要注意!ルーフバルコニー付きの物件を賃貸する前に絶対知っておくべき注意点
「ルーフバルコニー付き物件を賃貸したい!」「どうやって賃貸のルーフバルコニーが付いてる物件を選べばいいの?」など、ルーフバルコニー付きの賃貸物件に興味を持っていませんか?
ルーフバルコニー付き物件には借りる前に知っておくべき注意点があり、知らずに契約すると「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクがあります。
長年不動産業界で働いた経験から、ルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に知っておくべきこと、後悔しないためのコツなどを以下の流れで解説をしていきます。
- ルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に知っておくべき7つの注意点
- ルーフバルコニー付き物件は賃貸すべきでないのか
- ルーフバルコニー付き物件を賃貸して後悔しないために重要な4つのこと
- ルーフバルコニー付き物件選びにおすすめの賃貸サイト2選と探し方
- プロが選ぶ賃貸におすすめのルーフバルコニー付きのシリーズ物件3選
すべて読めば、ルーフバルコニーの注意点から、失敗しない探し方などルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に知っておくべきすべてのことがわかります。
目次
1.ルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に知っておくべき7つの注意点
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根部分を利用しているバルコニーを指します。
引用:三井の賃貸
私は過去に、ルーフバルコニー付き物件を多く扱う不動産会社で仲介業務を担当し、多くのお客様にルーフバルコニー付き物件を案内してきました。
たくさんの方から、いい意見・悪い意見を聞いてきた経験をもとに、ルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に必ず下記のことを知っておくことをおすすめします。
ルーフバルコニーの注意点
- 利用するには規制が多い
- 周りからの目が気になって使いにくい
- 日々の掃除が面倒
- 下の住民から苦情が来やすい
- 物件数が少ないので比較しにくい
- 賃料が高くなることが多い
- 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い
1-1.利用するには規制が多い
マンションのルーフバルコニーは、入居者専用スペースではなく「マンションの共有部」という扱いになり、主に以下の規制があることが多いです。
- 火気厳禁(BBQ禁止)
- 倉庫やテント、ハンモックなどの設置禁止
- 落下の恐れがある物品の設置もしくは取り付け禁止
上記の規制は、多くのマンションで取り決められています。この他にも厳しいマンションだと、テーブルやイスの設置も禁止していることもあります。
そのため、ルーフバルコニーが付いているからといって、自由に使えるわけではないので注意しましょう。
ただし、一切の使用を禁止しているわけではなく、中には「暗黙の了解で自由な使用を認めている」というケースもあるので、必ず物件ごとに内容を確認するようにしましょう。
1-2.周りからの目が気になって使いにくい
東京に建つマンションだと周りに高い建物が多く、ルーフバルコニーがすべて丸見えの状態になることが珍しくないので、非常に使いにくいとよく聞きます。
高台に建つ物件や、同じ目線の高さより上にマンションがないエリアであれば気にならないでしょう。
1-3.日々の掃除が面倒
上記で「ルーフバルコニーはマンションの共有部扱い」と説明しましたが、日々の掃除は入居者がすることになります。
この作業が非常に面倒で、使っていない場合でも風で飛んでくる砂埃や枯葉などで自然に汚れてしまいます。
そして、内覧時の確認ポイントとして、鳩の糞が落ちているときは注意が必要です。鳩は糞がある場所に繰り返しする習性があるので、少しの期間掃除を怠ると糞だらけになることもあるのです。
下記のように、実際に悩んでいる方も多いです。
