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賃貸

同棲で必要な全費用|引越し代から毎月の生活費まで相場がわかる

「同棲したいけど、同棲するときの費用っていくらぐらいかかるの?」と、同棲の費用について疑問に思っていませんか?

同棲の費用は、家賃9万円の場合「家賃を含めた毎月の生活費で約31万円」「部屋を借りるお金・引越し代・家具家電代で初期費用として約80万円」程度が必要です。

このページでは、大手不動産会社に5年勤務し、多くのカップルの住まい探しをお手伝いしてきた筆者が以下の5つのことをご紹介します。

  1. 同棲するときにかかる3つの費用
  2. 地域別にわかる同棲に適した物件の家賃相場
  3. 生活費の内訳と年収別のシミュレーション
  4. 4つのパターンに分かれる生活費の分担方法
  5. 同棲するときに必要な3つの初期費用の内訳

すべて読めば、同棲するときの費用から、家賃の目安をいくらにするべきかまで知ることができるので、失敗することなく同棲生活をスタートできるでしょう。

1. 同棲するときにかかる3つの費用

同棲するときは、部屋を借りるための費用だけでなく、基本的に以下3つの費用がかかります。

この章では、それぞれの費用の考え方や、一般的にいくらぐらいかかっているのかを詳しく解説していきます。

1-1. 毎月の家賃

同棲に限らず、賃貸物件を借りるときにかかる代表的な費用が、毎月の家賃です。

ただ、物件ごとに家賃の金額は異なるため、二人の毎月の月収はいくらなのか、いくらまでなら払うことができそうか、などを考えた上で家賃の目安を決めます。

そして、一般的な考え方として家賃の目安は、「二人の合計月収の25~30%」が理想とされているので、まずは合計月収がいくらになるのか計算してみましょう。

合計月収25%の家賃30%の家賃
200,000円50,000円60,000円
250,000円62,500円75,000円
300,000円75,000円90,000円
350,000円87,500円105,000円
400,000円100,000円120,000円
450,000円112,500円135,000円
500,000円125,000円150,000円
550,000円137,000円165,000円
600,000円150,000円180,000円

あくまでも目安として考える

合計月収から目安となる家賃が分かったからといって、その家賃の物件を借りればOKというわけではありません。

住む地域によっては、30%の家賃でも古いアパートしか借りれないこともあれば、25%の家賃で綺麗なマンションを借りれることもあります。

つまり、住む環境によって目安にすべき金額はバラバラなので、目安はあくまでも「合計月収の○○%に抑える」という指標として考えましょう。

地域ごとの家賃相場は、次の2章で詳しく解説します。

1-2. 毎月の生活費

家賃とあわせて毎月かかる費用が生活費ですが、同棲でかかる家賃を抜いた生活費は、「全国平均で約220,000円/月」となっています。

以下の「総務省統計局」発表のデータは、全国の働くカップルや夫婦の統計でやや高い水準になっているため、ライフスタイルによっては大幅に安く抑えることも可能です。

費用項目二人分の平均金額/月
①水道光熱費19,000円台
②携帯料金・ネット回線代18,000円台
③飲食費用69,000円台
④生活雑貨費用11,000円台
⑤交通費7,000円台
⑥洋服代・理美容代35,000円台
⑦趣味代・交際費57,000円台
合計約220,000円

上記の合計金額に家賃が加えられますが、家賃は住む地域によって大きく差が出るので割愛しています。

上述した家賃の目安を参考に、「家賃○○万円ぐらいの物件に住みたい」というのは想像できるはずなので、合計金額に加算してみてください。

1-3.初期費用

同棲するときは以下3つの初期費用が必要で、大まかな費用の合計は以下のとおりです。

費用目安
部屋を借りるときの初期費用36~54万円
家具家電を揃えるときの初期費用20万円前後
引越し業者を使うときの初期費用7~12万円
トータル約63~86万円

※家賃9万円の物件で、IKEAで家具家電を揃え、2名とも東京都内で10月に引っ越した場合

ただ、引越しの距離や家具家電の揃え方次第では、金額が前後することもあるので注意しましょう。

また、上記の中でも複雑でわかりにくい項目が「部屋を借りるときの初期費用」なので、後半の5章で詳しく解説します。

次の章では、地域ごとに異なる家賃を解説するので、相場を把握して高すぎる家賃の物件を選ばないようにしましょう。

2. 地域別にわかる同棲に適した物件の家賃相場

地域によっては、目安より安くてもいい物件を借りれそう、または、都内だから目安の金額では古い物件しか借りれない、のように変わります。

同じ家賃でも住む地域によって物件のクオリティが大きく異なるので、五大都市圏別・山手線の駅別で家賃相場を紹介していきます。

2-1. 五大都市圏別!同棲に適した物件の家賃相場

どの地域でも、中心地と郊外では家賃相場の下限~上限の差が激しいので、平均値を見て全体の相場感を把握しましょう。

以下は、同棲するときに選択されることが多い「1LDKもしくは2DK」の間取りで、駅から徒歩10分以内の物件を基準に算出しています。

エリア別の1LDK・2DKの家賃相場

エリア家賃相場の平均最高値の地域最安値の地域
東京23区154,439円「港区」
・247,700円
「葛飾区」
・87,800円
名古屋16区75,644円「中区」
・98,800円
「港区」
・59,600円
大阪市24区80,692円「中央区」
・123,300円
「住之江区」
・64,000円
福岡市7区69,457円「中央区」
・84,800円
「西区」
・63,100円
札幌市10区49,600円「中央区」
・59,500円
「清田区」
・44,400円

