「MORI LIVINGってどんなマンション？」「賃貸としてはいい物件なの？」と、MORI LIVING（以下、森リビング）について気になっていませんか？

森リビングは、最上級のサービス・クオリティ・ステータスを求める方におすすめの賃貸マンションの一つですが、契約前に知るべき注意点やデメリットもあります。

このページでは、賃貸業界で長年働いてきた筆者が、森リビングシリーズについて知っておくべき以下のポイントを解説します。

1. 13ブランドの比較でわかるMORI LIVINGの特徴まとめ
2. MORI LIVINGの代表的な3つの物件
3. MORI LIVINGとあわせて検討されるブランドマンション
4. MORI LIVINGのマンション一覧

すべて読めば、森リビングがどんなマンションなのか、欠点はないのか、どんな人に向いているのかなど、森リビングについてすべてのことがわかります。

トップ画引用：MORI LIVING

1.13ブランドの比較でわかるMORI LIVINGの特徴まとめ

森リビングは「ヒルズシリーズ」を中心に、森ビル株式会社が手がける高級賃貸マンションで、六本木や麻布など、東京に23棟が存在しています。

東京の街を満喫できる便利なロケーションとデザイン性、上質なホスピタリティを兼ね揃えた、下記のような有名高級賃貸マンションが揃っています。

• 六本木ヒルズレジデンス
• 虎ノ門ヒルズレジデンス
• 愛宕グリーンヒルズフォレストタワー

また、下記の13ブランドの仲介契約を行ってきましたが、高級賃貸マンションのコンセプトは下記のようにマッピングできます。

以上のように、シリーズマンションの中でもトップレベルのクオリティと賃料を誇り、まさに「高級マンションの中でも超高級」と言えるブランドです。

それでは、他のブランドと比較した森リビングの特徴を紹介していきます。

1-1.東京の中心地に建つ最高のロケーション

森リビングシリーズは、東京の中心地にだけ建てられていて、ビジネス・プライベート共に最高のロケーションが人気となっています。

また、主要駅や繁華街に近いだけのロケーションではなく、駅から離れた「由緒正しい高級住宅街」にもいくつか存在します。

マンション外観

森リビングシリーズの外観は、他のマンションでは真似できない、圧倒されるほどの重厚なデザインが特徴的です。

また、虎ノ門ヒルズのような超高層ビルがメインですが、閑静な高級住宅街には低層マンションも存在します。

虎ノ門ヒルズレジデンス

エントランスラウンジ

エントランスラウンジは、高級感あふれるデザインでホテルのような上品な空間になっています。

虎ノ門ヒルズレジデンス

上記引用：MORI LIVING

1-2.高級マンションにふさわしい住空間

森リビングシリーズは、部屋の広さだけでなくデザイン性もオシャレで人気があります。

また、超高層タワーにふさわしい眺望も、他の物件では味わえないポイントのひとつです。

モデルルーム

洗練された暮らしを演出する上質な居住空間となり、主にホワイト・ベージュ・ブラウンを基調としたデザインになっています。

虎ノ門ヒルズレジデンス

アークヒルズフロントタワーRoP

室内の設備に関しては、基本的に必要なものはすべて備え付けられています。

また、一般的な賃貸マンションでは用意されていないこともある、以下の設備を完備している部屋も多いです。

• ウォークインクローゼット
• シューズインクローゼット
• 床暖房
• 全居室エアコン
• インターネット無料

キッチン・水回り

デザイン性と機能性にこだわった設備仕様で、快適な暮らしをサポートしてくれます。

上記引用：MORI LIVING

水回りの設備に関しても、基本的に必要なものはすべて備え付けられています。

また、一般的な賃貸マンションでは用意されていないこともある、以下の設備を完備している部屋も多いです。

• 追焚機能付オートバス
• ウォシュレット
• ミストサウナ付き浴室暖房乾燥機
• 2~3口ガス又はIHコンロ
• 食器洗浄乾燥機
• 生ゴミディスポーザー
• 浄水器