このように、ルーフバルコニーを借りるときに確認しておくべき注意点があるので、覚えておきましょう。
1-4.下の住人から苦情が来やすい
ルーフバルコニーの下は別の住居になっていることがほとんどなので、子供が飛び跳ねて遊んだり、大人数で使用したりすると、振動や騒音の問題で苦情が来ることがあります。
開放的な気持ちになり、つい周りを気にせず使用してしまうと、近隣トラブルになることが予想されるので注意しましょう。
また、防音代わりにと、ウッドデッキを敷く方もいますが、物によってはギシギシと音がして逆効果になることもあるので、素材や性能を販売店に確認した上で検討しましょう。
1-5.物件数が少ないので比較しにくい
ルーフバルコニー付き物件は、一般的な賃貸物件に比べると物件数が少ないので、他と比較することができず決めきれないことが多いです。
仮にいくつか候補が出てきて悩んでいるときでも、いい物件はすぐに埋まってしまうので、仕方なく「こっちの物件でいいか…」という不本意な決断になるかもしれません。
そのため、通常の物件探しより時間と労力が必要なので、通常より一足早く物件探しを始めた方がいいでしょう。
1-6.賃料が高くなることが多い
上記で説明したとおり、ルーフバルコニー付き物件は数が少ないので、希少性が高く賃料も高くなることが多いです。
参考までに、過去に募集されていた渋谷に建つマンションの2部屋で比較すると以下のとおりになります。
物件名 | ルーフバルコニー | 階数 | 平米数 | 賃料 | 差額 |
カスタリア渋谷櫻丘 | あり | 3 | 49.28㎡ | 27.8万円 | 3.4万円 |
なし | 3 | 52.92㎡ | 24.4万円 |
上記のとおり、同じ階の広い部屋よりも、さらに3万円以上賃料が高く募集されているのです。
賃料は貸主の言い値で決められることがほとんどです。「ルーフバルコニーが付いてるから」と上乗せされている可能性が高いため、必ず他の物件と比較するようにしましょう。
使用料を支払うケースもある
物件によっては、家賃とは別に「ルーフバルコニー使用料」を求められることがあります。
求められる場合は、募集図面や契約書に詳細が書かれているので、必ず確認した上で契約するようにしましょう。
1-7.使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い
ルーフバルコニー付き物件を扱っているサイトならどこも同じでしょ?と思うかもしれませんが、サイトによって掲載されている物件数は異なります。
ルーフバルコニー付き物件の賃貸で有名な「RENOSY」と賃貸サイトNo1の「SUUMO」の物件数を「東京都港区のルーフバルコニー付き物件」で比較すると下記のように、大きな差があります。
RENOSY | SUUMO |
36件 | 1,019件 |
あなたに最もフィットした物件とも使うサイト次第では出会えないのです。
なんとなく「ルーフバルコニー付き物件をたくさん扱ってそう」という理由で選ぶと、ベストな選択から遠のきます。
このページで賃貸サイトも比較していきますが、ルーフバルコニー付き物件を選ぶのにおすすめなのは大手の下記2サイトです。
- SUUMO:https://suumo.jp
- at home:https://www.athome.co.jp
2.ルーフバルコニー付き物件は賃貸すべきでないのか
では、ルーフバルコニー付き物件は借りない方がいいの?という方もいるかもしれませんが、ルーフバルコニー付き物件の注意点を理解した上で、物件選びをしっかりすれば上記の問題で悩みにくくなります。
反対に、私が今までに仲介してきた方々に聞いた、ルーフバルコニー付き物件に住んで良かったというメリットはたくさんあります。
2-1.ルーフバルコニー付き物件のメリット
- 開放的な空間でリフレッシュできる
- カフェ的な使い方ができる
- ガーデニングを楽しめる
- 天体観測ができる
- ドッグランのように使える
- マットレスを干すことができる
- 洗濯物をたくさん干すことができる
- 子供の遊び場として利用できる
上記のようなメリットを受けられるので、ルーフバルコニー付き物件自体はおすすめです。
「ルーフバルコニー付き物件に住んで良かった」という人の声
住んで良かったという人の声を2名分紹介します。