引用:LIFULL HOME’S のデータ

都内でも安い物件はある

東京23区内の平均が150,000円台と非常に高額ですが、駅から10分以内で家賃が安い物件はたくさんあります。

都内は数百万円する高級物件が平均額を引き上げているだけなので、普通に探せば上記の相場より安い物件が大半です。

なので「都内は高いからやめよう。」と諦めることなく、まずは住みたい街で希望条件を指定して、物件を探してみましょう。

2-2. 山手線の駅別!同棲に適した物件の家賃相場

都内の中心地を走る路線として東京で一番人気がある山手線の中から、家賃相場が高い駅トップ5と、安い駅トップ5を紹介します。

また、山手線29駅の家賃相場から平均値を算出するので、全体的な相場感を把握しましょう。

以下は、山手線沿線に立つマンションの「1LDK・2DK」の家賃相場を表したものです。

駅別の1LDK・2DKの家賃相場

ランク相場の高い駅相場の安い駅
平均値「秋葉原」
14.3万円
第1位「原宿」
17.9万円
「田端」
10.4万円
第2位「新橋」
17.8万円
「西日暮里」
10.7万円
第3位「渋谷」
17.8万円
「日暮里」
11万円
第4位「恵比寿」
17.5万円
「駒込」
11.8万円
第5位「浜松町」
17万円
「鶯谷」
11.8万円

引用:SUUMO のデータ

狙い目は秋葉原駅〜目白駅

山手線で狙い目の駅は、平均値以下の家賃相場となっている秋葉原駅から目白駅までの以下の駅です。

秋葉原・御徒町・上野・鶯谷・日暮里・西日暮里・田端・駒込・巣鴨・大塚・池袋・目白

上記の中でも「借りて住みたい街ランキング」では、例年池袋が注目されています。

8路線を使えることで利便性がよく、駅周辺には数多くの商業施設や映画館があることに加え、おしゃれな公園も揃っているので、カップルから絶大な人気があります。

上記のことから、山手線沿線で「利便性・コスパ・周辺環境」を重視すると、池袋が最有力の街といっても過言ではありません。

そして、家賃の目安や相場を理解したあとは、カップルによって使う金額が大きく異なる生活費の内訳と、収入金額に見合った支出イメージを把握しましょう。

3. 生活費の内訳と年収別のシミュレーション

同棲するときは、家賃や初期費用にばかり意識が偏りがちですが、毎月の費用で考えると生活費が一番高額な費用となります。

そのため、意識することで抑えられる費用を把握しておくことが重要なので、1章でも伝えた家賃以外にかかる生活費を、以下の全国的な平均値をもとに解説します。

費用項目二人分の平均金額/月
①水道光熱費19,000円台
②携帯料金・ネット回線代18,000円台
③飲食費用69,000円台
④生活雑貨費用11,000円台
⑤交通費7,000円台
⑥洋服代・理美容代35,000円台
⑦趣味代・交際費57,000円台
合計約220,000円

また、年収別の支出イメージも紹介するので、二人の合計年収に合うものをチェックしましょう。

まずは同棲でかかる生活費の内訳・抑えるためのコツを、正確な金額とともに詳しく解説していきます。

①. 水道光熱費

生活する上で必要不可欠な電気・ガス・水道は「全国平均19,071円/月」で、それぞれの費用は以下の通りです。

電気代ガス代水道代
9,180円5,775円4,116円

地域によって多少の差は出ますが、同棲であれば約20,000円が平均的と考えましょう。

電気代に関しては、在宅時間により大きく差が出ることに加え、節電を意識すれば大幅に安くなります。

そして、戸建てやアパートでLPガス(プロパンガス)を使う場合は都市ガスよりも料金が高いので、上記のガス代より1.5~2倍ほど高くなります。

契約プランを切り替えれば節約に繋がる

水道とLPガスは、賃貸の入居者が自由に切り替えることはできませんが、電気と都市ガスは自由化により、さまざまな契約プランを選べるようになっています。

知名度もあり人気のプランが揃っている会社を紹介するので、参考にしてみてください。

電気料金プラン

電気のプランは値段を重視するか、環境問題を重視するかで選ぶ会社が変わってきます。

目的会社名ポイント
値段が安いプラン楽天でんき基本料金0円で電気を使うほど電気料金がお得になり、楽天ポイントも貯まる。
環境に優しいプラングリーナでんき「GREENa RE 100」日本で初めての100%自然エネルギーで発電された、CO2排出ゼロの電気を利用できる。
都市ガス料金プラン