1-3.ホテルライクなサービスと安心のセキュリティ

森リビングシリーズは、すべてのマンションにコンシェルジュが備え付けられています。

基本的に、コンシェルジュが請け負ってくれる主なサービスは以下のとおりです。

セキュリティに関しては、エントランスから玄関ドアまでに、最低2つ以上のオートロックシステムを通過しないと玄関までたどり着けません。

物件によっては以下の図のように、フロントカウンターでの入館者チェックを行っているぐらい、セキュリティ面は万全です。

引用：MORI LIVING

ドアマン＆ポーターサービスも充実

マンションエントランスでは、ドアマンが住んでいる方の見送りや出迎え、荷物を運ぶ手伝いもしてくれます。

主にタワーマンションに備え付けられていますが、低層マンションでもサービスを受けられるところもあるので、以下の表で確認しましょう。

このサービスも、他の賃貸物件は味わえないホテルライクなサービスと言えるでしょう。

1-4.会員制スパ「HILLS SPA」を利用できる

森リビングにお住まいの方は、以下5つの会員制ヒルズスパを利用することが出来ます。

• アークヒルズスパ
• 愛宕グリーンヒルズスパ
• 元麻布ヒルズスパ
• 六本木ヒルズスパ
• ヒルズスパ仙石山

ヒルズスパには「サウナ・プール・ジャグジー・エステティック・ジム・マッサージ」など、幅広いジャンルが揃っています。

アークヒルズスパ

シミュレーションシステムを備えたゴルフレンジや、落ち着いた空間でフィットネスとリラクゼーションをすることにより、心と体の健やかさを取り戻すことができると、女性からも人気です。

愛宕グリーンヒルズスパ

「愛宕グリーンヒルズフォレストタワー」の最上階にあるスパは、東京湾と都心のビル群を眼下に見晴らすことのできる眺望が人気です。

元麻布ヒルズスパ

女性に人気のエステやジャグジーが充実しています。

他にも、ゴルフレンジが完備しているので、男性からも非常に人気があります。

六本木ヒルズスパ

「六本木ヒルズレジデンス」のC棟内にあり「フィットネス・スイミング・トリートメント」など、さまざまな施設やプログラムによる自然なリラクゼーションが人気です。

ヒルズスパ仙石山

目の前に東京タワーを臨む広々としたプールをはじめ、フィットネスジムやエステティックサロンも完備しています。

上記引用：MORI LIVING

1-5.賃料はシリーズマンションの中でも高額

森リビングシリーズは、トップレベルのサービス・クオリティを誇る高級マンションなので、賃料も高額な設定となっています。

例えば、六本木駅まで徒歩圏内のタワーマンション「1LDK」で比較すると以下のようになります。

上記のように賃料は高額ですが、トップレベルのクオリティとサービスなので、極上のステータスを感じられるでしょう。

ただ、契約時に支払う敷金は4ヶ月分で、前賃料も2ヶ月分が必要なので、毎月の賃料だけでなく契約するときに必要な初期費用も高額です。

なので、契約するには最低でも賃料7ヶ月分は必要になると考えておきましょう。

1-6.SOHOは4物件で利用できる

森リビングシリーズで、SOHO（自宅兼事務所）としての利用が可能な物件は以下の4物件です。

• アークヒルズフロントタワーRoP
• オランダヒルズ森タワーRoP
• アークヒルズエグゼクティブタワー
• 六本木イグノポール

上記以外の物件でSOHO利用すると、最悪の場合、強制退去になる可能性があるので注意しましょう。

また、各物件の過去に募集していた部屋は以下のとおりです。

SOHOも同様に、森リビングシリーズなので賃料は高額になりますが、サービス・クオリティともに変わることなく、上記で紹介した「HILLS SPA」も利用することができます。