2-2.失敗しないためのポイントとは
上記のように、うまくいっている人も、失敗する人も中にはいますが、ルーフバルコニー付き物件の賃貸で失敗しないポイントは
「ルーフバルコニー付き物件の注意点を把握した上で、とにかくたくさんの物件情報を内覧して、利用条件まで確認した上で物件を選ぶこと」です。
ここまでルーフバルコニー付き物件の現実をお伝えしてきましたが、実際何をどうすれば失敗しないのか次の章で具体的に解説します。
部屋探し自体に消極的になってほしいというわけではなく、契約するまではお金がかかることはありませんし、いつでもキャンセル可能なので、物件探しは気軽に始めましょう。
3.ルーフバルコニー付き物件を賃貸して後悔しないために重要な4つのこと
注意点やメリットを踏まえ、ルーフバルコニー付き物件に住んで後悔しないためにも下記のポイントを意識しましょう。
- ルーフバルコニー付き物件に強い賃貸サイトを活用し、選択肢を増やす
- 複数の不動産会社に会うこと
- 複数の物件を内覧し比較すること
- ルーフバルコニー付き物件の注意点を再確認した上で契約する
3-1.ルーフバルコニー付き物件に強い賃貸サイトを活用し、選択肢を増やす
1件でも多くの候補の中から選んだ方が理想の物件を見つけやすいですが、先ほども紹介した通り、サイトによって出会える物件数が異なります。
そこで、下記のように、主要なエリアごとのルーフバルコニー付き物件の掲載物件数を比較しました。
東京都港区のルーフバルコニー付き物件数 | 東京都新宿区のルーフバルコニー付き物件数 | 大阪府大阪市のルーフバルコニー付き物件 | |
SUUMO | 1,019件 | 776件 | 1,501件 |
at home | 171件 | 124件 | 127件 |
HOME’S | 47件 | 18件 | 111件 |
CHINTAI | 87件 | 54件 | 71件 |
RENOSY | 36件 | 15件 | – |
クレアビジョン | 34件 | 26件 | – |
goodroom | 1件 | 4件 | 2件 |
R-STORE | 6件 | 8件 | – |
- 記事作成時点で、パソコンから検索した際に検索結果にでた物件数です
- サイトごとに物件数の計算方法が違う可能性があります
- 「-」はルーフバルコニー付き物件で検索機能/特集が確認できなかったサイト
基本的に「SUUMO」がダントツで2番目に多い「at home」を使えば、ほぼ全ての賃貸ルーフバルコニー付き物件を網羅できると言っても過言ではありません。
反対に、他の賃貸サイトだと、出会えない物件も多く、組み合わせて使うことがおすすめです。
複数業者が掲載するポータルサイトを使おう
「SUUMO」「at home」など、比較表の赤字で示した業者は不動産ポータルサイトと呼ばれ、下記のように、たくさんの不動産会社がお金を払って、自分の会社が扱う物件を持ち寄って載せているサイトです。
ルーフバルコニー付き物件の場合、同じ建物でも部屋ごとに扱っている不動産会社が違うということもあり、それらをまとめて見れるため、より理想の物件を調べやすいです。
一方、青字で示したサイトは不動産会社が「うちではこんな物件を扱える」と掲載しているだけのサイトですので、物件数は限られます。
3-2.複数の不動産会社に会うこと
物件の内覧は必ず行きましょう。その際、注意すべきなのが、「複数の不動産会社」を通して内覧することです。
理由は、賃貸において「ここの会社のスタッフは優秀」ということが原則なく、「スタッフによる」からです。
「複数の不動産会社」を使えば、それだけ多くのスタッフに出会え、その中から知識も豊富で親身になってくれる人を選べるため、2社以上の会社を使うようにしましょう。
そのため下記の観点を満す営業マンにお願いするのがいいでしょう。
いい営業マンの条件
- 知識も誠意もあり、あなたの質問に即答してくれる
- あなたの希望を満たす物件を複数教えてくれる
- とりあえずの内見も快く対応してくれる
- 物件の悪い面も教えてくれる
- 契約を急かしてこない
不動産会社は他社の物件でも案内することができます。
営業マンの対応が悪い時、別の不動産会社に相談すれば、その物件を紹介してくれることも多いです。
また、上記5つの観点を満たす営業マンを1人知っておけば、今後の引越しの際も相談できます。