都市ガスのプランには、環境に配慮したガスは存在していないので、値段重視で選定しましょう。

目的会社名ポイント
関東で値段が安いプランニチガスガスの利用量によっては最大30.5%も安くなるお得なガス会社。ネット回線など、セットで契約するとさらにお得。
関西で値段が安いプラン関電ガス関西で最大手の”大阪ガス”よりも、お得な契約プランが揃ってるガス会社です。
九州で値段が安いプラン西部ガス九州で最大手の”九州電力”よりも、お得な契約プランが揃ってます。

バラバラで契約するのが面倒な方は、「電気とガス」のセットプランを契約するのがおすすめです。

住むエリアによって最適なプランが異なるので、大手比較サイト「エネチェンジ」から、二人に合うプランを選定しましょう。

②. 携帯料金・ネット回線代

誰もが利用する携帯2人分とネット回線の費用は「全国平均18,383円」です。

住むエリアによって金額に差が出ることはないですが、使用する携帯やスマホ端末、ネット回線プランによって大きく差が出ます。

例えば、大手キャリアの「ドコモ・au・ソフトバンク」から、格安スマホに切り替えるだけで、5,000円以上安くなることもあります。

ネット回線は物件次第

ネット回線も安いプランがたくさん揃っていますが、物件により契約できる・できないが異なります。

なので、希望の物件が決まったら「どのネット回線を利用できますか?」と不動産会社の担当者に確認してみましょう。

③. 飲食費用

ここからは個人差が出てくる項目となり、外食を含む日々の飲食費用は「全国平均69,467円」です。

住む地域によっては物価が安いこともありますし、自炊するカップルは数万円安く抑えることもできます。

逆に外食がメインで自炊しないカップルは、上記の金額よりさらに高くなることが予想されるので、同棲をはじめるときに見直してみるのもおすすめです。

コンビニは使わない

全国どこにでもあるコンビニは便利ですが、節約する上では避けたほうがいいでしょう。

少しでも節約するには、スーパーやドン・キホーテなど、値段の安い店舗を利用した方がいいです。

また、ドラッグストアも店舗数が多く、ペットボトル飲料などはコンビニより安いので、うまく活用してみましょう。

④. 生活雑貨費用

生活する上で消費される、トイレットペーパーや洗剤などの生活雑貨費用は「全国平均11,374円」です。

水道光熱費と同様に、在宅時間が長いほど消耗される量も多くなるので、共働きの二人であれば上記の金額より安くなることが予想されます。

また、このジャンルの節約方法はかなり細かい内容になるので、人によってはストレスが溜まる生活になりえます。そのため、二人で話し合って無理なく節約しましょう。

100円ショップを活用する

自宅で消費される生活雑貨のほぼすべてが100円ショップで揃うといえるぐらい、品揃えが充実しています。

最近では主婦からも人気の商品が数多く発売されているので、近くに店舗があるときは活用しましょう。

⑤. 交通費

車を所有しない人の移動手段は電車がメインとなり、その交通費は「全国平均7,773円」です。

休日に出かける際の電車賃がメインになるので、インドア派のカップルや、自転車移動が多い場合は上記の金額よりさらに抑えることができる項目となります。

ただ、電車の他に、レンタカーやタクシーを利用すると一気に金額は高くなるということも把握しておきましょう。

車を所有しているときの車両費は?

地方では必要不可欠な、車の維持費も含まれる車両費は「全国平均29,607円」です。

住むエリアによっては二人で一台ずつ所有していたり、車種の燃費でガソリンの金額も異なるので、安くも高くもなる項目です。

カーシェアを活用する

カーシェアは会員登録することで、所定の駐車場に停められている車をシェア利用できるサービスです。

利用料金は15分220円~で、使用した時間分だけお金がかかるため、レンタカーよりお得に利用できます。

東京都内や市街には、数多くのカーシェアが用意されているので、車を所有するより便利だと非常に人気があります。

おすすめのカーシェア
会社名月額基本料金利用料金・距離料金時間パック料金
全国で圧倒的なシェア数

タイムズカーシェア

880円 ※1
  • 15分/220円~440円
  • 16円/km
あり
新型車・高級車が充実

カレコ

980円 ※1
  • 10分/140円〜500円
  • 16円~20円/km ※2
あり
長時間利用が業界最安

オリックスカーシェア

840円 ※1
  • 15分/210円~310円
  • 16円/km
あり
※1:基本料金分は毎月の利用料金から差し引かれるので、どの会社も実質無料です。

※2:6時間までの利用は距離料金0円です。

⑥. 洋服代・理美容代

生活で必要な洋服代は「全国平均11,208円」となり、理美容代は「全国平均23,595円」です。

この部分は、二人のライフスタイルによって大きく差が出る項目なので、実際に毎月いくらかかっているのか計算してみましょう。

彼氏であれば、安価なブランドの洋服にして1,000円カットを利用するなど節約はできますが、彼女が美容代を削るのは難しいと思うので、まずは二人で相談することからはじめましょう。

