「赤坂タワーレジデンスTop of the Hillってどんなマンション？」「中古マンションとしてはいい物件なの？」など、赤坂タワーレジデンスTop of the Hill（以下、赤坂タワーレジデンス）について気になっていませんか？

赤坂タワーレジデンスは、駅近で利便性に優れており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実しているおすすめのタワーマンションの一つですが、購入前に知るべき注意点やデメリットもあります。

このページでは、売買業界で長年働いてきた筆者が、赤坂タワーレジデンスを購入する前に知っておくべき以下のポイントを解説します。

1. 4つの軸で徹底評価！赤坂タワーレジデンスの特徴とは
2. もう少し詳しく知りたい方へ！赤坂タワーレジデンスの詳細情報
3. どんな部屋があるの？赤坂タワーレジデンスの部屋を2つピックアップ！
4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと
5. 赤坂タワーレジデンスと合わせて検討したいマンション3選

購入してから「こんなはずじゃなかった」「他のマンションにすべきだった」と感じることがなくなるでしょう。

トップ画像引用元：サンウッド

1. 4つの軸で徹底評価！赤坂タワーレジデンスの特徴とは

赤坂タワーレジデンスは、地上45階地下3階建、521戸の世帯数を誇る高級タワーマンションです。

施工はスーパーゼネコンである「竹中工務店」が担い、2008年7月に下記4社が開発したことで誕生しました。

• 森ビル株式会社
• 東急不動産株式会社
• 株式会社サンウッド
• 株式会社竹中工務店

建物は制震構造になっていることから、大きな地震が発生しても揺れを抑制してくれるため、安心して暮らすことのできるタワーマンションです。

引用：森ビル

赤坂という土地柄、駅周辺はビジネスの街として発展していますが、建物周辺はマンションが多い住宅街となっているため、静かに暮らすことができます。

そんな赤坂タワーレジデンスについて、契約前に知っておきたい下記のポイントを簡単に解説していきます。

• 立地
• 価格
• 共用施設
• 周辺環境

1-1. 立地：3駅が使え、最短徒歩5分と駅近

赤坂タワーレジデンスの立地は下記のようになっていて、3つの駅が利用可能です。

引用：GoogleMap

利用可能駅

• 赤坂駅（千代田線）・・・徒歩5分
• 溜池山王駅（銀座線・南北線）・・・徒歩5分
• 六本木一丁目駅（南北線）・・・徒歩9分

3駅3路線が使え交通の便がよく、赤坂駅や溜池山王駅まで徒歩5分となっているため、駅近なタワーマンションをお探しの方には理想の物件と言えます。

また、上記の3路線を利用できることで、各駅から都心部各地へのアクセスは抜群です。

※所要時間は、日中平常時のもので時間帯により異なります。 待ち時間及び乗り換え時間は含まれておりません。

また、物件から徒歩3分の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」からは、羽田空港行きのリムジンバスが発着しているので、空港へのアクセスも非常に便利です。