対して、よりコスパのいいSOHOを求める方は、森リビングシリーズより賃料相場が安くなる「ザ・パークハビオ」をオススメします。

「ザ・パークハビオ」は全室SOHO利用ができ、マンションの高級感も高く人気があるので、併せて検討してみましょう。

ここまでのまとめ

ここまでをまとめると、森リビングは、東京でもトップレベルのクオリティとステータスを感じられる超高級賃貸マンションです。

気になるのであれば、他の人が契約する前に内覧に行くことをおすすめします。

ただし、賃料の相場は非常に高額なので、コンシェルジュサービスや共有施設を利用しない方は、他のシリーズマンションと併せて検討しましょう。

また、内覧に行く前にもう少し知りたい..という方のために、次の章で森リビングシリーズについてより具体的に解説をします。

2.MORI LIVINGの代表的な3つの物件

東京に23棟ある森リビングシリーズですが、その中でも人気の代表的なマンションを3つ紹介します。

• 六本木ヒルズレジデンス
• 赤坂タワーレジデンス Top of the Hill
• オランダヒルズ森タワーRoP

2-1. 六本木ヒルズレジデンス

「六本木ヒルズレジデンス」は2003年に誕生した、地下2階 地上43階建ての高級賃貸マンションです。

誰もが知る「六本木ヒルズ」に隣接するタワーマンションで、各界の著名人も多く住んでいることで有名な、六本木を代表する物件です。

また、A/B/C/Dの低層からタワーマンションの4つの棟に分けられており、デザインスタジオが室内を手がけるC棟がおしゃれで一番人気があります。

B/C棟の共有エントランス

冬にはイルミネーションが人気の「六本木けやき坂通り」に隣接するメインエントランスです。

ガラス張りになっていてシンプルかつ落ち着きのある上品なデザインに仕上がっています。

エントランスホール

シンプルながらも開放的で上品な雰囲気に作られています。

また、ラウンジスペースとしても利用できるので、友人や来客との打ち合わせ、くつろぎながらの読書など様々なシーンで活用できます。

部屋の内装

以下はC棟のモデルルームですが、六本木ヒルズレジデンスの中で最も大きい間取りで、賃料は200万円を超えるリッチなお部屋です。

室内が2階層に分かれているメゾネットタイプで天井が高く開放感がありますが、タワーマンションでこれほどレベルの高いデザインは非常に珍しいです。

スカイラウンジ「B棟」

圧倒的な東京の夜景を望む居住者専用の「スカイラウンジ」がB棟の最上階に備え付けられています。

4～5人のプライベートな集まりにも、30～50人のパーティーにも対応可能です。(有料／要予約)

