでもこの部屋が良い」などの判断が事前にできます。

注意点6.粗大ゴミでは処分できない

引っ越しを機会に洗濯機を処分したい場合、洗濯機は「家電リサイクル法」に該当するため、粗大ゴミとして捨てることができないので注意が必要です。

引っ越し業者によっては、業者で処分してくれることもあり、一番手軽に処分できるのでまず引っ越し業者に相談をしてみましょう。

ただ、引っ越し業者で処分してくれない場合、他の方法で処分する必要があり、処分方法によって処分費用が大きく変わるので、【4.洗濯機のおすすめの処分方法】で処分方法を紹介しています。

2.洗濯機の取り外しの7つのSTEP

洗濯機の取り外しは下記の7つのステップをすれば自分で行うこともできます。

洗濯機の取り外しの7つのSTEP

  • STEP1.洗濯機内に何もないことを確認し、蛇口を閉めて水を止める
  • STEP2.洗濯機の電源を入れてスタートボタンを押す
  • STEP3.給水ホースを取り外す
  • STEP4.洗濯機側に付いてある給水ホースを取り外す
  • STEP5.洗濯機の電源を入れて脱水モードを選択しスタートボタンを押す
  • STEP6.洗濯機を傾けて排水ホースを取り外す
  • STEP7.電源とアース線を抜く

上記の7つのステップを一つづつ解説していきます。

STEP1.洗濯機内に何もないことを確認し、蛇口を閉めて水を止める

まずは洗濯機の中に何もない事を確認しましょう。

ホースを外すことになるので、蛇口を閉めておきましょう。

閉めるときは蛇口を上から見て時計回りに回せば閉めることができます。

開けたままにしておくと後の工程で部屋が水浸しになるので、忘れずにやっておいてください。

STEP2.洗濯機の電源を入れてスタートボタンを押す

洗濯機の電源を入れて、ドライコースを選択しスタートボタンを押しましょう。

これをすることで、給水ホースの中に残っていた水を綺麗に抜くことができます。

STEP3.給水ホースを取り外す

水が抜けたら、蛇口から給水ホースを取り外します。

取り外す際、蛇口付近に残っていた水がこぼれてくることがあるので、乾いたタオルなどで押さえながら外しましょう。

引用:GAONA

STEP4.洗濯機側に付いてある給水ホースを取り外す

クルクルと反時計回りに回して、洗濯機側の給水ホースを取り外しましょう。

ここでも水がこぼれてくるかもしれないので、タオルなどで押さえながら作業を行ってください。

引用:Amazon

STEP5.洗濯機の電源を入れて脱水モードを選択しスタートボタンを押す

排水ホースの中の水を抜くために、洗濯機を脱水モードに設定します。

そしてスタートボタンを押すだけです。

STEP6.洗濯機を傾けて排水ホースを取り外す

水が抜けたら、排水ホースを取り外しましょう。

排水ホースが洗濯機の真下にある場合は、洗濯機を傾けると簡単に外すことができます。

STEP7.電源とアース線を抜く

最後に電源ケーブルとアース線を抜けば完了です。

アース線はネジで止まっている場合もあります。その場合はネジをゆるめてひっぱれば大丈夫です。

引用:楽天

3.洗濯機の取り付けの6つのSTEP

洗濯機の取り外しは下記の6つのステップをすれば自分で行うこともできます。

洗濯機の設置の6つのSTEP

  • STEP1.アース線を取り付ける
  • STEP2.排水ホースを通すキャップを取り外す
  • STEP3.洗濯機と排水ホースを繋ぐ
  • STEP4.排水エルボと排水ホースを繋ぐ
  • STEP5.蛇口に給水ホースを繋ぐ
  • STEP5.蛇口に給水ホースを繋ぐ