物件住所：東京都港区赤坂２丁目１７番５０号

1-2. 価格：ほぼ相場通り

赤坂タワーレジデンスで過去に売り出されていた部屋と、その価格を抜粋してみました。

現在も複数の部屋が売り出されていますが、相場感としては上記のようになります。

最新の情報が気になる方は、HOME’Sなどの大手不動産情報サイトを確認すれば、効率よく売り出し物件を探せます。

• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

他のタワーマンションと比べてどうなの？

周辺の高級マンションと比べて、駅からの距離や築年数などを考慮すると、赤坂タワーレジデンスの価格は、ほぼ相場通りと言えます。

以下は、周辺エリアで過去に掲載されていた物件の例です。

1-3. 共用施設：生活をより豊かにする施設が充実

赤坂タワーレジデンスは共用施設としてバーラウンジやゲストルーム、リラクゼーションルームなどが利用可能となっています。

また、森ビルの入居者の特典として、六本木ヒルズなどにある会員制スパ「ヒルズスパ」が利用可能となっています。

さらに、赤坂タワーレジデンスに住む方はプルデンシャルタワー2Fにある「スポーツクラブNAS 赤坂」も利用可能です。

トップラウンジ・スカイテラス｜都心の景色を一望できる

引用（左からトップラウンジ・スカイテラス）：森ビル

赤坂タワーレジデンスの最上階にはトップラウンジとスカイテラスがあり、低層階の方でもここに来れば都心の景色を一望できます。

また、ラウンジは友人や来客との打ち合わせ、くつろぎながらの読書など様々なシーンで活用できます。

ゲストルーム｜来客向けの宿泊施設

引用（画像は和敬）：森ビル

ゲストルームは、来客向けの宿泊施設のことで、友人や、両親が遊びにきた際に利用してもらうなど、さまざまな使い道があり便利です。

赤坂タワーレジデンスには2Fに茶室をイメージした「和敬」があり、最上階には「レックス」「レジーナ」の2つがあります。

「レックス」は迎賓館や新宿副都心を、「レジーナ」は国会議事堂方面を眺められるような部屋の配置となっています。

ラグジュアリーライブラリー｜緑を眺めながら読書が楽しめる

引用：森ビル

ラグジュアリーライブラリーは落ち着いたインテリアに囲まれながら読書のできるスペースです。

また、マンション内に植えられた木々を眺められる設計で、視覚的にも癒しを与えてくれます。

ハートリゾート｜マッサージなどを受けることができる

引用：森ビル

赤坂タワーレジデンスはエステティックサロンと提携しており、ハートリゾートではボディ＆フェイシャルマッサージなど様々なサービスが受けられます。

コンシェルジュサービスも好評！

赤坂タワーレジデンスでは7時半〜21時までの間、バイリンガル対応の専門スタッフが駐在しており、下記のようなサービスを受けられ、実際の入居者からも「助かる」という口コミがあります。

• 来訪者の受付・案内
• 共用施設の予約
• 宅配便の一時預かりサービス
• FAX送信・カラーコピーサービス
• 新聞手配
• タクシー手配サービス
• はがき・切手・ごみシール販売
• クリ―ニング取次サービス
• メンテナンスサービス
• ハウスキーピングサービス
• デリバリーやケータリングの手配
• 各業者紹介サービス
• メッセージ預かり

入居者の特典：ヒルズスパやスポーツクラブNAS 赤坂が使える！

森ビルに住む方の特典として、ジムやプール、サウナなど様々な施設が入っている「ヒルズスパ」が利用可能となっています。

なお、赤坂タワーレジデンス内には設けられていないため、ヒルズスパの入った建物に出向く形になりますが、このような入居者特典があるのは嬉しいポイントです。

ちなみに、下記がヒルズスパの入っている建物と施設の数です。

引用：HILLS SPA

スポーツクラブNAS 赤坂｜エクササイズマシンの充実したプライベートジム

赤坂タワーレジデンスにお住いの方は、ヒルズスパの他にプルデンシャルタワー（赤坂見附駅すぐ）の2FにあるスポーツクラブNAS 赤坂も利用可能です。

20種類以上のエクササイズマシンがあり、一人ひとりの目的に適したトレーニングが可能です。

引用：スポーツクラブNAS 赤坂

エントランスロビー

エントランスロビーは広々とした作りで、落ち着いた色味が高級感を醸し出しています。

下記の画像を観ていただければエントランスの雰囲気が伝わるかと思います。

引用：三井の賃貸

椅子やソファがあり、待ち合わせやちょっとした打ち合わせなどに便利です。

1-4. 周辺環境：スーパー・コンビニが徒歩圏内にあり住みやすい

赤坂タワーレジデンスは、駅近なだけでなく周辺施設が充実していて、とても住みやすい立地にあるタワーマンションです。

引用：GoogleMap

赤坂タワーレジデンスの周辺にはコンビニやスーパー、ドラッグストアがあり、食品や日用品の買い出しなどに大変便利です。

また、保育施設が近くにあり、小学校まで徒歩10分前後で行けるため、子育て環境も整っています。

Q. 学区はどこになる？

小学校、中学校は上地図にある、「赤坂小学校」「赤坂中学校」です。

近隣にある便利な店舗や施設

赤坂タワーレジデンスの近隣には、生活する上であって便利な店舗や施設が下記のようにたくさんあります。

ここまでのまとめ

ここまでをまとめると、赤坂タワーレジデンスは、駅近で利便性に優れており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実しているおすすめのタワーマンションです。