⑦. 趣味代・交際費

趣味でかかるお金や友人との交際費は「全国平均57,016円」です。

この部分もライフスタイルによって大きく異なるので、実際に毎月いくらかかっているのか計算してみましょう。

節約するには、お金のかからない趣味を探してみる工夫が必要です。例えば、サイクリングがてら大きい公園に行ってピクニックをすれば、交通費も外食費も抑えられます。

(参考) 生活費のシミュレーション

年収によって使える生活費の金額も異なるので、二人の年収に見合う項目を確認してみましょう。

上記の年収は二人あわせての金額になるので、相手の年収をざっくりとでも知っておいたほうがいいでしょう。

まったくわからない場合は、以下の年代別平均年収を参考にしてみましょう。

年齢平均年収(男性)平均年収(女性)
20~24歳279万円243万円
25~29歳393万円318万円
30~34歳461万円315万円

200~400万円で同棲するときの平均的な生活費

主に20代前半のカップルに多い年収で、平均的な生活を送るには、全国平均で以下の生活費が支出されています。

費用項目二人分の平均金額/月
①水道光熱費19,538円
②携帯料金・ネット回線代16,363円
③飲食費用58,896円
④生活雑貨費用8,160円
⑤車両費・交通費22,583円(車あり)or 3,201円(車なし)
⑥洋服代・理美容代22,381円
⑦趣味代・交際費29,064円
合計約176,985円(車あり)or 約157,603円(車なし)

毎月の支出としては合計金額に家賃が加算されますが、生活費だけで考えると上記の金額がかかる見込みです。

ただ、日々の食事を自炊に切り替えるだけで、③の飲食費用は半分以下に抑えられるので、まずは弁当作りからはじめてランチ代を削減しましょう。

また、二人で格安スマホに切り替えれば携帯料金もさらに安くなるので、検討することをおすすめします。

二人の年収金額からして、上述したように節約を意識しないと贅沢な同棲生活はできないでしょう。

具体的な家賃の目安

年収200~400万円のカップルが同棲する場合は、以下の目安を参考にしてみましょう。

合計月収(年収)25%の家賃30%の家賃
170,000円(204万円)42,500円51,000円
190,000円(228万円)47,500円57,000円
210,000円(252万円)52,500円63,000円
240,000円(288万円)60,000円72,000円
270,000円(324万円)67,500円81,000円
300,000円(360万円)75,000円90,000円
330,000円(396万円)82,500円99,000円

住む地域によって家賃相場は大きく異なるので、上記の家賃はあくまでも目安として考え、無理なく払える家賃の物件を借りるようにしましょう。

400~600万円で同棲するときの平均的な生活費

主に20代後半のカップルに多い年収で、平均的な生活を送るには、全国平均で以下の生活費が支出されています。

費用項目二人分の平均金額/月
①水道光熱費20,519円
②携帯料金・ネット回線代18,656円
③飲食費用66,017円
④生活雑貨費用9,630円
⑤車両費・交通費24,217円(車あり)or 4,068円(車なし)
⑥洋服代・理美容代27,685円
⑦趣味代・交際費36,015円
合計約202,739円(車あり)or 約182,590円(車なし)

毎月の支出としては合計金額に家賃が加算されますが、生活費だけで考えると上記の金額がかかる見込みです。

ただ、日々の食事を自炊に切り替えれば③の飲食費用は半分以下に抑えられるので、ランチの外食を控えて弁当を持っていくことがおすすめです。

年収金額からして、節約しなくても不自由なく暮らすことはできますが、趣味や旅行などを楽しみたい場合は多少節約を意識した方がいいでしょう。

具体的な家賃の目安

年収400~600万円のカップルが同棲する場合は、以下の目安を参考にしてみましょう。

合計月収(年収)25%の家賃30%の家賃
340,000円(408万円)85,000円102,000円
360,000円(432万円)90,000円108,000円
380,000円(456万円)95,000円114,000円
410,000円(492万円)102,500円123,000円
440,000円(528万円)110,000円132,000円
470,000円(564万円)117,500円141,000円
500,000円(600万円)125,000円150,000円

住む地域によって家賃相場は大きく異なるので、上記の家賃はあくまでも目安として考え、無理なく払える家賃の物件を借りるようにしましょう。

600~800万円で同棲するときの平均的な生活費

主に20代後半~30代前半の高所得カップルの年収で、平均的な生活を送るには、全国平均で以下の生活費が支出されています。

費用項目二人分の平均金額/月
①水道光熱費21,802円
②携帯料金・ネット回線代20,608円
③飲食費用76,061円
④生活雑貨費用11,455円
⑤車両費・交通費29,469円(車あり)or 6,003円(車なし)
⑥洋服代・理美容代35,492円
⑦趣味代・交際費47,305円
合計約242,192円(車あり)or 約218,726円(車なし)