また、それぞれの会社が持っている「掘り出し物件」を教えてくれることがあるので複数に問い合わせることにはメリット満載です。
それぞれの会社から紹介してもらい、いい物件に出会ったら、一番信用できそうな不動産会社のスタッフにお願いするようにしましょう。
3-3.複数の物件を内覧し比較すること
また、必ず複数物件を見て、比較することがおすすめです。
複数物件を見ることで、エリアの相場感もハッキリしますし、本当にあなたに合った物件を見つけやすくなります。理想は5件ほど見るのがおすすめです。
特に、下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内覧したときに確認しましょう。
周辺環境 | 駅から実際に歩いてみる(電車のホームからどのくらいの距離か確認) |
坂道や踏み切りなど、不便に思う環境ではないか | |
墓地や病院、警察署など、不人気な条件となる環境ではないか | |
高速道路や線路沿いなど、騒音が気になる環境ではないか | |
スーパーやコンビニは近くにあるか | |
マンションの共用部 | エントランス・エレベーター・ゴミ置場などの清掃は行き届いているか |
掲示板に騒音に関する注意書きが掲載されてないか | |
防犯カメラは必要箇所に備え付けられているか | |
宅配BOXの個数をチェックする(大小合わせて6個程度が理想) | |
部屋 | 電波が入りやすいか(不便なく電話できる部屋か) |
収納スペースは十分にあるか | |
壁が薄くないか(軽く叩いてみる) | |
有効に使えない無駄なスペースは多くないか | |
ルーフバルコニー | 共有廊下から侵入できる作りになっていないか |
水道の蛇口が付いているか | |
夜間に使えるライトは付いているか | |
水のはけ口は適切な箇所にあるか | |
周りからの視線は気にならないか | |
鳥の糞は落ちていないか |
特に重視するのは共有廊下から侵入できる作りになっていないか
ルーフバルコニーへ外から入れてしまう物件は注意しましょう。
以下の赤で示した部分のように、人が乗り越えて侵入できる作りの場合は防犯的にもよくないです。
引用:SUUMO
また、借りたあと防犯性を高めるために、壁を造作したりすることも難しいです。なぜなら、共有廊下とルーフバルコニーは「マンションの共有部」の扱いになるからです。
そのため、入居者が自由に改装することができず、このまま使用するハメになるので必ず内覧時に防犯面も確認するようにしましょう。
3-4.ルーフバルコニー付き物件の注意点を再確認した上で契約する
ここだ!という物件に出会えた後も、もう一度このページで紹介したポイントを振り返りましょう。
特に、ルーフバルコニーがあるというだけで、家賃は高すぎないか、どんな利用条件が取り決められているか、などを改めて確認した上で契約することがおすすめです。
また、物件によっては、振動や騒音の苦情など、住人の口コミを見れるサービスもあるので、物件名を入力して口コミが出ているか確認しておきましょう。
おすすめサイト:マンションノート
「マンションノート」は、100万件以上の口コミが投稿される、日本最大級のマンション口コミサイトです。
今住んでいるマンションの口コミを投稿すれば、無料で口コミを見ることができます。
4.ルーフバルコニー付き物件選びにおすすめの賃貸サイト2選と探し方
先ほどの比較の通り、ルーフバルコニー付き物件は「SUUMO」「at home」で探すのがおすすめです。
それぞれがどんなサイトなのか、またどうやってルーフバルコニー付き物件で検索すればいいかを解説していきます。
4-1.SUUMO:物件数No1!大手が運営する最大級のポータルサイト
「SUUMO」はリクルートグループが運営する日本最大級の不動産ポータルサイトで、多くの不動産会社がこぞって物件を載せています。
数ある賃貸サイトの中で最もおすすめな理由は、とにかく掲載数が多く、また希望の条件で物件を絞りやすいことです。
ルーフバルコニー付き物件を含めると700万近くある物件を様々な切り口で検索ができ、「ルーフバルコニー付き物件」以外にも、「ルーフバルコニー×リノベーション」「ルーフバルコニー×最上階」など、さまざまな要望で物件を絞り込めます。
SUUMOでルーフバルコニー付き物件を探すには?