気になるのであれば、他の人が購入する前に内見に行くことをおすすめします。

なお、周辺エリアには複数のタワーマンションがあるため、比べられるとより納得して選ぶことができます。

また、内覧に行く前にもう少し知りたい..という方のために、次の章で赤坂タワーレジデンスについてより具体的に解説をします。

2. もう少し詳しく知りたい方へ！赤坂タワーレジデンスの詳細情報

不動産は実際に見てみないとわからないものですから、ここまでで興味を持ったのであれば気軽に内覧に行ってみましょう。

すぐに内見に行けない方や、もう少し具体的に知りたい方のために、下記のポイントで細かく解説していきます。

1. 室内の雰囲気について
2. 部屋ごとの設備について
3. 駐車場/駐輪場について
4. セキュリティ面について
5. 地震や津波などの自然災害への強さについて
6. 周辺の治安について
7. 子育てのしやすさについて
8. 資産性について
9. 賃貸で募集される家について
10. 過去に起こった事故について

2-1. 室内の雰囲気について

モデルルームの写真から、赤坂タワーレジデンスの雰囲気が把握できるかと思います。

引用：京王グループ

予算が合う部屋で売り出されているものはできるだけ多く内見し、あなたにぴったりな部屋を見つけましょう。

「3. どんな部屋があるの？赤坂タワーレジデンスの部屋を2つピックアップ！」で部屋の例を紹介します。

部屋からの眺めについて

赤坂タワーレジデンスの周囲には高い建物が多くあるため、眺めを重視する方は注意して検討しましょう。

なお、西側は他の方角と比べて高い建物が比較的少なく、眺めのいい部屋が多いです。

以下の写真は、西向き21階からの眺望ですので、気になる方は参考にしてみてください。

引用：京王グループ

2-2. 部屋ごとの設備について

各住戸の設備も、下記のような生活に必要なものがしっかり整備されています。

• システムキッチン
• ディスポーザー
• 浄水器
• 食器洗浄乾燥器
• ウォシュレット
• 浴室換気乾燥機
• 追い炊き機能
• エアコン
• 床暖房
• TVモニター付インターホン
• CATV・BS/CS

部屋によってはリフォームが施され、上記の設備が付帯されていないケースも稀にあるため、事前に確認するようにしましょう。

部屋でペットは飼える？

赤坂タワーレジデンスでは、小型犬、猫、小動物、鳥などを合計2匹まで飼うことができます。

また、建物設備としてペット用足洗い場が設けられており、ペットと快適に暮らせる環境が整っています。

ゴミ出しの手間やルールについて

24時間・365日ゴミを出すことが可能なので、ゴミ出しは非常に楽です。

また、各フロアにゴミ置場が設置されているので、ゴミを捨てるとき、わざわざエレベーターに乗る手間が省ける点も人気があります。

洗濯物は外に干せる？

赤坂タワーレジデンスは一般的なタワーマンション同様に、強風などの影響からバルコニーに洗濯物を干すことができません。

そのため、すべての住戸に浴室乾燥機が設備として備え付けられています。

2-3. 駐車場/駐輪場について

赤坂タワーレジデンスには、2つの機械式駐車場が用意されており、詳細は下記の通りです。

バイク置き場は「月額2,200~4,400円」、駐輪場は「月額330円」で利用できますが、台数が限られるので空き状況を事前に確認しておきましょう。

洗車スペースも完備

地下1階の駐車場に洗車スペースも用意されているので、わざわざ外部の洗車場まで行く手間が省けます。

2-4. セキュリティ面について

赤坂タワーレジデンスは、下記の4重セキュリティが施されているため、他のマンションよりもセキュリティは万全と言えます。

• エントランス前にセキュリティスタッフが常駐
• エントランスのオートロック
• 1階エレベーターホールのオートロック
• エレベーターの居住階直行運転

一般的に問題視されている、オートロック解錠時に不審者が侵入する「共連れ」に関しても、高精度なセキュリティシステムを導入しているため、防ぐことができます。

仕組みとしては、居住者の入館時にセキュリティタグを所持してない人が続けて入館しようとすると、センサーが検知してスタッフが直接対応してくれるので、共連れを防げるのです。