毎月の支出としては合計金額に家賃が加算されますが、生活費だけで考えると上記の金額がかかる見込みです。

年収金額からして、節約しなくても不自由なく暮らすことはできますが、都内の駅近でグレードの高いマンションに住みたい場合は、節約も意識した方がいいでしょう。

また、都内だと駐車場も高いのでカーシェアに切り替えるなど、利便性がよく節約にも繋がるサービスを利用した方がより贅沢に暮らせます。

具体的な家賃の目安

年収600~800万円のカップルが同棲する場合は、以下の目安を参考にしてみましょう。

合計月収(年収)25%の家賃30%の家賃
500,000円(600万円)125,000円150,000円
520,000円(624万円)130,000円156,000円
540,000円(648万円)135,000円162,000円
570,000円(684万円)142,500円171,000円
600,000円(720万円)150,000円180,000円
630,000円(756万円)157,500円189,000円
660,000円(792万円)165,000円198,000円

住む地域によって家賃相場は大きく異なるので、上記の家賃はあくまでも目安として考え、高すぎる家賃の物件を借りないように注意しましょう。

また、家賃を含めた生活費は非常に高額なので、どちらがどの程度負担していくのか、分担方法を事前に決めておいた方がいいでしょう。

4. 4つのパターンに分かれる生活費の分担方法

カップルで同棲するときは、生活費の分担方法を事前に決めておくことが望ましいです。

この章では、実際に同棲している100組のカップルにアンケート調査を行い、どのように分担しているケースが多かったのか紹介します。

アンケート結果を見てみると、下記のような分担方法に分かれていました。

生活費の分担方法
生活費の分担パターン

上記のように、カップルによって分担方法は異なるので、これが正解という方法はありません。

ですが、先輩カップルの分担方法を参考にして二人でよく話し合い、「半年毎に見直してみる」という方法が、もめ事にも繋がりにくいのでおすすめです。

4-1. 固定費を彼氏が多く支払う

全体の約5割が「固定費を彼氏が多く支払う」と回答していました。

固定費として毎月かかる「家賃・光熱費・ネット代・生活雑貨費用」を、彼女より稼いでいる彼氏が多く支払うことで、バランスが取りやすくなります。

世間的にも一番ベターな分担方法なので、彼女より彼氏の方が稼いでいる場合は、この分担方法がおすすめです。

口コミ・評判

N.K さん(27歳)(東京都で同棲)
毎月決まってかかる固定費を計算して7:3ぐらいの割合で僕が多く払ってますが、僕の方が稼いでるので、その分多く払うのは普通かなって思います。
食事はお互い外で買って食べることが多いので、各自で自由に使うようにしてます。

4-2. 固定費のみ折半している

次に多かったのが「固定費のみ折半している」という回答でした。

この分担方法にするときは、二人の収入が同水準でないと不平不満が出る可能性があるため、お互いの年収を把握しておくことが望ましいです。

また、在宅時間もできる限り一緒の方が、電気を多く使ってるなどの揉め事に繋がりにくいといえます。

口コミ・評判

A.Y さん(25歳)(埼玉県で同棲)
私たちは収入も勤務時間もほぼ一緒なので固定費だけ完全に折半です。
毎日弁当を作ってるから食費も計算しやすいです。彼だけランチを外食するようになったら不平等なので別の分担方法にしようと思ってます。

4-3. 全額二人で折半している

この回答をするカップルは少なかったですが、どちらかというと夫婦に近い分担方法といえます。

お互いの収入を彼女が管理して、必要な分だけ彼氏に渡すようなお小遣い方式に近いです。

余った分は貯金に回せるので、将来結婚を考えてるカップルにはいい方法だと思います。

口コミ・評判

I.S さん(30歳)(神奈川県で同棲)
同棲して3年ぐらい経ったときに、全部私が管理するようになりました。
二人あわせて生活費を折半できるぐらいの収入はあるので、結果的には全額二人で折半の形になってます。
そろそろ結婚も視野に入れているので、この分担方法に慣れておくのもいいかなって思ってます。

4-4. 彼氏が全額支払う

回答数は非常に少なかったですが、「彼氏が全額支払う」というカップルが数組いました。

このようなカップルは年齢が離れているケースが多く、彼氏が高給取りで彼女は大学生でバイト生活などが多かったです。

一方で、彼氏の給料だけで生活費を出して、彼女の給料はすべて貯金に回すという堅実なカップルもいました。

口コミ・評判

T.Y さん(30歳)(東京都で同棲)
生活費は基本的に自分だけの給料で工面してます。彼女も働いてますが、彼女の給料は結婚費用のため貯金に回してます。
東京ですが都心からは少し離れていて、家賃もさほど高くないため、十分暮らしていけます。