健康相談室

上記引用：MORI LIVING

六本木ヒルズレジデンスでは、「東京慈恵会医科大学附属病院」と連携し、医師と24時間待機する看護師に健康相談することができます。

また、体調不良や怪我、緊急時にいたるまで、暮らしの安心をサポートしてくれる点も人気です。

過去に募集のあった部屋「C棟」

「六本木ヒルズレジデンス」は、おそらく日本で一番知名度が高いタワーマンションなので、最上級のステータスを得られる高級物件です。

間取りは1K~4LDKまで用意されているので、一人暮らしからファミリーまでさまざまな層にオススメのマンションです。

注意点としては、六本木ヒルズで野外イベントが開催されるとき、人混みや騒音が気になると言っている入居者も存在するところです。

2-2.赤坂タワーレジデンス Top of the Hill

「赤坂タワーレジデンス」は、2008年に建てられた、地下3階 地上45階の高級賃貸タワーマンションです。

3駅、計3路線が使え交通の便がよく、赤坂駅や溜池山王駅まで徒歩5分となっており、駅近なタワーマンションをお探しの方には理想の物件と言えます。

エントランス

開放的な敷地内には緑があふれ、都心の真ん中とは思えないほど落ち着いた雰囲気になっています。

モデルルーム

室内はシンプルながらも上品なデザインで、主にベージュ・ブラウン・ホワイトを基調とした雰囲気に仕上がっています。

トップラウンジ・スカイテラス

赤坂タワーレジデンスの最上階にはトップラウンジとスカイテラスがあり、低層階の方でもここに来れば都心の景色を一望できます。

また、ラウンジは友人や来客との打ち合わせ、くつろぎながらの読書など様々なシーンで活用できます。

共有施設

2階には茶室を伴ったゲストルームが用意されています。

その他に、エステティックサロンとの提携により、ボディ＆フェイシャルマッサージなど、さまざまなサービスを受けることができる、リラクゼーションルームがあります。

入居者の特典：ヒルズスパやスポーツクラブNAS 赤坂が使える！

上記引用：MORI LIVING

マンション名に「ヒルズ」の名は付いていませんが、森リビングの入居者特典として「HILLS SPA」も利用できます。

赤坂タワーレジデンス内にはないので、ヒルズスパの入った建物に出向く形になりますが、このような施設が利用できるのは嬉しいポイントです。

スポーツクラブNAS 赤坂｜エクササイズマシンの充実したプライベートジム

引用：スポーツクラブNAS 赤坂

赤坂タワーレジデンスにお住いの方は、ヒルズスパの他にプルデンシャルタワー（赤坂見附駅すぐ）の2FにあるスポーツクラブNAS 赤坂も利用可能です。

20種類以上のエクササイズマシンがあり、一人ひとりの目的に適したトレーニングが可能です。

過去に募集のあった部屋

「赤坂タワーレジデンス」は、1LDK〜3LDKのタイプが用意されているので、一人暮らし・ファミリーどちらでも快適に過ごすことができます。

注意点としては、小学校まで約1kmあり、大人の足でも徒歩10分ほどかかることをデメリットと言っている入居者も存在するところです。

2-3.オランダヒルズ森タワーRoP

「オランダヒルズ森タワーRoP」は2004年に誕生した、地下2階 地上24階建の高級賃貸タワーマンションです。

タワーマンションでは非常に珍しい、SOHO（自宅兼事務所）として利用できることで人気があります。

「都心の24時間を自由自在な時間帯活動し、住空間をフレキシブルに使いこなす。」をコンセプトに、これまでにない都心居住のあり方を提案しています。

モデルルーム

最大60畳のリビングルームの住戸を用意するなど、今までの賃貸マンションではかなえられなかった自由なライフスタイルを実現できる空間です。

共用施設

「オランダヒルズ森タワーRoP」は共用施設としてラウンジやミーティングルーム、ルーフトップガーデンが利用可能となっています。

また、マンション内にはありませんが、森リビングの入居特典として「ヒルズスパ」も利用可能となっています。

ラウンジ・ミーティングルーム

友人や来客との打ち合わせ、くつろぎながらの読書など様々なシーンで活用できます。

また、ミーティングルームとしても利用でき、会合やプレゼンテーションを開くことも可能です。

ルーフトップガーデン

上記引用：MORI LIVING

地上100mの緑豊かなルーフトップガーデンから眺める東京タワーの眺望が人気があります。

また、バーベキューもできるので、家族や友人などをもてなす際には便利です。

過去に募集のあった部屋

「オランダヒルズ森タワーRoP」は、ほぼすべてが100万円以上の賃料で、69戸もあるにも関わらず空室が中々でないほど人気があります。

なので、気になる方は森リビング公式HPの「メールマガジン」に登録して、月に1回配信される空室状況を待ちましょう。

森リビングメールマガジン：https://f.msgs.jp/webapp/form/15330_qrw_20/index.do

注意点としては、SOHOとして利用している方も多く、住人以外の人が共有施設などを利用することが他のマンションに比べて多くなる点です。

3.MORI LIVINGとあわせて検討されるブランドマンション

他のブランドマンションも気になる方のために、森リビングとよく比較検討されるマンションを紹介します。

• 「ラ・トゥールシリーズ」
• 「パークアクシスシリーズ」

3-1.「ラ・トゥールシリーズ」森リビングと同基準のマンション

引用：住友不動産

「ラ・トゥールシリーズ」は、「都市型レジデンスの最高峰」として、住友不動産が手がける超高級賃貸マンションです。

特徴としては、ホテルライクな最上級のサービス、圧倒的な存在感とデザイン性を誇り、経営者や各界著名人など、世界のVIPから選ばれています。

つまり、森リビングとラトゥールは「サービス・クオリティ」ともにトップレベルの高級賃貸シリーズなので、併せて比較検討してみましょう。

「ラ・トゥールシリーズ」は「SUUMO」「HOME’S」に掲載がありますので、これらの大手賃貸情報サイトを使って検索し、最新情報をチェックしましょう。

• SUUMO公式ページ：https://suumo.jp
• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

過去に募集のあった部屋

3-2.「Park Axis Premierシリーズ」森リビングよりコスパのいいマンション

引用：三井の賃貸

「パークアクシスシリーズ」は「品のある落ち着いた大人の暮らし」をコンセプトに、三井不動産レジデンシャルが手がけるシリーズマンションです。

その中でも「Park Axis Premierシリーズ」は、ブランド内で最高水準のクオリティとなっています。

賃料は森リビングに及びませんが、クオリティ・サービスともに高いレベルの賃貸マンションなので、併せて検討してみましょう。

「Park Axis Premierシリーズ」は「SUUMO」「HOME’S」に掲載があります。これらの大手賃貸情報サイトを使って検索し、最新情報をチェックしましょう。

• SUUMO公式ページ：https://suumo.jp
• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

過去に募集のあった部屋

4.MORI LIVINGのマンション一覧

この章では、東京に23棟ある森リビングシリーズを下記のようにエリア別に紹介します。

また、物件ごとの詳細が気になる人は「森リビング公式ページ」で確認してみましょう。

• 千代田のマンション
• 渋谷区のマンション
• 港区のマンション

最新の空室情報が気になる方は、SUUMOやHOME’Sなどの大手賃貸情報サイトを確認すれば、効率よく空室を探せます。

• SUUMO公式ページ：https://suumo.jp
• HOME’S公式ページ：https://www.homes.co.jp

4-1.千代田区のマンション

4-2.渋谷区のマンション

4-3.港区のマンション

5.まとめ

森リビングシリーズについて、知っておいてほしいことをまとめましたが、いかがでしたか？

森リビングは、東京でもトップレベルのクオリティとステータスを感じられる超高級賃貸マンションです。

気になるのであれば、他の人が契約する前に内覧に行くことをおすすめします。

ただし、賃料の相場は非常に高額なので、コンシェルジュサービスや共有施設を利用しない方は、他のシリーズマンションと併せて検討しましょう。

このページがあなたの住居選びのお役に立てることを心から祈っています。

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