ちなみに、セキュリティタグを所持してる居住者は、バッグや服のポケットにタグを入れたままでも自動でオートロックが解錠され、エレベーターも自動で居住階へのボタンを押せる状態となります。

2-5. 地震や津波などの自然災害への強さについて

冒頭でもお伝えしたように、赤坂タワーレジデンスは、竹中工務店による「制震構造」で建てられているため地震に強いといえます。

制震構造は地震エネルギーを制震装置が吸収することにより、建物にかかるエネルギーを小さくして揺れを軽減します。

洪水の影響は？

マンションが建つ赤坂エリアは、一部の地域で洪水が起こる危険性があります。

以下は国交省が発表している「ハザードマップ」ですが、赤坂タワーレジデンス周辺は部分的に最大「0.5m〜3m」洪水によって浸水する可能性があります。

※想定される浸水の水位：■0.5m未満｜■0.5m~3m｜■3m~5m

引用：ハザードマップ

2-6. 周辺の治安について

赤坂エリアは、犯罪の多い六本木駅周辺が目と鼻の先ということもあり、治安がいいとは言えません。

以下のマップは、警視庁が発表している2021年の1年間を通しての「犯罪情報マップ」ですが、赤坂タワーレジデンス周辺は犯罪数のやや多いオレンジ色に塗られています。

引用：警視庁犯罪情報マップ

また、マンションの建つ”赤坂2丁目”で起きた犯罪の内訳は下記のようになっています。

• 侵入窃盗：8件
• 自転車盗難：2件
• 万引き：3件
• その他：25件

なお、六本木に近くなればなるほど、犯罪件数も多く治安が悪くなるので注意しましょう。

お子さんがいる家庭などで、少しでも治安のいい地域のマンションに住みたい場合は、マップ上の「南エリア」にある下記のタワーマンションもあわせて検討してみましょう。

• グランスイート麻布台ヒルトップタワー
• パークコート虎ノ門愛宕タワー
• 虎ノ門タワーズレジデンス
• ウェリスタワー愛宕虎ノ門

2-7. 子育てのしやすさについて

赤坂タワーレジデンス周辺には保育園やインターナショナルスクールのほか、買い物に便利なスーパーなども多いので、子育てにも向いているマンションといえます。

ただ、赤坂という場所柄、子育てするファミリー世帯より、一人暮らしや夫婦で暮らしている世帯の方が多い印象です。

また、赤坂には子供が楽しめるような商業施設は少ないので、休日は後楽園やお台場などに行くことが多くなるでしょう。

2-8. 資産性について

結論からお伝えすると、赤坂タワーレジデンスの資産性は高いといえます。

ただ、10年後20年後のマンションの価値など誰も予測できません。しかし、下記の2点に関しては、いつになっても変わることはありません。

• 立地条件
• ブランド

この2点を考慮すれば、資産性はどうなのかが、わかりやすくなります。

立地条件

赤坂タワーレジデンスは、最寄りの2駅から徒歩5分という好立地に建てられています。

また、車移動でも都内であればどこにでも行きやすい立地なので、日常生活の移動で困ることはないでしょう。

土地柄で考えても、赤坂は東京を代表する高級住宅街に分類され、街も発展し続けているので、将来的に街の資産価値が落ちることは考えにくいです。

ブランド

赤坂タワーレジデンスは、スーパーゼネコンである竹中工務店が施工した高級タワーマンションです。

日本を代表する建設会社が作ったタワーマンションであれば、将来売却するときでも値崩れしにくいといえるでしょう。

2-9. 賃貸で募集される家賃について

分譲マンションとして人気の赤坂タワーレジデンスですが、賃貸でも同様に人気があり、家賃の目安としては下記のようになっています。