ルールを決めておくことが大切

上記のようにしっかり分担方法を決めておけば、トラブルが起こる確率も低くなるので、円満な同棲生活を送れます。

ただし繰り返しになりますが、一度決めたとしても、半年ごとに見直してお互い納得できる分担方法を決めることが望ましいです。

これまでに解説してきた家賃と生活費を理解することができたら、最後は実際に引っ越すときにかかる初期費用について把握するようにしましょう。

5. 同棲をするときに必要な3つの初期費用

1章でも伝えましたが、部屋を借りるときの初期費用は複雑でわかりにくいため、どんな費用にいくら払うのかを事前に把握しておきましょう。

この章では上述の初期費用も含まれる、新生活をスタートするときに必要な下記3つの初期費用について、詳しく解説します。

費用目安
部屋を借りるときの初期費用36~54万円
家具家電を揃えるときの初期費用20万円前後
引越し業者を使うときの初期費用6~12万円
トータル約63~86万円

※家賃9万円の物件で、IKEAで家具家電を揃え、2名とも東京都内で10月に引っ越した場合

5-1. 部屋を借りるときの初期費用

「部屋を借りるときの初期費用」は、一般的にはトータルで「家賃の4~6ヶ月分」が必要です。

また、東京と関西では習慣の違いから初期費用の相場も若干異なるので、実際に引っ越すことを想定した初期費用の計算方法も紹介します。

では、複雑でわかりにくい初期費用の内訳と相場を、以下の順で詳しく解説していきます。

誰に払うもの?相場はいくら?
敷金大家さん1~2ヶ月
礼金大家さん1~2ヶ月
前家賃大家さん1ヶ月
日割り家賃大家さん———-
仲介手数料仲介会社0.5~1ヶ月
火災保険料火災保険会社15,000円
鍵交換費用大家さん15,000円
保証委託料家賃保証会社30~60%