路線やエリアを絞った後、「検索条件追加」から「すべてのこだわり条件」を選択、「ルーフバルコニー付」にチェックをすればルーフバルコニー付き物件だけを絞り込めます。
SUUMOのデータ
運営会社 | 株式会社リクルート |
掲載物件数 | 約750万件 |
対象エリア | 全国 |
URL | https://suumo.jp |
4-2. at home:SUUMOと並ぶ大手ポータルサイト
「at home」は不動産情報サービス業のパイオニアとして、アットホーム株式会社が運営する、信頼と実績を兼ね備えたポータルサイトです。
at homeは、ウッドデッキが敷かれたルーフバルコニー付き物件も検索で絞り込めるので、ウッドデッキ仕様になっているルーフバルコニーに興味がある方はat homeから探してみましょう。
at homeでルーフバルコニー付き物件を探すには?
トップページからエリアや路線を絞ったら「さらに条件を指定する」をクリック、次ページの「ルーフバルコニー」にチェックを入れて検索すれば、ルーフバルコニー付き物件だけを絞れます。
at homeのデータ
運営会社 | アットホーム株式会社 |
掲載物件数 | 約180万件 |
対象エリア | 全国 |
URL | https://www.athome.co.jp |
5. プロが選ぶ賃貸におすすめのルーフバルコニー付きのシリーズ物件3選
基本的に、「SUUMO」「at home」で、重視するポイントで絞り込めば、選びやすいはずです。
ただ、最近はルーフバルコニー付き物件の数が多くなっていて、一部では借りたあとに後悔するような部屋もあるので、選ぶのに苦労するかもしれません。
そこで、賃貸の営業をしていた経験から、デザイン性、品質、物件数などを踏まえて特に賃貸でおすすめしたいルーフバルコニー付き物件を紹介します。
オススメは不動産会社が手がけるシリーズ物件
中堅企業〜大手が手がけるシリーズ物件であれば、ルーフバルコニー付き物件が多く揃っていて、デザインや品質も高い水準で作られているため、住んだあとに失敗しにくいです。
なので、後悔しないルーフバルコニー付き物件がいい人は下記のシリーズから選びましょう。
シリーズ名 | 物件数 | おすすめポイント |
5-1.パークハビオシリーズ | 60棟〜 | 都心の駅近に数多く建てられている利便性のいい高品質な人気シリーズマンション。 |
5-2.コンフォリアシリーズ | 130棟〜 | 1R~3LDKまでのタイプが用意されているので、幅広い層を取り込める人気シリーズマンション。 |
5-3.パークアクシスシリーズ | 150棟〜 | 全国8都市に数多く建てられている人気マンションシリーズ。 |
シリーズマンションの中でも、物件によってはルーフバルコニーが付いていないこともあるので、内覧前に必ず募集図面で間取りを確認しましょう。
5-1.パークハビオシリーズ
「パークハビオシリーズ」は、三菱地所レジデンスが手がける高品質賃貸マンションです。
パークハビオは、ルーフバルコニー付きの部屋が用意されている物件が多いので、希望エリアの物件を事前にチェックしておきましょう。
また、新築物件のルーフバルコニー付きの部屋は常に早い者勝ちなので、募集が開始された段階で申し込むことが望ましいです。
パークハビオシリーズのマンション外観
パークハビオシリーズのモデルルーム
ルーフバルコニー付きの間取り図
上記引用:三菱地所レジデンス
過去に募集のあった部屋の例
物件 | 間取り | 面積 | 家賃(管理費) | 敷金/礼金 |
パークハビオ神楽坂香月. | 1R | 26.30㎡ | 12.7万円(1万円) | 1ヶ月/1ヶ月 |
パークハビオ三軒茶屋. | 1R | 25.76㎡ | 12.9万円(1万円) | 1ヶ月/1ヶ月 |
パークハビオ駒沢大学. | 1LDK | 59.53㎡ | 28.5万円(1万円) | 1ヶ月/1ヶ月 |
これらの物件は「SUUMO」「at home」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。
- SUUMO公式ページ:https://suumo.jp
- at home公式ページ:https://www.athome.co.jp
パークハビオシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「パークハビオ辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。
5-2.コンフォリアシリーズ
「コンフォリアシリーズ」は、東急住宅リースが手がける賃貸マンションシリーズです。
目に見えるデザインだけでなく、細部の質感までこだわり、マンションのクオリティを高めていることが特徴です。