将来賃貸で貸し出すことも考えている方は、上記の家賃を参考にしてください。

2-10. 過去に起こった事故について

いくら条件がよくても、事件や自殺などの事故が起きた部屋は避けたい方も多いと思います。

そこで下記4つの方法から、赤坂タワーレジデンスについて徹底的に調査をしました。

• SNS（Twitterなど）
• Google検索
• Yahoo検索
• 事故物件検索サイト（https://www.oshimaland.co.jp/）

その結果、赤坂タワーレジデンスの事故物件に該当する情報は見当たりませんでした。

不動産業者から提示される資料に「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と表記されている場合、トラブルになりうる事があった可能性が高いので、必ず内容を聞くようにしましょう。

次の章では、実際にどんな部屋がいくらで売られていたのかを詳しく解説していきます。

3. どんな部屋があるの？赤坂タワーレジデンスの部屋を2つピックアップ！

過去に、赤坂タワーレジデンスで売り出されていた部屋を紹介していきます。

「赤坂タワーレジデンスではどれくらいの所に、どれくらいの予算で住めるか」の参考にしてください。

19階1LDK｜一人暮らしやDINKS向けの物件

引用：at home

こちらは、価格:1億9,900万円、管理費:19,900円/月、修繕積立金:16,500円/月の部屋です。

間取りは57.56㎡の1LDKなので、一人暮らしや二人で住むのに向いています。

いい意味でも悪い意味でも特徴の少ないスタンダードな部屋なので、マンションの雰囲気を確かめるためにもまずは内見をしてみましょう。

• 価格：1億9,900万円
• 管理費：19,900円/月
• 修繕積立金：16,500円/月

24階2LDK｜二人暮らしや家族向けの物件

引用：at home

こちらは、価格:3億2,880万円、管理費:32,800円/月、修繕積立金:27,100円/月の部屋です。

間取りは2LDKで95.07㎡あるため、家族でもゆったり暮らすことができます。

また、24階と高層階に位置しているため、眺めの良い部屋をお探しの方にもおすすめです。

• 価格：3億2,880万円
• 管理費：32,800円/月
• 修繕積立金：27,100円/月

次の章では、中古マンションを買うときに知っておくべきことを解説するので、失敗しないためにも必ず確認してください。

4. 中古マンションを買うときに知っておくべき8つのこと

中古マンションを買うという行為は、あなたが投資家でない限り一生で一度のことが多いはずです。

そんな一大イベントを成功させるためには、必ず知っておくべきことを把握した上で比較検討することが何よりも大切です。

そこで、誰でもわかりやすく知ってもらえるように、下記の8つに分けて解説していきます。

1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる
2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安
3. 相場価格を把握していれば騙されない
4. 一生住む予定でも資産性は重要
5. 将来を考えて階層を検討すること
6. マンションごとにルールが異なる
7. 必ず複数の物件を内見すること
8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