上記の6つのステップを一つづつ解説していきます。

STEP1.アース線を取り付ける

コンセントを挿し、アース線をとりつけます。

ご家庭によって端子の形が違い、差し込むだけのワンタッチ方式と、ネジ式のものがあります。

ネジ式はドライバーでネジを緩めると、中の金具に隙間が出来ますので、その隙間にアース線の先端を挟み、再びネジを締めるだけで完了です。

引用:楽天

STEP2.排水ホースを通すキャップを取り外す

洗濯機の排水ホースを取り付ける箇所についているキャップを外し、排水ホース付ける準備をします。

なお、排水ホースを取り付ける箇所は、洗濯機の裏側の下の方にあることが多いですが、わからなければ説明書などで取り付け箇所を確認しましょう。

STEP3.洗濯機と排水ホースを繋ぐ

洗濯機と排水ホースを繋ぎ、洗濯機を使用する場所に設置します。

洗濯機が排水ホースを踏みつけた状態になっているとうまく排水ができないので、排水ホースを踏んでいないか確認しながら行って下さい。

引用:GAONA

STEP4.排水エルボと排水ホースを繋ぐ

排水エルボと排水ホースをしっかりと繋ぎます。

繋ぎ目が緩くて外れやすい場合は、結束バンドで止めるかビニールテープを巻くと安心です。

引用:GAONA

STEP5.蛇口に給水ホースを繋ぐ

給水ホースの先端のつまみを下に引きながら、蛇口にかみ合わせるようにつなげ、カチッという音を確認したら給水ホースを少し引っ張り、外れないか確認しましょう。

うまく繋がっていないと水漏れを起こすので、給水ホースはしっかりと取りつけます。

引用:GAONA

STEP6.洗濯機に給水ホースを取り付け、試運転をする

最後に洗濯機側にも給水ホースを取り付けて洗濯機の設置は完了です。

引用:Amazon

その後、試運転をして、給水ホース、排水ホースが水漏れしないかを確認し、異常がなければ作業終了になります。

4.洗濯機のおすすめの処分方法

洗濯機の処分には下記の6つの方法があり、それぞれの方法を「対応可能品目の範囲・費用・手間・スピード」の4つの観点でそれぞれをまとめました。

処分方法対応可能品目の範囲
費用手間スピード
不用品回収業者に依頼(おすすめ!×
リサイクルショップの買取サービス(おすすめ!×
引越業者に依頼××
自治体での回収×××
知人に譲る×××
フリマアプリやネット掲示板で取引×××

4-1.とにかく楽に処分をしたい人は不用品回収業者に依頼がおすすめ

不用品回収業者とは家庭で処分しづらいゴミや粗大ゴミを回収してくれる民間の業者です。

不用品回収業者の最大のメリットは、手間をかけずに全ておまかせで処分をしてもらえる点です。

有料での処分にはなりますが、こちらの都合の良い日時に、処分できる品かどうかを利用者が判断することなく、全てまとめて回収してくれます。

おすすめの不用品回収業者

不用品回収業者は「ECOクリーン」がおすすめです。

ECOクリーン」は全国に1,000箇所以上の拠点あり、急な依頼にも最短30分で対応をしてくれるので、引っ越しの当日や直前でも処分をしてもらうことができます。

また、年間30,000件以上の実績と利用者のアンケート満足度も93%以上と実績やサービスの質も充実しています。

洗濯機であれば3,000円から処分することが可能で、不用品回収業者にありがちな出張料も無料です。

ECOクリーンの公式ページ:https://ecoclean-fuyohin.com

5-2.少しでも引っ越し費用を抑えたい方はリサイクルショップへの売却

「少しでも引っ越し費用を抑えたい方」は、不用品を買い取ってもらうことで、収入を得ながら不用品を処分できるリサイクルショップへの買取サービスがおすすめです。

また、フリマアプリなどとは違い、その場で買取りの可否がわかるので、買い取ってもらえなかった品の処分の対応を早めにすることができます。

なお、おすすめのリサイクルショップはリサイクルショップ大手の「セカンドストリート」です。

セカンドストリートのトップ画像

セカンドストリートは全国展開をしており、また、洗濯機などの単品の処分の場合でも出張買取をしてくれます

他の業者の出張買取では単品の買取の場合、出張ではなく持ち込みでの対応が多いです。

セカンドストリートの公式ページ:https://www.2ndstreet.jp/

リサイクルショップの注意点

リサイクルショップで売却する場合の最大の注意点は、買い取ってもらえなかった不用品を別の方法で処分しなければいけないという点です。

買い取ってもらえなかった品は自治体で処分しましょう。

自治体での処分方法は自治体によってルールが異なるので、「市区町村名+洗濯機処分」で検索して処分の方法を確認しましょう。

なお、この記事では特におすすめな処分方法を解説しましたが、他の方法も把握した上で処分したいた方は別記事の「あなたにとってベストな引っ越しの不用品処分方法|フローチャートでスッキリわかる」で詳しく解説しています。

まとめ

洗濯機の引越しについてお分かりいただけたでしょうか?

洗濯機は事前準備や運ぶ方法に注意しないと、故障する可能性や料金で損をする可能性があるので気をつけましょう。

なお、洗濯機だけを運ぶ場合はクロネコヤマトの家財宅急便http://www.008008.jp/)がおすすめです.

ただ、他の荷物もある場合は引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp)などの引っ越し比較サイトで相見積もりをとって比較することが大切です。

あなたが洗濯機を引っ越しする際の注意点について理解し、無事に引っ越しが終えられることを願っています。