ルーフバルコニー付きの部屋も1R~3LDKなどバリエーション豊かなので、幅広い層が検討できるシリーズマンションです。
コンフォリアシリーズのマンション外観
コンフォリアシリーズのモデルルーム
ルーフバルコニー付きの間取り図
引用:東急不動産
過去に募集のあった部屋の例
物件 | 間取り | 面積 | 家賃(管理費) | 敷金/礼金 |
コンフォリア門前仲町サウス. | 1DK | 30.19㎡ | 14.7万円(1万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
コンフォリア用賀. | 1LDK | 37.78㎡ | 15.6万円(1万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
コンフォリア西早稲田 | 1LDK | 47.55㎡ | 19.3万円(0.9万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
これらの物件は「SUUMO」「at home」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。
- SUUMO公式ページ:https://suumo.jp
- at home公式ページ:https://www.athome.co.jp
コンフォリアシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「コンフォリア辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。
5-3.パークアクシスシリーズ
「パークアクシスシリーズ」は、三井不動産レジデンシャルが手がける高級賃貸シリーズです。
品のある落ち着いた大人の暮らしと、上質でゆとりのある豊かなプライベートの時間にこだわって作られています。
低層から高層マンションまで、幅広い物件にルーフバルコニーが付いていて、物件数も多いので比較検討しやすいシリーズマンションです。
パークアクシスシリーズのマンション外観
パークアクシスシリーズのモデルルーム
ルーフバルコニー付きの間取り図
上記引用:三井の賃貸
過去に募集のあった部屋の例
物件名 | 間取り | 階数 | 面積 | 家賃(管理費) | 敷金/礼金 |
パークアクシス目黒本町. | 1DK | 5 | 32.81㎡ | 14万円(0.8万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
パークアクシス市谷加賀町 | 1SLDK | 4 | 57.28㎡ | 27.7万円(1.2万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
パークアクシス虎ノ門 | 2LDK | 14 | 59.77㎡ | 32.5万円(1.5万円) | 1ヶ月/0ヶ月 |
これらの物件は「SUUMO」「at home」に掲載がありますので、最新の空室検索や内覧申し込みをしたい方は下記ページから行いましょう。
- SUUMO公式ページ:https://suumo.jp
- at home公式ページ:https://www.athome.co.jp
パークアクシスシリーズについてより詳しい情報を知った上で内覧をしたい方は「パークアクシス辛口レビュー|高級賃貸マンション13ブランドの比較と注意点」のページに詳細な情報をまとめていますので、チェックしてみましょう。
6. まとめ
ルーフバルコニー付き物件を賃貸する前に知っておくべきことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
改めて注意点をお伝えすると、下記の7つです。
ルーフバルコニーの注意点
- 利用するには規制が多い
- 周りからの目が気になって使いにくい
- 日々の掃除が面倒
- 下の住民から苦情が来やすい
- 物件数が少ないので比較しにくい
- 賃料が高くなることが多い
- 使う賃貸サイトによって出会えない物件も多い
上記に悩むことのないよう、以下のポイントに気をつけてマンションを選んでいきましょう。
- SUUMO(https://suumo.jp)、at home(https://www.athome.co.jp)などの、ルーフバルコニー付き物件に強いサイトを使う
- 複数の不動産会社を通して、複数物件を内覧して選ぶ
- ルーフバルコニー付き物件の注意点を把握した上で、とにかくたくさんの物件情報を内覧して、利用条件まで確認した上で物件を選ぶ
- ルーフバルコニーがあるというだけで、家賃は高すぎないか、どんな利用条件が取り決められているか、などを改めて確認した上で契約する
このページがあなたのお部屋探しのお役に立てることを心から祈っています。