4-1. マンションは管理体制で暮らしやすさが決まる

マンションは管理体制が整っているか・いないかで、暮らしやすさが決まると言っても過言ではありません。

管理が隅々まで行き届いているマンションは、エントランスやエレベーターホールも常に綺麗ですし、ゴミ置場も整頓されています。

目に見える部分だけでなく、排水管や電気系統などの定期点検もきちんと行われているため、長く安心して暮らすことができます。

管理組合が機能しているかも重要

分譲マンションは管理組合を作ることが法律で決められています。このとき、管理組合はあるものの、全く機能していないケースもあるため注意が必要です。

管理組合が機能していないと、修繕積立金の滞納者が多かったり、修繕計画が不十分で必要な修繕ができないケースも出てきます。

そのため、中古マンションを購入するときは、管理組合が機能しているか、滞納者はいないか、修繕計画は立てられているかを不動産会社に確認しましょう。

赤坂タワーレジデンスは、区分所有者全員で管理組合を結成し、管理会社である「森ビル株式会社」に業務を委託しているので、修繕費の回収含め問題なく機能しています。

また、実績などに基づいて設定した標準の修繕周期をベースに「長期修繕計画」を立てています。

期間中に予想される修繕工事の費用総額と、それに応じた修繕積立金の使い道が決められているため、修繕計画が明確になっています。

4-2. 中古マンションの初期費用は物件価格の「6~13%」が目安

中古マンションを購入するときの初期費用は下記の項目が必要となり、一般的に物件価格の「6~13%」が目安です。

上記の中で一番高額な費用となるのが「仲介手数料」です。仮に5,000万円の物件を購入する場合は「約171万円（税込）」が仲介手数料として必要です。

ただ、赤坂タワーレジデンスの売り出し物件の中でも、部屋によっては「仲介手数料半額や無料」で購入できることもあります。

以下のイメージのように、階数が違うだけで内装や眺望が変わらない場合は、価格が高くても仲介手数料を含めた合計額で選んだ方がお得になることもあります。

赤坂タワーレジデンスのような戸数が多い大型マンションだと、上記のようなケースも多いので、売り出し中の部屋をすべて確認して、後悔しない選択をしましょう。

4-3. 相場価格を把握していれば騙されない

中には相場以上の価格で売られているマンションもあり、高値でつかまされる可能性もあるので注意しましょう。

また、売るときはいくらぐらいで売れるのかも、調べておいたほうがよりいいでしょう。

相場価格を知りたい場合は不動産会社に聞いてもいいですが、都合のいい情報しか教えてくれない可能性もあるので、ネット上で確認することがおすすめです。

ネットで調べる場合は、下記2サイトの情報量が多いので活用してみましょう。

• 国土交通大臣指定の不動産流通システム：レインズマーケットインフォメーション
• 国土交通省が運営するWEBサイト：土地総合情報システム

赤坂タワーレジデンスが建つ”赤坂エリア”は、タワーマンションが多いエリアなので、必ず近隣マンションの価格を把握するようにしてください。

また、赤坂タワーレジデンス内でも、「類似の部屋が過去に安く取引されていた」なんてケースもあり得るので、損しないために必ず自分でも見ておきましょう。

4-4. 一生住む予定でも資産価値は重要

一生住むと決めて購入した物件でも、ライフスタイルや仕事の影響で将来売却することになる可能性はゼロではないため、資産価値は非常に重要です。

下記の観点で少しでも価格が落ちにくいマンションを選んでおけば、最悪売ればいいので、リスクは少ないです。

• 立地：何年先でも人気のエリア、利便性のいい物件を選ぶ
• ブランド：大手が力を入れていて、知名度・ステータスの高いブランドを選ぶ

特に重要なのが立地で、不動産において最も重要な要素と言っても過言ではありません。

正直、立地さえ良ければ入居者も後を絶たないので、最悪賃貸で貸し出せば大損はしません。

反対に、今後の人口減少とともに住みたい人がいなくなるエリアでは、十分な修繕もできず、スラム化がより深刻化していく可能性があります。

繰り返しになりますが、赤坂タワーレジデンスは3駅3路線が使えることに加え、竹中工務店が施工した文句のつけようがない高級タワーマンションなので、資産価値は下がりにくいといえるでしょう。