敷金

敷金とは、家賃や修繕費用などの支払いを担保する目的で、契約するときに大家さんへ預けるお金です。

一般的に「家賃の1~2ヶ月分」が相場となっており、家賃滞納やあなたに原因のある室内の損傷や破損がなければ、基本的には退去時に全額返還されます。

礼金

礼金とは、部屋を貸してもらう”お礼”として大家さんに支払う費用で、一般的に「家賃の1~2ヶ月分」が相場です。

敷金と違い、退去したときに返金されることはないので、入居者からすると無駄な費用になります。

前家賃

前家賃とは、契約が開始される”翌月分”の家賃を前払いするための費用です。

部屋を借りたあとも、月々の家賃は翌月分を前払いすることが一般的なので、このような形になっています。

不動産会社によっては翌々月分を求められる

不動産会社の規定で決まってるときは、翌月と翌々月の2ヶ月分を求められることがあります。

まとまったお金が用意できない人は、不動産会社に翌月分だけにしてもらえないか相談してみましょう。

日割り家賃

契約開始となる日が月初めの1日であれば日割り家賃は必要ないですが、中旬や下旬のときは家賃を日割り計算して算出します。

例えば、12月25日が契約開始日だとしたら12月31日までの”7日分”を日割り家賃として、初期費用に組み込みます。

30か31で割る計算は不動産会社によって異なる

日割り家賃は「毎月の家賃÷その月の日数」で計算します。

しかし、31日間ある月でも不動産会社の規定により、30日で計算されることがあるので少しだけ差が生じます。

規定ではなく単なるミスで計算してることも稀にあるので、金額が異なるときは念のため確認してみましょう。

仲介手数料

部屋を探したり、大家さんとの仲介役をしてくれたときのお礼として、仲介会社に支払う費用です。

仲介手数料の上限は、家賃1.1ヶ月(税込)までと法律で決められているので、1.1ヶ月分以上の請求をされたら違法となります。

また、大家さんと直接やり取りをして契約するときは、仲介する立場の人がいないので、仲介手数料はかかりません。

火災保険料

火災保険の加入は全国どの賃貸物件でも必要で、2年間:15,000円前後のプランが目立ちます。

多くの場合、大家さんに指定された保険会社にそのまま加入しますが、実際のところ指定された保険会社に加入する義務はありません。

保険の法律では、物件の契約と抱き合わせで保険の加入を求めることは違法な行為となるので、好きな会社で契約することも可能です。

鍵交換費用

鍵交換は任意の項目なので、あなたが希望しなければ前の入居者と同じ鍵を使用することになります。

ただし、不動産会社の規定で退去後は必ず交換すると決めていることもあるので、事前に確認しましょう。

鍵の種類により金額が大きく異なる

鍵にはたくさんの種類があって値段も大きく異なり、高いものだと20,000円以上する鍵もあるので、費用を確認してから希望するようにしましょう。

昔からある「くの字型」の鍵は安く、防犯性が優れているディンプルキーは高くなります。

鍵の種類

引用:美和ロック株式会社

保証委託料

保証委託料とは、連帯保証人と同じ役割を果たしてくれる「保証会社」に支払う費用で、一般的に「総賃料の30~60%」が相場です。

総賃料とは、家賃や管理費のほか、駐車場代など、大家さんに支払う費用をまとめた金額です。

また、保証会社によっては、家賃1ヶ月分が必要になるケースもあるので、事前に料金を確認した方がいいでしょう。

連帯保証人がいても利用を求められることがある

最近では、新規契約の6割以上が保証会社と契約することになっているので、多くの物件で保証委託料がかかると思った方がいいです。

また、親族に負担をかけたくないという人は、自ら希望して保証会社を利用することも可能です。

東京で部屋を借りるときの初期費用

家賃100,000円(管理費10,000円)|敷金1ヶ月 礼金1ヶ月|仲介手数料1ヶ月|保証委託料50%のケース

  • 敷金:100,000円
  • 礼金:100,000円
  • 前家賃(管理費込み):110,000円
  • 仲介手数料:110.000円(税込)
  • 保証委託料(管理費込み)55,000円
  • 火災保険料:約15,000円
  • 鍵交換費用:約20,000円
  • 合計:約510,000円|およそ家賃5ヶ月分

一般的に敷金1ヶ月 礼金1ヶ月が相場ですが、都心の高級マンションやシリーズマンションだと、敷金2~3ヶ月 礼金1.5~2ヶ月になってることもあります。

また、引越しシーズンの1~3月だと、アパートでも礼金が1.5~2ヶ月になってることもあるので、引っ越す時期にも注意しましょう。

関西で部屋を借りるときの初期費用

家賃80.000円(管理費5,000円)|敷金1ヶ月 礼金2ヶ月 |仲介手数料1ヶ月|保証委託料50%のケース

  • 敷金:80,000円
  • 礼金:160,000円
  • 前家賃(管理費込み):85,000円
  • 仲介手数料:88,000円(税込)
  • 保証委託料(管理費込み):41,500
  • 火災保険料:約15,000円
  • 鍵交換費用:約15,000円
  • 合計:485,500円|およそ家賃6ヶ月分

関西では契約を更新するときに必要な「更新料」を払う習慣がありません。そのため、更新することを見越して礼金を2ヶ月分求められる傾向があります。

ただ、何年住んでも更新するときにお金はかからないので、4年以上を目安に、長く住めば住むほどお得になるというメリットがあります。

しかし、すべての物件がこの条件とは限らないので、必ず事前に不動産会社に契約条件を確認しましょう。

初期費用は交渉で安くすることができる

上述してきた初期費用は、交渉することで安くなるケースがあります。

ただ単に家賃や礼金を安くしてと言っても交渉は成功しないので、知識を身につけることが大切です。

交渉するには季節も重要で、例えば引越しシーズンの1~3月に交渉しても一切受け入れてもらえないため、引越し客が減る夏場を狙ったほうがいいです。

他にも交渉するときに役立つ知識が数多くあるので、詳しく知りたい方は「家賃1ヶ月分以上安くする!賃貸の契約金を最安にして契約する全知識」を確認しましょう。

5-2. 家具家電を揃えるための初期費用

二人のうちどちらかが、新居で使える家具家電を持っていければ買う必要はないですが、大抵の場合、テレビ以外は新たに揃えるケースが多いでしょう。

また、家具家電は人によって好き嫌いがあり値段もピンキリなので、一概にいくらで揃えられるとはいえません。

そのため今回は、高品質低価格で人気の「イケア」と「ニトリ」で揃えることを想定して、いくらかかるのかを解説していきます。

イケアで揃えた場合

低価格でおしゃれな北欧家具がたくさんある「IKEA」で揃える場合は、「合計で199,410円」です。

カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせてコーディネートできますが、一例としては以下のようなイメージになります。

どの家具も種類がたくさんあるため、今回はシンプルでお得な値段の家具を中心に計算していきます。

ダブルベッド(フレーム+マットレス)39,980円
ダイニングテーブルセット(二人用)7,070円
二人掛けソファ12,990円
ローテーブル4,999円
スタンダミラー2,999円
ラグ7,999円
カーテンセット(レースと遮光×2部屋)8,596円
テレビ台5,999円
ダウンライト照明(2部屋)11,998円
合計102,630円

上記引用:IKEA

新生活にはタオルやキッチン雑貨など、他にも必要なものはありますが、細かいものは100円ショップで揃えることができます。

そして、イケアにはキッチン家電が売られてないので、別で買い揃える必要があります。イケアの家具同様に、シンプルでおしゃれな家電にしたいなら「無印良品」がおすすめです。