4-5. 将来を考えて階層を検討すること

タワーマンション=高階層と考える人もいますが、それぞれにデメリットがありますので、階層ごとのデメリットを確認しましょう。

今は、高層階の景色が魅力的でも、数十年後もそうなのか将来を見据えて考えてみましょう。

また、最近人気なのは、10~19階のいわゆる中階層で、上記のデメリットをあまり感じずに暮らせるはずです。

赤坂タワーレジデンス周辺には高い建物がそれほど多くはないので、10~19階でも眺めがいい部屋はたくさんあります。

そのため、低層階・中層階・高層階、すべての部屋を見るようにして比較検討してみましょう。

4-6. マンションごとにルールが異なる

どのマンションでも必ずルールが決められているため、すべて確認してから購入するようにしましょう。

特に下記3つの内容は知っていないと後々トラブルにつながるので注意しましょう。

赤坂タワーレジデンスの場合、ペットを飼うことができますが、楽器の演奏は不可となっています。

洗濯物に関しては、一般的なタワーマンション同様に、外干しは禁止となっています。

住民からの口コミも参考にする

実際に赤坂タワーレジデンスに住んでる人たちの口コミも、検討するときの参考になります。

「マンションコミュニティ」というサイトに、住民が自由に書き込める掲示板があるので、確認しておきましょう。

4-7. 実際に内見で住みやすさを確認すること

実際に住んで満足できるかも、じっくり見ておく必要があります。

下記は住んでから「こんなはずじゃなかった」と感じる人が多い観点ですので、内見時に確認しましょう。

必ず複数の物件を見ること

タワーマンションに住んだことがない方は、複数の物件を内見した上で決定するといいでしょう。

同じエリア、同じ条件の物件を多くチェックできれば物件ごとのデメリットや相場がわかってくるはずです。

必ず3棟以上の物件をここまでの観点含め、確かめるようにしましょう。

共有施設を精査すること

あなたの欲しい共用施設が付いているかは、必ず確認、精査すべきです。

ただ、「共用施設が豊富」は一見メリットですが、デメリットでもあります。

共用施設がタワーマンションの魅力の1つではありますが、管理費や修繕積立金が高くなる傾向にあるので、使わない共用施設は費用の「払い損」につながります。

自分に必要ない共用施設はどれくらいあるか、費用を考慮したときにコスパはどうかも判断材料にしましょう。

きちんと使えるかも要確認！

例えば、1000戸の入居者がいるマンションに、1つしかゲストルームがなかった場合、単純計算で3年に1回しか順番が回ってきません。

入居者に対して十分な設備があるかも確認しておきましょう。

赤坂タワーレジデンスには、無駄と思われがちなプールや大浴場はついてないので、費用の「払い損」と感じることはないでしょう。

ゲストルームは2つ用意されていますが、満室の場合でも周辺にはビジネスホテルから高級ホテルまで揃っているので、不便ないでしょう。

4-8. どの不動産会社に依頼するかがとにかく重要

中古マンションを購入するときは、どの不動作会社に案内から購入までの手続きを任せるかが、とにかく重要です。

新築マンションであれば売主が直接購入者を募集するので信用性はありますが、中古の場合、全く関係ない仲介会社でも購入を斡旋することは可能です。

このとき、自社の利益しか考えていない仲介会社だと、無理やり購入を迫られたり、必要以上にしつこい営業をされることがあるので注意が必要です。

ただ、初めて中古物件の購入を検討している人が仲介会社を見極めるのは困難なので、下記の観点から東証一部上場企業のLIFULLが運営する「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのがおすすめです。

• どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる
• 営業をしないと公言している
• 希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

※「HOME’S 住まいの窓口」は、あなたの要望を聞いた上で、最適な不動産会社を紹介してくれるサービスです。

どのマンションも中立の立場でアドバイスしてくれる

特定のタワーマンションのみを紹介してきたり、オーナーと癒着している不動産会社に相談すると、デメリットを隠されたり、他社のマンション情報を教えてくれません。

この場合、本当にあなたが理想としている物件を購入することができず、一生に一度の物件購入が失敗に終わってしまうでしょう。

「HOME’S 住まいの窓口」は特定の物件や不動産会社を勧めないと公言しており、中立に「本当にその物件でいいのか」「どの不動産会社に依頼するのがベストか」アドバイスをくれます。

営業をしないと公言している

不動産販売業者の中には、お願いした物件以外にも複数の物件を営業してくる会社もあります。

「HOME’S住まいの窓口」は「あなたが希望しない限りは営業しない」と宣言しています。

また、紹介された不動産業者からの営業がわずらわしい時は、「HOME’S 住まいの窓口」に相談すれば代わりに断ってもらえます。

希望しているマンションに強い業者を紹介してくれる

中古マンションを買う場合、そのマンションの取引実績が多い不動産会社を選んだ方が失敗しにくいです。理由は、メリットはもちろん、デメリットもきちんと把握していて目玉物件を扱っていることも多いからです。

極端な話、ファミリー用の大型マンションを希望しているのに、投資用ワンルームマンションがメインの不動産会社に相談しても、大型マンションの優良な情報は得られません。

「HOME’S 住まいの窓口」であれば、業界の裏事情にも精通していて、希望しているマンションに特に詳しい不動産会社や担当者を紹介してくれるので効率的です。

以上のことを踏まえると、「HOME’S 住まいの窓口」に相談するのが最も騙されにくく、失敗しにくいです。

また、相談する前に、気になる物件をいくつか絞った方がより的確なアドバイスをもらえるので、赤坂タワーレジデンス以外のマンションも見ておきましょう。

• HOME’S住まいの窓口公式ページ：https://www.homes.co.jp/counter/

5. 赤坂タワーレジデンスと合わせて検討したいマンション3選

他にも、赤坂タワーレジデンス周辺で、合わせて検討する人の多いタワーマンションを紹介します。

5-1. 虎ノ門タワーズレジデンス

引用：SUUMO

「虎ノ門タワーズレジデンス」は、鹿島建設株式会社が手がけた地上41階地下2階、267戸の高級タワーマンションです。

ラウンジやゲストルームなど共用施設が充実している他、コンシェルジュはホテルオークラと提携しており、最高級のサービスを受けることができます。

価格は赤坂タワーレジデンスと大差ないため、合わせて検討してみましょう。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 神谷町駅（日比谷線）・・・徒歩5分
• 六本木一丁目駅（南北線）・・・徒歩8分
• 虎ノ門駅（銀座線）・・・徒歩10分

5-2. アトラスタワー六本木

引用：SUUMO

「アトラスタワー六本木」は、旭化成ホームズが手がける地上29階地下2階、90戸の高級タワーマンションとして2010年2月に作られました。

赤坂タワーレジデンスより築浅の物件ではありますが、相場価格で比べるとアトラスタワー六本木の方が若干安いです。

そのため、赤坂・六本木エリアでコストを抑えて住めるタワーマンションが気になる方は、合わせて検討してみましょう。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 六本木駅（大江戸線・日比谷線）・・・徒歩4分
• 乃木坂駅（千代田線）・・・徒歩5分

5-3. パークコート赤坂檜町ザ タワー

引用：東急リバブル

「パークコート赤坂檜町ザ タワー」は、三井不動産レジデンシャルが手掛けた、地上44階地下1階、319戸の世帯数を誇る高級タワーマンションです。

土地柄、ブランド、クオリティ、どの面においてもハイグレードな物件なので、他のマンションと比べても相場価格は高額となります。

また、赤坂小学校まで徒歩4分となっており、赤坂周辺で小学校が近くて子育てのしやすいタワーマンションをお探しの方にもおすすめです。

過去に売り出されていた部屋の例

アクセス

• 乃木坂駅（千代田線）・・・徒歩3分
• 六本木駅（大江戸線・日比谷線）・・・徒歩7分

6. まとめ

赤坂タワーレジデンスについて、購入する前に知っておいてほしいことをまとめましたが、いかがでしたか？

赤坂タワーレジデンスは、駅近で利便性に優れており、共用施設やコンシェルジュのサービスも大変充実している非常に住みやすいタワーマンションです。

気になるのであれば、他の人が購入する前に内見に行くことをおすすめします。

また、近隣にある複数のタワーマンションと合わせて内覧に行き、比較・検討してみましょう。

ただし、赤坂タワーレジデンスは治安のあまり良くない地域に建っているため、女性の方や小さなお子さんのいる家族の方は注意して検討しましょう。

なお、内覧の際にはマンション周辺の雰囲気もしっかりと確認しておきましょう。

このページがあなたの住居選びのお役に立てることを心から祈っています。

当サイトでは情報の掲載に細心の注意を払っておりますが、情報を利用する中で生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。「契約書」「重要事項説明書」などをしっかり確認した上で、契約するようにしましょう。

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