無印良品で揃えるキッチン家電の購入費用

同棲であればファミリー用の大きい家電は不要なので、最低限使える容量の家電で計算します。

家電3点セット(冷蔵庫・洗濯機・レンジ)64,900円
炊飯器6,990円
電気ケトル4,990円
掃除機19,900円
合計96,780円

無印の家電

上記引用:無印良品

以上のことから、IKEA」と「無印良品」で家具家電を揃える場合は「合計で199,410円」になりました。

ただ、あくまでもシンプルで安価な家具家電の値段なので、この金額を最安値だと思ったほうがいいでしょう。

ニトリで揃えた場合

低価格で質のいい家具家電がたくさんあるNITORI」で揃える場合は「合計で191,366円」です。

おしゃれというよりは、万人ウケするシンプルな商品が多いので、どんな部屋にも合わせやすく、一例としては以下のようなイメージです。

ニトリのインテリア

イケアと同様に、シンプルでお得な値段の家具家電を中心に計算していきます。

ダブルベッド(フレーム+マットレス)43,544円
ダイニングテーブルセット(二人用)16,467円
二人掛けソファ18,590円
ローテーブル3,695円
スタンダミラー1,896円
ラグ4,573円
カーテンセット(レースと遮光×2部屋)405円
テレビ台5,489円
ダウンライト照明(2部屋)11,184円
冷蔵庫19,538円
洗濯機24,448円
電子レンジ5,882円
炊飯器5,389円
電気ケトル3,222円
掃除機10,175円
合計191,366円

「ニトリ」で家具家電を揃える場合は「合計で191,366円」でした。

以上のことから、家具家電の種類にもよりますが、「イケア」と「ニトリ」では、どちらで揃えても200,000円以内なので、好みに合わせて買い揃えてみましょう。

また、家電をもっと安く揃えたい場合、家電量販店の「新生活応援セット」にすれば、さらに安く揃えることができます。

新生活パック

上記であれば店舗数も多いため、類似商品を店頭で確認することができるのでおすすめです。

また、セット点数によって金額が異なるので、必要な家電を考えてみましょう。

5-3. 引越し業者を使うときの初期費用

通常の時期(5~2月の引っ越し業界が忙しくない時期)の引越し業者の相場は下記の通りです。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

単身2人家族
~15km未満
(同市区町村程度)
29,000円53,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
32,000円59,000円
~200km未満
(同一地方内)
41,000円70,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
52,000円102,000円
500km~
(長距離)
62,000円126,000円

土日祝日は人気の日程なので1.1倍程度、さらに引越しが殺到する3月、4月前半は約1.5倍になると考えておきましょう。

また、今別々に住んでいる方がそれぞれ新居まで引越し業者を使うと「単身」の倍かかるイメージです。

正確な料金は見積もりをとって確認する

引越しの費用は、運ぶ荷物や距離・時期など、人によって180度料金が変わるオーダーメイドのような仕組みですので見積もりを取らないと正確な値段はわかりません。

そのため、下記のような見積もりサイトを使ってたくさんの見積もりを取り、一番安いところにお願いする必要があります。

引越し侍」を使えば、自分の引越し条件で対応可能な複数業者の概算見積り額が一度にわかるので、自分の引越し条件でのおおよその金額を把握することが可能です。

引越し侍公式 引越し予約サービスの概算見積り額の比較

引用:引越し侍

引越し侍」は引越し紹介件数が累計3,000万件以上と、引越し比較サイトの中でもトップクラスの紹介件数を誇る一括見積りサイトです。

使うだけで、引越し業者からすると「ライバルがいる」状態になるので、交渉しなくても安くなりやすいです。

※一括見積りサイトとは、WEBから自分の引越し情報を入力することで面倒な入力を何度も行わずに、自分の引越し条件にあった複数に業者の見積り予約ができるサービスです。

6. まとめ

同棲の費用について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

基本的に同棲するときは、以下3つの費用がかかります。

最初は家賃や初期費用にばかり意識が偏りがちですが、毎月の費用で考えると生活費が一番高額で「全国平均220,000円」となっているので必ず把握しておきましょう。

生活費は収入が多いほど支出金額も増えますが、意識次第で数万円抑えることもできるので、家賃とバランスを取れるように調整してください。

また、実際に引っ越すときにかかる初期費用を用意する必要があるので、お金の準備をしておきましょう。

費用目安
部屋を借りるときの初期費用36~54万円
家具家電を揃えるときの初期費用20万円前後
引越し業者を使うときの初期費用6~12万円
トータル約63~86万円

※家賃9万円の物件で、IKEAで家具家電を揃え、2名とも東京都内で10月に引っ越した場合

そして、実際に部屋を探しはじめるときは、「不動産のプロが教える賃貸の上手な探し方|3ステップでベストな部屋が必ず見つかる」の記事を確認して、失敗することなく理想の部屋を探しましょう。

あなたがこの記事を読んだことで、同棲の費用で悩まずに、円満な同棲生活がスタートできることを心から願っています。